JPH0564498A - オルタネータの発電制御装置 - Google Patents

オルタネータの発電制御装置

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JPH0564498A
JPH0564498A JP3246589A JP24658991A JPH0564498A JP H0564498 A JPH0564498 A JP H0564498A JP 3246589 A JP3246589 A JP 3246589A JP 24658991 A JP24658991 A JP 24658991A JP H0564498 A JPH0564498 A JP H0564498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alternator
control
power generation
control signal
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP3246589A
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English (en)
Inventor
Kotaro Nomura
浩太郎 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP3246589A priority Critical patent/JPH0564498A/ja
Publication of JPH0564498A publication Critical patent/JPH0564498A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加速の状態に応じてオルタネータを最適に制
御する。 【構成】 制御ユニット10はスロットル開度と吸入空
気量の変化を算出する手段13,14と、スロットル開
度と吸入空気量の変化から加速の状態を判断してその加
速状態毎に制御モードを設定する制御モード設定手段1
5と、各制御モードに応じたデューティ制御信号を出力
する制御信号決定手段16とを備え、加速時にはその状
態に応じて制御モードを設定し、これに応じたデューテ
ィ制御信号を出力してオルタネータの発電を強制的に抑
制制御することで、発電を最小限に抑えて充電を確保
し、且つオルタネータの負荷低減により加速性等を向上
することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エンジンにおい
てエンジン動力により発電してバッテリに充電し、且つ
各種電気負荷に電力を供給するオルタネータ(交流発電
機)の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用エンジンはエンジン動力
により発電するオルタネータを備えており、このオルタ
ネータはレギュレータ、イグニッションスイッチを介し
バッテリに回路接続され、イグニッションスイッチがO
Nしてエンジンが正常に運転すると、電力消費によるバ
ッテリの放電に応じてオルタネータが発電作動するよう
になっている。このため、夜間、ヒータ使用時、エアコ
ン使用時等の電力消費の多い場合には、オルタネータの
発電作動に伴う負荷がエンジンにかかって出力低下する
ことになり、このような状況において加速する場合は応
答性を悪化することがある。このことから、加速等の走
行条件ではオルタネータの発電を制御して動力性能を確
保することが望まれる。
【0003】従来、上記オルタネータの制御に関して
は、例えば特開昭61−129433号公報の先行技術
がある。ここで、スロットルの急開或は全開時に、また
は低回転時に制御信号を出力してスイッチ手段をオフ
し、発電機の発電を停止することが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術のものにあっては、オルタネータの発電をスロットル
の急開時等において停止する手段にすぎない。ここで、
オルタネータの制御はバッテリの充電特性に直接影響す
るものであり、このため的確に制御しないと、過度に発
電を中断したり、加速性向上等の効果をタイミング良く
発揮できない等の問題を生じる。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、加速の状態に応じてオルタネータを最適に制御する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、制御ユニットからのデューティ制御信号
によりオルタネータを発電させる制御系において、制御
ユニットはスロットル開度と吸入空気量の変化を算出す
る手段と、スロットル開度と吸入空気量の変化から加速
の状態を判断してその加速状態毎に制御モードを設定す
る制御モード設定手段と、各制御モードに応じたデュー
ティ制御信号を出力する制御信号決定手段とを備えるも
のである。
【0007】
【作用】上記構成に基づき、エンジン運転時にオルタネ
ータが必要に応じて発電作動しており、このとき制御ユ
ニットにおいて加速時にはその状態に応じて制御モード
が設定され、これに応じた制御信号が出力してオルタネ
ータの発電が強制的に抑制制御されることで、発電を最
小限に抑えて充電を確保し、且つオルタネータの負荷低
減により加速性等を向上することが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、本発明の制御系について説明する
と、符号1はオルタネータであり、このオルタネータ1
のフィールドコイルがレギュレータ2に接続され、オル
タネータ1のステータコイルがバッテリ3に接続され、
レギュレータ2がイグニッションスイッチ4を介してバ
ッテリ3に接続される。オルタネータ1は、ベルトを介
しエンジンのクランク軸に連結して駆動され、回転数に
応じた出力を発生する。レギュレータ2は、オルタネー
タ1の出力電圧に対してフィールドコイルの界磁電流を
変化して規定電圧に調整し、このときバッテリ3の電圧
が低下している場合は充電して実質的に発電作動する。
スイッチ手段5は、制御ユニット10からのデューティ
制御信号により通常は所定の発電が保持され、後述する
ように加速の場合に一時的に発電を抑制するようにデュ
ーティ制御され、オルタネータ1の発電作動を強制的に
低減させる。
【0009】制御ユニット10の制御系について説明す
ると、スロットル開度センサ6の信号が入力するスロッ
トル開度検出部11を有してスロットル開度αを検出
し、エアフローメータ7の信号が入力する吸入空気量検
出部12を有して吸入空気量Qを検出する。これらのス
ロットル開度αと吸入空気量Qとはそれぞれ変化量算出
部13,14に入力して、スロットル開度変化量Δα、
吸入空気量変化量ΔQを算出する。これらの変化量Δ
α,ΔQは制御モード設定部15に入力し、変化量Δ
α,ΔQの大小関係から加速状態を判断し、且つ加速状
態に応じてオルタネータ1の抑制時間等を異にした制御
モードを定め、制御信号決定部16から制御モードに応
じた制御信号をスイッチ手段5に出力するようになって
いる。
【0010】次いで、この実施例の作用を、図2のデュ
ーティ比とフィールドコイルへの供給平均電流の関係,
図3ないし図6のフローチャートと図7のタイムチャー
トを用いて説明する。
【0011】先ず、エンジン運転時に図3のメインルー
チンが実行され、ステップS1でスロットル開度αと吸
入空気量Qが読み込まれ、ステップS2でスロットル開
度変化量Δαと吸入空気量変化量ΔQが算出される。そ
して、ステップS3でこれらの変化量Δα,ΔQが最も
大きい設定値Δα1,ΔQ1と比較され、ステップS4
で中間の設定値Δα2,ΔQ2と比較され、ステップS
5で小さい設定値Δα3,ΔQ3と比較される。そこ
で、図7の実線のように変化量の小さい小加速の場合
は、ステップS5からステップS6の短時間抑制モード
に移行する。
【0012】そこで、図4のサブルーチンが実行され、
ステップS11でデューティ比初期値D1(図2参照)
の制御信号が出力され、ステップS12で直ちに所定の
減少量ΔDにより一定の割合で減少され、ステップS1
3でデューティ比が0%(図2参照)になると終了して
元に復帰する。従ってこの小加速の条件では、図7の実
線のようなデューティ可変制御信号になり、オルタネー
タ1の発電作動が短時間抑制してエンジン負荷が軽減さ
れ、この短時間のエンジン負荷軽減時に小加速の性能が
的確に発揮される。その後、オルタネータ1の発電量が
ショックを生じないように徐々に増大される。
【0013】また、図7の破線のように変化量が上述よ
り大きい中加速の場合は、ステップS4からステップS
7の中時間抑制モードに移行する。そこで、図5のサブ
ルーチンが実行され、この場合はステップS21で制御
時間tが初期化され、ステップS22でデューティ比初
期値D1の制御信号が出力され、ステップS23でその
制御時間tがカウントされる。そして、ステップS24
で制御時間tが保持時間ts1と比較され、保持時間t
s1を経過するとステップS25に進む。そして、所定
の減少量ΔDにより一定の割合でデューティ比が減少さ
れ、ステップS26でデューティ比が0%になると終了
して元に復帰する。従って、この中加速の条件では、図
7の破線のようなデューティ制御信号により、オルタネ
ータ1の発電が保持時間ts2の間発電を抑制し、この
ときエンジンにはオルタネータ1の負荷が低減してかか
り、出力低下が抑えられる。こうして、上述より長くエ
ンジン負荷が軽減されてこの間に中加速の性能が発揮さ
れ、その後ショックを生じないように滑らかに発電状態
に戻る。
【0014】更に、図7の一点鎖線のように変化量が最
も大きい大加速の場合は、ステップS3からステップS
8の長時間抑制モードに移行する。そこで、図6のサブ
ルーチンが実行され、ステップS31で制御時間tが初
期化され、ステップS32でデューティ比初期値D1の
制御信号が出力され、ステップS33でその制御時間t
がカウントされる。そして、ステップS34で制御時間
tが保持時間ts2と比較され、保持時間ts2を経過
すると終了して元に復帰する。従ってこの大加速の条件
では、図7の一点鎖線のようなパルス状のデューティ制
御信号になり、オルタネータ1の発電抑制の時間が最も
長くなる。そこで、他の2モードに比べエンジン負荷の
長い軽減時間の間に、大加速の性能が応答良く発揮され
ることになる。
【0015】以上、本発明の実施例について説明した
が、これのみに限定されない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加速走行時にオルタネータの発電を制御する制御系にお
いて、各加速状態毎に制御モードが設定され、その制御
モードに応じたデューティ制御信号で発電を抑制制御す
るように構成されるので、各加速域で過度に発電を中断
することなく、最適に加速性を向上することができる。
加速時の出力低下が抑えられるので、スロットル開度が
少なくて済み、燃費も向上できる。加速の小さい条件で
は徐々に発電状態に復帰するように制御されるので、シ
ョック等を防止でき、加速が短時間に繰返される場合の
応答性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオルタネータの発電制御装置の実
施例を示す構成図である。
【図2】デューティ比とフィールドコイルへの供給平均
電流の関係を示す図である。
【図3】発電制御のフローチャートを示す図である。
【図4】短時間抑制モードのフローチャートである。
【図5】中時間抑制モードのフローチャートである。
【図6】長時間抑制モードのフローチャートである。
【図7】発電制御のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 オルタネータ 2 レギュレータ 3 バッテリ 5 スイッチ手段 10 制御ユニット 13,14 変化量算出部 15 制御モード設定部 16 制御信号決定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ユニットからのデューティ制御信号
    によりオルタネータを発電させる制御系において、制御
    ユニットはスロットル開度と吸入空気量の変化を算出す
    る手段と、スロットル開度と吸入空気量の変化から加速
    の状態を判断してその加速状態毎に制御モードを設定す
    る制御モード設定手段と、各制御モードに応じたデュー
    ティ制御信号を出力する制御信号決定手段とを備えるこ
    とを特徴とするオルタネータの制御装置。
  2. 【請求項2】 上記制御モード設定手段は、小,中,大
    の加速状態に応じてそれぞれ短時間抑制モード,中時間
    抑制モード及び長時間抑制モードを設定することを特徴
    とする請求項1記載のオルタネータの発電制御装置。
  3. 【請求項3】 上記制御信号決定手段は、短時間抑制モ
    ードの際に初期値から一定の割合で減少するデューティ
    制御信号を、中時間抑制モードの際に初期値を一定時間
    保持しその後一定の割合で減少するデューティ制御信号
    を、長時間抑制モードの際に初期値を一定時間保持しそ
    の後復帰するデューティ制御信号を出力することを特徴
    とする請求項1記載のオルタネータの発電制御装置。
JP3246589A 1991-08-30 1991-08-30 オルタネータの発電制御装置 Pending JPH0564498A (ja)

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JP3246589A JPH0564498A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 オルタネータの発電制御装置

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JPH0564498A true JPH0564498A (ja) 1993-03-12

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JP3246589A Pending JPH0564498A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 オルタネータの発電制御装置

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JP (1) JPH0564498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7137706B2 (en) 2001-09-03 2006-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Fan apparatus, method of manufacturing fan apparatus, projection type display device and electronic device
JP2007162512A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Mazda Motor Corp 自動車用火花点火式エンジン制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7137706B2 (en) 2001-09-03 2006-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Fan apparatus, method of manufacturing fan apparatus, projection type display device and electronic device
JP2007162512A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Mazda Motor Corp 自動車用火花点火式エンジン制御装置
JP4720471B2 (ja) * 2005-12-09 2011-07-13 マツダ株式会社 自動車用火花点火式エンジン制御装置

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