JPS621710A - シアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共重合樹脂の製造方法 - Google Patents

シアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共重合樹脂の製造方法

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JPS621710A
JPS621710A JP60141969A JP14196985A JPS621710A JP S621710 A JPS621710 A JP S621710A JP 60141969 A JP60141969 A JP 60141969A JP 14196985 A JP14196985 A JP 14196985A JP S621710 A JPS621710 A JP S621710A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、シアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物
共重合樹脂の製造方法に関するものである。さらに詳し
くは、本発明は、水を分散媒体とする懸濁重合法により
、シアン化ビニル化合物の含有率が高く、組成が均一で
、透明性、〃ス遮断性および耐薬品性等の優れたシアン
化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共重合樹脂を、工
業的有利に製造する方法を提供するものである。
「従来の技術」 組成が均一なシアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合
物共重合樹脂は、透明性、熱安定性ならびに機械的諸性
質が優れており、殊に、シアン化ビニル化合物を高度な
割合で含有するときは、前記の特性に加え、ブス遮断性
および耐薬品性において極めて優れた特性を有すること
がら、組成が均一で、シアン化ビニル化合物含有率の高
いシアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共重合樹
脂の、工業的に有利な製造方法の開発が期待されてきた
周知のようiこ、生成する共重合樹脂の組成は、その反
応系におけるモノマー組成比とモノマー反応性比に依存
し、成るモノマー組成比の反応系より共重合反応を進行
させると、モノマー組成比が7ゼオトロ一ブ組成である
場合を除き、未反応モノマーの組成比とこれから生成す
る共重合樹脂の組成は、共重合反応の進行とともに変化
していく。
シアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共重合樹脂
の一例であるアクリロ三トリル/スチレン共重合樹脂を
懸濁重合法で製造する場合、初期仕込みのアクリロニト
リルとスチレンの組成比を、アクリロニトリル24重量
%(7ゼオトロ一プ組成)以上、例えば96重量%にす
ると、共重合反応初期においてはアクリロニトリル含有
率65重量%の共重合樹脂が得られる。しかし、モノマ
ー反応性比の関係から、共重合反応の進行とともに、未
反応アクリロニトリルに対する未反応スチレンの割合が
次第に減少し、必然的に共重合反応の末期に生成する共
重合樹脂は、アクリロニトリル含有率が非常に高いもの
となってしまい、一連の共重合反応で得られる共重合樹
脂の組成分布は極めて広いものとなる。また組成分布の
広い共重合樹脂は、成分相互の相溶性が悪いため、透明
性が劣ったものとなり、また成分の不均一性に由来する
その他の欠点もあられれる。
以上のような背景から、組成が均一で品質的に優れた、
目的組成の共重合樹脂を製造するには、モノマー反応性
比に適合するモノマー化合物組成比で初期仕込みを行っ
て、共重合反応を開始させ、以後、共重合反応の進行に
伴って、消費速度の速いモノマー化合物を反応系に追加
供給することによって、共重合反応が終結するまで共重
合反応開始時のモノマー化合物組成比を維持することが
重要である。
懸濁重合法において、芳香族ビニル化合物を反応系へ追
加供給して、シアン化ビニ゛ル化合物含有率の比較的高
いシアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共重合樹
脂を製造する方法がいくつか提案されている。
例えば、特公昭51−36315号公報には、共重合反
応中の反応熱を検出し、その熱量に応じてビニル芳香族
化合物を供給していく方法が記載されているが、この方
法では、反応熱の測定誤差が大きく、組成が不均一な共
重合病Tができやすく、その上、芳香族ビニル化合物の
供給量が時々刻々変化するので、共重合反応の運転操作
が極め頌 て朔雑になる等の欠点を有する。
また、米国特許明細書第4,088,811号には、ア
ゾビスイソブチロニトリル等の重合開始剤を用いて、芳
香族ビニル化合物を連続的に追加供給しながら比較的低
温の70〜90°Cで共重合反応を行う方法−が記載さ
れているが、反応熱に抗して反応系を70〜90℃に維
持することが重合装置によっては困難となり、特別な除
熱方法を採用しなければならず、また重合工程に続く残
留モノマーストリッピング工程では通常130〜150
“Cまで昇温するが、重合温度が低いとストリッピング
温度への昇温、に長時間を要し、すなわ、昇温待ち時間
が長くなり生産効率が低下する等の欠点を有する。
これらのほか、重合率ごとに段階的に反応温度を設定し
て共重合する方法(特公昭46−27808号公報)、
塊状重合と懸濁重合を組合せる方法(特公昭49−37
836号公報)、特定の重合開始剤を複数組合せて段階
的に昇温する方法(vf公昭50−33917号公報)
等が提案されているが、いづれも組成が均一で、シアン
化ビニル化合物含有率の高いシアン化ビニル化合物/芳
香族ビニル化合物共重合樹脂を工業的有利に製造する方
法として満足できるものとは言い難い。
昏族ビニル化合物共重合樹脂の工業的製造方法について
鋭意検討を重ねた結果、モノマー反応性比に適合するモ
アマー化合物組成比よりなる初期反応系より出発し、重
合開始剤の存在下、芳香族ビニル化合物を反応系に連続
的に供給しつつ、特定の昇温パターンで共重合反応を行
わしめることによって、前記従来技術の欠点を解消し、
容易かつ安定的に目的とする共重合樹脂が製造できるこ
とを見出し、本発明を完成したものである。
[問題点を解決するための手段] しかして本発明の要旨とするところ゛は、シアン化ビニ
ル化合物の含有率が50〜85重景%の重量質的に組成
が均一なシアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共
重合樹脂を、懸濁重合法によって製造するにあたり、シ
アン化ビニル化合物の全量と芳香族ビニル化合物の一部
量とを、得られる共重合樹脂のシアン化ビニル化合物含
有率が50〜85重量%の範囲内であって目的とする含
有率となる組成比で初期仕込みを行う第1工程、次いで
その初期仕込みの反応系を、次の(1)式、すなわち [(I)式において、Lは重合開始剤を添加し、芳香族
ビニル化合物の連続供給を開始した時を起点とした共重
合反応開始後の経過時間(分)を、toは芳香族ビニル
化合物を連続供給する時開より2分以上長い任意の時間
(分)を意味し、Tは使用する重合開始剤の分解半減期
(分)を意味する。] で示され、t=0として算出される重合開始剤の分解半
減期(T)に対応し、第1図に例示される分解半減期〜
温度線図より求められる対応温度(θ)まで昇温したの
ち、この反応系に重合、開始剤を添加して共重合反応を
開始させる第2工程、共重合反応開始後の反応系に、直
ちに残部の芳香族ビニル化合物を連続的に供給しつつ、
反応系の温度を、前記の(I)式で示される重合開始剤
の分解半減期(T)に対応し、第1図に例示される分解
半減期〜温度線図より求められる対応温度(θ)に沿っ
て昇温しつつ共重合反応を行う第3工程よりなることを
特徴とするシアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物
共重合樹脂の製造方法に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明においてシアン化ビニル化合物とは、アクリロニ
トリル、メタクリコニ1リルよたはこれらの混合物をい
い、また芳香族ビニル化合物とは、スチレン、a−メチ
ルスチレン、パラメチルスチレン、t−プチルスチンン
、ハロゲン化スチレンまたはこれらの混合物をいう。本
発明方法においては、これら2種類の原料モノマー化合
物のほか、得られる共重合樹脂の改質のため、第三成分
として、少量のアクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル、マレイミド等のモノマーまたはポリブタジェン、
アクリロニトリル−ブタジェン共重合物、ポリアクリル
酸エステル等のゴム成分、および、ジ−t−ブチルパラ
クレゾール等の酸化防止剤、ステアリン酸ブチル等の加
工性改良剤を共重合反応開始前からまたは共重合反応途
中で反応系に添率が50重量%未満であると、共重合樹
脂のがス遮断性、耐薬品性が不充分で、発明の目的が達
成されないからである。シアン化ビニル化合物の含有率
が85重重景を超えると、共重合樹脂の成形性、成形加
工時の熱安定性が著しく劣ったものとなり、実用的でな
い。
本発明方法では、まず、第1工程において、シアン化ビ
ニル化合物の全量と芳香族ビニル化合物の一部量とを、
得られる共重合樹脂のシアン化ビニル化合物含有率が5
0〜85重景%の重量内であって目的とする含有率とな
るir&比で水性媒体中に初期仕込みを行うことが必要
である。
得られる共重合樹脂のシアン化ビニル化合物の含有率が
目的とする含有率となる比率、すなわち、初期仕込みの
モアマー化合物組成比は、Y oungの表(”Po1
y+++er  Hnndbook”w2nd Ed、
、 JohnWiley+Neu+ York、 19
75 )等に詳しく記載されているモノマー反応性比、
または共重合実験を実施し、その結果に基づいて決定す
ることができる。
例えば、アクリロニトリル北*瀧/スチレンを年迦共重
合樹脂の製造において、アクリロニトリルの含有率が5
0重量%の共重合樹脂を得たい場合には、アクリロニト
リル89重量部、スチレン11重量部、また、アクリロ
ニトリルの含有率が85重量%の共重合樹脂を得たい場
合には、アクリロニトリル99重量部、スチレン1重量
部のモアマー化合物組成比で初期仕込みを行えばよい。
次に第2工程では、以後の共重合反応を酸素の不存在下
で行うほうが有利であるため、@1工程の初期仕込みの
反応系を窒素等の不活性ガスで置換した後、前記の(1
)式で示され、し二〇として算出される重合開始剤の分
解半減期、Tに対応し、第1図に例示される分解半減期
〜温度線図より求められる重合開始温度まで昇温したの
ち、この反応系に重合開始剤を添加して重合を開始させ
る。
ここで、重合開始温度の求め方を例示すると次のとおり
である。すなわち、本発明方法では、芳香族ビニル化合
物の連続供給を終了する時間は2〜8時間が好ましいと
ころから、いまし。=300(分)とすると、使用する
重合開始剤の分解半減期、Tは207.6分となり、用
いる重合開始剤が1−し−ブチルアゾ−1−ンクロヘキ
サンである場合には、第1図の分解半減期〜温度線図の
直iAよりこの分解半減期に対応する温度は106℃で
あり、106“Cがこの場合の重合開始温度である。
本発明方法において用いられる重合開始剤としては、共
重合反応操作および得られる共重合樹脂の品質面から、
95゛Cにおける分解半減期が2時間以上のアゾ系重合
開始剤が好適である。この条件を満足する重合開始剤と
しては、i −t−ブチルアゾ−1−シアノシクロヘキ
サン、1,1゛−7ゾビスシクロヘキサンカルボニトリ
ル、2−t−ブチルアゾ−1−シアツブクン等を挙げる
ことができ、これらの分解半減期と温度の関係は第1図
に示したとおりである。95°Cでの分解半減期が2時
間未満の場合は、共重合反応温度が低くなり、反応熱の
除熱効率が悪化し、反応制御が非常に困難となり好まし
くない。また有機過酸化物系の重合開始剤を用いると、
得られる共重合物の色相、;1![111&−xr7C
髄Hfrt、σ)3−す>nbZ*l/r・bs重合開
始剤は、反応系に一括して添加するのが好ましく、その
添加量は、第3工程における芳香族ビニル化合物の連続
供給期間、重合開始温度および七ツマー化合物組成比等
によって異なるが、初期仕込みおよび追加供給の全仕込
みモノマー化合物100重量部に対して、0.05〜0
.5重量部の範囲とするのが一般的であり、好ましくは
、0.1〜0.5重量%の範囲が実用的である。
引続き第3工程では、重合開始後の反応系に、直ちに残
部の芳香族ビニル化合物を連続的に供給しつつ、反応系
の温度を、前記の(1)式で示されられる温度に沿って
昇温しつり共重合反応を進行させる。この場合、芳香族
ビニル化合物の連続供給速度は一定であることが好まし
く、その時開は2〜8時間の範囲が一般的であり、好ま
しい。芳香族ビニル化合物の連続供給時間が2時間より
短いと、反応熱の除熱が困難となり、好ましくなく、8
時間を超えると生産性が悪くなり、好ましくなν1゜ 第3工程で連続的に供給する芳香族ビニル化合物の総量
は、用いる重合開始剤、連続供給の時間等によって若干
変動するが、次の(IT)式で示される経験式から算出
される量を基準として実験し、その結果に基づいて決定
することができる。
[(■)式において、Wsaは第3工程で連続供給する
芳香族ビニル化合物の総量(kg)を意味し、W a 
n 、 W s iは第1工程でのシアン化ビニル化合
物および芳香族ビニル化合物の初期仕込み量(kg>を
それぞれ意味する。また、ηは使用したモノマー化合物
の総量を基準とした、共重合樹脂の収率を、Xanは得
ようとする共重合樹脂のシアン化ビニル化合物の含有率
を意味する。]次に、重合開始後の反応系の昇温方法に
ついて説明するに、前記の(I)式に用いるLoは、芳
香族ビニル化合物の連続供給時間(分)に5〜100分
を加えた値が好ましく、更に好ましくは、芳香族ビニル
化合物の連続供給時間の約1.1倍程度とするのがよい
、、第2図に、t、が300(分)で重合開始剤として
1−t−ブチルアゾ−1−シアノシクロヘキサンを用い
た場合の、共重合反応開始後の経過時間とそれに対する
温度との関係を例示した。
第2図は、(■)式において七〇を300に固定し、経
過時間、tに対応する分解半減期、Tを算出し、第1図
の分解半減期〜温度線図の直線A(1−1−ブチルアゾ
−1−シアノシクロヘキサン)を用いて分解半減期、T
に対応する温度、θ(’C)を求めtとθの関係をプロ
ットしたものである。
同様の手順によって、設定すZt。および使用する重合
開始剤の分解半減期〜温度線図より、tとθの関係を求
めることができる。本発明方法においては、このように
して求められたしとθの関係、すなわち、共重合反応温
度曲線に沿って反応系を昇温しつつ共重合反応を進行さ
せることが必要である。
第3工程では、反応系を、この共重合反応温度曲線に沿
って昇温するのが理想的であるが、実用的には、この共
重合反応温度曲線によって表される温度を中心として、
温度の振れを±5℃程度に温度制御するのが好ましい。
反応系の温度がこれより大きく振れると、得られる共重
合樹脂の透明性が損われ、好ましくない。
本発明方法においては、芳香族ビニル化合物の反応系へ
の連続供給を終了したのち、直ちに未反応モノマーをス
トリッピングにより反応系から除去し、以後、常法に従
い、脱水、洗浄、乾燥することによりビーズ状の高品質
のシアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共重合樹
脂が得られる。
以上、本発明方法について詳細に説明したが、上記以外
の製造に関する条件、すなわち水/モノマー化合物の仕
込み比、懸濁安定剤の選定、分子量調節剤の選定につい
ては特に制約するものではない。水/モノマー化合物の
仕込み比は通常の場合のように、171〜5/1の範囲
から選べばよい。懸濁安定剤としては、粘土、タルク、
硫酸バリウム、燐酸バリウム、水酸化マグネシウム、な
どの無機物あるいは、これらと微量の界面活性剤との組
合せ、ポリビニルアルコール、ポリメチルビニルエーテ
ル、カルボキシメチルセルローズ、蛋白質、ポリアクリ
ルアミドお上りアクリル酸系共重合体等の水溶性ポリマ
ーなどが挙げられ、これら公知のものから適宜選び使用
することができる。また分子量調節剤としては、L−ド
デシルメルカプタン、1−ドデシルメルカプタン等のア
ルキルメルカプタン類、α−メチルスチレングイマー、
ターピルシン等のテルペン類等が挙げられ、これら公知
の連鎖移動剤の中から適宜選んで使用することができる
このようにして得られる。本発明によるシアン化ビニル
化合物/芳香族ビニル化合物共重合樹脂は、組成が均一
で、高度な割合でシアン化ビニル化合物を含有している
ため、通常の機械的性質に加え、透明性、ガス遮断性、
耐薬品性、熱安定性も極めて優れており、射出成形、押
出成形、圧縮成形、差圧成形等によって各種成形品、包
装容器等の製造に好適に使用できる。
「発明の効果」 本発明は、以上詳細に説明したとおり、組成が均一で極
めて高品質な、シアン化ビニル化合物を高度な割合で含
有するシアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共重
合l1lf脂の製造方法を提供し、その製造方法は、従
来技術の欠点を解消し、次のような顕著な効果を奏し、
その産業」二の利用価値は極めて大である。
(1)本発明方法によるときは、反応熱の測定、重合率
ごとに段階的に反応温度を設定する等の複雑な反応制御
を必要としないため、測定や設定誤差に伴う品質振れが
発生しない。
(2)本発明方法によるときは、実質的に、予め定めた
初期仕込みのモノマー化合物組成比および予め定めた共
重合反応温度曲線に基づいて反応操作を行うので、操作
が容易で、得られる製品の品質が極めて安定したものと
なる。
(3)本発明方法によるときは、重合温度が高いので、
冷却媒体との温度差が充分とれ、通常容易に入手可能な
冷却媒体である冷却水で容易かつ効率的に反応熱の除熱
が可能である。
(4)本発明方法による゛ときは、共重合反応の終点に
おける温度がストリッピング工程の温度に極めて近くな
るため、ストリッピング工程への昇温時間、すなわち昇
温待ち時間を極めで短くすることができるので生産効率
が高い。
(5)本発明方法によるときは、シアン化ビニル化合物
の含有率が50〜85重量%と極めて高く、組成が均一
で透明性に優れたシアン化ビニル化合物/芳香族ビニル
化合物共重合樹脂が得られ、この共重合0(脂は、優れ
たがス遮断性、耐薬品性を有しているので、このような
特性が要求される成形品の成形材料としての利用価値は
極めて太き(1゜ 「実施例」 次に、本発−明を実施例に基づいて更に詳細に説明する
が本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定さ
れるものではない。
実施例1 容量が30夕で、バッフルおよびわん曲タービン型撹拌
翼を備えたジャケット付ステンレス製オートクレーブに
、次の処方で初期仕込みを行い、撹拌して反応系を均一
にした。
アクリロニトリル         7.0kgスチレ
ン             0.3kgタービルン 
          60  gノーし一ブチルバラク
レゾール     2g水             
           7.0kgアクリル酸−アクリ
ル酸オクチル フボリマ−3g 硫酸ナトリウム          40  g次に、
窒素の圧入と解放を数回繰返し、オートクレーブ内を窒
素置換した後、反応系の温度を106℃に昇温し、反応
系を攪拌しつつ、少量のスチレンに溶解した1−t−ブ
チルアゾ−1−シアフシタロヘキサン15gを、窒素で
圧入し添加し、共重合反応を開始した。
その後直ちにオートクレーブ上側に別途準備したスチレ
ン供給ボンベのスチレン供給口を聞いて、反応系へのス
チレンの連続供給を開始し、0.6kg/時の一定速度
で4.5時間継続し、2.7 kgのスチレンを供給し
た。この間、反応温度は、f52図の共重合反応温度曲
線に沿って、重合開始時点(t= O)の106°Cか
ら128°Cまで昇温しな。
スチレンの反応系への連続供給を終了したのち、直ちに
未反応モノマーをストリ・/ピング法により反応系から
除去しながら45分かけて145℃昇温し、更にこの温
度で1時間ス) リッピングを行った。以後は通常の方
法に従って反応系を冷却し、分離、洗浄後、乾燥し、8
 、7 kgのビーズ状共重合樹皿を得た。
得られた共重合樹脂の7クリロニトリル含有率は66重
量%で、このビーズ状共重合樹脂からテストピースを作
成し、JIS  K7105に準拠して透明性の尺度で
あるヘーズ()価)を測定したところ、3%であった。
この値は、現在市販されているアクリロニトリル含有率
25〜30重量%の7クリコニトリル/スチレン共重合
樹脂のへ一ズと較べて遜色のないものであり、透明性の
優れた「ハイニトリルスチレン系樹脂」が得られた。
実施例2 実施例1において使用したと同一のオートクレーブに次
の処方で初期仕込みを行い、同例におけると同一の手順
、同一の条件で共重合反応を開始した。
アクリロニトリル       6,0kgスチレン 
          0.49k。
タービルシン         60  gジーし一ブ
チルバラクレゾール   2g水          
           7.0ktrアクリル酸−アク
リル酸オクチル コポリマー          3g 硫酸ナトリウム        40  g以後は、ス
チレンの連続供給速度を0.78kg/時に変更した以
外は、実施例1におけると同一の手順、同一の条件で共
重合反応、ス) +7ツピング、分離、洗浄、乾燥を行
い、8.7kgのビーズ状共重合樹脂を得た。
得られた共重合樹脂のアクリロニトリル含有率は55重
重量で、実施例1に記載した方法に準拠してヘーズを測
定したところ、2.5%で、良好な透明性を示した。
比較例1 実施例1において使用したと同一のオートクレーブに、
同例と同一の処方で初期仕込みを行った。
次に、実施例1におけると同じ要領でオートクレーブ内
を窒素置換し、115℃に昇温した後、同例におけると
同じ要領で1−t−ブチルアゾ−1−シア/シクロヘキ
サン15gを添加し、共重合反応を開始した。
共重合反応開始直後より、スチレンを実施例1における
と同じ要領で、すなわち、o 、6 kg/時の一定速
度で4.5時間、供給した。
但し、この間の反応温度は、115℃の一定温度に保っ
た。引続き、未反応モノマーをストリッピングしながら
75分かけて145℃に昇温し、更にこの温度で1時間
のストリッピングを行った。
以後は実施例1におけると同一の手順で後処理を行い、
8.5kgのビーズ状共重合樹脂を得た。
得られた共重合樹脂のアクリロニトリル含有率は65重
世%で、実施例1に記載した方法に準拠してヘーズを測
定したところ17%で、透明性の劣った共重合樹脂しか
得られなかった。
以上の結果から、本発明方法によるときは、透明性の優
れた、すなわち、組成が均一な、アクリロニトリル/ス
チレン共重合樹脂が得られるが、本発明方法の要件を満
たさない方法によるときは、透明性の劣った、すなわち
組成が不均一な、アクリロニトリル/スチレン共重合樹
脂しか得られないことがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図二 重合開始剤の分解半減期〜温度線図であり、
横軸に温度、縦軸に分 解半減期を目盛り、本発明方法に おいて使用可能な重合開始剤の例 を図示した。 第2図: 共重合反応温度曲線の概略図であり、横軸に
共重合反応開始後の経 適時間(分)、縦軸に経過時間に対 応すべき共重合反応温度を示す。 男 1 z □シ二度θ(′C) ◎:2−t−7手ルアソー1−シアノブタン図面の浄書
(内容?て変更なし) 82 図 一へ重合仄に閉飴イ東の詞ヒi時間f(分)手  続 
 補  正  書 昭和to年2月2日 l 事件の表示 昭和6θ年特許顕第1II/91rり号2 発明の名称 シアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共重合樹脂
の製造方法 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都千代田区丸の内二丁目j番2号氏 名
  (top)三菱モノサンド化成株式会社代表取締役
 櫟 原 四 部 弘代理人〒100 住 所  東京都千代田区丸の内二丁目タ番−号ほか1
名) 乙 補正により増加する発明の数   07 補正の対
象 明細書の発明の詳細な説明の欄および図面g 補正の内
容 (1)明細書第7頁第1Id行目と同第1!行目の間に
、次の1行を追加する。 「「発明が解決しようとする問題点」」(2)  明細
書第13頁第1行目〜第3行目に。 「t−t−7”チルアゾ−l−シクロヘキサンである場
合には、」とあるのを、Vt−t−ブチルアゾ−7−シ
アノシクロヘキサンである場合には、」と補正する。 (3)  明細書第17頁第11行目に、「l/l〜s
7iの範囲から」とあるのを、ro、s/l〜s7iの
範囲から」と補正する。 (4)図面第一図を、添例のものと差しかえる。 以  上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シアン化ビニル化合物の含有率が50〜85重量
    %の、実質的に組成が均一なシアン化ビニル化合物/芳
    香族ビニル化合物共重合樹脂を、懸濁重合法によって製
    造するにあたり、シアン化ビニル化合物の全量と芳香族
    ビニル化合物の一部量とを、得られる共重合樹脂のシア
    ン化ビニル化合物含有率が50〜85重量%の範囲内で
    あって目的とする含有率となる組成比で初期仕込みを行
    なう第1工程、次いでその初期仕込みの反応系を、次の ( I )式、すなわち T={log2/log[(t_0−t)/(t_0−
    t−1)]}…( I )[( I )式において、tは重合
    開始剤を添加し、芳香族ビニル化合物の連続供給を開始
    した時を起点とした共重合反応開始後の経過時間(分)
    を、t_0は芳香族ビニル化合物を連続供給する時間よ
    り2分以上長い任意の時間(分)を意味し、Tは使用す
    る重合開始剤の分解半減期(分)を意味する。] で示され、t=0として算出される重合開始剤の分解半
    減期(T)に対応し、第1図に例示される分解半減期〜
    温度線図より求められる対応温度(θ)まで昇温したの
    ち、この反応系に重合開始剤を添加して共重合反応を開
    始させる第2工程、共重合反応開始後の反応系に、直ち
    に残部の芳香族ビニル化合物を連続的に供給しつつ、反
    応系の温度を、前記の( I )式で示される重合開始剤
    の分解半減期(T)に対応し、第1図に例示される分解
    半減期〜温度線図より求められる対応温度(θ)に沿っ
    て昇温しつつ共重合反応を行う第3工程よりなることを
    特徴とするシアン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物
    共重合樹脂の製造方法。
  2. (2)第2工程において添加する重合開始剤が95℃に
    おける分解半減期2時間以上のアゾ系重合開始剤である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のシア
    ン化ビニル化合物/芳香族ビニル化合物共重合樹脂の製
    造方法。
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