JPS6217076B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217076B2 JPS6217076B2 JP21239882A JP21239882A JPS6217076B2 JP S6217076 B2 JPS6217076 B2 JP S6217076B2 JP 21239882 A JP21239882 A JP 21239882A JP 21239882 A JP21239882 A JP 21239882A JP S6217076 B2 JPS6217076 B2 JP S6217076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield
- expansion
- main body
- shield machine
- cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 14
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 6
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は拡大シールド工法に関する。
本件出願人は先に特願昭56―153966号（特開昭
58―98595号）で、一次シールドを行つたトンネ
ル内の拡大予定区域に対して、拡大シールド機を
一次シールドセグメントの外周に沿つて軸線方向
に推進させトンネル拡大を行う拡大シールド工法
を提案しているが、該拡大シールド工法での掘進
においては、所定の位置の一次シールドセグメン
トを取外し、該セグメント取外しによつて露出す
る周囲地山を適当に掘削して環状の空洞を形成
し、該環状の空洞を拡大シールド機発進基地とし
て該空洞内にて拡大シールド機の組立てを行ない
該拡大シールド機の上記一次シールドセグメント
に沿う掘進によりトンネル拡大を行なつていた
が、拡大シールド機の大きさがかなりの寸法とな
ることから上記拡大シールド機発進基地空洞も相
当の大きさとなり該発進基地掘削のためにはかな
りの労力負担を必要としており、拡大シールド工
法における課題となつていた。
58―98595号）で、一次シールドを行つたトンネ
ル内の拡大予定区域に対して、拡大シールド機を
一次シールドセグメントの外周に沿つて軸線方向
に推進させトンネル拡大を行う拡大シールド工法
を提案しているが、該拡大シールド工法での掘進
においては、所定の位置の一次シールドセグメン
トを取外し、該セグメント取外しによつて露出す
る周囲地山を適当に掘削して環状の空洞を形成
し、該環状の空洞を拡大シールド機発進基地とし
て該空洞内にて拡大シールド機の組立てを行ない
該拡大シールド機の上記一次シールドセグメント
に沿う掘進によりトンネル拡大を行なつていた
が、拡大シールド機の大きさがかなりの寸法とな
ることから上記拡大シールド機発進基地空洞も相
当の大きさとなり該発進基地掘削のためにはかな
りの労力負担を必要としており、拡大シールド工
法における課題となつていた。
したがつて、この発明は、拡大シールド機を本
体部とテール部とに分割しておき、第１段階の拡
大シールド機発進基地空洞の造成工程において
は、該本体部を収納するに必要な空洞をのみ造成
し、該空洞内にて該拡大シールド機本体部の組立
てを行ない、該組立てられた拡大シールド機本体
部のみにて、テール部収納に必要な距離分だけ小
掘進し、該小掘進終了後に上記拡大シールド機本
体部後方にテール部を結合し、該テール部が結合
した拡大シールド機により従来工法と同様に拡大
予定区域の掘進を行ない拡大トンネルの構築を行
なう拡大シールド工法を提供して、上述した従来
工法の欠点を解消することを目的とする。
体部とテール部とに分割しておき、第１段階の拡
大シールド機発進基地空洞の造成工程において
は、該本体部を収納するに必要な空洞をのみ造成
し、該空洞内にて該拡大シールド機本体部の組立
てを行ない、該組立てられた拡大シールド機本体
部のみにて、テール部収納に必要な距離分だけ小
掘進し、該小掘進終了後に上記拡大シールド機本
体部後方にテール部を結合し、該テール部が結合
した拡大シールド機により従来工法と同様に拡大
予定区域の掘進を行ない拡大トンネルの構築を行
なう拡大シールド工法を提供して、上述した従来
工法の欠点を解消することを目的とする。
第１図を参照するに、地山１中にはシールド工
法により一次シールドセグメント２よりなる一次
トンネル３が構築されており、拡大予定区域４端
部の一次シールドセグメント２である基地セグメ
ント５を取外し、該基地セグメント５周囲地山の
掘削をもつて拡大シールド機発進基地である空洞
６を造成し、該空洞６内にて拡大シールド機本体
部７の組立てを行なう。該拡大シールド機本体部
７は第２図に看られるように分割されたシールド
ユニツト８よりなるもので、各シールドユニツト
８には、先端に刃口９，１１を有するスキンプレ
ート１０、ガイドプレート１２、該ガイドプレー
トに支持されるローラー１４及びシールドジヤツ
キ１５等が取付けられており、該シールドユニツ
ト８の締結によつて拡大シールド機本体部７の組
立てを行ない、土留板１６及び該土留板１６上に
設けられる適当なスペーサー手段（図示しない）
を反力受としてジヤツキ１５を作動せしめ、一次
シールドセグメント２上でのローラー１４の回動
及びゴムパツキング１３の摺動をもつて拡大シー
ルド機本体部７をトンネル３軸線方向に案内推進
し掘削土砂搬出により拡大予定区域４を掘進し、
拡大シールド機本体部７後方に第３図に示される
ようにテール部１７を収納するに十分な空隙が生
じた時点において、該本体部７にテール部１７を
締結し拡大シールド機１８を完成する。該テール
部１７は、上記シールドユニツト８と同様に分割
されたユニツトからなり、該ユニツトは上記本体
部７後方にて連結されて結合されることにより該
本体部後方に該本体部に連続する環状の空間を画
定し拡大シールド機１８の内部を周囲地山より保
護する。
法により一次シールドセグメント２よりなる一次
トンネル３が構築されており、拡大予定区域４端
部の一次シールドセグメント２である基地セグメ
ント５を取外し、該基地セグメント５周囲地山の
掘削をもつて拡大シールド機発進基地である空洞
６を造成し、該空洞６内にて拡大シールド機本体
部７の組立てを行なう。該拡大シールド機本体部
７は第２図に看られるように分割されたシールド
ユニツト８よりなるもので、各シールドユニツト
８には、先端に刃口９，１１を有するスキンプレ
ート１０、ガイドプレート１２、該ガイドプレー
トに支持されるローラー１４及びシールドジヤツ
キ１５等が取付けられており、該シールドユニツ
ト８の締結によつて拡大シールド機本体部７の組
立てを行ない、土留板１６及び該土留板１６上に
設けられる適当なスペーサー手段（図示しない）
を反力受としてジヤツキ１５を作動せしめ、一次
シールドセグメント２上でのローラー１４の回動
及びゴムパツキング１３の摺動をもつて拡大シー
ルド機本体部７をトンネル３軸線方向に案内推進
し掘削土砂搬出により拡大予定区域４を掘進し、
拡大シールド機本体部７後方に第３図に示される
ようにテール部１７を収納するに十分な空隙が生
じた時点において、該本体部７にテール部１７を
締結し拡大シールド機１８を完成する。該テール
部１７は、上記シールドユニツト８と同様に分割
されたユニツトからなり、該ユニツトは上記本体
部７後方にて連結されて結合されることにより該
本体部後方に該本体部に連続する環状の空間を画
定し拡大シールド機１８の内部を周囲地山より保
護する。
該テール部１７の締結により上記拡大シールド
機１８が完成したならば、該テール部１７内にて
拡大シールドセグメント１９の組立てを行い該セ
グメント１９により拡大トンネル２０を組成し、
該組立てられたシールドセグメント１９を上記ス
ペーサー手段に代えてジヤツキ１５の反力受とし
該拡大シールド機１８を第４図に示すように推進
して拡大予定区域４の掘進を行ない、不要となつ
た一次シールドセグメント２の取外し、上記拡大
シールドセグメント１９の順次的組立てをもつて
拡大トンネル２０の構築を達成する。拡大シール
ド機１８は上記拡大予定区域４の他端部への到達
により適宜分解され、掘進作業を終了する。
機１８が完成したならば、該テール部１７内にて
拡大シールドセグメント１９の組立てを行い該セ
グメント１９により拡大トンネル２０を組成し、
該組立てられたシールドセグメント１９を上記ス
ペーサー手段に代えてジヤツキ１５の反力受とし
該拡大シールド機１８を第４図に示すように推進
して拡大予定区域４の掘進を行ない、不要となつ
た一次シールドセグメント２の取外し、上記拡大
シールドセグメント１９の順次的組立てをもつて
拡大トンネル２０の構築を達成する。拡大シール
ド機１８は上記拡大予定区域４の他端部への到達
により適宜分解され、掘進作業を終了する。
この発明の拡大シールド工法によるならば拡大
シールド機発進基地空洞の造成が極くわずかの範
囲と成り、発進基地造成のための労力経費軽減が
達成され、拡大シールド工法の施工が容易と成
り、構成簡易であることから優れた技術的効果を
奏する。
シールド機発進基地空洞の造成が極くわずかの範
囲と成り、発進基地造成のための労力経費軽減が
達成され、拡大シールド工法の施工が容易と成
り、構成簡易であることから優れた技術的効果を
奏する。
第１図は断面図、第２図は第１図―線によ
る断面図、第３図は断面図、第４図は断面図であ
る。 符号の説明、１……地山、２……一次シールド
セグメント、３……一次トンネル、４……拡大予
定区域、６……空洞、７……本体部、８……シー
ルドユニツト、１０……スキンプレート、１２…
…ガイドプレート、１５……シールドジヤツキ、
１６……土留板、１７……テール部、１８……拡
大シールド機、１９……拡大シールドセグメン
ト、２０……拡大トンネル。
る断面図、第３図は断面図、第４図は断面図であ
る。 符号の説明、１……地山、２……一次シールド
セグメント、３……一次トンネル、４……拡大予
定区域、６……空洞、７……本体部、８……シー
ルドユニツト、１０……スキンプレート、１２…
…ガイドプレート、１５……シールドジヤツキ、
１６……土留板、１７……テール部、１８……拡
大シールド機、１９……拡大シールドセグメン
ト、２０……拡大トンネル。
Claims (1)
- １ 一次シールドセグメントの一部分を取外し、
該取外したセグメント周囲に環状の空洞を造成
し、該空洞内に拡大シールド機を組立て、該拡大
シールド機の一次シールドセグメント上に案内さ
れた掘進によりトンネル拡大を行う拡大シールド
工法において、拡大シールド機を本体部とテール
部に分割し、上記空洞内にては本体部のみの組立
てを行ない、該本体部のみの小掘進による上記空
洞拡大後にテール部を該本体部に結合し拡大シー
ルド機を完成し該事後的に完成された拡大シール
ド機により掘進することを特徴とする拡大シール
ド工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21239882A JPS59102095A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 拡大シ−ルド工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21239882A JPS59102095A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 拡大シ−ルド工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59102095A JPS59102095A (ja) | 1984-06-12 |
| JPS6217076B2 true JPS6217076B2 (ja) | 1987-04-15 |
Family
ID=16621921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21239882A Granted JPS59102095A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 拡大シ−ルド工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59102095A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63134784A (ja) * | 1986-11-26 | 1988-06-07 | 三井建設株式会社 | トンネル拡大シ−ルド工法 |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP21239882A patent/JPS59102095A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59102095A (ja) | 1984-06-12 |
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