JPS62170610A - 継手部の回転・自由度に優れた鋼矢板 - Google Patents

継手部の回転・自由度に優れた鋼矢板

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JPS62170610A
JPS62170610A JP949786A JP949786A JPS62170610A JP S62170610 A JPS62170610 A JP S62170610A JP 949786 A JP949786 A JP 949786A JP 949786 A JP949786 A JP 949786A JP S62170610 A JPS62170610 A JP S62170610A
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JP
Japan
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sheet pile
steel sheet
joint
shaped
coupler
Prior art date
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Pending
Application number
JP949786A
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English (en)
Inventor
Takeshi Miki
武司 三木
Michiaki Tateyama
舘山 道昭
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1港湾・河川の土木工事等に広く利用されてい
る鋼矢板の改良に係シ、特に継手部の回転・自由度に優
れ、相互に噛み会せて、円弧状および直角状に連結可能
な継手部を有する鋼矢板に関するものである。
〔従来の技術〕
鋼矢板は、その施工用途が近年ますます多様化するなか
で高能率施工に適した継手形状を有する鋼矢板が要求さ
れている。
即ち、第5図(、)は通常のU型一矢板の形状を示すも
のであって、11はウェブ、12はフランジ部であり、
7ランジ都12の先端には鋼矢板同志を連結するための
継手部13が設けられている。
このような鋼矢板は、第5図(b)に示す様に互に連結
されて直線的な土留・護岸のための打設施工に採用され
ることが一般的である。
ところで、近年第5図(、)に示すU型一矢板を直角状
あるいは円弧状に連結し、地下ピット等の土留施工に使
用する事も試みられ、その使用範囲が広められつつある
。しかしながら、前記角形・円形地下ピット、円弧状護
岸等の施工においてをよ、第5図(b)のように−矢板
を直線的に連結したものとは異なり、施工対象の形状に
合わせて各種の角度に組み合わせて連結することが必要
となるので、この様な場合には、鋼矢板が任意の角度を
保持して連結できるように、これら全切断・加工したの
ち溶接等によって所望の角度になるように組立て、これ
らを相互に嵌合連結して打設・建込みを行なっている。
例えば、第6図(、)は通常の鋼矢板のウェブ11に対
し、通常の鋼矢板をウェブ11の所定部位で鋼矢板長手
方向に切断したものを溶接部19により、はぼ直角に溶
接した場合の一態様を示すものであって、このような形
状のものは、T型コーナー鋼矢板と称されるが、これ全
周いた場合、該コーナー鋼矢板を隅角部として直角方向
に連結して行くことが可能となる。この−態様を第6図
(b)に示す。
又、第7図(、)は2本の通常の鋼矢板をウェブ11部
で夫々長手方向に切断したのち浴接部19により所望の
角度を保つように溶接し組立てた場合の一態様ヲ示すも
のでおって、このような形状のものは、W型コーナー鋼
矢板と称されるが、これ全周いた場合該コーナー鋼矢板
を隅角部として、この図の場合には、直角方向に連結し
て行くことが可能となる。この−態様を第7図(b)に
示す。
而して、この様なコーナー鋪矢板t−裏作するには、切
断・加工から溶接・組立までかなりの作業時間を要する
うえ、溶接後の溶接部強度にかなシの注意全仏わなけれ
ばならない。
又、第8図にはウェブ11と継手部13とからなる通常
の直線鋼矢板の形状を示すが、鋼矢板においては、継手
部13の爪tf15を図の如く相互に嵌め合わせて用い
るものであるため、角度θ程度の小角度で回転しうる自
由度があシ、通常θ=10゜程度は回転可能なため、こ
れら全多数結合することによって大径の円形構造物とし
て利用することが可能である。しかしながらθの範囲が
狭いため、常にほぼ、同径の構造物しか得られないうえ
、断直剛性もU型一矢板に比べて小さいため構造物とし
ての利用範囲にも自ら限度がある。
この様な問題に対処するため、各種の対策手段が提案さ
れているが、いずれも一長一短があり全面的な問題の解
決には至らない。
例えば、実公昭59−362号公報には屈曲部又は分岐
部の結合構造において、曲設した小矢板によって相隣れ
る鋼矢板を係支連結する技術が提案されているが、かか
る手段によると曲設小矢板と鋼矢板との連結固定が溶接
又はデルト締め等のため、施工上煩雑となるのを避けら
れず、また、J・矢板が短寸のため、結合方が極めて小
さいものとなる。
また、実公昭59−5073号公報には隅角部連結用と
して嵌合0字部の爪部をカットしたのち、溶接肉盛によ
ジ凹陥部の溶着埋込みを行なって、Δ形部全形成するこ
とが記載されている。この技術は嵌合Δ形部の形成が極
めて困難であるはかシでなく、隅角部専用継手−矢板で
あるため、使用範囲が限定されるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、前記問題点の全面的な解決を計る手段を見出す
ため、次の様な施工に対する条件を考慮する必要がある
即ち、通常の直線打設全行なえる事は勿論のこと、円形
構造物であるセル形岸壁や締切工事などに使用出来、そ
の場合の半径の大きさを自由に選定可能である様にして
、一種類の鋼矢板による施工範囲の拡大を考える必要が
ある。しかも、相互に嵌合連結する継手部の離脱強度を
損うことのない様安全性にも十分配慮する必要がある。
また、北極には箱形構造物における直線壁と隅角壁を同
一種類の鋼矢板で連続嵌合打設が可能であるような、継
手部構造を有する鋼矢板を開発する必要がある。
本発明は1以上のような要語に鑑み、上記問題点全すべ
て解決しうるような継手部の回転・自由度に優れた鋼矢
板を提供することを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明の要旨とするところは、ウェブ、フランジ
部、および一対の継手部を有するU型一矢板において、
該継手部全C字状断面に形成すると共に、これらC字状
継手部の内、一方金他方より大なる様に構成せしめたこ
とt%徴とする継手部の回転・自由度に優れた鋼矢板に
ある。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
〔作 用〕
Ir 1図(、)は、本発明の鋼矢板の形状金示す平面
図であって、ウェブ11、フランジ部12.および一対
の継手部13.14とからなる幅W、高さh、のU型一
矢板10を示すものであるが、本発明鋼矢板の最大の特
徴は、これら継手部13゜14の形状がC字状断面に形
成されておシ、且つ継手部13と14とは、同寸法では
なく、一方が大なるように構成されているところにある
即ち、第1図(b)および(、)は、U型一矢板の夫々
の継手部13及び14の拡大図で夫々爪先端部15、曲
面部16、及び屈曲部17t−もってC字状が形成され
ているものであるが、これらは第1図(lL)に見られ
るように、一方の継手部〔第1図(、)の場合は継手部
13)の継手部高さtl及び係合゛部幅C1が他方の継
手部14の継手部高さ1g及び係合部幅C2よシも夫々
大になるように構成されているものである。このような
構成となることによって、鋼矢板を使用する除、相隣れ
る鋼矢板の大なる継手部と小なる継手部とを連結すれば
、以下に示すように鋼矢板の回転・自由度が犬となるの
で、コーナ一部材等の特殊な連結部材を用いることなく
、各種の直線又は曲線或いはそれらの組合せ形状に沿っ
て建込みを行なうことが可能になる。
これを図面によυ説明すると、先ず、第2図(、)は、
鋼矢板Aと鋼矢板Bが相互に回転なしで、鋼矢板Aの大
側継手部と鋼矢板Bの小1ltlI継手都とが連結した
状態を示し、鋼矢板Bの継手部が構成する係止凹部18
によって鋼矢板Aの爪先端部15を完全に抱き込み連結
しているものである。
次に第2図(b)は、鋼矢板Aの継手部と鋼矢板Bの継
手部とが相互に連結し、鋼矢板Bが鋼矢板Aに対して0
1度回転した状B’を示す。この場合、回転した鋼矢板
Bの爪先端部15と曲面部16は、鋼矢板Aの継手部が
構成する保合凹部18に巻き込まれ連結しているもので
ある。
さらに、第2図(C)は、鋼矢板Aの大側継手部と鋼矢
板Bの小側継手部とが相互に連結し、鋼矢板Bが鋼矢板
Aに対して02度(直角近くに)回転した状態を示す。
この場合、回転した鋼矢板Bの爪先端部15、曲面部1
6、及び屈曲部17は鋼矢板Aの継手部が構成する係合
凹部18に巻き込まれて連結しているものである。この
場合、第1図(、)のt2二t1がほぼ1 : 1.1
〜1.3 + Cm : Ctがほぼ1:1.2〜1.
6程度の長さ比率とし、また、第2図(a) l (b
) 、 (e)で示す曲面部16の曲率半径は、相手の
爪先端部15が容易に回転可能な範囲で係合凹部18の
面積を大きくするか、継手離脱強度を損なわない範囲で
爪先端部15の断面積を小さくするか、任意に設計する
このような構成からなる本発明鋼矢板によれば、通常の
直線的な打設から円弧状あるいは隅角用として広範囲な
土留・護岸施工に使用可能な回転・自由度に優れた鋼矢
板であるが、鋼矢板継手離脱強度についても、回転の阻
害にならないよう爪先端部15の板厚を厚くしまた、屈
曲部17の板厚も厚くすれば、従来のU型一矢板の継手
離脱強度と同等以上を確保することができる。
次に実施例により本発明の効果を具体的に示す。
〔実施例〕
供試した本発明鋼矢板の大側継手部の形状寸法t−i3
図(a)に示し、一方の保合凹部内で回転自由に連結可
能な小側継手部の形状寸法を第3図(b)に示す。
機械的性質は、引張強さ50ゆ一以上、降伏点30’に
97m以上の5Y−30である。
本発明に係る鋼矢板の大側継手部と小側継手部と全保合
凹部内で連結し、回転角全通常の直線連結(0度)、円
弧状連結(30度、60度)及び隅角連結(90度)し
て引張荷重を負荷した。継手離脱強度(Ton/m )
は、荷重−ストローク線図の最高荷重で整理し、実験時
の回転角で第4図に示した。その結果、なんら回転角の
影響を受けることなく、継手離脱強度は一定でメジ、し
かも、従来のU型一矢板の継手離脱強度(4s Ton
/m )よシ向上した。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明鋼矢板によ九ば、打設に際し、
任意の角度で連結がuJ’ kt=で、しかも、粘手離
脱比能の同上が期待され、また、従来の打設機で容易に
打設が可能であるため、産業上極めて有利なものである
【図面の簡単な説明】
if図(、)は、本発明に係る鋼矢板の形状を示す平面
図、 同(b) 、 (c)は同図(−)の継手部の拡大図、
第2図(a) 、 (b) 、 (c)は、本発明に係
る鋼矢板継手部の回転状態全示す説明図、 第3図(&) ff (b)は、本発明実施例に用いた
鋼矢板継手部の一例を示す寸法形状図、 第4図は、本発明鋼矢板継手部の嵌合引張実験による回
転角と継手離脱強度との関係の一例を示す線図、 第5図(、)は、通常のU型一矢板の形状を示す平面図
、 第5図(b)は、その−使用態様を示す説明図、第6図
(、)及び第7図(、)は夫々従来コーナー鋼矢板の形
状を示す平面図、 第6図(b)及び第7図(b)は夫々の一使用態様を示
す説明図、 第8図は、通常の直線鋼矢板の形状を示す平面図である
。 11・・・ウェブ、     12・・・フランジ、1
3.14・・・継手部、   15・・・爪先端部、1
6・・・曲面部、     17・・・ノ田曲部、18
・・・係合凹部、    19・・・溶接部。 、一 本  多 小 平 岸  1) 正  行 新部興治 !、21図 <a> 15.1A趨キ炉 岨わ敏 第3図 (b) 第4図 回転M(庭) 第5図 (a) (b) 第6図 <a) (b) 第7図 (a) (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ウェブ、フランジ部、および一対の継手部を有するU型
    一矢板において、該継手部をC字状断面に形成すると共
    に、これらC字状継手部の内一方を他方より大なる様に
    構成せしめたことを特徴とする、継手部の回転・自由度
    に優れた鋼矢板。
JP949786A 1986-01-20 1986-01-20 継手部の回転・自由度に優れた鋼矢板 Pending JPS62170610A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297806A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Nippon Steel Corp 鋼矢板の継手嵌合構造、鋼矢板壁、鋼矢板壁の構築方法、及び、鋼矢板
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CN105874128A (zh) * 2013-11-25 2016-08-17 道森建筑设备有限公司 板桩
JP2020117960A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 日本製鉄株式会社 堤体の補強構造

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