JPH1025735A - 土留用鋼材 - Google Patents

土留用鋼材

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JPH1025735A
JPH1025735A JP8201154A JP20115496A JPH1025735A JP H1025735 A JPH1025735 A JP H1025735A JP 8201154 A JP8201154 A JP 8201154A JP 20115496 A JP20115496 A JP 20115496A JP H1025735 A JPH1025735 A JP H1025735A
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steel material
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ridge
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Yoshihiro Kizu
義弘 木津
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    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
    • E02D5/02—Sheet piles or sheet pile bulkheads
    • E02D5/03—Prefabricated parts, e.g. composite sheet piles
    • E02D5/04—Prefabricated parts, e.g. composite sheet piles made of steel
    • E02D5/06—Fitted piles or other elements specially adapted for closing gaps between two sheet piles or between two walls of sheet piles
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    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
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    • E02D2600/00—Miscellaneous
    • E02D2600/20—Miscellaneous comprising details of connection between elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼材を連続的に打設して土留擁壁を形成する
場合に、相隣接する長尺鋼材を間にねじれや位置ずれを
生じさせず、隙間なく容易に打設でき、強固な擁壁を容
易に形成できる土留用鋼材を提供する。 【解決手段】 長尺鋼材本体２の対向辺の内側対向部に
長手方向に突条３を設ける。対向辺の端部に夫々他の土
留用鋼材１の突条３に嵌合できる長手方向の条溝５を備
えた接続片４を設ける。相隣接するものの突条３と条溝
５とを嵌合させて、複数を隙間なく並べて打設し、擁壁
を形成する。また、突条３と接続片４とを備えた土留用
鋼材における鋼材本体２の一方の辺の外側にさらに、直
交接続片７を設ける。直交接続片７には、隣接して直交
方向に接続される他の土留用鋼材１における突条３に嵌
合できる長手方向の条溝６を設ける。この直交接続片７
に、直交方向に隣接する他の土留用鋼材１の突条３を嵌
合させて擁壁の屈曲部を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数を同一方向に
並べて打設することにより擁壁を構成して背後の土層の
崩落を阻止するための土留用鋼材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、土留用の擁壁は、所定間隔で断面
Ｈ型の長尺鋼材を地中に打設し、隣接する鋼材間に横矢
板を隙間なく渡して構成されるものと、断面Ｈ型の長尺
鋼材を互いに隙間なく隣接して地中に打設して連壁とし
て構成されるものとが知られている。特に大きな強度を
要する場合には、長尺鋼材を隙間なく打設して連壁を構
成する方法が用いられる。ところが、この方法において
は、相隣接する長尺鋼材を厳密に隙間なく打設すること
は実際には困難で、相互間にねじれや位置ずれが生じる
のを避けることができなかった。従って、完全な隙間の
ない擁壁を形成することができなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、相
隣接する長尺鋼材を相互間にねじれや位置ずれを生じさ
せることなく、隙間なく容易に打設することができ、従
って、完全な隙間のない強固な擁壁を容易に形成するこ
とができる土留用鋼材を提供することを目的としてい
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、断面Ｈ型の長尺鋼材本体２の一方
の対向辺の内側対向部に長手方向に突条３を設けると共
に、他方の対向辺の端部に夫々相隣接する他の土留用鋼
材１の突条３に嵌合できる長手方向の条溝５を備えた接
続片４を設け、相隣接するものの突条３と条溝５とを互
いに嵌合させて、複数を隙間なく並べて打設可能として
土留用鋼材１を構成した。また、上記のような突条３と
接続片４とを備えた土留用鋼材における鋼材本体２の一
方の辺の外側にさらに、この土留用鋼材に隣接して直交
方向に接続される他の土留用鋼材１における突条３に嵌
合できる長手方向の条溝６を備えた直交接続片７を設
け、この直交接続片７に、直交方向に隣接する他の土留
用鋼材１の突条３を嵌合させて擁壁の屈曲部を構成でき
るようにした。
【０００５】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施形態
を説明する。図１は直線状に並べて打設される土留用鋼
材の平面図、図２は擁壁の屈曲部に配置される土留用鋼
材の平面図、図３は２種の土留用鋼材を接続して形成さ
れる擁壁の一部の平面図である。
【０００６】図１に示す土留用鋼材１は、図３に示すよ
うに、直線状に複数並べて地中に打設されるものであ
る。この土留用鋼材１は、断面Ｈ型の長尺鋼材本体２に
突条３と接続片４とを設けて成る。突条３は、断面が矩
形で、鋼材本体２の片側の対向辺の内側対向部に、長手
方向に延長するように設けられている。突条３は、市販
のＨ型の長尺鋼材に角棒材を溶着して形成することがで
きるし、Ｈ型の鋼材本体２と一体に形成することができ
る。接続片４は、他側の対向辺の端部に設けられてい
る。接続片４は、夫々相隣接する他の土留用鋼材１の突
条３に嵌合できる長手方向の条溝５を備えている。接続
片４も、市販のＨ型の長尺鋼材に溶着して形成すること
ができるし、Ｈ型の鋼材本体２と一体に形成することが
できる。
【０００７】しかして、土留用鋼材１の打設工事に当た
っては、順次これをクレーンで吊りあげて所要位置に配
置し、所要機器で振動又は打撃を与えて地中に打ち込ん
でいく。隣接土留用鋼材１の位置合わせは、突条３と条
溝５とを互いに嵌合させることで容易に行うことがで
き、地中への打ち込み作業時には、突条３と条溝５との
嵌合により打ち込み方向がガイドされ、捻じれや位置ず
れが生じない。形成された擁壁は、一体化して極めて強
固なものとなる。なお、必要に応じて、打設後の相隣接
する土留用鋼材１，１の接合辺間を溶接することによ
り、遮水壁とすることができる。
【０００８】図２に示す土留用鋼材１１は、図３に示す
ように、擁壁の屈折部を構成するために、先の土留用鋼
材１に対して直交方向に接続するように地中に打設され
るものである。この土留用鋼材１１は、先の土留用鋼材
１における突条３と接続片４に加え、直交接続片６を備
えている。即ち、直交接続片６は、鋼材本体２の一方の
辺の外側に一対設けられており、この土留用鋼材１１に
隣接して直交方向に接続される他の土留用鋼材１におけ
る突条３に嵌合できる長手方向の条溝７を備えている。
この直交接続片６に他の土留用鋼材１の突条３を嵌合さ
せて擁壁の屈曲部を構成する。同じく、隣接土留用鋼材
１との位置合わせは、突条３と条溝７とを互いに嵌合さ
せることで容易に行うことができ、地中への打ち込み作
業時には、突条３と条溝７との嵌合により打ち込み方向
がガイドされ、捻じれや位置ずれが生じない。なお、こ
の場合も、接合辺を溶接して遮水性を付与することがで
きる。
【０００９】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、断面
Ｈ型の長尺鋼材本体２の一方の対向辺の内側対向部に長
手方向に突条３を設けると共に、他方の対向辺の端部に
夫々相隣接する他の土留用鋼材１の突条３に嵌合できる
長手方向の条溝５を備えた接続片４を設け、相隣接する
ものの突条３と条溝５とを互いに嵌合させて、複数を隙
間なく並べて打設可能として土留用鋼材１を構成したた
め、相隣接するものとの間にねじれや位置ずれを生じさ
せることなく、隙間なく容易に打設することができ、従
って、隙間のない強固な擁壁を容易に形成することがで
きるという効果を有する。
【００１０】また、上記のような突条３と接続片４とを
備えた土留用鋼材における鋼材本体２の一方の辺の外側
にさらに、この土留用鋼材に隣接して直交方向に接続さ
れる他の土留用鋼材１における突条３に嵌合できる長手
方向の条溝６を備えた直交接続片７を設け、この直交接
続片７に、直交方向に隣接する他の土留用鋼材１の突条
３を嵌合させてるようにしたため、擁壁の屈曲部を容易
に形成できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】直線状に並べて打設される土留用鋼材の平面図
である。
【図２】擁壁の屈曲部に配置される土留用鋼材の平面図
である。
【図３】２種の土留用鋼材を接続して形成される擁壁の
一部の平面図である。
【符号の説明】
１ 土留用鋼材 ２ 鋼材本体 ３ 突条 ４ 接続片 ５ 条溝 ６ 条溝 ７ 直交接続片 １１ 土留用鋼材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数を同一方向に並べて打設することに
    より擁壁を構成して背後の土層の崩落を阻止する土留用
    鋼材であって、 断面Ｈ型の長尺鋼材本体の一方の対向辺の内側対向部に
    長手方向に突条を設けると共に、他方の対向辺の端部に
    夫々相隣接する他の土留用鋼材の前記突条に嵌合できる
    長手方向の条溝を備えた接続片を設けて成り、 相隣接するものの突条と条溝とを互いに嵌合させて、複
    数を隙間なく並べて打設可能としたことを特徴とする土
    留用鋼材。
  2. 【請求項２】 複数を並べて打設することにより擁壁を
    構成して背後の土層の崩落を阻止する土留用鋼材のう
    ち、擁壁の屈曲部を構成するために打設されるものであ
    って、 請求項１に記載の突条と接続片とを備えた鋼材本体の一
    方の辺の外側にさらに、この土留用鋼材に隣接して直交
    方向に接続される他の前記土留用鋼材における前記突条
    に嵌合できる長手方向の条溝を備えた直交接続片を設け
    て成り、 この直交接続片に請求項１に記載の土留用鋼材の突条を
    嵌合させて擁壁の屈曲部を構成できるようにしたことを
    特徴とする土留用鋼材。
JP8201154A 1996-07-11 1996-07-11 土留用鋼材 Pending JPH1025735A (ja)

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