JPS62169863A - 被膜形成用組成物 - Google Patents

被膜形成用組成物

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JPS62169863A
JPS62169863A JP1147686A JP1147686A JPS62169863A JP S62169863 A JPS62169863 A JP S62169863A JP 1147686 A JP1147686 A JP 1147686A JP 1147686 A JP1147686 A JP 1147686A JP S62169863 A JPS62169863 A JP S62169863A
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JP
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water
monomer
film
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weight
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Takayuki Kamiie
上家 孝之
Hiroshi Iwai
岩井 弘
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不燃性塗膜形成に用いる被膜形成用組成物に関
する。従来、屋内および屋外のwfI易塗装材として、
有機溶剤をほとんど含まない水分成性ビニル系重合体の
有機系塗料か種々の用途に用いられている。しかしなが
ら、これらは有機物を主体としているために、火災時に
おいては容易に燃焼し、最近の建築物の高層化等による
塗膜の不燃化の要求を満すことができない。この様な有
a系塗料の欠陥を改良するため、態様質結合剤である水
溶性アルカリ珪酸塩が塗料バインダーとして利用されて
おり、その強い接着力、結合力、不燃性、高い硬度など
無機化合物特有の性質を有しているが、水溶性アルカリ
珪酸塩を使用した塗料を常温乾燥して得られる塗膜は木
質的に耐水性が不良である。即ち水中において塗膜が軟
化する欠点がある。
このような水溶性アルカリ珪酸塩の欠点を克服するもの
としてコロイダルシリカ水分散液とアルミニクム化合物
からなる無機質被模組成物(例えば特開F52−308
24号公報等)あるいはコロイド状シリカと水溶性有機
アミン類とを併用した被膜形成用組成物(特公昭59−
2308号公t/8)がある。
上記組成物は硬化性及び耐水性のすぐれた組成物ではあ
るが無機質被膜の欠点である塗膜の低光沢、厚塗り時の
塗膜の亀裂の問題及び有機!R塗料並の塗装作業性が得
られないなどの難点があった、従来かかる無機質被膜の
塗膜性能を補強するために偏平顔料であるマイカ、り〉
モの併用又は石綿や岩綿等の無機is維の使用が試みら
れてきたが前者ではなお満足な性能が得られず、他方後
者では口腔ガ〉の問題等労働安全衛生の面から使用出来
ず、また代替としてガラス繊維が一部使用されているが
ガラス繊維特有の鋭利性があるため塗料製造時に雛点が
あること、ならびに耐アルカリ性が不十分であることか
ら使用が特定の塗料に限定されており8を極的に使用さ
れる状態に至っていない。
本発明はかかる現状に鑑み前記した欠点のない耐熱性に
すぐねた無機質系被膜形成用組成物を開発すべく鋭意研
究の結果本発明に到達したものである。
問題点を解決するための手段 本発明に従えば、 (4) アルコキシシラン基とカルボキシル基とを含有
する水溶性もしくは水分散性アクリル共重合体(以下、
このものを単に「アクリル共重合体」ということもある
)、および (B  <a)α、β−エチレン性不飽和単量体、(b
)分子内に重合性不飽和二重結合とアルコキシシラン基
とを含有する単量体および(c)コロイド状シリカを水
性媒体中で乳化共重合して得られる水性樹脂分散体(以
下、このものを単に「水性樹脂分散体」ということもあ
る)の両成分の固形1分100重量部に対し、 (O一般式M2O、nTiO2、mH2O(式中MVi
Li+Na+に、n1j8以下の正の実数、mけ4以下
の負でない実数を表わす)で示されるチタン酸アルカリ
を10〜100重景部17合したことを特徴とする被膜
形成用組成物が提供される。
本発明の組成物から形成された無機質被膜の特徴は、従
来の被膜組成物に比べて塗膜に柔軟性が付与され、かつ
、硬化塗膜の耐水性、塗膜の密着性も改良され形成成分
の大部分が無機質化合物であるから、ガスの炎で焼いて
も準不燃であることなどがあげられる。
本発明の被膜形成用組成物が及ぼす作用効果は、その構
成成分の一つであるアクリル共重合体(八が水性樹脂分
散体(Bと組成物に類似しているため両者は相溶性に優
れ、しかも顔料分散性が良好であるため狗色に際して低
分子界面活性剤の如き顔料分散剤を必要としないこと、
またアクリル共重合体(4)自身の縮合反応ならびに水
性樹脂分散体(Bに存在するコロイド状シリカ表面の水
酸基との架橋結合によって非常に強固な塗膜を形成する
こと、さらに水溶性アクリル共重合体囚の構成単量体を
適宜選択調整することによってガラス転移温度を自由に
変え、このものに可塑剤的な働きを付与せしめて塗膜の
可とり性の調整機能と水性樹脂分散体(B中のコロイド
状シリカ量を増加せしぬる機能を付与できることなどの
複合効果として現われる。
また、従来の無機質被膜の欠点であった塗装作業性も本
発明の組成物においてはチタン酸アルカリ繊維のすぐれ
た結晶構造により組成物に適度な構造粘性が付与される
ので有機質塗料並の作業性が得られると共に厚塗り時に
おいても塗膜の亀裂が生じないという特徴を有している
一 本発明において、使用される水溶性もしくけ水分散性ア
クリル共重合体(至)を形成する単量体は、(1)  
アクリル系単量体 (2)  a、β−エチレン性不飽和カルポジ酸および
(3)  分子内に重合性不飽和二重結合とアルコキシ
シラ〉基とを含有する単黄体 である。
上記(1)のアクリル系単量体の例は、アクリル酸又は
メタクリル酸のC1〜C12アルキルエステル、例えば
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、アクリル酸デシル、アクリル酸ドデシル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸うクリル、メタクリル酸2−エチルヘ
キシル、アクリル酸2−とドロキシエチル、アクリル酸
ヒドロキシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、ポリエチレシグリコールモノメタクリレートなど;
アクリル酸又はメタクリル酸のアミド例オはアクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ドなど;アクリロニトリル;メタクリロニトリル;アク
リル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル等であり、
それらの1種又はそれ以上を使用することができる。
上記(2)のα、β−エチレン性不飽和カルボン酸単量
体の例は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無
水マレイン酸、フマル酸、り四トシ酸、イクコン酸など
であり、このコモツヤ−の使用により、アクリル共重合
体中にカルボキシル基が導入され、共重合体は水溶化ま
たは水分散性化せしめられる。
α、β−エチレン性不飽和カルボ〉酸は、そのカルボキ
シル基により、該アクリル共重合体の酸価が30〜12
0、好ましくけ50〜100となるような割合で使用す
るのがよい。
該共重合体の酸価が30より小さいと水溶性化もしくは
水分散性化が幾分不十分となり、他方、酸価が120を
超えると得られる樹脂液ダの耐水性が低下するおそれが
ある。
上記(Jの重合性不飽和二重結合とアルコキシシラシ基
を含有する単量体は、これにより共重合体中にアルコキ
シシラシ基を導入する単量体成分であり、その例は、ジ
ビニルジメトキシシラシ(CHz=CH)zSi(OC
H3)zジビニルジーβ−メトキシエトキシシラシ(C
H2−CH)2S i (OCH2CH20CH3)2
ビニルトリエトキシシラ〉 CH2=CH81(OC2H5)a ビニルトリス−β−メトキシエトキシシラ〉CH2=C
H5i(OCH2CH20CH3)sr−メタクリルオ
キシプロピルトリメトキシシラシのようなジーまたはト
リアルコキシ(あるいはアルコキシアルコキシ)シラ〉
化合物である。就中トリアルコキシ(tIるいはアルコ
キシアルコキシ)シラ゛ン化合物が好適である。
該成分(3)のアルコキシシラン化合物の、使用し得る
市販品の例としては例えば信越化学社製の商品名rKB
E1003J、rKBc1003J、r K B M 
503 Jなどがある。
成分(3)のアルコキシシラ〉化合物は、使用される全
単量体の合計量規準で少くとも1重9%、好まし、くけ
3〜10重量%含有せしめるのがよい。
本発明で用いるアクリル共重合体(4)は、以上に説明
した3種の単量体成分(1)、(2)および(3)を常
法に従い共重合することにより製造することができる。
この場合、さらに必要に応じて、使用する全単量体の合
計重量に基づいて50重量%まで、好捷しくけ40重量
%までの量、アクリル系以外の重0合性ビニル単量体例
えばスチレン、α−メチルスチレシ、ビニルトルエン等
の1種又はそれ以上を共重合せしめてもよい。
又成分(1)のアクリル糸車り体として、7°クリル酸
またはメタクリル酸を使用する場合には、これにより成
分(2のα、β−不飽和力ルボ〉酸単全体成分を兼ねさ
せることができる。
本発明において用いる上記アクリル共重合体囚は約10
.000〜約30.000、好ましくは約10.000
〜約2帆()OOの範囲の分子量を有することができ、
分子量が約10,000より小さい場合には耐久性にお
いて必ずしも充分に満足できる塗膜を与えず、また分子
量が約30.000を超えると得られる組成物の粘度が
高く塗装の作業性が劣る。
本発明におけるアクリル共重合体(A)の分子11はゲ
ルパーミエーショシクロマトグラフによるものである。
上記アクリル共重合体(4)の水溶性化もしくけ水分教
化は通常の方法に従って行なうことができ、例えば上記
の如くして製造されたアルコキシシラ〉基およびカルボ
キシル基を含有するアクリル共重合体を、酸カルボキシ
ル基に対して少なくとも当量のアミン化合物、例えばモ
ノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンな
どの脂肪族アミン類、ジェタノールアミン、トリエタノ
ールアミンなどのアルカノ−!レアヨシ類、ピリジン、
ピペリジンなどの環状アミン類およびアンモニアなどを
用いて処理することにより行なうことができる。
本発明において使用される水性樹脂分散体(ト)を形成
するα、β−エチレン性不飽和単景単量a)および分子
内に重合性不飽和二重結合とアルコキシシラ〉基とを含
有する単量体(b)け、それぞれ前記したアクリル共重
合体囚を形成する単量体(1)および(3)と同じであ
り、(a)にはさらにスチレン、ビニルトルエンなどの
アルケニIレベンセ°ンが包含される。
また、コロイド状シリカ(c) Ir! S i 02
を基本単位とする水中分散体であり、粒子径が4〜10
0rr+μのものである。
上記範囲の粒子径のコロイダルシリカは、水性分散液の
状態で酸性側、塩基性側のいずれであっても用いること
ができ、対象とする水溶性もしくけ水分散性のアクリル
共重合体の安定領域に応じて適宜選択することができる
。すなわち、酸性側のコロイダルシリカとしては、たと
えば商品名スノーテックス−〇又はスノーテックスOL
(8産化学工業会社製)で市販されている非安定化シリ
カ(pH4〜4)が利用できる。一方、塩基性側のコロ
イダルシリカとしては微量のアルカリ金属イオン、アシ
モニクムイオンまたはアミンの添加によって安定化した
シリカ(p H8,4〜10)があり、商品名スノーテ
ックス20、スノーテックスC1スノーテックスN(以
上は8産化学工業会社製)、商品名ルドックスH3−4
0、同HS−30、同LS、同5M−30、同TM、同
AS。
同AM(以上は米国、デュボシ社製)、商品名ナルコー
ク(米国、ナルコグミカル社製)、商品名シトリ(米国
、モンサシトケミカル社製)などをあげることができる
前記したそれぞれ単量体(ωと単量体(口とコロイダル
シリカ(c)との共重合割合は、固形分重量比で11)
0:0.1〜10:1〜200となる範囲、好ましくは
I U O: 0.5〜5:2〜150となる範囲が適
当である。
単量体(a)の100重量部に対17て単量体(b)が
0.1重量部未満であると、コロイダルシリカ(clの
表面のOH基との反応性が不十分となって塗膜の耐久性
が不良となるし、耐汚染性も改良できなく逆に単量体(
b)が10重量部を越Aて多くなると、かかる反応自体
が行き過ぎるようになる結果、目的とする水性樹脂分散
体が得られ難くなるが、よしんば得られても、そうした
分散体を主成分とする塗料の安定性は悪くなり、いずれ
も好ましいものではない。
他方、単量体Ca)の1()0重量部に対してコロイダ
ルシリカ(c)が1重量部未満であると、有機−無機の
強固なる複合塗膜を形成するという造膜効果も期待し得
々くなって、塗膜の耐久性および耐汚染性が共に改良で
きなくなるし、逆に200重量部を越えて多くなると、
この造膜性が悪くなって耐久性が劣る。
水性樹脂分散体(Bのr製は、前記した共重合成分を公
知の界面活性剤の存在下で水性媒体中で従来から公知の
方法で乳化重合せしめることによって行なわれる。
前記したに)成分と(B)成分の配合割合は固形分重量
比で10/90〜80/20、好壕しく17i10/9
0〜50150の範囲である。この1囲外であると本発
り]の特徴とする被膜形成用組成物が得られない。
本発明において用いられるチタン酸アルカリとに一般式
M2O、nTiO2、mH2Oで示される無機質化合物
で、Li4Ti04、Li2TiO3(0(n(1、m
=0)で表わされる食塩型構造のチタン酸アルカIJ 
M及びその水和物、K2Ti40g  、Na2Tia
O7(2部m≦5、m=0)で表わされる層状構造のチ
タン酸アルカリ類及びその水和物、Na2Ti701s
、K2Ti6O13、K2TiOt3(n(6、m=O
)で表わされるトンネル構造のチタン酸アルカリ類及び
その水和物等を挙げることが出来、それらの単独または
混合物が用いられる。
尚、本発明の組成物において、特に耐火、断熱性の向上
に好適なチタン酸アルカリとしては、一般式に20.6
TiOz、mH2Oで表わされる6チクシ酸アルカリ及
びその水和物である。この6チタシ酸カリウム繊維や6
チクシ酸カリクム水和物繊維はいずれも安全性の高いも
のである。
チタン酸アルカリは、一般に微細結晶体で提供されてお
り、その微細結晶体の形状は粉末又は短繊維であって、
特に好適なものとしてに20.6Ti02  で示され
る6チタシ酸カリクム繊維及びに20.6Ti02.1
/2H20で示される6チタン酸カリクム水和物繊維が
挙げられる。これらチタン酸アルカ’J11Jil維の
形状は平均繊維長0.5〜50μm1平均繊維径0.1
〜0.3μmの短繊維の内繊維長5μm以上アスペクト
比100前後のものが特に好適である。
尚、本発明におけるこれらのチタン酸アルカリにあって
は、不定型微粉末または繊維長5μm以下のものでも耐
火、断熱性には何ら悪影響を及ぼさないが、繊維長があ
まり短かすぎたり、アスペクト比があまり小さすぎると
強度の増大効果があまり期待出来ない。
本発明におけるチク〉酸アルカリの使用量は、前記(2
)および(B成分の合計量(固形分)100重量部当り
10〜100重量部、好ましくは10〜50重量部であ
る。使用量が10重量部より少なすぎると得られる組成
物の構造粘性がなく厚塗り時の塗膜の亀裂防止に役立た
なくなる。反対に100重量部より多すぎると塗膜の光
沢を低下させる。
また本発明の組成物では塗膜に色調を与えるために二酸
化チタン等の種々の着色顔料、また組成物の塗装特性を
改良するために白土、タルク、アルカリ土類金属の炭酸
塩など通常塗料に使用される不活性体質顔料等を使用す
ることができる。その他に消泡剤、界面活性剤等の塗料
用添加剤を使用することも出来る。
本発明の被膜形成用組成物の製造は、通常の塗料化方法
によって行なうことができる。
すなわち、(4)水分散性アクリル共重合体に粉末チタ
ン酸アルカリ、顔料、界面活性剤等を分散し、ペブルミ
ルあるいはデスパー等の機械力を用い塗料化する。この
顔料分数ペーストに対し塗装前に(B水性樹脂分数体を
加え、混合して使用する。
本発明の被膜形成用組成物は、セラミック素材、ガラス
素地、コンクリート素地、モルタル素地、珪酸力ルシク
ム板、スレート板、鉄鋼類素地、ジンクリッチペイント
塗膜などの上に非常に良好な接糸性を示す。また、上記
基材で塗料の吸込み現象が起きる素材では塗装前に少く
とも40℃以上に予備加熱処理を施すことによって防止
することができる。
また、本組成物の塗装方法としては、スプレー塗装、ロ
ーラー塗装、はけ塗り、カーテン70−コーター塗装な
ど一般の方法が用いられる。なお、乾燥は通常室温で行
なうが、工程を短縮したい時は加熱乾燥することも可能
である。
次に本発明をさらに詳細に説明するため実施例をあげる
。なお実施例は本発明をそれに限定するものではない。
実施例1〜5および比較例1〜2 第1表に示した組成で塗料化し、これをスプレー塗装で
スレート基材に乾燥時膜厚で70μの厚さになるように
吹きつけ試験板とした。
温度計、攪拌器、冷却器および滴下ロートを備えた30
0−の四つロフラスコにイソプロピルアルコール38.
85部を入れ、フラスコ内の空気を窒素で置換した後、
スチレン40部、n−ブチルアクリレ−) 38.6部
、ヒドロキシエチルアクリレート10部、アクリル酸8
.4部、r−メタクリロキシブロビルトリメトキシシラ
シ(商品名、信越化学製KBM503)3部、およびア
ゾビスイツブチロニトリル3部よりなる混合モノマーを
滴下ロートにとり、フラスコ内容物を80〜90℃に保
ち、3時間にわたり滴下する。滴下終了後1時間この温
iに保ち、ついで、アゾビスジメチルバレロニトリル1
 部トフロビルアルコール15部を滴下し7て約2時開
反応させる。反応終了後、イソプロピルアルコールで固
形分65%に調整し、重合率100%、分子量約20,
000、粘度Z−4(ガードナー粘度計/25℃)、酸
価63、水酸基価43のアクリル共重合体フェスを得た
このアクリル共重合体フェスをトリエチルアミンとアン
モニア(トリエチルアミンとアンモニアの比I/′il
 : 1尚禁此)で中和(1中和当量)し20%水溶液
とする。
水性樹脂分教体与゛1進例1 温ルー計、撹拌器、冷却器および滴下ロートを備λ、た
300−の4ツロフラスコにラクリルスルホ〉酸ナトリ
ウム3部、スノーテックスN(コロイド状シリカ、5i
02含有を20%、p H9,4)50部および脱イオ
ン水150都を加え、フラスコ内の空気を窒素ガスで置
換した後、2−エチルへキシルアクリレート40部、メ
チルメタクリレート29部、スチレ″J27部、アクリ
ル酸1部、r−メタクリルオキシプロピルトリメトキシ
シラン3部および過砒酸アンモニクム0.7部の混合モ
ノマーを滴下ロートにとり、フラスコ内容物を60〜7
0℃に保ち3時間にわたり滴下する。滴下終了後2時間
この温度に保ち、ついでこのものを冷却しアンモニア水
でpHを8〜9に調整し固形分を40%に調整して安定
な水性樹脂分散体を得た。
前記アクリル共重合体を使用し第1表の配合によシ舶料
ペースト(ロ)を作成し、塗装置前に水性樹脂分散体(
Bを加え塗料化した。
(S ガラス板に塗布し1日後光沢計で測定JISK 
 5400 (6)  (5)で測定したガラス板上の塗膜を目視判
定。
(7)  ガラス板上にサグテスターで塗布、300s
でブレ九集合を×とした。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)アルコキシシラン基とカルボキシル基とを
    含有する水溶性もしくは水分散性アクリル共重合体、お
    よび (B)(a)α,β−エチレン性不飽和単量体、(b)
    分子内に重合性不飽和二重結合とアルコキシシラン基と
    を含有する単量体および(c)コロイド状シリカを水性
    媒体中で乳化共重合して得られる水性樹脂分散体の両成
    分の固形分100重量部に対し、(C)一般式M_2O
    、nTiO_2、mH_2O(式中MはLi、Na、K
    、nは8以下の正の実数、mは4以下の負でない実数を
    表わす)で示されるチタン酸アルカリを10〜100重
    量部配合したことを特徴とする被膜形成用組成物。
  2. (2)チタン酸アルカリがチタン酸カリである特許請求
    の範囲第1項記載の被膜形成用組成物。
  3. (3)チタン酸アルカリが長さ5μm以上、アスペクト
    比20以上の繊維状チタン酸カリである特許請求の範囲
    第1項ないし第2項記載の被膜形成用組成物。
  4. (4)(A)および(B)成分の固形分100重量部に
    対し、50〜200重量部の顔料成分又は骨材を配合し
    た被膜形成用組成物。
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