JPS62164775A - 水なし平版用陶器転写用ワニス組成物 - Google Patents

水なし平版用陶器転写用ワニス組成物

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JPS62164775A
JPS62164775A JP61006324A JP632486A JPS62164775A JP S62164775 A JPS62164775 A JP S62164775A JP 61006324 A JP61006324 A JP 61006324A JP 632486 A JP632486 A JP 632486A JP S62164775 A JPS62164775 A JP S62164775A
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JP
Japan
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varnish
transfer
rosin
modified
phenolic resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP61006324A
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English (en)
Inventor
Masaharu Hattori
正治 服部
Norimasa Ikeda
憲正 池田
Yuzo Ogawa
小川 勇造
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水なし平版用陶器転写用ワニス組成物に関す
るものであり、さらに詳しくは水なし平版を取りイ」け
た印刷機で陶器転写紙に印刷する場合に、耐地汚れ性が
良好で画像再現性、顔料抱着性、焼成性の優れた水なし
平版用陶器転写用ワニス組成物に関するものである。
なお、ここでいう陶器とは、磁器、セラミック、ガラス
などを含むものである。
[従来技術] 陶器転写紙の印刷は、通常、平版によるオフセラ1〜印
刷によっているが、ワニスの厚盛りを要する場合はスク
リーン印刷が用いられる。
また絵柄にアクセン1〜を持たせる場合には平版とスク
リーン印刷の併用も行なわれる。
平版によるオフセット印刷の場合、分色製版した版を用
いて転写ワニスを転写用紙のデキストリン面に印刷し、
ワニスの乾かないうちにセラミックカラーの粉をふりか
けて転写ワニスに抱着させ、余分の粉はとり除いている
湿し水を使用する従来のオフセット印刷は繊細な絵柄は
表現できるが、厚盛りした場合にシャドウ部のつぶれが
起り、画像再現性に問題が生じる。
また、陶器転写紙を長期保存した場合、印刷した転写ワ
ニスに収縮が起り、絵柄に不鮮明さが生じる欠点がある
水なし平版は、湿し水を使用する従来の平版によるオフ
セット印■すに比較して、転写ワニスの厚盛りが可能で
画像再現性に優れているが、従来の転写ワニスを水なし
平版用に使用した場合、地汚れが発生して満足な陶器転
写紙が得られない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、耐地汚れ性が良好で、水なし平版での
オフセット印刷等による転写ワニスの厚盛りが可能にな
ると同時に、画像再現性、顔料抱着性、転写ワニス乾燥
後の被膜強度、および絵つけ、焼成、陶器転写紙の保存
等において優れた水なし平版用陶器転写用ワニス組成物
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] かかる本発明の目的は、ロジン変性フェノール樹脂、ウ
レタン変性樹脂、乾性油、および溶剤から主としてなる
ことを特徴とする水なし平版用陶器転写用ワニス組成物
により達成される。
本発明の原料成分として使用されるロジン変性フェノー
ル樹脂は、通常レゾール型フェノール樹脂、ロジン類、
多価アルコール、一または二塩基酸等を反応させて得ら
れるものであるが、この製造工程において植物油を同時
に反応ざUた、植物油とロジン変性のフェノール樹脂も
使用できる。
ここで用いられるレゾール型フェノール樹脂としては、
例えばフェノール、クレゾール、パラターシャリブチル
フェノール、バラオクチルフェノール、パラノニルフェ
ノール、バラフェニルフェノール、ビスフェノールA1
パうアミノフェノール等のフェノール類に公知の方法で
アルカリ触媒の存在下、ホルムアルデヒドを反応させて
得られるものである。ロジン類としては、例えばウッド
ロジン、ガムロジンまたはトール油ロジン等である。
多価アルコールとしては、特に限定されるものではない
が1.具体的にはエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブチレングリコール、ジエチルシングリコール
、ジプロピレング・ノコール、ヘキサンジオール、ヘキ
サントリオール、トリメチロールプロパン、グリセリン
、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールなど
の炭素数2〜15のものが好ましく用いられる。
本発明において用いられるロジン変性フェノール樹脂は
、重量平均分子量が3万以上のものが好ましく、より好
ましくは5万以上のものがよい。
重量平均分子量の上限は特に限定されるものではないが
、通常25万以下のものが好ましい。垂m平均分子層が
3万未満の場合は、通常の使用量では転写ワニスの凝集
力が充分にあがりにくく、耐地汚れ性を満足させようと
すれば、樹脂を多量に用いる必要があり、樹脂を多量に
用いると転写ワニスの粘度およびタックがあがり、流動
性が低下し、印刷適性が悪くなる等の問題点が生じ易い
このようなロジン変性フェノールとしては、前述の方法
で合成されたものでもよいが、市販の樹脂、例えば、日
立化成ポリマー(株)製5PR−300や前用化学工業
(株)製タマノル354などを使用してもよい。
ロジン変性フェノール樹脂を転写ワニス中に配合する割
合は、好ましくは5〜55重量%、より好ましくは8〜
50重岱%、さらに好ましくは12〜45重辺%である
使用量が上記の範囲を外れた場合は、用いる樹脂により
異なるが、目的とする転写ワニスの性能が得られないこ
とがおる。例えば、5重量%未満の場合は、転写ワニス
の粘度が本発明における好適な下限粘度である300ポ
イズを下回るために凝集力が充分にあがらず、耐地汚れ
性が満足できないことがある。一方、55重量%を越え
る場合は、凝集力があがりすぎるため、耐地汚れ性は満
足するが、転写ワニスの粘度が本発明において使用され
る好ましい粘度の上限、即ち3000ポイズを上回るた
めに、タック値が高くなり、印刷機上での転写不良、プ
ランケラへの用紙の巻き込み、顔料抱着性不良などの問
題が発生しやすい。
本発明で用いられるウレタン変性樹脂とは、たとえば次
の■〜■に挙げたような、水酸基含有化合物とイソシア
ネート化合物とのウレタン化反応によって生成するもの
を意味する。
■水酸基を有する植物油誘導体、例えば植物油(アマニ
油、大豆油、キリ油、ナフラワー油、脱水ヒマシ油、ト
ール油、オイチシカ油など)の部分ケン化物、植物油と
多価アルコール(グリセリン、ペンタエリスリ1−一ル
なと)とのアルコーリシス反応物 ■水酸基を有するアルキッド樹脂 多塩基皺と多価アルコールとの縮合反応によって得られ
るもので水酸基を有するものである。これらは変性剤、
例えば、油脂および油脂肪酸、天然樹脂(ロジンなど)
および合成樹脂(フェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素
樹脂など)などで変性されたものもこれらに含まれる。
■フェノール樹脂 ■ロジン変性フェノール樹脂 イソシアネートとしては、特に限定されるものではない
が、好ましくは炭素数4〜40のモノ。
ジ、トリなどのイソシアネート化合物が使用される。
ウレタン変性樹脂の重量平均分子量は、1部万以上であ
ることが好ましく、重量平均分子量の上限は特に限定さ
れるものではないが、通常50万以下のものが好ましい
ウレタン変性樹脂を転写ワニス中に配合する割合は好ま
しくは5〜40重逗%、より好ましくは10〜30重ω
%である。
使用■が上記の範囲内であると、転写ワニスの顔料の抱
着性、乾燥後の皮膜強度、デキストリン面への接着等に
優れた水なし平版用陶器転写用ワニスが得られる点で好
ましい。
またウレタン変性樹脂としては、上記の方法で合成した
ものでもよいが、市販のウレタン変性樹脂、例えば日立
化成ポリマー(株)%uU−228や前用化学工業(株
)製7500Xなどを使用してもよい。
本発明において使用される乾性油としては、ヨウ素価1
00以上、二重結合濃度が6〜16mmol/gの範囲
に必る動植物油が使用でき、例えばアマニ油、オイチシ
カ油、綿実油、ナフラワー油、大豆油、トール油、エノ
油、キリ油、脱水ヒマシ油、およびこれらの重合体が挙
げられる。
上記のような乾性油を転写ワニス中に使用する割合は、
好ましくは10〜40重1i%、より好ましくは15〜
35重口%である。
本発明において使用される溶剤としては、公知のワニス
形成成分として用いられるものであれば如何なるもので
もよいが、好ましくは沸点200〜350°Cの石油系
溶剤を用いるのがよい。
また、使用条件に応じて乾燥剤、希釈剤、その他公知の
物を必要量使用することができる。
本発明の水なし平版用陶器用転写ワニスの粘度は前述の
ごとく300〜2500ポイズとなすのが耐地汚れ性、
印刷時の転移性等の点から好ましい。
以上のような材料を用いてクツキングした後に得られた
水なし平版用陶器用転写ワニスは、耐地汚れ性が良好で
、水なし平版によるオフセット印刷で転写ワニスの厚盛
りが可能になると同時に、画像再現性、顔料抱着性、転
写ワニス乾燥1爽の皮膜強度、および絵つけ、焼成、陶
器転写紙に印刷後の保存等に極めて優れたものとなすこ
とかできる。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明するが、本発明は、こ
れに限定されるものではない。
なお、実施例に用いられる部数は重量部にもとづくもの
である。
又、実施例中の各特性はそれぞれ次の方法で測定したも
のでおる。
■転写ワニスの粘度 E型粘度計に温水を通じて転写ワニスの粘度を30℃に
昇温しで測定した。
■耐地汚れ性の評価法(地汚れ発生指数の測定)転写ワ
ニス100部に対して、トナー(着色剤)2部を用いて
添加した転写ワニスを、版胴に温水を通じて版面を昇温
できるように改造した印刷薇に、シリコ−ンゴムよりな
る非粘着性層を有する水なし平版刷版をとりつけ、版面
を昇温しながら印刷し、一定のベタ濃度において印刷物
に地汚れが発生した際の版面温度を地汚れ発生指数とし
た。
地汚れ発生指数の高いインキはど実用印刷においても地
汚れが発生しにくいものである。
■平版によるオフセット印刷時のワニスの厚盛り適性の
評価法 耐地汚れ性評価に使用した転写ワニスを使用して、印刷
物のベタ濃度を変化させて点大りによるシャドウ部のツ
ブシの状態を目視に゛て評価した。
■顔料抱着性の評価法 転写ワニスを転写用紙のデキストリン面に印刷し、ワニ
スの乾かないうちに陶磁器用顔料「濃赤」(杉村商店(
株)製)の顔料をふりかけて、転写ワニスに抱着させた
復に、余分の顔料をとりのぞき、顔料との親和性を目視
にて評価した。
■裏うつり性の評価法 転写ワニスを転写用紙のデキストリン面に印刷し、ワニ
スの乾かないうちに陶磁器用顔料「濃赤」(杉村商店(
株)製)の顔料をふりかけて、転写ワニスに抱着させた
後に、余分の顔料をとりのぞいた転写紙を棒積みにした
際の、裏うつり状態を目視にて評価した。
■転写ワニス乾燥俊の皮膜強度の評価法染色物摩擦堅牢
度試験機を使用して加重200qで印刷面をツー1−紙
で10回こすり、傷の状態を目視にて評価した。
■陶器転写紙に印刷後、焼成までの経時変化の評価法 陶器転写紙を150日間室温で保存した後に、転写紙か
らはがし、絵つけ、焼成を行ない、絵柄の鮮明さを目視
にて評価した。
実施例1 下記のロジン変性フェノール樹脂とウレタン変性樹脂、
乾性油等から成る原料配合組成物を210〜220℃の
温度で50分クツキングした後、溶剤成分を添加して、
140〜150’Cの温度で20分加熱して、転写ワニ
スAを得た。
(転写ワニス原料配合組成表) SPR−30034,0部 (日立化成ポリマー(株)製ロジン変性フェノール樹脂
、重量平均分子量60.000 )Ll−212ウレタ
ン変性樹脂>15.0部(日立化成ポリマー(株)製ウ
レタン変性樹脂、重量平均分子量150,000) 舶純亜麻N、7         10.0部(東新油
脂(株)製乾性油) アラキード5001      10.0部(前用化学
工業(株)製乾性油) 重合脱水ヒマシ油        6.0部(伊藤製油
(株)製乾性油) IPソルベント2835    13.0部(出光石油
化学(株)製) ダイヤレン168       13.0部(三菱化成
工業(株)製) 計101.0部 転写ワニス粘度      2100ポイズ実施例1で
得られたワニスAを小森スプリント単色機に水なし平版
を取り付け、印刷温度28°Cで陶器転写紙に印刷し、
各特性について評価し、表1に示した。
実施例2 実施例1と同様の方法で転写ワニスを得た後、舶純亜麻
N、73.0部、ナフテン酸コバル1〜0゜3部、ナフ
テン酸マンガン0.3部を三本ロールで混練して、粘度
1000ボイズの転写ワニスBを得た。
実施例1と同じ方法で、転写ワニスBの各特性について
評価した。結果を表1に示す。
実施例3 実施例1と同様の方法で転写ワニスを1qた後、ダイヤ
121684.0部、ナフテン薗コバルト0.3部を三
本ロールで混練して、粘度700ポイズ(30℃)の転
写ワニスCを得た。
実施例1と同じ方法で、転写ワニスCの各特性について
評価した。結果を表1に示す。
比較例1 諸星インキから市販されている、水あり平版用陶器転写
ワニス(以下ワニスDと記す)を用いて、小森スプリン
ト単色機に水なし平版を取り付け、印刷温度28℃で陶
器転写紙に印刷し、実施例1と同じ方法でワニスDの各
特性について評価し、結果を表1に示す。
表1に承りように、本発明の水なし平版用陶器転写用ワ
ニス組成物は、市販のワニスDに比較して耐地汚れ性が
良好で、水なし平版によるオフセラ1〜印刷で転写ワニ
スの厚盛り適性と顔料抱着性、裏うつり性、転写ワニス
乾燥後の皮膜強度、陶器転写紙に印刷後の焼成までの経
時変化等に優れた陶器転写紙が得られることがわかる。
[発明の効果] 本発明による水なし平版用陶器用転写ワニスは、上述の
ごとく構成したので、下記のような優れた作用効果を奏
するもである。
■耐地汚れ性が良好 ■転写ワニスの厚盛りが可能 ■顔料の抱着性および裏うつり性が良い■乾燥後の皮膜
強度が強い ■焼成までの経時変化がない

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロジン変性フェノール樹脂、ウレタン変性樹脂、
    乾性油、および溶剤から主としてなることを特徴とする
    水なし平版用陶器転写用ワニス組成物。
  2. (2)ワニス粘度が300〜2500ポイズ(30℃)
    であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の水なし平版用陶器転写用ワニス組成物。
JP61006324A 1986-01-17 1986-01-17 水なし平版用陶器転写用ワニス組成物 Pending JPS62164775A (ja)

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