JPS6216315A - 不安定な容器のロ−デイングに特に有用なロ−デイング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、複数個の容器をローディングステーションに
おいて組上げる梱包装置に関し、この装置は、ローディ
ングステーション上へ移送されるときに不安定な容器を
支持し、それらの容器を適正な位置に直立させて維持す
るのに特に有効である。本発明はパレタイザ（ｐａｌｌ
ｅｔｉｚｅｒ）に関連して適用するのに特に適しており
、以下でもパレタイザに関して特定して説明されるが、
広義の意味においては本発明はパレタイザに限定されな
い。

［従来技術 個々の容器（缶、広口瓶、瓶など）を梱包し、移送する
場合、それらの容器群をローディングステーションに配
列するのが普通であり、その後、容器群は何らかの方法
により一体に処理される。通常は、以下にも特定して説
明されるように、容器群はトレイ上に積載され、複数段
のそのような容器群が順次積上げられ、その後、積重ね
られた状態のままパレットを形成するように一体に固定
される。

通常のプラントにおいては、このように処理すべき主容
器の数は非常に多いので、パレタイザなどの容器処理装
置は非常に多数の容器を非常に速く、しかも誤動作なく
処理することができなければならない。誤動作とは、パ
レタイザ又はその他の梱包装置の故障ばかりでなく、容
器がローディングステーションにおいて適正な位置をと
れなくなるような個々の容器の操作をも指すものとする
。容器が位置ずれを生じた場合、特に、容器が倒れた場
合には、オペレータの側で手動操作で誤りを正さなけれ
ばならず、それには１通常、誤動作が直される（容器が
適正な位置に置かれる又は一端で正しく立てられる）ま
で装置を停止する必要がある。その結果、よくてもかな
り長い時間をロスし、生産効率が落ちることになり、最
悪の場合には、作業者の不注意により重大な故障や容器
の損傷を招くことになる。

ソフトドリンク用の缶のように高さがわずか数インチで
、横断面の丸い従来形の容器に関していえば、缶の位置
ずれ又は転倒に関連する問題はそれほど重大ではなく、
従って、従来のローディング装置を使用して差しつか−
えない、しかしながら、一般には、このような缶より不
安定な容器が広く使用されている。

このような不安定な容器の１つに、かなり背が高く、横
断面は細長いフラスコ形容器がある。この形の容器は、
横断面が細長く、重心が高いために、少し傾くと適正な
直立位置を回復できずに倒れてしまう、この種の容器に
ついて従来の高速トレイ梱包装置を使用しようとすると
、瓶の転倒という誤動作を生じる頻度が高くなるので、
そのような従来の装置を有効に使用することができる。

そこで、より低速で動作する装置を使用しなければなら
ないが、それでも、装置の動作に対して絶えず注意し、
手動操作により修正することが必要であった。

不安定な容器について使用することができる有用な高速
梱包装置が存在しないため、見た目が美しく、購買意欲
をそそられる形であることから非常に有利であると考え
られるにもかかわらず、そのような容器が業界で採用さ
れる範囲はごく限られていた。

出荷に際して複数個の容器を梱包する最も有効な方法は
、ローディングステーションにおいて容器を複数の列と
して組上げるものである。容器はまず複数の列に形成さ
れ１次に容器列は一度に１列ずつ又は同時に複数列ずつ
ローディングステーションに押し上げられる。ローディ
ングステーションは１回の動作で押上げられる数よりは
るかに多くの容器列を受入れるので、ローディングステ
ーションのローディング動作は、所望の数の容器列が全
てローディングステーション上に並ぶまで複数回の列移
動動作を経て行なわれる。その後、容器列群は適切に処
理される。パレタイザにおいては、第１の容器段の上に
次の列群を積載すべき空間を形成するために第１の容器
段を降下させることになる。

容器列がローディングステーション上に乗せられ、新た
な容器列が供給されるたびにローディングステーション
に沿って移動されるとき、その移動、特に行なわれる動
作の開始と停止によって容器はぐらつき、特に不安定な
容器の場合には容器が倒れ、誤動作を生じる結果になる
。特に容器の横断面形状が矩形でない場合に、その種の
誤動作をできる限り少なくする方法の１つは、各容器列
を隣接する列に対して互い違いの関係で位置決めするも
のである。この場合、各列の容器の幅広の中央部は隣接
する列の容器の幅の狭い端部により形成されるスペース
に嵌合するので、容）：：け互いにかみ合い、ある程度
は互いに支え合う１．この方法自体は問題を解決するも
のではなかった。しかしながら、問題を解決する本発明
は上述の互い違い配列により得られる相互支持を利用す
るのに特に適している。

［発明の概要］ 本発明のローディング装置は、ローディングステーショ
ンに積載されるときに容器、特に不安定な容器を２つの
動作により必要とされるだけ十分に支持する。それらの
動作は１つずつ見ても非常に効果的であり、組合わされ
ると容器支持効果を予期しないほど大きく向上させる。

まず、先頭の列の容器はローディングステーション上に
乗せられると保持壁と係合し、先頭の列の容器の移動を
阻止するほどには大きくないが、後続する列をその前方
にある列としっかり一様に係合する状態に維持するには
十分に大きいほぼ均一な抵抗に反して保持壁を押し戻す
。これにより、列の集合体の中にほぼ隙間のない容器群
が形成されるので、集合体の中の容器が倒れる余地はな
い。

ローディングステーションに、相互間に容器列を受入れ
る側壁が設けられ、側壁は所定の列の端部の容器を支持
するように容器と係合する０本発明の第２の面によれば
、それらの側壁はローディングステーションに沿って容
器列の移動方向に移動し、従って容器列の移動と同時に
移動するように構成されるので、それらの側壁と側壁と
係合する端部の容器との間に相対運動は生じない、その
ため、このような相対運動に起因する摩擦効果によって
端部の容器又は他のいずれかの容器が倒される又はずれ
るようなことはない、以下に特定して説明される実施例
においては、側壁は上記保持壁にそうして同時に動くよ
うに機械的に結合される可撓性ベルトから形成される。

従って、ローディングステーションに積載される容器の
数が増すにつれて、容器は一様に且つ有効に支持され、
容器が倒れるような余地はほとんどなく、装置の動作の
中にも容器を転倒させるような欠陥はない。

本発明の主な目的は、従来のローディング装置に匹敵す
る高速で動作し、しがち、容器の位置ずれ又は転倒のお
それを著しく少なくするように積載中の容器を支持する
ローディング装置を提供することである。

本発明の別の目的は、不安定な容器について使用するの
に特に有用なローディング装置を提供することである。

本発明の別の目的は、それ自体が少なくとも従来の装置
と同じ程度に確実であり且つ故障を生じないローディン
グ装置を提供することである。

本発明のさらに別の目的は、保守及び修理を比較的低コ
ストで容易に行なえるように容易に入手しろるユニット
及びサブアセンブリから構成できるローディング装置を
提供することである。

本発明の付加的な目的は、ローディングステーションに
一連の互い違いの列を確実且つ有効に形成する装置を１
カ供することである。

上述の目的及び以下に記載されるその他の目的を達成す
るために、本発明は特許請求の範囲に限定され且つ本明
細書に記載されるような一群の容器を複数の列としてロ
ードする装置の構造に関する。

［実施例コ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

前述のように、本発明の装置はここでは本発明に関わる
部分を除いて従来と同じ構成のパレタイザの一群を成す
ものとして図示されている。そのようなパレタイザにお
いては、パレットディスペンサＢに準備された空のパレ
ットＡが空パレツトコンベヤＣ上に載置され、空パレツ
トコンベヤＣはホイストＥと関連するホイストコンベヤ
ＤまでパレットＡを搬送する。ホイストＥは空のパレッ
トを装置のローディングステーションＦを規定する上方
位瞠まで引上げる。空パレットＡは、ホイストコンベヤ
Ｄ上にあるとき、ホイストコンベヤからはみ出しており
、ホイストＥはホイストコンベヤＤの周囲の複数の位置
で空パレットと係合することによりパレットをローディ
ングステーションＦまで引上げる。後述するように、容
器が複数の段を成してパレットＡに積載される一連の積
込み動作の後、ホイストＥは、パレットＡが再びホイス
トコンベヤＤ上に載置されるまで、パレットＡを積載さ
れた容器と共に下降させる。続いて、ホイストコンベヤ
ＤはパレットＡを積載された容器と共に満載パレットコ
ンベヤＧまで搬送し、そこで、荷を積載されたパレット
はアンローディングステーションＨまで搬送され、さら
に処理される。このようなパレタイザの構成要素は多種
多様な形態をとり、先行技術においては良く知られてい
るので、ここでは詳細には説明しない。

本発明の新規な装置はローディングステーションＦで動
作する。パレットＡはフレーム構造２によって周囲を限
定されている空間４の中に、パレットＡ（又はシート供
給部１８すらパレット上に載置されるセパレータシート
６）の上面がフレーム構造２の上面とほぼ同じ高さとな
るように、ホイストＥにより引上げられる。ローディン
グステーションＦに隣接し、フレーム構造２と同じ高さ
にある位置に、容器列形成部Ｉが設けられる。この容器
列形成部工は、容器を１列又は複数列で供給することが
できる何らかの適切な容器送り装置Ｊにより送られて来
る容器８の列を受入れる。この種の送り機構は数多く知
られており、本発明の一群を成すものではないので、こ
こでは詳細には説明しない、容器列形成部工において、
容器を１つの列に維持する手段１２と、所定の列の中で
先頭の容器の位置を固定する手段１４とが設けられる。

後述する実施例においては装置は容器列形成部で２つの
容器列を形成するので、手段１２はそれらの２列を受入
れるための空間を規定し、送り装［Ｊは何らかの公知の
適切な方法により容器を２つの列として送ることができ
る。容器列形成部工で所望の数の容器列が形成された後
、容器はローディングステーションＦにおいてラム１６
によりパレットＡ（又はその上にかぶせられたセパレー
タシート６）の上に押上げられる。ラムは第２の容器列
に作用して第２の列を第１の列に押付け、２つの列をパ
レットＡの最も近い部分に一体に押し上げる。その後、
ラム１６が引込むと、容器列形成部工に新たに２つの容
器列が形成され、ラム１６はそれら２つの列をパレット
Ａの最も近い部分に押上げる。これにより、最初に押上
げられていた列は必然的にパレットＡの奥へ押出される
ことになる。この動作シーケンスは、所望の数の容器列
がパレットＡ上に押上げられるまで続けられる０次に、
ホイストＥが動作されてパレットＡとパレットＡに形成
された第１の容器段を降下させ、シート供給部１８から
新たにセパレータシート６がその第１の容器段の」−面
に送り出され、ホイストはこのセパレータシート６の上
面がフレーム構造２の上面とほぼ同じ高さになるように
位置決めされる。その後、セパレータシート６上に所望
の数の容器列が形成されるまで上述のシーケンスが繰返
され、ホイストＥはパレットと容器のアセンブリをさら
に新たなセパレータシート６を挿入するために降下させ
、適正な高さに位置決めされる。この動作を繰返すこと
により、パレットＡ上に所望の数の容器段が載置される
。次に、セパレータシート６が最上段にかぶせられ、ト
ップフレーム供給部２０から供給されるトップフレーム
８が最上段の上面に載置され、ホイストＥはパレットＡ
が容器段と共にホイストコンベヤＥ上に載置されるまで
満載パレットを降下させる。その後、前述のように、満
載パレットはアンローディングステーションＨまで搬送
される。

第３図は、１つの容器列を形成するためのバＩ／　ノド
Ａ上又はセパレータシート６上の典型的な容器の配列状
態を示す０図示されるように、容器はフラスコ状横断面
を有し、細長い。各列には１４個の容器が含まれ、列は
互い違いに配列される。従って、第１の列の一端の容器
８ａは第２の列の一端の容器８ａより先に出ており、第
２の列の他端の容器８ｂは第１の列の他端の容器８ｂよ
り先に出ている。以下の列も同様に配列される。それぞ
れの列は、矢印２２により示すように第３図の右から左
へパレットＡ上又はセパレータシート６上に送り出され
る。

容器列形成部Ｉは支持体２４を含み、その支持体に取付
けられるコンベヤ２６は、第８図で見て左から右へ上面
が駆動されるような構成の１本又は複数本のエンドレス
ベルトから構成されるのが好ましい、容器８は容器送り
装置Ｊによりコンベヤ２６の左側部分に送り込まれ、左
から右に搬送される。前述のように、この装置において
は容器列形成部Ｉで２つの容器列が形成される。２列を
搬送するためのコンベヤベルト２６は１本しか図示され
ていないが、必要に応じてそれぞれの列について１本の
コンベヤベルト２６を使用しても良い。列内における容
器８の位置は列ガイド２８及び３０と、ラム１６とによ
り確実に限定される。列ガイド及びラムは容器列形成部
■の幅全体にわたり延出しているので、列ガイド３０及
び２８の間に第１の容器列を受入れるためのスペース３
２を規定すると共に、列ガイド２８とラム１６との間に
第２の容器列を受入れるためのスペース３４を規定する
。

コンベヤ２６により容器が左から右へ搬送されるにつれ
て、各列の先頭の容器８ａはその列を位置決めするスト
ッパに突当たる、スペース３２の中に形成される第１の
容器列のストッパは列ガイド３０により支持される部材
３６により規定される０列ガイド２８及び３０は支持体
３８から下方へ延出している。

第２の容器列のストッパはラム１６の右側端部から突出
する前方突起４０により規定される。ラム１６は、ラム
と列ガイド２８との間にスペース３４を規定する第８Ａ
図及び第８Ｂ図に示される初期位置と、ラムが容器列形
成部Ｉを越えてパレットＡ又はセパレータシート６の右
側部分の上方に達する第５図及び第９図に示される送り
装置との間を移動するように取付けられる。このように
移動するために、ラムは、装置の固定構造に取付けられ
る軸受４４の中で摺動自在であるロッド４２により取付
けられ、ラム１６を２つの動作位置の間で移動させるた
めの動力は同様に、装置の固定構造に取付けられるパワ
ーシリンダ４６により発生される。このパワーシリンダ
は、パワーシリンダから延出し且つ個所５０でラム１６
に固定されるピストンロッド４８に作用する。

第３図から明らかであるように、フラスコ形の瓶はその
幅広の面をローディングステーションＦに向ける方向で
ローディングステーションに乗せられる。このような形
の容器は。

その方向に移動されるり３合、移動方向が狭い方の幅と
平行であるために特に位置ずれを生じやすく、また倒れ
やすい、この問題は、通常良く見られる瓶のように背が
高いものの場合にさらに重大になり、面積の狭い底面か
ら胴体が脹らんでいるような瓶についてはさらに深刻に
なる。この問題を解決するために、ローディングステー
ションＦに、容器がローディングステーションＦに押上
げられるときに先頭の列の容器と係合するような高さで
積込み領域に延出すように保持壁５２が取付けられる。

保持壁５２は、ローディングステーションＦに容器列が
積載されていくにつれて容器列形成部工に近接する位置
から離れた位置へ移動するように構成され、そのために
、ローディングステーションＦの両側にあり且つローデ
ィングステーションの全長に沿って延出するロッド５６
に両端で摺動自在に取付けられるフレーム構造５４に結
合されている。

図示されるように、ロッドへの取付けは、フレーム構造
５４から下方へ延出し且っロッド５６に沿って摺動する
開口６０を有するブラケット５８により行なわれる。ロ
ッド自体は。

装置の固定フレーム構造に取付けられるブラケット６２
に固定取付けされる（第１０図を参照）。

保持壁５２は、容器列形成部工に近接する位置から離れ
た位置への移動に抵抗を与えるがその移動を阻止するこ
とはなく、その移動を移動範囲を通してほぼ一様な度合
に抑えるように構成される。そのために、フレーム構造
５４の側方突起６４は装置の左側のロッド５６のすぐ外
側に取付けられるロッドなし空気圧シリンダ６６の上方
へ延出する。ロッドなし空気圧シリンダ６６は内部ピス
トンを有し、内部ピストンに対する作用は、シリンダの
上面の溝穴６８を介して加えられる。空気圧シリンダと
側方突起６４は、第１０図に最も明瞭に示される構造６
９により結合される。

保持壁５２が容器列形成部工に近接する初期位置から離
れた最終動作位置まで移動する間。

ロッドなし空気圧シリンダ６６への空気圧動作結合を全
て非作動状態にしても良い。その場合、シリンダの内部
ピストンは、主に摩擦効果によって−それのみではない
が−その移動を妨げようとする。このような効果は、こ
こで達成すべき目的に適していることがわかった。

下方へ延出する列ガイド２８及び３０を支持する支持体
３８は、垂直方向に延出すロッド７２に沿って摺動自在
とすることにより上下運動するように装置に取付けられ
、圧力シリンダ７４のピストン７６は、支持体を上方動
作位置と下方動作位置の間で移動させるように支持体３
゛８に結合される。第４図、第６図、及び第８図に示さ
れるように、支持体３８の下方動作位置においては、列
ガイド２８及び３０はコンベヤ２６のすぐ上方に位ｉｉ
’ｉ才ろことにより、２つの容器列が送り込まれるべき
スペース３２及び３４を形成する。

第５図に示される上方動作位置においては、列ガイド２
８及び３ｏはスペース３２及び３４にある容器の上面の
上方の位置まで引上げられる。２つの容器列が形成され
た後、圧力シリンダ７４は動作されて列ガイド２８及び
３０を上方動作位置へ邪魔にならぬように引上げ、その
後、パワーシリンダ４６が動作されてラム１６を第４図
及び第８図に示される初期位置から、第５図及び第９図
に示される最終位置まで移動させる。このように移動さ
れる間、ラム１６はまずスペース３４にある容器８の列
と係合し、それらの容器を押してスペース３２に形成さ
れていた容器の列と係合させる。次に、ラムは２つの容
器列を最初は第８図に示される位置にある保持壁５２に
押付け、さらに２つの容器列と保持壁５２を一体に第９
図に破線で示される位置まで移動させる。保持壁５２は
摩擦作用によりこの動きを妨げようとするので、ほぼ隙
間のない容器群がパレットＡ−１−に形成される０次の
容器列形成・送り出しシーケンスの間に新たに２つの列
がラム１６によりパレットＡの上へ押出され、それらの
列は先の２列をパレットＡのさらに奥へ押出し、保持壁
５２はさらに戻され、再びほぼ一体の容器群を形成する
。

この動作は、たとえば第３図に示されるようにパレット
Ａが満杯になるまで続けられる。

この動作シーケンスによって、パレットＡ上の容器群は
位置ずれ又は転倒のおそれなく確実に保持される。

所定のパレットＡ（又はセパレータシート６）が満載状
態となり、ホイストＥが次の容器段を受入れるためにパ
レットと容器のアセンブリを降下させた後、ロッドなし
空気圧シリンダ６６は圧力動作されて保持壁５２を移動
し、次にローディングステーションＦの遠端部から容器
形成部Ｉに近接する初期位置に戻す、その後、圧力は低
下又は遮断される。

これにより、空気圧シリンダ６６は保持壁５２の動きを
前述のように一様に抑制することかＳきる。

保持壁５２は移動の確実性を保証することと、容器群の
中並びに容器群の前端部及び後端部における容器の位置
決めとに関しては十分に機能を果たすが、列の端部の容
器に関しては、特に列が互い違いに配列されるような場
合には十分であるといえない、第３図かられかるように
、各列の一端の容器は隣接する列より先に出ており、こ
のように飛び出している容器は、列がローディングステ
ージ１ンＦに順次押出されるときに所定位置からずれた
り、倒れたりしやすい。特にこのような場合には、一般
に必要とされているように、ローディングステーション
Ｆの容器の側方を制限するための側壁をローディングス
テーションＦに設けなければならない、側壁を設けない
と、容器列に加わる送り出し圧力によって列の端部にあ
る容器は正しい位置から側方にずれてしまう、特にここ
に図示されるような不安定な容器に関して、この種の装
置の使用に対する上述の非常に重大な障害を取除くため
に、本発明の装置は、容器列の両端部の容器と支持係合
し、ローディングステーションＦに容器が積載されるに
つれてそれらの容器及びその列と共に移動する側壁７６
を有する。

さらに詳細にいえば、ローディングステーションＦの両
側にローディングステーションの全長に沿って容器列形
成部工に対して接離するように配設されるベルト７８は
、容器が第３図に示される配列である場合に、奇数番号
の列の端部の容器８ａと、偶数番号の列の端部の容器８
ｂの先端にそれぞれ係合するように側方位置を限定され
ている。ベルト７８はローラ８０及び８２に沿って走り
、ブラケット８４により保持壁５２に堅固に固定される
。

従って、ラム１６が容器列をローディングステーション
Ｆに押上げるときに、保持壁５２が移動されるにつれて
、ローディングステーションＦの両側の側壁を規定する
ベルト７８はそれと同時に動く、その結果、第９図に最
も明瞭に示されるように、最初の２つの容器列がラム１
６によりパレットＡ上に押上げられるどき、第２の列の
端部の容器８ｂはローディングステーションＦの左側の
ベルト７８と係合する（第１の列の端部の容器８ａが相
応してローディングステーションＦの反対側のベルト７
８と係合することは自明であろう）。

後続する容器８の列がローディングステーションＦの所
定位置に押出され、従って、第１の列の端部の容器８ａ
と第２の列の端部の容器８ｂがそれぞれパレットＡのさ
らに奥へ押出されるとき、それらの容器と係合するベル
ト７８は容器と共に動いていくので、瓶がころがる、よ
じれる又はぐらつくなどの事態は起こらない、この効果
が後続する全ての容器８の列の所定位置への移動の際に
も繰返し得られることは明らかであろう。

この構成により、非常に不安定な瓶でも従来の安定度の
高い容器について一般に達成される速度に匹敵する速度
で、しかも容器の位置ずれ又はぐらつきなどを生じるこ
となく積載及びパレット積みできる。かさの大きな段を
成す容器は積込み中も、積込み後も自己支持係合状態で
確実に維持され１列の端部の容器は転倒又は位置ずれを
起こさないように支持される。

本発明を複数の容器段を形成し且つ組上げるパレタイザ
に関して説明したが、本発明がこれに限定されず、容器
を１段又は複数段として形成すべき装置により広く適用
できることは明白であろう。さらに、ここに記載した特
定の構成要素及びその動作方法について、特許請求の範
囲に限定される本発明の趣旨から逸脱せずに数多くの変
形が可能であることも明白であろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のローディング装置を含むパレタイザ
を概略的に示す側面図、 第２図は、第１図のパレタイザの平面図、第：：：−１
は、細長い横断面形状を有する一群の容器を配列する１
つの方法を示す本発明による装置のローディングステー
ションの概略的な平面図、 第４図は、容器がローディングステーションに乗せられ
る前の容器列形成部の２つの容器列を示すパレタイザの
積込み部の側面図。 第５図は、第４図に示される２つの容器列が容器列形成
部からローディングステーションに移された後に各部分
がとる位置を示す第４図の右側の部分の拡大側面図、 第６図は、第４図の装置の線６−６に沿った正面図。 第７図は、容器が容器列形成部から押出される直前に引
上げられた列ガイドを示す第６図と同様の正面図、 第８Ａ図及び第８Ｂ図は、第６図の装置の平面図、 第９図は、列ガイドが引上げられ且つラムは前方へ押出
されたときの、ローディングステーションに最初に押上
げられた最初の２つの容器列の位置を破線により示し、
続いていくつかの他の列がローディングステーションに
押出された後の最初の２列の位置を実線により示す第８
Ａ図と同様の平面図、及び第１０図は、第８Ａ図の線１
０−１０に沿った拡大横断面図である。 ［主要部分の符号の説明］ Ａ・・・・パレット、Ｅ・・・・ホイスト、Ｆ・・・・
ローディングステーション、■・・・・容器列形成部、
Ｊ・・・・容器送り装置、６・・・・セパレータシート
、８・・・・容器、１６・・・・ラム、３６・・・・ス
トッパ部材、４０・・・・前方突起、５２・・・・保持
壁、６６・・・・ロッドなし空気圧シリンダ、７６・・
・・・側壁、７８・・・・ベルト、８０゜８２・・・・
ローラ、８４・・・・ブラケット手続補正書 昭和６１年　８月　６日 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 １、事件の表示 昭和６１年　特　許　願　第１３９４０２号？０発明の
名称 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 ４、代理人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、互いに隣接するローディングステー ション（Ｆ）及び容器列形成部（Ｉ）と、前記容器列形
   成部から前記ローディングステーション上へ容器の列を
   移送する移送手段（１６）とを有する一群の容器（８）
   を複数の列として積込むローディング装置において、前
   記ローディング装置は、前記ローディングステーション
   において、前記容器列の通路内に取付けられ、前記容器
   列形成部の近傍の初期位置から前記容器列形成部より離
   間する後続動作位置まで移動する保持壁（５２）であっ
   て、前記容器列の先頭の列と係合することができるよう
   に前記容器列とほぼ平行に方向を設定される保持壁と、
   前記保持壁に作用して保持壁の初期位置から後続動作位
   置への移動をほぼ一様に抑制する移動抑制手段（６６）
   と、前記保持壁に作用して保持壁を後続動作位置から初
   期位置に戻す戻し手段（６６）とを具備することを特徴
   とするローディング装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載のローデ ィング装置において、前記移動抑制手段は、流体圧力ピ
   ストンとシリンダの組合わせ構造（６６）であって、そ
   のピストンは前記保持壁に作用的に結合されて保持壁と
   共に移動する組合わせ構造と、前記保持壁が初期位置か
   ら後続動作位置へ移動しているときに前記ピストンにほ
   ぼ均一の圧力を加える手段とから成るローディング装置
   。 ３、特許請求の範囲第２項記載のローデ ィング装置において、前記ほぼ均一の圧力はほぼ零であ
   り、前記ピストンの初期位置から後続動作位置への移動
   に対する抵抗は本質的に摩擦抵抗であるローディング装
   置。 ４、特許請求の範囲第１項から第３項の いずれか１つに記載のローディング装置において、前記
   保持壁は前記ローディングステーション上に乗せられる
   第１列の容器と係合し、それらの容器により押出される
   ことにより初期位置から後続動作位置へ移動するローデ
   ィング装置。 ５、前記ローディングステーションに、 相互間に前記容器列を支持し、受入れる側壁（７６、７
   ８）を有する特許請求の範囲第１項から第３項のいずれ
   か１つに記載のローディング装置において、前記側壁（
   ７８）は前記容器列の前記ローディングステーション上
   への移動の方向へ移動自在であり、前記側壁を前記容器
   列の移動とほぼ同期して前記方向へ移動させる側壁移動
   手段（８４、５２）が設けられるローディング装置。 ６、特許請求の範囲第５項記載のローデ ィング装置において、前記側壁移動手段は前記側壁を前
   記保持壁の移動と同期して移動させるローディング装置
   。 ７、特許請求の範囲第５項記載のローデ ィング装置において、前記側壁移動手段は前記側壁と前
   記保持壁に作用する前記移動抑制手段との作用結合部（
   ８４）から成るローディング装置。 ８、特許請求の範囲第５項記載のローデ ィング装置において、前記側壁は、前記ローディングス
   テーションのほぼ全長にわたり延出し、前記ローディン
   グステーションの前端部及び後端部に隣接して配置され
   る支持体 （８０、８２）の周囲で屈曲されるベルト（７８）から
   成り、前記ベルトは前記容器列とほぼ同期して移動され
   るときに前記支持体に沿って駆動されるローディング装
   置。 ９、前記ローディングステーションに、 移動された後の前記容器列の支持構造（Ｅ、Ａ、６）が
   設けられる特許請求の範囲第１項記載のローディング装
   置において、前記移動抑制手段は、前記支持構造に隣接
   して取付けられる流体圧力ピストンとシリンダの組合わ
   せ構造（６６）であって、前記保持壁は前記支持構造の
   上方に取付けられてその上方を移動自在であり且つ前記
   組合わせ構造のピストンに作用的に結合される組合わせ
   構造と、前記支持構造の両側に取付けられ、相互間に前
   記容器列を支持し、受入れる側壁を構成するベルト（７
   ８）であって、前記容器列の前記ローディングステーシ
   ョン上への移動の方向に移動自在であるベルトと、前記
   ベルト及び前記保持壁を一体に移動するように作用的に
   結合する手段（８４、５２）とから成るローディング装
   置。 １０、互いに隣接するローディングステー ション（Ｆ）及び容器列形成部（Ｉ）と、前記容器列形
   成部から前記ローディングステーション上へ容器列を移
   送する移送手段（１６）と、前記ローディングステーシ
   ョンにあり、相互間に前記容器列を支持し、受入れる側
   壁とを有する一群の容器を複数の列として積込むローデ
   ィング装置において、前記側壁（７６、７８）は前記容
   器列の前記ローディングステーション上への移動の方向
   に移動自在であり、前記側壁を前記容器列の移動とほぼ
   同期して前記方向へ移動させる手段（８４、５２）が設
   置けられることを特徴とするローディング装置。 １１、特許請求の範囲第１０項記載のロー ディング装置において、前記側壁は、前記ローディング
   ステーションのほぼ全長にわたり延出し、前記ローディ
   ングステーションの前端部及び後端部に隣接して配置さ
   れる支持体（８０、８２）の周囲で屈曲されるベルト（
   ７８）から成り、前記ベルトは前記容器列の移動とほぼ
   同期して移動されるときに前記支持体に沿って駆動され
   るローディング装置。 １２、特許請求の範囲第１０項記載のロー ディング装置において、前記側壁を移動させる手段（８
   ４、５２）は、前記容器列が前記ローディングステーシ
   ョンへ移送されるときの前記容器列の通路に挿入され且
   つそのように移送される前記容器と係合し、それらの容
   器により移動される構造（５２）を含むローディング装
   置。 １３、特許請求の範囲第１２項記載のロー ディング装置において、前記側壁は、前記ローディング
   ステーションのほぼ全長にわたり延出し、前記ローディ
   ングステーションの前端部及び後端部に隣接して配置さ
   れる支持体（８０、８２）の周囲で屈曲されるベルト（
   ７８）から成り、前記ベルトは前記容器列の移動とほぼ
   同期して移動されるときに前記支持体に沿って駆動され
   るローディング装置。 １４、特許請求の範囲第１０項から第１３ 項のいずれか１つに記載のローディング装置において、
   前記側壁に作用して側壁の前記方向への移動を抑制する
   手段（６６）を具備するローディング装置。 １５、特許請求の範囲第１０項から第１３ 項のいずれか１つに記載のローディング装置において、
   前記ローディングステーションに、前記容器列形成部の
   近傍の初期位置から前記容器列形成部より離間した後続
   動作位置へ移動するように取付けられた保持壁（５２）
   が配置され、前記保持壁は前記容器列の前記ローディン
   グステーション上への移動の際の通路に配置され且つ前
   記容器列の先頭の列と係合することができるように前記
   容器列とほぼ平行な向きに設定され、前記保持壁に作用
   して保持壁の初期位置から後続動作位置への移動を抑制
   する手段（６６）と、前記保持壁に作用して保持壁を初
   期位置から後続動作位置に戻す手段（６６）とが設けら
   れるローディング装置。 １６、特許請求の範囲第１５項記載のロー ディング装置において、前記保持壁（５２）と前記側壁
   （７８）はほぼ同時に移動するように作用的に結合され
   るローディング装置。 １７、特許請求の範囲第１５項記載のロー ディング装置において、前記側壁に作用して側壁の前記
   方向への移動を抑制する手段（６６）を具備するローデ
   ィング装置。 １８、互いに隣接するローディングステー ション（Ｆ）及び容器列形成部（Ｉ）と、前記容器列形
   成部から前記ローディングステーション上へ容器列を移
   送する移送手段（１６）とを有する一群の容器を隣接す
   る列の容器が互い違いに配列されるような複数の列とし
   て積込むローディング装置において、前記ローディング
   装置は、前記容器を２つの隣接する容器列として前記容
   器列形成部に送る送り手段（Ｊ）と、前記容器列形成部
   に容器列ごとに設けられ、各列の先頭の容器とそれぞれ
   係合するストッパ手段（３６、４０）とを具備し、前記
   ストッパ手段は隣接する列の容器が互い違いに配列され
   るような前記容器列を形成するように配置され、前記ス
   トッパ手段の一方（４０）は前記移送手段（１６）によ
   り支持され且つ移送手段と共に移動自在であることを特
   徴とするローディング装置。 １９、特許請求の範囲第１８項記載のロー ディング装置において、第１及び第２の前記容器列は前
   記ローディングステーションに対してそれぞれ相対的に
   隣接する列と離間する列であり、前記移送手段（１６）
   により支持される前記ストッパ手段（４０）は前記第２
   の列に作用し、前記第１の列の先頭の容器の中心とほぼ
   一線となるように配置されるローディング装置。 ２０、特許請求の範囲第１８項記載のロー ディング装置において、第１及び第２の前記容器列は前
   記ローディングステーションに対してそれぞれ相対的に
   隣接する列と離間する列であり、前記第１の列のストッ
   パ手段（３６）は前記第２の列のストッパ手段（４０）
   より前記送り手段から遠い位置に配置されるローディン
   グ装置。 ２１、特許請求の範囲第２０項記載のロー ディング装置において、前記移送手段（１６）により支
   持されるのは前記第２の列のストッパ手段（４０）であ
   るローディング装置。