JPS62162753A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

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JPS62162753A
JPS62162753A JP438286A JP438286A JPS62162753A JP S62162753 A JPS62162753 A JP S62162753A JP 438286 A JP438286 A JP 438286A JP 438286 A JP438286 A JP 438286A JP S62162753 A JPS62162753 A JP S62162753A
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尾藤 博通
Seinosuke Hara
誠之助 原
Yasuo Matsumoto
松本 泰郎
Manabu Kato
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は内燃機関の制御装置に関し、特に吸・排気弁の
リフト特性(リフト量或いは/及び開閉時期)を機関運
転状態に応じて変化させる内燃機関における減速運転時
の燃料供給カット制御技術の改善に関する。
〈従来の技術〉 吸・排気弁のリフト特性を可変制御する装置の従来例と
して第15図に示すようなものがある(特開昭59−8
1052号、特開昭58−185916号及び特開昭5
9−46307号公報等参照)。
このものの概要を図に基づいて説明すると、吸・排気弁
駆動カム1に一端が当接し、他端が吸・排気弁2のステ
ムエンドに当接して揺動自由に支持されたロッカアーム
3の背面3aを湾曲形成し、この背面3aがレバー4に
支点接触しながらロッカアーム3の両端が揺動すること
によって吸・排気弁駆動カム1のリフトを吸・排気弁2
に伝達するようになっている。前記レバー4は、一端が
機関本体に揺動自由に軸支されており、該レバー4の揺
動位置く傾斜)を他端部に当接するリフト制御カム5を
油圧アクチュエータ等により機関運転条件に応じて適切
な位相に回転駆動することによって制御し、もってロッ
カアーム3の背面3aとレバー4との接触する支点位置
を変化させて吸・排気弁2のリフト特性を可変制御する
ようにしている。
例えば、リフト制御カム5によるレバー4の押し下げ■
が大であれば、吸・排気弁駆動カム1のベースサークル
状態においてレバー4の自由端部とロッカアーム3とが
近接しており、従って、吸・排気弁2の開弁時期が早ま
ると共にリフト量が大となる。逆に、リフト制御カム5
による押し下げ量が小であれば、吸・排気弁駆動カム1
のべ一スサータル状態であってもレバー4の自由端部と
ロッカアーム3とが離間しており、従って、吸・排気弁
2の開弁時期が遅れると共にリフ)Iが小となるのであ
る。
ここで、高速高負荷運転に移行するに伴・って、前記リ
フト量が大きくなるようにリフト特性は変化するように
なっている。
また、減速運転時の燃料供給カット制御技術の従来例と
して、特開昭57−140542号及び特開昭60−9
3153号公報に示すようなものがある。
即ち、車両の減速状態を例えば吸気絞弁が全閉になった
ときにより検出し、その時の機関回転速度が燃料カント
回転速度N1以上であれば、燃料噴射弁への噴射パルス
信号の出力を停止させ、機関への燃料供給をカットする
。また、燃料供給力・ノド後、機関回転速度がリカバリ
ー回転速度N2(但し、Nz<N+)まで低下すると、
前記噴射パルス信号の停止を解除し、燃料供給を再開す
るようにしている。尚、燃料カット回転速度N、及びリ
カバリー回転速度N2は冷却水温度に応じて変化するよ
うになっている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、前記リフト特性可変制御と燃料供給カット制
御とを併用したときには、前記燃料カット回転速度N1
とリカバリー回転速度Ntとが冷却水温度の変化に対応
してのみ変化し、リフト特性の変化に対応して変化しな
いので、以下の不具合がある。
すなわち、減速運転時にリフト特性の可変制御に応答遅
れが生じ、或いは制御系の故障等によりリフト特性が高
速側に維持されると、例えば機関回転速度がリカバリー
回転速度Nzまで低下し、燃料供給が再開された時点で
エンジンストールが発生するおそれがあった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、リ
フト特性可変制御と燃料供給カット制御とを併用しつつ
エンジンストールの発生を防止できる内燃機関の制御装
置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため、本発明は、第1図に示すように機関Aの運転
状態に応じて吸・排気弁Bの目標リフト特性を設定する
リフト特性設定手段Cと、設定された目標リフト特性に
応じて前記吸・排気弁Bのリフト特性を可変制御するリ
フト特性制御手段りと、前記吸・排気弁Bの実際のリフ
ト特性を検出するリフト特性検出手段Eと、検出された
実際のリフト特性が前記目標リフト特性か否かを判定す
る判定手段Fと、機関回転速度を検出する回転速度検出
手段Gと、機関Aへの燃料供給を停止させる目標機関回
転速度域を設定する回転速度設定手段Hと、実際のリフ
ト特性が目標リフト特性以外のときに前記目標機関回転
速度域を変更する回転速度変更手段Iと、実際のリフト
特性が目標リフト特性と判定されたときに前記目標回転
速度域を、それ以外のリフト特性と判定されたときに変
更された機関回転速度域を、減速運転時に選択する回転
速度選択手段Jと、検出された機関回転速度が選択され
た目標機関回転速度域若しくは変更された機関回転速度
域以上のときに機関への燃料供給装置にの作動を停止さ
せる燃料供給停止手段りとを備えるようにした。
く作用〉 このようにして、実際のリフト特性が目標リフト特性の
ときには目標機関回転速度域以上で減速運転時の燃料供
給カットを行う一方、実際のリフト特性が目標リフト特
性以外のときには変更された機関回転速度域以上で燃料
供給カプトを行うようにし、リフト可変制御系に故障が
発生したときにも燃料供給再開時等のエンストを防止す
るようにした。
〈実施例〉 以下に本発明の一実施例を第2図〜第14図に基づいて
説明する。
第2図において、機関回転に同期して回転する吸・排気
弁駆動カム11と、吸・排気弁12のステムエンドとに
両端を当接させてロッカアーム13が設けられ、該ロッ
カアーム13の湾曲形成された背面13aを支点接触さ
せると共に、ロッカアーム13の両側壁から突出するシ
ャツ) 13 bを保持部材14を介して凹溝15a内
に保持するレバー15が設けられ一゛る。レバー15に
形成されたスプリングシー目5bと保持部材14との間
には、ロッカアーム13を下方向に付勢するハネ定数率
のスプリング16が介装される。
また、シリンダヘッド17に介装されたブラケット18
に介装保持された油圧ピボッ目9の球状の下端面がレバ
ー15の吸・排気弁12ステムエンド側の他端部頂壁に
形成された凹陥部15Cに嵌合して、該嵌合部を中心と
してレバー15を揺動自由に支持すると共に、ブラケフ
目8に対して後述する如く回転自由に取付けられたリフ
ト制御カム20がレバー15の吸・排気弁駆動カム11
側の端部頂壁に当接してレバー15の揺動位置を規制し
ている。
前記油圧ピボット19は、下端面が前記レバー15の凹
陥部15cに嵌合すると共に、周面がブラケット18に
形成した取付孔18a内に摺動自由に嵌挿された外筒1
9aと、該外筒19a内の嵌挿される内筒19bとを備
え、かつ、両者の間に形成された油圧室19cにチェッ
クバルブ19dを備えて形成される。
そして、ブラケット18内部に形成された油圧供給通路
18bから内筒19b内部及びチェックバルブ19dを
介して油圧を油圧室19Cに供給してバルブクリアラン
スを一定に保つようになっている。
前記リフト制御カム20の外周面には、吸気弁12のリ
フト特性を段階的に変えるように略平らな4つのカム面
20a〜20dが形成されると共に、その中心部には後
述するカム制御軸21を挿通ずる孔20gが形成されて
いる。また、リフト制御カム20の両側から突出して形
成された円筒部20hの外周面は、第3図及び第4図に
示すようにブラケット18に形成された下部円弧溝18
cと、ブラケット18上にボルトで22で締結された一
対のキャップ23に形成された上部円弧溝23aとの間
に回動自由に保持される。
そして、気筒数個設けたリフト制御カム20の中心部を
貫通して形成された孔20gに一方のカム制御軸21を
通し、該カム制御軸21の各リフト制御カム20両側部
分にそれぞれ嵌挿したコイルスプリング24の一端をカ
ム制御軸21外壁にねじ込んだ止め螺子21aに係止す
ると共に、該コイルスプリング24の他端をリフト制御
カム20の円筒部20h側壁に形成した孔に嵌挿して係
止する。
前記カム制御軸21の一端は、継手25を介してアクチ
ュエータ26(例えばステンビングモータ)の駆動軸2
6aに連結されている。アクチュエータ26は制御回路
27からの駆動信号SKにより駆動され、カム制御軸2
1を回動させるようになっている。尚、28はバルブス
プリングである。
次に、第5図に基づいて制御回路27の構成を説明する
。制御回路27は主に中央演算装置CP U30゜RO
M (リードオンリメモリ) 31.  RAM (ラ
ンダムアクセスメモリ)32及びI10ボート(入出力
信号処理装置)33により構成されている。cpU30
はクロック34の動作周波数により規則的に作動され、
ROM31に書込まれているプログラムに従ってI10
ボート33より必要とする外部データを読込んだり、ま
たRAM32との間でデータの授受をパスライン35を
介して行ったりしながら演算処理し、必要に応じてデー
タをI10ボート33へ出力する。RAM32は、外部
のデータの一時記憶等を行う。
一方、例えばクランク角センサからなる回転速度検出手
段としての回転速度センサ36により検出された機関の
回転速度N、は、I10ボート33に入力され、また吸
気絞弁開度センサ37により検出された吸気絞弁開度C
vはA/D変換器41Aでデジタル信号に変換された後
I10ボート33に入力される。また、ニュートラルス
イッチ38により検出された変速機のギヤのニュートラ
ル位置Npは、またクラッチスイッチ39により検出さ
れたクラッチの踏込はクラッチ踏込信号としてそれぞれ
I10ボート33に入力される。また、リフト特性検出
手段としてのポテンショメータ40により検出されたカ
ム制御軸21の回動位置C2は、A/D変換器41Bで
デジタル信号に変換された値、出力電圧Vfthとして
I10ボート33に人力される。さらに、アクチュエー
タ26の作動、非作動を検出する作動。
非作動信号SAが駆動回路42を介してI10ボート3
3に入力されている。前記回転速度センサ36゜吸気絞
弁開度センサ37.ニュートラルスイッチ38及びクラ
ッチスイッチ39は、全体として機関の運転状態を検出
しており、制御回路27は検出された運転状態、アクチ
ュエータ26からの作動、非作動信号SA及びカム制御
軸21の出力電圧Vfthに基づいて、制御値(カム制
御軸21の回動量2回動方向)を演算し、カム面20a
〜20dのいずれかがレバー15に当接するように駆動
信号SKを駆動回路42を介してアクチュエータ26に
出力する。また、アクチュエータ26等の故障の発生を
判別したときは、制御回路27は警報信号S8をアラー
ム43に出力してアラーム43を作動させる。
また、エアフロメータ44により検出された吸気流ff
i o Aは、A/D変換器45でデジタル信号に変換
された後、I10ポート33に入力されている。
水温センサ46により検出された冷却水温度Wtは、A
/D変換器47でデジタル変換された後I10ボート3
3に入力されている。
また、機関に燃料を供給する燃料供給装置としての燃料
噴射弁48が設けられ、燃料噴射弁48にはI10ボー
ト33から噴射信号が入力される。
CPU30は、第6図、第12図及び第13図に示すフ
ローチャートに従って作動する。ここでは、制御回路2
7がリフト特性設定手段1剌定手段9回転速度設定手段
1回転速度変更手段1回転速度選択手段3燃料供給停止
手段を兼ねている。また、ロッカアーム13.レバー1
5.  リフト制御カム20.カム制御軸21及びアク
チュエータ26によりリフト制御手段が構成される。
次に作用を説明する。
まず、リフト特性可変制御を第6図に示すフローチャー
トに従って説明する。
Slでは、検出された機関回転速度NE、吸気絞弁開度
Cv及びポテンショメータ40の出力電圧vrthを読
込む。
S2では、検出された機関回転速度NEと吸気絞弁開度
CvとによりROM31から目標リフト特性を検索する
。ROM31には第7図に示すように機関回転速度と吸
気絞弁開度とにより仕切られた運転領域毎に異なる第1
〜第4目標リフト特性F、。3−1.・・・F、o、 
m 4が記憶されている。
具体的には、機関回転速度が増加するに伴ってリフト量
が大きく、かつ開弁時期が早く閉弁時期が遅くなるよう
に設定されている。即ち、第1目標リフト特性F、。、
−1の運転領域では、リフト制御カム20の中心部から
の距離が最も近いカム面20dがレバー15に当接され
、吸・排気弁12のリフト特性は第11図りに示すよう
になっている。また、第2目標リフト特性Fpos=2
の運転領域では、カム面20cがレバー15に当接され
リフト特性は第11図Cに示すようになり、第3目標リ
フト特性FPos−3の運転領域では、カム面20bが
レバー15に当接され、リフト特性は第11図Bに示す
ようになっている。さらに、第4目標リフト特性F、。
。 =4の運転領域ではカム面20aがレバー15に当接さ
れ、リフト特性は第11図Aに示すようになっている。
このようにして、高速回転になるにしたがって、リフl
l]と開弁時間を大きくし高充填効率による出力向上を
図るようにしている。
S3では、ポテンショメータ40の出力電圧Vf th
からカム制御軸21の回動位置をカム制御軸21の初期
位置からの回転角度θにより検出し、これにより現在の
吸・排気弁12のリフト特性を検出する。
具体的には、第8図に示すように、カム制御軸21が高
リフト特性側になるように回転(第2図中布回転)し、
その回転角度θが増大するとポテンショメータ40の出
力電圧Vfthも増大する。
そして、ポテンショメータ40の出力電圧Vf thは
、目標リフト特性F、。、−1に対応する回転角度θ1
にはVFF。1.第2目標リフト特性F、。、=2に対
応する回転角度θ2のときにはvyros□、第3目標
リフト特性F2゜、−3に対応する回転角度θ、のとき
にはVFF。81.第4目標リフト特性F、。、=4に
対応する回転角度θ4のときにはvrposa、に夫々
なるようになっている。したがって、ポテンショメータ
40の出力電圧Vfthから吸・排気弁12の実際のリ
フト特性が検出できるのである。ここで、第9図に示す
ようにポテンショメータ40の出力電圧Vfthに対応
させて実際の各リフト特性のときの状態をフラグFt+
+=0.1.2,3,4.  とじて例えばROM31
に記憶させておく。尚、第9図中ΔVはリフト制御カム
20の各カム面20a〜20dとレバー15とが安定し
て当接する許容範囲を示す。
また、第10図は、カム制御軸21の回転角度θとリフ
ト制御カム20によるレバー15の変位量との関係を示
す。
したがって、S3ではポテンショメータ40の出力電圧
Vfthに対応するフラグFTHをROM31から検索
する。
そして、S4では、検索された目標リフト特性F、。、
と前記フラグFTHとの数値が一致しているか否かを判
定する。それらの数値が一致しているときには、目標リ
フト特性F、。、と実際のリフト特性とが一致している
と判定してS5に進み、アクチュエータ26の作動を停
止させる。また、不一致のときにはS6に進み、アクチ
ュエータ26を作動させることにより実際のリフト特性
が目標リフト特性F、。、になるようにカム制御軸21
を所定量回動させ、Slに戻る。
次に、燃料供給カット制御を説明する。
まず、燃料供給制御を第12図のフローチャートに従っ
て説明する。
Sllでは、検出された機関回転速度NE、吸気流量Q
A、冷却水温度WT等の各種信号を読込む。
S12で基本噴射量Tp =に−QA/Nt  (Kは
定数)を演算した後、S13では燃料噴射量Tt=T、
・K、  ・αを演算する。尚、K、は冷却水温度、始
動時等に基づく補正係数、αは後述する燃料カット定数
であり、0又は1に設定される。、そして、S14では
前記燃料噴射量T、に対応するパルス巾の噴射信号を燃
料噴射弁48に出力し、燃料噴射作動を行わせる。
次に、燃料カット制御を第13図に示すフローチャート
に従って説明する。
321では、検出された機関回転速度N6.吸気絞弁開
度Cv及びポテンショメータ40の出力電圧Vfth等
の各種信号を読込む。
S22では、吸気絞弁開度Cvが全閉になったか否かに
より減速運転の有無を判定する。そして、減速運転のと
きにはS23に進み、減速運転でないときには後述する
S29に進む。
S23では、ポテンショメータ40の出力電圧Vfth
から検出された実際のリフト特性が、機関運転状態に応
じて設定された目標リフト特性F、。、になっているか
否かを判定する。そして、それらが一致しているときに
は正常と判定し、324に進み、それらが不一致のとき
にはリフト可変制御系の故障或いは応答遅れによる異常
が発生したと判定し、後述する331に進む。
S24では、RAM32に記憶されたF (フラッグ)
がOか否かを判定する。ここでF=Oのときには燃料供
給カット制御が行われていない状態を示し、F=1のと
きには燃料供給カット制御が行われている状態を示す。
そして、F=Oすなわち燃料供給カット制御が行われて
いないと判定されたときにはS25に進み、検出された
機関回転速度N、が第1燃料カット回転速度N2以上か
否かを判定し、YESの場合はS26に進み、Noの場
合はS29に進む。
S26では、前記燃料カプト係数αをOに設定した後、
S27でFを1に設定しSlに戻る。
従って、前記第12図のS13にて燃料噴射量TL=T
、−に、  ・αを演算するときに燃料カット係数αが
Oになるため、演算される燃料噴射量がOとなる。これ
により、燃料噴射弁48への噴射信号の出力が停止され
、燃料供給カット制御が開始される。
また、S24でF=1すなわち燃料供給カット制御が行
われていると判定されたときには、328に進み、検出
された機関回転速度NEが第1燃料カット回転速度N!
より低い第1リカバリー回転速度N1以上か否かを判定
し、YESの場合にはS26に進み、燃料供給カット制
御を継続させる一方、Noの場合にはS29に進む。
S29では、燃料カット係数αを1に設定した後、S3
0でFを0に設定しSlに戻る。
したがって、燃料カット係数が1に設定されるため、所
定の燃料噴射量T8が得られ、燃料供給が再開される。
このようにして、第14図に示すように機関回転速度N
、が第1燃料カフト回転速度N2以上のときに燃料供給
カット制御を開始させ、減速運転により機関回転速度N
。が第1リカバリー回転速度NIまで低下したときに燃
料供給を再開させる。
ここでは、燃料供給カット制御開始と燃料供給再開との
機関回転速度にヒステリシス特性を設定したが、第1燃
料カット回転速度Ntと第1リカバリー回転速度Nlと
により目標機関回転速度域を構成する。
一方、S23において実際のリフト特性と目標リフト特
性F、。、が不一致と判定されたときには、S31にお
いてRAM32に記憶されたFがOか否かを判定する。
そして、F−0すなわち燃料供給カット制御が行われて
いないと判定されたときにはS23に進み、検出された
機関回転速度Nえが第2燃料カツト回転速度N、、以上
か否かを判定し、YESの場合には前記S26及びS2
7に進み、Noの場合は前記S29及びS30に進む。
ここで、第2燃料カット回転速度N0は、第14図中破
線で示すように前記第1燃料回転速度より所定回転速度
R(Rは定数)だけ高く設定されている。
また、S31でF−1すなわち燃料供給カット制御が行
われていると判定されたときにはS34に進み、検出さ
れた機関回転速度N、が第2燃料カット回転速度NOR
より低い第2リカバリー回転速度NB以上か否かを判定
し、YESの場合には326及び327に進み、燃料供
給カット制御を継続させる一方、Noの場合にはS29
及びS30に進み燃料供給を再開させる。ここで、第2
リカバリー回転速度N13は、第14図中破線で示すよ
うに第1リカバリー回転速度N、より所定回転速度S 
(Sは乗数)だけ高く設定されている。また、第1及び
第2燃料カット回転速度N t、 N ZRと第1及び
第217力バリー回転速度N+、NI3は第14図に示
すように冷却水温度が増加するに伴って低下するように
設定されている。また、第2燃料カフト回転速度N■と
第2リカバリー回転速度N1.とにより変更された機関
回転速度域を構成する。
このようにして、機関回転速度N2が第2燃料カット回
転速度N□以上のときに燃料供給カット制御を開始させ
、減速運転により機関回転速度Nzが第2リカバリー回
転速度N I 3まで低下したときに燃料供給を再開さ
せる。
以上説明したように、実際のリフト特性と目標リフト特
性とに差異が発生したときに、第1燃料カット回転速度
Nt及び第1リカバリー回転速度N+を所定回転速度R
,Sだけ夫々高く設定するようにしたので出力が高くな
る。このため、減速運転時にリフト可変制御系の故障或
いは応答遅れにより例えば吸・排気弁が高リフト特性に
維持されてもエンジンストールを防止できる。
尚、本実施例は、ロッカアーム13の揺動支点位置を変
化させてリフト特性を変化させるものについて説明した
が、カムシャフトのクランク軸に対する位置を変化させ
てリフト特性を変化させるものについても本発明は適用
できる。また、例えば目標リフト特性と実際のリフト特
性とのズレの大きさに応じて前記所定回転速度S、Rを
変化させたり冷却水温度に応じて所定回転速度S、Rを
変化させても良い。
〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したように、実際のリフト特性と目
標リフト特性とに差異が発生したときに燃料供給を停止
させる目標機関回転速度域を変更するようにしたので、
減速運転時にリフト可変制御系の故障或いは応答遅れが
発生してもエンジンストールを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明の一
実施例を示す断面図、第3図は同上の平面図、第4図は
同上の要部分解図、第5図は同上の制御回路の構成図、
第6図は同上のフローチャート、第7図〜第11図は同
上の作用を説明するための図、第12図及び第13図は
同上の他のフローチャート、第14図は同上の作用を説
明するための図、第15図は内燃機関の制御装置の従来
例を示す断面図である。 12・・・吸・排気弁  13・・・ロッカアーム  
15・・・レバー  20・・・リフト制御カム  2
1・・・カム制御軸  26・・・アクチュエータ  
27・・・制御回路36・・・回転速度センサ  40
・・・ポテンショメータ48・・・燃料噴射弁 特許出願人  日産自動車株式会社 代理人 弁理士 笹 島  冨二雄 第3図 ムO 機関回転速度NE 第8図 カム制@軸の回転角度 −6回転 第9図 e1e2     θ3e4 カム制御層の回転角度θ クランク角 冷却水温度(”C’)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機関の運転状態に応じて吸・排気弁の目標リフト特性を
    設定するリフト特性設定手段と、設定された目標リフト
    特性に応じて前記吸・排気弁のリフト特性を可変制御す
    るリフト特性制御手段と、前記吸・排気弁の実際のリフ
    ト特性を検出するリフト特性検出手段と、検出された実
    際のリフト特性が前記目標リフト特性か否かを判定する
    判定手段と、機関回転速度を検出する回転速度検出手段
    と、機関への燃料供給を停止させる目標機関回転速度域
    を設定する回転速度設定手段と、実際のリフト特性が目
    標リフト特性以外のときに前記目標機関回転速度域を変
    更する回転速度変更手段と、実際のリフト特性が目標リ
    フト特性と判定されたときに前記目標回転速度域を、そ
    れ以外のリフト特性と判定されたときに変更された機関
    回転速度域を、減速運転時に選択する回転速度選択手段
    と、検出された機関回転速度が選択された目標機関回転
    速度域若しくは変更された機関回転速度域以上のときに
    機関への燃料供給装置の作動を停止させる燃料供給停止
    手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置
JP61004382A 1986-01-14 1986-01-14 内燃機関の制御装置 Expired - Fee Related JPH0635847B2 (ja)

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