JPS6216265A

JPS6216265A - 回転ヘツド式記録再生装置

Info

Publication number: JPS6216265A
Application number: JP60155444A
Authority: JP
Inventors: Tetsuji Yoshii; 吉井　哲次
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-07-15
Filing date: 1985-07-15
Publication date: 1987-01-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はビデオ、オーディオ等に利用できる回転ヘッド
式記録再生装置に関するものである。

従来の技術近年、回転ヘッド式記録再生装置はビデオのみならずデ
ィジタルオーディオ等のオーディオ機器にも利用されて
いる。

以下図面を参照しながら、上述の従来の回転ヘッド式記
録再生装置の一例について説明する。

第８図は従来の回転ヘッド式記録再生装置の概略を示す
ものである。第８図において、１，２は回転ヘッド、３
はガイドドラム、４は供給側テープ巻層部、５は巻取側
テープ巻層部、６は供給リール台の被制動用、７は制動
シューで供給側テープ９にパックテンシコンを生じさせ
る。８は制動アームで一定の弾性力で制動シュー７を被
制動用６に圧接させている。９は出猟テープ、１０はテ
ープガイドローラ、１１はテープガイド傾斜ビンでテー
プガイドローラ１ｏとともに一体となって移動し、ガイ
ドドラム３への入口側のテープローディングガイドを構
成する。

同様に、１２はテープガイドローラ、１３はテープガイ
ド傾斜ビンでこれらが出口側のテープローディングガイ
ドを構成する。１４はキャプスタン、１５はピンチロー
ラで、キャプスタン１４との間に挾まれだ出猟テープ９
の定速送りを行う。

以上のように構成された回転ヘッド式記録再生装置につ
いて、以下その動作について説明する。

まず、演奏所定位置に装着されたカセット（図示せず）
からテープ９はテープローディングガイド手段によって
、カセット外に引き出されガイドドラム３に所定の巻付
角度に亘って巻付けられる。

この状態からピンチローラ１６をキャプスタン１４に圧
接することによって磁気テープ９は定速送りされる。回
転ヘッド１，２は矢印方向に一定の高速度で回転しなか
ら８気テープ９上にヘリカルスキャンによる記録或は再
生を行う。又キャプスタン１４とピンチローラ１５とで
送り出されたテープは巻取りリール台（図示せず）によ
って巻取られ、巻取り側巻層部５に巻き重ねられる。一
方供給側ではテープ巻取りに応じて供給側テープ巻層部
４から巻きほぐされて供給する。供給される出猟テープ
９には適度な張り（以後パックテンシコンという）が必
要であり、供給リール台に設けた被制動用６に圧接する
制動シュー７によって一定の負荷トルクを与えるように
している。

発明が解決しようとする問題点しかしながら上記のような構成では、一定の負荷トルク
によるパックテンションであるだめに、パックテンショ
ンは供給側テープの巻牛径に反比例して変化し、その変
化が大きくテープ走行が不安定になるという問題点を有
していた。又、この変化を少くするだめに供給側のテー
プ張力を検出し、その張力の大小に応じて被制動用への
圧力を変化させるいわゆるテンションレギュレータを設
けたものもあるが構成が複雑であり機器を小形化する上
で或はコスト高になる等の問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み極めて簡単な構成で、ホホ−
定のパックテンションの得られる回転ヘッド式記録再生
装置を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段上記問題点を解決するために本発明の回転ヘッド式配備
再生装置は回転ヘッドを内蔵したガイドドラムに所定の
巻付角度に亘って磁気テープを添接走行させるテープロ
ーディング手段と、ガイドドラム入口側のテープローデ
ィング手段の一部においてテープにブレーキ力を与える
テープブレーキ手段という構成を備えたものである。

作用本発明は上記した構成によって、供給リール台には殆ん
ど負荷トルクを与えず、走行途上にある出猟テープにガ
イドドラム入口側のテープローディングガイド部材の位
置でブレーキ力を与えてパックテンションを得るように
したものであるから、従来のような巻径の変化の影響を
受けることのないほぼ一定のパックテンションが得られ
ることとなる。又、テープローディング終了位置にブレ
ーキ力発生手段を待機させておくだけでよいので、構成
も極めて簡単なものとすることができる。

実施例以下本発明の一実施例の回転ヘッド式記録再生装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の第１の実施例の記録或は再生時の要部
概略を示すものである。第１図において１６はブレーキ
シューでフェルト等からできている。１７はブレーキア
ームで先端にブレーキシュー１６を支持した弾性腕でシ
ャーシ上に固定されている。他の部材については従来例
のものと同じであるのでその説明は省略する。

以上のように構成された回転ヘッド式記録再生装置につ
いて、以下第１図および第２図を用いてその動作を説明
する。

先ず第１図は、テープローディングガイド手段を構成す
るテープガイドロ〜う１０，１２、テープガイド傾斜ピ
ン１１．１３が磁気テープ９をガイドドラム３に所定角
度に亘って巻付けるべく前進し、ガイドドラム３の入口
側において待様していたブレーキシュー１６にテープガ
イドローラ１０でテープ９を押し当てる。ブレーキシュ
ー１６は予め設定された適尚な圧力で磁気テープ９をテ
ープガイドローラ１０に押し当てることになり、ブレー
キシュー１６と磁気テープ９との間の摩擦力によってテ
ープ９にブレーキ力が附与される。従って適度な一定な
パックテンションを発生させることができる。第２図は
巻戻し動作時を示す図で、高速でテープを送る必要があ
り、ピンチローラ１６をキャプスタン１４から離すとと
もにブレーキシューの当接は行わない。即ち図では左側
のテープロープインクガイド部材を少し後退させて、ブ
レーキ力が発生しないようにしたものである。これは早
送り時においても同様である。

第３図はブレーキ部材をテープローディングガイド部材
の位置決めストッパー上に設けたものの実施例１の斜視
図で、１８は位置決めストッパー、１９はテープガイド
ローラ支軸の中央部２４の位置決め用Ｖ字形切欠き部、
２０はガイドローラ支軸の下部２５の位置決め用Ｕ字形
切欠き部、２１はシャーシ等への取付部、２２はブレー
キシュー、２３はブレーキシュー支持アームで板ばねを
折曲けて形成している。

第４図は第３図に示したテープローディングガイド位置
決めストッパをシャーシ上に取付けた所を示す側断面図
で、２４はテープガイドローラ１ｏの支軸中央部、２５
はその下端部、２６はテープガイドローラ１０とテープ
ガイド傾斜ピン１１とを一体的に保持するテープローデ
ィングガイドベース、２アはテープローディングガイド
ベース２６に植設したピン、２８はチープロディングガ
イドペース駆動ロッド、２９はテープローディングガイ
ドベース２６の案内孔でシャーシ上に設けである。３０
はシャーシ、３１は位置決めストッパー１８をシャーシ
３０に固定するねじ、３２はブレーキアーム２３を位置
決めストッパー１８に取付けるねじである。

このように構成することによって、テープガイドローラ
１０とブレーキシュー１６との位置関係は高精度を保つ
ことができ、バラツキの少い適正なバンクテンションを
長期間維持することができる０第５図はブレーキ力発生に関する別の実施例の要部を示
す側断面図で、３３は上下７ランジつきガイドローラ、
３４はブレーキシューで上下フランジに当接し、ガイド
ローラの回転を制止する。

３５はブレーキアームである。

このようにすることによって、テープ９は固定されたガ
イドローラに巻掛けられ、ガイドローラとの間の摩擦力
によってテープへ一定のブレーキ力が加えられる。

第６図は更に別のブレーキ力発生に関する実施例で、テ
ープガイドローラの回転を制止した上、テープをガイド
ローラに圧接してブレーキ力を得るようにしたもので、
少いブレーキ圧接力でもって必要なブレーキ力が得られ
るから長期間安定したブレーキ力が得られる０３６はフ
ランジ付きガイドローラ、３了はテープ抑圧用ブレーキ
シュー、３８はそのブレーキアーム、３９はガイドロー
ラの回転制止用ブレーキシュー、４０はそのブレーキア
ームである。第７図は第２図におけるブレーキ解除時の
テープローディングガイド部材の後退の代りに、ブレー
キアームを回動式にして、任意に解除できるようにした
実施例の要部を示す上面図で、４１はブレーキアーム、
４２はブレーキアーム４１の回動支軸、４３はブレーキ
シュー１６の圧接力を発生させるためのばね、４４は制
御御ロッド、４５は制御ロッド４４の先端に植設したブ
レーキ制御ピンである。

以上のように本実施例によれば、はぼ一定のバックテン
ションが得られるとともに、早送り０巻戻し時には容易
に解除できるものである。

発明の効果以上のように本発明は回転ヘッドを内蔵したガイドドラ
ムに所定の巻付角度に亘って磁気テープを添接走行させ
るテープローディング手段と、ガイドドラム入口側のテ
ープローディング手段の一部においてテープにブレーキ
力を与えるテープブレーキ手段を設けることにより、極
めて簡単な構成でほぼ一定のパックテンションが得られ
、安定したテープ走行を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の記録或は再生時の要部
概略を示す平面図、第２図は巻戻し動作時を示す平面図
、第３図は本発明の他の実施例の要部を示す斜視図、第
４図はその堆付状態を示す側断面図、第５図、第６図は
各々本発明のブレーキ力発生のだめの他の実施例の要部
を示す側断面（２）、第７図はブレーキカ解除機構に関
する実施例の要部を示す上面図、第８図は従来の回転ヘ
ッド式記録再生装置の実施例の要部を示す平面図である
。１．２・・・・・・回転ヘッド、３・・印・ガイドドラ
ム、９・・・・・・磁気テープ、１０．１２・・印・テ
ープガイドローラ、１１．１３・・印・テープガイド傾
斜ビン、１４・・・・・・キャプスタン、１５・・・・
・・ピンチローラ、１６・・・・・・ブレーキシュー、
１７・・印・ブレーキアーム、１８・・・・・・テープ
ローディングガイド位置決めストッパー。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図　　　　第４図第５図　　　　　第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）回転ヘッドを内蔵したガイドドラムに所定の巻付
角度に亘って磁気テープを添接走行させるテープローデ
ィング手段と、ガイドドラム入口側のテープローディン
グ手段の一部において磁気テープにブレーキ力を与える
テープブレーキ手段とを備えたことを特徴とする回転ヘ
ッド式記録再生装置。
（２）テープブレーキ手段を記録或は再生等の比較的低
速走行時に動作させるようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の回転ヘッド式記録再生装置。
（３）テープブレーキ手段をテープローディング手段に
設けたテープガイドローラと、これに磁気テープを圧接
する圧接手段とで構成したことを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の回転ヘッド式記録再生装置。
（４）テープローディング手段に設けたテープガイドロ
ーラの回転を制止することにより磁気テープにブレーキ
力を附与するようにしたことを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の回転ヘッド式記録再生装置。
（５）テープブレーキ手段を構成する制動部材を、テー
プローディング部材の位置決めストッパー上に設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回転ヘッド
式記録再生装置。