JPS62162538A - 伸縮性基材 - Google Patents

伸縮性基材

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JPS62162538A
JPS62162538A JP438886A JP438886A JPS62162538A JP S62162538 A JPS62162538 A JP S62162538A JP 438886 A JP438886 A JP 438886A JP 438886 A JP438886 A JP 438886A JP S62162538 A JPS62162538 A JP S62162538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
nonwoven fabric
polyurethane
polyurethane film
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP438886A
Other languages
English (en)
Inventor
上野 和憲
加藤 光則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は作業用又はスポーツ用として好適な伸縮性のあ
る衣料用基材に関するものである。
従来の技術 日常の清掃や洗浄作業のほか、水泳時や外科手術、IC
製造作業の際に使用する帽子や手袋の素材としてゴムウ
各種プラスチックのフィルムやシートが用いられている
が、相対する2枚のフィルムやシートが相互が密着しや
すい為に装着しづらく、また透湿性、吸汗性がない為に
装着楼内面が蒸れる欠点が指摘されている。
一方、装着が容易でかつ装着楼内面が蒸れることのない
素材として、メツシュ生地や織布、不織布の生地が用い
られているが、この場合は防水性が全くなく、又塵埃や
細菌類が自由に生地を通過 ・する他、M製に手間どり
高価になる等の問題があった。
またモータースポーツのライダーやマリンスポーツのサ
ーファ−などが風雨や浸水から身を護る時に着用する防
寒・防水ウェアの素材としてはゴム引き布が用いられて
いるが、重量が重く且つごわごわしている為に運動性情
を著しく阻害し、軽快な装着感が得られない欠点がある
これらの素材として塩ビ引き布や各種ビニル引き布も知
られているが、激しい運動による摩耗・損傷が絶えず、
特にライダーウェアの場合、オートバイが転倒した場合
にはウェアが一遍に引き裂かれるという問題があった。
発明が解決しようとする問題点 本発明は縦横両方向に伸縮自在で、防水性、透湿性及び
吸汗性に優れた。スポーツウェア或いは作業用の帽子や
手袋の素材として好適な基材を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本発明の伸縮性基材はポリウレタンフィルムと編物又は
不織布が積層一体化されたものである。
本発明に使用するポリウレタンフィルムとしては、ソル
ベントキャストウレタンとして知られている数ルー30
鉢程度厚のポリウレタンフィルム或いはインフレーショ
ン成型法やT−グイ法によって成型された20ル〜0.
5mm厚のポリウレタンフィルムが用いられる。
一般的にポリウレタンフィルムは引張強さ、伸びが大き
く、引裂強さと耐摩耗性にすぐれているが、本発明にお
いて好ましく使用されるポリウレタンフィルムの代表的
な物性値は、引張強度が300〜350kgf/cm2
、伸びが60o〜700%、100%弾性率が45〜5
5kgf/cm2のものである。(JISK6301)
厚さ0.03〜0.5mmのポリウレタンフィルムと編
物が積層一体化された厚手のものはスポーツウェアなど
の素材として好適、また厚さ飲用〜0.2mmのポリウ
レタンフィルムと不織布が積層一体化された薄手のもの
は作業用の帽子や手袋などの素材として好適で、いずれ
も装着・脱着がスムーズに行なえ、肌ざわりに優れ、防
水性、透湿性、吸汗性及び保温性を兼備している。
本発明に使用される編物とは、レーヨン、ナイロン、ポ
リウレタン、ウール、ポリエステル、アクリル、綿など
の繊維を縦縞、横編、丸編等の組織に編んだ生地であり
、織物と異なって伸縮性に富む点に特徴がある。
ポリウレタンフィルムと編物とを積層一体化する方法と
しては接着法と加熱・加圧による融着法とがあるが、量
産性の点では融着法が好ましく。
この場合の編物素材としてはナイロンやポリエステルが
適している。
融着法におけるカレンダーの加圧条件は0.05〜0−
5Kg/cm2.加熱条件は100〜220℃で30秒
〜3分、好ましくは130〜180℃で1〜2分に設定
する。
本発明に使用される不織布は天然繊維系のものでも合成
繊維系のものでもよいが、なかでも熱可塑性合成繊維原
料を溶融押出機から紡出した長繊維を切断せずにコンベ
ヤー上に堆積して熱ロールで圧接、シート状にしたもの
が弾力性に富み、また表面に空気を含む為に肌ざわりと
保温性、吸汗性に優れているので好ましく、特に熱可塑
性のポリウレタンm維よりなる不織布が好ましい。
ポリウレタン不織布はJIS−L1096測定法に基づ
いて25〜125 g / m 2目付、厚みが0.1
〜0.5mmの範囲で品揃えされており。
各目付に応じて破断強度が0.1〜1.5kg/cm2
.伸びが350〜800%、100%伸長応力が40〜
300kg/cm2 (JISL−1096)の物性を
有している。
ポリウレタンフィルムと積層一体化する不織布としては
、伸びがフィルムの伸びとほぼ同一の600〜700%
に設定されたものを使用することが好ましい。
ポリウレタンフィルムと不織布とを積層一体化する方法
としては接着法と加熱会加圧による融着法とがあるが、
ソルベントキャスト法によるポリウレタンフィルムの場
合には接着法を用い、インフレーション成型法やT−グ
イ法によって成型されたポリウレタンフィルムの場合に
は平板プレスや熱ロールカレンダーを用いた加熱加圧方
式による融着法の方が適している。
ポリウレタンフィルムと不織布とを融着法で積層一体化
する場合、カレンダーの加圧条件は0゜05〜0.5K
g7cm2.加熱条件は100〜220℃で30秒〜3
分、好ましくは130〜180℃で1〜2分に設定する
次にソルベントキャストウレタンフィルムと不織布を接
着法により積層一体化する方法について説明する。
ソルベントキャスト法によって成型されたウレタンフィ
ルムとは、熱可塑性ウレタンエラストで−を例えば酢酸
エステル、ケトン類、メチルグリコールアセテート等の
溶剤に溶解し、得られた溶液を離型紙の表面に均一厚に
塗布した後、30〜lOO℃の熱風、詳細には熱風温度
を30〜60℃に設定された第一房室と60〜100℃
に設定された第二房室とを通過させることによって成型
された数JL〜30延程度の厚みを有するウレタンフィ
ルムである。不織布との積層一体化方法としては上記方
法によって成型されたウレタンフィルムに、接着剤、好
ましくは低重合度のウレタン接着剤を均一塗布した後、
再び50〜120℃の熱風、詳細には熱風温度を70〜
120℃に設定された第三房室と50〜90℃に設定さ
れた第四房室とを通過させた後不織布を積層し、1〜8
kg/cm2.更に好ましくは2〜6 k g / c
 m 2の圧力条件のもとで80〜160℃の温度で加
熱加圧することにより、略10−14時間後に接着剤は
硬化し、フィルムと不織布とが完全に一体化した伸縮性
基材を得ることができる。
本発明の伸縮性基材は、着色が必要な場合や導電性、紫
外線安定性が要求される場合には、フィルムに成型する
前のポリウレタン溶液中にあらかじめ着色材や導電性付
与剤、紫外線安定剤等を配合すればよく、また必要に応
じて食品安全性に合格するグレードのポリウレタンエラ
ストマーを適宜選択して用いることもできる。
本発明の伸縮性基材はポリウレタンフィルム側が表地、
編物又は不織布側が裏地として使用されるが、特に、表
地も裏地もポリウレタンからなる基材は成形加工性と伸
縮性にすぐれている。
υ 本発明によって得られる基材は、裏面の編物又は不織布
に含まれる空気の作用によって装着が容易でかつ吸汗作
用があり、かつ表面にはポリウレタンフィルムを用いて
いる為に透湿性がありながら同時に防水機能をも有する
本発明による基材は、熱融着、高周波融着、超音波融着
等により伸縮性を要求される各種製品、例えばスポーツ
ウェア、作業用の手袋、帽子、バンド等を容易に製造す
ることができる。
発明の効果 ■)本発明による基材は縦横両方向に伸縮自在であり、
スポーツウェア、手袋や帽子等に使用しても充分な伸び
と強度を備えている。
2)本発明の基材を用いて得られた製品は、耐庁耗性と
引裂強度を有し、かつ防水性、透湿性、吸汗性を兼ね備
えている。また保温性もある。
3)本発明による基材は、熱融着、高周波融着。
超音波融着等により伸縮性を要求される各種製品を容易
に製造することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリウレタンフィルムと編物又は不織布が積層一体
    化されてなる伸縮性基材。 2 ポリウレタンフィルムと編物又は不織布とが圧力0
    .05〜0.5Kg/cm^2、温度100〜220℃
    、時間30秒〜3分間の条件下での融着により積層一体
    化されてなる特許請求の範囲第1項記載の伸縮性基材。
JP438886A 1986-01-14 1986-01-14 伸縮性基材 Pending JPS62162538A (ja)

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JP438886A JPS62162538A (ja) 1986-01-14 1986-01-14 伸縮性基材

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JP438886A JPS62162538A (ja) 1986-01-14 1986-01-14 伸縮性基材

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JPS62162538A true JPS62162538A (ja) 1987-07-18

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ID=11582972

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JP438886A Pending JPS62162538A (ja) 1986-01-14 1986-01-14 伸縮性基材

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JP (1) JPS62162538A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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