JPS62161824A - 改善された衝撃特性を示すポリカ−ボネ−ト - Google Patents

改善された衝撃特性を示すポリカ−ボネ−ト

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JPS62161824A JP61267897A JP26789786A JPS62161824A JP S62161824 A JPS62161824 A JP S62161824A JP 61267897 A JP61267897 A JP 61267897A JP 26789786 A JP26789786 A JP 26789786A JP S62161824 A JPS62161824 A JP S62161824A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐衝撃性のすぐれたポリカーボネート樹脂に
関する。
発明の背景 ポリカーボネートはよく知られた熱可塑性材料で、数多
くの有利な特性を有し、熱可塑性エンジニアリング材料
として用いられている。ポリカーボネートは一般に、ホ
スゲンのようなカーボネート前駆物質とビスフェノール
Aのような二価フェノールとの反応により製造される。
このようなポリカーボネートは、靭性、可撓性、光学的
透明性および高い加熱変形温度などのすぐれた特性をも
っている。しかし、用途によっては、従来のポリカーボ
ネートのもつ衝撃特性より良好な衝撃特性が求められる
。ポリカーボネートの耐衝撃性が、ポリカーボネート樹
脂に適当な耐衝撃性改良剤を配合することにより改良で
きることが知られている。得られる組成物はすぐれた衝
撃特性を発揮するが、耐衝撃性改良剤を用いることには
幾つかの欠点がある。これらの欠点の一つは、一部の耐
衝撃性改良剤がポリカーボネートの光学的特性、例えば
透明性を損ないがちなことである。もう一つの欠点とし
て、この組成物が2つの異なる成分の混合物であるため
、多成分混合物に特有の周知の聞届が生じる。
従来のカーボネート樹脂と比べて゛耐衝撃性の向上し、
たポリカーボネートが得られれば大変有利である。従っ
て、本発明の目的は、すぐれた耐衝撃性を示すカーボネ
ート樹脂を提供することにある。
発明の概要 本発明によれば、 (i)少なくとも1種の二価フェノールと、(ii )
カーボネート前駆物質と、 (ii)次式 %式% [式中のAは重合され水素化されたアルカジエンの二価
の残基を示し、重量平均分子量約600以上を有し、X
はハロゲン基を示す]で表わされる重合体から選ばれる
少なくとも1種の重合体との重合反応生成物よりなるカ
ーボネート樹脂が提供される。
具体的説明 従来のポリカーボネート、例えばビスフェノールAとホ
スゲンから誘導されたポリカーボネートと比べて、耐衝
撃性の改良されたカーボネート樹脂が得られることを見
出した。本発明のポリカーボネート樹脂は、(1)少な
くとも1種の二価フェノールと、(ii )カーボネー
ト前駆物質と、(iii )カーボネート樹脂の耐衝撃
性を改良するのに少なくとも有効な量の、次式: %式% またはその混合物で表わされる少なくとも1種の化合物
との重合反応生成物よりなる。式中のAは少なくともI
FRの重合され実質的に完全に水素化された共役アルカ
ジエンの二価の残基を表わし、重工平均分子m約600
以上を有し、Xはそれぞれ独立にハロゲン基から選ばれ
、好ましくは塩素または臭素である。Aで表わされる二
価の残基を生じる重合され水素化された共役アルカジエ
ンは重量平均分子量が約600以上、好ましくは約80
0以上、さらにに好ましくは約1,000以上である。
重量平均分子量の上限は通常約20.000まで、好ま
しくは約10.000までである。
Aの製造に用いる共役アルカジエンは次式で表わすこと
ができる。
R3R4R5R6 1V、    R1−C−C−C−C−R2式中のRI
−R6はそれぞれ独立に水素、ハロゲンおよびアルキル
基から選ばれるが、RI  R6のうち2個以下がハロ
ゲンである。好ましくはRI  R6はそれぞれ独立に
水素およびアルキル基から選ばれる。
RI  R6が表わすアルキル基としては1−約5個の
炭素原子を有するものが好ましい。これらのアルキル基
は直鎖アルキル基でも枝分れアルキル基でもよい。しか
し、好適なアルキル基は直鎖アルキル基である。R1お
よび/またはR2がアルキル基である場合、それらが直
鎖アルキル基であるのが特に好ましい。
式■の共役アルカジエン単量体の具体的な例には、1.
3−ブタジェン、2−クロロ−1,3−ブタジェン、2
−メチル−1,3−ブタジェン、1.3−へブタジェン
、21メチル−1,3−ペンタジェン、2−メチル−3
−エチル−1,3−ブタジェン、2−エチル−1,3−
ペンタジェン、1.3−へキサジエンおよび2,4−へ
キサジエンがあるが、これらに限定されない。
式■の共役アルカジエン単量体としては、1.3−ブタ
ジェン、2−メチル−1,3−ブタジェンおよびこれら
の混合物が特に有用である。
式I−I[[の化合物は、これらの誘導源である弐■の
単量体ともども、当業界でよく知られており、一般に商
業経路で入手でき、あるいは公知の方法で簡単に製造で
きる。従って、例えば、重合され水素化された共役アル
カジエンの二価の残基Aを製造する方法の1つでは、弐
■の単量体少なくとも1種を重合し水素化する。重合法
は、例えばフレッド・ビルメヤー二世著「重合体科学教
本」、米国インターサイエンス社刊、1962年、19
2頁、348−352頁、377−393頁(Pred
 W、 [3i11a+eyer、 Jr、、 Tex
tbook o(’ PolymerScianee、
 Interscience Publishers、
 New York。
1’9G2)に記載されている。
重合体の水素化または水素添加は、当業界で周知の方法
で行うことができる。水素化は、各種の水素化触媒、例
えばニッケルを担持した珪藻土、ラニーニッケル、クロ
ム酸銅、硫化モリブデンおよび表面積の小さい担体に担
持した微粉状白金または他の貴金属を用いて行うことが
できる。水素化は任意の望ましい温度で、また例えば大
気圧から約3.000psiまでの任意の望ましい圧力
で行うことができる。通常の条件は圧力10〇−1,0
00psi、温度75″F−600丁で、時間0.1−
24時間、好ましくは0.2−8時間である。
八が重合され水素化された1、3−ブタジェンの二価の
残基である場合、これは次の反復構造単位: またはこれらの混合物よりなる。式VおよびVaにおい
て、nおよびn′は約10以上の値を有し、約400の
ように大きくてもよい。VとVaの混合物を用いる場合
、n+、n’の和は10以上の値を何し、400のよう
に大きくてもよい。(このような場合、n十n’の和が
約10以上である限りで、nとn′は1のように小さな
値をとり得る)式Vて表わされる二価の残基は、1,3
−ブタジェン単量体の1,2−付加から誘導され、一方
式Vaで表わされる残基は1,3−ブタジェン単量体の
1.4−付加(シスcisでもトランスt ranSで
もよい)から誘導される。
Aが重合され水素化された2−メチル−1,3−ブタジ
ェンの二価の残基である場合、これは次式: %式% (式中のnは上記定義の通り)で表わされる反復構造単
位よりなる。
前述したように、Aは約20,000のように大きな重
量平均分子量をもち得るが、Aの重量平均分子量が約1
.000−約10,000の範囲にあるのが好ましい。
なお、Aは弐■の単量体1種のみが重合され水素化され
た反応生成物を含有しても、式■の2種以上の異なる単
は体の混合物が重合された完全に水素化された反応生成
物を合釘してもよい。
化合物I−IIIの具体例を以下に挙げるが、これらに
限定されるものではない。
HO−(CH: −CH2−CH;  CH; ) +
+ −OH;HO−CH2−CH2−CH2−CH21
−OH;CH,−CH3 HO−云(CH2−CH2−CH2−CH2)  (C
H−CHy ) hr−OH;OO C1−C−0−ICl3−CH2−CH2−CH2←o
−c−c i ;CH3 HO→CH?  −CH−CH,2−CH2ヶー to
o   OH;and本発明の見地から好ましい化合物
は式Iおよび■で表わされるもので、式1で表わされる
ものが特に有用である。
本発明のカーボネート重合体の製造に用いる化合物1−
nlの量は、カーボネート樹脂の衝撃特性、例えば衝撃
強さを改良するのに少なくとも有効な量である。この量
は一般に約1重量%以上、好ましくは約、−p Q%以
」二、より好ましくは約3重量%以上、特に好ましくは
約4重−5以上である。
式I−IIIの化合物の重は%は、本発明のカーボネー
ト樹脂の製造に用いる該化合物と二価フェノールの合計
瓜に基づく値である。
一般に、化合物1−I[Iの使用量が約1重量%未満で
あると、樹脂の衝撃性の有意な向上が認められない。
本発明のか7J・る化合物の使用口がもっと多いと、カ
ーボネート樹脂はゴム状もしくはエラストマー状の特性
を示す。一般に、約40重量%より多量のかかる化合物
をカーボネート樹脂の製造に用いると、カーボネート樹
脂がこのようなゴム状もしくはエラストマー状特性を示
す。
化合物1−Iffの使用量の上限は、一般にカーボネー
ト樹脂に望まれる特性に依存する。従って、例えば高度
のゴムおよびエラストマー特性を示す樹脂を製造したい
ときには、化合物I−IIIを比較的多量に用いるのが
よい。ゴムもしくはエラストマー特性をほとんど示さな
い樹脂が望ましいなら、これらの化合物を少量用いる。
一般に、本発明の化合物を極めて多量に用いると、ポリ
カーボネートの資料な物理的特性が変わる。一般に本発
明の化合物の使用口が約75重量%、好ましくは約70
市量%を超えてはならない。
一般に約1−約40重量%、好ましくは約2−約25市
量%、より好ましくは約3−約20重量%のかかる化合
物から誘導した樹脂は、すぐれた衝撃特性を含めて種々
の特性を良好な組合せで有するとともに、カーボネート
樹脂の資料な物理的特性のほとんどを相当な程度まで有
する。
ポリカーボネ−1・樹脂の製造に用いる化合物か式■の
化合物、すなわちビスハロホルメートである場合、通常
Xが表わすハロゲン基が塩素または臭素であるのが好ま
しい。ビスノ)ロホルメートとしてはビスクロロホルメ
ートが特に有用である。
本発明のカーボネート樹脂の製造には、式■、■または
■の化合物I Flだけを用いても、式I、■および■
の2種以上の異なる化合物の混合物を用いてもよい。
本発明のカーボネート重合体の製造に有用な二価フェノ
ールは当業界で周知であり、例えば米国特許第3,02
8,365号、第2. 999. 835号、第3.1
48,172号、第3.271゜368号、第2,99
1,273号、第3,271.367号、第3.380
,078号、第3゜041.891号および第2,99
9,846号に記載されている。
これらの二価フェノールは一般に次式で表わされる。
ここでRはそれぞれ独立にハロゲン、−価の炭化水素お
よび一価の炭化水素オキシ基から選ばれ、R′はそれぞ
れ独立にハロゲン、−価の炭化水素および一価の炭化水
素オキシ基から選ばれ、Wは二価の炭化水素基、−0−
1−S−1II    II      II −5−S−1−S−1−8−および−〇−から選ばれ、 mおよびm′はそれぞれ独立に0−4の値の整数から選
ばれ、そして bは0または1である。
RおよびR′が表わすハロゲン基としては塩素および臭
素が好ましい。Rが表わす一価の炭化水素基には、アル
キル、シクロアルキル、アリール、アラルキルおよびア
ルカリール基がある。
RおよびR′が表わすアルキル基としては、炭素原子数
1−約10のものが好ましい。RおよびR′が表わすシ
クロアルキル基としては、4−約8個の環炭素原子を含
むものが好ましい。アリール基としては6−12個の環
炭素原子を含むもの、すなわちフェニル、ナフチルおよ
びビフェニルが好ましい。アラルキルおよびアルカリー
ル基としては、7−約14個の炭素原子を含むものが好
ましい。
RおよびR′が表わす一価の炭化水素オキシ基は一般式
一〇R’で表わされ、ここでR′はRおよびR′と同義
である。炭化水素オキシ基としては、アルコキシおよび
アリールオキシ基が好ましい。
Wが表わす二価の炭化水素基には、アルキレン基、アル
キリデン基、シクロアルキレン基およびシクロアルキリ
デン基がある。アルキレン基としては、2−約20個の
炭素原子を含むものが好ましい。アルキリデン基として
は、1−約20個の炭素原子を含むものが好ましい。シ
クロアルキリデンおよびシクロアルキレン基としては、
6−約16個の環炭素原子を含むものが好ましい。
式■の二価フェノールの具体例を挙げると下記のものが
あるが、これらに限定されない。
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビ
スフェノールA)、 2.2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、 2.2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン、 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロドデカ
ン、 1.1−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)シクロドデカン、 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、 ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(3,5
−ジエチル−4−ヒドロキシフェニル)メタン、 1.3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、 4.4′−チオジフェノールおよび 4.4′−ジヒドロキシ−2,6−シメチルジフエニル
エーテル。
本発明の実施にあたって有用なカーボネート前駆物質に
は、カルボニルハロゲン化物、ビス710ホルメートお
よびジアリールカーボネートがある。
カルボニルハロゲン化物には、塩化カルボニル、臭化カ
ルボニルおよびこれらの混合物がある。ビスハロホルメ
ートには、二価フェノール、例えばビスフェノールA、
ヒドロキノンなどのビス710ホルメート、およびグリ
コール、例えばエチレングリコールおよびネオペンチル
グリコールのビスハロホルメートがある。ジアリールカ
ーボネートの代表例には、ジフェニルカーボネートおよ
びジ(アルキルフェニル)カーボネート、例えばジ(ト
リル)カーボネートがある。適当なジアリールカーボネ
ートの他の具体例には、ジ(ナフチル)カーボネート、
フェニルトリルカーボネートなどがある。
カーボネート前駆物質としては、カルボニルハロゲン化
物が好適であり、カルボニルハロゲン化物のなかではホ
スゲンとしても知られる塩化カルボニルが好適である。
本発明のポリカーボネートは、従来の周知の方法、例え
ば界面重合、ピリジン法、溶融重合などで製造すること
ができる。本発明のポリカーボネートの製造に特にを用
な方法は、界面重合とピリジン法である。
界面重合法では、苛性水溶液、水不混和性有機溶剤(例
えば塩化メチレン)、式■の二価フェノール少なくとも
1種、カーボネート前駆物質、式1−I11の化合物少
なくとも1種、触媒および分子量調整剤を用いる。
触媒としては、ポリカーボネート形成反応を促進する周
知の触媒のいずれを使用してもよい。これらの触媒には
、第三アミン、例えばトリエチルアミン、第四アンモニ
ウム化合物および第四ホスホニウム化合物があるが、こ
れらに限らない。
分子量調整剤としては、連鎖停止機構によりカーボネー
ト重合体の分子量を調節する周知の化合物のいずれを用
いてもよい。これらの化合物には、フェノール、t−ブ
チルフェノール、クロマン1などがあるが、これらに限
らない。
ピリジン法では、q機塩基(例えばピリジン)、有機溶
剤(例えば塩化メチレン)、二価フェノール少なくとも
1種、カーボネート前駆物質、式l−■の化合物少なく
ともIP!、触媒および分子量調節剤を用いる。
ランダム枝分れ熱可塑性ポリカーボネートも本発明の範
囲に含まれる。これらのランダム枝分れカーボネートを
製造するには、少量、代表的には約0.05−約2モル
%の多官能性芳香族分岐剤を用いる。このような多官能
性芳香族化合物は、ヒドロキシル、カルボキシル、カル
ボン酸無水物およびハロホルミルから選ばれる官能基を
3個以上含有する。これらの分岐剤化合物の具体例には
、トリメリット酸無水物、トリメリット酸、トリメリチ
ルトリクロリド、4−クロロホルミルフタル酸無水物、
ピロメリット酸二無水物、メリット酸、メリット酸無水
物、トリメシン酸などがある力5、これらに限らない。
本発明のポリカーボネートは重量平均分子量が約20,
000−約200,000、好ましくは約30,000
−約150.000である。これらの固存枯度は、塩化
メチレン中25℃で」j定して約0.4dR/g以上で
ある。
本発明のポリカーボネートの製造に式■の化合物を用い
る場合には、これらのポリカーボネートを製造するのに
ピリジン法を採用するのが好ましい。他方、本発明のポ
リカーボネートの製造に式■の化合物を用いる場合には
、これらのポリカーボネートを製造するのに界面重合法
を採用するのが好ましい。
反応物質の1つとして式Iの化合物少なくとも1種を用
いてピリジン法で製造した本発明のポリカーボネートは
、次の反復構造単位: および −6    −←−0−A−0−C−→−(式中のR,
R’ 、W、、A、ms m’およびbは前記定義の通
り)を含む。
反応物質の1つとして式■の化合物少なくとも1種を用
いて界面重合法で製造した本発明のポリカーボネートは
、次の反復構造単位; ■ および (式中のRSR’ 、W、ASm、、m’およびbは前
記定義の通り)を含む。
本発明のポリカーボネートにおいて、重合鎖内に存在す
る構造単位■aまたは■の量は、それぞれ、本発明のポ
リカーボネート樹脂の製造に用いる化合物Iまたは■の
口によって決まる。
本発明のポリカーボネートは、所望に応じて、普通に用
いられる周知の添加剤と配合してもよく、これらの添加
剤の例には酸化防止剤、離型剤、帯電防止剤、不活性充
填剤(例えばガラス、タルク、マイカおよびクレー)、
紫外線吸収剤(例えばベンゾフェノン、ベンゾトリアゾ
ールおよびシアノアクリレート化合物)、加水分解安定
剤(例えばエポキシド)、色安定剤(例えばオルガノホ
スファイト)、着色剤および難燃剤がある。
有用な難燃剤の例には、を機スルホン酸のアルカリおよ
びアルカリ土類金属塩がある。この種の難燃剤は、例え
ば米国特許第3,933,734号、第3,948,8
51号、第3. 926. 908号、第3.919,
167号、第3,909゜490号、第3,953.3
96号、第3,931.100号、第3.978.02
4号、第3゜953.399号、第3,917,559
号、第3.951,910号および第3,940,36
6号に開示されている。
コポリエステル−カーボネートも本発明の範囲内に含ま
れる。簡単に説明すると、コポリエステル−カーボネー
トは、線状重合鎖内に反復するカーボネート基、カルボ
キシレート基および芳香族炭素環式基を含み、そのカー
ボネート基の少なくとも一部とカルボキシレート基の少
なくとも一部が芳香族炭素環式基の環炭素原子に直接結
合している。
これらのコポリエステル−カーボネートは重合鎖中にエ
ステル結合とカーボネート結合を含有し、エステル結合
の量は約25−約90モル%、好ましくは約35−約8
0モル%である。例えば5モルのビスフェノールAが4
モルの二塩化イソフタロイルおよび1モルのホスゲンと
完全に反応すると、80モル%のエステル結合を含むコ
ポリエステルカーボネートとなる。
本発明のコポリエステル−カーボネートは、(i)式■
の二価フェノール少なくとも1種、(ii )カーボネ
ート前駆物質、(ii)エステル前駆物質および(iV
)耐衝撃性改良量の式I−Hの化合物少なくとも1種か
ら誘導される。
エステル前駆物質は二官能性カルボン酸またはそのエス
テル形成性の反応性誘導体である。一般に、線状ポリエ
ステルの製造に通常用いられる二官能性カルボン酸また
はそのエステル形成性の反応性誘導体ならどれでも、本
発明のコポリエステル−カーボネートを製造するのに利
用できる。一般に、二官能性カルボン酸としては脂肪族
カルボン酸、脂肪族−芳香族カルボン酸および芳香族カ
ルボン酸を使用できる。これらの酸は米国特許第3.1
69,1.21号に記載されている。
二官能性カルボン酸またはそのエステル形成性の反応側
誘導体としては、芳香族カルボン酸またはそのエステル
形成性の反応性誘導体が好適である。特に有用な二官能
性芳香族カルボン酸はイソフタル酸、テレフタル酸およ
びこれらの混合物である。
エステル前駆物質として二官能性カルボン酸を用いる代
りに、それらのエステル形成性の反応性誘導体を用いる
のも好ましい。従って、例えば、イソフタル酸、テレフ
タル酸またはそれらの混合物を用いる代りに、二塩化イ
ソフタロイル、二塩化テレフタロイルまたはそれらの混
合物を用いるのが好ましい。
本発明のコポリエステル−カーボネートはよく知られた
慣例の方法で製造することができる。このような方法に
は、エステル交換、溶融重合、界面重合およびピリジン
法がある。これらの慣例の方法が米国特許第3,169
,121号、第3.030.331号、第3,027,
814号および第4.IIL  314号に記載されて
いる。
これらのコポリエステル−カーボネートを製造するのに
特に有用な方法は、界面重合法とピリジン法である。
反応物質として(1)式■の二価フェノール少なくとも
1種、(ii )カーボネート前駆物質、(iii )
エステル前駆物質少なくとも1fl!]!および(iV
)式■の化合物少なくとも1種を用いて、ピリジン法で
製造した本発明のフポリエステルーカーボネートは、少
なくとも下記の構造単位:■、 ■a1 および Oo Xa   (−0−A−0−C−B−C−)(式中のA
% R,、R’ 、WSm、、m’およびbは前記定義
の通り、そしてBはエステル前駆物質の残基である)を
含む。式XおよびXa中のBは芳香族ジカルボン酸また
はそのエステル形成性の反応性誘導体、例えば酸二塩化
物の残基であるのが好ましい。芳香族ジカルボン酸また
はそのエステル形成性の反応性誘導体の残基は、次式二
で表わされるものが好ましい。式中のR7は上記Rおよ
びR′と同じ意味をもち、m′は0−4の値の整数であ
る。R7がそれぞれ独立に1−約5個の炭素原子を含む
低級アルキル基から選ばれるのが好ましい。
反応物質として(i)式■の二価フェノール少なくとも
1種、(ii )カーボネート前駆物質、(ii)エス
テル前駆物質少なくとも1種および(iV)弐■の化合
物少なくとも1種を用いて、界面重合法で製造した本発
明のコポリエステル−カルボネートは、下記の反復構造
単位: ■、 ■、 X および (式中のA% B、、Rs R’ 、m5rn’および
bは前記定義の通り)を含む。
重合鎖中に存在する式■a、IX、XaおよびXaの反
復構造単位の量は、本発明のコポリエステル−カーボネ
ート樹脂の製造に用いる式1または■の化合物の量によ
って決まる。
本発明のコポリエステル−カーボネート樹脂の範囲には
、熱可塑性のランダム枝分れコポリエステル−カーボネ
ート樹脂も包含される。このようなランダム枝分れコポ
リエステル−カーボネート樹脂は、ポリカーボネート樹
脂の製造について先に説明した量と種類の分岐剤を用い
て製造できる。
本発明のコポリエステルーカーボネ−1・樹脂は、所9
!に応じて、前述した添加剤と配合してもよい。
本発明のコポリエステル−カーボネートは、重量平均分
子量が約20.000−約200,000、好ましくは
約30,000−約150,000である。
これらのコポリエステル−カーボネートは、固有粘度が
塩化メチレン中25℃で測定して、約0゜4dD/g以
上、好ましくは0.45−約1.0d、l)/gである
好適な実施例の説明 以下に実施例を挙げて本発明をより詳しくかつ明確に説
明する。これらの実施例は、ここで開示した本発明を限
定するものではなく、具体的に示すものとみなされる。
実施例中の「部」および「%」はすべて、特記しない限
り、重量基準である。
次の例は本発明の範囲に入らないポリカーボネート樹脂
を例示する。この例は比較の目的で挙げただけである。
実施例1 75gの2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン(ビスフェノールA)、75gのヒドロキシ終端不
飽和(非水素化)1.2−ポリブタジェン(分子量約3
.000、日本曹達から商品名G−3000にて販売)
、660m1の塩化メチレン、450m1の水および1
mlのトリエチルアミンの混合物中に、周囲温度で37
5gのホスゲンを50分間にわたって導入し、この間同
時に50%水酸化ナトリウム水溶液を加えて2相系のp
Hを10.5−11.5の間に維持した。ホスゲン添加
期間の終点で、塩化メチレン相を水性相から分離し、過
剰量の希(0,0IN)塩酸で洗い、次いで水で2回洗
った。
重合体を熱湯中で沈澱させ、125℃で乾燥した。得ら
れたポリカーボネートは、固有粘度がクロロホルム中2
5℃で1.07dN/gで、これを約500″Fで20
ミルのフィルムに圧縮成形した。 この重合体の色を1
25℃で8時間の加熱老化の前後に観察した。結果を第
1表に示す。
次の実施例は本発明のポリカーボネートを例示する。
実施例2 実施例1の手順を実質的に繰返したが、本例では7−5
gのG−3000の代りに75gのヒドロキシ終端水素
化1,2−ポリブタジェン(分子量約3000、口木凸
達から商品名G−1−3000にて販売)を用いた。
得られたポリカーボネートは、固を粘度がクロロホルム
中25℃で1.18dρ/gで、これを約500丁で2
0ミルのフィルムに圧縮成形した。
この材料は透明でエラストマー状で、降伏点伸び100
%を示した。差動走査熱量分析により二次ガラス転移温
度が一23℃および143℃と測定された。
この重合体の色を125℃で8時間の加熱老化の前後に
観察した。結果を第1表に示す。
第工表 実施例      色 No、    初期    加熱老化後1      
  白         茶2        白  
       白熱にさらされると実施例1の重合体が
茶色に変わることは、熱安定性に乏しいことを示してい
る。
実施例3 3360gの2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、5040gの2.2−ビス(3,5−ジブロ
モ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2800gの
カルボキシ終端水素化1.2−ポリブタジェン(分子;
約1.000、日本曹達から商品名C1−1000にて
販売)、354?の水、40gの塩化メチレンおよび3
00m1のトリエチルアミンの混合物中に、周囲温度で
3200gのホスゲンを32分間にわたって導入し、こ
の間同時に50%水酸化ナトリウム水溶液を加えること
により2相系のpHを最初の5分間は8−9の範囲、そ
の後11前後、すなわち10゜5−11.5に維持した
。ホスゲン添加期間の終点で、塩化メチレン相を水性相
から分離し、過剰量の希(0,0IN)塩酸で洗い、次
いで水で2回洗った。重合体をスチームで沈澱させ、9
5℃で乾燥した。得られた重合体は、固有粘度がクロロ
ホルム中25℃で0.54dj2/gで、これを約50
0″Fで作動する押出機に供給し、押出物を細断してペ
レットとした。ベレットを厚さ125ミルの試験片に射
出成形し、ASTM  D−648に従った加重下前熱
変形温度(HDTUL)、硬さおよびASTM  D−
790に従った曲げ特性について測定した。結果を第■
表に示す。
実施例4 2996gのビスフェノールA、4495gの2.2−
ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンおよび4000gのC−1−1000を用いて、
実施例3の手順を実質的に繰返した。
得られた重合体は固有粘度がクロロホルム中25℃で測
定して0.48d(17gであった。この重合体の試験
片を実施例3で記載した物理的特性について測定した。
結果を第■表に示す。
第■表 実施例3 実施例4 軟質ブロック(νt%)     24    33臭
素(vt%)         2G     23比
i1?、(g/cc)         1.33  
1.30HDTUL(i6psi  (F)   27
2   252曲げ弾性率(psi)    230,
000 1[i5.000曲げ強さくpsi)    
 10.10(L   7.100硬さ二ロックウェル
   R111RI03ショアD       82 
   78実施例5 91.3gのビスフェノールA、11.4gのG−1−
3000および1.35gのp−tert、ブチルフェ
ノール連鎖停止剤を用いて、実施例1の手順を実質的に
繰返した。
得られた重合体は、固有粘度がクロロホルム中25℃で
測定して0.64djll/gで、二次ガラス転移温度
が一22℃および149℃であった。
実施例6 75gのビスフェノールA、60gのG−1−3000
,0,5gのp−tert、  ブチルフェノール連鎖
停止剤、500m1の塩化メチレン、450m1の水お
よび0.25m1のトリエチルアミンを用いて、実施例
1の手順を実質的に繰返した。
得られた重合体は、固有粘度がクロロホルム中25℃で
測定して0.53dil/gであった。
実施例7 1 / 8 mlのトリエチルアミンを用いて実施例6
の手順を実質的に繰返した。
得られた重合体は、固有粘度がクロロホルム中25℃で
測定して0.57dN/gであった。
実施例8 75gのビスフェノールA、60gのG−1−3000
,065gのp−tert、ブチルフェノール、500
m1の塩化メチレン、450m1の水および0.25m
1のトリエチルアミンを用いて、実施例1の手順を実質
的に繰返した。ホスゲン添加の最初の5分間のpHを7
−9の間にし、次に残りのホスゲン添加期間中pHを約
11に上げた。
得られた重合体は、固有粘度がクロロホルム中25℃で
測定して0.55dΩ/gであった。
実施例9 2270gのビスフェノールA、284gのG−1−3
000,37gのp−tert、ブチルフェノール、2
5m1のトリエチルアミン、10gの塩化メチレンおよ
び10fIの水の混合物中に、周囲温度で1200gの
ホスゲンを50分間にわたって導入し、この間同時に2
5%水酸化ナトリウム水溶液を加えることにより2+口
系のpHを11前後、すなわち10.5−11.5の間
に維持した。
ホスゲン添加期間の終点で、水性相のp Hは11.7
で、この相のビスフェノールA含量は、紫外線分析で測
定して約lppm未満であった。塩化メチレン相を水性
を口から分離し、過剰量の希(0,0IN)塩酸で洗い
、次に水で3回洗った。
重合体をスチームで沈澱させ、125℃で乾燥した。
得られた重合体は、固釘粘度がクロロホルム中25℃で
測定して0.49dn/srであった。乾燥重合体を約
550℃で作動する押出機に供給し、押出物を細断して
ベレットとした。ベレットを厚さ125ミルの試験片に
射出成形し、ASTMD−256ノツチ付きアイゾツト
試験に従って衝撃強さについて測定した。
試験サンプルを90℃で加熱老化したときの衝撃強さの
保持性を調べ、ビスフェノールA(BPA)とホスゲン
だけから誘導した(すなわち水素化1,2−ポリブタジ
ェンを含まない)ポリカーボネートサンプルと比較して
第■表に示す。
第■表 ノツチ付きアイゾツト(f t−1b/ 1n)90℃
で のn11  実施例9  BPAポリカーボネート80
   18.5        15.624    
16.7         7.848    15.
9          4.7寡この重合体は、固有粘
度が塩化メチレン中25℃で測定して0.50dj7/
gであった。
第■表のデータに示される通り、本発明のポリカーボネ
ートの衝撃強さは、当初もそして熱老化後も、本発明に
係わる式I−Hの化合物を含まない従来の普通のポリカ
ーボネートより良好である。
一般に、本発明のカーボネート重合体は多相ブロック共
正合体であると表記することができる。
2つのガラス転移温度が存在するのは、本発明の多相ブ
ロック共重合体には2つの別個の相、すなわちポリカー
ボネート相と軟質セグメント相とかあるためである。
そのほかに、本発明の実施例のポリカーボネートの成形
試験サンプルを目視検査したところ、透明であることが
わかった。
本発明のカーボネート樹脂は、成形品、造形品、フィル
ム、ガラス材などを形成するのに使用できる。
上述した説明から明らかな目的にあって、とりわけ上述
した目的が効率よく達成されていることがわかる。上述
した方法を実施する際に、また上述した組成に、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更を加えることが
できる。従って、上述した説明に含まれるすべての事項
は例示であって限定的な意味に解釈すべきではない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)少なくとも1種の二価フェノールと、(ii
    )カーボネート前駆物質と、 (iii)樹脂の耐衝撃性を改良するのに少なくとも有
    効な量の、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のAは少なくとも1種の重合され水素化されたア
    ルカジエンの二価の残基から選ばれて重量平均分子量約
    600以上を有し、Xはそれぞれ独立にハロゲン基から
    選ばれる]で表わされる重合体またはその混合物から選
    ばれる少なくとも1種の重合体との重合反応生成物より
    なる熱可塑性芳香族−カーボネート樹脂。 2、成分(iii)の量が(i)および(iii)の合
    計使用量に基づいて約1重量%以上である特許請求の範
    囲第1項記載の樹脂。 3、成分(iii)の量が約2重量%以上である特許請
    求の範囲第2項記載の樹脂。 4、成分(iii)の量が約3重量%以上である特許請
    求の範囲第3項記載の樹脂。 5、成分(iii)の量が約4重量%以上である特許請
    求の範囲第4項記載の樹脂。 6、上記共役アルカジエンが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のR^1−R^6はそれぞれ独立に水素、アルキ
    ル基およびハロゲン基から選ばれるが、 R^1−R^6の2個以下がハロゲン基である]で表わ
    される特許請求の範囲第1項記載の樹脂。 7、R^1−R^6がそれぞれ独立にアルキル基および
    水素から選ばれる特許請求の範囲第6項記載の樹脂。 8、上記共役アルカジエンが1,3−ブタジエンである
    特許請求の範囲第7項記載の樹脂。 9、上記共役アルカジエンが2−メチル−1,3−ブタ
    ジエンである特許請求の範囲第7項記載の樹脂。 10、上記共役アルカジエンが1,3−ブタジエンと2
    −メチル−1,3−ブタジエンの混合物である特許請求
    の範囲第7項記載の樹脂。 11、成分(iii)が HO−A−OH である特許請求の範囲第1項記載の樹脂。 12、上記カーボネート前駆物質がホスゲンである特許
    請求の範囲第11項記載の樹脂。 13、上記二価フェノールがビスフェノールAである特
    許請求の範囲第12項記載の樹脂。 14、成分(iii)が ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第1項記載の樹脂。 15、上記カーボネート前駆物質がホスゲンである特許
    請求の範囲第14項記載の樹脂。 16、上記二価フェノールがビスフェノールAである特
    許請求の範囲第15項記載の樹脂。 17、成分(iii)が ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第1項記載の樹脂。 18、上記カーボネート前駆物質がホスゲンである特許
    請求の範囲第17項記載の樹脂。 19、上記二価フェノールがビスフェノールAである特
    許請求の範囲第18項記載の樹脂。 20、成分(i)、(ii)、(iii)および(iV
    )少なくとも1種のエステル前駆物質の重合反応生成物
    よりなる特許請求の範囲第1項記載の樹脂。 21、上記エステル前駆物質が二官能性カルボン酸また
    はそのエステル形成性の反応性誘導体から選ばれる特許
    請求の範囲第20項記載の樹脂。 22、上記エステル形成性の反応性誘導体がイソフタル
    ニハロゲン化物、テレフタロイルニハロゲン化物または
    それらの混合物から選ばれる特許請求の範囲第21項記
    載の樹脂。 23、上記共役アルカジエンが次式; ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のR^1−R^6はそれぞれ独立に水素、アルキ
    ル基またはハロゲン基から選ばれるが、 R^1−R^6の2個以下がハロゲン基である]で表わ
    される特許請求の範囲第20項記載の樹脂。 24、R^1−R^6がそれぞれ独立に水素またはアル
    キル基から選ばれる特許請求の範囲第23項記載の樹脂
    。 25、上記共役アルカジエンが1,3−ブタジエン、2
    −メチル−1,3−ブタジエンまたはこれらの混合物か
    ら選ばれる特許請求の範囲第26項記載の樹脂。 26、成分(iii)が HO−A−OH である特許請求の範囲第20項記載の樹脂。 27、成分(iii)が ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第20項記載の樹脂。 28、成分(iii)が ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第20項記載の樹脂。
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