JPS61159443A - コポリエステル‐カーボネート組成物 - Google Patents

コポリエステル‐カーボネート組成物

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JPS61159443A
JPS61159443A JP60284525A JP28452585A JPS61159443A JP S61159443 A JPS61159443 A JP S61159443A JP 60284525 A JP60284525 A JP 60284525A JP 28452585 A JP28452585 A JP 28452585A JP S61159443 A JPS61159443 A JP S61159443A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 コポリエステル−カーボネート樹脂はその多くの有利な
特性によって熱可塑性エンジニアリング材料としての用
途が増大している周知の市販材料である。これらコポリ
エステル−カーボネートは二価フェノール、カーボネー
ト前駆体およびエステル前駆体の反応によって製造する
ことができる。コポリエステル−カルボネートは高い耐
熱性。
良好な寸法安定性、良好な引張強さおよび良好な衝撃強
さを示すが、ある種の用途においては、たとえばガソリ
ン、アセトン、ヘプタンおよび四塩化炭素のような有機
溶剤に対する耐性が比較的悪イrr−め、芳香族コボリ
エステルーカーボネートノ使用には厳しい制約がある。
この溶剤耐性の悪さによる最も重大な影響はこれらの有
機溶剤に暴露した後のコポリエステル−カーボネート製
部品の重要な衝撃強さの損失とさらに脆性タイプの破壊
の増大である。このような溶剤との接触は、たとえば部
品を自動車のボンネット内や給油口付近に用いたり、コ
ポリエステル−カーボネート樹脂製部品の応力が加わっ
ている部分を洗浄したり脱脂したりするだめに溶剤を使
用したりするときに起こる。
ある種の用途では、従来のコポリエステル−カーボネー
トが示すよシも良好な有機溶剤耐性と高い衝撃強さとの
両方を示す材料が要求される。
本発明の目的はガソリンのような有機溶剤に対する改良
された耐性、すなわち改良された環境応力き裂(クレー
ジングおよびクラブキング)特性と、コポリエステル−
カーボネート樹脂よりも優れた衝撃強さとを示すコポリ
ニステルルカーボネート組成物を提供することである。
発明の概要 本発明の目的は、環境応力き裂に対する抵抗性と衝撃強
さとが改良されたコポリエステル−カーボネート樹脂組
成物であシ、これらのコポリエステル−カーボネート樹
脂組成物は次の(i)〜(1いの成分の物理的混和物で
ある。
(i)少なくとも1種の高分子量熱可塑性芳香族コポリ
エステル−カーボネート樹脂。
(ii)少なくとも1種の高分子量熱可塑性芳香族ポリ
カーボネート樹脂。
(山)少なくとも1種の選択的に水素化された線形、ン
ークンシャルまたはラジアルテレブロックコポリマー。
これはビニル芳香族化合物(A)および(Aりとオレフ
ィン性エラストマー(B)からなり、A−B −A’ 
+ A −(B−A−B )n −A s A (BA
 )nB t (A )4 B *B(A)4まだはB
((AB)nB )4 型である。ここでnは1から1
0までの整数である。
(iv)オレフィンーアクリレートコホリマーまたはオ
レフィン−ゴム質ジェンターポリマーカラ選択された少
なくとも1種の化合物。
成分(ii)〜(iv)はコポリエステル−カーボネー
ト樹脂の衝撃特性と有機溶剤耐性を改良するのに有効な
量で存在する。
発明の説明 本発明によって、有機溶剤耐性と衝撃特性、たとえば衝
撃強さが改良されたコポリエステル−カーボネート樹脂
組成物が提供される。これらの組成物は次の(i)〜(
iv)の成分を含む物理的混和物である。
(i)少なくとも1種の高分子量熱可塑性芳香族コポリ
エステル−カーボネート樹脂。
(11)少なくとも1種の高分子量熱可塑性芳香族ポリ
カーボネート樹脂。
(iii)少なくとも1種の選択的に水素化された線形
、シーケンシャルまたはラジアルテレブロックコポリマ
ー。これはビニル芳香族化合物(A)および(Aりとオ
レフィン性エラストマー(B)とから成り、A−B−A
’、 A−(B−A−B)n−A、 A(BA)nB、
 (A)4B。
B(A)4またはB((AB)HB )4型である。こ
こでnは1から10までの値を有する整数である。
(iv)次の(a)と(b)から選択される少なくとも
1種のポリマー。
(a)  オレフィンと、少なくとも1種のC,〜C6
アルキルアクリレー) e cl””” caアルキル
メタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸またはこれ
らの混合物とのコポリマー。
(1))  オレフィン−ゴム質ジェンターポリマー 
〇 成分(ii)〜(iv)は、前記コポリエステル−カー
ボネート樹脂の衝撃特性とガソリンのような有機溶剤に
対する耐性とを改良するのに有効な量で存在する。
要約すると高分子量熱可塑性芳香族コポリエステル−カ
ーボネートはポリマー鎖中にカーボネート基、カルボキ
シレート基および芳香族炭素環式基を繰り返して含み、
これらカーボネート基の少なくともいくつかとカルボキ
シレート基の少なくともいくつかが芳香族炭素環式基の
環炭素原子に直接結合しているものである。
これらのコポリエステル−カーボネートは連鎖内にエス
テル結合とカーボネート結合を含有しておシ、エステル
結合の量(エステル含量)は約25〜約90モル%の範
囲であり、約35〜約80モル%が好ましい。たとえば
、ビスフェノール−A5モルをインクタロイルジクロラ
イド4モルおよびホスゲン1モルと完全に反応させると
エステル結合(エステル含量)80モル%のコホリエス
テルーカーボネートができるはずである。
本発明のコポリエステル−カーボネートとその製造方法
は殊に米国特許第3.169.121号。
第4.2513.596号、第4.156.069号お
よび第4.23F3,597号に開示されている。これ
らの特許は全て引用によって本明細書中に包含する。
これらコポリエステル−カーボネートは溶融重合法、エ
ステル交換法および界面重合法を含めて各種の方法で製
造することができる。
これらのコポリエステル−カーボネートを容易に製造す
るには、(1)少なくとも1種の二価フェノールy (
i+)カーボネート前駆体、および(iii )少なく
とも1種のエステル前駆体を反応させればよい。
本発明で使用するコポリエステル−カーボネートの製造
に有用な二価フェノール類は次の一般式で表わすことが
できる。
ここで、Rはそれぞれ独立にハロゲンと一価の炭化水素
基から選択され、 Dは二価の炭化水素基。
から選択され、 mはそれぞれ独立に0から4までの値を有する整数から
選択され、 eは0か1である。
Rで表わされる一価の炭化水素基にはアルキル、シクロ
アルキル、アリール、アルアルキルおよびアルカリール
基が包含される。好ましいアルキル基は炭素原子を1〜
約10個含有するものであり、好ましいクロロアルキル
基は環炭素原子を4〜約8個含有するものである。好ま
しいアリール基は環炭素原子を6〜12個含有するもの
、すナワチフェニル、ナフチルおよびビフェニルである
。好ましいアルアルキル基とアルカリール基は炭素原子
を7〜約14個含有するものである。
Dが表わす二価の炭化水素基にはアルキレン。
シクロアルキレン、アルキリデンおよびシクロアルキリ
デン基が包含される。好ましいアルキレン基は炭素原子
を2〜約20個含有するものであり、好ましいアルキリ
デン基は炭素原子を1〜約20個含有するものである。
好ましいシクロアルキリデン基と7クロアルキレン基は
環炭素原子を4〜約16個含有するものである。
式Iの範囲内に入る二価フェノール類の非限定的な伏流
例のいくつかとしては、 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フロパン(ビ
スフェノール−A)、 1、1− ヒス(4−ヒドロキシフェニル)フロパン、 1.5−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)テカン、 2.2−ビス(45−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、 2.2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン、 1.1−ビス(3−メチル−5−クロロ−4−ヒドロキ
シフェニル)シクロヘキサン、1.3−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)フロパン、 ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、p、p′−
ジヒドロキシジフェニル、 4.4′−チオジフェノール、および ビス(3,5−ジイソプロピル−4−ヒドロキンフェニ
ル)スルホン がある。
この他の有用な二価フェノール類が米国特許第3.16
9.121号、第2.999.835号、第4027、
365号、第4534.154号、第4035、021
号、第5.036.036号、第4036.057号、
第へ036.038号、第3.056.059号および
第4.111.910号に開示されている。
これらの特許はすべて引用によって本明細書中に包含す
る。
もちろん、本発明で使用するコポリエステル−カーボネ
ートの製造に際し個々の二価フェノールとは別に、異な
る二価フェノール2種′以上の混合物を使用することが
可能である。
好ましい二価フェノール類は4.4′−ビスフェノール
類である。
カーボネート前駆体はハロゲン化カルボニル。
カーボネートエステルまたはビスハロホルメートでよい
。本発明で使用することができるハロゲン化カルボニル
は臭化カルボニル、塩化カルボニル督よびこれらの混合
物である。使用できる典型的なカーボネートエステルは
ジフェニルカーボネート、ジ(クロロフェニル)カーボ
ネート、ジ(ブロモフェニル)カーボネート、シ(トリ
クロロフェニル)カーボネ−ト等の如きジ(ハロフェニ
ル)カーボネート類、ジ(トリル)カーボネート等の如
きジ(アルキルフェニル)カーボネート類、フェニルト
リルカーホネート、クロロフェニルクロロナフチルカー
ボネート、等、またはこれらの混合物である。本発明で
使用するのに適したビスノ・ロホルメートにはヒドロキ
ノンのビスクロロホルメート類、ビスフェノール−Aの
ビスクロロホルメート等の如き二価フェノール類のビス
ノ・ロホルメート類や、エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール等のビスクロ
ロホルメート類の如きグリコール類のビスノ・ロホルメ
ート類が包含される。好ましいカーボネート前駆体はホ
スゲンともいう塩化カルボニルである。
エステル前駆体は二官能性カルボン酸かまたは二官能性
カルボン酸のエステル形成性反応性誘導体でよく、後者
が好ましい。一般に、線状ポリエステルの製造に従来用
いられている二官能性カルボン酸やそのエステル形成性
反応性誘導体(これが好ましい)はいずれも本発明で使
用するコポリエステル−カーボネートの製造に利用する
ことができる。これら二官能性カルボン酸、好ましくは
これらのエステル形成性反応性誘導体には一般に、脂肪
族カルボン酸、芳香族カルボン酸および脂肪族−芳香族
カルボン酸ならびにこれらのエステル形成性反応性誘導
体が含まれる。いくつかの有用な二官能性カルボン酸が
米国特許第3.169゜121号に開示されている。こ
の特許を引用によって本明細書中に包含する。
特に有用な二官能性カルボン酸は、これらのエステル形
成性反応性誘導体が好ましいが、二官能性芳香族カルボ
ン酸である。
二官能性芳香族カルボン酸の好ましいエステル形成性反
応性誘導体は酸のニハロゲン化物であり、酸ジクロライ
ドが好ましい。これらの誘導体のいくつかの非限定的な
代表例としてはインフタロイルジクロライド、テレフタ
ロイルジクロライドおよびこれらの混合物がある。イソ
フタル酸とテレフタル酸のエステル形成性反応性誘導体
からなる特に有用な混合物は、イソフタロイルジクロラ
イドとテレフタロイルジクロライドを重量比で約1:1
0から約9.8 : 0.2で含有するものである。
特に有用なコポリエステル−カーボネートはエステル含
量が約70〜約80モル%のもので、このエステル含量
はテレフタロイルジクロライドの残基が約1〜約10モ
ル%とイソフタロイルジクロライドの残基が約90〜約
99モル%から成る。これらのコポリエステル−カーボ
ネートでカーボネート前駆体はホスゲンが好ましく、二
価フェノールはビスフェノール−Aが好ましい。
本発明のコポリエステル−カーボネートを製造するのに
特に有用な方法は、カ性水溶液、メチレンクロライドの
ような水不混和性有機溶媒、触媒および分子量調節剤を
利用する界面重合法である。
使用できる触媒はコポリエステル−カーボネート生成反
応を触媒する周知の触媒のいずれかである。これらの触
媒としてはトリエチルアミン。
トリプロピルアミン、 N、N−ジメチルアニリンのよ
うな第三級アミン類、第四級ホスホニウム化合物および
第四級アンモニウム化合物があるがこれらに限定される
わけではない。
分子量調節剤は連鎖停止機構によってコポリエステル−
カーボネートの分子量を調節する公知の化合物のいずれ
かである。これらの化合物にはフェノール、 tert
−ブチルフェノールおよびクロマン−Iが含まれるがこ
れらに限るわけではない。
本発明で使用するコポリエステル−カーボネートの重量
平均分子量は約20.000〜約200. OOOの範
囲であり、約25.000〜約100.000が好まし
い。
ランダムに分枝した高分子量の熱可塑性芳香族コポリエ
ステル−カーボネートも本発明の範囲内に含まれる。
これらのランダムに分枝したコポリエステル−カーボネ
ートは(i)二価フエ、ノール、 (ii)カーボネー
ト前駆体、(111)エステル前駆体、および(iv)
少量の分枝化剤から誘導される。この分枝化剤は周知の
化合物であシ、一般に官能基を少なくとも5個含有する
芳香族化合物である。この官能基トしてはヒドロキシ、
カルボキシ、カルボン酸無水物、ハロホルミルまたはこ
れらの混合でよい。
これらの多官能性芳香族化合物のいくつかの代表的な非
限定的な例としてはトリノIJ )酸無水物。
トリメリド酸、トリメリチルトリクロライド、4−クロ
ロホルミルフタル酸無水物、ピロメリト酸。
ピロメリト酸二無水物、メリト酸、メリト酸無水物、ト
リメシン酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸無水物。
等がある。
線状と分校状のコポリエステル−カーボネートのブレン
ドも本発明に包含される。
本発明の組成物の成分(11)と々る高分子量熱可塑性
芳香族ポリカーボネートは一般に市販されている周知の
材料である。これらのポリカーボネートとその製造方法
は殊に米国特許第2.999.835号、第3.02 
a 365号、第3.275.601号、第5.554
.154号および第3.989.672号に開示されて
いる。これらの特許を全て引用によって本明細書中に包
含する。
これらのポリカーボネートは少なくとも1種の式夏の二
価フェノールをホスゲンのようなカーボネート前駆体と
反応させることによって界面重合法で便利に製造するこ
とができる。
これらのポリカーボネートは次の一般式で表わされる繰
り返し構造単位を含有している。
ここでR,D、eおよびmは上で定義したとおりである
本発明で用いるポリカーボネートの重量平均分子量は約
20. OOO〜約200.000であり、約25. 
OOO〜約100.000が好ましい。一般に、本発明
で使用するポリカーボネートは固有粘度が25℃のメチ
レンクロライド中で少なくとも約0.4 ttt / 
yであると好ましい。
上に述べたよりな二価フェノール、カーボネート前駆体
および分枝化剤から得られるランダムに分枝した高分子
量の熱可塑性芳香族ポリカーボネートも本発明に包含さ
れる。
本発明の成分(iii )を構成する選択的に水素化さ
れた線形、シーケンシャルまたはラジアルテレブロック
コポリマーは業界で周知であり、一般に市販されており
、かつ業界で公知の手段によって容易に製造できる。
これらのポリマーの水素化前の末端ブロックは好ましく
1ハアルケニル芳香族炭化水素、特にビニル芳香族炭化
水素から調製されたホモポリマーまたはコポリマーから
なり、この芳香核は単環式でも多環式でもよい。典型的
なモノマーとしてはスチレン、α−メチルスチレン、p
−メチルスチレン、ビニルキシレン、エチルビニルキシ
レン。
ビニルナフチレン等またはこれらの混合物がある。
末端ブロックの(A)と(Aつは同一でも異なっていテ
モよく、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、ビニルキシレン、ビニルナフチレン。
特にスチレンから選択するのが好ましい。中央ブロック
(B)はたとえばブタジェン、イングレン。
1.5−ペンタジェン、2.3−ジメチルブタジェン等
から誘導することができ、線形、シーケンシャルまたは
テレラジアル構造をとることができる。
これら選択的に水素化された線形ブロックコを引用によ
って本明細書中に包含する。
コポリマーの割合と平均分子量は広く変えることができ
るか中央ブロックの分子量は末端ブロックを合わせた分
子量より大きくするべきである。
各々の重量平均分子量が約2.000〜約60.000
である末端ブロックAと重量平均分子量が約20゜00
0〜450. OOOの中央ブロックBまたとえば水素
化ポリブタジェンブロックとを形成するのが好ましい。
各末端ブロックの重量平均分子量が約7. OOO〜3
5..000で水素化ポリブタジェンポリマーブロック
の重量平均分子量が約s o、 o o 。
〜150.000であるとさらに一層好ましい。末端ブ
ロックは全ブロックコポリマーの約20〜45重量%が
好ましく、約25〜40重量%であるとさらに好ましい
。好ましいコポリマーはブタジェンブロックセグメント
の35〜55%が1.2付加で得られる構造であるポリ
ブタジェン中央ブロックを有するものである。
水素化後のコポリマーの平均不飽和はもとの値の20%
未満に減少する。中央ブロックBの不飽和はもとの値の
10%以下が好ましく、5%以下がさらに好ましい。イ
ソプレンから誘導された中央ブロックBは水素化後にエ
チレン−ブチレン構造になる。
これらブロックコポリマーは当業者に周知の技術によっ
て形成される。水素化は、ケイノウ土に担持したニッケ
ル、ラネー(Raney )ニッケル、クロム酸銅、硫
化モリブデン、および低表面積担体に担持した微細分割
臼・金その他の貴金属のよう々公知の各種水素化触媒を
利用して実施することができる。
水素化は所望の温度または大気圧から3,000psi
gまでの圧力のいずれでも実施でき、通常の範囲は75
下から600下までの温度で100〜1,000psi
g で0.1〜24時間であり、0.2〜8時間が好ま
しい。
ノニルケミカルカンパニー (5hell Chemi
calCompany )のポリマ一部門(Polym
ers Division)から市販されているクレー
トン(Kraton ) G−1650やクレートン(
Kraton ) G−1651のような水素化ブロッ
クコポリマーが本発明忙有用であることが判明した。フ
ィリップス(Ph1llips )  のツルプレン(
5olprene )  類も有用である。
ツルプレン(5olprene )  類に代表される
ラジアルテレブロックコポリマーは、少なくとも3個の
ポリマー分枝を有し、このラジアルブロックポリマーの
各分枝が末端に非エラストマー性セグメント、たとえば
上記に定義したような(A)と(Aつをもっているもの
として特徴付けることができる。すなわち、ラジアルブ
ロックポリマーノ分枝はエラストマー性ポリマーセグメ
ント、たとえば上記に定義したような(B)に結合した
末端非エラストマー性セグメントを含有している。これ
らはマルス(Marrs )の米国特許第4753.9
36号やチェリンスキー(Zelinski )  の
米国特許第3、281.282号(これらは双方とも引
用によって本明細書中に包含する)に記載されており、
公知の手順によって選択的に水素化される。いずれにし
ても、本明細書中で使用する「選択的水素化」という用
語は非エラストマー性ブロック(A) ト(Aつが水素
化されない、すなわち芳香族性のままであるポリマーを
意味している。
本発明の組成物の成分(iv)となるオレフィン−アク
リレートは、オレフィン、たとえばエチレン、プロピレ
ン等を、01〜C6アルキルアクリレート(たとえばア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ヘキシ
ル等) *C1〜C6アルキルメタクリレート(たとえ
ばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリ
ル酸ヘキシル等)。
アクリル酸、またはメタクリル酸からなる1種以上のコ
モノマーと共重合させて製造される。特に好ましいのは
エチレンとアクリル酸のアルキルエステルとの周知のコ
ポリマーである。これらは米国特許第2.953.55
1号に開示されている。この特許は引用によって本明細
書中に包含する。一般にこのコポリマーのアクリレート
部分またはメタクリレート部分は10〜約30重量%の
範囲でよく、コポリマーのオレフィン部分は約70〜約
90重量%の範囲でよい。成分(iv)として使用する
のに好適なコポリマーは、エチレン部分対アクリル酸エ
チル部分の重量比が約4.5対1であるエチレン−エチ
ルアクリレートコポリマーである。
上に定義したような適切なオレフィン−アクリレートコ
ポリマーは当業者に周知の方法で製造することができ、
あるいは市販品から入手できる。たとえば、ユニオンカ
ーバイド(Union Carbide )のベークラ
イト(Bakelite ) DPD−6169エチレ
ン−エチルアクリレートコポリマーは本発明で使用する
のに適している。
本発明の組成物の成分(iv)となるオレフィン−ゴム
質ジエンポリマーは業界で周知であり、一般に市販され
ているかまたは公知の方法で容易に製造できる。これら
はオレフィンをゴム質ジエンと反応させることによって
容易に製造できる。このジエンと反応させることができ
るオレフィンは上記したような公知のオレフィンであり
、エチレン、プロピレン、ブチレン等のような低級オレ
フィンが好ましく、エチレンおよびプロピレンがさらに
好ましい。ジエンとしてはノルボルネンやエチリデンノ
ルボルネンのようなノルボルネン類、ブタジェン、ペン
タジェン、イソプレン、シクロペンタジェン、シクロヘ
キサジエン等が含まれる。
好ましいオレフィン−ジエンポリマーは2種のオンフィ
ンとゴム質ジエンの反応で形成されるターポリマーであ
る。特に有用なターポリマーはエチレンプロピレンジエ
ンターホリマーのj 5 すEPDM群のものである。
このEPDM型のターポリマーのいくつかの非限定的な
代表例はエチレンプロビレ7ノルボルネン、エチレンプ
ロピシンエチリテンノルボルネン、エチレンプロピレン
ブタジェン、エチレンプロピレンペンタジェン、エチレ
ンプロピレン/クロペンタジェン等である。これらのE
pOM型のターポリマー1は業界で周知であり、数社か
ら一般に市販されている。たとえ1/f1 コポリマー
ラバー(Copolvmer Rubbpr ’)  
のニブシン(Ensyn )704、エキソンケミカル
ズ(Exxonタロノ(Vxstalon )系などが
ある。
本発明の組成物中の成分(ii)、軸)および(1いの
存在量は、環境応力き裂特性、すなわち有機溶剤耐性を
積極的に向上し、かつ本発明の組成物の衝撃強さを積極
的に向上するのに有効な量である。これらの組成物の特
定用途に対して望まれる特性が実質的に保たれる限りこ
れより多量の成分(ii)〜(iv)を用いてもよい。
すなわち、本発明の組成物中に存在する成分(11)〜
(iv)の量はこの組成物の環境応力き裂特性と衝撃強
さを改良するのに有効であるが、組成物の他の有利な特
性に実質的にほとんど重大な悪影響を及ぼさない号であ
る。
一般に、成分(11)を最小約10重量%、成分(i*
 >を最小約2重量%、成分(iv)を最小約1重量%
で使用するとコポリエステル−カーボネートの有機溶剤
耐性と衝撃強さの改善をみるのに充分である。成分(1
1)を最小で約15重量%、成分< i* )を最小で
約4重量%、成分(iv)を最小で約2重量%にすると
好ましく、成分(11)を最小で約20重量%、成分<
 ii >を最小で約5重量%、成分(iv)を最小で
約3重量%にするとさらに好ましい。通常、成分(11
)は約75重量%、成分(iii )は約25重量%、
成分(iv)は約20重量%のレベルを超えるべきでな
く、好ましくは成分(11)は約70重量%、成分< 
ii )は約20重量%、成分(iv)は約15重量%
のレベルを超えず、さらに好ましくは成分(11)は約
60重量%、成分< :i )は約15重量%、成分(
iv)は約10重量%のレベルを超えるべきでない。
重量%は成分(i) 、 (ii) 、 (iii)お
よび(iv)の全体中の成分(ii) 、 (iii)
および(iv)の量として測る。
本発明の組成物は一般に成分(i)、すなわちコポリエ
ステル−カーボネート樹脂を最小で約20重量%含有し
、成分(1)を最小で約25重量%含有するのが好まし
く、成分(1)を最小で約30重量%含有するとさらに
好ましい。成分(i)の重量%は成分(i) 、 (i
i) 、 (iii)および(iv)の全体中に存在す
る成分(1)の量として測る。
したがって本発明の組成物は、一般に成分(1)を約2
0〜約85重量%、成分(11)を約10〜約75重計
%、成分(iii )を約2〜約25重量%、成分(i
v)を約1〜約20重量%含有し、(1)が約25〜約
80重量%、(11)が約15〜約70重量%、< i
ii )が約4〜約20重量%、(1いが約2〜約15
重量%であると好ましく、(i)を約60〜約70重計
%、(11)を約20〜約60重陸%、(iii )を
約5〜約15重量%、(1いを約3〜約10重量%含有
するとさらに好ましい。重量%は本発明の組成物中に存
在する成分(1)〜(1v)全体を基準にして測る。
本発明の組成物には普通に知られかつ使用されている添
加剤を任意に混和することができる。
このような添加剤としては、たとえば、酸化防止剤、離
型剤、不活性充填材(たとえばガラス繊維。
ガラス球、タルク、雲母、粘土、グラファイト等)、紫
外線安定剤(たとえばベンゾフェノン類、ベンゾトリア
ゾール類、シアノアクリレート類、ベンジリデンマロネ
ート類9等)、加水分解安定剤(たとえば米国特許第5
.489.716号、第4.13a3“79号および第
3.839.247号に開示されているエポキンド類9
等)、色安定剤(たとえば米国特許第3.305.52
0号および第4.11Fl、370号に開示されている
オルガノホスファイ)類、等)、ならびに難燃剤がある
。ここに挙げた特許は全て引用によって本明細書中に包
含する。
いくつかの特に有用な難燃剤は有機スルホン酸のアルカ
リ金属塩およびアルカリ土類金属塩である。これらのタ
イプの難燃剤は殊に米国特許第5、935.754号、
第5.9413.851号、第3.926、908号、
第3.919,167号、第3.909゜490号、第
3.953.396号、第3.931.100号、第5
.978,024号、第3,953.399号。
第5.91 Z559号、第5,951,910号およ
び第3.940.366号に開示されている。これらの
特許は全て引用によって本明細書中に包含する。
これらの難燃剤化合物は本発明の組成物を難燃性にする
の((有効な量で存在する。通常これらの量は難燃剤と
成分(1)〜(iv)の全体を基準にして約001〜約
10重量%の範囲である。
好ましい具体例の解説 本発明をいかに実施したらよいかを当業者がさらによく
理解できるように、限定するためではなく例示するため
に以下に実施例を挙げる。実施例中地に特記しない限り
部およびパーセントは全て重量部および重量%である。
次の実施例1と2は本発明の範囲から外れる組成物を例
示する。これらは比較のためだけに挙げる。
ビスフェノール−A、ホスゲンおよびイソフタロイルシ
ンクロライドとテレフタロイルンクロライドの混合物か
ら誘導され、エステルを75モル%(このうち96モル
%がインフタレートで、7モル%がテレフタレートであ
る)含有するコポリエステル−カーボネート樹脂を85
重量部、選択的に水素化されたスチレン−ブタジェン−
スチレンブロックコポリマ−(シェルケミカル(She
llChemical )  のクレートン(Krat
on )G−1651)を10重量部、ならびにエチレ
ンエチルアクリレートコポリマーを5重量部含有する組
成物を、実験室タンブラ−中で成分を機械的に混合して
互いにブレンドすることによって調製した。得られた混
合物をほぼ288℃の温度で作動するエクストルーダー
に供給し、押出物を細かく砕いてペレットにし、このペ
レットをほぼ300℃〜はぼ340℃で射出成形して6
3.5閣X 12.7 mm X 5.2酎(厚み)と
63.5 yatr X 12.7 ttm X 6.
4 rtyn (厚み)の寸法の試験片にした。
はぼ実施例1の手順に従って組成物と試料を調製する。
ただし、コポリエステル−カーボネート樹脂85重量部
の代わりにビスフェノール−Aとホスゲンから誘導され
た25℃のメチレンクロライド中の固有粘度が約0.4
5〜約0.4 q ctt / yであるポリカーボネ
ート樹脂を85重量部使用する。
以下の実施例は本発明の範囲内に入る組成物を例示する
実施例3 はぼ実施例1の手順に従って組成物と試片を調製した。
ただし、コポリエステル−カーボネート樹脂85重量部
に代えて同じコポリエステル−カーボネート樹脂51重
量部と実施例2のポリカーボネート樹脂34重量部を用
いた。
実施例4 はぼ実施例1の手順に従って組成物と試片を調製した。
ただし、コポリエステル−カーボネート樹脂85重量部
の代わりに同じコポリエステル−カーボネート樹脂を4
2.5重量部と実施例2のポリカーボネート樹脂を42
.5重量部用いた。
実施例5 実施例1のコポリエステル−カーボネート樹脂を20重
量部、実施例2のポリカーボネート樹脂を68重量部、
クレートン(Kraton ) G−1651を8重量
部、およびエチレンプロピシンエチリテンノルボルネン
ターポリマ−(エキノン(Exxon)のビスタロン(
Vistalon) S 708 )を4重量部含有す
る組成物を、実験室タンブラ−内で成分を機械的に混合
することによって互いにブレンドして調製した。得られ
た混合物をほぼ288℃で作動する工・クストルーダ−
に供給した。押出物を細かく砕いてペレットにし、この
ペレットをほぼ300℃〜はぼ340℃で射出成形して
65.5 mm X 12.7間×3.2調(厚み)と
65.5瓢X 12.7団×6.4rm(厚み)の寸法
の試験片にした。
実施例6 はぼ実施例5の手順に従って組成物と試験片を調製した
。ただし、コポリエステルーカーボネ−)樹脂20重量
部に代えてこのコポリエステル−カーボネート樹脂を3
0重量部とし、ポリカーボネート樹脂68重量部に代え
てこのポリカーボネート樹脂を58重量部とした。
実施例7 実施例1のコポリエステル−カーボネート樹脂を30重
量部、実施例2のポリカーボネート樹脂を55重量部、
クレートン(Kraton )G−1651を10重計
部、およびビスタロン(Vistalon )3708
を5重量部含有する組成物を、成分を実験室タンブラ−
内で機械的に混合して互いにブレンドすることによって
調製した。得られた混合物をほぼ288℃の温度で作動
するエクストルーダーに供給した。押出物を細かく砕い
てペレットにし、このペレットをほぼ300℃〜はぼ3
40℃で射出成形して63,5咽X 12.7咽×6.
2順(シ)と655鳩X 12.7団X 6.4 rr
m (厚み)の寸法の試験片にしだ。
実施例1〜7で得た試験片をいくつかASTM応力ジグ
(1%歪/ 240 kgf/ cm2)に載置し、ア
モコ(AMOCO)高級無鉛ガソリンに2時間浸した。
これらの試片をジグから取シ外し、室温で24時間ガソ
リンを蒸発させた後試験した。これらの試片をノツチ付
アイゾツト衝撃試験、 ASTM D256にかけた。
その結果を表■に掲げる。実施例1〜7で得た別の試片
をガソリンに浸さないでノツチ付アイゾツト試験にかけ
た。これらの試験の結果も表1に示す。また、ASTM
 D64Bによる荷重下熱変形温度(DTUL )を決
定するために、ガソリンに浸していない試験片をいくつ
か試験した。これらの試験の結果も同様に表Iに示す。
表1で肩付き数字は延性破壊を示した試験片の割合を%
で示し、これのないものは100%が延性であった。
比較のだめに実施例1の手順にほぼ従って実施例1で使
用したタイプの未改質コポリエステル−カーボネート樹
脂から試験片を調製した。これらの試験片はコポリエス
テル−カーボネート樹脂単独から調製したものであるが
、これらをノツチ付アイゾツト試験にかけ、かつ荷重下
での熱変形温度を測定した。これらの試験の結果は表1
中にAとして示す。
表    I ガノリシ浸漬前   ガソリン浸漬後 ノツチ付アイゾツト      ノツチ付アイゾツト(
kgfcm、/α、)(搬fα、/α、)A   49
.0’  10.90  M 壊163.51   3
4・3299   33.2   29.9    1
60.12   74・0   65.3   72.
9   65J     157.65    55.
0   46.3   52.8   42.5   
 150.54””    45.7   65.3 
  45.7    142.95    ”    
64.8   27.2   3&6    141・
36   72・461,0   59.7   37
0    146.47    69.1   57.
2   56,1   40.8    140.9表
fのデータが示しているように本発明の組成物(実施例
3〜7)はコポリエステル−カーボネート樹脂(実施例
A)よりも優れた衝撃特性(すなわち衝撃強さおよび延
性)と優れたガソリン耐性を示している。さらに表1の
データかられかるように、ポリカーボネート樹脂を含ま
ない組成物(実施例1)の衝撃強さはポリカーボネート
樹脂を含有する本発明の組成物よりかなシ劣っている。
まだ、本発明の組成物のガンリンのような有機溶剤に対
する耐性は実施例1のポリカーボネートが入っていない
組成物よりもかなり優れている。コポリエステル−カー
ボネート樹脂を全く含まない組成物(実施例2)は、改
良された有機溶剤耐性を示すとはいうものの、その荷重
下での熱変形温度はやはり、コポリエステル−カーボネ
ート−成分を含有する本発明の組成物よりかなり劣って
いる。このように、本発明の組成物は改良された有機溶
剤耐性、改良された衝撃特性および比較的優れた耐熱性
を示す。
耐熱性、衝撃特性、および有機溶剤耐性という特に良好
な性質を合わせもつ本発明の組成物か得られるのは、成
分(1)〜(1いの特定組合せによる。
以上の詳細な説明は理解を完全にするためだけに挙げた
ものであり、不必要な限定をする意図は全くない。本発
明はまさに上に示し記載した詳細な事項に限定されるも
のではない。自明な修正は当業者に容易であろうからで
ある。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)少なくとも1種の高分子量熱可塑性芳香族
    コポリエステル−カーボネート樹脂、 (ii)少なくとも1種の高分子量熱可塑性芳香族ポリ
    カーボネート樹脂、 (iii)ビニル芳香族化合物(A)および(N)とオ
    レフィン性エラストマー(B)からなるA−B−A′型
    、A−(B−A−B)_n−A型、A(BA)_nB型
    、(A)_4B型、B(A)_4型またはB((AB)
    _nB)_4型(ただしnは1から10までの値を有す
    る整数)の、少なくとも1種の選択的に水素化された線
    形、シーケンシャルまたはラジアルテレブロックコポリ
    マー、ならびに(iv)オレフィンアクリレートコポリ
    マー、オレフィンジェンターポリマーまたはこれらの混
    合物から選択される少なくとも1種のポリマーを混和し
    て含むコポリエステル−カーボネート組成物。
  2. (2)衝撃特性と有機溶剤耐性とが向上していることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の組成物。
  3. (3)コポリエステル−カーボネート樹脂の有機溶剤耐
    性と衝撃特性とを改良するのに有効な量の(ii)〜(
    iv)を含有することを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載の組成物。
  4. (4)(ii)を約10〜約75重量%、(iii)を
    約2〜約25重量%、(iv)を約1〜約20重量%含
    有することを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の
    組成物。
  5. (5)前記コポリエステル−カーボネート樹脂を約20
    〜約85重量%含有することを特徴とする特許請求の範
    囲第4項に記載の組成物。
  6. (6)成分(ii)を約15〜約70重量%、成分(i
    ii)を約4〜約20重量%、成分(iv)を約2〜約
    15重量%含有することを特徴とする特許請求の範囲第
    5項に記載の組成物。
  7. (7)前記コポリエステル−カーボネート樹脂を約25
    〜約80重量%含有することを特徴とする特許請求の範
    囲第6項に記載の組成物。
  8. (8)成分(ii)を約20〜約60重量%、成分(i
    ii)を約5〜約15重量%、成分(iv)を約3〜約
    10重量%含有することを特徴とする特許請求の範囲第
    7項に記載の組成物。
  9. (9)前記コポリエステル−カーボネート樹脂を約50
    〜約70重量%含有することを特徴とする特許請求の範
    囲第8項に記載の組成物。
  10. (10)(iv)がオレフィンアクリレートコポリマー
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    組成物。
  11. (11)前記オレフィンアクリレートコポリマーがオレ
    フィン1種とC_1〜C_6アルキルアクリレート、C
    _1〜C_6アルキルメタクリレート、アクリル酸、メ
    タクリル酸またはこれらの混合物の少なくとも1種との
    コポリマーであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項に記載の組成物。
  12. (12)前記オレフィンアクリレートコポリマーがオレ
    フィンとC_1〜C_6アルキルアクリレートとのコポ
    リマーであることを特徴とする特許請求の範囲第11項
    に記載の組成物。
  13. (13)前記アルキルアクリレートがアクリル酸エチル
    であることを特徴とする特許請求の範囲第12項に記載
    の組成物。
  14. (14)前記オレフィンがエチレンであることを特徴と
    する特許請求の範囲第13項に記載の組成物。
  15. (15)前記オレフィンアクリレートがエチレンエチル
    アクリレートであることを特徴とする特許請求の範囲第
    14項に記載の組成物。
  16. (16)(iv)がオレフィン−ジエンターポリマーで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の組
    成物。
  17. (17)前記オレフィン−ジエンターポリマーがエチレ
    ンプロピレンジェンターポリマーであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第16項に記載の組成物。
  18. (18)前記エチレンプロピレンジェンターポリマーが
    エチレンプロピレンノルボルネンターポリマーであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第17項に記載の組成物
  19. (19)前記エチレンプロピレンノルボルネンターポリ
    マーがエチレンプロピレンエチリデンノルボルネンター
    ポリマーであることを特徴とする特許請求の範囲第18
    項に記載の組成物。
  20. (20)前記選択的に水素化されたブロックコポリマー
    (iii)中の(A)と(A′)がスチレン、α−メチ
    ルスチレン、γ−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビ
    ニルキシレンおよびビニルナフチレンから選択されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の組成物。
  21. (21)前記選択的に水素化されたブロックコポリマー
    (iii)中の(B)がブタジエン、イソプレン、1、
    3−ペンタジエンおよび2、3−ジメチルブタジエンか
    ら選択されることを特徴とする特許請求の範囲第20項
    に記載の組成物。
  22. (22)前記選択的に水素化されたブロックコポリマー
    (iii)中の(A)がスチレンブロック、(B)がジ
    オレフインブロツク、(A′)がスチレンブロックであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第21項に記載の組
    成物。
  23. (23)前記選択的に水素化されたブロックコポリマー
    (iii)中の末端ブロック(A)と(A′)の重量平
    均分子量が約2,000〜約60,000であり、中央
    ブロック(B)の重量平均分子量が約20,000〜約
    450,000であることを特徴とする特許請求の範囲
    第22項に記載の組成物。
  24. (24)前記ポリカーボネート樹脂(ii)が少なくと
    も1種の二価フェノールとカーボネート前駆体とから誘
    導されたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の組成物。
  25. (25)前記カーボネート前駆体がホスゲンであること
    を特徴とする特許請求の範囲第24項に記載の組成物。
  26. (26)前記二価フェノールがビスフェノール−Aであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第25項に記載の組
    成物。
  27. (27)前記コポリエステル−カーボネート樹脂(i)
    が少なくとも1種の二価フェノール、カーボネート前駆
    体および少なくとも1種のエステル前駆体から誘導され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    組成物。
  28. (28)前記コポリエステル−カーボネート樹脂のエス
    テル含量が約70〜約80モル%であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第27項に記載の組成物。
  29. (29)前記二価フェノールがビスフェノール−Aであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第28項に記載の組
    成物。
  30. (30)前記エステル前駆体がイソフタロイルジクロラ
    イド、テレフタロイルジクロライドおよびこれらの混合
    物から選択されることを特徴とする特許請求の範囲第2
    9項に記載の組成物。
  31. (31)前記エステル含量がテレフタロイルジクロライ
    ド残基約1〜約10モル%とイソフタロイルジクロライ
    ド残基約90〜約99モル%からなることを特徴とする
    特許請求の範囲第30項に記載の組成物。
  32. (32)前記カーボネート前駆体がホスゲンであること
    を特徴とする特許請求の範囲第31項に記載の組成物。
  33. (33)さらに難燃性化合物を難燃量で含有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の組成物。
  34. (34)前記難燃性化合物が有機スルホン酸のアルカリ
    金属塩とアルカリ土類金属塩から選択されることを特徴
    とする特許請求の範囲第33項に記載の組成物。
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JPS59140250A (ja) * 1982-12-27 1984-08-11 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ コポリエステル−カ−ボネ−トブレンド

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