JPS62156126A - 改良された耐衝撃性を示すポリカ−ボネ−ト - Google Patents

改良された耐衝撃性を示すポリカ−ボネ−ト

Info

Publication number
JPS62156126A
JPS62156126A JP61267896A JP26789686A JPS62156126A JP S62156126 A JPS62156126 A JP S62156126A JP 61267896 A JP61267896 A JP 61267896A JP 26789686 A JP26789686 A JP 26789686A JP S62156126 A JPS62156126 A JP S62156126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
carbonate resin
group
resin according
mathematical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61267896A
Other languages
English (en)
Inventor
ビクター・マーク
エドワード・ノーマン・ピーターズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS62156126A publication Critical patent/JPS62156126A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/16Aliphatic-aromatic or araliphatic polycarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/64Polyesters containing both carboxylic ester groups and carbonate groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は改良された耐衝撃性を有するカーボネート樹脂
に関するものである。
従来の技術 ポリカーボネートは多くの有利な性質を有する点に基づ
いて熱可塑性工業材料として使用される周知の熱可塑性
物質である。ポリカーボネートは一般にホスゲンのよう
なカーボネート前駆体とビスフェノール−Aのような二
価フェノールとの反応によって製造することができる。
これらのポリカーボネートはたとえば靭性、可撓性、光
学的透明度及び良好な加熱歪み温度のような優れた性質
を示す。しかしながら、ある種の用途においては通常の
ポリカーボネートのをする耐衝撃性よりも良好な耐衝撃
性が要求される。ポリカーボネートの耐衝撃性をある種
の耐衝撃性改良剤を混合することによって改良し得るこ
とは既知である。それによって得られる組成物はか\る
改良剤を添加しないポリカーボネート自体よりも良好な
耐衝撃性を示すが、耐衝撃性改良添加剤の使用はまたい
くつかの不利益をもたらす。たとえばこれらの耐衝撃性
改良剤のあるものはポリカーボネートの光学的性質、た
とえば透明度、に悪影響を与える傾向がある。
改良された耐衝撃性を示しかつ同時に通常のポリカーボ
ネート樹脂のきわめて優れた光学的性質を保有するポリ
カーボネートを提供し得るならばきわめて有利であろう
。したがって本発明は改良された耐衝撃性を示すカーボ
ネート重合体を提供することを意図するものである。
発明の要旨 本発明によれば、(i)少なくとも一種の二価フェノー
ル、(ii )カーボネート前駆体及び(iii )少
なくとも耐衝撃性改良有効量の式: %式% (式中、Aは重合されかつ部分的に水素添加された共役
アルカジエン単量体の二価残基で少なくとも約600の
重量平均分子量をもつものを表わしそしてXはそれぞれ
ハロゲン基を表わす)によって表される少なくとも一種
の重合体の重合反応生成物からなる改良された耐衝撃性
を有する新規カーボネート樹脂が提供される。
発明の詳細な開示 今般、本発明者は、二価フェノール及びカーボネート前
駆体から得られるポリカーボネート樹脂のような現在入
手し得る慣用のポリカーボネート樹脂よりも良好な耐衝
撃性を示すカーボネート樹脂を取得し得ることを認めた
。本発明に従うカーボネート樹脂は(1)少な(とも一
種の二価)エノール、(ii )カーボネート前駆体及
び(iii )少なくとも耐衝撃性改良有効量の式: %式%(1) (式中、Aは重合されかつ部分的に水素添加された共役
アルカジエン単量体の二価残基で少なくとも約600の
重量平均分子量をもつものを表わしモしてXはそれぞれ
ハロゲン基、好ましくは塩素及び臭素を表わす)によっ
て表わされる少なくとも一種の重合体の重合反応生成物
からなるものである。Aによって表わされる、重合され
部分的に水素添加された共役アルカジエン単量体残基は
少なくとも約600、好ましくは少なくとも約8001
より好ましくは少なくとも約1.000の重量平均分子
量を有する。Ll11量平均分子量の上限は約20.0
00、好ましくは約10,000程度であり得る。
Aの製造に使用される共役アルカジエン単量体は一般式
: %式% ([) (式中、R1−R6はそれぞれ水素、ハロゲン及びアル
キル基から選ばれるが、たゾしハロゲン原子はR1−R
6のうちの2個を超えないことを条件とする)によって
表わすことができる。
好ましいアルキル基は1個〜約5個の炭素原子を含むア
ルキル基である。これらのアルキル基は直鎖状及び分枝
鎖状アルキル基の両者を包含する。
しかしながら、好ましいアルキル基は直鎖状アルキル基
である。R1及び/又はR2がアルキル基である場合、
それらは直鎖状アルキル基であることが特に好ましい。
好ましいハロゲン基は塩素及び臭素である。
好ましい共役アルカジエン単量体はR1及びR2がそれ
ぞれ水素又はアルキル基であるものである。式(III
)のより好ましい共役アルカジエン単量体はR1−R6
がそれぞれ水素又はアルキル基であるものであり、この
種の1.3−アルカジエン類が特に好ましい。
式(I)の共役アルカジエン単量体の代表的な、たゾし
非限定的な例は1.3−ブタジェン、2−クロル−1,
3−ブタジェン、2−メチル−1゜3−ブタジェン、1
.3−へブタジェン、2−メチル−1,3−ペンタジェ
ン、2−メチル−3−エチル−1,3−ブタジェン、2
−エチル−1゜3−ペンタジェン、1,3−へキサジエ
ン及び2゜4−へキサジエンを包含する。
特に使用な共役アルカジエン単量体は1,3−ブタジェ
ン、2−メチル−1,3−ブタジェン及びそれらの混合
物である。
式(’I[[)の単量体及びそれから誘導される式(I
)及び(n)の化合物は当業者に周知であり、これらは
通常商業的に入手し得るものであるかあるいは既知の方
法によって容易に製造し得るものである。式(m)で表
わされる単量体の重合されかつ部分的に水素添加された
二価の残基、すなわち式(1)〜(II)中の二価残基
Aの製造のための一方法は式(I[[)の少なくとも一
種の単量体の重合及び部分的水素添加工程からなる。重
合法については、たとえばFred W、B111[l
1eyer、Jr、、Textbook orPoly
mer 5cience、 1962年1ntcrsc
iencc Publlsl+ers  (New Y
ork)出版、第192.3′48〜352及び377
〜393頁に記載されているのでその記載をニーに引用
する。
重合体の水素添加は当業者に周知の技術によって達成し
得る。すなわち、水素添加は種々の水素添加触媒、たと
えば珪藻上上に担持されたニッケル、ラニーニッケル、
クロム酸銅、硫化モリブデン、及び低表面積担体上に担
持された微粉砕白金又はその他の貴金属を使用すること
によって達成し得る。
水素添加は任意所望の温度又は圧力、たとえば大気圧か
ら約3000psiまでの圧力で行なうことができる。
通常の水素添加条件は75″F〜600下の温度、10
0〜1000psiの圧力で0゜1〜24時間、好まし
くは0. 2〜8時間である。
水素添加は完全にではなく、部分的にのみ行なう。すな
わち、部分的に水素添加された重合体は当初の不飽和価
、すなわち水素添加される前の重合体の不飽和価の約1
0〜約90%、好ましくは約20〜約80%、より好ま
しくは約30〜約70%の平均不飽和価を有する。した
がって、たとえば残基Aが1,3−ブタジェンから誘導
される場合、それは次式: %式%() によって表わされる反復構造単位を含む。
式(IV)の二価不飽和残基は1,3−ブタジェン単量
体の1,2−付加によって誘導され、式(IVa)の不
飽和残基は1,3−ブタジェン単量体のシス−1,4−
付加によって誘導され、式(IVb)の不飽和残基は1
,3−ブタジェン単量体のトランス−1,4−付加によ
って誘導され、式(IVc)の飽和残基は1.3−ブタ
ジェン単量体の1.2−付加によって誘導されそして式
(IVd)の飽和残基は1.3−ブタジェン単量体の1
.4−付加によって誘導される。反復構造単位(■c)
及び(IVd)の量は水素添加の程度によって決まる。
すなわち水素添加度が大になるほど残基A中に存在する
式(IVc)及び(IVd)の反復構造単位の量は増大
する。逆に、水素添加度が低いほど残基A中に存在する
式(IVc)及び(IVd)の反復構造単位の量は低下
する。したがって、たとえば残基Aが10%の平均不飽
和度をもつ場合、平均で90モル%の反復構造単位(I
Vc)及び(IVd)と10モル26の反復構造単位(
IV)〜(IVb)を含もう。
残基Aは式(DI)の一種の単量体の重合されかつ部分
的に水素添加された生成物を含んでもよくあるいは式(
III)の二種又はそれ以上の異なる単量体の混合物の
重合されかつ部分的に水素添加された生成物を含んでい
てもよいことを理解すべきである。
部分的に水素添加された残基Aは一般に約10〜約90
%、好ましくは約20〜約80%、より好ましくは約3
0〜約70%の平均不飽和度を有する。
すでに述べたとおり、残基Aは約20.000までの重
量平均分子量を有し得る。残基Aは約1゜000〜約1
0.000の範囲の重量平均分子量をもつことが好まし
い。
本発明のカーボネート重合体の製造に使用される式(1
)及び/又は(II)の化合物の量はカーボネート樹脂
の耐衝撃性、たとえば衝撃強さを改善するに少なくとも
を効な二である。一般に、この二は少なくとも約1重量
%、好ましくは少なくとも約2重量%、より好ましくは
少なくとも約3重量%、もっとも好ましくは少なくとも
約4重量%である。化合物(1)及び/又は(II)の
重量%は本発明のカーボネート樹脂の製造に使用される
化合物(1)及び/又は(II)及び二価フェノールの
合計重量に基づくものである。
一般に、約1重量%より少ない化合物(1)及び/又は
(n)を使用する場合には、得られる樹脂の耐衝撃性に
有意な改善は与えられない。
化合物(1)又は(II)の使用量が比較的多量、たと
えば約40%よりも過剰である場合には、得られるカー
ボネート樹脂はゴム及びエラストマ一様の特性を示す。
したがって化合物(I)及び/又は(II)の使用量の
上限は一般に得られるカーボネート樹脂に望まれる性質
に応じて決定される。たとえば、高度のゴム又はエラス
トマ一様の特性を示すカーボネート樹脂を製造しようと
する場合には、比較的多量の式(I)又は(n)の化合
物を使用し得る。
一方、ゴム又はエラストマー特性のより低いカーボネー
ト樹脂を希望する場合には、より少量の化合物(1)又
は(II)が使用される。
一般に、式(I)又は(n)の使用量は約75重量%、
好ましくは約70重量%を超えるべきではない。
一般に、約1〜約40重回%、好ましくは約2〜約30
重量%、より好ましくは約3〜約25重量%、もっとも
好ましくは約4〜約20重二%の式(り又は(II)の
化合物から誘導されるカーボネート樹脂は特に優れた性
質の組合せを示し、たとえば慣用的なカーボネート樹脂
と比較して改良された衝撃強さを示しかつ慣用的なカー
ボネート樹脂のその他の有利な物理的性質の実質的に大
部分を実質的な程度に保有する。衝撃強さが重要視され
る場合には、式(I)又は(n)の化合物の使用量は約
40重量%を超えるべきではない。
一方、エラストマー又はゴムの特性が重要である場合に
は、該化合物の使用量は一般に約40重量%以上であろ
う。
本発明のカーボネート重合体の製造においては式(I)
又は(n)の化合物の一種類のみを使用してもよくある
いは式(I)又は(If)の二種又はそれ以上の異なる
化合物を使用してもよい。
カーボネート重合体の製造に有用な二価フェノールは周
知でありかつたとえば米国特許第3,028.365号
、同第2,999.835号、同2第3.148.17
2号、同第3,271,368号、同第2,991,2
73号、同第3.271.367号、同第3.380,
078号、同第3.041,891号及び同第2,99
9,846号明細書に記載されているので、それらの記
載をこ\に引用する。
これらの二価フェノールは一般に式: (式中、Rはそれぞれハロゲン、−価炭化水素基又は−
価炭化水索オキシ基であり;R′はそれぞれハロゲン、
−価炭化水素基又は−価炭化水素オキシ基であり;Wは
二価炭化水素基、−〇−1−8−1−S−S−1 II    II     ll −5−2−8−又は−C−であり;m及びm′はそれぞ
れO〜4の整数であり;そしてbはO又は1である)に
相当するであろう。
R及びR′によって表わされる好ましいハロゲン基は塩
素及び臭素である。R及びR′によって表わされる好ま
しい一価炭化水素基はアルキル、シクロアルキル、アリ
ール、アラルキル及びアルカリール基を包含する。
R及びR′によって表わされる好ましいアルキル基は1
個〜約10個の炭素原子を含むアルキル基である。R及
びR′によって表わされる好ましいシクロアルキル基は
4個〜約8個の環炭素原子を含むシクロアルキル基であ
る。好ましいアリール基は6〜12個の環炭素原子を含
むもの、すなわちフェニル、ナフチル及びビフェニル基
である。
好ましいアラルキル基及びアルカリール基は7個〜約1
4個の炭素原子を含むものである。
R及びR′によって表わされる一価炭化水索オキシ基は
一般式−OR″ (式中、R′はR及びR′と同じ意味
をもつ)を有する。好ましい炭化水素オキシ基はアルコ
キシ基及びアリールオキシ基である。
Wによって表わされる二価炭化水素基はアルキレン基、
アルキリデン基、シクロアルキレン基及びシクロアルキ
リデン基を包含する。好ましいアルキレン基は2個〜約
30個の炭素原子を含むものである。好ましいアルキリ
デン基は1個〜約30個の炭素原子を含むものである。
好ましいシクロアルキレン基及びシクロアルキリデン基
は6個〜約16個の環炭素原子を含むものである。
式(V)の二価フェノールの代表的な、たソし非限定的
な例はつぎの化合物を包含する。
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビ
スフェノール−A); 2.2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン; 2.2−ビス(3,5−ジブロム−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン; 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン; 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロドデカ
ン; 1.1−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)シクロドデカン; 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン; ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン;ビス(3,5
−ジエチル−4−ヒドロキシフェニル)メタン; 1.3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン; 4.4′−チオジフェノール;及び 4.4′−ジヒドロキシ−2,6−シメチルジフエニル
エーテル。
本発明の実施に有用なカーボネート前駆体はカルボニル
ハライド、ビスハロホルメート及びジアリールカーボネ
ート類を包含する。カルボニルハライドはカルボニルク
ロライド、カルボニルブロマイド及びそれらの混合物を
包含する。ビスハロホルメートはビスフェノール−A1
ハイドロキノン等のような二価フェノールのビスハロホ
ルメート;及びエチレングリコール及びネオペンチルグ
リコールのようなグリコールのビスハロホルメートを包
含する。ジアリールカーボネートの代表的な例はジフェ
ニルカーボネート及びジ(トリル)カーボネートのよう
なジ(アルキルフェニル)カーボネートである。適当な
ジアリールカーボネートの若干の他の代表例はジ(ナフ
チル)カーボネート、フェニルトリルカーボネート等を
包含する。
好ましいカーボネート前駆体はカルボニルハライドであ
り、ホスゲンとも呼ばれるカルボニルクロライドが特に
好ましいものである。
本発明のポリカーボネートは既知慣用の方法、たとえば
界面重合、ピリジン法、溶融重合等、によって製造する
ことができる。本発明のポリカーボネートの製造のため
に特に有用な方法は界面重合法及びピリジン法である。
界面重合法は苛性アルカリ水溶液、水と非混和性の有機
溶剤、たとえば塩化メチレン、少なくとも一種の式(V
)の二価フェノール、カーボネート重合体、式(I)及
び/又は(n)の少なくとも一種の化合物、触媒及び分
子量調節剤を使用する。
使用し得る触媒はポリカーボネート形成反応を助長する
周知の触媒の任意のものであり得る。これらの触媒は、
同等限定する意図はないが、トリエチルアミンのような
第3級アミン、第4級アンモニウム化合物及び第4級ホ
スホニウム化合物を包含する。
使用される分子量調節剤は連鎖停止機構によってカーボ
ネート重合体の分子量を調節する既知の化合物の任意の
ものであり得る。これらの化合物は、同等限定する意図
はないが、フェノール、第3級ブチルフェノール、クロ
マン−I等を包含する。
ピリジン法はピリジンのような存機塩基、塩化メチレン
のような有機溶剤、少なくとも一種の式(V)の二価フ
ェノール、カーボネート前駆体、式(I)又は(II)
の少なくとも一種の化合物、触媒及び分子全調節剤を使
用する。
本発明はまたランダムに枝分かれした熱可塑性ポリカー
ボネートを包含する。これらのランダムに技分かれした
熱可塑性ポリカーボネートは二価フェノールの使用量に
基づいて典型的には約0゜05〜2. 0モル%である
少量の枝分かれ剤として作用する多官能性芳香族化合物
を使用することによって製造される。これらの多官能性
芳香族化合物はヒドロキシル、カルボキシル、カルボン
酸無水物、ハロホルミル基及びそれらの混合基であり得
る少なくとも3個の官能基を含む。これらの化合物の若
干の代表的な、たりし非限定的な例は無水トリメリド酸
、トリメリド酸、トリメリチルトリクロライド、4−ク
ロルホルミル無水フタル酸、ピロメリト酸ジ無水物、メ
リト酸、無水メリト酸、トリメシン酸等を包含する。
本発明のポリカーボネートは約20,000〜約200
.000、好ましくは約30,000〜約150,00
0の重量平均分子量を有する。これらのポリカーボネー
トは塩化メチレン中で25℃で測定して少なくとも約0
. 4dl/g、好ましくは約0.45〜約1.0dl
/gの固有粘度を宵する。
式(I)の化合物を本発明のポリカーボネートの製造に
使用する場合には、ピリジン法を使用してこれらのポリ
カーボネートを形成することが好ましい。他方、式(I
I)の化合物を本発明のポリカーボネートの製造に使用
する場合には、界面重合法を使用してこれらのポリカー
ボネートを形成することが好ましい。
反応剤の一つとして式(1)の少なくとも一種の化合物
を使用してピリジン法によって製造された本発明のポリ
カーボネートはっぎの反復構造単位: 一←0−A−0−C→−(VI a )(式中、R% 
R’ 、W、A、mSm’及びbは前記の意義を有する
)を含む。
反応剤の一つとして式(n)の少なくとも一種の化合物
を使用して界面重合法によって製造された本発明のポリ
カーボネートはつぎの反復構造単位; (V[)及び (式中、RSR’ 、W、A% mSm’及びbは前記
の意義を有する)を含む。
本発明のポリカーボネートにおいて、構造単位(Via
)及び(Vlb)はそれぞれ、これらのポリカーボネー
トの製造に使用される式(1)及び(n)の化合物の量
に応じた量で存在する。
本発明のポリカーボネートは随意に混合される周知、慣
用の添加剤、たとえば酸化防止剤;帯電防止剤;ガラス
、タルク、雲母及びクレーのような不活性充填剤;ベン
ゾフェノン類、ベンゾトリアゾール類及びシアノアクリ
レート類のような紫外線吸収剤;エポキシド類のような
加水分解安定剤;オルガノホスファイト類のような色相
安定剤;及び難燃化剤を含有し得る。
特に有用な難燃化剤の若干の例は有機スルホン酸のアル
カリ及びアルカリ土類金属塩である。これらの型の難燃
化剤はたとえば米国特許第3.933.734号、同第
3,948,851号、同第3,926.908号、同
第3.919.167号、同第3,909,490号、
同第3,953.396号、同第3,931,100号
、同第3.978,024号、同第3. 953.39
9号、同第3,917,559号、同第3,951゜9
10号及び同第3.940.366号明細書に記載され
ているので、それらの記載をこ\に引用する。
さらに本発明は共ポリエステル−カーボネート樹脂を包
含するものである。概略的にいえば、か\る共ポリエス
テル−カーボネートは線状重合体鎖中に反復的に存在す
るカーボネート基、カルボキシレート基及び芳香族炭素
環式基を含み、これらのカーボネート基の少なくともい
くつか及びカルボキシレート基の少なくともいくつかは
該芳香族炭素環式基の環炭素原子に直接結合された構造
をもつものである。
これらの共ポリエステル−カーボネートは重合体鎖中に
エステル結合及びカーボネート結合を含み、該エステル
結合の割合は約25〜約90モル%、好ましくは約35
〜約80モル%である。たとえば、ビスフェノール−A
5モルはイソフタロイルジクロライド4モル及びホスゲ
ン1モルと完全に反応して80モル%のエステル結合を
もつ共ポリエステル−カーボネートを与えるであろう。
本発明の共ポリエステル−カーボネートは(i)式(V
)の少なくとも一種の二価フェノール、(ii )カー
ボネート前駆体、(iii )エステル前駆体及び(i
V)耐衝撃性改良有効量の式(1)又は(II)の少な
くとも一種の化合物から誘導される。
エステル前駆体は二官能性カルボン酸又はそのエステル
形成性反応性誘導体である。一般に、線状ポリエステル
の製造に慣用的に使用されている任意の二官能性カルボ
ン酸又はそのエステル形成外反応性誘導体を本発明の共
ポリエステル−カーボネートの製造に使用することがで
きる。一般に、使用し得る二官能性カルボン酸は脂肪族
カルボン酸、脂肪族芳香族カルボン酸及び芳香族カルボ
ン酸を包含する。これらの酸は米国特許第3,169.
121号明細書に記載されているので参照されたい。
好ましい二官能性カルボン酸又はそれらのエステル形成
性反応性誘導体は芳香族カルボン酸又はそれらのエステ
ル形成性反応性誘導体である。特に有用な二官能性芳香
族カルボン酸はイソフタル酸、テレフタル酸及びそれら
の混合物である。
エステル前駆体として二官能性カルボン酸を使用する代
りにそれらのエステル形成性反応性誘導体を使用するこ
とが好ましい。したがって、たとえばイソフタル酸、テ
レフタル酸又はそれらの混合物の使用に代えてイソフタ
ロイルジクロライド、テレフタロイルジクロライド又は
それらの混合物を使用することが好ましい。
本発明の共ポリエステル−カーボネートは周知かつ慣用
の方法で製造することができる。これらの方法はエステ
ル交換法、溶融組合法、界面重合法及びピリジン法を包
含する。これら種々の慣用の製造法はたとえば米国特許
第3. 169. 121号、同第3.030.331
号、同第3,207.814号及び同第4,188,3
14号明細書に記載されており、それらの記載をこ\に
引用する。
これらの共ポリエステルーカーボネ−1・の装造のため
に特に有用な方法は界面重合法及びピリジン法である。
反応剤として(i)式(V)の少なくとも一種の二価フ
ェノール;(ii)カーボネート前駆体、(ii )少
なくとも一種のエステル前駆体及び(iV)耐衝撃性改
良有効量の式(I)の少なくとも一種の化合物を使用し
てピリジン法によって製造された本発明の共ポリエステ
ル−カーボネートはっぎの反復構造単位: (Vl)、 (Via)、 及び O 一←0−A−0−C−B−C→−(■a)(式中、A、
R% R’ 、mSm’ 、W及びbは前記の意義を有
しモしてBはエステル前駆体の残基である)を含む。式
(■)及び(■a)中のBは好ましくは芳香族ジカルボ
ン酸又はそのエステル形成性反応性誘導体たとえば酸ジ
クロライド、の残基である。芳香族ジカルボン酸又はそ
れらのエステル形成性反応性誘導体の好ましい残基は式
:(式中、R7は前記のR及びR′ と同一の意義を有
しそしてm′はO〜4の整数である)によって表わされ
る。R7はそれぞれ個々に1個〜約5個の炭素原子を含
む低級アルキル基から選んだものであることが好ましい
反応剤として(1)式(V)の少なくとも一種の二価フ
ェノール、(ii)カーボネート前駆体、(ii )少
なくとも一種のエステル前駆体及び(iV)耐衝撃性改
良有効量の式(U)の少なくとも一種の化合物を使用し
て界面重合法によって製造された本発明の共ポリエステ
ル−カーボネートはつぎの反復構造単位: (Vl)、 (VIb)、 (■)、及び (式中、ASBSRSR’ 、m、m’ 、b及びWは
前記の意義を有する)を含む。
共ポリエステル−カーボネート中に存在する構造単位(
V[a )、(Vlb)、(■a)及び(IX)の量は
共ポリエステル−カーボネートの製造に使用される式(
I)又は(n)の化合物の量に応じて決まる。
本発明の共ポリエステル−カーボネート樹脂はさらに熱
可塑性のランダムに分岐された共ポリエステル−カーボ
ネート樹脂を包含する。これらのランダムに分岐された
熱可塑性共ポリエステル−カーボネート樹脂は本発明の
共ポリエステル−カーボネートの製造中に前述した量及
び型の枝分れ剤を使用することによって製造される。
本発明の共ポリエステル−カーボネートは随意に前述し
た添加剤を配合することができる。
本発明の共ポリエステル−カーボネートは約2o、oo
o〜約200.000.好ましくは約25.000〜約
150,000の重量平均分子量ををする。
これらの共ポリエステル−カーボネートは25℃で塩化
メチレン中で測定して少なくとも約0゜4 dl/ g
 、好ましくは約0.45〜約1. 0dl/gの固有
粘度を有する。
好ましい実施態様の開示 本発明をより明確にかつ具体的に説明するために以下に
実施例を示す。これらの実施例は単に例証のためのもの
であって、本発明を同等限定するものではない。実施例
中、特に示さない限り、すべての部及びパーセントは重
量基準によるものである。
つぎの実施例は部分水素添加されたポリ(ブタジェン)
ジオール、すなわち式(I)の化合物、の製造を例証す
るものである。
実施例1 無水エーテル150m1中の商業的に入手し得るポリ(
ブタジェン)ジオール(平均分子量2,800.1.2
−20%、シス−1,4−20%及びトランス−1,4
−60%含有)110gの溶液をパル(Parr)式振
盪機上の耐圧増巾で木炭上5%パラジウム触媒2.8g
の存在下で60ps1の水素で水素添加した。この反応
系をもはや水素の吸収が認められなくなるまで反復して
再加圧した。水素の全消費二は85pslに相当した。
窒素でパージした後、触媒を炉別しそして溶剤をストリ
ッピングにより除去した。得られる無色粘稠油状物の赤
外スペクトル分析は僅かに痕跡量のみのビニル及びシス
不飽和分の存在及び974c+n−’にトランス置換二
重結合及び3.200〜3,500cm”の帯域にヒド
ロキシル官能基の存在を示した。
つぎの実施例は部分的に水素添加されたポリ(ブタジェ
ン)ビスクロルホルメートの製造を例証するものである
実施例2 撹拌機、温度計、ガス導入管及びドライアイス使用冷却
器を備えた容量liの三つ首フラスコに装入された塩化
メチレン300g中の部分水素添加されたポリ(ブタジ
ェン)ジオール(実質的に実施例1の方法に従って製造
された)313gの冷溶液(7−15℃)中に、ガス状
ホスゲンを0゜5g/分の速度で導入した。ホスゲンの
導入はドライアイス使用冷却器中に還流することによっ
て過剰のホスゲンが示されるまで続けた。合計で40g
のホスゲンが導入された。窒素によるパージを一晩続け
た後、溶剤を真空下でストリッピングして残留するきわ
めて濃稠な淡黄色シロップを赤外スペクトル分析したと
ころ、1. 786cm”’にクロルホルメートの存在
が示されたが、1.825cm”におけるホスゲンの吸
収及び1. 7508111−’におけるカーボネート
結合の吸収は存在しなかった。
つぎの実施例は本発明の範囲外のものである従来の慣用
技術によるポリカーボネートの製造を例証するものであ
る。この実施例は比較の目的で提示する。
実施例3 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン22
83g、水5700g、塩化メチレン9275g、フェ
ノール30.1g及び!・リエチルアミン10.0gの
混合物中に、室温でホスゲン1180gを97分間かか
って導入した。この導入の間、同時に25%水酸化ナト
リウム水溶液を添加することによってこの二相系のpH
を約11、すなわち10〜12,5の範囲に保持した。
このホスゲン添加時間の終りにおける水性相のpl+は
11.7でありそしてこの相のビスフェノール−A含量
は紫外線分析によって測定して約1 ppmより少なか
った。塩化メチレン相を水性相から分離し、過剰二の稀
(0,01N) HCI水溶液で洗滌し、ついで水で3
回洗滌した。重合体を水蒸気によって沈澱せしめそして
95℃で乾燥した。塩化メチレン中で25℃で測定して
0.554dl/gの固有粘度をもつ実質的に純粋なビ
スフェノール−Aポリカーボネートを得、これを約55
0下で作動する押出機に供給しそして押出物をベレット
に切断した。ついで、これらのペレットを125ミル及
び250ミルの厚みの試験片に射出成形し、これらをそ
れぞれASTMD−256”ノツチ付きアイゾツト試験
”に従う衝撃強さの測定及びASTMD−648“荷重
下顎熱歪み温度(HDTUL)試験“に供した。さらに
この樹脂の二次ガラス転移温度(Tg)もルIII定し
た。
これらの試験の結果を後記第1表に示す。
つぎの実施例は本発明のポリカーボネート樹脂の製造を
例証する。
実施例4 本実施例はビスフェノール−A及び部分水素添加された
ポリ (ブタジェン)ビスクロルホルメートから誘導さ
れたポリカーボネート樹脂の製造を説明するものである
。実施例3の方法を実質的に反復するが、たゾしフェノ
ール連鎖停止剤を25gc2.7モル%)だけ使用しか
つ実施例2の方法に実質的に従って製造された部分水素
添加されたポリ (ブタジェン)ビスクロルホルメート
114、 2g (5重量%)の塩化メチレン溶液をホ
スゲン化反応の開始前に反応混合物に添加した。
得られる重合体は塩化メチレン中で25℃で測定して0
.588dl/gの固有粘度を有していた。
このポリカーボネートのHDTUL、ノツチ付きアイゾ
ツト衝撃強さ及びTgを測定しそして結果を後記第1表
に示す。
二次ガラス転移温度(Tg)は差動走査熱量分析によっ
て二次ガラス転移温度を測定するパーキンスーエル? 
−(Perkins−Elmer ) D S C−2
B装置を用いて測定した。
第1表 ノツチ付きアイゾッI−11DTtlL実施例   (
ft、1b、/in、)       Tg     
(’C)No、   125ミル   250ミル  
 (’C)   (204psiにおいて)3 18.
1100”  2.10148   132.84 1
8.310011.1   147   128.7本
肩数字は試験片の延性パーセントを示す。
第1表中のデータによって例証されるごとく、部分水素
添加されたポリ(ブタジェン)ビスクロルホルメート5
重量%及びビスフェノール−A95重量%から誘導され
た本発明のポリカーボネート(実施例4)はビスフェノ
ール−Aから誘導された慣用の従来技術によるポリカー
ボネート(実施例3)よりも肉厚試片において著しく良
好な衝撃強さを有する。
さらに、実施例4からの試験片を目視検査して透明であ
ることを認めた。
一般に、本発明のカーボネート重合体は多相ブロック共
重合体であると表示し得る。
本発明のカーボネート重合体は成形物品、ガラス材料等
を製造するために使用することができる。
上記した具体的説明は本発明の理解を確実にするための
ものであって本発明を同等限定するもの−ではないこと
を理解すべきである。本発明は具体的に例示されたもの
に限定されず、これらに種々の自明な変更を加え得るこ
とは当業者には明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ によって表わされる少なくとも一つの反復構造単位;及
    び (ii)当該樹脂の耐衝撃性を改善するに少なくとも有
    効量の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ によって表わされる少なくとも一つの反復構造単位(前
    記式中、Rはそれぞれハロゲン、一価炭化水素基又は一
    価炭化水素オキシ基を表わし;R^1はそれぞれハロゲ
    ン、一価炭化水素基又は一価炭化水素オキシ基を表わし
    ;Wは二価炭化水素基、−S−、−S−S−、−O−、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、又は▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を表わし;Aは重合されかつ部分水素添加された共
    役アルカジエンの二価残基で少なくとも約600の重量
    平均分子量をもつものを表わし;m及びm′はそれぞれ
    0〜4の整数を表わしそしてbは0又は1を表わす);
    からなる改良された耐衝撃性を有するカーボネート樹脂
    。 2、存在する反復構造単位(i)及び(ii)の合計量
    に基づいて少なくとも約1.0重量%の(ii)を含む
    特許請求の範囲第1項記載のカーボネート樹脂。 3、少なくとも約2重量%の(ii)を含む特許請求の
    範囲第2項記載のカーボネート樹脂。 4、少なくとも約3重量%の(ii)を含む特許請求の
    範囲第3項記載のカーボネート樹脂。 5、該共役アルカジエンが式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1〜R^6はそれぞれハロゲン、水素又は
    アルキル基を表わすが、たゞしハロゲン基はR^1〜R
    ^6のうちの2個より多くないものとする)によって表
    わされる単量体である特許請求の範囲第1項記載のカー
    ボネート樹脂。 6、R^1〜R^6はそれぞれ水素又はアルキル基を表
    わす特許請求の範囲第5項記載のカーボネート樹脂。 7、該アルカジエン単量体が1,3−ブタジエン、2−
    メチル−1、3−ブタジエン又はそれらの混合物である
    特許請求の範囲第6項記載のカーボネート樹脂。 8、該アルカジエンが1,3−ブタジエンである特許請
    求の範囲第7項記載のカーボネート樹脂。 9、R及びR′によって表わされる該一価炭化水素基が
    アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキ
    ル基及びアルカリール基から選ばれる特許請求の範囲第
    1項記載のカーボネート樹脂。 10、Wによって表わされる該二価炭化水素基がアルキ
    レン基、アルキリデン基、シクロアルキレン基及びシク
    ロアルキリデン基から選ばれる特許請求の範囲第9項記
    載のカーボネート樹脂。 11、該二価炭化水素基Wがアルキリデン基である特許
    請求の範囲第10項記載のカーボネート樹脂。 12、該アルキリデン基が2、2−プロピリデン基であ
    る特許請求の範囲第11項記載のカーボネート樹脂。 13、該二価炭化水素基Wがシクロアルキリデン基であ
    る特許請求の範囲第10項記載のカーボネート樹脂。 14、該シクロアルキリデン基が10個〜約16個の環
    炭素原子を含む特許請求の範囲第13項記載のカーボネ
    ート樹脂。 15、該シクロアルキリデン基が1、1−シクロドデシ
    リデン基である特許請求の範囲第14項記載のカーボネ
    ート樹脂。 16、反復構造単位(ii)が一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ によって表わされる少なくとも一つの反復構造単位であ
    る特許請求の範囲第1項記載のカーボネート樹脂。 17、(ii)が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ によって表わされる少なくとも一つの反復構造単位であ
    る特許請求の範囲第1項記載のカーボネート樹脂。 18、さらに(iii)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ によって表わされる少なくとも一つの反復構造単位及び
    (iV)式: ▲数式、化学式、表等があります▼、又は ▲数式、化学式、表等があります▼ によって表わされる少なくとも一つの反復構造単位(前
    記式中、Bは二官能性カルボン酸又はそれらのエステル
    形成性反応性誘導体の二価残基である)を有し、(ii
    )および(iV)をカーボネート樹脂の耐衝撃性改良有
    効量で含有する特許請求の範囲第1項記載のカーボネー
    ト樹脂。 19、Bが二官能性芳香族酸又はそれらのエステル形成
    性反応性誘導体から選んだ芳香族エステル前駆体の二価
    残基である特許請求の範囲第18項記載のカーボネート
    樹脂。 20、Bが式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^7はそれぞれハロゲン、一価炭化水素基又
    は一価炭化水素オキシ基でありそしてm′は0〜4の整
    数である)によって表わされる特許請求の範囲第19項
    記載のカーボネート樹脂。 21、R^7によって表わされる一価炭化水素基がアル
    キル、シクロアルキル、アリール、アラルキル及びアル
    カリール基から選ばれる特許請求の範囲第20項記載の
    カーボネート樹脂。 22、R^7がそれぞれアルキル基を表わす特許請求の
    範囲第21項記載のカーボネート樹脂。 23、(iV)が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ によって表わされる少なくとも一つの反復構造単位であ
    る特許請求の範囲第18項記載のカーボネート樹脂。 24、(ii)が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ によって表わされる少なくとも一つの反復構造単位であ
    る特許請求の範囲第23項記載のカーボネート樹脂。 25、(iV)が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ によって表わされる少なくとも一つの反復構造単位であ
    る特許請求の範囲第18項記載のカーボネート樹脂。 26、(ii)が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ によって表わされる少なくとも一つの反復構造単位であ
    る特許請求の範囲第25項記載のカーボネート樹脂。 27、難燃化有効量の少なくとも一種の難燃化剤化合物
    を配合してなる特許請求の範囲第1項記載のカーボネー
    ト樹脂。 28、該難燃化剤化合物が有機スルホン酸のアルカリ又
    はアルカリ土類金属塩から選ばれる特許請求の範囲第2
    7項記載のカーボネート樹脂。
JP61267896A 1985-11-12 1986-11-12 改良された耐衝撃性を示すポリカ−ボネ−ト Pending JPS62156126A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US797253 1985-11-12
US06/797,253 US4677183A (en) 1985-11-12 1985-11-12 Polycarbonate exhibiting improved impact properties containing divalent residue of polymerized, partially hydrogenated conjugated alkadiene monomer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62156126A true JPS62156126A (ja) 1987-07-11

Family

ID=25170327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61267896A Pending JPS62156126A (ja) 1985-11-12 1986-11-12 改良された耐衝撃性を示すポリカ−ボネ−ト

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4677183A (ja)
JP (1) JPS62156126A (ja)
DE (1) DE3638272A1 (ja)
NL (1) NL8602855A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156127A (ja) * 1985-11-12 1987-07-11 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 衝撃特性が改良されたポリカ−ボネ−ト
JPS62161824A (ja) * 1985-11-12 1987-07-17 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 改善された衝撃特性を示すポリカ−ボネ−ト
WO2007114060A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Idemitsu Kosan Co., Ltd. ポリカーボネート-水素化ポリブタジエン共重合体、及びその製造方法、それを用いてなるポリカーボネート樹脂組成物

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4751264A (en) * 1985-11-12 1988-06-14 General Electric Company Polyester carbonate containing divalent residue of polymerized, partially hydrogenated conjugated alkadiene monomer
US4983706A (en) * 1990-01-30 1991-01-08 General Electric Company Interfacial process comprising reacting a dihydric phenol, a carbonate precursor and an aliphatic alpha omega dicarboxylic salt
DE4004676A1 (de) * 1990-02-15 1991-08-22 Bayer Ag Pfropfcopolymere, ihre herstellung und verwendung
DE4018717A1 (de) * 1990-06-12 1991-12-19 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von legierungen aus kautschuken und aromatischen polyestern
US5274068A (en) * 1992-04-23 1993-12-28 General Electric Company Catalytic, interfacial, pH controlled preparation of polyester polycarbonate
US5494997A (en) 1994-08-01 1996-02-27 General Electric Company Preparation of by the bischloroformate process of soft segment polycarbonate
EP1063253A1 (en) * 1999-06-24 2000-12-27 Bayer Aktiengesellschaft Light diffusing block copolycarbonates
KR100322264B1 (ko) 1999-12-31 2002-02-06 김윤 코폴리카보네이트 수지의 연속 제조방법
US7122613B1 (en) 2002-12-20 2006-10-17 General Electric Company Method for the production of polycarbonates
US7498398B2 (en) * 2006-03-21 2009-03-03 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Thermoplastic composition, method of making, and articles formed therefrom

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156127A (ja) * 1985-11-12 1987-07-11 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 衝撃特性が改良されたポリカ−ボネ−ト
JPS62161824A (ja) * 1985-11-12 1987-07-17 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 改善された衝撃特性を示すポリカ−ボネ−ト

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1264561A (ja) * 1969-05-09 1972-02-23
DE2702626A1 (de) * 1977-01-22 1978-07-27 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von neuen hochmolekularen, segmentierten polycarbonat-elastomeren und neue verfahrensgemaess erhaltene polycarbonat- elastomere
US4487917A (en) * 1983-12-21 1984-12-11 General Electric Company Copolyester-carbonate resins exhibiting improved processability
US4564655A (en) * 1984-12-10 1986-01-14 General Electric Company Polycarbonate compositions

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156127A (ja) * 1985-11-12 1987-07-11 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 衝撃特性が改良されたポリカ−ボネ−ト
JPS62161824A (ja) * 1985-11-12 1987-07-17 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 改善された衝撃特性を示すポリカ−ボネ−ト

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156127A (ja) * 1985-11-12 1987-07-11 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 衝撃特性が改良されたポリカ−ボネ−ト
JPS62161824A (ja) * 1985-11-12 1987-07-17 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 改善された衝撃特性を示すポリカ−ボネ−ト
WO2007114060A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Idemitsu Kosan Co., Ltd. ポリカーボネート-水素化ポリブタジエン共重合体、及びその製造方法、それを用いてなるポリカーボネート樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
US4677183A (en) 1987-06-30
DE3638272A1 (de) 1987-05-14
NL8602855A (nl) 1987-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5455310A (en) Compositions of siloxane polycarbonate block copolymers and high heat polycarbonates
KR950013538B1 (ko) 코폴리에스테르카보네이트 수지
US5608026A (en) Terpolymer having aliphatic polyester, polysiloxane and polycarbonate
US4469861A (en) Polycarbonate composition from branched chain dihydric phenol
US5545692A (en) Polyesters of dimer fatty acid and dimer fatty diol and their use for the production of polyester carbonates
CN104350098A (zh) 阻燃剂聚碳酸酯组合物、制造其的方法及包含其的制品
US4628081A (en) Polycarbonate exhibiting improved impact properties
JPS62156126A (ja) 改良された耐衝撃性を示すポリカ−ボネ−ト
US4446285A (en) Rubbery polycarbonates
US5821321A (en) Molding composition having improved impact strength
EP0114290B1 (en) Copolyester-carbonate blends
JPS62187761A (ja) ポリアミドとエポキシ官能性化合物を含有する熱可塑性ブレンド
EP0111849A1 (en) Branched copolyester-carbonate resins
US4859738A (en) Environmental stress failure resistant polycarbonate blend
US4728716A (en) Polycarbonate exhibiting improved impact properties containing divalent residue of polymerized alkadiene monomer
TW201728630A (zh) 新穎聚有機矽氧烷、及使用其製得之共聚碳酸酯
WO1992014787A1 (en) Blends of thermoplastic molding compositions containing epoxy resins
US4871830A (en) Polyestercarbonate containing divalent residue of polymerized alkadiene monomer
US4751264A (en) Polyester carbonate containing divalent residue of polymerized, partially hydrogenated conjugated alkadiene monomer
US4608430A (en) Polycarbonate exhibiting improved heat resistance from diphenol containing disubstituted phenylene radical
US4501875A (en) Polycarbonate from carbonyl halide, bischloroformate and dihydric phenol
US4927914A (en) Polycarbonate cross-linker resin and fire resistant compositions made therefrom
US4526956A (en) Copolyester-carbonates exhibiting improved processability
US4426514A (en) Copolycarbonate from thiodiphenol having high melt flow rates
US5286813A (en) Melt kneading polycarbonate with compound containing carbon to carbon double bond