JPS62161540A - 化粧シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建築物の壁面、天井などに使用される表面に浮
出し模様を有する化粧シートに伊ヰ咽→Ｈト一おに関す
るものである。

従来化粧シートなどの表面に立体模様を佼現する方法と
しては型付ロールあるいはプレートを用いてエンボス加
工処理する方法が行なわれていた。その方法においては
型付ロールあるいはプレート自体か高価であり付帯設備
を必要とし作業工程を複雑にしてしまうため作業性、生
産性を低下し、コストを高くする原因となっていた。ま
たエンボス加工により形成さ九た凹凸は小さく変化に乏
しく、シかも圧設して形成するための基材シートを破い
たり、凹部が裏面に凸状に現われたりしてしまい、後に
接着剤を用いて壁面、天井面に張る場合、破けた所から
接着剤がしみ出し、表面を汚染したり凹部がくずれたり
、また凸部の接着が悪かったりするなどの問題点を有し
ていた。

このようなエンボス加工による立体模様の形成上の問題
点を解決するため、スクリーン印刷方法を用いた立体模
様表現方法が提案されている。

スクリーン印刷方法は印刷イン中の転移量を増すことに
よって盛シ上がシのある印刷ができ。

化粧材の立体模様の表現方法として用いられてい友。し
かし模様自体その色調を変化に富むものとすることが実
際は困難であり、印刷形成される立体模様は単調なもの
にならざるをえなかった。このスクリーン印刷の模様の
単調さを克１１１ｉ　ｆるため、スクリーン印刷による
立体模様を形成した後、該模様と対応する模様を通常の
印刷方法（グラビア印刷　オフセット印刷など）により
形成し、変化のある表面を有する化粧材の製造法が提案
さ九ている。（特公昭５０−１６６８４妙−−−１） しかしその製造方法においてもなお下記のような問題点
を残している。

■　立体模様を形成後、通常の印刷方法による模様形成
をするためその印刷時立体模様がつぶされたり、磨耗し
たりしてしまい立体感が乏しくなる。

■　通常の印刷方法自体その被印刷体表面の精度（平滑
性）を必要とするため立体模様の凸部高さが不均一であ
り立体模様形成後、その上に印刷を施すことは実際困難
である。

■　仮に不均一な状態のまま印刷を施し一部に模様を形
成することは可能ではあるが、模様自体が斑状に見え意
匠的効果を逆に低下させてしまう。

■　立体模様を形成後その凸部頂を研磨して平滑面とし
印刷することは可能と思われるが。

立体模様か小さくなり意匠的効果を低下−する。

また作業性及び工程が複雑になシコストを高くするとと
もに作業性、生産性を低下させてしまう。

本発明はこれらの従来方法における問題点を解決しスク
リーン印刷による立体模様を有効に利用し容易に優美な
浮出し模様ｔ−表現し得たものである。

本発明の要旨とするところは必要に応じて着色を施され
た基材シート１の表面にグラビア印刷あるいはオフセッ
ト印刷またはグラビアオフセット印刷などによシ柄摸様
３ｔ−形成し、更にその柄模様（３を形成した基材シー
ト１上に透明塗料を用いてスクリーン印刷あるいはグラ
ビア印刷によって透明凸部模様４を模様状に形成化粧シ
ート　　　　　　　　°　　　　　　゛倦化粧シートに
存するものである。

以下に本発明を添付図面に基づいて説明する。

０）１は基材シートであり１紙、布、樹脂フィルム、金
属箔などのシート状物であり必要に応じて適宜着色を施
す。また基板シート１社樹脂を含浸してもよい。

■　基材シート（１）の表置にグラビア印刷あるいはオ
フセット印刷またはグラビアオフセット印刷などの印刷
方法によシ必要に応じて任意ベタ塗装２七施した後、柄
模様３を形成する。柄模様ｆ３は１色印刷に限らず多色
印刷′ｔ−施してもよい。

使用さｎろ塗料は基材シート（１）ｔた印刷方法によっ
て決定されるが、一般に用いられるグラビア用インキ、
オフセント用インキ、グラビアオフセット用インキなど
でよく何等限定されるものではない。また柄模様３の形
成前あるいは形成後通常行なわれるエンボス加工処理ｔ
−施してもよい。

■　柄模様（３を形成後、更にその柄模様１３上に透明
塗料を用いてスクリーン印刷あるいはグラビア印刷によ
って透明凸部模様（４゛全形成する。

該透明凸部模様（４）を形成する透明塗料に艶消し剤（
シリカ粉、珪燥土、クレーなど一般的に用いられるもの
でよい）を添加した艶消し透明塗料を用いてもよい。

透明凸部模様（４）は柄模様（３）と同調して形成して
も、同調せず形成してもよい。

柄模様（３）はその上に形成された透明凸部模様（４）
を形成する透明塗膜を透して見られ光の屈折現象により
その部分の柄模様（３）が他の部分と比して浮出して重
厚的に見えるとともにその色調自体が淡く表現され、（
３３図、第４図）従来においては見られなかった立体模
様が表現され意匠的効果が向上する。

透明凸部模様（４ンを形成する透明塗料はその印刷方法
、紋模様の塗膜厚さく高さ）などを考慮してその樹脂、
粘度などを決定すればよく、また透明塗料を任意着色を
して用いて着色透明凸部模様とし１色調に変化をもたら
すように形成してもよい。

■　透明凸部模様（４）を乾燥後あるいは未乾燥の状態
において表全面に透明塗料あるいは半透明塗料全ロール
コータ−１７０−コーｐ　−ナトノｓ装装置により上塗
り塗装を施した後、乾燥して透明あるいは半透明な保護
層５を設ける。（第１図）（勇３図） ■　また透明塗料あるいは半透明＠科による上塗り塗装
を柄模様（３）を形成後第２図、第４図のようにその表
全面に施して保護層５′を形成し、該保護層（５′）上
に下層の柄模様（３）と同調しであるいは同調せずして
透明凸部模様（４）を形成してもよい。この場合光に示
した如く透明凸部模様（４ンを艶消し状とすることによ
り意匠的効果を向上することができる。

本発明の作用効果： ■　基材シート（１）に印刷さｎた柄模様（３ン上に透
明凸部模様（４）を形成することにより該模様（３）が
他の部分と比して浮出して見られるとともに淡く表現さ
れ透明凸部模様（４２と他の部分とが相俟って従来にお
いて見られなかった立体模様が表現され意匠的効果の向
上した化粧シートが得られる。

■　従来の製造工程を複雑にすることなくしかも簡単な
設備で行なえるため生産性１品質、歩留りが向上する。

実施例： ３５ｊ；７７ｍ２薄葉紙を基材シート（１）とし、その
表全面にグラビア用インキを用いグラビアオフセット印
刷装置によって１色目ベタ版印刷をし。

ベタ塗装（２）を施し表面を同一色調とした後、２色目
及び３色目抽象柄模様（３）を施す。更に３色月抽環柄
模様上に該柄模様と同調した柄模様を透明水性アクリル
樹脂スクリーン印刷用イン中を用いスクリーン印刷装置
によって形成した後赤外線乾燥装置により６０〜１２０
’Ｃ１０分間透明凸部Ｗｊ、様＋４）を形成し３色目抽
象柄模様が浮出された立体感に富む浮出し模様を表面に
有する壁用化粧シートが得られた。

【図面の簡単な説明】

弟１図及び第２図は本発明による化粧シートの実施例を
示す一部断面図．′ＩＡ３図、＄４図はその作用説明図
である。 １・・・・・・基材シ一ト，２・・・・・・べ夕塗装，
３・・一・・柄模様、ト・・・・・透明凸部模様，　５
　、　６’・・・・・・保護層 ５′４ Ｉ０３ ＩＧ　４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］基材シート（１）の表面に柄模様（３）が印刷さ
   れており、該柄模様（３）を印刷した基材シート（１）
   上に模様状に透明塗料を用いた透明凸部模様（４）が形
   成されている、 ことを特徴とする化粧シート。 ［２］必要に応じて着色を施こされた基材シート（１）
   の表面にグラビア、オフセット、グラビアオフセット印
   刷などの印刷方法により、柄模様（３）を形成し、さら
   に、その柄模様（３）を形成した基材シート（１）上に
   透明塗料を用いてスクリーン印刷あるいはグラビア印刷
   によつて透明凸部模様（４）を形成した、 ことを特徴とする化粧シート。 ［３］透明凸部模様（４）の形成前に基材シート表全面
   に透明塗料による保護層（５′）を形成した特許請求の
   範囲第１項記載の化粧シート。 ［４］透明凸部模様（４）の形成後に基材シート表全面
   に透明塗料による保護層（５）を形成した特許請求の範
   囲第１項記載の化粧シート。 ［５］透明凸部模様（４）を形成する透明塗料に艶消し
   剤を添加した艶消し塗料を用いた特許請求の範囲第１項
   記載の化粧シート。