JPS6216052A - 手持ち電動工具のユニバーサルモータのブラシを移動させる装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コレクタに沿って滑るブラシを移動させるた
めの装置から成るユニバーサル電動機を有する右回り及
び左回り運転用の手持工具に関する。

従来の技術 前述の形式の手持工具の場合には、回転方向に関連して
切換えられるユニバーサル電動機におけると同じ出力を
得るために、接極子の回転方向を切換えることによって
ブラシ移動が行なわれる。

発明が解決しようとする問題点 前述の手持工具のばあいには、ブラシ移動のための高価
な装置が取付けられており、しかもこの装置においては
手で布設された接続導線が必要である。従って、このよ
うな装置を備えたユニバーザル電動機は経済的な大量生
産には適していない。

問題点を解決するための手段 前述の問題点を解決するために講じた本発明の手段によ
れば、ブラシを移動させるための装置が、絶縁材料から
成る２つの支持体によって組立てられている切換スイッ
チとして形成されており、前記両支持体が、互いに結合
可能でありかつ結合個所においてユニバーサル電動機の
駆動軸の回転方向を切換えるために回動時に互いに交番
的に接触する接点を支持しており、前記支持体のうち一
万の支持体が１手持工具の外側接続接点のための接点及
びΦつの磁極片接続接点のための接点のための接点保持
体として。

かつ他方の支持体が、炭素ブラシ保持器を有する板状接
点として構成されているようにした。

発明の効果 本発明によって得られる利点は１手持工具を大量生産で
経済的に製造することができることである。絶縁材料か
ら戊っていて、互いに結合可能であり、従って全体で互
いに回動可能であるような、切換スイッチのための２つ
の支持体を使用することによって、結合個所に接点を交
番的に与えることができると同時に、切換スイッチの差
込み組立て、及びユニバーサル電動機を有する切換スイ
ッチの差込み組立てが可能である。

実施態様 特許請求の範囲の従属項に記載した手段によって１本発
明による装置の有利な実施態様及び改良が可能である。

このような手持工具を確実に永続的に運転させるために
有利には、切換スイッチの２つの支持体を所定の結合個
所で形成する交番接点のためのダストに対してシールさ
れた室が形放すれている。

実施例 手持工具のケーシング１内にユニバーサル電動機２が装
着されている。ユニバーサル電動機２が巻線牛を有する
ステータ３を有している。

ステータ３の接続側端面に切換スイッチ５が差込まれて
いる。切換スイッチ５は、２つの支持体、つまり接点保
持体６及び板状接点７から成っている。接点保持体６は
その端面側に取付けられたΦつの薄板接点８，９を有し
ていて、これらの薄板接点は舌状接点１０で終っていて
。

該舌状接点自体は、ステータ３の接点保持体６に向いた
側の端面における相応するポケット状接点１１内に係合
することができる。一般的に接点保持体６はリングとし
て形成されており。

該リングの内側円筒面１２が係止突起１３を有している
。牛つの舌状接点ｌ○が接点保持体６のソケット状の突
出部１４内に保持されているのに対して、薄板接点８も
しくは９の残りの部分は、接点保持体６０反対側端面に
おいてほぼ周方向で延びるリング区分状の壁１５内に差
込まれる。薄板状接点８は、舌状接点１０とは反対の側
において舌片１６に通じており、この舌片はスイッチ接
続舌片として、案内条片１７を通って板状接点７のそば
を、スイッチを有する以下に説明しないケーシング部分
の方へ突出する。薄板接点９の、舌状接点１０とは反対
の側の端部がすり接点を有する保持舌片１８を有してお
り、該保持舌片が、以下に説明するばね弾性的な帯状接
点の運動範囲で切欠き部１９を通って突出している。接
点保持体６における貫通孔２０によって係止縁２１が形
成され、この係止縁は、板状接点７における突出部２２
と協働するために規定されている。固定部材（２１゜２
２）並びに板状接点７のフランジ２３は、板状接点７を
接点保持体６と組合せるための一般的な部材である。組
合せるばあい、フランジ２３の円筒状の外周面２４と、
接点保持体６の円筒状の内周面１２とが組合される。外
周面２４における係止凹部２５は係止突起１３と協働す
るために規定されている。板状接点７のフランジ２６．
２７が環状室２８のための円筒状制限部を形成する。環
状室２８内には、２つのばね弾性的な帯状接点３０のた
めの保持舌片２９が配置されている。フランジ２６と保
持舌片２９との間に、環状室２８の背壁な貫通するスリ
ツト３１が形成されている。帯状接点３０が、前記スリ
ット３１を通って差込まれかつ板状接点７の背面で曲げ
られる固定舌片３２を有している。帯状接点３０の端部
が、すり接点３４を有する舌状接点３３と舌状接点３５
とに分けられている。舌状接点３５は、板状接点７にお
けるスリットを通ってやはり外方へ案内されている。

舌状接点３５は、炭素ブラシ保持器３６に保持される図
示されない炭素ブラシのための接続接点として役立つ。

２つの炭素ブラシ保持器３６は、舌片３７によって板状
接点７に固定されている。板状接点７は、炭素ブラシ保
持器３６の他に、コイルばね牛○のための支承ビン３つ
を有する支承部材３８を有している。コイルばね牛○の
自由端部は炭素ブラシの背面に圧着される。炭素ブラシ
保持器３６の下側において、板状接点７が２つの歯車セ
グメント４１を有している。歯車セグメント４１には、
ケーシング１内に装着されたユニバーサル電動機２のば
あいにケーシング１の開口４２から接近可能である。

同時に炭素ブラシ交換を可能にする前記の開口４２を閉
鎖するためにカバープレート４３が役立つ。少なくとも
１つのこのようなカバープレート４３は、支承部として
の調節歯車４４に役立つ。このためカバープレートは凹
部４５を備えていて、この凹部がスリット４６に通じて
いる。ねじ４７はカバープレート４３を固定するために
役立つ。調節歯車４４が歯車セグメント牛８を有してお
り、歯車セグメントの歯は板状接点７の歯車セグメント
４１の歯とかみ合う。

調節歯車４４の外方へ突出する部分が、グリップ刻み目
４９及びＯマーク５０を備えている。

スリット４６に隣接する線５１は、０マーク５０のため
の調節マークとして役立つ。電動機ケーシングのための
接続フランジは符号５２で示されている。接続フランジ
は、主スィッチを接続するために、舌片１６に接近でき
るような貫通孔を有している。

切換スイッチ５は接点保持体６と板状接点７の完成され
た部分から組立てられる。このためフランジ２３が、内
側円筒面１２を有する内筒内に嵌込まれており、かつ両
部会は、係止縁２１が突出部２２の後方で係止するよう
に互いに圧着される。このことは特に第１１図からよ（
判る。このことによって接点保持体６と板状接点７とが
全体的に互いに回動可能に結合されている。フランジ２
３における両外側の係止凹所体 ２５は、接点保持＠６の係止突起１３と協働して両方の
位置を示し、これらの位置では切換スイッチ５がそれぞ
れ選ばれたモータ回転方向で十分に調節されている。中
央の係止凹所２５は。

切換スイッチ５の中立位置を示し、この中立位置では、
ユニバーサル電動機２は運転されない。

組込まれた切換スイッチ５は、該切換スイッチの舌状接
点１０がステータ３の相応するポケット状接点ｌｌ内に
差込まれることによって、ユニバーサル電動機２のステ
ータ３と結合されている。このようにして完成されたユ
ニバーサル電動機２をケーシング１内に差嵌めることが
できる。このばあ℃・舌片１６は接続フランジ５２の貫
通孔に貫通係合する。このことによって舌片１６を手持
工具の主スィッチの接続部に接近させることができる。

このようにして装着されたユニバーサル電動機２におい
て、板状接点７の歯車セグメント４１はケーシング１の
開口牛２の後方に位置する。ある程度必要となる炭素ブ
ラシ交換のために炭素ブラシ保持器３６にも開口４２か
ら接近できる。開口４２内に装着されろ複数のカバープ
レート４３もしくはこれらのカバープレートの少なくと
も１つは、カバープレート４３内に支承された調節歯車
４４の歯車セグメント４８が板状接点７の歯車セグメン
ト４１の１つとかみ合うように、複数の開口牛２のうち
１つの開口内に装着されることができる。カバープレー
ト４３がねじ４７によって固定締付けされた後に、調節
歯車４４はグリップ刻み目＋９によって調節されること
ができる。

０マーク５０もしくは線５１は、それぞれ調節された回
転方向の読み取りを行なう。

図示の差込み構造形式は１組立てが簡単でありかつ個々
の部材を簡単に構成することもできる。接点保持体６及
び板状接点７がダストに対してシールされた環状室２８
を形成し、この環状室内に接点１８もしくは３０が配置
されていることによって、耐用寿命がほぼ無制限に長く
なりかつ接触が確実になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による手持工具に取付けられるユニバー
サル電動機のステータの斜視図、第２図は方形開口を有
する本発明による手持工具のケーシングの部分斜視図、
第３図は第２図によるケーシングの、ブラシ保持器のた
めの接近開口をカバープレートによって閉鎖して示す部
分図、第牛図はケーシングを外側から見たカバープレー
トの斜視図、第５図はケーシングを内側から見たカバー
プレートの斜視図、第６図は切換スイッチの第１の部分
を形成する板状接点の平面図、第７図は切換スイッチの
第２の部分を形成する接点保持体の平面図、第８図は第
７図に相応する接点保持体を反対側から見た図。 第９図は第６図に相応する板状接点を反対側から見た図
、第１０図は切換スイッチを組立て状態で示す平面図、
第１１図は第１０図のＭ−Ｍ線に沿った断面図である。 ｌ・・・ケーシング、２・・・ユニバーサル電動機。 ３・・・ステータ、４・・・巻線、５・・・切換スイッ
チ。 ６・・・接点保持体、７・・・板状接点、８，９・・・
薄板接点、１０・・・舌状接点、１１・・・ポケット状
接点。 １２・・・内側円筒面、１３・・・係止突起、１＋・・
・突出部、１５・・・壁、１６・・・舌片、１７・・・
案内条片。 １８・・・保持舌片、１９・・・切欠き部、２０・・・
貫通孔、２１・・・係止縁、２２・・・突出部、２３・
・・フランジ、２４・・・外周面、２５・・・係止凹部
、２６゜２７・・・フランジ、２８・・・環状室、２９
・・・保持舌片、３０・・・帯状接点、３１・・・スリ
ット、３２・・・固定舌片、３３・・・舌状接点、３４
・・・すり接点。 ３５・・・舌状接点、３６・・・炭素ブラシ保持器。 ３７・・・舌片、３８・・・支承部材、３９・・・支承
ピン。 牛○・・・コイルばね、４１・・・歯車セグメント。 ４２・・・開口、４３・・・カバープレート、４４・・
・調節歯車、４５・・・凹部、４６・・・スリット、４
７・・・ねじ、４８・・・歯車セグメント、４９・・・
グリップ刻み目、５０・・・０マーク、５１・・・線、
５２・・・接続フランジ ７・・板状接点 ＦＩＧ、３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ＦＩＧ、ムＦＩＧら １０．１６．１８・・接点

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、コレクタに沿つて滑るブラシを移動させるための装
   置から成るユニバーサル電動機を有する右回り及び左回
   り運転用の手持工具において、前記ブラシを移動させる
   装置が、絶縁材料から成る２つの支持体（６、７）によ
   つて組立てられている切換スイッチ（５）として形成さ
   れており、前記両支持体が、互いに結合可能でありかつ
   結合個所において、ユニバーサル電動機（２）の駆動軸
   の回転方向を切換えるために回動時に互いに交番的に接
   触する接点（１８、３０）を支持しており、前記支持体
   のうち一方の支持体が、手持工具の外側接続部のための
   接点（１６）及び４つの磁極片接続接点のための接点（
   １０）のための接点保持体（６）として、かつ他方の支
   持体が、炭素ブラシ保持器（３６）を有する板状接点（
   ７）として構成されていることを特徴とする、ユニバー
   サル電動機を有する右回り及び左回り運転用の手持工具
   。 ２、前記接点保持体（６）及び板状接点が互いに係合す
   るフランジ（２１、２２、２３、２６、２７）を備えて
   おり、これらのフランジが環状室（２８）を形成してお
   り、切換えのために役立つ接点（１８、３０）が前記環
   状室内部で終わつていてかつ交番的に互いに結合可能で
   ある特許請求の範囲第１項記載の手持工具。 ３、前記接点保持体（６）が舌状接点（１０）を備えて
   おり、この舌状接点が、磁極片接続接点の４つのポケッ
   ト状接点内にステータ長手方向で差込まれるようになつ
   ていて、かつユニバーサル電動機（２）のステータ（３
   ）に差嵌められるようになつている特許請求の範囲第１
   項記載の手持工具。 ４、板状接点（７）が炭素ブラシ保持器（３６）とブラ
   シ圧着ばね（４０）とを有している特許請求の範囲第１
   項記載の手持工具。 ５、フランジが少なくとも部分的に係止部材（２１、２
   ２）として形成されており、該係止部材が板状接点（７
   ）及び接点保持体（６）をまとめている特許請求の範囲
   第２項記載の手持工具。 ６、フランジが、該フランジによつて形成された環状室
   （２８）をダストに対してシールして閉鎖している特許
   請求の範囲第２項記載の手持工具。 ７、手持工具に接続するための舌状接点（１６）が、手
   持工具のケーシング（１）内に、切換スイッチ（５）を
   組込んだステータ（３）を嵌込むばあいに、ケーシング
   （１）の貫通された接続フランジ（５２）を通つて突入
   し、もしくは接近できるような長さである特許請求の範
   囲第１項記載の手持工具。 ８、板状接点（７）が、炭素ブラシ保持器（３６）の近
   くにおいて外周に複数の歯（４１）を有しており、さら
   に炭素ブラシ保持器（３６）への接近を可能にするケー
   シング（１）における開口（４２）のためのカバープレ
   ート（４３）が、調節部材（４４）を有しており、該調
   節部材が、板状接点（７）における歯（４１）にかみ合
   う歯（４８）を備えていてかつ該歯の、カバープレート
   （４３）のスリット（４６）を通つて外方に突出する部
   分をつかめるようになつている特許請求の範囲第１０項
   記載の手持工具。 ９、前記調節部材が、外側にグリップ刻み目（４９）を
   備えた調節歯車（４４）と、少なくとも１つの指示マー
   ク（５０）とを有している特許請求の範囲第８項記載の
   手持工具。 １０、カバープレート（４３）が調節歯車（４４）のた
   めのスリット（４６）の範囲に内方に開放するポケット
   もしくは凹部（４５）を有しており、該ポケットもしく
   は凹部が調節歯車（４４）の支承部として役立つように
   なつている特許請求の範囲第８項記載の手持工具。 １１、板状接点（７）が、接点保持体（６）に向かう端
   面にリング状の環状室（２８）を有しており、該環状室
   （２８）の底から他方の端面へ案内されたスリットを有
   しており、これらのスリットのうち２つのスリットに２
   回、固定舌片（３２）が、かつ１つのスリットに２回、
   それぞれ１つのばね弾性的な帯状接点（３０）の舌状接
   点（３５）が貫通係合しており、前記帯状接点が環状室
   （２８）内に差込まれかつ固定舌片（３２）を曲げるこ
   とによつて固定されるようになつている特許請求の範囲
   第２項記載の手持工具。 １２、板状接点（７）及び接点保持体（６）が、これら
   板状接点及び接点保持体の種々異なる回動位置の所定の
   結合個所に係止部材（１３、２５）を有している特許請
   求の範囲第１項記載の手持工具。 １３、前記係止部材（１３、２５）が、右回り運転及び
   左回り運転のための切換スイッチ（５）の位置並びに、
   電流回路を、切換スイッチ （５）における炭素ブラシ保持器（３６）の炭素ブラシ
   を介して遮断している中立中央位置を確実にすることが
   できるようになつている特許請求の範囲第１２項記載の
   手持工具。