JPS62160116A - 湯の循環供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分針〉 本発明は浴槽、魚の養殖槽等の湯槽に接続され、湯槽内
の湯を反復使用するため湯槽内から取出した湯を清浄化
、加温、殺菌して湯槽内に戻すようにした湯の循環供給
装置に関する。

〈従来の技術〉 従来、浴槽の湯は、使い捨てであり、再使用するとして
も渦中の入毛、垢等の夾雑物を濾過装置により除去する
か、又は各種入浴剤を混入する程度であり、この濾過装
置、各種入浴剤を使用しても一度又は二度位で再使用が
不可能となり、廃棄せざるを得なかった。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上記のような濾過装置、各種入浴剤を使用した場合でも
浴槽内の臭気、浴水面の脂肪等を消失することができな
いため、長期間に亘り浴槽の湯を再度使用することが不
可能となっていた。このため、全ての湯を廃棄し、新た
に注水した場合には浴用可能温度まで加温するための熱
エネルギーを大量に消費し、著しく不経済になるという
問題点があった。

本発明は、上記問題点を解決するもので、長期間に亘り
浴槽の湯を再使用することができ、殺菌処理に際しての
処理効果を大幅に向上することのできる湯の循環供給装
置を提供するこを目的とずろ。又、本発明は魚の養殖槽
にも適用することができる湯の循環供給装置を提供する
ことをも目的とする。

く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため本発明に係る湯の循環供給装置
は、湯を濾過する濾過手段と、湯を設定高度に加温する
加熱手段と、オゾンにより湯を殺菌する殺菌手段とを直
列に接続して湯の循環系を形成すると共に、加熱手段に
よる加温と殺菌手段による殺菌とを制御手段によって発
停制御するようにしたことを特徴とする。

〈実施例〉 以下、本発明を図示する実施例により具体的に説明する
。

第１図は本発明に係る湯の循環供給装置を浴槽１に適用
した実施例の概略を示す断面図である。

濾過手段としての濾過タンク５と、ポンプ３と、加熱手
段６と活性槽７とが管路によって順に直列に接続されて
いる。これらはケース２内に収納されて装置のコンパク
ト化がなされている。又、ケース２外壁にはオゾンを発
生させる殺菌手段８が取り付けられている。浴槽１とケ
ース２とは戻り管９および往管１０によって接続されて
おり、戻り官９が濾過クンク５に連結され、往管１０が
活性槽７に連結されている。従って、浴槽１内の湯はポ
ンプ３の駆動によって矢印で示すように、まず濾過タン
ク５内に導入されて夾雑物が除去され、次いで加熱手段
６によって加温され、活性槽７で湯の活性化が行われた
後、往管１０から浴槽１内に戻されるようになっており
、湯の循環使用が可能となっている。

濾過タンク５は内部に濾過布が設けられ、導入された湯
の濾過が行われるが、この濾過タンクとしては、例えば
第２図に示すようなものが使用される。すなわち、第２
図において、筒体５１内に下部から導出管５３が軸方向
に押入されると共に、筒体５１側面には前記戻り管９に
接続される導入管５４が取り付けられている。筒体５１
の上面には蓋５２が被着されて筒体５１内部が密閉され
ており、導出管５３の外側にはポリウレタン等のスポン
ジ状の濾過布５５　ａ、　５５　ｂ、　５５　ｃが３層
に積層されている。ここで、濾過布５５ａ、５５ｂ、５
５ｃは内層になるに従ってメツシュが小さくなっており
、夾雑物は径や長さに応じて適合する濾過布によって捕
集されろ。又、導出管５３は上下端部のみが開口され、
側面には何らの小径が形成されておらず、筒体５工内に
導入された湯は筒体５１内に充満した後でなければ導出
管５３から排出されろことがない。従って、濾過布５５
ａ。

５５ｂ、５５ｃの全面が濾過に使用されるから、捕集率
が向上すると共に、濾過布の目詰まりが少なくなってい
る。

前記加熱手段６としては、ガス燃焼ヒータ、電気ピーク
等、適宜のものが使用されるが、セラミ・ツクを使用し
たものが好適である。このものは、ジルコニア系セラミ
ックを使用した加熱器であり、該セラミックからなる棒
体が加熱ヒータの周囲に配設されて構成される。そして
、加熱ヒータからの熱によってジルコニア系セラミック
から遠赤外線が放射され、この遠赤外線によって加温さ
れた湯は一般の加熱手段によって加温された湯よりも保
温効果が大きく、浴用効果が増大するようになっている
。

前記活性槽７内には、麦飯石、硫黄布、黒噴石。

流絞石、未風化真珠岩等の活性石が一種又は二種以上混
合された状態で充填されており、湯が活性槽７内を通過
すると、イオン交換されると共に、マグネシウム、亜鉛
等のミネラル分あるいはカルシウム、ナトリウム等の有
効成分が湯に溶解し、さらには水素イオン濃度が中性前
後に調整される。

これによって、湯には浴用効果が付与されるようになっ
ている。

前記殺菌手段８は内部にオゾン発生器（図示せず）が設
けられ、このオゾン発生器にエア管８１が接続されてい
る。このエア管８１は先端部が往管１０に接続されてお
り、ポンプ３の駆動で往管１０から噴出する湯の水流に
よってオゾン発生器からのオゾンが湯の中に混入され、
湯の殺菌が行われるようになっている。これにより、湯
は常に清浄な状態を維持されるから反復使用回数が飛躍
的に増大する。従って、浴槽には使用によって減少した
分だけの水を追加するだけでよいから、水の節約が可能
となる。又、湯の殺菌に塩素を使用する必要がないから
刺激が小さく、健康維持にも寄与することができる。こ
の場合、オゾンは渇と共に浴槽内に噴出して、浴用者の
人体にも直接に当たって皮膚を殺菌するから皮膚を清潔
にすることも可能となっている。なお、第１図中、８２
はエア管８１に屈曲形成された逆トラップ部であゆ、浴
槽１内の湯面よりも高くなるように屈曲されることで浴
槽湯がオゾン発生器内に逆流するのを防止するものであ
る。

このような湯の循環供給装置において、前記加熱手段６
および殺菌手段８は制御手段としてのコントローラ１１
によって発停制御されろようになっている。このコント
ローラ１１はケース２と別体となっており、適宜、浴室
内あるいは浴室外に設置され、加熱手段６および殺菌手
段８と電気的に接続されている。コントローラ１１は内
部にマイクロコンピュータが装着されており、殺菌モー
ドおよび加温モードの設定およびその制御が行われるよ
うになっている。第３図はかかるコントローラ１１の一
例の正面図であり、デジタル表示を行う表示部１２とモ
ード設定を行うテンキ一部１３とが配設されている。テ
ンキ一部は「０」〜「９」の数値キー１４とモード設定
を行う６個の設定キー１３ａ〜１３ｆとからなっている
。表示部１２は切り換えにより設定数値の表示、湯の温
度表示および時刻表示を行うものである。又、この表示
部１２の下側にはポンプ３．加熱手段６および殺菌手段
８の作動を表示する点灯ランプ１５が設けられている。

前記設定キーの内、キー１３ａはコントローラ制御の開
始信号を発するものである。キー１３ｂは殺菌の繰り返
し時間の設定、キー１３ｃは殺菌時間の設定、キー１３
ｄは湯の温度設定を行い、キー１３ｅは表示部１２の時
刻の表示信号を発し、キー１３ｆは各種モードの設定信
号を発するものである。このようなコントローラで湯の
温度を４０℃に設定する場合には、キー１３ｆ→キー１
３ｄ→数値キー１４の「４」。

「０」神＄−１３ｄの順にキー打ちを行う。これにより
、温度が４０℃以上の場合には加熱手段６が作動しない
が、４０℃以下の場合には加熱手段６が作動して湯の加
温が行われる。従って、加熱手段６の電力消費が節約さ
れると共に、常に湯が４０℃となっているから、任意の
時間に浴用することができる。次に、殺菌の継続時間、
例えば１０分間の殺菌モードを設定するばあには、キー
１３ｆ−キー１３ｃｍ数値キー１４のｒｌＪ、ｒＯＪ→
キー１３ｆの順にキー打ちを行う。殺菌の繰り返し時間
、例えば２時間毎の殺菌モードの設定はキー１３ｆ→キ
ー１３ｂ→数値キー１４の「２」→キー１３ｆの順にキ
ー打ちを行う。これにより、オゾン発生器が２時間毎に
１０分間ずつ作動して湯の殺菌が自動的に行われる。従
って、殺菌手段８の作動を湯の状態に応じて任意に制御
できるから消費電力の節減が可能となる。

なお、上記実施例は浴槽局の循環使用に適用しｔコ場合
を示したが、本発明は魚の養殖槽にも適用することがで
き、魚が常に清浄で且つ適温の環境下でで養殖されるか
ら早期発育が可能となる。この場合、活性槽を省略して
装置の簡略化を図ってもよい。又、殺菌手段からのオ・
ｊンを浴槽や養殖槽に導入しないでケース内に殺菌手段
を配設して湯の循環系路内で殺菌を行うようにしてもよ
い。

さらには、制御手段もテンキーでなく、ダイヤルによっ
てモード設定を行ってもよい。

〈発明の効果〉 以上のとおり本発明によれば、湯を濾過すると共に、殺
菌するようにしたから、循環使用回数が増大し、水の節
約が可能となる。又、殺菌と加温とを自動制御で行うよ
うにしたから、電力の節約も可能となり、操作も容易と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略を示す断面図、第２図
は濾過手段の一例の一部破断斜視図、第３図は制御手段
の一例の正面図である。 ３　ポンプ、５　′ａ過手段、６　加熱手段、８　殺菌
手段、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 湯槽内の湯を濾過する濾過手段と、濾過された湯を設定
   温度に加温する加熱手段と、湯の中にオゾンを発生させ
   る殺菌手段とが前記湯槽に直列に接続されると共に、こ
   れらの間で湯を循環させるポンプが配設されており、前
   記加熱手段および殺菌手段を発停制御する制御手段が設
   けられていることを特徴とする湯の循環供給装置。