JPS62159985A - 多ゴースト打消し装置 - Google Patents

多ゴースト打消し装置

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JPS62159985A
JPS62159985A JP61315956A JP31595686A JPS62159985A JP S62159985 A JPS62159985 A JP S62159985A JP 61315956 A JP61315956 A JP 61315956A JP 31595686 A JP31595686 A JP 31595686A JP S62159985 A JPS62159985 A JP S62159985A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 この発明は、ゴースト信号の位相および振幅に自動的に
適合するテレビジョン・ゴースト打消し装置に関する。
〈発明の背景〉 従来、テレビジョンの受信は好ましくない多数の信号を
受信することによる多信号路歪による悪影響を受けてき
た。建物や他の大きな物体からの反射、あるいは不充分
な成端ケーブル回路網によって生ずるこれらの好ましく
ない信号は直接テレビジョン信号の遅延された形として
現われる。これらの信号は通常、再生された映像中のゴ
ースト信号と称される。
「アイ・イー・イー・イー トランザクションズ オン
 コンスーマ エレクトロニクス(IEEEiTran
sactions on Consumer Elec
tronics ) Jの19習年5月号の第1′75
頁乃至第181頁に掲載されているテデツク(H,Th
edick )氏の論文「テレビジョン放送用適合型多
信号略等化方法(Adaptive Multipat
h Equali−zation For T、V、B
roadcasting ) Jに示されているように
、ゴースト信号を生成する伝送路はフィード・フォワー
ド装置としてモデル化される。この装置では、直接信号
の振幅は減衰係数Hで減衰され、時間Tの期間だけ遅延
され、ゴースト信号が形成される。単一のゴーストを生
成する伝送路の伝送関数TGは TO=1+H2−に+]] としてZ変換記号法で表わされる。式[1)は2−1か
に?ンプル期間の遅延を表わし、時間Tに近似するサン
プルされたデータ装置を仮定している。式+11の単純
な算術的処理により TG=(Z +H)/ZK(2) が得られる。
伝送チャンネルによって導入された歪を修正するために
、ゴースト打消し装置は次の式(3)または(4)のよ
う々Z変換記号法で表わされる伝送関数TCを持つこと
が望ましい。
TC=ZK/(ZK+H)             
    F31TC=17(1+H2−に’)    
        [4+式(4)によって表わされる伝
送関数は通常無限インパルス応答(IIF)フィルタと
称されるフィードバック装置を示していることが判る。
ゴースト信号は、直接信号とゴースト信号との間の信号
路の関係の関数として直接信号路から遅延される。1つ
の受像機の位置と他の受像機の位置とのこの関係が不規
則であるということは、ゴースト搬送波信号の位相は直
接信号の位相に対して任意の関係を持ち得るということ
を示している。
直接信号からゴースト信号を充分に取除くために、ゴー
スト信号の遅延と、直接テレビジョン信号の位相に対す
るゴースト搬送波信号の位相の双方について考慮する必
要がある。
第1図は直接信号とゴースト信号との相対的な位相の重
みを示す波形を表わしている。例えば、直接信号が波形
10によって表わされる2Tパルスであるとき、直接搬
送波信号とゴースト搬送波信号との間の相対的位相角が
それぞれ0°、90°、180゜あるいは−90°(2
to°)であれば、ゴースト信号は波形10 、12.
14あるいは16によって表わされる。
さらに直接信号路とゴースト信号路との関係は不規則で
あるので、任意の中間波形も可能である。
直接信号とゴースト信号の相対的な振幅および位相情報
はテレビジョン信号を同相(I)および直角(Q)成分
に復調することによって決定することができる。■成分
はテレビジョン信号の画像搬送波と同相であり、Q成分
は画像搬送波に対して90°位相シフトされた信号と同
相である。これらの成分は、工およびQ成分が実数軸お
よび虚数実に沿う座標系に相当する複素面におけるテレ
ビジョン信号を示している。本願明細書全体を通じてビ
デオ信号の同相成分および直角成分をそれぞれ実数成分
および虚数成分と称する習慣に従って示している。以下
に説明するように、これらの工成分およびQ成分は複数
IIRフィルタ(すなわち、実数フィルタ係数と虚数フ
ィルタ係数を持つフィルタ)と共に使用されて、テレビ
ジョン信号のゴースト信号成分を効果的に除去すること
ができる。
直接信号とゴースト信号との間の位相関係が不規則であ
ることにより、ゴースト信号の検出およびゴースト信号
が直接信号に対して遅延している時間Tの決定を複雑に
している。 従来のゴースト信号検出器は修正技術を使
用しており、この方法ではゴーストが無ければトレーニ
ング信号に後続するビデオ信号の乱されていない期間は
、上記トレーニング信号に類似した乱れが何処にあるか
検査される。しかしながら、第1図に示すようにゴース
ト信号の同相成分の波形は直接信号の対応する波形とい
つも類似しているわけではない。
以下に述べる実施例はテレビジョン受像機に関連したも
のであるが、この発明はシングル・サイドバンド形式で
伝送されるスペクトル・エネルギの少なくとも一部を有
する他の形式の信号に対する多信号路歪を修正するため
にも使用することができる。
〈発明の概要〉 この発明の好ましい実施例は、変調された無線周波数信
号のゴースト成分を実質的に除去するだめのフィルタ装
置を含んでいる。無線周波数信号は、無線周波数搬送波
信号に関して同相および直角位相の成分に復調される。
同相および直角位相信号を処理する複素係数を持ったフ
ィルタが設けられており、ゴースト信号成分を有効に打
消すことができる。複素係数値は、トレーニング期間中
にフィルタによって発生された同相および直角位相を比
較することにより、上記トレーニング期間中の信号の既
知の正しい値に対して発生される。
同相成分と直角位相成分との間の差を現わす信号および
これらの基準値は遅延トレーニング信号と合成され、係
数更新値を発生させる。係数更進値は現存する係数値と
合成されて新しい係数値を形成する。
〈実施例〉 次に述べるゴーストを除去するためにこの発明の装置で
使用される方法の理論的解析により第2図乃至第7図に
示す装置の動作を理解することができる。
NTSC方式では、テレビジョン信号は残留側帯波形式
で伝送される。ベースバンド信号の比較的低い周波数成
分(0乃至1.25MHz )は両側帯波変調(DSM
)であるが、より高い周波数成分(1,25乃至4、’
i’5MHz )は単側帯波変調(SSM)である。信
号のDSM部分の2つの側帯波の直角成分は相互に打消
し合い、そのためDSMビデオ信号の直角成分は実質的
に0に々る。しかしながら、信号のSSM部分の直角成
分は打消されず、第1図を参照して上に説明したように
変調されたビデオ信号の同相部分とゴースト信号として
干渉し合う。
解析のために、変調されたビデオ信号S (t)の同相
成分および直角成分は(5)式によって等測的に複素ベ
ースバンドによって表わすことができる。
5(t)=s工(t)+ jSQ(t)       
     (5)こ\でjはV:1−に相当する複素量
であり、S□(チ)およびS Q (t)+;は、信号
S (t)を画像搬送波信号と同相および直角位相の信
号を用いてそれぞれ同期復調したときに得られるベース
バンド信号である。信号S (t)は多伝送路の伝送チ
ャンネルに供給されてゴースト信号歪R(t)が生成さ
れる。前述のテデック氏の論文に示されているように、
(4)式によって2変換記号法で表わすことができる伝
送関数TCをもった循環性フィルタによって、単一のゴ
ースト信号は信号R(t)から実質的に消去することが
できる。
TC=]、/(1+H2)          (4+
多数ゴーストに対いしては、(4)式は(6)式のよう
に展開される。
S (t、)とR(t)は複素信号であるので、いわゆ
る複素係数をもったフィルタである複素ゴースト打消し
フィルタを使用することが望ましい。従って、各係数社
は(7)式を満足する。
hK:l: aK+ jbK(7) 各ゴースト信号の相対遅延Z−l乃至Z−“は既知であ
ると仮定すると、フィルタ係数h工乃至hMは、オルフ
ァニディス(S 、 J 、 0rfanidia )
氏の「最適信号処理:入門(Optimum Sigy
+al Processing ) Jという名称の本
の6.3章に示されているウィドロウーホ7 (Wid
row−Hoff )の最小平均2乗演算法に類似した
適合型演算法を使用して発生される。
以下に述べる実施例では、ゴースト打消フィルタ係数が
未だ計算されていないチャンネルに受像機が同調される
とき、すべての係数は最初0にセットされる。その後の
最初の数フィールドの期間中に係数値の各々は既存の係
数値を順次更新することによって計算される。係数値は
、6番目の等化パルスと垂直同期パルスの最初の切込み
との間の期間中に発生されるトレーニング信号に応答し
てフィールド当シー回更新される。
この期間中のテレビジョン信号の波形は第3図に示され
ている。波形の第1の部分は水平線期間の0.46倍の
持続時間(0,46H)と、0IRE単位の公称振幅を
もっている。垂直同期のリーディング・エツジ(波頭端
)の後の波形の第2の部分は0.43Hの持続時間と一
40IRE単位の公称振幅をもっている。ノイズの無い
とき、波形の第2の部分における一40IRE単位から
のずれは、垂直同期の遅延を受け、減衰し、恐らく位相
シフトした形式のゴースト信号の結果によるものである
トレーニング信号波形の第2の部分の期間中、信号R(
t)の同相および直角位相成分子□(t)、rca(t
)はそれぞれ修正用フィルタに供給される。フィルタ(
金(t)およびQ、 (t、) )によって与えられる
修正信工 号はそれぞれ一40IRF! 、0IRB基準値から引
算される。コースト信号に対応するステップ変化に関す
る時間遅延期間におけるこれらの差信号の値はフィルタ
係数の値の誤差の程度を与える。これらの誤差信号値は
次式によって表わされる演算法に従って係数を更新する
ために使用される。
この式で、項hK(1+1)とhK(i)は特定の2 
遅延期間に関連するフィルタ係数の新しい値、現在の値
をそれぞれ表わす複素量である。係数lは例えば2−1
4の値をもったスケーラ適合定数である。
この値は最適係数値(大きな)t)への急速収斂と収斂
時の値(小さな、tt)の小さな誤差との間の妥協を表
わす。項5i(n)は、ゴースト打消しフィルタによっ
て発生されたそのときの同相および直角サンプル値、す
人わちフィルタ係数hKのそのときの近似h K (i
lを使って発生された修正されたサンプル値を表わす複
素量である。項”’REFはゴースト信号の無いときの
トレーニング信号の第2の部分の同相および直角位相値
を表わす複素量である。項△ Si”(n−K)は現在のサンプル期間nの前のにサン
プル期間に生ずるサンプル値5i(n−K)の複素変化
(舛で表わす)である。垂直同期パルスのり−デイング
・エツジに関するにサンプル期間だけ遅延されたゴース
ト信号に対しては、FJs (n K )の同相および
直角位相サンプル値はサンプルS 1(n)のゴースト
信号成分に対応する垂直同期波形の値を表わしている。
係数値の更新の過程は対応する誤差値(9th(n) 
−8REV’)が予め定められた閾値以下に低下するま
で続く。この閾値は信号R(t)の大きさとその信号対
ノイズ比との関数である。もし誤差値のいずれかが予め
定められた閾値以下に収斂し々ければ、これはゴースト
打消しフィルタが不安定であることを示している。例え
ば、ゴースト信号のレベルが直接信号のレベルよシも大
であると不安定になる。
もし非収斂誤差値が検出されると、その誤差値に対応す
るフィルタ係数hKは0にセットされることが望ましい
これまでの説明では、直接信号に対するゴースト信号の
時間遅延2 が既知であると仮定されていた。以下に説
明するこの発明の実施例は遅延値を決定する′ネ一つの
方法を考慮上てい石い以下に説明する第1D実施例では
、ゴースト打消しフィルタはトレーニング信号の第2の
部分における各サンプル点に対応する遅延素子および係
数値を持つように拡張される。ゴースト信号遅延値に相
当する時間遅延値2 に対しては、フィルタ係数値は上
述の演算法に従って発生される。しかしながら、ゴース
ト信号遅延に相当しない時間遅延値に対して、修正信号
Siと基準値との間の差はOで、遅延2−1に関連する
フィルタ係数り、はOに維持されるべきである。
この発明の第2の実施例は比較的少数(すなわち5段)
のフィルタ段を使用しており、ゴースト信号の同じ数の
時間遅延量を決定するため相関器を含んでいる。フィル
タ段中の遅延素子は各ゴースト信号中の遅延時間と整合
するようにセットされる。相関器は係数更新期間に先行
する時間期間に動作し、係数を更新するために使用され
るトレーニング信号と同じ信号を使用する。相関と係数
更新動作は時間的に一致しないので、同じフィルタ素子
を両方のために使用することができる。相関器の構造と
動作については後刻第7図を参照して説明する。
図面において、太い矢印は多数ビット並列デジタル信号
用のバスを示し、1本の線の矢印はアナログ信号あるい
は単一ビット・デジタル信号を伝送する接続を表わす。
装置の処理速度によって、ある信号路では修正遅延が必
要に々ることもある。
デジタル信号処理回路の設計技術者は特定の装置の何処
にこのような遅延を必要とするのか知っている。
第2図にはテレビジョン受像機の信号処理部分が示され
ている。無線周波数(r%f )信号はアンテナ208
で受信され、チューナおよびIP回路210に供給され
る。回路210は例えば通常のテレビジョン・チューナ
と中間周波数(IF)フィルタおよび増幅器を含んでい
る。この発明の実施例では、IPフィルタの通過帯域は
変調された音声インターキャリヤ信号を包含しているこ
とが望ましい。
回路210によって発生されたIF倍信号、ベースバン
ド複合ビデオ信号CVを発生する通常の包路線検波器2
42に供給される。通常の同期分離回路244は信号C
Vに応答して複合ビデオ信号から複合同期信号CSを取
除く。同期分離回路244はまたバースト・ゲート信号
BGを発生し、この信号BGはビデオ信号の各水平線か
ら色同期バースト信号成分を引出すために使用される。
検出回路246は複合同期信号CSに応答して垂直同期
パルス期間に先行する最後の(6番目の)前置等化パル
スを検出する。検出回路246は、複合ビデオ信号の各
フィールドの6番目の前置等化パルスと実質的に一致す
る出力パルス信号VSを発生する。上に述べたように、
このパルスはゴースト信号の相対遅延を決定し、ゴース
ト打消しフィルタの係数を調整するだめに使用されるト
レーニング信号を配置するだめに使用される。
チューナおよびIF回路210によって発生された信号
は1だ第1同期検波器220、画像搬送波抽出回路22
2および第2の同期検波器230に供給される。画像搬
送波抽出回路222は、直接IPビデオ信号の画像搬送
波と位相および周波数が整列した第1基準信号を発生す
る。この第1基準信号は第1同期検波器220および9
00位相シフタ回路224に供給される。位相シック回
路224は第1基準信号に関して直角位相の第2の基準
信号を発生する。
第2の基準信号は第2の同期検波器230に供給される
同期検波器220および230はIP信号をそれぞれ同
相および直角位相成分に復調する。同相信号はアナログ
−デジタル変換器(ADC) 232に供給され、該ア
ナログ−デジタル変換器232は装置のクロック信号G
Kに応答してデジタル信号R工を発生する。
同様に直角位相信号はクロック信号GKに応答するアナ
ログ−デジタル変換器(ADO) 234に供給されて
デジタル信号RQが発生される。例えば、NTSC色副
搬送波周波数f。の3倍にはゾ等しい周波数3f。
をもったクロック信号CKは以下に述べるように位相ロ
ック・ループ(PLL) 260によって発生される。
信号R1およびRqはゴースト打消しプロセッサ280
およびマイクロプロセッサ282に供給される。以下に
述べるように、ゴースト打消しプロセッサ280はサン
プルされた複素データIIRフィルタを含んでいる。マ
イクロプロセッサ282の制御の下でプロセラ+j28
0はゴースト汚染された信号R1およびR1を濾波し、
すべてのゴースト信号が実質的に除去された直接信号の
同相成分に近似した信号S工を発生する。信号金工はデ
ジタル−アナログ変換器(DAC)286に供給され、
デジタル信号S1を表わすアナログ・ベースバンド複合
ビデオ信号を生成する。
このアナログ・ベースバンド複合ビデオ信号はバースト
・ゲート信号BGに応答する通常のバースト分離器28
8に供給され、複合ビデオ信号の各水平線から色同期バ
ースト成分を分離する。分離されたバースト信号は例え
ば約3foの共振周波数をもった共振クリスタル261
を含む通常のPLL 260に供給される。PLL 2
60はバースト信号によって制御されて3f0クロック
信号CKを発生する。
デジタル−アナログ変換器286からの複合ビデオ信号
はまだ通常のビデオ信号プロセッサ290と、インター
キャリヤ音声IP増幅器および検波回路292とに供給
される。ビデオ信号プロセッサ290は、例えば、複合
ビデオ信号からルミナンスおよびクロミナンス成分を分
離し、これらの成分を処理して表示装置(図示せず)に
供給するための赤、緑、青の3元色信号(R,GX B
)を生成する回路を含んでいる。インターキャリヤ音声
回路292は複合ビデオ信号から4.5MH2の音声搬
送波を分離するための共振同調回路、音声信号を発生す
るための4.5M)Iz  IF増幅器およびFM検波
器を含んでいる。音声信号はスピーカ(図示せず)に供
給するための音声信号を発生する音声信号プロセッサ2
94に供給される。
マイクロプロセラ−1j 2B2は、直接メモリ・アク
セス(DMA)命令、標準演算命令、中断処理容量を含
む現在市販されている数多くのマイクロプロセッサの任
意のものでよい。マイクロプロセッサ282はランダム
・アクセス・メモリ(RAM) 284に結合されてい
る。マイクロプロセッサ2日2は、そのとき選択された
チャンネルを示す回路210からの信号SPL 、・検
出回路246によって生成された信号VS、クロック信
号GK、および以下に述べるようにゴースト打消しプロ
セッサ280からの各種の信号を受信する。
パルス信号vSに応答してマイクロプロセッサ282は
DMA命令を実行してRAM 284中に6番目の等化
パルスに続く期間中に生ずる512個のR1およヒRQ
サンフルヲ蓄積スる。512個のサンプルは入力信号の
1水平線期間の約必を構成し、垂直同期パルスのリーデ
ィング・エツジ(波頭端)を表わすサンプルを含んでい
る。
次のフィールド期間中、マイクロプロセッサ282はこ
れらの蓄積されたサンプルを試験して垂直同期パルスの
リーディング・エツジを見付ffる。
この変化によってゴースト打消しフィルタで使用される
係数を発生させるトレーニング期間の開始をマークする
。VSパルスに後続するサンプルを蓄積する開始シーケ
ンスおよび垂直同期パルスのリーディング・エツジのタ
イミングを決定するだめのサンプル値の試験は測定の精
度を向上させるために幾つかのフィールド期間中反覆さ
れる。
開始シーケンスの第2の生成物は垂直同期パルスのチッ
プの振幅を表わす基準値”RBFとQRゆ、である。ス
テップ変化の直後に測定されたこの値はまた数フィール
ドにわたって平均される。工REF、QREFの公称値
はそれぞれ−40IRE、OIRE単位である。”RE
FおよびQREFの値、係数更新信号CUはマイクロプ
ロセッサ282によってゴースト打消しプロセッサ28
0に供給される。
第4図はゴースト信号が修正される期間を特定するM(
例えば256)の連続するサンプル期間の各々に対する
1個の反覆フィルタ段を含むゴースト打消しプロセッサ
280の一実施例のブロック図である。同図で、最初の
3段(420,440および460)と最終段(480
)が図示されている。各段は直接信号に関して予め定め
られた時間だけ遅延されたゴースト信号を修正する各別
のフィルタである。
一般にプロセッサの1番目の段はクロック信号GKのi
期間の相対遅延を有するゴースト信号を処理する。第4
図に示すプロセッサは2つの演算モード、即ち最適フィ
ルタ係数値がトレーニング波形を使用して計算される係
数更新モードと、多数路歪を除くためにビデオ信号が最
適係数値を使用して処理されるゴースト打消しモードを
持っている。M段のフィルタは同じ構成であるので、1
つの段420のみについて詳細に説明する。
アナログ−デジタル変換器232および234からの入
力信号R1およびRqは各減算器404.402に供給
される。ゴースト打消しモードでは、減算器404およ
び402は信号R□とRqからM個のフィルタ段によっ
て発生された同相および直角修正信号を減算してそれぞ
れ信号SI、SQを発生する。これらの信号は送信チャ
ンネルに供給される無歪み信号Sの同相および直角成分
に近似している。信号Slはゴースト打消しプロセッサ
の出力信号である。
しかしながら、係数更新モードでは、フィルタ係数はそ
れらの最適値にはなく、そのため減算器404および4
02によって与えられる信号S□および△ S、は重要なゴースト信号成分を含む可能性がある。
トレーニング信号の第2の部分の振幅は一定で既知の値
であるから、ゴースト信号成分の振幅はこれらの既知の
信号値と信号舎およびQ、 hの間の差■ として決定される。信号S□のゴースト信号成分(E工
)は、減算器406においてトレーニング信号の第2の
部分の期間中の会□の値を基準値”REFから減算し、
次いで制限回路407において差のサンプルが40 I
RE以下の大きさをもつように制限するとへ とによって決定される。同様に減算器410はSqサン
プルを基準値QREFから減算し、制限回路411はへ これらの差の値を40 IRE以下に制限して、信号S
のゴースト信号成分を表わす信号E、を生成する。
信号E1およびBqはゴースト打消しプロセッサによっ
て除去されていないゴースト信号を表わすので、誤差信
号と称することができる。信号E工およびEQはゴース
ト打消しプロセッサのv段の各々に並列的に供給されて
フィルタ係数を更新し、また上述のように誤差信号をモ
ニタするマイクロプロセッサ2日2に供給されてフィル
タが安定していることを保証する。単一のトレーニング
信号E工およびEQO値は例えばマイクロプロセッサ2
82へのDMA命令によってRAM 284に直接転送
される。
信号EおよびEqの各々は、トレーニング信号の■ 第2の部分のM個のサンプル期間の各々に対して1個の
サンプルを含んでいる。フィルタ係数が更新される間、
ゴースト打消しプロセッサ280の各段はこれらの誤差
サンプルの各人った対に応答する。フィルタの各段は、
その対応する誤差信号値が付勢信号EC□乃至ECMの
各人なるものによって得られるときに付勢される。第1
段420について示すように、信号EC□は幾つかのア
ンドゲート422および424の各々の第1入力端子に
供給される。アンドゲート422の第2の入力端子は誤
差信号E、の各人なるビットを受信するように結合され
ており、一方アンドゲート424の第2の入力端子は誤
差信号E工の各人なるビットを受信するように結合され
ている。従って、信号EC□が論理1のときのみ誤差信
号値E□およびE、は係数更新回路421に供給される
信号EC□乃至ECMはカウンタ428によって与えら
れる値に応答してM個のデコーダ426のうちの1個に
よって発生される。カウンタ428はマイクロプロセッ
サ2日2によって与えられる信号CUによって付勢され
てクロック信号GKのパルスを計数する。信号CDが論
理0で、トレーニング信号の第2の部分の期間中で、し
かも係数が更新されつ\あるときのみカウンタを付勢す
る。(tJが論理1のとき、計数値0がデコーダ426
に供給され、出力信号EC1乃至ECMのすべてが論理
0の値を持つ。
垂直同期パルスのリーディング・エツジの後、係数の更
新期間中、カウンタ428は付勢され、その値はクロッ
ク信号GKの連続するパルスによって1からMに増加さ
れる。カウンタの値ハデコーダ426に供給されて、デ
コーダの対応する出力信号ECよ乃至ECMを、クロッ
ク信号GKの1周期中に論理0から論理Oに切換える。
信号EC乃至ECMのタイミングはマイクロプロセッサ
282によって制御されて、垂直変化に後続するに番目
のサンプル期間に対応する誤差信号値E□およびE、は
、対応する付勢信号ECKが論理1のときに番目のフィ
ルタ段に供給される。
第1ゴースト打消し段420において、誤差信号E工お
よびEQは係数更新回路!21の2つの入力ポートに供
給される。回路421の他の2つの入力ポートは、遅延
素子414および416によってそれぞれクロック信号
CKの1周期分だけ遅延された信号S工およびSqを受
信するように結合されている。プロセッサの各段は先行
する段の対応する遅延素子に結合された414および4
16と同様な遅延段を含んでいるので、各段に供給され
る信号S□およびS、は順次より多数のクロック周期だ
け遅延される。遅延された信号あるいは非遅延信号S工
およびSQを参照するときの混乱を避けるために、減算
器402および404の出力ポートで得られる信号S1
およびSqのサンプルをそれぞれS 1(n)および5
q(n)と称し、所定段にの遅延素子によって与えられ
るサンプルを・−ドでは、サンプル値SI (n K 
)および5o(nK)、ハトレーニング波形中のステッ
プ変化の直後ノ各同相および直角サンプル値に対応する
係数更新演算で使用されるサンプル値S□(n−K )
およびSq (n K )はすべてのフィルタ段につい
て同じ値をもっていることが望ましい。従って、これら
の信号の代りに一定の値を使用するか、あるイハスヘテ
ノフィルタ段に対して1対のサンプルを使用することが
できると考えることができる。
第5図はこの発明を使用するのに適した係数更新回路4
21のブロック図を示す。誤差信号E□およびEQのサ
ンプルは複素マルチプライヤ510の1組の実数入力ボ
ートおよび虚数入力ポートに供給される。サンプル値5
q(nK)は2の補数回路512によって補数化される
。サンプルS□(n−K)および補数化されたSq (
n−K )はそれぞれ実数環S□(!1−K)、虚数項
5q(nK)を有する複素値の複素対を形成する。この
複素対の値は複素マルチプライヤ510の入力ポートの
第2の対に供給される。
マルチプライヤ510の出力信号は前述の式(8)の複
素積項(s、(n)−5’REF) s−(n−K )
に相当する。複素マルチプライヤ510は以下に述べる
第6図に示すものと同じである。
複素マルチプライヤ510によって与えられる積の実数
成分と虚数成分はそれぞれサンプル・スケーリング回路
517および513に供給される。回路51’i’およ
び513で各実数値および虚数値を適合定数Aで逓倍す
る。この実施例では、定数Aは例えば2  で、式(8
)の係数2.Itに相当する。
回路513および517によって行なわれるサンプル・
スケーリングは、もしサンプル・スケーリングが別の回
路によって行なわれるならば使用されるであろうピット
線よりも13ビツトだけ上位にあるマルチプライヤ51
0の出力信号のビット線を使用して(すなわちマルチプ
ライヤの出力信号をより下位ビット位置にシフトするこ
とによって)実行してもよい。あるいは以下に述べるよ
うに、加算器を減算器を簡単なものにするために、スケ
ーリングをマルチプライヤと加算器/減算器との間のマ
ルチプライヤ510によって実行することもできる。
各回路51’7および513からのスケーリングされた
実数および虚数(TおよびQ)サンプルはそれぞれ加算
器518および514に供給される。加算器518およ
び514の出力ポートは、先の係数値である(hK(i
)=aK(i)+jbK(1))を含ミ、加算Rm 5
1B オよび514に第2の入力値を供給する各ラッチ
52:lおよび516に結合されている。加算器によっ
てラッチに供給される値は複素係数hK(i + 1 
)を構成する係数値aK(i+1 )とbK(i+1)
である。第5図に示す係数更新回路は(8)式によって
表わされる係数更新演算を実行する。
ラッチ516および520は相互接続されたリセット入
力端子Rを有し、このリセット入力端子Rには信号RE
SET  Kが供給される。再び第4図を参照すると、
ゴースト打消しプロセッサの各段はマイクロプロセッサ
282に結合されたリセット入力端子RESET 1乃
至RESET Mを含んでいる。更新波゛算の一部とし
て、マイクロプロセッサは係数更新モードを入力する前
にすべてのラッチをリセットする(すなわち、すべての
係数値を0にセットする)。リセット入力端子はまたマ
イクロプロセッサによって使用されて、係数がプロセッ
サを不安定にする可能性があると判定されると、係数を
0にセットする。
係数更新回路421によって与えられる係数値a工およ
びb工は複素マルチプライヤ418の1組の実数入力ボ
ートおよび虚数入力ポートに供給される。
遅延サンプル期間(n−1)および令。(・−1)はそ
れぞれマルチプライヤ41日の実数および虚数入力ポー
トに供給される。複素マルチプライヤ418は例えば以
下に述べる第6図に示すものと同じものでよい。複素マ
ルチプライヤ418によって与えられる実数(同相)お
よび虚数(直角)値は直接信号に関連するクロック信号
GKの1周期だけ遅延されたゴースト信号に対する修正
信号を表わす。
更新モードおよびゴースト打消しモードの双方において
、ゴースト打消しプロセッサのM段の各々は同相および
直角位相修正信号を生成し、その段に関連する遅延に実
質的に等しい時間の大きさだけ主信号に関して遅延を受
けたゴースト信号を補償する。すなわち、各段には直接
信号に対してにサンプル期間だけ遅延を受けたゴースト
信号を修正する信号を発生する。
各段によって生成される信号は、1対の加算ツジー中の
より大きな遅延値を有する段からの対応する信号と合成
される。加算器430および432は第1ゴースト打消
し段420に対する加算ツリー中の接点である。複素マ
ルチプライヤ418によって発生された同相および直角
位相修正信号は各加算器430および432の第1の入
力ポートに供給される。加算器430および432の他
の入力ポートはそれぞれ加算器450および452の出
力ボートに結合されている。加算器450は段2乃至M
からの合成された同相修正信号を発生し、加算器452
は段2乃至Mからの直角位相修正信号を発生する。
加算器430および432によって発生された信号はフ
ィルタ段1乃至Mからの各合成された同相および直角位
相修正信号である。合成された同相修正信号は減算器4
04によって信号R□から減算されて信号S1を発生し
、合成された直角位相修正信号は減算器402によって
信号Rqによって減算されΔ て信号Sqを発生する。ゴースト打消しプロセッサで使
用される段Mの数に依存して、各段によって与えられる
遅延量を調整する必要がある。これによって、各段によ
って発生される修正信号は、減算器402および404
に時を得て供給されるように加算ツリーを得て伝播する
のに充分な時間を持つようにされる。
第6図はこの発明で使用するのに適した複素マルチプラ
イヤのブロック図である。第6図において、第1の実数
(同相〕および虚数(直角位相)値工□およびQ工は各
マルチプライヤ610および612に供給される。Iよ
およびQ□はまたマルチプライヤ61B 、616にそ
れぞれ供給される。第2の実数値工、および虚数値Q、
はそれぞれマルチプライヤ616および618に供給さ
れる。工、およびQ、はまたマルチプライヤ610.6
]−2にそれぞれ供給される。
マルチプライヤ6ユ0は工□と工、の積を生成して、そ
の結果を減算器614に供給し、マルチプライヤ612
はQ□とQ、の積を生成して、その結果を減算器614
に供給する。減算器614はQ□とQ2の積を■、と工
、の積から減算して実数出力値工、を生成する。マルチ
プライヤ616と618はそれぞれ工、とQ工の積、■
□とQ、の積を生成して、これらの積を加算器620に
供給する。加算器620はこれらの積を加算して虚数出
力値Q3を生成する。
前述のように、第4図に示すゴースト打消しプロセッサ
はマイクロプロセッサ282によって制御される。第8
A、8Bおよび80図はこれら3つの動作モード、すな
わち初期化、係数更新、およびゴースト打消しの各モー
ドにおけるマイクロプロセッサの各制御の流れを示すフ
ローチャートである。
第8A図において、電源が受像機に供給されたとき、あ
るいは新しいチャンネルが選択されたとき、マイクロプ
ロセッサはその初期化モードを入力する(−2テツfB
 10 )。内部可変FN(フィールド番号の記憶)が
0にセットされ(ステップ812)、マイクロプロセッ
サ282は6番目の等化パルス検出器246  からの
vSパルス信号を待つ(ステップ814)。vSパルス
が発生すると、マイクロプロセッサ282はDMA命令
を実行し、信号R工およびRqの各々の512個のサン
プルをRAM 284の予め定められた位置に転送する
(ステップ816)。VSパルスに後続するフィールド
期間中、マイクロプロセッサは蓄積されたサンプルを試
験しくステップ818)、同相サンプル期間中の最大の
ステップ変化を発見する。この変化は垂直同期パルスの
リーディング・エツジであると仮定する。
ステップ変化直後のサンプル期間はトレーニング信号の
第2の部分の開始をマークする。第1の蓄積されたR□
に対するこのサンプル期間の数ハバ/lzスVsに対す
る垂直同期パルスのタイミング全49定する。このサン
プル数は内部可変Tsで蓄積される。変化の直後に生ず
るサンプルR1およヒR,(’)値は前述・のようにゴ
ースト打消しプロセッサによって使用される値工REF
およびQRF!Fである。
T8および工RF、FとQREFの値は5フイールドの
期間にわたって平均され、制御ステップ820およヒ8
22 、およびステップ814への分枝によって示すよ
うにノイズを補償する。これらの値が決定されるとき、
マイクロプロセッサハIREFおよびQREFの値をゴ
ースト打消しプロセッサに蓄積させ(ステップ824)
、パルスをM個のフィルタ段の各々のリセット入力端子
に供給して(ステップ826)、それらの係数値をOに
セットする。
制御フローのステップA(ステップ823)は初期化モ
ードの終了と係数更新モードの開始をマークする。第8
B図で、係数更新モードの第1ステツプ(ステップ83
0)は可変FNをリセットする。
次いでマイクロプロセッサはvSパルスを待ち(ステッ
プ832)、FNを増加させる(ステップ834)。v
Sパルスの受信後、マイクロプロセッサハクロック信号
GKのT3パルスを計数しくステップ836)、第4図
のカウンタ428に供給される信号CUをリセットする
CUが0のとき、ゴースト打消しプロセッサはその係数
値を更新する。同時にマイクロプロセッサはDMA命令
を経て誤差信号E工およびEQの各々のM= 256 
個のサンプルを蓄積する(ステップ840 )。
サンプル期間’r8+ 256でこれらのサンプルが得
らレルト(ステップ842)、マイクロプロセッサは信
号CUを論理1にセットしくステップ844)、このフ
ィールドに対する係数更新動作を終了させる。
次いでE□とEQの蓄積された値がマイクロプロセッサ
によって予め処理された対応する値に対してチェックさ
れ、すべての誤差値が予め定められた閾値以下に収斂し
ているか否かを決定する(ステップ846)。収斂を決
定する前にマイクロプロセッサは予め定められた時間(
例えば1秒間)誤差値をモニタすることが期待される。
この遅延はいずれの誤差値も振動しないことを保証する
ために望ましい。
もしすべての値が収斂していると、制御フローは係数更
新モードの終了とゴースト打消しモードの開始をマーク
するステップBに分枝する(ステップ852)。約2秒
(120フイールドの期間)後すべての誤差値が収斂し
ていないと、マイクロプロセッサは可能な振動すなわち
発散誤差値に対応する係数をリセットしくステップ85
0)、次いでステップBに分枝する。
第8C図はゴースト打消しモードに対する制御フローを
示す。このモードではマイクロプロセッサは可変FNを
リセットしくステップ854 ) 、1200のフィー
ルド期間(20秒)が生ずる(ステップ860)まで各
フィールド期間中(ステップ856)それを増加する(
ステップ858)。これが生ずると、マイクロプロセッ
サはステップAに分枝し、先に計算された係数をさらに
正確にするために係数更新モードを開始させる。
第7図は別のゴースト打消しプロセッサのブロック図で
ある。第7図に示すプロセッサは5段(720,740
,760,770および780)のみを含み、その各々
は可変遅延素子を含んでいる。遅延素子の各々によって
与えられる遅延量は、直接信号と各人なるゴースト信号
との間との遅延時間に対応シテマイクロプロセッサ28
2によって制御される。
従って、第7図に示すプロセッサは5個のゴースト信号
に対してまで修正が可能である。
これら5個のゴースト信号のタイミングを決定するため
に、第9図に示すゴースト打消しプロセッサは修正フィ
ルタとして構成されていてもよい。
この修正およびゴースト打消しモードにおけるゴースト
打消しプロセッサの動作を理解するために、プロセッサ
を、その帰還路中に有限インパルス応答(FIR)フィ
ルタを含むIIRフィルタとして考察するのが有効であ
る。ゴースト打消しモードではゴースト信号を打消すの
に適した遅延および係数値をもったIIRフィルタとし
て構成されている。
しかしながら、修正モードでは帰還路は断ち切られ、プ
ロセッサはFIRフィルタとして構成される。
この5段のフィルタによって使用される遅延の値はそれ
ぞれ1.2.3.4.5サンプル周期であり、係数は以
下に述べるように直接信号の垂直同期の変化を覆う5個
のサンプル値から得られる。
修正モードでは、プロセッサは整合した修正フィルタと
して構成されている。
第1図に示すマイクロプロセッサ282とゴースト打消
しプロセッサ280の組合せは、初期化、ゴースト信号
相関、係数更新、およびゴースト打消しの4つの独立し
たモードで動作する。初期化モードは以下第9A図を参
照して述べるように、前に第4図および第8A図を参照
して述べた初期化モードとは異っている。このモードで
はマイクロプロセッサは6番目の等化パルスに後続する
512のサンプル期間に対する信号R□の振幅をモニタ
し、6番目の等化パルスに関する垂直同期パルスのリー
ディング・エツジのタイミングを決定し、修正係数を発
生する。
第7図において、各アナログ−デジタル変換器232お
よび234によって与えられる信号R工およびR1はそ
れぞれ減算器704および702に供給される。
ゴースト打消しモードでは、5段の修正およびゴースト
打消しフィルタ’i’20 、’i’40 、’760
 、7’10および780によって発生される合成され
た同相および合成された直角修正信号は減算器704お
よび702において各信号RI>よびRqから減算され
る。このモードでは、減算器704および702は修正
された信号S1およびS、を発生する。信号S1はゴー
スト打消しプロセッサの出力信号である。
しかしながら修正および係数更新モードでは、0値サン
プルは各減算器’704および702によってR1およ
びQ□から減算され、信号R工およびR8は各微分回路
′793および790に供給される。これらの各微分回
路はそのとき供給されたサンプルを、そのときのサンプ
ルの直前に回路に供給されたサンプルから減算する。微
分回路790および793によって与えられる微分サン
プルは各制限回路791および794によって40 I
RE以下の値を持つように制限される。この制限ステッ
プによってトレーニング信号の第2の部分中に生ずるノ
イズ・スパイクによる悪影響を減少させる。制限回路′
791およびツ94によって発生される信号は各減算器
792および795に供給される。係数更新モードでは
、これらの減算器は5個のフィルタ段によって発生され
た修正信号を微分されたR1およびR□から減算して各
誤差信号E、およびE工を発生させる。信号E、1およ
びElはマイクロプロセッサ282に供給されて、この
発明の実施例では係数値を更新するだめの計算を実行す
る。
微分され且つ制限されたRIオよびRq倍信号各2乗回
路′297および/96に供給される。これらの回路は
各サンプル値をそれ自身の値で逓倍して、その出力サン
プルを加算器798の各入力ポートに供給する。加算器
798は2乗された微分サンプルを加算してR1および
R8信号のベクトル和の大きさに相当する信号MAGを
発生させる。信号MAGは相関モード期間中、5個のフ
ィルタ段によって使用されて、直接信号に関して5個の
ゴースト信号までの遅延を決定する。
信号Eq 、 Q、およびMAGはマルチプレクサ70
6のそれぞれの異々る信号入力ポートに供給され、信△ 号−1S□および信号源708によって供給される0値
信号はマルチプレクサ710の対応する入力ポートに供
給される。マルチプレクサ706および710はマイク
ロプロセッサ282からの信号MODIUによって制御
されて、異なる動作モード期間中フィルタ段に適当な信
号を供給する。
装置がその係数モードにあるとき、トレーニング期間中
に信号E、およびE□が与えられ、装置がそのゴースト
打消しモードにあるとき、信号S□およΔ びS、が与えられ、装置がその相関モードにあるとき、
信号MAGと信号源708からの0値信号が与えられる
。マルチプレクサ’i’06および710からの信号出
力は5個の相関およびゴースト打消し段−i’20.7
40.760.770および780に並列的に供給され
る。これらの5段は構造的に同じであるので、1つの段
720についてのみ詳細に説明する。
マルチプレクサ″106および710によって与えられ
る信号は可変遅延素子714に供給される。遅延素子7
14は例えば2個のプログラム可能デジタルシフト・レ
ジスタを含み、各レジスタは293個の8ビット段ヲ有
している。そして一方のレジスタはマルチプレクサ70
6によって与えられる信号用として、他方のレジスタは
マルチプレクサ”10によって与えられる信号用として
設けられている。
シフト・レジスタがこれらの信号を遅延させる時間の大
きさはマイクロプロセッサ282によって与えられる遅
延制御信号D工によって制御される。マルチプレクサ7
10および706からの遅延信号はそれぞれ複素マルチ
プライヤ’718の第1の実数および虚数入力ボートに
供給される。各ラッチ722.721からの同相および
直角位相係数値IC□およびQC工はマルチプライヤ7
18の第2の実数および虚数人カポートにそれぞれ供給
される。各値IC□、QC□はマイクロプロセッサ2日
2によって各ラッチ722および721に供給される。
複素マルチプライヤ71Bから供給されるサンプルはゴ
ースト打消し装置の異なる動作モードにおいて異なる意
味をもっている。相関モードでは、信号源708からの
0値信号はマルチプライヤ71Bの第1の実数入力ポー
トに供給され、0値係数は第2の虚数人力ポートに供給
されるので、実数すなわち同相出力サンプルは0である
。虚数すなわち直角位相出力サンプルは相関フィルタの
第1の段の出力を表わす。
係数更新およびゴースト打消しモードでは、マルチプラ
イヤ71Bによって与えられるサンプルは、遅延値D□
によって表わされる時間量だけ直接信号に対して遅延さ
れたゴースト信号を修正する信号を表わす。5つの段’
i’20 % 740.760.770および7eOの
各々はそれらの対応する複素マルチプライヤの出力ポー
トに同様な信号を発生する。
各マルチプライヤによって与えられる同相および直角位
相信号は各画1および第2の加算ツリーで加算され、そ
れぞれデマルチプレクサ’i’13 、’712に供給
される。第1の加算ツリーは加算器730および+75
0、第1フィルタ段’i’60 、’770中の対応す
る加算器を含んでいる。第2の加算ツリーは加算器73
2と752、およびフィルタ段760および770中の
対応する加算器を含んでいる。これらの加算ツリーは第
4図を参照して述べたものと同様であるので、とNでは
説明する必要はない。
デマルチプレクサ713および712ハマイクロプロセ
ツサ2日2から供給されるモード信号によって制御され
て、第1および第2の加算ツリーの出力信号を相関およ
び係数更新モード期間中、各遅延素子705および+2
07に供給し、またゴースト打消しモード期間中、各減
算器704および702に供給する。遅延素子705お
よび707は微分回路793および790、制限回路7
94および791を通過するときの処理遅延を補償する
。遅延素子705および707によって与えられたサン
プルは各減算器795および792によって微分され且
つ制限されたR□およびRQ倍信号ら減算されて、それ
ぞれ誤差信号E□およびEqを発生する。
デマルチプレクサ712の出力信号CORはまた相関フ
ィルタの出力信号でもある。この信号はマイクロプロセ
ラf282で使用されて、直接信号に対するすべてのゴ
ースト信号のタイミングを決定する。第4図に示す実施
例と同様に、第7図に示すゴースト打消シプロセッサは
マイクロプロセッサ2日2によって制御される。第9A
図乃至第9D図はこの発明のこの実施例についての4つ
の動作モードのマイクロプロセッサ282の制御の流れ
を示すフローチャートである。
第9A図において、マイクロプロセッサは、電源が受像
機に供給されたとき、あるいは新しいチャンネルが選択
されたとき、その初期化モードを入力する(ステップ9
10)。内部可変FNはOにセットされ(ステップ91
2 ) 、マイクロプロセッサは6番目の等化パルス検
出器246からの信号VSの次のパルスを待つ(ステッ
プ914 )。そのパルスが生ずるとマイクロプロセッ
サは可変FNを増加させる。
VSパルスが発生した時、マイクロプロセッサはDMA
命令を実行して、信号R□およびRqの各々の512個
のサンプルをRAM 2B4の予め定められた位置に転
送する(ステップ916)。第8A図に関して前に述べ
たように、これらのサンプルは垂直同期パルスのリーデ
ィング・エツジを表わすサンプルを含んでいる。マイク
ロプロセッサはこれらのサンプル値が転送されるまで待
ち状態を入力する(ステップ917)。
パルスVSに続くフィールド期間中、マイクロプロセッ
サは(9)式に従ってサンプルR工およヒRQの各対に
対する値mを計算する(ステップ918)。
m−(R工(n)−R工(n−1) ) + (Rq(
n)−Rq (n−1) )2これらの値は信号R工お
よびR8の合成された微分値の瞬間の大きさに相当する
。サンプルMは、トレ従って、非0値のサンプルは垂直
同期パルスのリーディング・エツジおよび垂直同期パル
スのリーディング・エツジのゴーストにおいて生ずる。
もしMの値をプロットすると、得られた波形は垂直同期
パルスのリーディング・エツジでピークを持ち、サンプ
ルされた期間における垂直同期パルスのゴーストの各々
において小ピークを持つ。これらのピークの形は直接信
号とゴースト信号との相対的な位相には関係なく実質的
に同じである。
マイクロプロセッサ2日2は値mを試験しくステップ9
20)、内部可変TSを最大ピークの中心サンプルに相
当するサンプル値(すなわち、パルスVSと垂直同期パ
ルスのリーディング・エツジとの間のサンプル数)の指
数にセットする。この指数を持つサンプル値、その直前
の2つのサンプル、その直後の2つのサンプルは、5個
のサンプルの平均値を各サンプルから減算するととによ
って規格化し、5個の相関係数としてRAM 284に
蓄積される。
相関係数CC1、CG2、CC3、CC4およびCC5
は蓄積され、それらが引出されるサンプルの順序で使用
される(例えば、CC3はサンプルmの最大ピーク値に
対応する)。信号R工およびR1中のノイズを補償する
ために、T8およびCC1乃至CC5の値は5フイ一ル
ド期間にわたって平均される(ステップ922)。
加算器798によって発生された信号MACiがマイク
ロプロセッサ282によって発生された値mと実質的に
同じであることに注目する必要がある。これはステップ
916について、信号MAGのサンプルは信号R工およ
びRqのサンプルの代りにRAM 284 K転送され
、式(9)によって表わされる計算がステップ91Bか
ら除かれることを意図している。
マイクロプロセッサ282の制御の流れの次のステップ
924で、フィルタ係数(IC%QC)および遅延値(
D)が、そのとき選択されたチャンネルに対して既に計
数され、蓄積されているか否かを決定する。もしこれら
の値が蓄積されていると、ステップ926においてゴー
スト打消しプロセッサ中の対応スるラッチに転送される
。次いで、ステップ928においてマイクロプロセッサ
は、第9B図を参照して後程述べるように係数更新モー
ドを入力する。
しかしながら、チャンネルに対する係数および遅延値が
蓄積されていないと、ステップ925においてマイクロ
プロセッサは相関モードを入力する。
第9C図は相関モードにおけるマイクロプロセッサ28
2の制御の流れを示すフローチャートである。
第1ステツプ970でMODE信号をその相関値にセッ
トする。次いでステップ972で、相関係数CCI乃至
CC5は各々のバスICよ乃至工C5を経て5個のフィ
ルタ段の工係数ラッチにローディングされ、1乃至5の
サンプル期間の遅延値(D)は各5個のフィルタ段’i
’20 、’i’40.760 、’7’i’Oおよび
780の遅延素子にローディングされる。
ステップ974で内部フィールド計数可変FNがリセッ
トされる。次いでマイクロプロセラ+ 282ハ信号v
Sの次のパルスを待ち(ステップ976)、このパルス
が生ずるとFNを増加させる。ステップ978でマイク
ロプロセッサはそのパルスの後のTs+でのサンプリン
グ周期を待ち、DMA命令を実行して信号COHの29
3個のサンプルを得る。サンプル期間での数は信号R1
およびR1から信号CORを発生する回路を通過すると
きの処理遅延を表わす。マイクロプロセッサは、垂直同
期パルスのリーディング・エツジの各ゴーストが生ずる
サンプル指数(D)を決定する前にすべてのサンプルが
転送されるまで待つ(ステップ982)。すべてのゴー
ストに対するサンプル数はノイズを補償するために5フ
イ一ルド期間にわたって平均される(ステップ984)
第マ図を参照すると、相関モードにおいてマルチプレク
サ706は信号MAGを遅延素子’i’14を経て複素
マルチプライヤ71日の虚数(直角)入力ポートの1つ
に供給する。マルチプレクサ’i’loは信号源708
からの値を対応する実数(同相)入力ポートに供給する
マイクロプロセッサは相関係数CCIをバスIC□を経
てラッチ722に供給し、0値をバスQcmを経てラッ
チ721に供給する。ラッチ’i’21および722は
複素マルチプライヤ71Bにそれぞれ第2の虚数および
実数入力値を供給する。1つの実数入力値と1つの虚数
入力値とが0であるので、複素マルチプライヤの実数出
力値はOである。
マルチプライヤ718の虚数出力値と段’740、’i
’60、’i’70. ’i’80の対応するマルチプ
ライヤの虚数出力値は加算器732および752を含む
加算ツリー中で加算される。加算された値はデマルチプ
レクサ712に供給され、該デマルチプレクサ’/12
 ハマイクロプロセッサ282から供給されるモード信
号の制御の下で加算された信号をバスCOHに導く。
この構成ではゴースト打消しプロセッサは出力重み付け
FIRフィルタとして動作する。上述のように、5段の
フィルタによって使用される各遅延値はそれぞれ1.2
.3.4.5のクロック周期であり、このフィルタの重
み付は係数は式(9)に従って垂直同期パルスのリーデ
ィング・エツジにおいて信号R工およびR1から計算さ
れた5個の連続する値mを規格化することによって発生
される。
微分回路790および793、制限回路’791および
794.2東回路796および797 、加算器798
はトレーニング信号波形の第2の部分のサンプルに関し
て式(9)と同様な計算を実行する。その結果、ゴース
ト打消しプロセッサは相関モードにおいて整合された相
関フィルタとなる。
サンプルCOHによって表わされる出力信号の波形は垂
直同期パルスのリーディング・エツジのゴーストに対応
するサンプル数でピークを持っている。マイクロプロセ
ッサ282は5個の最大ピークのサンプル数を決定し、
例えばDIが最小サンプル数、D5が最大のサンプル数
であるとすれば、それらを値DI乃至D5として蓄積す
る。
第9C図を参照すると、一旦遅延値D1乃至D5が決定
されると、マイクロプロセッサ2日2ハステツプ986
においてO係数値をパスIC□乃至工C5、QC□乃至
QC5を経て5個のフィルタ段に供給し、Dl乃至D5
の値をその段の各可変遅延素子にローディングする。ス
テップ928でマイクロプロセッサハ係数更新モードを
入力する。
係数更新モードにおけるマイクロプロセッサの制御の流
れは第9B図に示されている。第1ステンプ930にお
いて1信号MODEをその係数更新値に変化させ、内部
フィールド数可変FNをリセットする。次いで、マイク
ロプロセッサは信号vSの次のパルスを待ち、FNを増
加させる(ステップ932)。
ステップ936でマイクロプロセッサはvSパルスの発
生後T8+てのサンプル周期を待ち、直接メモリ・アク
セス命令(ステップ940)を経て誤差信号E工および
Bqのサンプルを得る。マイクロプロセッサはステップ
942を完結するためにメモリ・アクセスを待ち、式(
8)で述べた演算と同様な演算を使用して、係数IC□
乃至XC5およびqcm乃至QC5に対する新しい値を
計算する。この実施例に対しては次の式(8)は式(l
O)のようになる。
hK(1+1)+:hK(i)+2μE i (n) 
E in (n−K )       flo1式(圃
において、hK(i+1)およびh K(1)は、Kク
ロック周期に等しい時間遅延をもったフィルタ段に対す
る新しい係数値と旧い係数値をそれぞれ表わす・複素数
である。複素係数hK(i)は式(11)によって表わ
される。
hK(i)=ICK(t)十jQCK(i)     
          (n)項Ei(n)は、直接信号
に対してにクロック周期だけ遅延されたゴースト信号の
2つの垂直同期パルスのリーディング・エツジの中央に
おける誤差信号E工およびE、の値を表わす複素数であ
る。信号E工およびE、はそれぞれ微分され且つ制限さ
れた信号R□1およびR8を表わすので、5RFFに対
する基準値は0である。最後に、項TAix (n−K
)はE□(0)の複素変化を示す複素数である。すなわ
ち、直接信号からの垂直同期パルスのリーディング・エ
ツジの中央サンプルに対するE工と2の補数化されたE
、の値である。値2.IIは例えば2−13に等しいス
ケーラ適合定数である。
新しい係数値が計算されると、それらは適当なフィルタ
段のラッチにローティングされる(ステップ944 )
。次いでマイクロプロセッサは例えば1秒間にわたる収
斂に対して誤差信号E□およびE。
をチェックする。もし誤差信号が収斂すると(ステップ
946 ) 、制御の流れはゴースト打消しモ−ドに分
枝する(ステップ952)。もし係数が収斂し々いと(
ステップ948)、マイクロプロセッサは分枝してステ
ップ932に戻り、120フイールドが処理されるまで
(2秒)他のフィールドの垂直同期パルスを処理する。
2秒後に誤差信号EIおよびEQが収斂していないと、
マイクロプロセッサは係数を収斂していない誤差信号値
に相当するICおよびQCにリセットしくステップ95
0)、ゴースト打消しモードに分枝する(ステップ95
2)。
この発明の実施例のゴースト打消しモードに対する制御
の流れは第9D図に示されている。このフローチャート
は信号MOD1i:が最初そのゴースト打消し値にセッ
トされる(ステップ954)ことを除いて第8C図に示
すフローチャートと同じである。
第9A図のステップ926は、係数更新モードを入力す
る前に再蓄積される特定のチャンネルに対する先に計算
された係数値を表わす。視聴者はこのステップを無視し
て、ゴースト打消し装置を遅延(D)の新しい値および
フィルタ係数(ICおよびQC)の新しい値に相関させ
、計算させることができる。
この選択はテレビジョンのアンテナの位置が次から次へ
と変化する可能性のあるときに望捷しい。
上述のこの発明の実施例はデジタル回路に関するもので
あるが、この発明は電荷結合装置(COD)やアナログ
演算回路(加算器、減算器、マルチプライヤ)のような
アナログ・サンプル・データ回路を使用して実施するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を説明するのに有効な直接信号に対す
る任意のゴースト信号の波形を示す図、第2図はこの発
明の原理を実施しだテレビジョン受像機のブロック図、 第3図は第2図に示す実施例の動作を説明するのに有効
な波形を示す振幅と時間の関係を示す図、第4図は第2
図に示す実施例と共に使用するのに有効なゴースト打消
しプロセッサのブロック図、第5図は第4図に示すフィ
ルタと使用するのに適した係数更新回路のブロック図、 第6図は第4図および第5図に示す回路と使用するのに
適した複素マルチプライヤのブロック図、第7図は第2
図に示す実施例と共に使用するのに適したゴースト修正
プロセッサの別の実施例のブロック図、 第8A図、第8B図、第8C図、第9A図、第9B図、
第9C図および第9D図は第2図に示すマイクロプロセ
ッサの動作を説明するのに有効なフローチャートである
。 210・・・信号源 414.416.714・・・遅延手段、418.71
8・・・スフ−リング手段、 (56)・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トレーニング信合成分を有する直接信号と搬送波
    信号を変調する遅延直接ゴースト信号とを含む入力信号
    の信号源と、 上記信号源に結合されていて上記搬送波信号と同相の第
    1のベースバンド信号と、上記搬送波信号と直角位相の
    第2のベースバンド信号とを引出す信号引出し手段と、 上記第1および第2のベースバンド信号を受信するよう
    に結合された実数および虚数入力端子と、該入力端子に
    供給された信号を遅延させるための遅延手段と、該遅延
    手段によって与えられる信号を複素フィルタ係数でスケ
    ーリングする手段とを有し、上記ゴースト信号を相対的
    に除外して上記直接信号を表わす出力信号を発生するサ
    ンプルされたデータ用複素フィルタと、 上記信号源およびフィルタに結合されていて上記複素フ
    ィルタ係数を発生させる手段とからなり、上記複素フィ
    ルタ係数を発生させる手段は、上記トレーニング信号に
    応答して上記フィルタによって発生された出力信号に応
    答して、上記トレーニング信号から複素誤差信号を発生
    させる誤差信号発生手段と、上記複素誤差信号を上記遅
    延手段によって供給された複素信号と算術的に合成して
    複素係数更新値を発生する手段と、上記合成手段と上記
    フィルタとに結合されていて上記複素係数更新値と先に
    発生された複素係数更新値とを合成して上記複素フィル
    タ係数を発生する手段とからなる、ゴースト打消し装置
JP61315956A 1985-12-24 1986-12-24 多ゴースト打消し装置 Expired - Fee Related JPH06101811B2 (ja)

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