JPS62159612A - マツトレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｅ発明の目的Ｊ （産業上の利用分野） 本発明は、寝具、Ｐ！！具等のマツトレスに関するもの
である。

（従来の技術） 従来のマツトレスは、例えば実公昭５９−４１７３８＠
公報に示されるものが知られている。このマツトレスは
第６図に示１ように、１枚の弾性発泡体２ａの厚さｔ１
方向に６通する多数の切込みを設けこの切込みを広げて
形成したａ通孔２０１ａをもつ厚板状の弾性発泡体２ａ
と、該貫通孔２０１ａの少なくとも一部に挿入されたコ
イルスプリング３ａと、該コイルスプリング３ａをもつ
該弾性発泡体２ａをＩＩる外装体４ａとで構成されてい
る。

（本発明が解決しようとする問題点） 従来のマツトレスはその作成時に１枚の弾性発泡体２ａ
の厚さｔ１方向に口過する多数の切込みを設ける必要が
あること、該切込みのひとつひとつを広げて形成した貫
通孔２０１ａに該コイルスプリング３ａを挿入づること
、等の手間が必要である。更に又、複数個のコイルスプ
リング３ａを一体となったひとつの弾性発泡体２ａで保
持、連結している。このＩζめ、マツトレスの使用に際
して該複数個の各コイルスプリング３ａは弾性発泡体２
ａの厚さｔ１方向へ押圧された場合、該ひとつの弾性発
泡体２ａに連結された他のコイルスプリング３ａを移動
させる。すると、該マツトレスの表面は歪み形状を発生
させる。かつ、人体の背面部を支える位置で、該背面部
の形状に沿ってマツトレスの表面を、該背面部に確実に
フィツトすることができない。

すなわち、人体の背面各部の形状に当接するマツトレス
の一部が人体の背面部に押されてその押圧方向に移動ケ
る場合、該背面部に押圧されるコイルスプリング３ａの
他に、その周辺に配置をされたコイルスプリング３ａが
該弾性発泡体２ａによって略同方向に引張られて追従移
動する。このため該マツトレスの表面は歪みを発生させ
、該背面部の形状にうま（フィツトしない。この状態は
、該背面部の形状が大きく変化するマツトレスの長手方
向で若しいものとなる。

従ってマツトレスの使用者は快適な使用状態が得られな
い。又、歪の発生により弾性発泡体２が劣化し易い。

本発明は上記した実情に鑑みなされたものであり、その
主目的は、人体の背面各部の形状にフィツトし、快適な
使用状態を１！７るマツトレスを捉供するにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明に係るマツトレスは、厚さ方向に多数の厄通孔を
もつ厚板状の弾性発泡体と、該間通孔の少なくとも一部
に挿入されたコイルスプリングと、該弾性発泡体を被覆
する外装体とからなるマツトレスにおいて、 該弾性発泡体は、両側面が周期的凹凸部とからなる波板
状弾性帯をその凸部が隣りの弾性帯の凸部と互いに対向
し、隣り同志で、対向する２個の凹部で該貫通孔を形成
する形状で配置された複数個の該弾性帯で構成されてい
ることを特徴とするものである。

このように構成したことにより、マツトレスに用いる厚
板状の弾性発泡体を構成する波板状を構成する際、両側
面が周期的凹凸部であるため長尺の板状材料を用いて該
板状材料の長手方向と直角に３１！続して同じ形状の波
板状弾性帯が裁断加工でき、材料に無駄がない。又、こ
のようにして裁断加工された波板状弾性帯は、他の波板
状弾性帯を１８０度反転させた状態で凸部と凸部、四部
と凹部とが対向する形状で配置することによって多数の
４通孔を加工することなく形成できる。更に又、人体背
面部の各ＦＩＳ位に当接する位置の波板状弾性帯は、コ
イルスプリングを保持する２枚の波板状弾性帯をひとつ
の単位として厚み方向に伸縮移動可能となる。これと共
に該背面部に当接づる波板状弾性帯及び該弾性帯に保持
されたコイルスプリングが、該背面部により押圧方向へ
移動する場合、他位置の波板状弾性帯及び該波板状弾性
帯に保持されたコイルスプリングに緩衝しない。

従って、複数個の波板状弾性帯がマツトレスの使用者の
人体の背面部の各部位に別々に当接し、該各部位の形状
に沿って該弾性帯及び該弾性帯に保持されたコイルスプ
リングの作用力でマツトレスの表面を確実に該背面部に
フィツトすることができ、快適な使用状態が１９られる
。

本発明のマツトレスは弾性発泡体と、コイルスプリング
と、外装体とを構成要素としている。

構成要素のうち外装体は従来と同じものを使用できる。

本発明の特色は、弾性発泡体にある。該弾性発泡体は厚
さ方向に多数の貫通孔をもつ厚板状で、複数個の波板状
弾性帯で構成される。

波板状弾性帯はウレタンフオーム、発泡ゴム等の弾性を
もつ材質で形成され、後で述べるコイルスプリングを保
持した状態で外装体内に収容されて、該コイルスプリン
グと共に人体の背面部を支えるものである。該弾性帯は
両側面が長手方向に周期的凹凸部をもつ帯状の形状であ
る。

該周期的凹凸部の形状は略半円形状、略Ｖ字形状、略四
角形状等の凹部と凸部とが交互に連続する波形形状とづ
ることができる。

又、該凹部及び凸部の大きさ及びピッチ間隔は任意に設
計することができる。

該波板状弾性帯は互いに該波形形状の側面を対向させた
２側御組の複数個が外装体内に配置される。この場合波
板状弾性帯の凸部が隣りの弾性帯の凸部と互いに対向し
、隣り同志で、対向する２個の凹部で該貫通孔を形成す
る形状で配置される。

かつ互いに対向する２個の凸部は、該２個の四部で形成
した貫通孔内に後で述べるコイルスプリングを配設した
状態で接着剤等で接着される。この後、複数個の該弾性
帯は長手方向の側面を、マツトレスの長手方向に対し直
角に配設される。

コイルスプリングは該貫通孔内に配置され、その付勢力
で該波板弾性帯と共に外装体を介して人体の背面部を支
えるものである。該コイルスプリングの径及び作用力は
種々任意に変更することができる。

該コイルスプリングは両端のコイル径が中央部のコイル
径より大きい鼓状であり、該両端のコイルは該コイルス
プリングを収納する貫通孔の外にあり、該両端のコイル
で該貫通孔を形成する部分を挟持することができる。

この場合には該鼓状コイルバネは両端部間が該貫通孔を
形成する該波板状弾性帯で保持される。

該貫通孔径より大きな径の両端部が軸方向への扱は止め
ストッパーとして作用する。従って該コイルバネは該貫
通孔の軸方向に扱けることがない。

外装体は、内部に収容した複数個の波板状弾性帯よりな
る弾性発泡体の厚さ方向の両端面を被覆する表皮部材と
、該弾性発泡体の周側部を被覆する側面被覆体とからな
る。該表皮部材と側面被覆体は板状の弾性発泡体を使用
できる。又、外装体と、複数個の波板状弾性帯よりなる
弾性発泡体の厚さ方向の両端面の間にはフェルトあるい
は樹脂ネット等のような伸縮性のあるシート状の保護層
が装置されている。該保護層は、コイルスプリングの独
立したたわみを阻害しないものである。

（作用） 上記のように構成された本発明のマツトレスの作用を説
明する。

本発明のマツトレスの構成によると、該マツトレスの使
用時に人体の背面部の各部位には複数個の波板状弾性帯
がそれぞれ当接する。すると該背面部の各部位に当接す
る位置の波板状弾性帯及び該弾性帯に保持されたコイル
スプリングは他の波板状弾性帯及び他のコイルスプリン
グと別々に移動し、かつ該弾性帯の厚さ方向に押圧され
る。

この場合、該背面部の各部位における形状によって各コ
イルスプリングの移８量は異なるものとなるが、各弾性
帯の移動時に、他の波板状弾性帯及び該他の弾性帯に保
持された他のコイルスプリングを連動させない。従って
マツトレスの表面は歪み形状を発生させることなく該コ
イルスプリングは前記抑圧時の反力でマツトレスの表面
を人体の背面部の各部位形状にフィツトさせる。

〈実施例） 本発明のマツトレスの実施例を第１図、第２図、第３図
に基づいて説明する。

本実施例のマツトレス１は弾性発泡体２と、コイルスプ
リング３と、外装体４とを構成要素としている。

構成要素のうち外装体４は従来と同じものを使用できる
。

弾性発泡体２は厚さ方向に多数の貫通孔２０１を厚板状
で、複数個の波板状弾性帯２０で構成される。

波板状弾性帯２０は弾性をもつ材質で形成され、後で述
べるコイルスプリング３を保持した状態で外装体４内に
収容されて、該コイルスプリング３と共に人体の背面部
を支えるものである。該弾性帯２０はポリウレタンフォ
ームを使用できる。該弾性帯２０は両側面が長手方向に
周期的凹凸部２００をもつ帯状の形状である。

該周期的凹凸部２００の形状は略半円形状の凹部２００
ａと凸部２００ｂとが交互に連続する波形形状である。

又、該凹部２００ａ及び凸部２００ｂの大きさ及びピッ
チ間隔は任意に変更することができる。

該波板状弾性帯２０は互いに該波形形状の側面を対向さ
せた２側御組の複数個の集合体で弾性発泡体２を構成す
る。これと共に複数個の該弾性帯２ｏは長手方向の側面
を、マツトレス１の長手方向りに対し直角に配設される
。この場合波板状弾性帯２０の凸部２００ｂが隣りの弾
性帯２０の凸部２００ｂと互いに対向し、隣り同゛志で
、対向する２個の凹ｉ’Ｚ２００ａ　、２００ａ　Ｔ−
該貫通孔２０１を形成する形状で配置される。かつ互い
に対向する２個の凸部２００ｂと２００ｂとは、該２個
の凹部２００ａと２００ａとで形成された漢通孔２０１
内にコイルスプリング３を配置した状態で、接着剤によ
り接着されている。

コイルスプリング３は該貫通孔２０１内に配置され、そ
の付勢力で該波板弾性帯２０と共に外装体４を介して人
体の背面部を支えるものである。

該コイルスプリング３は径及び作用力を種々任意に変更
することができる。

該コイルスプリング３は両端３０１．３０１のコイル径
が中央部３０２のコイル径より大きい鼓状であり、該両
端３０１．３０１のコイルは該コイルスプリング３を収
納する貫通孔２０１の外にあり、該両端３０１．３０１
のコイルで該貫通孔２０１を形成する波板状弾性帯２０
の厚みｔ方向の部分を挟持している。

これによって、該コイルスプリング３は該１通孔２０１
の軸方向に扱けることがない。

外装体４は、内部に収容され、該弾性発泡体２を波板状
弾性帯２０の厚さｔ方向の両端面を被覆する表皮部材４
０１と、該弾性発泡体２の周側部を被覆する側面被覆体
４０２とからなる。該表皮部材４０１と側面被覆体４０
２は板状弾性発泡体を使用できる。又、該表皮部４０１
はマツ１−レス１の表面を形成している。

又、表皮部４０１と、該外装体４内部に収容した波板状
弾性帯２０とは、ボタン４０４によって連結される。又
、側面被覆体４０２と波板状弾性帯２０の長手方向の両
端２０２．２０２は接着剤で接着されている。

又、表皮部４０１と、弾性発泡体２の厚さ方向の両端面
の間には伸縮性のあるシート状の保護層４０３が装置さ
れている。該保ａ！層４０３は、伸縮することによって
コイルスプリング３の独立したたわみを阻害しないもの
である。保１１１１４０３は樹脂ネットを使用できる。

該保ｍＷ！：１４０３はホグリング４０５でコイルの両
端に係止されている。

上記のように構成された本発明のマツトレスの実施例作
用を説明する。

本発明のマツトレスの構成によると、該マツトレス１の
使用時に人体の背面部の各部位には複数個の波板状弾性
帯２０がそれぞれ当接する。すると該背面部の各部位に
当接する位置の波板状弾性帯２０及び該弾性帯２０に保
持されたコイルスプリング３は該弾性帯２０の厚さ方向
に押圧される。

この場合、該背面部の各部位における形状及び重さによ
って該各弾性帯２０及び各コイルスプリング３の移動間
は異なるものとなるが、各弾性帯２０毎の移動時に、伯
の波板状弾性帯２０及び該弾性帯２０に保持されたコイ
ルスプリング３を連動させない。従ってマツトレス１の
表面は歪み形状を発生させることなく該コイルスプリン
グ３は前記押圧時の反力でマツトレス１の表面を人体の
背面部の各部位の形状にフィツトさせる。

本発明の第１変形例を第４図に示す。

第１変形例では波板状弾性帯２０の両側面の周期的凹凸
部２００の形状は略■字形状の凹部２００ａ及び凸部２
００ｂとが交互に連続する波形形状である。

第１変形例の他の構成及び作用は実施例と同じであるの
で省略する。

本発明の第２変形例を第５図に示す。

第２変形例では波板状弾性帯２０の両側面の周期的凹凸
部２００の形状は略四角形状の凹部２００ａ及び凸部２
００ｂとが交互に連続する波形形状である。

第２変形例の他の構成及び作用は実施例と同じであるの
で省略する。

Ｅ本発明の特有の効果］ 本発明のマツトレスは弾性発泡体と、コイルスプリング
と、外装体とからなり、弾性発泡体は、両側面が周期的
凹凸部とからなる波板状弾性帯をその凸部が隣りの弾性
帯の凸部と互いに対向し、隣り同志で、対向する２個の
凹部で該貫通孔を形成する形状で配置された複数個の該
弾性帯で構成されている。

従ってマツトレスに用いる厚板状の弾性発泡体を構成す
る波板状弾性帯を形成する際、両側面が周期的凹凸部形
状であるため長尺の板状材料を用いて該板状材料の長手
方向と直角に連続して同じ形状の波板状弾性帯が裁断加
工でき、材料に無駄がない。又、このようにして裁断加
工された波板状弾性帯は、他の波板状弾性帯を１８０度
反転させた状態で凸部と凸部、凹部と凹部とが対向する
形状で配置することによって多数の貫通孔を加工するこ
となく形成できる。

又、該マツトレスを使用した使用者の背面部の各部位の
形状に各弾性帯及び該弾性帯で保持されたコイルスプリ
ングが、独立して作動し、かつ他の波板状弾性帯及び他
の該弾性帯で保持されたコイルスプリングを連動させな
い。このため、各々が互いに移動量を！！Ｊ！ｌｉさせ
ることなく、人体各部位の荷重に適合して移動するから
、人体の各部位に当接する位置のマット部分が歪みを発
生させない。従って各部位にフィツトした状態を得られ
る。

かつ、マツトレスの使用者は快適な使用状態が１ｒＩら
れる。又、歪みを発生させないので、弾性発泡体を構成
する波板状弾性帯は劣化の度合が少なくなり、耐久性を
向上させ得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のマツトレスの実施例の構成を説明する
部分断面斜視図、第２図は第１図における要部を示す部
分断面斜視図、第３図は第１図における波板状弾性帯の
部分拡大平面図である。第４図は本発明のマツトレスの
要部の第１変形例を。 示す部分平面図、第５図は同じく要部の第２変形例を示
す部分平面図、第６図は従来のマツトレスの構成を示す
部分断面斜視図である。 １・・・マツトレス　　　　２・・・弾性発泡体３・・
・コイルスプリング　４・・・外装体２０・・・波板状
弾性帯 ２０１・・・貫通孔 ２００・・・周期的凹凸部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）厚さ方向に多数の貫通孔をもつ厚板状の弾性発泡
   体と、該貫通孔の少なくとも一部に挿入されたコイルス
   プリングと、該弾性発泡体を被覆する外装体とからなる
   マットレスにおいて、 該弾性発泡体は、両側面が周期的凹凸部からなる波板状
   弾性帯をその凸部が隣りの弾性帯の凸部と互いに対向し
   、隣り同志で、対向する２個の凹部で該貫通孔を形成す
   る形状で配置された複数個の該弾性帯で構成されている
   ことを特徴とするマットレス。
2. （２）コイルスプリングは両端のコイル径が中央部のコ
   イル径より大きい鼓状であり、該両端のコイルは該コイ
   ルスプリングを収納する貫通孔の外にあり、該両端のコ
   イルで該貫通孔を形成する部分を挟持している特許請求
   の範囲第１項記載のマットレス。