JPS62158920A - 燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は集合排気式の燃焼装置に関する。

（従来の技術） 従来熱交換器、バーナおよびファンで構成される第１、
第２の燃焼器を内蔵し両燃焼器の１１気を共通のり１気
筒を介して排気させる式のものにあっては、１方の燃焼
器の排気が他方の排気に影響を与えることが知られ、こ
れを解決するものも実願昭５８−１５８６４号公報等で
知られる。

（発明が解決しようとする問題点） しかし従来用られるものは、強制通風式の燃焼器を１対
に設けたものの場合の不都合を解決するものが提案され
ているにすぎず、１方が強制通風式であり、他方が出湯
温度に比例して燃焼する燃焼器であるものはまったく見
られず、特に第１、第２の燃焼器の１方が強制送気式の
オン、オフ制御される式の燃焼器であり、他方の燃焼器
が出湯温度に比例して第１燃焼器の燃焼量より燃焼量の
小さい小能力からこれより大きい大能力まで燃焼量を変
化させると共にファンのｆｆｌ量を該燃焼量に応じて変
化させ得る燃焼器とした場合特に比例制御される燃焼器
の小能力時に他方の燃焼器の影響を受けて燃焼が不安定
となる不都合がある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、か）る不都合のない燃焼装置を１ｑることを
その目的とするもので、熱交換器、バーナおＪ：びファ
ンで構成される第１、第２の燃焼器を内蔵し、両燃焼器
の排気を共通の排気筒を介して行うものであって第１の
燃焼器をファンを備える強制送気式のオン、オフ型の燃
焼器に構成し、第２の燃焼器を負荷の温度に比例して第
１燃焼器の燃焼量より燃焼量の小さい小能力からこれよ
り大きい大能力まで燃焼量が変化すると共にファンの風
量を該燃焼量に応じて変化させる燃焼器に構成したもの
に於いて、第１の燃焼器のファンが作動中第２の燃焼器
の小能力時にファンの回転数を増大させるようにして成
る。

（作　用） 例えば、第１の燃焼器の燃焼量をｉｏ、ｏｏｏにｃａｌ
／ｈｒ第２の燃焼器の燃焼量を７，０００　Ｋｃａｌ／
ｈｒｈ１ら３０，０ＯＯＫｃａｌ／　ｈｒまで調節出来
るものとしだ場合、第１の燃焼器にあっては、３０Ｔｄ
／ｈｒ稈度の風量で適正燃焼するに対し第２の燃焼器に
あっては２０Ｔｄ／ｈｒから６Ｏ−ｒＩｔ／ｈｒの範囲
の風ｍを必要とする。

しかし両燃焼器を同時に燃焼さけ且つ第２の燃焼器の燃
焼量が最小量に近い場合力１の燃焼器の風圧に押えられ
て第２の燃焼器に必要風量を確保出来ず、実質的に風量
不足の状態で燃焼する。

そこで第４図に点線で示すごとく第２の燃焼器のファン
の回転数を増大すれば、かかる風量不足が簡単に解消出
来た。

（実施例） 第１図乃至第８図は第２燃焼器をジャワその他の給湯用
兼風呂の湯張用給湯を行なわせると共に第１の燃焼器を
追焚用とした場合の実施例を示す。以下これを図面につ
いて説明すると、図面で（１）は第１燃焼器、（２）は
第２燃焼器を示し、第１の燃焼器（１）は、燃焼室（１
ａ）内に熱交換器（１ｂ）、バーナ（１Ｃ）及びファン
（１ｄ）を備え、第２の燃焼器（２）は、燃焼室（２ａ
）内に熱交換器（２ｂ）、バーナ（２Ｃ）及びファン（
２ｄ）を備えて成り、これらを燃焼器本体（３）内に収
納すると共に、各燃焼室（１ａ）（１ｂ）を共通の排気
筒（４）に連通し排気させるようにした。

これまでは、従来知られる燃焼装置と特に変るところは
ない。

本発明はか）るものに於いて、該第１の燃焼器（１）を
ファン（１ｄ）を備える強制送気式のオンオフ型の燃焼
器に構成し、第２の燃焼器（２）を負荷としての出湯温
度に比例して小能力から大能力まで燃焼量が変化すると
共にファン（２ｄ）のｆｆ１ｌｉを燃焼能力に応じて変
化させる燃焼器に構成し、且つ第１の燃焼器（１）のフ
ァン（１ｄ）の作動中で第２の燃焼器（２）の小能力燃
焼時にファン（２ｄ）の回転数を増大させるようにした
もので、これを第２図に示す回路図に従って詳述すると
、Ａは第１の燃焼器（１）の制御回路、Ｂは第２の燃焼
器（２）の制御回路を示し、該第１の燃焼器（１）の制
御回路Ａは、第２図に示す追焚用ボタンを押すと閉しる
スイッチ（５）と、第１の燃焼器（１）のガス供給路に
介在させた電磁開閉弁（６）のコイル（６ａ）と、ファ
ン（１ｄ）のモータ（ｌｄ−１１と、抵抗（７）　（８
）と、第１の燃焼器（１）の出湯温度を検知するり一−
ミスタ（９）と、可変抵抗ａ０とを備え、抵抗（７）　
（８）とサーミスタ（９）と可変抵抗１Ｇとでブリッジ
を組み出湯温度と設定温度の差を接続点イ、口の電位差
の形で検出し、その電位差即ち電圧を演算地中器０によ
り演算地中してその信号により前記電磁開閉弁（６）の
コイル（６ａ）に介入させたスイッチング素子としての
トランジスタ１つをＯＮ、　ＯＦＦ　ＩＩＪＩＩＩさせ
るようにすると共に、該出力信号により前記ファン（１
ｄ）のモータ（１ｄ−１）に介入させたスイッチング素
子としてのトランジスタ（１３をＯＮ、　ＯＦＦ制御さ
せるようにして成り、ａ＠は該トランジスタａ３のベー
スに介入させた抵抗を示す。

第２の燃焼器（２）の制御回路Ｂは前配追焚用スイッチ
（５）に連動して開閉する副スィッチ（＋５１とこれと
並列の給湯用又は落込み用ボタンを押すと閉じる給湯ス
イッチａｅと、第２の燃焼器（２）のガス供給路に介在
させた電磁比例弁ａ７１のコイル（１７ａ　）と前記フ
ァン（２ｄ）のモータ（２ｄ−１）ど、抵抗ＯａＳと、
負荷としての給湯Ｑ度を検知するサーミスタ■と、給温
温度を設定する可変抵抗■とを備え、抵抗ａｓ　ａｇｌ
とり一−ミスタ■と、可変抵抗（ハ）とでブリッジを組
み風呂温度と設定温度の差を接続点ハ、二の電位差の形
で検出しその電位差即ち電圧を演算増巾器ｃ１２１１２
３１により演算増巾して、その出力信号を前記電磁比例
弁ａ７１のコイル（１７ａ　）に介入させたトランジス
タ＠のベースに加え、該ベースに加えられる電圧に応じ
た電流を該コイル（１７ａ）に与えると共に、該出力信
号を増幅度を設定し得る可変抵抗の付きの増巾器■並び
に増巾器ので更に演算増巾し、その出力信号を前記ファ
ン（２ｄ）のモータ（２ｄ−１１に介入させたトランジ
スタ■のベースに加え、該ベースに加えられる電圧に応
じた電流を該コイル（２ｄ−１１に与えられるようにし
た。尚制御回路Ｂに於いて（１６ａ　）は電磁比例弁（
＋７１のコイル（１７ａ　）に介入させた前記給湯スイ
ッチａｅに連動して開閉するスイッチ、■は演算増［１
１器（ト）の電圧を設定するための可変抵抗器、■は緩
点火用回路を示し、該緩点火用回路ωは第２の燃焼器（
２）の燃焼をフレームロッドＧｌ）に検出するとトラン
ジスタ■が導通し、演算増巾器■からの出力信号がロウ
に切換わり、前記トランジスタＱ＠のベースに加えられ
る出力信号を失うもので、これは従来知られるものと特
に変るところはない。

尚第２制御回路Ｂの出力信号を前記ファン（１ｄ）のモ
ータ（１ｄ−１）に介入させた１〜ランジスタ（＋３１
のベースに加え、該第２燃焼器（２）が作動中常に該フ
ァン（１ｄ）が作動されるようにし１こ。

次に本装置の作動を説明する。

今潟張すべく、スイッチ０ｅを閉じるとぎは、緩点火用
回路ωからの出力で緩点火した後出湯温度に応じた演算
増巾器ののからの出力信号に応じた電圧が加えられるた
め、コイル（１７ａ　）にはこれに応じた電流が流れ、
比例弁（＋７１を該電流値に応じて開閉すると共にファ
ン（２ｄ）のモータ（２ｄ−１）もこれに応じた回転数
で回転し、第２燃焼型（３）は作動状態となり、更に制
御回路Ｂからの出力信号でファン（１ｄ）のモータ（１
ｄ−１）も回転し始め第２燃焼器（２）の排気が第１燃
焼器（１）側に流入するのを防ぐ。

しかしこの第１燃焼器（１）のファン（１ｄ）の回転数
即ちこれに比例する風量は第６図に示すごとく常に一定
の例えば３０ＴＩｌ／ｈｒである。

これに対し、第２の燃焼器（１）のファン（２ｄ）のそ
れは第４図に示すごとくこれより低い例えば２０７ｄ　
／　ｈｒから６０Ｔｌｌ／ｈｒまで変化し、特に第２の
燃焼器（２）が小能力時の燃焼である場合、第１の燃焼
ファン（１ｄ）からの風圧の影響による本所ならば、第
４図に実線で示すごとく所定の回転数で回転しているに
もか）ねらず、これが得られず、不良燃焼となる場合が
ある。

この場合増巾器■に設けた増中度を設定し得る可変抵抗
■の増中度即ち傾きを調節することで、第４図に点線で
示すごとく、特に小能力で燃焼するときのファン（２ｄ
）の回転数を増してか）る不都合を解消出来特に第２燃
焼器（２）で得られる出湯をシャツその他に使用する給
湯用として使用ものでは、燃焼の変化にともなう出湯温
度の変化をともなわず、所望の温度の出湯を得られてそ
の使用感を向上させ得る。尚、追焚きすべく追焚スイッ
チ（５）　（１５）を閉じるときは、制御回路Ａが作動
し、第１燃焼器（１）は第５図に示すごとく制御回路Ａ
によりＯＮ　ＯＦＦ制御されるが、この間第２の燃焼器
（２）のファン（２ｄ）も第２制御回路Ｂからの出力に
より回転し続ける。

尚、第２の燃焼器（２）が大能力で燃焼するとき、第２
燃焼器（２）のファン（２ｄ）の風量が第１燃焼器（１
）のファン（１ｄ）のｉｎより増大し、これによれば、
ファン（２ｄ）のｉｔｔに押されて第１の燃焼器（１）
のそれが影響されるように考えられるが比例制御され燃
焼器に比しＯＮ　０１”Ｆ制御される燃焼器は安定燃焼
領域が広く、しかも影響を受けて燃焼に変化を生じ出ｓ
温度が変化したとしても図示するごとく第１の燃焼器（
１）を追焚用として使用するものでは、実質的にあまり
影響がない。

尚、第２図にあって、第２の燃焼器（２）の熱交換器（
２ｂ）の出湯口（２ｅ）を浴槽■と連なる管路■の上端
に設けた貯液タンクω上に開口させて成り、該管路■に
は逆止弁（３７１，三方弁■、ポンプ■、水流スイッチ
（イ）を介在すると共にその一部に第１燃焼器（１）の
熱交換器（１ｂ）を構成させ、リモートコントロールに
設けた風呂用押ボタンを押すとき、出湯口（２ｅ）に設
けた電磁弁（財）が開くと共に三方弁■が切換り、Ｄつ
ポンプ■が作動して該管路■を介しての湯張りが行なわ
れるように構成して成り、更に一定量の渇張りが行なわ
れると浴槽■内に設けた水圧センサーのが働きポンプ■
を停止させると共に前記電磁弁呻を閉じ且つ三方弁■を
切換える。そしてＮ！１弁呻が閉じ前記第２の燃焼器（
２）に設けた水流スイッチ（ハ）がＯＦＦすることで、
第２の燃焼器（２）も不作動となって湯張り作業が完了
するようにして成る。

そして追焚きを必要とするときは、前記追焚用ボタンを
押すとポンプ■が再び作動し、第１燃焼器（１）の作動
と該ポンプ■による熱交換器（１ｂ）と浴槽■との間に
生起される循環流とによって追焚きが行なわれるように
構成した。尚、第１燃焼器（１）並びに第２燃焼器（２
）は具体的には第７図並びに第８図に示すごとくコンパ
クトに燃焼器本体（３）内に組付けられ、共通の排気筒
（４）の先端開口には、通気窓（４４ａ）を備えたダン
パ■又は延長ダクト（イ）を介在させ、これらを介して
排気を外部に放出させるようにする。

（発明の効果） このように本発明によるときは、第１の燃焼器のファン
の作動中、第２の゛燃焼器の小能力時にファンの回転数
を増大させるようにしたので第１の燃焼器をファンを備
える強制送気式のオン、オフ型の燃焼器に構成し、第２
の燃焼器を負荷に比例して第１燃焼器の燃焼量より燃焼
量の小さい小能力からこれより燃焼量の大きい大能力ま
で燃焼量が変化すると共にファンのｌＩＩｍを該燃焼量
に応じて変化させる燃焼器に構成し、両燃焼型の排気を
共通の排気筒を介して排出させるようにしたものにあっ
ても第２の燃焼器の燃焼を第１燃焼器の排気圧に左右さ
れることなく安定燃焼させ得られるの効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明実施の１例を示すもので、第１図ＩＪ正面
線図、第２図は制御回路図、第３図は第２燃焼器の燃焼
量と風量との関係を示す特性線図、第４図は第２燃焼器
の電圧ｕ１との関係を示す特性曲線図、第５図は第１燃
焼器の燃焼量と風量の関係を示す特性線図、第６図は、
第１燃焼器のｌＩＩｍを示す特性線図、第７図は燃焼装
置の具体例の正面図、第８図はその截断側面図である。 （１）・・・第１の燃焼器　（２）・・・第２の燃焼器
（１ａ）（２ａ）−燃焼器　（１ｂ）（２ｂ）・・・熱
交換器（ＩＣ）（１ｃ）・・・バーナ　（Ｉｄ）（２ｄ
）・・・ファン第８図 「°千 リ ロー上−１ じニー・　　　　　　　　ｈ 〆゛々≧ ５４２ｂ １、ノ°１．： ％、　　／−’＝、　／　　　　　　　　。 Ｌ−ハ　　　ど、ン５−　　　　−−−２（・　　　　
２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱交換器、バーナおよびファンで構成される第１、第２
   の燃焼器を内蔵し、両燃焼器の排気を共通の排気筒を介
   して行うものであつて第１の燃焼器をファンを備える強
   制送気式のオン、オフ型の燃焼器に構成し、第２の燃焼
   器を負荷の温度に比例して第１燃焼器の燃焼量より燃焼
   量の小さい小能力からこれより大きい大能力まで燃焼量
   が変化すると共にファンの風量を該燃焼量に応じて変化
   させる燃焼器に構成したものに於いて、第１の燃焼器の
   ファンが作動中第２の燃焼器の小能力時にファンの回転
   数を増大させるようにして成る燃焼装置。