JPS62154540A - 陰極線管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 不発明は、ガラスバルブのフェースパネル外表面に於け
る高電圧帯電及び鏡面反射全防止した陰極線管に関する
ものである。

〈従来の技術〉 一般に、テレビジョン受像愼や計算磯の端末装置に組込
まれる陰極線管は、１０〜３０ＫＶ程度の高電圧が陽′
Ｉ！ｉ電圧として印加されて用いられている友め、ガラ
スバルブのフェースパネル外ｆｆ面は高電位に帯電しや
すい。

高電位に帯電すると、フェースパネル部に人体が接触し
た時電撃を受けて感電する危険があり、また反対電荷に
帯電した空気中の埃や空気中に浮遊する他の塵埃や汚染
物質がフェースパネル部に付着して陰極線管フェースパ
ネル上に表示される映像の輝度劣化を招来したり、見ず
らくなる弊害が生じる。

一万、陰極線管のフェースパネル外表面は滑らかな鏡面
となっているため、室内の蛍元灯、物。

人等の像がフェースパネル表面上に写ったり２周囲の外
光を反射し、隘極＃管フェースパネル上に表示される映
像が非常に見すらくなる。

殊に、計Ｘ機等の各ａｒｇＰａ末装置や、近年急速に広
く普及しつつあるワードプロセッサー等にａｔ−＋込ま
れているディスプレイ用陰極線管では、使用者が３０〜
４ＱＣｍの至近距離で使用し、ライトベンを使用するこ
ともめるために陰極線管フェースパネル外表面に人体が
触れ易く、又細がな文字。

図形等全長時間見続けるため眼の疲労が問題とな）、前
記しｔ高電位の帯電や、鋒面反射？防止することが重要
な問題となっている。

〈発明が解決しょうとする問題虞〉 従来は、帯ｉｔ防止するのに陰極線管ガラスバルブのフ
ェースパネル外表面に導電性の界面活性剤を塗布し、フ
ェースパネル部を接地して用いることが行われて来ｔ０
しかし、界面活性剤は水溶性でろる几め１人体の接触や
それによる汚れ全落すため水でぬれた布等でこすると界
面活性剤が容易に除去されてしまい、耐久性のある帯電
防止効果が得られなかった。

陰極線管の外表面での鏡面反射の防止策として。

フェースパネルに直接屈折率の異なる彷゛１体蒸着膜を
多層に形成するか、或いはフェースパネルと同一の大き
さ１曲２１持つ厚さ約３朋のガラス板に誘電体蒸着膜を
多層に形成し、ガラスと同一の屈折率金もつ透明樹脂で
陰極側管フェースパネルに固定する方法がある。しかし
ながら、この方法は多層蒸層膜の形成や、それを形成し
たガラス七透明樹脂で固定するのに多くの工数と費用全
装し。

陰極線管の価格が大さく上昇してし１つ欠点がろる０ 鏡面反射防止の他の方法としてフェースパネル外表面全
サンドブラストやエツチング処理して直接１〜０．５μ
ｍの微細なピッチの凹凸をつけ、外光を外表面で乱反射
させて反射像をぼかしてし−ようノングレア方式がある
。しかし、この方法は陰極側管フェースパネル上に表示
される映像の陪像度が外表面の凹凸に工り劣化させられ
る欠点がある０ 本発明に主述の欠点に鑑みてなされたものであり、陰極
線管ガラスバルブのフェースパネル外表面に耐久性があ
って、安価な帯電防止及び鏡面反射防止の可能な加工処
理？しｆｃ陰陰極線上提供することを目的とする。

〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、陰極７ぷ管ガラスバルブの７工−スパネル外
表面に予めサンドブラストやエツチング処理より微ａな
ピッチの凹凸全つけるノングレア処理を行い、その上に
ネサ膜等からなる透明４に膜を短冊状又は網目状に形成
し、少なくともその一端を接地することを特徴とする。

このように構成することによって、加工処理が容易で、
安価且つ耐久性がありフェースパネル外面上における高
電圧の帯電を防止でき９周囲外元の鏡面反射全防止でき
る効果を持った陰極線管が得られる。

〈実施例〉 以下図面に従って不発明の詳細な説明する。

第１図は不発明の一実施例であるカラー陰極線管の一部
破断斜視図である。

カラー陰極線管１のガラスバルブは図示しないが通常そ
の円面に蛍光体のカラー絵素が被着され。

色選別慨構のシャドウマスク２を保持したフェースパネ
ル部３と、１１Ｌ子銃を封止され次ファンネル部４で構
成されている。フェースパネル部３の外表面５は予めノ
ングレア処理が施され粗面化されている。ノングレア処
理としては、例えばフェースパネル外衣面に一１ｆ完全
［ｉ面研磨し、その上にサンドブラストとフッ酸エツチ
ングし、１〜０．５μｍの微細なピッチの凹凸をつける
粗面化が行われている。

ノングレア処理され友フェースパネル部３の外表面５は
１次に細長い短冊状の孔が穿設されたマスク全通して酸
化錫（Ｓｎ０２）のネサ溶液をスプレー等で吹きつける
ことにニジ、フェースパネル外表面５上にり数の細長い
短冊状透明４電膜６全形反し、更にフェースパネル外周
部７を囲んで短冊状部から延長して透明４五膜が塗布形
原されている。以下の図で１″ｊ説明の便宜上、透明２
＋％電膜全黒く塗りつぶして示す。１ｒお、塗布された
透明２４蛋膜は４００〜５００℃の炉中で焼灰され、そ
のガラス面への接着強度が安定強化され、光沢面とされ
る。

以上の加工工程は従来の多層蒸着膜形成法と比べ格段に
容易にして安価となる。

このようにノングレア処理と短冊状透明４電膜６が形成
されたフェースパネル部３はその内面に蛍光体のカラー
絵素塗布刀０工後、ファンネル部４にフリットガラスで
坐ｒ看固定芒れ、ファンネル部４のａ端に電子銃を封止
し、排気されて陰極線管内は高真空に保たれる。更にフ
ェースパネル部外周部７とファンネル部４の封着部は取
付は座８Ａ全備えた補強用金属バンド８が装着される。

この際補強用金属バンド８に取付けられた接触子９がフ
ェースパネル外周部７に延長塗布された透明導電膜６に
接触して補強用金属バンド８と確実に電気的接続が行わ
れている。補強用金属バンド８を取付は後、ファンネル
ｓ４の外表面には黒鉛からなる外部４’ＲＬ膜が塗布さ
れ、陰極線管便用時には　。

補強用金属バンド８と共に接地電位に保持される。

以上の様に複数の細長い短冊状透明導電膜６全備えたカ
ラー陰極線管１′！ｉ− させれば，フェースパネル部外表面５は接地電位に保持
され，高電位の帯ｔは防止される。フェースパネル部３
は鏡面反射防止のノングレア処理が施され．それが短冊
状透明４電膜６で又互に塗りつぶされているため．透明
４′ＲＬ膜６が塗布されない所はノングレア効果がその
まま残り、塗布された所は七の光沢面でノングレア効果
が牛減し，この之めこの部分ではノングレア処ｆｆＫよ
る解像度劣化も半減する。従がってフェースパネル部３
全面では単にノングレア処理され７ｃ場合．ｃｖ，解像
度劣化は少なく，且つノングレア効果が十分保持され，
鏡面反射が防止される。上述し′ｆ？：．透明尋電膜の
短冊ピッチは１間以下に細かくなる種木像度劣化のない
ノングレア効果が得られる。

第１図では透明導電膜はフェースパネル部の短辺に平行
な縦長状としたが．フェースパネル部の長辺に平行な横
長状としてもよく，フェースパネル部対角に平行な斜め
状でも工い。

第２図は不発明の他の実流例で網目状透明尋電膜ｌＯを
有する場合でおる。

本発明の最大の特徴は、透四専電膜全ノングレア処理さ
れ光面に全面に塗布しないで，塗布部と非像７Ｆ５部を
規則正しく形成したことにおる。もし全面塗布されれは
ノングレア効果はｌｔとんど消失するばかりか，透明４
１Ｍ．膜による光沢面で鏡面反射全強調することにもな
ってしまり。

以上の説明ではカラー陰極線管に不発明全適用した場合
について述べたが．モノクローム陰極線管にも適用でき
ることは云うまでもなく．又短冊状透明導電楔形ｉは陰
極線管便用時に行われてもよい。

〈発明の効果〉 以上述ベア′ｉ：ように，不発明によれば，比較的簡単
な透明４ｍ膜形成工程により，容易で，安価で且つ耐久
性の高い膜が形成できて，陰極線管フェースパネル部外
表面の高電位の帯電と．鏡面反射全解像度の劣化全招来
することなく防止できる陰極線管が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は不発明の一実施例であるカラー陰極線管の一部
破断斜視図，第２図は不発明の他の実施例金示す陰極線
管パネル部の正面図である。 ｌ・・・カラー陰極線管，３・・・フェースパネル部。 ４・・ファンネル部，６・・・細長い短冊状透明４電膜
。 ８・・・補強用金属バンド、９・・・接触子．１０・・
・網目状透明４を膜。 躬２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 陰極線管ガラスバルブのフェースパネル外表面に微細な
   ピッチの凹凸をつけ、その上に透明導電膜を短冊状又は
   網目状に形成したことを特徴とする陰極線管。