JPH088059B2 - カラーcrtの基板上に発光スクリーンを電子写真的に形成する方法 - Google Patents

カラーcrtの基板上に発光スクリーンを電子写真的に形成する方法

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JPH088059B2
JPH088059B2 JP3181885A JP18188591A JPH088059B2 JP H088059 B2 JPH088059 B2 JP H088059B2 JP 3181885 A JP3181885 A JP 3181885A JP 18188591 A JP18188591 A JP 18188591A JP H088059 B2 JPH088059 B2 JP H088059B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、耐摩耗性導電性接触
パッチを用いてカラーCRT(陰極線管)のフエースプ
レートパネル上に発光スクリーンを電子写真的に形成す
る方法に関する。
【0002】
【発明の背景】1990年5月1日付ダッタ(P.Da
tta)氏外に与えられた米国特許第4,921,76
7号には、適当に調整された静電気的に荷電可能な受光
構体(photoreceptor)上に被着された乾
燥粉末状の摩擦電気的(triboelectrica
lly)に荷電されたスクリーン構造材料を用いてCR
Tのフエースプレートの内面に発光スクリーン構体を電
子写真的に作る方法が開示されている。受光構体は導電
性層上に設けられた光導電性層を含み、これら2つの
はCRTパネルの内面に溶液の形で順次被着される。
【0003】受光構体は、導電性層を電気的に接触さ
せ、同時に、光導電性層を適当に荷電させるようにコロ
ナ放電を発生させることにより、静電気的に荷電され
る。好ましくは、導電性層を接地し、同時に、光導電性
層を横切るように動かされるコロナ荷電装置から正のコ
ロナ放電を発生させる。導電性層は比較的薄く、約1〜
2ミクロン程度で、スクリーンの処理中に、何度も接触
される。経験的に、荷電装置の接地コンタクトによる薄
い導電性層への接触を繰り返すと、導電性層の被接触部
分が徐々に壊れてしまうことがわかっている。従って、
耐摩耗性がよりすぐれた接触の存在が必要とされてい
る。
【0004】
【発明の概要】この発明によるカラーCRTの基板上に
発光スクリーンを電子写真的に形成する方法は、基板の
表面を第1の溶液で被覆して揮発可能な導電性の層を、
ついで、この導電性層を第2の溶液で被覆して揮発可能
な光導電性の層を順次形成することにより受光構体を形
成する工程と、光導電性層上に実質的に均一な静電荷を
形成する工程と、光導電性層の選択された領域を可視光
に露光してこの選択された領域上の電荷に影響を与える
工程とを含んでいる。ついで、この光導電性層は、摩擦
電気的に荷電された乾燥粉末状の第1のスクリーン構造
材料で現像される。色光放出蛍光体材料の画素を有する
発光スクリーンを形成するために、異なる発光色の蛍光
体スクリーン構造材料について荷電、露光及び現像工程
が順に繰り返される。この発明の方法では、基板の表面
の周縁部に少なくとも1つの耐摩耗性の導電性接触パッ
チが設けられる。この接触パッチは、受光構体の層の少
なくとも1つのものの下にあって導電性層と電気的に接
触する第1の部分と、受光構体から延びる第2の部分と
を有する。接触パッチは荷電工程中は接地されて、光導
電性層上に電荷を形成することを容易にする。また、こ
の接触パッチには、現像工程中、適当な測定手段が接触
させられて、光導電性層上への摩擦電気的に荷電された
材料の被着がモニタされる。
【0005】
【推奨実施例の説明】図1はカラーCRT10を示し、こ
のカラーCRTは、矩形フエースプレートパネル12と、
これに矩形ファンネル15によって結合された管状ネック
14とを含むガラス外囲器11を備えている。ファンネル15
は、陽極ボタン16と接触しかつネック14中に延びる内部
導電被膜(図示せず)を有する。パネル、即ち、基板12
は観察フエースプレート18と、ガラスフリット21によっ
てファンネル15に封着された周縁フランジ、即ち、側壁
20とを含む。フエースプレート18の内面上には3色蛍光
体スクリーン22が支持されている。図2に示すスクリー
ン22は好ましくはラインスクリーンで、これは、電子ビ
ームが生成される平面に対して全体として直角な方向に
延びる赤、緑及び青色発光蛍光体ストライプR、G、B
の3本のストライプ、即ち3つ組がカラー群、即ち、画
素を構成するように循環的に配列されてなる多数のスク
リーン素子を含んでいる。この実施例の通常の観察位置
から見ると、蛍光体ストライプは垂直方向に延びてい
る。好ましくは、蛍光体ストライプは公知のように相互
に吸光マトリクス材料23によって分離されている。ライ
ンスクリーンではなく、ドットスクリーンでもよい。ス
クリーン22上に、好ましくはアルミニウムの薄い導電性
層24が設けられ、蛍光体素子から放出された光をフエー
スプレート18を通して反射する働きをすると同時に、ス
クリーンに対して均一な電位を印加する手段を提供す
る。スクリーン22とこれを覆うアルミニウム層24がスク
リーン構体を構成する。
【0006】再び図1を参照すると、多孔色選択電極、
即ち、シャドウマスク25が、側壁20に埋設されたス
タッド27に取り付けられている複数のばね部材26を
含む通常の手段によって、スクリーン構体に対して所定
の関係で間隔を置いて、取り外し可能に取り付けられて
いる。図1に点線で概略図示した電子銃28がネック1
4の中央に配置されていて、3本の電子ビーム29を発
生して、これを収歛性の径路に沿いマスク25に形成さ
れた開孔を通してスクリーン22に指向する。電子銃2
8は、例えば、1986年10月28日付けでモレル
(Morrell)氏外に発行された米国特許第4,6
20,133号に記載されている形式のバイポテンシャ
ル電子銃を用いることもできるし、あるいは別の適当な
電子銃を用いてもよい。
【0007】CRT10は、例えば、ファンネルとネック
の接合部の領域に配置されたヨーク30のような外部磁気
偏向ヨークと共に使用するものとして設計されている。
付勢されると、ヨーク30は3本のビーム29を、スクリー
ン22上を矩形のラスタを描くように水平及び垂直に走査
させる磁界の影響下におく。初期偏向面(0偏向時の)
は、図1において、ヨーク30のほぼ中央に線P−Pで示
されている。図示を簡単にするために、偏向領域におけ
る偏向ビーム径路の実際の湾曲は示されていない。
【0008】スクリーン22は前述した米国特許第4,921,
767 号に記載の電子写真的な方法によって作られる。公
知のように、まず、パネル12を苛性アルカリ溶液で洗
い、水ですすぎ、緩衝弗化水素酸でエッチングし、再び
水ですすぐ。ついで、フエースプレート18の内面を第1
の溶液で被覆、乾燥し、揮発可能な導電性材料の層32
(図3)を形成する。この層32は、第2の溶液を施して
この層上に形成される揮発可能な光導電性層34に対する
電極となる。図3には、受光構体を構成するこれらの層
32と34の一部が示されている。導電性層32と光導電性層
34の組成及び形成方法は前述の米国特許第4,921,767 号
に記載されている。代表的には、導電性層32は約1〜2
ミクロンの範囲内の厚さを有し、光導電性層34は約3〜
4ミクロンの範囲内の厚さを持っている。
【0009】導電性層32は接地され、その上の光導電性
層34は暗い環境中でコロナ放電装置により均一に荷電さ
れる。このコロナ放電装置は光導電性層34を+200 〜70
0 Vの範囲に荷電する。シャドウマスク25がパネル12に
挿入され、正に荷電された光導電性層34がシャドウマス
ク25を通して、通常の光箱(図示せず)内に配置された
キセノン閃光ランプからの光に露光させる。各露光の
後、ランプは別の位置に移されて、電子銃からの電子ビ
ームの入射角と同じ入射角を与えるようにされる。この
後にスクリーンを形成するために発光蛍光体が被着され
ることになる光導電性層の各領域から電荷を除くために
は、3つの異なるランプ位置からの光に対して3回の露
光が必要である。この露光工程の後、シャドウマスク25
がパネル12から取り外され、パネル12は第1の現像機
(図示せず)まで移送される。この第1の現像機には、
この現像機によって負に荷電させられた、適当に調整さ
れた吸光ブラックマトリクススクリーン構造材料の乾燥
粉末状粒子が収容されている。導電性層32が再び接地さ
れ、負に荷電されたマトリクス粒子は現像機から放出さ
れ、光導電性層34の正に荷電された非露光領域に吸引さ
れてその領域を直接現像する。
【0010】マトリクス23(図2)を含む光導電性層34
は、前述したように、3つの摩擦電気的に荷電された乾
燥粉末状色光放出蛍光体スクリーン構造材料の第1のも
のを施すために、放電装置によって正の電位に均一に再
荷電される。シャドウマスク25が再びパネル12に挿入さ
れ、緑発光蛍光体材料が被着される位置に対応する光導
電性層34の選択された領域が光箱内の第1の位置からの
光に露光されて、露光領域から電荷を選択的に放電させ
る。この第1の光箱内の位置は、緑色蛍光体に入射する
電子ビームの入射角に近似する入射角の光を与える。つ
ぎに、シャドウマスク25がパネル12から取り外され、パ
ネルは第2の現像機に移送される。第2の現像機には緑
色発光蛍光体スクリーン構造材料の乾燥粉末状粒子が入
れられている。この緑色発光蛍光体粒子は現像機によっ
て正に荷電させられて放出され、光導電性層34とマトリ
クス23の正に荷電された領域によってはじかれて、光導
電性層34の電荷を放出した露光された領域上に被着され
る。これは、リバーサル現像として公知である。
【0011】荷電、露光及び現像の各処理が、スクリー
ン構造材料の乾燥粉末状青色発光及び赤色発光の各蛍光
体粒子について繰り返される。光導電性層34の正に荷
電された領域を選択的に放電させるための露光が、それ
ぞれ青色発光蛍光体及び赤色発光蛍光体に入射する電子
ビームの入射角に近似する入射角を与える光箱内の第2
の位置、さらに、第3の位置からの光に対して行われ
る。摩擦電気的に正に荷電された乾燥粉末状蛍光体粒子
が第3の現像機及び次には第4の現像機から放出され、
それ以前に被着されているスクリーン構造材料の正に荷
電された領域によってはねとばされて、光導電性層34
の電荷が放出された領域に被着され、それぞれ青色発光
蛍光体素子及び赤色発光蛍光体素子が形成される。
【0012】ブラックマトリクス材料及び緑色、青色及
び赤色発光蛍光体粒子を含むスクリーン構造材料は光導
電性層34に静電的に付着あるいは接着される。199
0年6月13日付で出願された特願平2−156587
号(特開平3−30232号に対応)に記載されている
ように、スクリーン構造材料の接着性は、その上に直
接、静電的に荷電された乾燥粉末状薄膜形成樹脂を第5
の現像機から被着することによって強化することができ
る。
【0013】導電性層32は上記樹脂の被着時には接地さ
れる。薄膜形成工程に先立って、吸引電位を与えかつ、
この例では負に荷電される樹脂の均一な被着を確実にす
るために、放電装置を用いて光導電性層とその上のスク
リーン構造材料とに約200 〜400 ボルトの実質的に均一
な正の電位が印加される。樹脂は約120 ℃以下の低いガ
ラス転移温度/メルトフローインデックスと、約400 ℃
より低い熱分解温度を有する有機材料である。この樹脂
は水溶性で、好ましくは、電荷分布が良好となるように
不規則な粒子形状を有し、約50ミクロン以下の粒度を持
つ。好ましい材料はn−ブチルメタクリレートである
が、他のアクリル樹脂、例えば、メチルメタクリレー
ト、ポリエチレンワックス等を用いてもよい。約1〜10
g、典型的には約2gの粉末薄膜形成樹脂がスクリーン
22の表面に被着される。
【0014】つぎに、フエースプレートが適当な熱源を
用いて100 〜120 ℃の温度に約1〜5分間加熱されて、
樹脂を溶融あるいは融解させて実質的に連続した薄膜36
を形成する。この薄膜36はスクリーン構造材料をフエー
スプレート18に接着させる。あるいは、薄膜形成樹脂は
適当な化学蒸気によって融着させてもよい。薄膜36は水
不溶性で、その後、薄膜を厚くしたり、より均一にした
りするために湿式の薄膜形成工程が必要となった場合に
は、保護バリヤとして働く。充分な乾式薄膜形成樹脂を
用いれば、後の湿式薄膜形成工程は不要である。通気促
進被膜(図示せず)を形成するために、薄膜36上にアン
モニウムオキサレートまた硼酸の2〜4重量%水溶液が
スプレーされる。次に、公知のように、パネルがアルミ
ニウム化され、約425 ℃の温度で約30〜60分間、あるい
は、スクリーン構体から揮発性有機成分が放出されるま
でベーキングされる。通気促進被膜は約185 ℃でベーク
アウト(bake−out)を開始し、アルミニウム層中に小さ
なピンホールを発生させる。このピンホールにより、ア
ルミニウム層をふくれさせることなく有機成分の除去が
容易になる。
【0015】導電性層32に対する電気的接触を行い、
これを電子写真的スクリーン形成処理の荷電、現像及び
乾式薄膜形成工程中も維持するために、また、摩擦電気
的に荷電された材料の被着をモニタするために、少なく
とも1つの新規な導電性接触パッチ38が側壁20の内
側部分に沿って設けられる。好ましくは、この接触パッ
チ38は、フエースプレート18に隣接した内表面の周
縁部分からパネルのフリットで封着された端部近くまで
延び、約5cmの幅の実質的に矩形の形状を備えてい
る。好ましくは、この接触パッチ38は、フエースプレ
ート18の内表面を導電性層32を形成する溶液で被覆
する前に側壁20に施される。接触パッチ38は、導電
性層32と光導電性層34を形成する溶液には不溶であ
る。また、接触パッチ38は、層32、34及び樹脂薄
膜36を揮発させるための425℃のベーキング工程に
よって除去されることはない。接触パッチ38は、導電
性層32の少なくとも一部分の下に位置してこれと電気
的に接触している第1の部分38aと、この第1の部分
38aから延びてスタッッド27の1つと電気的に接触
している第2の部分38bとを有し、シャドウマスク2
5とスクリーン22上のアルミニウム層24とを電気的
に相互接続する手段を提供する。
【0016】接触パッチ38は、電気接触による摩耗に耐
え、層32と34を形成する溶液に不溶性の金属薄膜、導電
性エポキシ、有機導電体、あるいは水性導電体などの中
の任意の適当なもので形成することができる。導電性接
触パッチ38は、例えば、蒸発金属薄膜の被着、塗布、ス
プレーあるいは通常の任意の適切な被着法によって設け
ることができる。従って、接触パッチ38の厚さは、その
材料及び形成方法によって左右される。
【0017】好ましくは、接触パッチは溶剤型溶液を側
壁20の2つの別々の領域に供給して形成する。これらの
領域の一方は、スタッド27の1つを含む領域である。接
触パッチ形成溶液はステンシルを介して塗布あるいはス
プレーのいずれかによって施すことができる。しかし、
この溶液がフエースプレート18の観察領域内に、あるい
は、ガラスフリット21によってファンネル15に封着され
ているパネル端部にまで延びることがないように注意す
る必要がある。典型的には、溶剤をベースにした接触パ
ッチ38の厚さは、約8000〜13000 Åであり、抵抗値が25
0 Ωより小さく、好ましくは、150 〜250 Ωの範囲内で
ある。
【0018】導電性接触パッチ38を作るための溶剤型溶
液、あるいは、水性溶液は、本質的 に次の構成成分からなる。単位は重量%である。 溶剤 22〜70 導電性材料 62〜19 その他の相溶性添加剤 残余
【0019】さらに詳しく説明すると、接触パッチ形成
用の溶剤型溶液の組成は本質的に次の材料で構成され
る。単位は重量%である。 5%オルト燐酸 1.0 〜 3.0 テトラエチルシリケート 5.2 〜11.2 トルエン 3.2 〜13.2 アセトン 5.2 〜11.2 酢酸アミル 5.2 〜11.2 メタノール 5.2 〜11.2 エタノール 2.0 〜 8.0 導電性材料 62 〜 42
【0020】導電性接触パッチに適した導電性材料はグ
ラファイトをベースにした材料、例えば、アメリカ合衆
国ミシガン州ポート・ヒューロンにあるアチソン・コロ
イズ社(Acheson Colloids Co.) 製のアチソンダッグ 1
54(Acheson Day 154 )(商品名)である。
【0021】上述した溶剤型溶液の推奨組成は、重量%
で次の通りである。
【0022】代わりに用いることのできる、接触パッチ
形成用の水性溶液は基本的には、重量%で、次の材料で
構成される。 界面活性剤 8 〜12 導電性材料 39 〜19 水 残り
【0023】さらに詳しく説明すると、推奨される水溶
液は、基本的に次の材料からなる。単位は重量%であ
る。 導電性材料 29 界面活性剤 10 pH調整剤 11 脱イオン水 50
【0024】推奨される導電性材料は、例えば、アメリ
カ合衆国デラウエア州ウィルミントンのデュポン社(E.
I. Du Pon t) 製の充分な量のルードクス(LUDOX)(商
品名)のようなコロイド2酸化シリコンを含むグラファ
イトあるいはそれと同等のものである。界面活性剤は、
アメリカ合衆国ニュージャージ州パーシパニのBASFワイ
アンドット社(BASF Wyandotte Corp.) 製のL−72Kプ
ルロニック(L−72Pluronic) (商品名)またはその同
等物である。また、pH 調整剤は水酸化アンモニユム
で、pH を3.5 〜7.5 の範囲内、好ましくは、5.5 に維
持するように添加される。接触用パッチ38の形成に水性
溶液を用いる場合には、パッチは、導電性層32を基板の
表面上に形成した後、光導電性層34の形成前に形成され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるカラーCRTの、一部を軸に沿
う断面で示した平面図である。
【図2】発光スクリーン構体の詳細を示す図1の管の一
部の断面図である。
【図3】図2のスクリーン構造の製造時の1工程におけ
る断面図である。
【符号の説明】
12 基板(パネル) 22 発光スクリーン 23 第1のスクリーン構造材料 32 導電性層 34 光導電性層 38 導電性接触パッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピータ マイケル リツト アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 イー スト・ピーターズバーグ スプリット・レ ール・ドライブ 2356 (72)発明者 オーエン ヒユー ロバーツ ジユニア アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 ラン デイスビル イングリツシユ・ブルツク・ ドライブ 1608 (72)発明者 ハリー ロバート ストーク アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 アダ ムズタウン ジエフアソン・ロード 246 (56)参考文献 特開 昭60−77335(JP,A) 特公 昭48−12547(JP,B1) 特公 昭49−38315(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a) カラーCRTの基板の表面を第1の
    溶液で被覆して揮発可能な導電性層を形成し、この導電
    性層を第2の溶液で被覆して揮発可能な光導電性層を形
    成することにより受光構体を形成する工程、 b) 上記光導電性層上に実質的に均一な静電電荷を設
    定する工程、 c) 上記光導電性層の選択された領域を可視光に露光
    して、その上の電荷に影響を与える工程、 d) 上記光導電性層の選択された領域を摩擦電気的に
    荷電された乾燥粉末状の第1のスクリーン構造材料で現
    像する工程及び e) 摩擦電気的に荷電された乾燥粉末状の色発光蛍光
    体スクリーン構造材料について上記工程b)、c)及び
    d)を順次繰り返して、色発光蛍光体材料の画素を含む
    発光スクリーンを形成する工程、 含み、さらに、 上記基板の上記表面の周縁部分上に、上記受光構造の上
    記層の中の少なくとも1つの下に位置してその層と電気
    的に接触する第1の部分とこの第1の部分から延びる第
    2の部分とを有する少なくとも1つの耐摩耗性の導電性
    接触パッチを設ける工程、 上記工程b)の間、上記光導電性層への電荷の設定を容
    易にするために、上記接触パッチを接地する工程、及び 上記工程d)の間、上記接触パッチを適当な測定手段に
    接触させて、上記光導電性層上への上記摩擦電気的に荷
    電された材料の被着をモニタする工程を含む、カラーC
    RTの基板上に発光スクリーンを電子写真的に形成する
    方法。
JP3181885A 1990-06-26 1991-06-25 カラーcrtの基板上に発光スクリーンを電子写真的に形成する方法 Expired - Lifetime JPH088059B2 (ja)

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US543309 1990-06-26
US07/543,309 US5151337A (en) 1990-06-26 1990-06-26 Method of electrophotographically manufacturing a luminescent screen for a color CRT having a conductive contact patch

Publications (2)

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JPH04229926A JPH04229926A (ja) 1992-08-19
JPH088059B2 true JPH088059B2 (ja) 1996-01-29

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JP3181885A Expired - Lifetime JPH088059B2 (ja) 1990-06-26 1991-06-25 カラーcrtの基板上に発光スクリーンを電子写真的に形成する方法

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