JP2781942B2 - 陰極線管のフェースプレートパネルの内表面上に発光スクリーン構体を電子写真的に形成する方法 - Google Patents

陰極線管のフェースプレートパネルの内表面上に発光スクリーン構体を電子写真的に形成する方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は陰極線管(CRT)用
のスクリーン構体を電子写真的に製造する方法に、詳し
くは、蛍光体材料の被着の後に、摩擦電気的に荷電され
たマトリクス材料を電子写真的に被着する方法に関する
ものである。
【0002】
【発明の背景】1990年5月1日付けでダッタ(Da
tta)氏他に発行された米国特許第4,921,76
7号には、摩擦電気的に荷電されたマトリクス及び蛍光
体材料を用いてCRT用の発光スクリーン構体を電子写
真的に製造する方法が記載されている。この特許の方法
においては、導電性層上に設けられた光導電性層が、正
の電圧に静電気的に荷電され、シャドウマスクを通して
ライトハウス内に配置されたキセノン閃光ランプからの
光に露光される。この露光は3つの異なるランプ位置か
らの光に対して合計3回繰り返されて、光導電性層の領
域が放電され、それによってスクリーン形成のために後
で発光蛍光体を被着すべき部分の静電気的な像が形成さ
れる。
【0003】次に、シャドウマスクが取り外され、光導
電性層のうち上記の放電を生じることなく正に荷電され
たままの領域上に、摩擦電気的に(負に)荷電された吸
光性マトリクス材料の粒子が被着される。マトリクスが
形成された後、光導電性層は再び正の電圧に荷電され、
次いで、シャドウマスクを通して露光されて、3種の摩
擦電気的に(正に)荷電された発光蛍光体の中の第1の
ものが被着されることになる領域から電荷が放出され
る。蛍光体の被着に先立って、再びシャドウマスクがフ
ェースプレートパネルから取り外される。
【0004】次いで、第1の摩擦電気的に(正に)荷電
された蛍光体が、光導電性層の放電した領域に反転現像
によって被着される。このプロセスが後2回繰り返され
て、第2と第3の色を発光する蛍光体材料が被着され
る。
【0005】この米国特許に記載の方法の1つの欠点
は、光導電性層の放電と蛍光体の被着を行うためにはシ
ャドウマスクを繰り返し挿入し取り外す必要があるとい
う点である。工程の繰り返しはプロセスの時間と費用を
大きくし、またスクリーンあるいはマスクに損傷を与え
てしまう可能性が大きくなる。
【0006】更に別の欠点は、被着されたマトリクスに
充分な不透光性を得るのが困難であるという点である。
この不透光性はマトリクス線に被着された吸光材料の量
に比例する。電子写真的スクリーン製造法においては、
高い不透光性を有するマトリクスを作るためには、光導
電性層上に形成されるパターニングされた静電像に高い
電圧コントラストを必要とする。
【0007】対角線寸法が51cmの管においては、マ
トリクス線は幅が僅か約0.1〜0.15mm(4〜6
ミル)しかなく、また、隣接マトリクス線間のピッチ、
即ち、間隔も僅か約0.28mm(11ミル)である。
これに対し、同じ発光色の蛍光体線では、幅は約0.2
7mm、ピッチは約0.84mm(33ミル)である。
このように、マトリクス線のサイズ及び間隔が小さいた
めに、ライトハウスで像を形成することの困難が増す。
【0008】閃光ランプの幅が大きいことと、シャドウ
マスク中のスロット、即ち、開孔を通過する光の回折と
の総合効果により、マトリクス像パターンの形成に必要
な3回の露光によって、光導電性層に、完全に黒ではな
く、この層の高度に照射を受けた領域での光レベルの約
25%の光レベルを有する、互いに部分的に重なりあう
半影部が生じる。即ち、このシャドウマスクを通した露
光によっては、完全に照射された領域も完全に黒の領域
も作ることができず、光の強度が低い灰色の半影部によ
って分離された光領域のパターンができる。従って、静
電像の電圧コントラストは、蛍光体露光のための時より
もマトリクスのための露光時のほうが遙に低く、その結
果、得られるマトリクス線は、特に線の周縁部分におい
て、その不透光性が所要の不透光性より低くなってしま
う。
【0009】上述した、シャドウマスクを介する光回折
のために、露光時間を長くしても、光導電性層の電圧コ
ントラストは露光の時間が増すにつれて、最大のコント
ラストに達した後、減少するので、電圧コントラストを
改善することは出来ないということがわかった。
【0010】
【発明の概要】CRTのフェースプレートパネルの内表
面上に発光スクリーン構体を形成する電子写真的な方法
において、最初にパネルを導電性層で被覆し、次いで、
この導電性層上に光導電性層を被覆する。このパネル表
面上に多数の赤、緑及び青色発光蛍光体スクリーン素子
がある順序で繰り返すカラー群を構成して被着される。
光導電性層上に実質的に均一な電荷が形成される。この
電荷は、光導電性層が蛍光体スクリーン素子の下側にあ
る領域では弱められ、一方、蛍光体スクリーン素子相互
間を隔てている露出した領域では影響を受けない。光導
電性層の荷電された露出領域は、光導電性層上に形成さ
れた電荷と逆極性の摩擦電気的電荷を有する吸光性マト
リクス材料の粒子を被着することにより直接現像され
る。
【0011】
【推奨実施例の詳細な説明】図1は矩形のファネル15
によって結合された矩形フェースプレートパネル12と
管状ネック14とを含むガラス製外囲器11を有するカ
ラーCRTを示す。ファネル15は、陽極ボタン16に
接触しておりかつネック14の内部まで伸延している内
部導電性コーティング(図示せず)を備えている。パネ
ル12は観察フェースプレート、即ち、基板18と、ガ
ラスフリット21によってファネル15に封着された周
縁フランジ、即ち、側壁20とを備えている。フェース
プレート18の内面には3色蛍光体スクリーンが支持さ
れている。スクリーン22は、図2に示すが、好ましく
は、ある順序で繰り返す3つのストライプからなるカラ
ー群、即ち画素、即ち、トライアド(3つ組)として配
列され、電子ビームが放出される平面に全体として垂直
な方向に延びた赤色、緑色、及び青色発光蛍光体ストラ
イプR、G及びBからなる多数のスクリーン素子を含む
ラインスクリーンである。
【0012】代表的には、51cmの対角線の管では、
各蛍光体ストライプは、約0.27mmの幅Aを有し、
約0.84mmのピッチBを持つ。この実施例の通常の
観察位置では、蛍光体ストライプは、吸光マトリクス材
料23によって互いに分離されている。このマトリクス
の線は、代表的には、約0.10〜0.15mmの幅C
を有し、また約0.28mmのピッチDを持つ。ライン
スクリーンの代わりに、ドットスクリーンでもよい。
【0013】好ましくはアルミニウム製の薄い導電性の
層がスクリーン22の上を覆って設けられており、スク
リーンに均一な電位を供給すると共に、蛍光体素子から
放出された光をフェースプレート18を通して反射する
手段を提供する。スクリーン22、マトリクス23及び
それを覆うアルミニウム層24がスクリーン構体を構成
する。
【0014】再び図1を参照すると、多孔色選択電極、
即ち、シャドウマスク25が、通常の手段により、スク
リーン構体に対し予め定められた関係で間隔を置いて、
取り外し可能に取り付けられている。図1には点線によ
り概略的に示されている電子銃26がネック14内に中
心合わせして取り付けられており、3本の電子ビーム2
8を発生し、これを収斂する経路に沿って、マスク25
中の開孔、即ちスロットを通してスクリーン22に投射
する。
【0015】管10は、外部磁気偏向ヨーク、例えば、
ファネル−ネック間の接合領域に配置されたヨーク30
と共に使用するように設計されている。付勢されると、
ヨーク30は3本の電子ビーム28を、ビームがスクリ
ーン22上で矩形のラスタを描くように水平及び垂直に
走査するようにする磁界の影響下に置く。初期偏向面
(0偏向部における)は、図1にヨーク30のほぼ中央
に線P−Pによって示されている。簡略化の目的で、偏
向領域における偏向ビーム経路の実際の湾曲は示されて
いない。
【0016】スクリーン22は図3にブロック図として
示す電子写真的方法によって作られる。この方法の選択
されたステップが図4a〜図4fに概略的に示されてい
る。この方法は、1990年5月1日付けでダッタ(D
atta)氏他に付与された米国特許第4,921,7
67号、及び、1991年7月2日付けでリット(Ri
tt)氏他に付与された米国特許第5,028,501
号に開示されている方法と類似している。
【0017】この発明の方法においては、当該技術分野
で公知のように、パネル12は初めに苛性アルカリ溶液
で洗浄され、水ですすぎ洗いされ、緩衝弗化水素酸でエ
ッチングされ、再び水ですすぎ洗いされる。次いで、図
3及び図4aに示すように、観察フェースプレート18
の内表面は、有機導電性層(OC)32を形成する導電
性の有機材料で被覆される。この有機導電性層32は、
その上に設けられる有機光導電性層(OPC)34のた
めの電極として働く。有機導電性層32と有機光導電性
層34は双方とも約425°Cの温度で蒸発する。
【0018】図4bに示すように、1992年1月28
日付けでダッタ(Datta)氏他に付与された米国特
許第5,083,959号に記載されている型のコロナ
放電装置36によって、暗い環境下で、光導電性層34
が約200〜600ボルトの正の電位に荷電される。
【0019】シャドウマスク25がパネル12に挿入さ
れ、緑色、青色及び赤色発光蛍光体材料が被着されるべ
き位置に対応する光導電性層34の領域が、化学線、例
えば、図4cに示すように、第1のライトハウス(レン
ズ40で表す)内に配置されたキセノン閃光ランプ38
からの光に対する露光により選択的に放電させられる。
第1のライトハウス内のランプ位置は緑色蛍光体に入射
する電子ビームの収斂角に近似する光の入射角を与え
る。
【0020】シャドウマスク25がパネル12から取り
外され、パネルは図4dに示す、適切に調整された緑色
発光蛍光体スクリーン構造材料の乾燥粉末状粒子を収容
した第1の現像装置42に移される。この乾燥粉末状蛍
光体粒子は予め適切な電荷制御材料で表面処理されてい
る。この電荷制御材料は蛍光体粒子を封入し、それに摩
擦電気的に正の電荷を与えることができるようにするも
のである。正に荷電した緑色発光蛍光体粒子は現像装置
から放出され、有機光導電性層34の正に荷電した領域
によって反発を受けて、有機光導電性層34の露光さ
れ、放電した領域に被着される。この処理は「反転現
像」として知られたプロセスである。蛍光体粒子の表面
処理と摩擦電気的荷電及び有機光導電性層34の現像に
ついては、前述した米国特許第4,921,767号に
記載されている。
【0021】荷電、選択的放電、及び蛍光体現像のプロ
セスは、スクリーン構造材料の乾燥粉末状青色発光蛍光
体粒子及び赤色発光蛍光体粒子についても繰り返され
る。有機光導電性層34の正に荷電された領域を選択的
に放電するための化学線への露光は、青色発光蛍光体及
び赤色発光蛍光体に入射する電子ビームの収斂角に近似
した入射角を与える第2及び次いで第3のライトハウス
内の位置からの光によって行われる。青色発光蛍光体粒
子及び赤色発光蛍光体粒子も、摩擦電気的に正の電位に
荷電できるようにするために、表面処理される。青色発
光蛍光体粒子及び赤色発光蛍光体粒子は第2及び第3の
現像装置42から放出され、それまでに被着されている
スクリーン構造材料の正に荷電された領域によって反発
を受けて、有機光導電性層34の放電した領域に被着さ
れ、それぞれ、青色発光蛍光体素子と赤色発光蛍光体素
子が形成される。
【0022】マトリクス23は、図4eに示すように、
有機光導電性層34を約200〜600ボルトの正の電
位に均一に再荷電することによって形成される。この再
荷電によって、蛍光体粒子で覆われている領域で最も弱
く、有機光導電性層34の隣接蛍光体領域間で露出して
いる解放された領域で最も強い静電気的な「影像引力
(image forces)」が形成される。上を覆
う蛍光体粒子による有機光導電性層34上の電荷の減衰
のために、有機光導電性層の露出した領域上の電荷に対
し大きな電圧コントラストが生じる。
【0023】マトリクス材料は一般に、管の処理温度で
は安定した黒色顔料、高分子材料(ポリマ)、及び適当
な電荷制御剤を含んでいる。この電荷制御剤は、前述し
た米国特許第4,921,767号で論じられているよ
うに、マトリクス粒子に摩擦電気的に負の電荷を与える
ことを容易にする。
【0024】次いで、パネル12がマトリクス現像装置
42’上に配置され、この現像装置から、負に荷電され
た吸光性マトリクス材料の微細に粉砕された粒子が追い
出される(放出される)。影像引力は、正に荷電された
有機光導電性層34からの分離距離の二乗に反比例して
変化するので、有機光導電性層34上の蛍光体素子の間
の間隙に優先的に駆動され強力に付着するが(図5に示
す)、蛍光体によって既に覆われている領域への付着は
弱い。従って、蛍光体の汚染は殆ど生じないし、また、
マトリクスを化学線による放電ステップを付加すること
なく形成できる。
【0025】このように、高い電圧コントラストを用い
るこの発明のマトリクス被着法は、前述した米国特許第
4,921,767号及び同第5,028,501号に
記載されている従来の電子写真的マトリクス法よりも高
い不透光性を持ったマトリクスを、より少ない処理工程
数で形成することができる。
【0026】表面処理されたブラックマトリクス材料、
緑色発光蛍光体粒子、青色発光蛍光体粒子及び赤色発光
蛍光体粒子を含むスクリーン構造材料は有機光導電性層
34に静電気的に付着あるいは接着される。前述した米
国特許第5,028,501号に記載されているよう
に、スクリーン構造材料の接着性は、第5の現像装置
(図示せず)から摩擦電気的に荷電された乾燥粉末状の
フィルム形成樹脂を直接被着することにより増大させる
ことができる。フィルム形成樹脂の被着中は、有機導電
性層32は接地される。フィルム形成ステップに先立っ
て、図4eに示したものと同様の放電装置を用いて、約
200〜400ボルトの実質的に均一な電位を有機光導
電性層34に印加し、吸引電位を形成し、また、この場
合は負に荷電されている、樹脂の均一な被着が確実に行
われるようにする。
【0027】現像装置としては、例えば、樹脂の粒子を
コロナ放電により荷電する静電銃、例えば、ランズバー
グ−GEMA(Ransburg−GEMA)社により
製造されているものを用いることができる。樹脂は約1
20°C以下の低いガラス転移温度/メルトフローイン
デックス、及び約400°C以下の熱分解温度を持った
有機材料である。この樹脂は水に不溶性で、好ましく
は、電荷分布を良好にするために不規則な粒子形状を持
ち、また粒子の大きさは約50ミクロン以下である。推
奨される材料はn−ブチルメタクリレートであるが、他
のアクリル樹脂、メチルメタクリレート及びポリエチレ
ンワックスを用いても良好な結果が得られた。
【0028】約2gの粉末にされたフィルム樹脂がフェ
ースプレート18のスクリーン表面22に被着される。
次いで、フェースプレートを、適当な熱源、例えば、輻
射ヒータを用いて、約1〜5分間、100〜120°C
の温度に加熱して、樹脂を融解させフィルム(図示せ
ず)が形成される。出来上がったフィルムは水に不溶性
で、この後、フィルムをさらに厚くするとか均一にする
等のための湿式フィルム形成ステップが必要な場合に
は、保護障壁として働く。
【0029】スクリーン構造材料のためのフィルムの形
成は、当該技術分野で公知のように、水性エマルジョン
を用いて行うこともできる。
【0030】2〜4重量%の、硼酸の水溶液または修酸
アンモニウムの水溶液がフィルム上にスプレーされ通気
促進被膜(図示せず)が形成される。次いで、この技術
分野で公知のように、パネル12は、この通気促進被膜
上にアルミニウム被着処理(アルミ化)が施されてアル
ミニウム層24が形成され、約425°Cの温度で約3
0〜60分、即ち、スクリーン構体の揮発性有機成分が
除かれる迄、ベーキングが施される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるカラーCRTの、一部は軸に沿
う断面を示した、平面図である。
【図2】図1のCRTのフェースプレートパネルの断面
図で、スクリーン構体を示す図である。
【図3】この発明によるスクリーン構体を作るための新
規な方法を示すブロック図である。
【図4】図2のスクリーン構体を作る際のステップの中
の選択したものを示す図である。
【図5】図4fの円5内に示す、摩擦電気的に荷電され
たマトリクス粒子の被着中の荷電されたスクリーンの部
分を拡大して示す図である。
【符号の説明】
12 フェースプレートパネル 22 発光スクリーン構体 23 マトリクス層 25 シャドウマスク 32 導電性層 34 光導電性層 R 赤色発光蛍光体素子 G 緑色発光蛍光体素子 B 青色発光蛍光体素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨージ ミルトン エヘマン ジユニ ア アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 17601 ランカスター ヘレン・アベニ ユ 837 (56)参考文献 特開 平2−284331(JP,A) 特公 昭53−32677(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 9/227

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管のフェースプレートパネルの内
    表面上に発光スクリーン構体を形成する方法であって、 上記フェースプレートパネルは、導電性層と、この導電
    性層を覆う光導電性層と、相互に吸光性マトリクスによ
    って分離されている多数の赤色発光、緑色発光及び青色
    発光蛍光体スクリーン素子とを有し、上記蛍光体スクリ
    ーン素子はある順序で循環するカラーグループをなして
    配列されており、またこれらの蛍光体スクリーン素子
    は、上記光導電性層の選択された領域を化学線に対し露
    光してこの層上の電荷に影響を与える処理と、次いで上
    記領域上に、摩擦電気的に荷電された蛍光体を施す処理
    とを、赤色発光、緑色発光及び青色発光蛍光体スクリー
    ン素子のそれぞれについて行なうことにより形成された
    ものであり、 上記マトリクスは、 上記光導電性層上に、実質的に均一な電荷であって、上
    記蛍光体スクリーン素子の下にある領域では弱められる
    ような電荷を形成するステップと、 上記蛍光体スクリーン素子相互間を分離している上記光
    導電性層の荷電された露出領域を、この領域上に、上記
    光導電性層上に形成された電荷と逆極性の摩擦電気的電
    荷を有するマトリクス材料の粒子を被着することにより
    直接現像するステップと、 によって形成されるものである、 陰極線管のフェースプレートパネルの内表面上に発光ス
    クリーン構体を電子写真的に形成する方法。
  2. 【請求項2】 さらに、上記蛍光体スクリーン素子とマ
    トリクス材料との上にフィルムを形成するステップと、 上記フィルム上にアルミニウム層を形成するステップ
    と、 揮発性成分を除去するために上記フェースプレートパネ
    ルにベーキング処理を施して上記発光スクリーン構体を
    形成するステップと、 を含む、請求項1に記載の方法。
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