JP2001507505A - 無孔マトリクス周縁部に被着した蛍光体素子を有するカラー陰極線管 - Google Patents

無孔マトリクス周縁部に被着した蛍光体素子を有するカラー陰極線管

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Abstract

(57)【要約】 CRT(10)は、ネック(14)と開口端を有するファンネル(15)より成る排気された外囲器(11)を持っている。このファンネルはその開口端で、発光スクリーン(22)を持ったフェースプレート・パネル(12)に、封着されている。この発光スクリーンは、フェースプレート・パネルの内面の観察領域に、電気写真的スクリーン作成法で形成されている。このスクリーンは、多数の、異なるカラー発光蛍光体素子(R、G、B)で構成されている。光吸収マトリクス(23)は、フェースプレート・パネルの観察領域上に在って多数の開孔を有する第1の部分と、観察領域の外側に延在する無孔周縁部(123)を形成する第2の部分と、を持っている。蛍光体素子はマトリクスの開孔内に被着されている。カラー選択電極(25)がスクリーンに近接してフェースプレート内部に取付けられている。ネック内の中心部には電子銃(26)が配設されていて、複数の電子ビーム(28)を発生し、スクリーンに向けて投射する。このスクリーン構造の改良点は、マトリクスの無孔周縁部上に、少なくとも1つの蛍光体素子を配置したことである。

Description

【発明の詳細な説明】 無孔マトリクス周縁部に被着した蛍光体 素子を有するカラー陰極線管 産業上の利用分野 この発明は、摩擦電気的に(トライボエレクトリカリイ、triboelec trically)荷電した蛍光体を使用して、陰極線管(CRT)の内面に電 子写真的に形成した発光スクリーン構体(ルミネセント・スクリーン・アセンブ リ)に、特にマトリクスの無孔周縁部に蛍光体素子を被着したスクリーンに、関 するものである。 発明の背景 普通の湿式スラリー法により発光スクリーンを製造する場合には、フェースプ レートの内面に設けたマトリクスに形成した開孔(opening)中に、蛍光 体を、例えば、緑、青および赤の順序(シーケンス、sequence)で被着 する。これと同じ蛍光体被着順序(phosphor deposition sequence)は、1990年5月1日付けでダッタ氏他(Datta e t al)に与えられた米国特許第4,921,767号に記載された電子写真 的スクリーン作成(EPS:Electrophtographic scre ening)法でも使用されている。このEPS法では、その中に蛍光体を被着 させる多数の開孔を持ったマトリクスも、フェースプレート・パネルの内面に形 成される。 上記の米国特許に記載されているEPS法では、摩擦電気的に荷電された乾燥 粉末状の色(カラー)光発光用の蛍光体を、マトリクス上に形成させて適切に事 前処理されている(prepared)、静電的に荷電できる光受容体(または、 受光体、ホトリセプタ、photoreceptor)上に被着する。この光受 容体は、好ましくは有機導電性(Organic Conductive OC )層の上に設けられた(オーバライイング)、有機光導電性(Organic P hotoconductive OPC)層より成る。この両層は、CRTフェ ースプレート・パネルの内面に順次被着されるものである。初めに、適当なコロ ナ放電装置を使用して、この光受容体中のOPC層を、静電的に或る正の電位 に荷電する。次に、光受容体の選択された領域を、非露光領域の電荷には実質的 に影響を与えないように、可視光で露光してその選択された領域の電荷を放電さ せる。続いて、この光受容体の上記放電された領域上に、摩擦電気的に正に荷電 された緑色発光蛍光体を、反転現像法(リバーサル・デベロップメント:rev ersal development)により被着して、実質的に均一な幅とス クリーン重量を持った蛍光体ラインを形成する。この光受容体と緑色発光蛍光体 に、コロナ放電装置を使って再荷電してそこに静電荷を与える。光受容体上の電 荷の量(マグニチュード:magnitude)はその前に被着した緑色発光蛍 光体上の電荷の量と同じであることが望ましいが、光受容体と前に被着している 蛍光体とは必ずしも同電位でなくてもよいことが判った。事実、蛍光体の電荷の 受容率または受容能(アクセプタンス:acceptance)は光受容体の電 荷受容率とは異なっている。従って、光受容体の相異なる選択領域を可視光で露 光することにより放電させて、摩擦電気的に正に荷電した青色発光蛍光体で反転 現像できるようにする場合に、先に被着された緑色発光蛍光体は、光受容体の非 露光部上の正電荷とは異なる量(マグニチュード)の正の電荷を保持している。 この電荷の差は、正に荷電された青色発光蛍光体の被着に影響を及ぼし、青色発 光蛍光体は、光受容体の非露光領域における電荷によるよりも、先に被着されて いる緑色発光蛍光体上の電荷によって一層強く反発されることになる。緑色発光 蛍光体のこの強力な反発作用によって、青色発光蛍光体は、光受容体上の所望の 位置から僅かに変位することになる。先に被着している蛍光体によるこの反発作 用は小さなものではあるが、それでも、青色発光蛍光体ラインの幅は所望値より も狭いものとなる。この光受容体と緑色および青色発光の両蛍光体に、コロナ放 電装置で再荷電することにより、正の静電荷を与えて、赤色発光蛍光体の被着が できるようにする。光受容体と緑色および青色発光の両蛍光体は、それぞれ異な る量(マグニチュード)の正の電荷を、その上に持っている。光受容体の選択さ れた領域は露光することによって放電されるが、光受容体の非露光領域上および 先に被着された蛍光体上の電荷は、影響を受けない。摩擦電気的に正に荷電され た赤色発光蛍光体は、先に被着された蛍光体のうちの一方、この場合は、緑色発 光蛍光体によって、他方の蛍光体によるよりも強く反発されるため、赤色発光体 は光受容体の上記放電された領域に被着されるとき位置ずれ(ミスレジスタ:m isregister)を起こすことになる。この影響も小さいが、それでも、 赤色発光体は光受容体上の所望の位置から僅かに変位して、赤色蛍光体ラインの 幅は狭くなる。先に被着された蛍光体の、それよりも後で被着される蛍光体に対 する影響に加えて、有効スクリーン領域を囲むマトリクスの周縁部(borde r)、特にスクリーンの両側辺における、長軸の両端部すなわち3時位置および 9時位置に沿って、上記周縁部上に延在する実質的に均一に荷電されたOPC層 も、或る影響を及ぼし、スクリーンの各側辺の最外側(ラスト、last)蛍光 体ラインを歪ませる。 上記した位置ずれと最外側蛍光体ラインの歪みの発生無しに、EPS法によっ てスクリーンを形成するためには、マトリクスと先に被着した静電荷電されてい る蛍光体の反発作用を補償することが必要である。この発明によるCRTは、そ の様な補償を行ない得る構造を持っている。 発明の概要 この発明による陰極線管(CRT)は、ネックと開口端(open end) を有するファンネルを具えた排気された外囲器をもっている。ファンネルの開口 端は発光スクリーンを有するフェースプレート・パネルに封着されており、その 発光スクリーンはフェースプレート・パネルの内面の観察領域に電子写真式スク リーン作成法により形成されている。このスクリーンは、多数の、異なった色光 を発生する蛍光体素子を有している。光吸収マトリクスは、フェースプレート・ パネルの観察領域(viewing area)の上に形成された多数の開孔を 有する第1の部分と、観察領域の外側に延在する無孔(imperforate )周縁部を形成する第2の部分と、を持っている。上記の蛍光体素子はマトリク ス中の開孔内に配置されている。フェースプレート・パネルの内部には、スクリ ーンに近接してカラー選択電極が取付けられている。ネック内には電子銃がその 中心位置に配設されていて、複数本の電子ビームを発生しスクリーンに向けて投 射するようになっている。このスクリーン構造は、少なくとも1つの蛍光体素子 をマトリクスの無孔周縁部(imperforate border)に配置す ることによって改善されている。図面の簡単な説明 図1は、この発明に従って製作されたカラーCRTの、一部軸上断面で示す、 平面図である。 図2は、スクリーン構体を示す、図1のCRTのフェースプレート・パネルの 断面図である。 図3は、スクリーン構体の新規な製造工程を示すものである。 図4は、上記製造工程中の一段階におけるOPC層上の静電電荷を示す、フェ ースプレート・パネルの断面図である。 図5は、上記製造工程で使用されるOPC層の放電特性を示す図である。 図6−図8は、ライトハウスの3つの各位置において露光処理の結果、OPC 層に生じた従来の静電電荷の態様を示す図である。 図9は、1次および2次露光処理の両方を使用したOPC層の新規な一露光態 様を示す合成図である。 図10−図12は、1次および2次露光処理をして得られたOPC層上の静電 電荷の態様を示す図である。 発明の詳細な説明 図1は、矩形フェースプレート・パネル12と管状ネック14および両者を結 合するファンネル15より成るガラス外囲器11を有するカラーCRT10を示 している。フェースプレート・パネル12は、この技術分野で周知のように、長 軸と短軸を持っている。ファンネル15は、アノードボタン16に接触すると共 にネック14内に延びた内部導電性被膜(図示省略)を持っている。パネル12 は、観察用フェースプレートまたは基板18と、ガラスフリット21でファンネ ル15に封着された周辺フランジすなわち側壁20とで構成されている。3色蛍 光体スクリーン22がこのフェースプレート18の内面に支持されている。図2 に示されたスクリーン22は、3本の細条(ストライプ:stripe)すなわ ち3つ組より成るカラーグループまたは画素として繰返し順番に配設された、赤 色発光、緑色発光および青色発光の各蛍光体細条R、G、およびBより成る、多 数のスクリーン素子を含んだライン・スクリーン(line screen)で ある。上記の細条は、電子ビームが発生する平面に対して、ほぼ垂直の方向に延 びている。この実施例CRTによるを正常な観察位置から見ると、この蛍光体細 条は縦方向に、すなわち短軸と平行に延びている。周知のように、蛍光体細条の 少なくとも一部分は比較的薄い光吸収マトリクス23上に重なっていることが望 ましい。スクリーン22の少なくとも左右両側辺部には、長軸の両端部に無孔( 開孔が形成されていない)のマトリクス周縁部123が設けられ、短軸に沿って 延びている。各色発光蛍光体ラインの一つが、後記する理由で、マトリクス周縁 部123の上に被着されている。アルミニウムより成ることが好ましい、薄い導 電性層24がスクリーン24の上に重畳されていて、蛍光体素子から放射される 光をフェースプレート18を通して反射させると共に、スクリーンに均一な電位 を印加する手段となっている。スクリーン22とその上に重畳して形成されたア ルミニウム層24とが、スクリーン構体を構成している。多孔カラー選択電極す なわちシャドウマスク25が、このスクリーン構体に対して所定の間隔を保って 、通常の方法で、取外し可能に取付けられている。 図1に破線で略示されている電子銃26は、ネック14内に中心合せして設け られていて、3本の電子ビーム28を発生し、これを集中径路に沿って、マスク 25の開孔を通してスクリーン25に投射する。この電子銃は、この技術分野で 周知の任意適当な電子銃とすることができる。この電子銃内において互いに隣接 する電子ビーム相互の中心−中心間隔は、約4.1mm乃至6.6mmの範囲の 値で、電子銃の形式と陰極線管のサイズによって決まる。 陰極線管10は、ファンネルとネックの接合域に配設された、ヨーク30のよ うな、外部磁気偏向ヨークと共に使用するように設計されている。このヨーク3 0は、付勢すると、3本のビーム28に磁界を作用させる。この磁界は、ビーム に、スクリーン28上を水平および垂直方向に、矩形ラスタを描くように、走査 させる。初期偏向面(ゼロ偏向域の)は、図1にヨーク30のほぼ中央部におけ るP−P線で示されている。図面の簡単化のために、偏向域における偏向ビーム 径路の実際の曲がりは示されていない。 このスクリーンは、図3に図式化して示された電子写真的方法で製作される。 最初、ステップ31で示されるように、パネル12を、苛性アルカリ溶液で洗浄 し、水ですすぎ洗いし、緩衝フッカ水素酸でエッチングし、再び水ですすぎ洗い する、というこの技術分野で周知の手法で、清浄化する。次に、ステップ33で 示されるように、観察用フェースプレート18の内面に、例えば1971年1月 26日付けでメイヨード氏(Mayaud)に付与された米国特許第3,558 ,310号に記述されている通常の湿式マトリクス法を使用して、光吸収マトリ クス23と周縁部123を形成する。この湿式マトリクス法では、内面に適当な ホトレジスト溶液を例えばスピンコーティング(spin coating)に より塗布し、乾燥処理してホトレジスト層を作る。次に、フェースプレート・パ ネル内にシャドウマスクを装着し、このパネルを、シャドウマスクの開孔を通し て光を投射するスリー・イン・ワン(three−in−one)ライトハウス (lighthose、図示せず)上に配置して、光源からの化学線(アクチニ ック・ラジエーション、actinic radiation)でホトレジスト 層を露光する。この露光処理は、3本の電子銃から放射される電子ビームの径路 を模するように位置づけされた光源を用いて、更に2回繰返えす。この光は、後 で蛍光体材料が被着されることになる、ホトレジスト層の露光された部位の溶解 度を選択的に変化させる。3回目の露光処理後、パネルをライトハウスから外し てシャドウマスクをパネルから取り外す。ホトレジスト層を現像することによっ て、可溶性の高い部位を除去してその下側のフェースプレート内面を露出させ、 一方可溶性低い露光部はそのまま残しておく。次に、適当な光吸収材料の分散液 をフェースプレートの内面上に一様に施して、フェースプレートの露出部とホト レジスト層のうちの残留低可溶性部分を被覆する。この光吸収材料を乾燥させ、 適当な溶液を使って現像する。この溶液は、ホトレジスト層の残留部分とその上 の光吸収材料とを溶解除去して、マトリクス層中の窓(window)とフェー スプレートの表面に固着した周縁部とを形成する。対角寸法が51cm(20イ ンチ)のフェースプレート・パネル12の場合、図4に示された、マトリクス中 に形成される窓開孔(window opening)の幅は約0.13mm乃 至0.18mmであり、またマトリクス・ラインの幅は約0.1mm乃至0.1 5mmである。次にステップ35に示されたように、マトリクスを支持している 、フェースプレート・パネルの内面に、揮発性の有機導電性(OC)材料をコー ティングする。この材料は、有機導電性(OC)層32を形成して、ステップ3 7に示されるように、この層上に塗布される揮発性の有機光導電性(OPC)層 34に対する電極を構成する。図4に示したこのOC層32とOPC層34とは 、協同して光受容体36を構成する。次に、ステップ39で示されるように、こ のOPC層34を、ここに図示されていないコロナ放電装置を使用して、図4に 示すように、典型的には約470ボルトである電圧Voに、静電的に荷電する。 コロナ放電装置は、1996年5月21日付けでウィルバー氏他(Wilbur et al)に付与された米国特許第5,519,217号に記載されているも のでよい。パルス動作キセノン光源で露光した場合の、OPC層34の放電特性 を図5に示す。図3のステップ41に示すように、フェースプレート・パネル1 2を、多重(複数の)光源位置を有する露光装置に配置する。次いで、ステップ 43で示されるように、このOPC層34の選択された部分を、露光装置内にあ る例えばパルス動作をするキセノン・ランプのような光源からの可視光で露光す る。その結果OPC層上の初期電荷は、ジュール/cm2で示された、光源のエ ネルギ密度に応じた量だけ、減少する。図5に示すように、約3ジュール/cm2 の1回の露光で、OPC層は、元の電荷(470ボルト)の約10%になるま で放電する。しかし、多重(複数回の)露光処理を行ってOPC層の放電領域の 幅を調節することによって、下記説明のように、続いて形成される蛍光体ライン の幅を調節する。 従来法では、OPC層34に静電的に荷電し、フェースプレート・パネル12 内にシャドウマスク25を装着し、このパネルを、光源からの可視光でOPC層 34を露光する通常のライトハウス上に配置する。この光源は、第1の電子銃か らの電子ビームの径路を模した角度をもってシャドウマスクの開孔を通して光を 投射する。この露光法は、当該技術分野では1次露光と呼ばれている。このOP C層34は上記の光が入射した領域で放電する。図6に示されるように、OPC 層34上に被着される最初のカラー蛍光体が緑色発光蛍光体であるとすると、曲 線44で示された露光によって、曲線46で示されるように、静電々位が放電さ れ、有効ステップ領域の緑色蛍光体被着予定部に、電圧井戸(voltage wells)または電圧のくぼみ(voltage depressions) が生成される。スクリーンの9時位置における、マトリクス周縁部123に隣接 している最外側(ラスト、last)の電圧井戸は、非対称形である。その理由 は、曲線46の電位は、電圧井戸が対称形をなす有効スクリーン領域よりも、マ トリクス周縁部123の方が大きい(高い)からである。EPS現像処理の期間 中、正に荷電された蛍光体粒子の公称上均一なフラックス(flux:電気力線 )は選択的に放電されたOpC層34の方向を向いている。有効スクリーン領域 の大部分に亘って、OPC層の放電パターンは周期的であり、そのため、露光後 の電荷、静電々位、および電気力(force)の分布も周期性を示す。正に荷 電された蛍光体粒子は、OPC層34の最も正に荷電している非露光部分によっ て反発されて、反転現像として周知のプロセスによって、放電された電圧井戸の 中に被着する。しかし、マトリクス周縁部、例えば図6に示されたパターンの9 時位置の側辺では、電荷パターンの周期性が保たれておらず、最外側(ラスト: last)ラインの非対称性により、緑色蛍光体はマトリクス周縁部123上に 存在する高い正電圧により強烈に反発されて、非均一に被着することになる。 上記と同様な問題は、2番目と3番目の蛍光体の被着工程でも起こる。図7に 示されるように、2番目の蛍光体、例えば青色発光蛍光体を被着するために、O PC層34を再荷電し、青色蛍光体を励起する電子銃からの電子ビームの径路を 模すように配置した光源を使用して、シャドウマスクを介して光により放電させ る。曲線48で示されたこの露光により、曲線50で示されるように、静電々位 が放電し、有効スクリーン領域の、青色蛍光体の被着予定部に、電圧井戸すなわ ち電圧のくぼみが作り出される。マトリクス周縁部123に隣接している最外側 の電圧井戸は、曲線50の電位が、電圧井戸が対称形をなす有効スクリーン領域 におけるよりもマトリクス周縁部における方が大きいことにより、非対称形であ る。更に、青色蛍光体を被着すべき部分の1次露光期間中、散乱光が、マトリク ス周縁部に隣接した最外側のマトリクス開孔上のOPC層34を或程度(部分的 に、partially)放電させる。本例の被着態様では、この最外側のライ ンは赤色発光蛍光体で占められるようになっている。しかし、この最外側のマト リクス開孔が或程度放電されると、少なくとも幾分かの青色発光蛍光体がその最 外側マトリクス開孔内に被着され、最後に被着される赤色発光蛍光体と相互汚染 または混色(クロス・コンタミネーション:cross contaminat ion)を生じることになる。また、9時位置側側辺の最外側の緑色ラインには 、局部的な電圧ビーク52が発生する。この局部的なピーク52は緑色発光蛍光 体が保持している静電電荷によって生じるものである。EPS現像の期間中、正 に荷電された青色発光蛍光体粒子の公称上均一な電気力線(フラックス:flu x)は、選択的に放電されたOPC層34の方向を向いている。有効スクリーン 領域の大部分において放電パターンは周期性を示すので、露光後の、電荷、静電 位、および電気力の分布も周期性を有し、荷電された青色発光蛍光体粒子は電圧 井戸内に適正に被着する。 図8に示されるように、3番目の、例えば赤色発光の蛍光体を被着させるため に、OPC層34を再荷電し、赤色蛍光体を励起する、電子銃からの電子ビーム の径路を模すように配置された光源を使用して、シャドウマスクを通した光によ り放電させる。曲線54で示されたこの露光によって、曲線56で示されるよう に、静電々位が放電されて、有効スクリーン領域の赤色蛍光体被着予定部に電圧 井戸すなわち電位のくぼみが生成される。マトリクス周縁部123に隣接する最 外側の利用可能な電圧井戸は比較的対称的な形をしているが、赤色蛍光体が被着 されるべき領域の1次露光の期間中、長軸の3時位置側辺のマトリクス周縁部1 23に隣接している最外側の青色発光蛍光体ラインに隣接した周縁部におけるO PC層34を、散乱光が或る程度放電させる。また、この3時位置側辺の最外側 の緑および青色ラインでは、その電位曲線56に局部的な電圧ピーク58が発生 する。この局部的なピーク58は、緑色発光および青色発光の蛍光体が保持して いる静電電荷によって生じるものである。最外側の青色発光蛍光体ライン上の電 位曲線56中の浅いくぼみ60と、マトリクス周縁部123上のOPC層34の 概して高い電位とは、幾分か最外側の青色と最後に被着される赤色発光蛍光体と の相互汚染を発生させる可能性がある。EPS現像期間中、正に荷電された赤色 発光蛍光体粒子の公称上均一な電気力線は、選択的に放電されたOPC層34の 方向を向いている。有効スクリーン領域の大部分を通じて、放電パターンは周期 性を呈しているので、露光後の、電荷、静電々位、および電気力の分布も周期性 を示し、それで、荷電された赤色発光蛍光体粒子は適正に被着される。 上述の最外側ラインの被着と相互汚染または混色の問題を解消するために、1 次露光と2次露光を組合せ使用する。図9に示されたように、光源を複数の(多 重)位置に配置してOPC層34を照射するようにする。例えば、1次露光用の 光は別々の3位置B(0)、B(+1)およびB(−1)から発生するようにし、 2次露光用の光は2ケ所A(+1)およびA(−1)から発生するようにする。 図9では、1次および2次の露光用の光は、後で緑色発光蛍光体が占めることに なる、マトリクス開孔内の位置に指向されている。上被(オーバライイング:o verlying)OPC層34上に、上記露光の結果として形成される露光パ ターンは3つのグループになる。周縁部トラップ(border traps) と名付けた第1グループS(±1)はマトリクスの無孔周縁部123上に位置し ている。第2グループL(±1)は、有効スクリーン領域の各側辺の最外側の緑 色発光蛍光体ラインを表わしている。第3グループL(0)は、有効スクリーン 領域の上記以外のすべての緑色発光蛍光体ラインを表わしている。図9Aに示さ れるように、9時位置におけるマトリクス周縁部では、2次光源位置A(−1) からの光は、マトリクス周縁部123の上に在るOPC層34に入射する。これ と同様に図9(B)では、3時位置におけるマトリクス周縁部では、2次光源位 置A(+1)からの光は、マトリクス周縁部の上に在るOPC層34上に入射す る。図9(A)に示された最外側ラインの開孔、L(−1)では、単一の2次光 源位置A(−1)からの光と3ケ所の1次光源位置B(O)およびB(±1)か らの光とが、上記上被OPC層34上に入射し、図9(B)では、2次光源位置 A(+1)からの光と3ケ所の1次光源位置B(0)とB(±1)からの光が、 最外側ラインの開孔の上に在るOPC層34上に入射する。従って、2次露光で 使用される光パルスの数をn、1次露光で使用される光パルスの数をNとすると 、露光パターンは次のように表わすことができる。 周縁部トラップにおける露光 S(±1)=nパルス 最外側ラインにおける露光 L(±1)=n+Nパルス 他のすべてのラインにおける露光 L(0)=2n+Nパルス もし、N=0すなわち2次露光パルスのみを使用したとすると、最外側ライン L(±1)は他のすべての可視ラインL(0)の2分の1で、周縁部トラップS (±1)におけるのと同一量の露光を受けることになる。この可成り強度の 露光不足の状態は、最外側ラインの蛍光体スクリーンの重量とライン幅とを、他 の可視ラインL(0)のそれらと、および所要の仕様とマッチさせることを若干 難しくする。従って、比較的強い1次露光と比較的弱い2次露光を利用すること が望ましい。この方法は、次の2つの観察結果、すなわち、(1)2次露光の最 も重要な機能は、周縁部トラップを作って、もしこれが無ければ最外側ラインに 相互汚染を生じさせる因となる蛍光体粒予を集めることであり、(2)OPCの 放電特性として、OPC層34の光による放電作用で生じる静電井戸の深さは、 最初の荷電電圧Voに対してすべての井戸が深いとすれば、露光エネルギの厳密 さには比較的不感である、という事実から適切なことが判る。 この発明の方法では、1次光源の位置を変位させて、多重ステップ露光法(マ ルチプルステップ エクスポジャー、multiple−step expos ures)を使用して、蛍光体ラインの幅を制御する。適切な多重ステップ露光 法のスケジュールを下記の表に示す。 この表中、「フラッシュ(flash)」は、キセノン・ランプのパルス数を表 わす。1回のフラッシュは、緑の露光の場合は1平方メートル当たり1.5ジュ ールのエネルギ密度にほぼ等しく、青および赤の露光の場合そのエネルギ密度は 1平方メートル当たり約3.3ジュールに等しい。このフラッシュ・エネルギは ピロ電気検出器(pyroelectric detector)で測定した。 「位置」は、1次線中心位置に対するキセノン光源の位置を表わす。上の行は光 源位置をミリメートルで示し、2行目はその位置をミルで示している。これに対 応するスクリーンの概略位置はこの表に示された位置を15で割算することによ って決まる。 この表から、緑色発光蛍光体を被着するための露光操作には、2ケ所の1次光 源位置B(±1)のみを使用したことが判る。緑の露光時には2次光源位置は使 用していない。従って、緑の周縁部トラップ(trap)は生成されず、また最 外側ラインL(±1)の露光は、有効スクリーン領域における他のラインL(0 )の露光と同一である。しかし、青色発光蛍光体の露光の間は、4ケ所の光源位 置が使用される。すなわち、周縁部トラップS(±1)に対しては単一の2次フ ラッシュを使用して1回の露光を行ない、青色発光蛍光体用の露光を行なうには 、2ケ所の1次光源位置から3回のフラッシュが使用される。この表の右側の3 欄、「スクリーンの露光」と表示した欄で、総露光回数が判る。周縁部トラップ S(±1)を作り出すエネルギは、最外側ラインL(±1)を生成するエネルギ の7分の1(1/7)であり、他のすべてのラインL(0)を生成するために使 用されるエネルギの8分の1(1/8)である。赤色発光蛍光体のための露光の 間は、また4ケ所の光源位置が使用され、周縁部トラップS(±1)の2回のフ ラッシュ露光には2ケ所の2次フラッシュ位置が使用され、その他のライン位置 に対する露光を行なうためには2ケ所の1次光源位置B(±1)からの5回のフ ラッシュ露光が使用された。この表の「スクリーンの露光」と表示した右側の3 欄から、総露光回数が判る。周縁部トラップS(±1)を生成するためのエネル ギ密度は、最外側のラインL(±1)を生成するエネルギの6分の1(1/6) であり、また他のすべてのラインL(0)を生成するのに使用 されるエネルギの7分の1(1/7)である。周縁部トラップS(±1)を生成 するために比較的低い(弱い)露光を使用すると、最外側ラインL(±1)とそ の他の可視ラインL(0)との間の露光量の差はそれに対応して低く(小さく) なる。上記のトラップを生成する際に使用されたこの弱い露光によって、無孔の マトリクス周縁部123には、可視ラインを形成する蛍光体被着部よりも可成り 幅狭の青色と赤色の蛍光体ラインが形成された。しかし、この周縁部トラップに 形成されるラインは、赤色と青色の最外側ラインの不都合な相互汚染をすベて排 除するのに有効であった。更に、この最外側ラインL(±1)とその他のすべて の可視ラインL(0)との露光量相互間の小さな差は、それらライン間に問題と なるような違いを生じさせることはなかった。 上記の表に示された例では、2次露光過程が無く、従って緑色発光蛍光体に対 する周縁部トラップが設けられていないが、緑色発光蛍光体に対する周縁部トラ ップを形成することが有利であることが判った。そのようなトラップは、各側辺 のマトリクス周縁部に「擬似最外側ライン(pseudo last line) 」を生成することによって、最外側ラインL(±1)における静電的対称性を増 大させる。緑色発光蛍光体についてその様な周縁部トラップが無いと、その最外 側ラインL(±1)は、その外縁部が内縁部すなわちスクリーンの中心部を向い ている縁辺部よりも多量の蛍光体の被着を受ける形に、歪む(skewed)傾 向がある。図2は、マトリクス周縁部123で各カラー発光蛍光体の各々が1本 ずつ計3本の擬似最外側ラインを持ったスクリーンを示している。 図10乃至図12には、緑、青および赤の被着シーケンスにおいて、3種のカ ラー発光蛍光体の各々に対する周縁部トラップの位置と機能が略示されている。 この新規な方法では、OPC層34はここに図示されていないコロナ放電装置に よって静電的に、典型的には約470ボルトの電圧に荷電される。このコロナ放 電装置は、例えば、前述した米国特許第5,519,217号に記載されている ものでよい。フェースプレート・パネル12は、図3のステップ41に示されて いるように、複数の光源位置を有する露光装置上に配置される。次に、ステップ 43で示されるように、このOPC層34の選択された領域を、露光装置内の複 数の位置からの、例えばパルス動作キセノンライトのような光源からの可視光に より、シャドウマスク25を通して露光し、この光源のエネルギ密度によって決 まる量だけこのOPC層上の初期電荷を減少させる。通常、上記の選択された領 域を放電させるためにはパルスまたはフラッシュが用いられる。各パルスまたは フラッシュにより緑色発光蛍光体が被着される領域の受けるエネルギ密度は1. 5ジュール/m2であり、青色および赤色発光蛍光体で被着される領域の受ける エネルギ密度は3.3ジュール/m2である。 図9において、光源位置A(±1)とB(±1)からの1次および2次照射で 、OPC層34は図10の露光曲線70に示されるような照射を受けて、静電々 位曲線72で示される形に部分的に放電する。この露光によって、マトリクス周 縁部123と共に有効スクリーン領域の、緑色蛍光体が被着されるべき部位に、 電圧井戸または電圧のくぼみが生成される。スクリーンの9時位置におけるマト リクス周縁部123に隣接している最外側の電圧井戸は、この場合、光源位置A (−1)からの74で示す2次照射がマトリクス周縁部123上の電位曲線72 を放電させて明確に画定された周縁部トラップを生成するので、対称形となる。 図3のステップ45で示されるようなESP現像の期間中、正に荷電されている 緑色発光蛍光体粒子の公称上均一な電気力線(フラックス)は、選択的に放電さ れたOPC層34の方を向いている。この正に荷電されている蛍光体粒子は、O PC層34のより正に荷電された非露光領域により反発されて、反転現像メカニ ズムにより、既に放電されている電圧井戸の中に被着する。例えば、図10に示 されるパターンの9時位置側におけるマトリクス周縁部123では、曲線72の 放電パターンの周期性が維持されており、最外側ラインの対称形によりこの最外 側ラインL(−1)への緑色蛍光体の被着は均一になり、一方、図11に示され る、マトリクス周縁部123の上に延在する「隠れた」擬似最外側緑色ラインは 対称形の周縁効果(border effect)を受ける。この擬似最外側ラ インは、完成したCRTでは、観察者側から見えないので、主たるパラメータと してラインの幅と位置的整合(レジストレーション:registration )の2点を採り上げて見た場合、実用上、品質的に問題はない。この擬似最外側 ラインの働きは、単に、スクリーン22上で眼に見える最外側ラインに静電的な 対称性を与えることだけである。 図11に示され図3のステップ47が示すように、2番目の、例えば青色発光 の蛍光体を被着するために、図3のステップ49の如く、OPC層34を再荷電 し、次にステップ41と43に示すように、青色蛍光体を励起する電子銃からの 電子ビームの径路を模して、前掲の表に記載されているような2ケ所の密接した 個別位置に置かれた、1次光源を使用して、シャドウマスクを通した光で放電さ せる。更に、前掲の表に示されたように、2次位置も使用される。曲線80で示 される露光により曲線82で示されるように静電々位が放電し、マトリクス周縁 部123と共に有効スクリーン領域の、青色蛍光体被着予定部の上に、電圧井戸 または電圧のくぼみが生成される。マトリクス周縁部123に近接している最外 側の電圧井戸は、光源位置A(−1)からの、84で示される2次照射がマトリ クス周縁部123の電位曲線を放電させて、適切に画定された周縁部トラップを 生成するので、対称形になる。EPS現像期間中、正に荷電されている青色発光 蛍光体粒子の公称上均一な電気力線は、選択的に放電されているOPC層34の 方向を向いている。この正に荷電されている蛍光体粒子は、OPC層34の、よ り正に荷電されている非露光部によって反発されて、放電された電圧井戸内に反 転現像メカニズムによって、被着する。マトリクス周縁部123、例えば図11 に示すパターンの9時位置側においては、曲線82の放電パターンの周期性が保 たれており、最外側ラインの対称形により、最外側ラインL(−1)に、および マトリクス周縁部123の上を覆う擬似最外側青色ライン(図12)に相互汚染 を生じること無く、青色蛍光体が均一に被着される。 図12に示され、また図3のステップ47に記述されているように、3番目の 、例えば赤色発光蛍光体を被着するために、OPC層34を、再荷電し、かつ、 赤色蛍光体を励起する電子銃からの電子ビームの径路を模すように、前掲の表に 示されているような2ケ所またはそれ以上の位置に置かれた1次光源を用いて、 ステップ41と43に示されたように、シャドウマスクを介する光によって放電 させる。更に、2ケ所の2次光源位置も使用される。曲線90で示される露光に より、曲線92で示されるように、静電々位が放電し、マトリクス周縁部123 および有効スクリーン領域の、赤色蛍光体が被着される部位に、電圧井戸または 電圧のくぼみが生成される。マトリクス周縁部123に隣接した最外側の利用可 能な電圧井戸も対称形である。その理由は、図9の光源位置A(+1)からの、 94と付記した2次照射が、長軸の3時位置側辺に周縁部トラップを作り出すか らである。EPS現像の期間中、正に荷電されている赤色発光蛍光体粒子の公称 上均一な電気力線は、選択的に放電されたOPC層34の方向を向いている。こ の正に荷電されている蛍光体粒子は、OPC層34のより正に荷電されている非 露光領域によって反発されて、反転現像メカニズムに従い、放電されている電圧 井戸内に被着する。マトリクス周縁部123、例えば図12に示すパターンの3 時位置側では、このとき放電パターンの曲線92の周期性が保たれており、最外 側ラインの対称形によって、最外側ラインL(−1)に、およびマトリクス周縁 部123の上に延在する、図示されていない擬似最外側赤色ラインに、赤色蛍光 体が、相互汚染を生じることなく、被着する。これら3種の蛍光体は、1990 年4月17日付けでリット氏他(Ritt et al)に付与された米国特許 第4,917,978号に記載されている手法で適当な溶剤蒸気に接触させるこ とによって、光受容体36のOPC層34に融着(fuse)する(図3のステ ップ49)。次に、このスクリーン構造に、ステップ51と53にそれぞれ示さ れるように、スプレー法でフィルム塗布をし、アルミニウム化(アルミニウム層 形成)処理をして、発光スクリーン構体を形成する。このスクリーン構体を、約 425℃の温度で約30分間ベーキング処理して、スクリーン構体中の可揮発成 分を蒸発させる。 上述の例におけるこの多重(マルチプル)1次露光操作B(±1)は、マトリ クス23の開孔上に蛍光体を適正な位置と形状をもって形成して、観察スクリー ン22を作成するように働く。例えば、1回だけの1次ビームB(0)のみを使 用したとすると、観察スクリーン22全面を通じて、蛍光体ラインの幅およびス クリーン重量を必要値に維持することは難しく、コロナ荷電作用を均一化するよ う非常に厳密な制御が要求されることになる。また、露光分布の慎重な調整と露 光レベルをたびたび調節することが必要になる。しかし、この発明の方法では、 最適のB(±1)位置と露光レベルとは実験的に決定される。その様な最適の複 数ステップ1次B(±1)露光法は、コロナ荷電作用の均一性と露光分布とに対 する蛍光体被着プロセスの感度を低減することが判った。また、この最適 のB(±1)の位置は、必要とする露光レベルを低減し、その結果、工程に融通 性を得ることができる。 通常、EPS法では、2番目および3番目のカラー発光蛍光体を、スクリーン の観察領域の周期性を持って形成された電位井戸内に被着していた。このような 電位井戸は、この2番目および3番目のカラー発光蛍光体の被着期間中、それ以 前に被着した蛍光体が持っている電荷のために、在る程度の非対称形を呈してい る。この発明においては、先に被着された蛍光体が原因となって生じる非対称形 の静電的反発作用がある場合に、全スクリーン領域に亘ってマトリクス開孔を良 好にカバーするのに、複数ステップの1次露光が有効であることが判った。少な くとも2ケ所の調節可能な露光位置を持つことにより、1つのライトハウスの位 置を、マトリクス開孔の一方の縁、典型的には静電的に反発する蛍光体から最も 遠い縁が十分にカバーされるように選択し、また2番目のライトハウス位置を、 マトリクス開孔の他方の縁、すなわち、上記蛍光体に最も近い縁が十分にカバー されるように選択する態様で、実験により決まるこれらのライトハウスの位置を 設定することが効果的であることが判った。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月16日(1999.3.16) 【補正内容】 請求の範囲 1. ネック(14)と、開口端とを有し、その開口端で発光スクリーン(22 )を有し長軸と短軸を持つフェースプレート・パネル(12)に封着されている ファンネル(15)であって、前記スクリーンが相異なるカラー発光をする多数 の蛍光体素子(R、G、B)より成り、電子写真的スクリーン作成法によって前 記フェースプレート・パネルの内面の観察領域に形成されている、ファンネル( 15)と、 前記フェースプレート・パネルの前記観察領域の上に載った、多数の開孔を有 する第1の部分と、前記長軸が横切る前記フェースプレート・パネルの少なくと も両端側に沿って前記観察領域よりも外側に延在する無孔周縁部(123)を形 成する第2の部分と、を有し、前記蛍光体素子が前記開孔内に配設されている、 光吸収マトリクス(23)と、 前記フェースプレート・パネルの内部に前記スクリーンに近接して取付けられ たカラー選択電極(25)と、 前記ファンネルの前記ネック内中心部に配置されていて、複数の電子ビーム( 28)を発生し、これを前記スクリーンに向けて指向させる電子銃(26)と、 を具備する排気された外囲器であって、 前記蛍光体素子(R、G、B)の少なくとも1つが、前記長軸が横切る前記フ エースプレート・パネルの各端側においてのみ、前記マトリクス(23)の前記 無孔周縁部(123)上に形成されて成る外囲器を有する、カラー陰極線管。 2. ネック(14)と開口端とを有し、前記開口端で、長軸と短軸を有するフ ェースプレート・パネルに封着されたファンネル(15)であって、前記フェー スプレート・パネルの内面の観察領域には、前記短軸とほぼ平行に延びる3種の 相異なるカラー発光蛍光体細条(R、G、B)の3つ組より成る発光ラインスク リーンが電子写真的スクリーン作成法により形成されている、ファンネル(15 )と、 前記フェースプレート・パネルの前記観察領域の上に載っていて多数の実質的 に矩形開孔を有する第1の部分と、前記長軸が横切る前記フェースプレート・パ ネルの少なくとも両端側に沿って前記観察領域の外方に延在する無孔周縁部(1 23)を形成する第2の部分とを有し、前記3つ組の前記蛍光体の細条が前記開 孔内に被着されている、光吸収マトリクス(23)と、 前記フェースプレート・パネルの内部に前記スクリーンに近接して取付けられ たカラー選択電極(28)と、 前記ファンネルの前記ネック内中心部に配置されていて、3本の電子ビーム( 28)を発生してこれを前記発光スクリーンに向けて指向させる電子銃と、 を具備する排気された外囲器(11)であって、 前記3種の相異なるカラー発光蛍光体細条(R、G、B)の各々の少なくとも 1つの追加の細条が、前記長軸が横切る前記フェースプレート・パネルの各端側 においてのみ前記マトリクス(23)の前記無孔周縁部上に被着されており、前 記追加の細条が前記短軸に平行である外囲器を有する、カラー陰極線管。 【手続補正書】 【提出日】平成12年10月3日(2000.10.3) 【補正内容】 (1) 明細書第3頁第29行を下記のように補正する。 記 ることによって改善されている。 発明の構成 1. ネック(14)と開口端とを有し、該開口端で、発光スクリーン(22) を有し長軸と短軸を持つフェースプレート・パネル(12)に封着されているフ ァンネル(15)であって、前記スクリーンが相異なるカラー発光をする多数の 蛍光体素子(R、G、B)より成り、電子写真的スクリーン作成法によって前記 フェースプレート・パネルの内面の観察領域に形成されている、ファンネル(1 5)と、 前記フェースプレート・パネルの前記観察領域の上に載っている多数の開孔を 有する第1の部分と、前記長軸が横切る前記フェースプレート・パネルの少なく とも両端側に沿って前記観察領域よりも外側に延在する無孔周縁部(123)を 形成する第2の部分とを有し、前記蛍光体素子が前記開孔内に配設されている、 光吸収マトリクス(23)と、 前記フェースプレート・パネルの内部に前記スクリーンに近接して取付けられ たカラー選択電極(25)と、 前記ファンネルの前記ネック内中心部に配置されていて、複数の電子ビーム( 28)を発生し、これを前記スクリーンに向けて指向させる電子銃(26)と、 を具備する排気された外囲器であって、 前記蛍光体素子(R、G、B)の少なくとも1つが、前記長軸が横切る前記フ ェースプレート・パネルの各端側においてのみ、前記マトリクス(23)の前記 無孔周縁部(123)上に形成されて成る外囲器を有する、カラー陰極線管。 2. ネック(14)と開口端とを有し、該開口端で、長軸と短軸を有するフェ ースプレート・パネルに封着されているファンネル(15)であって、前記フェ ースプレート・パネルの内面の観察領域には、前記短軸とほぼ平行に延びる3種 の相異なるカラー発光蛍光体細条(R、G、B)の3つ組より成る発光ラインス クリーンが電子写真的スクリーン作成法により形成されている、ファンネル(1 5)と、 前記フェースプレート・パネルの前記観察領域の上に載っている多数の矩形開 孔を有する第1の部分と、前記長軸が横切る前記フェースプレート・パネルの少 なくとも両端側に沿って前記観察領域の外方に延在する無孔周縁部(123)を 形成する第2の部分とを有し、前記3つ組の前記蛍光体の細条が前記開孔内に被 着されている、光吸収マトリクス(23)と、 前記フェースプレート・パネルの内部に前記スクリーンに近接して取付けられ たカラー選択電極(25)と、 前記ファンネルの前記ネック内中心部に配置されていて、3本の電子ビーム( 28)を発生し、これを前記発光スクリーンに向けて指向させる電子銃(26) と、 を具備する排気された外囲器(11)であって、 前記3種の相異なるカラー発光蛍光体細条(R、G、B)の各々の少なくとも 1つの追加の細条が、前記長軸が横切る前記フェースプレート・パネルの各端側 においてのみ前記マトリクス(23)の前記無孔周縁部上に被着されており、前 記追加の細条が前記短軸に平行である外囲器を有する、カラー陰極線管。 (2) 請求の範囲を別紙のように補正する。 請求の範囲 1. ネックと開口端とを有し、開口端で発光スクリーンを有し長軸と短軸 を持つフェースプレート・パネルに封着されているファンネルであって、前記ス クリーンが相異なるカラー発光をする多数の蛍光体素子より成り、電子写真的ス クリーン作成法によって前記フェースプレート・パネルの内面の観察領域に形成 されている、ファンネルと、 前記フェースプレート・パネルの前記観察領域の上に載っている多数の開孔を 有する第1の部分と、前記長軸が横切る前記フェースプレート・パネルの少なく とも両端側に沿って前記観察領域よりも外側に延在する無孔周縁部を形成する第 2の部分とを有し、前記蛍光体素子が前記開孔内に配設されている、光吸収マト リクスと、 前記フェースプレート・パネルの内部に前記スクリーンに近接して取付けられ たカラー選択電極と、 前記ファンネルの前記ネック内中心部に配置されていて、複数の電子ビームを 発生し、これを前記スクリーンに向けて指向させる電子銃と、 を具備する排気された外囲器であって、 前記蛍光体素子の少なくとも1つが、前記長軸が横切る前記フェースプレート ・パネルの各端側においてのみ、前記マトリクスの前記無孔周縁部上に形成され て成る外囲器を有する、カラー陰極線管。 2. ネックと開口端とを有し、開口端で、長軸と短軸を有するフェースプレ ート・パネルに封着されているファンネルであって、前記フェースプレート・パ ネルの内面の観察領域には、前記短軸とほぼ平行に延びる3種の相異なるカラー 発光蛍光体細条の3つ組より成る発光ラインスクリーンが電子写真的スクリーン 作成法により形成されている、ファンネルと、 前記フェースプレート・パネルの前記観察領域の上に載っている多数の矩形開 孔を有する第1の部分と、前記長軸が横切る前記フェースプレート・パネルの少 なくとも両端側に沿って前記観察領域の外方に延在する無孔周縁部を形成する第 2の部分とを有し、前記3つ組の前記蛍光体の細条が前記開孔内に被着されてい る、光吸収マトリクスと、 前記フェースプレート・パネルの内部に前記スクリーンに近接して取付けられ たカラー選択電極と、 前記ファンネルの前記ネック内中心部に配置されていて、3本の電子ビームを 発生しこれを前記発光スクリーンに向けて指向させる電子銃と、 を具備する排気された外囲器であって、 前記3種の相異なるカラー発光蛍光体細条の各々の少なくとも1つの追加の細 条が、前記長軸が横切る前記フェースプレート・パネルの各端側においてのみ前 記マトリクスの前記無孔周縁部上に被着されており、前記追加の細条が前記短軸 に平行である外囲器を有する、カラー陰極線管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 メイテイ,ジエームズ レジス アメリカ合衆国 ニユージヤージ州 マー サービル ノース・ハミルトン・アベニユ ー 178 (72)発明者 シムズ,ロバート エドワード アメリカ合衆国 ニユージヤージ州 クリ ーム・リッジ ホーナーズタウン・ロード 36 【要約の続き】 とである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ネック(14)と、開口端とを有し、その開口端で発光スクリーン(22 )を有するフェースプレート・パネル(12)に封着されているファンネル(1 5)であって、上記スクリーンが相異なるカラー発光をする多数の蛍光体素子( R、G、B)より成り、電子写真的スクリーン作成法によって上記フェースプレ ート・パネルの内面の観察領域に形成されている、ファンネル(15)と、 上記フェースプレート・パネルの上記観察領域の上に載った、多数の開孔を有 する第1の部分と、上記観察領域よりも外側に延在する無孔周縁部(123)を 形成する第2の部分と、を有し、上記蛍光体素子が上記開孔内に配設されている 、光吸収マトリクス(23)と、 上記フェースプレート・パネルの内部に上記スクリーンに近接して取付けられ たカラー選択電極(25)と、 上記ファンネルの上記ネック内中心部に配置されていて、複数の電子ビーム( 28)を発生し、これを上記スクリーンに向けて指向させる電子銃(26)と、 を具備する排気された外囲器であって、 上記蛍光体素子(R、G、B)の少なくとも1つが上記マトリクス(23)の 上記無孔周縁部(123)上に形成されて成る外囲器、を有するカラー陰極線管 。 2. ネック(14)と開口端とを有し、一端で、長軸と短軸を有するフェース プレート・パネル(12)に封着されたファンネル(15)であって、上記フェ ースプレート・パネルの内面の観察領域には、上記短軸と平行に延びる3種の相 異なるカラー発光蛍光体細条(R、G、B)の3つ組より成る発光ラインスクリ ーンが電子写真的スクリーン作成法により形成されている、ファンネル(15) と、 上記フェースプレート・パネルの上記観察領域の上に載っていて多数の実質的 に矩形開孔を有する第1の部分と、少なくとも上記長軸の両端側に沿って上記観 察領域の外方に延在する無孔周縁部(123)を形成する第2の部分とを有し、 上記蛍光体の細条が上記開孔内に被着されている、光吸収マトリクス(23)と 、 上記フェースプレート・パネルの内部に上記スクリーンに近接して取付けられ たカラー選択電極(28)と、 上記ファンネルの上記ネック内中心部に配置されていて、3本の電子ビーム( 28)を発生してこれを上記発光スクリーンに向けて指向させる電子銃(26) と、 を具備する排気された外囲器(11)であって、 上記3種の相異なるカラー発光蛍光体細条(R、G、B)の各々の少なくとも 1つが、上記長軸の各端側における上記マトリクス(23)の上記無孔周縁部上 に被着されて成る外囲器、を有するカラー陰極線管。
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