JPS62154283A

JPS62154283A - 再生装置

Info

Publication number: JPS62154283A
Application number: JP60292537A
Authority: JP
Inventors: Tsutomu Fukatsu; 勉普勝; Taizo Hori; 泰三堀; Toshiyuki Masui; 俊之増井; Takashi Kobayashi; 崇史小林; Tetsuya Wakui; 湧井　哲也; Koji Takahashi; 宏爾高橋
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-12-27
Filing date: 1985-12-27
Publication date: 1987-07-09
Anticipated expiration: 2013-08-27
Also published as: JP2791554B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明はテープ状記録媒体の長手方向に延在する複数
の領域の各領域に記録された情報信号を再生する再生装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

近年磁気記録の分野では、高密度記録が追求されており
、ビデオテーブレフーダ（ＶＴＲ）においても磁気テー
プの走行速度を低下させ、更に高密度な磁気記録を行う
様になっている。そのため従来の様に固定ヘッドを用い
てオーディオ信号を記録していたのでは、相対速度が大
きくとれず再生音質が劣化してしまうものである。そこ
でその１つの解決方法として回転ヘッドで形成するトラ
ックの長さを従来より長くして、その延長部分に時間軸
圧縮したオーディオ信号を順次記録する方法がある。

例えば回転２ヘツドヘリカルスキヤンタイプのＶＴＲに
おいては、従来回転シリングに磁気テープを１８０°以
上巻付けていたのであるが回転シリンダに（１８０＋θ
）０以上巻付け、余分に巻付けた部分にＰＣＭ化され時
間軸圧縮されたオーディオ信号を記録するＶＴＲが考案
されている。

第６図はこの様なＶＴＲの磁気テープ走行系を示す図、
第７図は第６図に示すＶＴＲによる磁気テープ上の記録
軌跡を示す図である。図において１は磁気テープ、２は
回転シリンダ、３．・１はこの回転シリンダ２に位相差
１８０’で取付けられた互いに異なるアジマス角を有す
るヘッド、５は磁気テープ１上に形成されたトラックの
ビデオ領域部分、６は同じくオーディオ領域部分である
。ピデオ領域５は回転シリンダ２の１８０°分でヘッド
３．４が磁気テープをトレースした部分、オーディオ領
域６は回転シリンダ２の００分でヘッド３．４が磁気テ
ープをトレースした部分である。

又第２図中ｆ１〜ｆ４は周知の４周波方式により各トラ
ックに重畳されているトラッキング用パイロット信号の
周波数を示し、その周波数の関係は（ｆ２　ｆ＋　　）
＝ｆ３−ｆ、中ｆＨで、ｆ、−ｆ２中２ｆＨとなってい
る。但しｆＨはビデオ信号の水平走査周波数を示す。

この様にしてオーディオ領域にＰＣＭ化して時間軸圧縮
したオーディオ信号を再生した場合の音質はかなり高く
アナログ信号を記録再生するオーディオ専用器の音質に
勝るとも劣らないものである。

一方、上述の如きＶＴＲに於いてビデオ領域５に対して
も別のオーディオ信号を記録しようという周知の技術が
ある。即ち、第８図に示す如く例えばθ＝３６とした時
、１８０°　分回転ヘッドが回転すれば６の如きオーデ
ィオ領域が他に５つ設けられる。そして夫々の領域（”
Ｈ１〜ＣＨ６に独立に時間軸圧縮したオーディオ信号を
記録すれば計６チヤンネルのオーディオ信号を記録可能
なオーディオ専用テープレコーダが得られるというもの
である。尚、第８図中ｆ＋、ｆ２．ｆ、、ｆ４は周知の
４周波方式のトラッキング制御を行うためのパイロット
信号の周波数を示している。

〔発明が解決しようとする間頂点〕

上述のように多チャンネルのオーディオ専用機としてＶ
ＴＲを利用した場合、記録媒体をその長手方向に延在す
る複数の領域に分割して、その各領域に情報を記録した
際、各領域の使用状況の把握が困難であるという問題が
ある。

即ち、上述の６チヤンネルのテープレコーダで。

は各領域について並列に記録が行われているため、これ
らを同時に再生することはできず、周知の検索、例えば
所謂頭出し等を行ったとしても磁気テープを複数回往復
させなければ全チャンネルの検索は行えず、”検索時間
が長くなり、かつ操作も煩しいものであった。

この発明は上述の如き問題点に鑑み、大規模な装置を付
加することなく、各領域の記録情報を短時間で検索する
ことのできる再生装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る再生装置は、記録媒体上の情報の再生と
テープの高速走行とを繰り返すモードに於いて、再生を
行う領域を順次変更する様構成したものである。

〔作　用〕

上述の如き構成に於いて、記録済の媒体の検索はテープ
状記録媒体を先頭から終端まで走行させるだけで全領域
の記録情報の検索が可能となった。

〔実施例〕

以下、本発明を実施例を用いて説明する。

第１　面’ｔｉ　１ｊｉＪ出の述き６チヤンネルのデイ
ジタルオーディオテープレフーダに本発明を適用した一
実施例装置の概略構成を示す図であり、図中第６図と同
様の構成要素については同一番号を付す。

また第１図は説明の簡単の為再生に係る構成のみを示し
ている。

まず、第１図の装置に於いて通常の再生を行う場合の動
作について説明する。この時ユーザーは操作部１１をマ
ニュアル操作して、情報の再生を命令すると共に、情報
の再生を行う領域を全領域ＣＨＩ〜ＣＨ６中から指定す
る。操作部１１より指定された領域を示す３ビツトデー
タがシステムコントローラ１２から領域指定回路１３に
供給する。これに伴って領域指定回路１３からはパラレ
ルの６ビツトデータが出力され、表示器１４及びウィン
ドパルス発生器１５に供給する。

表示器１４では６ビツトパラレルデータに基いて、例え
ば６１Ｉｌ！ｉＩの表示素子の１つを点灯させて、指定
領域を表示する。一方、ウィンドパルス発生器１５に於
いては回転ヘッド３．４が夫々指定領域をトレースする
タイミングで夫々のヘッドの出力をゲートする。このウ
ィンドパルスはヘッドの回転検出器２５より出力される
３０Ｈｚの回転位相検出信号（以下３０ＰＧと称す）に
基いて形成される。

ゲート回路１６の出力はＰＣＭ信号処理回路１７でディ
ジタル復調、時間軸伸長、誤り訂正等の周知の処理が施
され、再生オーディオ出力信号として端子１８より出力
される。またゲート回路１６の出力はトラッキング制御
（ＡＴＦ）回路１９にも供給される。ＡＴＦ回路１９で
はゲート回路１６の出力中、前述のトラッキング制御用
パイロット信号を用いて、所謂４周波方式で周知の処理
が行われ、サンプルホールドしてトラッキング制御（Ａ
ＴＦ）信号を得る。

ＡＴＦ回路１９より得たＡＴＦ信号はキャプスタン制御
回路２０に供給され、キャプスタン２１の回転を制御し
、ヘッド３．４が指定領域の記録トラック上を正しくト
レースする様にされている。

この時システムコントローラ１２からは通常再生時のテ
ープ速度を指示するデータがキャプスタン制御回路２０
に入力され、テープ速度制御の制御目標を決定している
。２２はキャプスタン２１と共働してテープ１を走行す
るピンチローラである。

以下、本実施例のテープレフーダによる情報の検索につ
いて説明する。まず基本的な考え方について、第２図及
び第３図を参照して説明する。

第２図は情報検索時に於けるテープ走行の制御タイミン
グを示す図である。まず、通常再生（ＰＢ）を行うため
にテープを期間Ｔ＋記記録色同一の速度で搬送し、次に
早送り（ＦＦ）もしくは巻戻しくＲＥＷ）等のテープの
高速走行を時間Ｔ２だけ行う。

第３図（Ａ）、（Ｂ）は夫々情報検索時の再生の様子を
模式的に示す図である。第２図にて示した様に、テープ
の走行は期間Ｔ１の通常走行と期間Ｔ２の高速走行とを
繰り返すのであるが、第３Ｉｆｆｌ（Ａ）に示す例に於
いてはＴ１で示す期間に領域ＣＨＩ〜ＣＨ６を順次Ｔｔ
／６の期間づつ再生していく。従って各チャンネルの再
生時間を５秒とすればＴ１は３０秒程度となる。またＴ
２についてはテープの高速走行時の走行速度を通常速度
の１０倍とし、鈴音されている情報の１つのプログラム
長を３分程度とすれば（１８０÷１０＝）１８秒程度と
する。

他方ｉ３［１（Ｂ　）に示す例に於いてはＴ＋で示す時
間に１つの領域のみを再生し、一度テープを高速走行さ
せた後、今度は次の領域を再生するという動作を繰り返
すものである。この場合はＴ１は５秒、Ｔ２は（１８÷
６＝）３秒ということになる。

第３図（Ａ）、（Ｂ）に於いてＣＨＩ〜ＣＨ６は夫々テ
ープ１の長手方向に延在する領域であり、斜線部は再生
部分を示している。

以下、第１図のテーブレフーダに於いて第３図（Ａ）に
示す情報検索を行う際の動作について、第４図及び第５
図を参照して説明する。

第５図は情報検索時に於ける第１図のシステムコントロ
ーラ１２の動作を説明するためのフローチャートであり
、以下このフローチャートに基いて説明する。

操作部１１にて情報検索命令がなされると、システムコ
ントローラは、領域指定の為のデータｎを１に設定し、
とりあえずＣＨＩを指定する。そしてキャプスタン制御
回路２０に通常走行を命じＣＨＩの再生が開始されるの
であるが、この直後ＲＦ検波回路２３の出力を確認し、
指定領域にオーディオ信号が記録されているか否かを判
別する。

オーディオ信号が記録されていた場合は５秒間の再生を
行った後、再生を終了し記録されていなかった場合には
即時に再生を終了する。そして、データｎを１つカウン
トアツプして、今度はＣＨ２について同様の動作を行う
。この時の３０ＰＧとウィンドパルスとの位相関係を第
４図にて示す。

図中ウィンドパルスＡ、　　Ｂは夫々ヘッド３．４の出
力をゲートするためのものである。

そしてこの５秒間の再生がＣＨ６まで終了すると、この
時データｎは６となっており、領域指定回路１３による
領域指定を解除してゲート回路１６を閉じる。これと同
時にキャプスタン制御回路２０を制御してテープの廃油
走行を開始せしめる。そして１８秒経過後、テープの高
速走行を終了して、データｎを再び１とし、ＣＨｌより
前述の再生動作を行う。

この検索に於けるｔｔｌＩ報の再生中操作部１１が操作
されると、これが割込キーとして作用し、情報検索は終
了する。例えば情報検索中に再生された音声が所望の音
声であれば、操作部に於ける停止ボタンを操作して再生
を停止させたり、再生ボタンを操作してその再生を継続
させる。これに伴い情報検索は終了し、システムコント
ローラ１２は通常の状態に戻る。

上述の如き実施例のテープレコーダに於いては一度テー
プ端からテープ端までテープを走行させるだけで全チャ
ンネルの情報の検索が可能であるため、迅速に情報の検
索を行うことが可能となった。また、新たなハードウェ
アを追加することもない。また情報の検索時に於いて再
生領域が次々に変更しても、その情報は常の表示されて
おり、どの領域からの再生情報であるかを常に目視でき
るため、極めて使い勝手の良いものである。

尚、この実施例では全領域同じ方向に情報が記録されて
いると考えたが、例えばチャンネルＣＨ１、ＣＨ３，Ｃ
Ｈ５を順方向に記録再生し、別のチャンネルＣＨ２，Ｃ
Ｈ４，Ｃｆ（６を逆方向に記録再生する場合においても
、さらにチャンネルＣＨ１，ＣＨ３，ＣＨ５の順方向再
生、チャンネルＣＨ２，ＣＭ＝１．ＣＨ６の逆方向再生
及び早送りもしくは巻戻しという過程を繰返すことで対
応することも可能である。また、このプロセスを使用者
が任意に領域を指定して行うことも勿論可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したとおり、この発明のテープレコーダに於い
てはテープ状記録媒体の長手方向に延在する各領域の情
報信号の再生と媒体の高速送りを繰返す際、自動的に再
生領域が変更されるので、具体的な付加装置は極めて少
くして、記録媒体への記録状況の概略を迅速に知ること
ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１菌は本発明の一実施例としてのテープレコーダの概
略構成を示す図、第２図は情報検索時に於けるテープ走
行の制御タイミングを示す図、第３図（Ａ）、（Ｂ）は
夫々情報検索時の再生の様子を模式的に示す図、第４図
は情報検索時に於ける３０ＰＧとウィンドパルスの位相
関係を示すタイミングチャート、第５図は情報検索時に
於ける第１図のシステムコントローラの動作を示す図、
第６図は従来のＶＴＲのテープ走行系を示す図、第７図
は第６図に示すＶＴＲによる磁気テープ上の記録軌跡を
示す図、第８図は多チャンネルテープレコーダによる磁
気テープ上の記録軌跡を示す図である。図中、１は磁気テープ、３．４は回転ヘッド、１　ｔは
１Ｍ作ｇ、ｌ　２はシステムコントローラ、１３は領域
指定回路、１４は表示器、１５はウィンドパルス発生器
、１６はゲート回路、１７はＰＣＭ信号処理回路、１９
はＡＴＦ回路、２０はキャプスタン制御回路、２１はキ
ャプスタン、２３はＲＦ検波回路である。代理人　弁理士　１）北　嵩　晴第５図

Claims

【特許請求の範囲】

テープ状記録媒体の長手方向に延在する複数の領域の夫
々から記録されている情報を再生する装置であつて、前
記媒体の高速走行と情報の再生とを繰り返すモードに於
いて、再生を行う領域を順次変更することを特徴とする
再生装置。