JPS62152874A

JPS62152874A - 記録方法

Info

Publication number: JPS62152874A
Application number: JP60295786A
Authority: JP
Inventors: Satoru Tomita; 冨田　悟
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-12-27
Filing date: 1985-12-27
Publication date: 1987-07-07
Anticipated expiration: 2009-12-07
Also published as: JPH0698787B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野〕本発明は螢光体ドツトアレイ、ＬＥＤアレイなどの自己
走査型光デバイスを用いて画素単位で記録を行なう記録
方法に関する。

（従来技術）一般に、画素単位で記録を行なう装置は光走食型曹込方
式と電子写真方式との組合せからなり、いわゆる光走丘
型電子写真記録装置とよばれる。

特に、微小発光セグメントアレイを用いて、基本的に個
々のセグメントをドライブして発光させるものは、機械
的な可動部がなく、印字にプレがなく、縦線が明確にあ
られれるなど印字品質が良く、高信頼性、小型化の要求
を満足するものとして注目されている。しかし、画情報
により発光されるのでセグメント毎の発光時間が異なり
、殊に輝度経時特性の比較的劣る発光セグメントアレイ
では、長時間使用後に輝度レベルの差が大きくなって、
Ｎ／Ｐ記録方式では画壇濃度のムラとなって現われ、Ｐ
／Ｐ記録方式では地肌濃度のムラとなって現われる。そ
のため、不均一な輝度レベルを検知して個々のセグメン
トに対し、ドライブ条件を変えるようにすることも考え
られるが、技術的に困難であり、コストアップという問
題が生じる。

（目　　的〕不発明の目的は、従来技術の開−を解決して、セグメン
トごとの輝度レベルをほぼ一定に保持する記録方法？提
供するものである。

（構　　成）矛１図は本発明が適用される光走査型電子写真記録装置
の一例を示すもので、基本的には普通紙複写機と同様に
構成される。即ち、矢印方向に回転する感光体１０周り
に、帯電チャージャ２、微小発光セグメントアレイとし
ての螢光体トンドアレイロ、結像光学系としてのレンズ
アレイ４、現像装置５、転写チャージャ６、分離チャー
ジャ７、クリー二／グ装置８及び除電ランプ９が配置さ
れる。これにより、基本的に画累単位による螢光体ドツ
トアレイ６からの発生光を画情報に応じて変調し、この
変調光をレンズアレイ４により感光体１（帯電チャージ
ャ２により一様帯電済み）面上に結像して静電潜像を形
成し、この静電潜像を現像装置５により顕像化し、これ
を所定タイミングで給紙される転写紙１０に対して転写
チャージャ６の作用により転写し、定着装置１１Ｖｃよ
り定着処理して排紙させるものである。

又、本実施例の記録方式としては、ネガ−ポジ記録方式
が採用されている。つまり、一様に帯電された感光体１
表面に対して文字、線等の画像部に対応する部分を露光
し、この露光により減少させられた感光体１上の表面電
位の低下した部分にトナーなどを付着させて現像するも
のである。

３−２図および矛６図に螢光体ドνトアレイを示す。

牙２図において、符号７０は、ガラス、セラミック、樹
脂等からなる基板を示している。基板７０には、一連の
セグメント電極７１が基板の長手方向に配列されていて
、このセグメント電ｉ７１にはその個々に螢光面７２が
形成されている。なお、個々の螢光面のサイズは、４０
　ｘ　４０μｍ乃至５０　ｘ　５０μｍ　のように極め
て微細なものであるが、矛２図では螢光面の寸法を他の
部材に比べて大きくして示しである。

基板７０の螢光面の配列の両側には、絶縁体層７３．７
３が基板長手方向に沿って形成され、これらの上には、
グリッド電ｉ７４．７４がそれぞれ形成されている。矛
２図において、符号７５は、基板長手方向に張り渡され
た熱陰極としてのタングステンワイヤを示し、表面にＢ
ａＯ，Ｓｒ○等の電子放射性物質を塗布されている。ま
た、符号７６は、ガラス等からなる透明な材料で形成さ
れたフェイス部材であって、矛６図に示すように、基板
ｇ４１１と一体化される。かくして、基板７０．絶縁体
層７６゜７６、グリッド電極７４，７４、フェイス部材
７６は、閉窒間を形成し、この空間内には、セグメント
電極７１、螢光体層による螢光面７２、熱陰極７５．７
５が閉じ込められている。上記閉空間は高度に真空化さ
れている。

グリッド電（Ｑ７４．　７４＆ｌ：適宜の電圧を印加し
てお（・℃、熱陰１７５．７５に数１０ミリアンペアの
交流電流を逍すると、熱陰極７５．７５は、ジュール熱
によって加熱され熱電子を放出する。かかる状態におし
・で、セグメント電極７１の一つに正電圧を印加してこ
れを正電位にすると、上記熱電子は正電位のセグメント
電極の電極部に引き寄せられ、核心極部に吸い込まれろ
とき螢光面７２の螢光物質のエネルギー状態を励起させ
る。励起した螢光物質は、基底状態へ戻る際に螢光を発
する。この螢光はフェイス部材７６を介して観某される
。

そして、上述したセグメント電極７１上の螢光面７２　
は、矛４図に示すように発光時間と共に輝度が低下する
傾向を有している。

矛５図に本発明による記録方法の一例を示している。す
なわち、各セグメント１（Ｑ７１上の螢光面７２　　を
全数発光時間を同一ならしめるようにしたフローチャー
トである。いま、有効発光セグメント数を２５６０個と
仮定し、まず各セグメン）Ｋ対応する時間Ｔ（Ｉ）、Ｉ
＝１〜２５６０　　を初期設定（＝０．０）する。次に
あるラインの画情報がアドレスＡ（Ｉ）、ｒ＝１〜２５
６０　　にメモリされているので、各情報スレノンヨル
ド値Ｔｎ　　と比較し、例えば各ｆ′￥を報が１０」か
「１」の場合Ｋ　Ｔ、　＝　０．５として「０」か「１
」を判断する。ここで、慣徹が「１」の場合に発光させ
るものとすると、「０」の場合は発光しないので、この
「０」の場合のみ、そのアドレス（（１画素の発光時間
ΔＴを加えるようにする。フローチャートの■〜■の範
囲を、例えば１ペ一ジ分における全ライン繰り返すと、
１ペ一ジ分の画情報に関する各セグメントの発光時間の
長短を知ることができ、１ペ一ジ分をプリントしたあと
、所定の時間に各セグメントに対応する時間Ｔ（Ｉ）、
Ｉ＝１〜２５６０　　だけ発光させるようにすると、各
セグメントの発光時間は殆ど一定値となり、どのセグメ
ントも発光時間による輝度差は生じない。

連続プリントの場合、上記のように１ページプリントご
とに次のプリントまでの間に発光させてもよく、全プリ
ント終了後に発光させるようにしてもよい。また、全ラ
インの情報を全部カウントしなくとも任意ラインの情報
でＴ（１）をカウントし、非記録時に発光させるように
しても実用上差支えない。この非記録時とは、各プリン
トの間もしくは前、後あるいは装置の待機時をいう。

本発明による別の記録方法を矛６図のフローチャートに
より説明する。この場合は、画情報を用いずに乱数（例
えばＯから１までの一様乱数）を発生させ、これを用い
て発光時間Ｔ（Ｉ）、Ｉ＝１〜２５６０　　を決定する
ものである。フローチャートの■〜■の範囲については
前記方法における説明と置床であるから改めて説明しな
い。０〜１の一様乱数を用いねば、例えばＴｎ　＝０．
５　　に設定して、これにより大小を判定すればよい。

また、ｔ９〜■の範囲において、セグメントごとＶＣ４
回乱数を発生させているが、これは■より以前の時間Ｔ
（Ｉ）の初期設定時に乱数Ｒ（Ｉ）、Ｉ＝１〜２５６０
　　を発生させてメモリしておき、■〜■の範囲でＲ（
Ｉ　）　：　Ｔｎ　　と比較し判定す′るようにしても
よい。この方法でも本発明の目的は実質的に達成される
。

本発明による更に別の記録方法についてオフ図のフロー
チャートラ参考にして説明する。この場合は、全セグメ
ントを同じ時間だけ発光させるものであり、例えば１ペ
ージ毎に設定時間Ｔｓ　　なるものを決めておぎ、これ
と乱数との積で発光時間ＴＹ決定して非記録時に発光さ
せるものである。

この方法は、特にＮ／Ｐ記録の場合のように発光時間が
短かくてすむ場合に平均化される傾向は強いが、発光時
間が全体として長くなってしまう場合には、Ｐ／Ｐ記録
の場合と殆ど発光時間が変らなくなってしまうから注意
する必要がある。なお、乱数を用いずに１ページごとに
時間Ｔｓ　　を決定し、これを発光時間としてもよい。

非記録時特に装置の待機状態においては、感光体が移動
を停止しているため、この状態で発光させると、感光体
は局部的に高光エネルギーが与えられ疲労などの悪影響
を受は易い。これを防止するため矛８図に示すように、
微小発光セグメントアレイ８０からの光が結像デバイス
８１を介して感光体８２に投射される光路を開閉自在に
支持されたマスク８６を備え、非記録時中はこの光路を
遮断するようにすることがのぞましい。

また、微小発光セグメントアレイは螢光体ドツトアレイ
の他に、ＬＥＤアレイ、ＬＣＳアレイなどであってもよ
く、またＮ／Ｐ記録方式に限定することなくＰ／Ｐ記録
方式であっても基本的には適用しうる。

（効　　果）本発明によれば非記録時に画ｈｔ報や乱数等を用いて各
セグメントを発光させるようにしたので、セグメントご
との輝度レベルをほぼ一定に保持することができるとい
う効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本廃明を実施する光走食型電子写真記録夢酋の
一例を示す構成図、矛２図および矛３図はそれぞれ螢光
体ドツトアレイを示す分解図および断面図、第４図は上
記螢光体の一光時間と輝度との関係を示す図、矛５図は
本発明による記録方法を示すフローチャート１，１？６
図および矛７図は本発明による別の記録方法を示すフロ
ーチャート、矛８図は感光体を保護するための光路遮断
の一例を示す構成図である。１・・感光体、５・・・螢光体ドツトアレイ、４・・・
結１に光学系、７１・・・セグメント電極、７２・・・
螢光面。 τかｉ間□ 躬　２図ｆ、りち　ｙ図ｇ

Claims

【特許請求の範囲】

画素単位による微小発光セグメントアレイからの発生光
を画情報に応じて変調し、この変調光を結像光学系を介
して感光体面上に露光走査することにより静電潜像を形
成し、この静電潜像を顕像化して画情報に応じた記録を
行なう記録方法において、非記録時に微小発光セグメン
トアレイを発光させることを特徴とする記録方法。