JPS6215218A - 変性フエノ−ル樹脂およびその製法 - Google Patents

変性フエノ−ル樹脂およびその製法

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JPS6215218A
JPS6215218A JP61162176A JP16217686A JPS6215218A JP S6215218 A JPS6215218 A JP S6215218A JP 61162176 A JP61162176 A JP 61162176A JP 16217686 A JP16217686 A JP 16217686A JP S6215218 A JPS6215218 A JP S6215218A
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amide
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フリッツ、エルドマン、ケムプター
ユルゲン、ニーベレ
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BASF SE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アミド基および/またはイミド基を有する化
合物で変性されたo、o’−メチレンエーテル基を介し
て結合されたフェノールレゾールエーテルをベースとす
る変性フェノール樹脂、その製法並びにその用途に関す
る。
従来の技術 高水加性のレゾールは、米国特許第3485797号明
細書から公知である。この場合には、非水性溶剤、例え
ばベンゼン等中で実施される方法が該当する。
メチロール基が1価のアルコールで部分的にエーテル化
された高水加性のレゾールは、米国特許第412084
7号、同第4157324号および同第4122054
号明細書に記載されている。
アルコールでエーテル化された、低含有率の金属イオン
およびフェノールを有する高水加性レゾールを製造する
方法は、ドイツ連邦共和国特許出願第P3422510
.2号明細書に記載されている 発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、変性された、o、o’−メチレンエー
テル基を介して結合されたフェノールレゾールエーテル
であって、その変性剤がアルコールでないもの、即ちそ
のメチロール基が比較的に反応の不活発なメチロールア
ルキルエーテルに転化されておらず、高い貯蔵および加
工安定性と同時に高い反応性を有する生成物を提供する
ことであった。
更に、本発明の目的は、前記のような変性されたフェノ
ール樹脂の製法、該方法生成物を電気絶縁体用プレス成
形材料を製造するため、ラミネート、特に電気絶縁体用
ラミネートを製造するため、繊維マット、特にゴム助剤
並びにラッカー系用の発光およびメチロール基分の少な
い架橋剤、かつ被覆剤、特に陰極析出可能な電着塗料結
合剤を製造するための用途である。
特に最後に挙げた用途のためには、高い反応性および必
要な安定性を有する生成物が提供されるべきである。
問題点を解決するための手段 前記課題は、アミド基および/またはイミド基を有する
化合物で変性されたo、o’−メチレンエーテル基を介
して結合されたフェノールレゾールエーテルにより、か
つ実質的にフェノール不含のかつ金属イオンの少ない生
成物を保証する上記化合物の製法によって解決される。
本発明の対象は、フェノールおよび/または履−アルキ
ル置換されたフェノール、場合によりその他のアルキル
フェノールと混合したもの、およびホルムアルデヒドま
たはホルムアルデヒドを提供する化合物から2価の金属
イオンの存在下に得られる、o、o’−メチレンエーテ
ル基を介して結合されたフェノールレゾールエーテルを
ベースとする変性フェノール樹脂であって、該変性フェ
ノール樹脂はアミド基および/またはイミド基を有する
化合物を結合して含有することを特徴とする。
アミド基および/またはイミド基を有する化合物が中間
的に形成されたN−メチロール基を介して導入されてい
る変性フェノール樹脂が有利である。
変性剤としては、モノアルキル−またはモノアルコキシ
−カルバメート並びに非対称的ジアルキル尿素が有利で
ある。
本発明のもう1つの対象は、フェノールおよび/または
膓−アルキル置換されたフェノール、場合によりその他
のアルキルフェノールと混合したもの、およびホルムア
ルデヒドまたはホルムアルデヒドを提供する化合物から
2価の金属イオンの存在下に製造しかつ引き続きアミド
基および/またはイミド基を有する少なくとも1種の化
合物で変性させることにより前記変性フェノール樹脂を
製造する方法であり、該方法はA、水性媒体中でメチロ
ール化を姶する操作法のためには、 a1)メチロール化を、使用フェノールに対して、2価
の金属イオン 0.5〜10重量%の存在下に実施し、 a2)引き続き、2価の金属イオンを難溶性塩として除
去し、 a3)反応混合物中に溶剤として存在する水の分離をア
ミド基またはイミド基を有する化合物の存在下に、場合
により共沸添加剤の存在下に、30〜80℃で実施し、
かつ変性(−アミド基および/またはイミド基を有する
化合物の導入)の際に生成する反応水の分離を40〜1
20℃で実施し、 B、無極性有機溶剤でメチロール化を開始する操作法の
ためには、 b1)メチロール化を、使用フェノールに対して、2価
の金属イオン0.1〜0.3重量%の存在下に実施し、 b2)変性をアミド基および/またはイミド基を有する
少なくとも1種の化合物の存在下に、場合により移行す
る蒸留水を戻しながら、60〜120℃で実施し、 かつ最後に前記A)またはB)に基づき製造された方法
生成物の残留フェノール量を薄層蒸留 −により1重量
%未満のフェノール含量に除去することを特徴とする。
変性のためには、一般式I: H−N−GO−R’ 1式中、 R=Hまたは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基
、 R′=1〜18個の炭素原子を存するアルキル基、1〜
18個の炭素原子を有するアルコキシ基、2〜4個の炭
素原子を有するヒドロキシアルキル基、3〜20個の炭
素原子を有するオキサアルキル基、4〜20個の炭素原
子を有するヒドロキシオキサアルキル基または RとR′は一緒に5〜7員環に結合されており、この場
合にはNH基の両側に2個のカルボニル基が結合されて
いてもよい°]で示されるアミV基および/またはイミ
ド基を有する化合物を使用することができる。
2価の金属イオンは有利にカルボン酸塩の形で使用する
ことができ、その際前記A)の基づく方法を実施する場
合には、カルボン酸塩としては、2価の金属の蟻酸塩、
酢酸塩またはプロピオン酸塩が、前記B)に基づく方法
を実施する場合には、2価の金属のナフテン酸塩、オク
タン酸塩またはネオデカン酸塩を使用するのが有利であ
る。
更に、本発明のもう1つの対象は、本発明による変性フ
ェノール樹脂を併用して被覆系、特に陰極析出可能な電
着塗料、接着剤およびゴム助剤の製造方法である。
次に、構成成分および個々の操作工程並びに方法生成物
の用途について詳細に説明する。
A、水性媒体中での方法実施形: a1)本発明によるアミド基およびイミド基変性された
o、o’−メチルレンエーテル結合フェノールレゾール
エーテルを製造するためには、場合により CI”””
 C10−アルキルフェノール(0−またはp−置換さ
れた)と混合した、フェノール、またはフェノール基を
結合して含有する炭化水素樹脂、または例えばヨーロッ
パ特許第2517号に基づくポリブタジェン油変性され
たフェノール体、および場合により亀−置換されたC8
〜011m−アルキルフェノールをホルムアルデヒドと
一緒に水性媒体中で反応を〇−位に導く触媒例えば2価
の金属イオンの存在下にpH4〜7、有利にはpH4,
5〜6.0で一般に80〜100℃で、ホルムアルデヒ
ドが十分に反応するまで、反応させる。 触媒としては
、使用フェノールに対して0.5〜10重量%、有利に
は1.3〜5重量%の量の2価の陽電性金属、例えばZ
n″0、Sn”、ilg”、Ca”、pb”、Ba”お
よびCo’″″の揮発性有機カルボン酸の塩、有利には
蟻酸塩、酢酸塩およびプロピオン酸塩、場合によりまた
それらの混合物が該当する。特に蟻酸塩および酢酸塩が
有利である。
フェノール/ホルムアルデヒドの使用すべき量比は、一
般に1:1.0〜l:2.5モル、有利にはl:1.5
〜1:2.2モルである。
この方法に基づく工程の終了時の生成物の縮合度は、平
均して1〜4フ工ノール単位である。それよりも高い縮
合度では、少なくとも一種の不均一な水性系が存在する
a2)工程a2)は溶解して存在する触媒、即ち2価の
金属イオンの除去工程である。
a2.1)  この目的のためには、上記触媒は水不溶
性塩(燐酸水素塩またはアンモニウム燐酸塩)または硫
酸塩もしくは炭酸塩に転化することができる。選択基準
としては、例えば濾過による、実質的に不溶性の塩の問
題の無い分離である。濾過は、この時点で既に、添加物
の均一化をもたらしかつエーテル化前に再び除去される
添加物、例えばメタノールの存在に極めて好ましく作用
する。
この方法を実施するために特に適当な亜鉛塩は硫酸水素
塩として除去するのが有利である。
不溶性燐酸塩を製造するためには、好ましくは水性燐酸
を20〜70℃、有利には40〜60℃で1時間以内で
軽量供給する。過剰の未反応燐酸は回避されるべきであ
る。それというのもこれは過度の分子量上昇またはバッ
チの架橋を起こすことがあるからである。
a2.2)もう1つの極めて有効な方法は、メチロール
化の条件下で80〜100℃で溶解して存在するが、但
し冷却後に結晶化しかつ容易に分離することができる、
2価の金属の蟻酸塩、酢酸塩またはその他の塩を使用す
ることである。この方法のためには、例えば蟻酸亜鉛お
よび酢酸バリウムが適当である。変更方法a2.2)は
、反応生成物が150〜250の平均分子量を有する場
合に、特に有利に実施することができる。
a3)この処理工程は、水、詳言すれば溶剤水および反
応水を分離するために役立つ。反応水としては、メチロ
ール基のエーテル化から分離された水およびアミド基を
有する化合物での変性反応からの反応水が理解されるべ
きである。
メチロール基のエーテル化度は著しく変動してもよいが
、いかしながら生成物の反応性が高すぎないようにかつ
所望であれば、薄膜蒸発器での残留量のフェノールの出
来るだけ完全なないしは問題の無い除去が保証されるよ
うに調整すべきである。その他の点は、生成物の使用目
的に基づくエーテル化ど次第である。例えば陰極電着塗
装の分野で被覆剤として使用するためには、たいていの
場合メチロール基含量の少ない生成物を使用するのが特
に有利である。このような製品の製造は、本発明による
方法によって可能である。水の分離は、たいていはトル
エンまたはシクロヘキサンのような共沸添加剤の存在下
に減圧下に、有利には30〜50℃で開始して、場合に
より温度を徐々に80℃に高めながら行う。反応水の分
離は、40〜120℃、有利には40〜90℃でかつ移
行する水のpH値を低下させながら行う。経験的には、
蒸留の開始温度を低く選択すればするほどに、反応を終
了させる温度は一層高くてもよい。
エーテル化反応の終了後には、方法生成物は一般に2〜
6、有利には3〜5の縮合度を有する。残留フェノール
含量は、固体樹脂に対して、フェノール4〜72重量%
、たいていは 5〜7重量%である。
変性剤として適当なアミド基および/またはイミド基を
有する化合物としては、モノ−およびデアモト、モノ−
および非対称デアルキル尿素並びに尿素、更に少なくと
も1個のアミド基を有する環式化合物、例えばエチレン
尿素、プロピレン尿素、ピロリドン、オキサシリノン、
カプロラクタム、また尿素、ホルムアルデヒドおよびイ
ソブチルアルデヒドから製造することができる環式化合
物並びにイミド基を有する化合物、例えばスクシンイミ
ド、フタルイミド等が該当する。
適当な変性剤の選択は、アミド系NU−官能基に対する
メチロール化反応の実施可能性に基づいて行うのが有利
である。特に有利であるのは、1−18個の炭素原子の
鎖長を有するアルコールをベースとするモノカルバメー
ト(これはエーテル基を有していてもよい)、例えばポ
リグリコール、アルキル基中に1〜18個の炭素原子の
鎖長をを有するカルボン酸をベースとするモノアミド(
これは枝分かれしているのが特に有利でありかつまたエ
ーテル基を有していてもよい)並びにアルキル基中に有
利には・1〜9個の炭素原子の鎖長を有する非対称ジア
ルキル尿素である。B、無極性有機溶剤で実施する方法
のを実施する場合には以下の操作法が該当する: b1)  メチロール化を、a1)に記載の2価の金属
から選択されるものを、例えばそのカプロン酸塩、有利
にはそのナブテン酸塩、オクタン酸塩またはネオデカン
酸塩の形で、使用フェノールに対して、2価の金属イオ
ン0.1−0.3重量%の存在下に実施する。
b2)  変性化を少なくとも1種の、アミド基および
/またはイミド基を有する化合物の存在下に、好ましく
は蒸留物を還流させながら、60〜120℃、有利には
60〜90℃で実施する。
触媒の除去はこの変更法(水分の少ないまたは無水の操
作法)では行わない。残留フェノール量を減少させるか
または除去するためには、変性化(工程a3またはb2
)後に存在する生成物を薄膜蒸発器で一般に80〜13
0℃で、有利には減圧下にフェノール〈1重量%の含量
に調整することができる。
有利に選択される圧力範囲は、1〜25 abarであ
る。特に被覆分野に対する、若干の用途のためには、特
に低い残留フェノール含量の生成物を調製するのが有利
である。この場合には、固体樹脂に対して0.OI〜0
.5%のフェノール含量を有する生成物を製造すること
が′できるそのためには、50〜85%、有利には60
〜80%の固体含量に濃縮した樹脂溶液を使用するのが
有利である。
この樹脂溶液が十分な量のホルムアルデヒドを含量する
と言う条件下に、変性する、アミド基を有する化合物は
この操作時点でも、即ち薄膜蒸発器での処理前に添加す
ることもできる。
適当に温度制御すると、工程a3)またはb2)後に得
られたと同様な特性を有する生成物が得られる。本発明
による生成物の縮合度は薄膜蒸発器ぢ処理した後に再度
−F昇する。温度および滞留時間は、方法生成物が所望
の平均分子量を有するように選択することができる。平
均300〜2000、有利には400〜800の分子量
は一般に所定の使用分野のための本発明による化合物の
特に有利な使用を可能にする。
薄膜蒸発器としては、落下フィルム蒸発器(前型蒸発器
)、および層が機械的装置、例えばワイパーを有する撹
拌器によって形成される蒸発器(いわゆるSambay
”−またはLuwa”−蒸発器)。蒸発器ユニットは直
列配置されていてもよく、この場合には例えば前方に接
続された薄膜蒸発器でレゾールエーテルの濃縮えを実施
することができる。薄膜実施するこ之ができるで生成物
を後処理する際の作業安全性は、ドイツ連邦共和国特許
出願第P32.25072.0号明細書に開示された操
作法により向上させることができる。
使用される2価の金属化合物に依存して、例えばZn”
を使用する際には、85〜97.5%の固体含量を有す
る明るい色の粘性物質を、またはPb”°を使用する際
には、暗色の上記物質が得られる。
反応水を低温(45〜80℃)で除去する方法Aに基づ
き製造された方法生成物一般にメチロール基に対してベ
ンジルエーテル基の低いエーテル化比並びにエーテル化
されていないメチロール基の高い含有率を有する。反応
水を高い温度(80〜110℃)で除去する方法生成物
は、高いエーテル化度と同時にメチロール基の低い含有
率および若干の場合には、メチロール基の高い含有率を
有する。使用すべき変性剤の量は一般にメチロール基の
含有率次第である。
変性剤の添加前に縮合生成物を有する、フェノールメチ
ロール基に対するアミド基および/またはイミド基を有
する化合物のモル比は、一般にl二I〜0.1:1.有
利には0.8:1〜0.2:1を選択すべきである。
分子中に1個よりも多いアミドまたはイミド基を有する
変性剤は、メチロールフェノール基に対する等量比を上
回るべきではない。フェノールレソールとの反応のため
に利用されないアミド基またはイミド基は、メチロール
化後にアルコールでエーテル化することができる。本発
明による方法生成物は、前記の高濃度の形でまたは適当
な溶剤で、例えばアルコールまたはエステルで希釈して
使用することができる。本発明により製造されたフェノ
ールレソールエーテルは、例えば単独結合剤として使用
することができる。有利な使用可能性は、別の、共架橋
のために適当な物質と組み合わせることよりなる。これ
らのうちでも特に次のものが挙げられる二分子中に塩基
性N原子を有する結合剤、特にの焼付は温度が達成され
る。特に、例えばドイツ連邦共和国特許出願第P342
2474.2号明細書に記載されたような、陰極電着塗
料結合剤として使用するために適当であるもの並びにド
イツ連邦共和国特許出願公開第2737375号明細書
に記載されたものが挙げられる。
場合にっては、架橋反応を促進するためには、当該使用
目的のために挙げられる酸性触媒を使用するのが有効で
ある。更に、アミド基および/またはイミド基によって
変性された本発明によるo、o’−メチレンエーテル基
を介して結合されたフェノールレソールエーテルは、ゴ
ム助剤として使用するために適当である。
更に、本発明による生成物はプレス材料、ラミネートお
よび接着剤を製造するため並びに電気絶縁材料を製造す
るための結合剤または架橋剤として適当である。更に、
本発明による高水化性レゾールエーテルからは、前記使
用分腎野若干のもののために同様に有利に使用すること
る。
実施例 以下の実施例中に記載の部お上び%は、他にことわりの
ない限り、重量部および重量%を表す。
実施例1 フェノール1075.0  部、ホルムアルデヒド水溶
液(40%)  1886.0部および酢酸亜鉛[Zn
(C113−Coo)tX2H,01148,5部を徐
々に90℃に加熱しかつこの温度で 3.5時間保持し
た。
引き続き、冷却し、メタノール200部を加えかつ30
0℃で1時間以内で40%の〇−燐酸 146.5部を
滴加しかつ形成された結晶状沈澱物を濾別した。
清澄な樹脂溶液を、共沸添加剤としてのトルエン300
部を添加した後に、有効な冷却器を備えた装置で減圧下
に35℃で蒸留液(主として水)1000部を排除する
ことにより濃縮し、最後にイソブチルカルバメート30
0部を添加しかつ50℃の温度が達成されるまで更に蒸
留液560部を排除した。
得られた樹脂溶液を圧力濾過機で濾過しかつジ−n−ブ
チルアミン8部を加えた。該縮合生成物は弔均分子量2
65を有していた。
生成物を2段階式に作業する薄膜蒸発器で、80℃およ
び110℃および l 、 Ombarの圧力で後処理
した。平均分子量 285および粘度120mPa5/
 100℃(ICI−板/円錐粘度計で測定)を有する
明色の樹脂が得られた。残留フェノール含量は0.1 
%、亜鉛含量は541 ppmであった。
実施例2 バッチおよび実施形式は実施例Iに記載と同じであった
。燐酸亜鉛を除去した後に、第1工程で35℃で晶出指
せた。留出物約126部が得られた。次いで、イソデシ
ルカルバメート(実施例2a)740部を添加しかつ更
に留出物340部が除去されるまで、40℃で晶出させ
た。
得られた樹脂溶液を加圧濾過機を介して濾過しかつジ−
n−ブチルアミン4部を加えた。縮合生成物は平均分子
m272有していた。
生成物を2段階式に作業する薄膜蒸発器で、70℃およ
び120℃および 1 、 Ombarの圧力で後処理
した。固体含量92%、分子量48および粘度480m
Pa5/ 100℃を有する明色の樹脂が得られた。残
留フェノール含量は 0.12 %、亜鉛含量は541
 ppmであった。
実施例2a イソデカノール567fJ、尿素324部およびN1−
−ドープしたイオン交換体(Amberlit 200
RNi含有率8〜9%)18.9  部を窒素洗浄下に
16℃で20時間撹拌しかつ引き続き熱い内にガラスフ
ィルター吸引濾過機を介して吸引濾過した。僅かに着色
された液体が得られた、該液体はなおイソデカノール9
%を含有していた。未反応尿素の含量は 1.1%であ
った。反応生成物は、イソデシルカルバメート(主成分
)の油z−ツリー’;’ Xi I++7m−7−y 
+ −1,松) ITノ;ドカルボン酸イソデシルエス
テル[Nu(Coo−C,。
11y+)t]から成っていた。
実施例3 エポキシド/ヘキサメチレンチアミン−アダクト[ドイ
ツ連邦共和国特許出願第P3422473.4号明細書
の実施例(8)に基づき製造1800部、二量体脂肪酸
(例えばFa、Unile−ver ACのPr1po
l”) 280部、ステアリン酸35.0、l−ジフェ
ニルホスフィン18.0部、フェニルグリコール 18
8.0部中に溶かしたエヂレンジアミン24部、ベンジ
ルアルコール54部およびトルエン 85.0部を水を
排除しながら170℃で、酸価−3〜4 B KOH/
gが得られるまで反応させ、かつ!−メトキシプロパノ
ールー29.6部、ブチルグリコール 75部、エタノ
ール110部、水135部および酢酸11.3部で希釈
しかつ濾過した。該結合剤の固体含量は64%、アミン
価は69.5  mg KOII/gであった。
10%の電着塗装浴3000部を製造するために、前期
結合剤 320.8部を、実施例2にずを基づき製造し
、95〜100℃で平均分子量585に相当する粘度6
00mPa5/ 100℃およびエタノール中で固体含
量80%に調整したフェノール樹脂 115.0部と十
分に混合し、酢酸 5.0部でプロトン化し、完全に脱
塩した水で徐々に希釈しかつ最後に25℃で2日間撹拌
した。pH値は 7.I5、浴のコンダクタンスは12
00[μS]であった。燐酸亜鉛を被覆した、陰極とし
て接続した鋼板(Pa、 Metall −gesel
lschaft AGのBonderR132)上に3
75v/2分間で析出させた後に、それぞれ130℃お
よび140℃で20分間硬化させた。こうして層厚さ2
0μIを有する高い弾性および実際に耐アセトン性の被
覆が得られ、該被覆はDIN5002に基づく塩噴霧試
験で20日間負荷した後に腐食値 0.5〜ll1mを
有していた。該塗装浴の老化状態を試験するために、1
0日後に(p H値 7.I  L=1200[μSコ
)再度前記条件下に被覆を製作した:外見および層厚さ
く19μm)は実質的に変化しなかった。500時間の
浴老化後のpl値は 7605、コンダクタンスは12
20[μS]であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フェノールおよび/またはm−アルキル置換された
    フェノール、場合によりその他のアルキルフェノールと
    混合したもの、およびホルムアルデヒドまたはホルムア
    ルデヒドを提供する化合物から2価の金属イオンの存在
    下に得られる、o,o′−メチレンエーテル基を介して
    結合されたフェノールレゾールエーテルをベースとする
    変性フェノール樹脂において、該変性フェノール樹脂が
    アミド基および/またはイミド基を有する化合物を結合
    して含有することを特徴とする変性フェノール樹脂。 2、アミド基および/またはイミド基を有する化合物が
    中間的に形成されたN−メチロール基を介して導入され
    ている特許請求の範囲第1項記載の変性フェノール樹脂
    。 3、アミド基および/またはイミド基を有する化合物と
    してモノアルキル−またはモノアルコキシ−カルバメー
    トを結合して含有する特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の変性フェノール樹脂。 4、アミド基および/またはイミド基を有する化合物と
    して非対称的ジアルキル尿素を結合して含有する特許請
    求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の
    変性フェノール樹脂。 5、フェノールおよび/またはm−アルキル置換された
    フェノール、場合によりその他のアルキルフェノールと
    混合したもの、およびホルムアルデヒドまたはホルムア
    ルデヒドを提供する化合物から2価の金属イオンの存在
    下に反応させかつアミド基および/またはイミド基を有
    する化合物で変性させることにより、o,o′−メチレ
    ンエーテル基を介して結合されたフェノールレゾールエ
    ーテルをベースとする変性フェノール樹脂を製造する方
    法において、 A、水性媒体中でメチロール化を開始する操作法のため
    には、 a1)メチロール化を、使用フェノールに対して、2価
    の金属イオン0.5〜10重 量%の存在下に実施し、 a2)引き続き、2価の金属イオンを難溶性塩として除
    去し、 a3)反応混合物中に溶剤として存在する水の分離をア
    ミド基またはイミド基を有す る化合物の存在下に、場合により共沸添 加剤の存在下に、30〜80℃で実施し 、かつアミド基および/またはイミド基 を有する化合物を導入する際に生成する 反応水の分離を40〜120℃で実施し B、無極性有機溶剤中でメチロール化を開始する操作法
    のためには、 b1)メチロール化を、使用フェノールに対して、2価
    の金属イオン0.1〜0.3重 量%の存在下に実施し、 b2)アミド基および/またはイミド基を有する化合物
    での変性を、場合により移行 する蒸留水を戻しながら、60〜120 ℃で実施し、 かつ最後に前記A)またはB)に基づき製造された方法
    生成物の残留フェノール量を薄層蒸留により1重量%未
    満のフェノール含量に除去することを特徴とする変性フ
    ェノール樹脂の製法。 6、前記B)に基づく方法を実施する場合には、2価の
    金属のナフテン酸塩、オクタン酸塩またはネオデカン酸
    塩を使用する特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、前記A)に基づく方法を実施する場合には、2価の
    金属イオンを燐酸の塩として分離する特許請求の範囲第
    5項記載の方法。
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