JPS62151301A

JPS62151301A - 皮剥機

Info

Publication number: JPS62151301A
Application number: JP60296587A
Authority: JP
Inventors: 準一中島
Original assignee: Fuji Industrial Co Ltd; Fuji Kogyo KK
Current assignee: Fuji Industrial Co Ltd; Fuji Kogyo KK
Priority date: 1985-12-25
Filing date: 1985-12-25
Publication date: 1987-07-06
Also published as: FI863140A; AU6630486A; FI863140A0; AU575736B2; SE8603271D0; US4691750A; SE8603271L; CA1261714A; US4691750B1; NZ218620A; DE3626478A1; JPH0467487B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は樹皮を剥皮する皮剥機に関する。

（ロ）従来技術従来、木材収納体の下部開口部に、外周に多数の皮剥刃
が突設されたシリング−の一部を侵入させ、その側方の
側板に多数の上下方向の長孔を穿設し、その外方に支持
した軸に刃部か木材容器内に侵入する多数の円盤刃を装
着した皮剥機は特開昭６０−２４４５０１号公報により
既に知られている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点前記既知の皮剥機は原木を木材容器の一端側へ投入し、
これを順次他端側へ移動させて’Ａｌｌ皮する際、原木
の端部が前記円盤刃の板面に＋Ｐｉ突して移動不能にな
り、また、比１咬的短い１京木か木材容器の長さ方向と
交叉し、この状１ｄ；でその６ＨＩｉ部がｒ）１７記円
盤刃の板面と側板で形成される直角状の部分に嵌合する
と木材容器内に架橋状態になって詰りを生ずる等の問題
点があった。

特に、処理能力を向上させるべく、木材容器の幅を犬に
すると、原木が横倒し状になり易く、前記詰り現象が多
発する。

また、前記長孔と円盤刃との間に樹皮が引込まれてδ古
った。

（ニ）問題点を解決するための手段本発明は木材収納体１の下部と側部に継送板６で仕切ら
れた長手方向の開口部１２．１３を複数箇所設け、それ
らの開口部１２．１３の両側に皮剥刃１４・φ、　＋５
・φが通過する多数の切欠部１Ｇ、　１？、　１８゜１
９１１・を設け、各開口部１２．１３にそれぞれ外周に
多数の皮剥刃１４・・・１５・・が突設されたシリンダ
ー状の下部回転体２１と側部回転体２２の一部を外方か
ら臨ませ、下部回転体２１はその剥皮作用部が側方の開
口部１３に向うように回転させ、側部回転体２２は剥皮
作用部が上方へ向かうように回転させ、前記開口部１２
．１３の間の継送板６の外側面を機枠２０に支持部材を
介して支承することにより、木材収納体の一端側の上部
開口部から投入した木材を下部の回転体により皮剥しな
がら一方から他方へと移動させると共に継送板に沿って
押し上げ。

側方の回転体はこの押し上げられた原木をその外周面及
び皮剥刃により受継いで更に剥皮すると共に掻上ながら
一方へ押し出して木材容器内を循環させ、それが一方か
ら下降して下方の回転体により剥皮処理を受けて他方へ
移動するようになし、前述のように循環する原木が斜め
姿勢になってもその端部が側方の回転体の周面に当接す
るようになして原木の移動をスムーズになし、更に、剥
離した樹皮を下方又は上方の回転体の周面により支持し
た状態で皮剥刃により切欠部から掻出すようにして前述
の問題点を解決した。

（ホ）作用木材収納体の一端側の上部開口部から投入した原木は、
下方の回転体により支持されながらその外周の皮剥刃に
より剥皮処理されながら他方へ移動すると共に継送板に
沿って押上げられ、それが更に側方の回転体及びその外
周の皮剥刃により掻き上げられると共に一方へ押出され
て循環することにより再処理れる。

このような剥皮処理を反復する間に原木が他端の排出口
に移動して排出されるが、木材容器内で循環している間
に原木が斜め姿勢になっても、その端部は側方の回転体
の周面に当接するので、原木の排出口側への移動を阻害
されたり、詰りを生じたりすることがなく、また、剥離
された樹皮は各回転体の周面に支持された状態で皮剥刃
に係止されて切欠部から掻出される。

更に、継送板は重量の大なる大径材でも皮剥機が大型で
あって長くなっても変形することなく下方の回転体から
上方の回転体へと確実に案内し継送する。

（へ）実施例本発明の一実施例を図面について説明すると、木材容器
ｌは左右の側板２．３と送込側端板４と、ｙ１隆可能な
シャンク−を有する出口側板５と、弯曲した継送板６と
で構成されており、一方の側壁２の出口側下部を約３０
度、上部を約５５度内側へ向けて傾斜させ、この側板２
の送込み側を約３５度の傾斜角で斜め外方上方に突出さ
せてポツパ一部７の案内板８に形成し、他方の側板３は
上部を約５５度内側へ向けて傾斜させてあり、そのホッ
パ一部７と対応する部位には同じ傾斜又はそれより倒伏
した傾斜若くは下向きの円弧状となしたガイド板９を延
設し、前記案内板８の上端の出口側に、平面視で傾斜し
たガイド部１０ａを突設してなる受板１０を着脱可能に
立設し、原木の長さが短い場合は前記受板ｌＯよりも送
込側端板４寄りがら投入し、長尺材を投入する場合は受
板１０を取外す。

また、左右の側板２，３のホッパ一部７より出口側の上
部は円弧状の連結部材１１・・で複数箇所連結しである
。

そして、前記継送板６の下縁と一方の側板２の下端との
間は下部開口部１２に形成され、継送板６の上縁と他方
の側板３の下縁との間は側部開口部１３に形成してあり
、それらの開口部１２．１３の両側部には後述する皮剥
刃１４・・・１５・・が通過する櫛南状の切欠部１６・
拳、１７・・・１８・・・　＋９・・を１没けである。

また、機枠２０に軸支されていてシリンダー状をなす下
部回転体２１は、外周面に回転方向後部が順次階段状に
高くなり、かつ高さ約１１ｃｍとした多数の皮剥刃１４
・・をスパイラル状に突設し、その上部を前記下部開口
部１２に侵入させて木材容器１の底面となし、前記継送
板６の外側上方に軸支した側部回転体２２は、外周に前
記皮剥刃１４・・と同じか乃至はそれよりやや低い、例
えば約１０ｃｍ程度の皮剥刃１５・・を多数スパイラル
状に突設してなり、この側部回転体２２の一部を側部開
口部１３から一部木材容器１内に侵入させである。

更に、前記継送板６は両端部を機枠２０に熔接し、中間
部を下部がテーパー状に広幅となっていて板面が下部回
転体２１及び側部回転体２２と垂直にな、た１枚の横枠
板２３又は大型のものにおいては適宜の間隔、例えば切
欠部１７又はＩ８の１０個毎に横枠板２３・・の頂部に
熔接するが、この溶接箇所は前記継送板６の前記切欠部
１７・・・１８・・間の突出部下面であり、これらの継
送板６・・間の突出部の下面にはそれぞれ又は適宜間隔
をおいて第６〜７図に示す如く小幅のプレート２３ａを
熔接し、継送板６の幅の中間部にはヒ面を該継送板６の
下面に熔接し、端ｉ；ｂを機：４ｙ２０．前記横枠板２
３・・及びブレート２３ａによ合接することにより縦枠
板２５・・を一体に固定しである。

２Ｇはリターンコンベア、２７は排出コンベアである。

１ｉ７７述の皮剥機において、前記下部回転体２１をモ
ーター２３により伝動装置２９を介し、また側部回転体
２２をモーター３０．３１により回置の伝動装置３２．
３３を介してそれぞれ第１図において反時計方向に回転
させ（但し、側部回転体２２の周速は下部回転体の周速
と略等しいか乃至はそれより大）、原木を投入コンベア
又はリフター等で多数投入すると、原木は下部回転体２
１に支持された状態で回転方向前位の原木を押しながら
一側から他側へ移送され、その間に皮剥刃１４・・によ
り剥皮され、次いで、＃ｌ送板６に案内されながら上方
へ押し上げられて側部回転体２２に受継がれ、その皮剥
刃１５・・により剥皮されると共に押し上げ作用と押出
し作用を受けるので側板２側へ循環下降して更に剥皮処
理される。

このような剥皮作用中原木は種々様々な姿勢になり、中
には斜めになるものがあり、この原木の端部が側部回転
体２２の周面に当接しても他の原木に押されるか又は自
重によって周面に案内されて自在に“滑動するので詰り
を生ずることなく、木材容器１の出口に向かう傾斜又は
皮剥刃１４・・・１５・・のスパイラル配列により円滑
に出口に向けて移動する。

また、側部回転体２２の周面にも高い多数の皮剥刃１５
・・が突設しであるので、高い皮剥作用と循環作用を得
ることができ、このように側部回転体２２にも前記皮剥
刃１５・・と継送板６の両側に多数の切欠？１Ｂ１７・
・・１８・・を設けなければならず、それにより該継送
板６が著しく弱化する。

この弱化を防止するため、継送板６を広幅にすると、側
部回転体が下部回転体１２から離れるので原木の循環作
用並びに剥皮作用が低下するが、この発明では支持部材
で支持したので、継送板６の幅を狭くして循環作用及び
２Ｑ皮作用を向上させても継送板６が原木の重量で変形
することがなく、それが回転体２１．２２に衝突したり
、継送作用が低下したりすることがなく、支持部材を前
述の実施例のように構成すると継送板６を更に強固に支
持することができる。

（ト）発明の効果本発明は前述のように構成したので、きわめて高性能に
原木の皮剥を行なうことができると共に剥皮処理中に原
木が傾斜してもその端部が側部回転体２２の周面により
受止められることとなり、木材容器１中で従来のものの
ように架橋現象か発生することがなく、詰りを防止しな
がら円滑に移動させることができる。

また、継送板６は両側に皮剥刃１４・・・１５・・が通
過する切欠部１７・・・１８・・を有するにも拘らず、
支持部材を介して機枠２０に支承されているので、継送
板６の幅を狭くすることができ、側部回転体を下部回転
体に接近させて高能率に剥皮を行ないながら原木の循環
を良くすることかできる。

更に、皮ＩＩＩ機を更に大型化する場合は下部回転体２
１の側板２側、又は側部回転体２２の上部に回転体を軸
支すると良く、その場合も各回転体間に前述と同様な継
送板６を介装すると共にそれを支持部材で支持し、それ
らを同一方向に回転させて原木に剥皮作用と循環作用を
与える。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すものであって、第１図は
皮剥機の横断面図、−第２図は同上平面図、第３図は同
上側面図、第４図は同上正面図、第５図（ａ）は側部回
転体の断面図、（ｂ）はその軸受部の断面図、第６図は
継送板取付部の横断面図、第７図は第６図のＡ矢視図、
第８図は第６図のＢ矢視図である。１・・木材容器、２．３−・側板、６・・継送板、　１
２．１３・φ開口部、１４．１５奄台皮剥刃、１８゜１
７、１８．　ｌ！３＠・切欠部、２Ｉ・・下部回転体、
２２・・側部回転体、２３・・横枠板、２５・・ｉｉ枠
板、４０・・カバー板図面の浄書く内容に変更なし）ｚｊ第７図　　　　　　　　第Ｓ図手続補正書（自ｍ昭和６１年　３月１１日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）木材収納体１の下部と側部に継送板６で仕切られ
た長手方向の開口部１２、１３を複数箇所設け、それら
の開口部１２、１３の両側に皮剥刃１４・・・１５・・
が通過する多数の切欠部１６、１７、１８、１９・・を
設け、各開口部１２、１３にそれぞれ外周に多数の皮剥
刃１４・・、１５・・が突設されたシリンダー状の下部
回転体２１と側部回転体２２の一部を外方から臨ませ、
下部回転体２１はその剥皮作用部が側方の開口部１３に
向うように回転させ、側部回転体２２は剥皮作用部が上
方へ向かうように回転させ、前記開口部１２、１３の間
の継送板６の外側面を機枠２０に支持部材を介して支承
したことを特徴とする皮剥機。
（２）前記支持部材を板面が前記切欠部１７、１８に平
行な横枠２３と、該継送板６と平行な縦枠２５とを一体
に固定して構成した特許請求の範囲第１項記載の皮剥機
。