JPS591204A - 皮剥機の屑切装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来、機枠に支架した筒状体に、複数のスリットを穿設
し、これらのスリットと対向する部位に回転しながら該
スリットを通過する皮剥板を回転軸により軸支し、前記
筒状体に入れた木材を前記皮剥板により剥皮する皮剥機
は既に知られている。

しかし、前記皮剥機は筒状体内で剥離された樹皮及び掻
取られた木片がスリー／　）の皮剥板が退出する側に詰
って皮剥板が破損すると共に上記詰りが木材の転勤及び
循環を阻害して剥皮効率が低下する等の欠点があった。

本発明は前述の諸欠点を改善することを目的とするもの
であって、機枠に支架した筒状体に複数のスリットを穿
設し、前記筒状体のスリットと対向する部位に回転軸を
設け、該回転軸に、外周に凹凸を有する皮剥板を取付け
て該皮剥板が上記ス′リット内を一方から他方へ回動す
るように構成し、上記スリットの皮剥板が退出する側の
端部に屑切刃を装着したしたことを特徴とするものであ
る。

以下、図面に示す実施例について説明すると、第１図及
び第２図において、１は一端上部にホッパー２を有し、
他端が排出口３となっている筒状体であって、下部には
周方向の多数のスリット４・・を筒状体の長さ方向に狭
い間隔をおいて穿設してあり、排出口３側が低くなるよ
うに機枠５に横架しである。

６は前記筒状体ｌの下方に支架した回転軸であって、正
三角形状の皮剥板７が前記スリット４と同じ間隔で螺子
により固定してあり、該皮剥板７の角部７ａは半径の小
なる円弧状に、また相隣る角部の曲率半径の大なる円弧
状部７ｂに形成し、その全周面には多数の突起７Ｃ・・
が設けである。

更に、前記皮剥板７が回転しながら前記スリット内を通
過する時、その外周の軸芯からの距離が最も小なる部位
はスリット４の内周面と略一致するか又はや−突出する
程度若くは突出しない程度となっている。

８ａはスリマＩ・４の掻出側の端部に螺着した屑切刃で
あって、皮剥板７によって掻出される木片、又は樹皮を
切断する。

次ぎに皮剥板７の他の例を第３図及び第４図について説
明すると、第３図は皮剥板７を楕円形にした例を示し、
また第４図に示す例は円板の偏心位置を回転軸６に取付
けたものである。

前述の装置において、皮付丸太をホッパー２から適宜の
手段で投入すると、皮剥板７・・は回転するにつれて軸
芯との距離が小なる部分から大なる部分へと筒状体ｌ内
に順次侵入し、その外周の突起７Ｃが樹皮を掻取りなが
ら丸太を確かりと支持した状態で一側から他側上方へと
押し上げると共に回動させ、丸太が角部（又は楕円状の
もの及び偏心円板においては長径部）より回転方向後位
側に接すると、丸太は回動力と剥皮作用を受けながら下
降する。

このような回動力による循環作用と剥皮作用を反復して
受けている間に丸太は排出口３へと移行し、完全に剥皮
される。

前述の剥皮行程において、皮剥板７はその突起７Ｃに掻
取った樹皮や木片を係１トしているので、前記スリット
４から退出する時、スリット４の端部に引掛って堆積せ
んとするが、それが屑切刃８ａに受は止められ、皮剥板
７の回動にともなって強制的に切断されることとなり、
切り取られた樹皮等はそのま覧落下し、筒状体１内に残
ったものは丸太と共の循環して次ぎに下降した時、スリ
ット４から落下し、結局皮剥板７に過大な抵抗を与えた
り、丸太の転勤循環な阻害することがない。

次ぎに第５〜７図に示す皮剥機について説明すると、皮
剥板７′は多数の突起７Ｃ・・を有する弧状の板体で、
両端に取付孔を備えており、回転軸６には間隔をおいて
多数の取付板８φ・を取付け、該取付板８の４つの角部
に枢軸９を装着し、前記取付板間隔の狭い部分の枢軸９
に前記皮剥板７°を装着し、間隔の広い部分の枢軸９に
は叩打板１３の基部が回転自在に装着してあり、前記筒
状体１の皮剥板７゛が退出する側に上記回転軸６と同方
向に回転する副軸１１を設け、皮剥板７“が通過するス
リット４のみを上記副軸１１側へ長くし、この副軸１１
の皮剥板７′と対応する部位に回転板１２を固定し、該
回転板１２の外周に楕円形の掻取叩打体１３’・・の基
部を回転自在に枢支であるので、該掻取叩打体１３”は
皮剥板７゜がスリット４かも退出する時スリット４の端
部に堆積せんとする樹皮等を掻き上げて排除すると同時
に丸太を叩き上げて丸太の転勤及び循環を促進する。

また、皮剥板７′の回転方向後部側と回転軸６との間隔
は前部と回転軸６の間隔より大になっているので、皮剥
板７°が回転すると、丸太を強制的に押し上げ転勤及び
循環させながら剥皮し、それらの間において叩打板１３
・・が丸太の周面を叩きながら剥皮する。

本発明は前述のように機枠に支架した筒状体に複数のス
リットを穿設し、前記筒状体のスリットと対向する部位
に回転軸を設け、該回転軸に、外周に凹凸を有する皮剥
板を取付けて該皮剥板が上記スリ・ント内を一方から他
方へ回動するように構成し、上記スリットの皮剥板が退
出する側の端部に屑切刃を装着したので、皮剥板がスリ
ットから外部に出る時、樹皮や木片を引掛けて出ようと
するが、屑切刃はそれを受け１トめで切断し、樹皮や木
片がスリットの端部に挟み込まれて過負荷が各部にか覧
たり、それらがスリットの端部に堆積して丸太に転勤及
び循環を阻害したりすることを防１卜することができる
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すものであって、第１図は
皮剥機の中間部を省略した側面図、第２図は横断面図、
第３図及び第４図は皮剥板の他の例を示す正面図、第５
図は更に別の皮剥板を装着した皮剥機の縦断面図、第６
図は第５図のＢ−Ｂ断面図、第７図は同上Ａ−Ａ断面図
である。 ｌ・・筒状体、４番・スリット、６・・回転軸７．７°
・・皮剥板、８ａ１１ｓ屑切刃＄１図 第２図 ＝１５− 第３！１１ 第４図 第５図 ！ 第６図 ！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機枠に支架した筒状体に複数のスリｙ　トを穿設し、前
   記筒状体のスリットと対向する部位に回転軸を設け、該
   回転軸に、外周に凹凸を有する皮剥板を取付けて該皮剥
   板が上記スリット内を一方から他方へ回動するように構
   成し、上記スリットの皮剥板が退出する側の端部に屑切
   刃を装着したことを特徴とする皮剥機の屑切装置。