JPS63205B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63205B2 JPS63205B2 JP59021422A JP2142284A JPS63205B2 JP S63205 B2 JPS63205 B2 JP S63205B2 JP 59021422 A JP59021422 A JP 59021422A JP 2142284 A JP2142284 A JP 2142284A JP S63205 B2 JPS63205 B2 JP S63205B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peeling
- wood
- rotating body
- rotating
- rotating bodies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 27
- 206010040844 Skin exfoliation Diseases 0.000 description 24
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010009 beating Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来、木材収納体の下部に多数のスリツトを穿
設し、その下方に設けた回転体に、先端部が上記
スリツトを通過する多数の叩打体を枢着して、木
材収納体に投入した木材を前記叩打体により叩打
して剥皮するようにした皮剥機は特開昭56−8208
号公報により既に知られている。
設し、その下方に設けた回転体に、先端部が上記
スリツトを通過する多数の叩打体を枢着して、木
材収納体に投入した木材を前記叩打体により叩打
して剥皮するようにした皮剥機は特開昭56−8208
号公報により既に知られている。
しかし、前記皮剥機は叩打体により木材の周面
を強く叩打するので、木質部を損傷すると共にそ
の衝撃により叩打体の駆動部が損傷する欠点があ
り、また、叩打体は上記衝撃による反動で戻るの
で、比較的大径で重量の大なる木材は転動及び循
環することが少なく、一方では木質部が損傷して
いるにも拘らず、他方では剥皮されない部分を生
ずる等の欠点もあつた。
を強く叩打するので、木質部を損傷すると共にそ
の衝撃により叩打体の駆動部が損傷する欠点があ
り、また、叩打体は上記衝撃による反動で戻るの
で、比較的大径で重量の大なる木材は転動及び循
環することが少なく、一方では木質部が損傷して
いるにも拘らず、他方では剥皮されない部分を生
ずる等の欠点もあつた。
また、下部が開口した木材収納体の下部に、外
周に多数の皮剥刃を突設してなるシリンダーを設
け、このシリンダーの上部を上記開口部に嵌挿し
た皮剥機はスウエーデン特許第181464号明細書又
は実公昭48−4743号公報等により既に知られてい
る。
周に多数の皮剥刃を突設してなるシリンダーを設
け、このシリンダーの上部を上記開口部に嵌挿し
た皮剥機はスウエーデン特許第181464号明細書又
は実公昭48−4743号公報等により既に知られてい
る。
しかし、前記既知のシリンダー型の皮剥機も皮
剥刃の先端が木材の表面を引き掻くだけであるの
で、木材の転動及び循環が悪いという欠点があつ
た。
剥刃の先端が木材の表面を引き掻くだけであるの
で、木材の転動及び循環が悪いという欠点があつ
た。
本発明は前述の諸欠点を改善することを目的と
するものであつて、機枠に固定した木材収納体の
下部に略全長に亘る幅広い開口部を設け、該開口
部の下部に平行な２本の筒状の回転体を近接させ
て軸支すると共に該回転体の上部をそれぞれ前記
開口部から木材収納体内に挿入し、それらの回転
体の外周面に回転方向下手側が順次高くなる多数
の皮剥板を突設し、対をなす前記回転体の回転方
向を同一方向にすると共に剥皮作用方向下手側の
回転体を上手側の回転体より高くしたことを特徴
とするものである。
するものであつて、機枠に固定した木材収納体の
下部に略全長に亘る幅広い開口部を設け、該開口
部の下部に平行な２本の筒状の回転体を近接させ
て軸支すると共に該回転体の上部をそれぞれ前記
開口部から木材収納体内に挿入し、それらの回転
体の外周面に回転方向下手側が順次高くなる多数
の皮剥板を突設し、対をなす前記回転体の回転方
向を同一方向にすると共に剥皮作用方向下手側の
回転体を上手側の回転体より高くしたことを特徴
とするものである。
以下、本発明の実施例を図面について説明する
と、１は上部と下部とが略全長に亘り幅広く開口
し、終端の排出口側が始端の投入部側より低くな
るように緩傾斜した木材収納体（以下収納体とい
う）であつて、下部の開口部２の下方には一対の
平行なドラムからなる回転体３，４を一方が高く
なるようにして軸支すると共にそれらの回転体
３，４の上部を前記開口部２から収納体１内に侵
入させ、一方の前記側板１ａの下部は高い回転体
３の上下方向の直径から外側へ少し離れた部分に
向けて弯曲させながら近接させ、他方の側壁１ｂ
はその側の回転体４の水平な直径より高い位置に
向けて傾斜（又は弯曲）させて回転体４の周面に
近接せしめ、それらの回転体３，４の外周面には
回転方向下手側が順次高くなると共に複数に歯を
有する多数の皮剥板５…が第３図に示すようにス
パイラル状に固定してあり、相隣る皮剥板５（厚
さ19mmの板体）…の間隔を100mmとした場合、一
方の回転体３の皮剥板５…の回転軌跡ａは他方の
回転体４の皮剥板５…の回転軌跡ｂに対して50mm
偏位している。即ち、一方の回転体３に突設され
ている皮剥板５…は他方の回転体４の皮剥板５…
の回転軌跡ｂ…の間を通過するように回転体３と
４を第１図に示すように接近させて支承してあ
り、前記回転軌跡の交点ｐの上部はＶ字状をなし
ており、前記収納体１の両側板１ａ，１ｂの下部
には夫々皮剥板５…が通過する多数のスリツト６
…を穿設してある。
と、１は上部と下部とが略全長に亘り幅広く開口
し、終端の排出口側が始端の投入部側より低くな
るように緩傾斜した木材収納体（以下収納体とい
う）であつて、下部の開口部２の下方には一対の
平行なドラムからなる回転体３，４を一方が高く
なるようにして軸支すると共にそれらの回転体
３，４の上部を前記開口部２から収納体１内に侵
入させ、一方の前記側板１ａの下部は高い回転体
３の上下方向の直径から外側へ少し離れた部分に
向けて弯曲させながら近接させ、他方の側壁１ｂ
はその側の回転体４の水平な直径より高い位置に
向けて傾斜（又は弯曲）させて回転体４の周面に
近接せしめ、それらの回転体３，４の外周面には
回転方向下手側が順次高くなると共に複数に歯を
有する多数の皮剥板５…が第３図に示すようにス
パイラル状に固定してあり、相隣る皮剥板５（厚
さ19mmの板体）…の間隔を100mmとした場合、一
方の回転体３の皮剥板５…の回転軌跡ａは他方の
回転体４の皮剥板５…の回転軌跡ｂに対して50mm
偏位している。即ち、一方の回転体３に突設され
ている皮剥板５…は他方の回転体４の皮剥板５…
の回転軌跡ｂ…の間を通過するように回転体３と
４を第１図に示すように接近させて支承してあ
り、前記回転軌跡の交点ｐの上部はＶ字状をなし
ており、前記収納体１の両側板１ａ，１ｂの下部
には夫々皮剥板５…が通過する多数のスリツト６
…を穿設してある。
また、回転体３，４の両端部には放射状に配設
した多数の矩形状板７…を介して短い軸８，８が
熔接してあり、それらの軸８，８の外端は軸受を
介して機台に支持されており、一方の軸８に取付
けたプーリーをモーターのプーリーで駆動する。
その際、回転体３，４は第１図に矢印で示すよう
に同一方向に回転駆動されており、かつ高い回転
体３は低い回転体４より高速に回転駆動してある
ので、回転軌跡の交点ｐで木材が噛み込まれるこ
とがない。
した多数の矩形状板７…を介して短い軸８，８が
熔接してあり、それらの軸８，８の外端は軸受を
介して機台に支持されており、一方の軸８に取付
けたプーリーをモーターのプーリーで駆動する。
その際、回転体３，４は第１図に矢印で示すよう
に同一方向に回転駆動されており、かつ高い回転
体３は低い回転体４より高速に回転駆動してある
ので、回転軌跡の交点ｐで木材が噛み込まれるこ
とがない。
前述の複胴型皮剥機において、回転体３，４を
上部が一方の前記側壁１ａに向けて移動するよう
に回転駆動し、多数の木材を前記収納体１の始端
側へ投入すると、それらの木材は第１図に示すよ
うに低い回転体４の皮剥板５…により左側へ掻き
送られながら剥皮処理され、次いで高い位置にあ
つて高速回転している回転体３にスムーズに受継
がれてその皮剥板５…により剥皮されながら斜め
上方へ押し上げられ、このような剥皮処理を反復
すると、木材は低い回転体４上に戻つて循環し、
更に剥皮処理される。
上部が一方の前記側壁１ａに向けて移動するよう
に回転駆動し、多数の木材を前記収納体１の始端
側へ投入すると、それらの木材は第１図に示すよ
うに低い回転体４の皮剥板５…により左側へ掻き
送られながら剥皮処理され、次いで高い位置にあ
つて高速回転している回転体３にスムーズに受継
がれてその皮剥板５…により剥皮されながら斜め
上方へ押し上げられ、このような剥皮処理を反復
すると、木材は低い回転体４上に戻つて循環し、
更に剥皮処理される。
また、大径木は低い回転体４上から高い回転体
３上に移行する時、その一側を低い回転体４の皮
剥板５…が斜め下方に掻き下げるのに対し、他側
を高い回転体３の皮剥板５…上方へ掻き上げるの
で、重量が大で転動し難いにも拘らず、極めて良
好に転動して全周面を確実に剥皮することがで
き、しかも、該大径木は低い回転体４の皮剥板５
…が高い回転体３に押付けることと、後続の木材
が低い回転体４の皮剥板５…によつて大径木の下
部に押し込まれることと、高い回転体３は低い回
転体４より高速に回転していることとが相俟つ
て、高い回転体３上にスムーズに移行し、木材の
循環を良くしながら高性能に剥皮することができ
る。
３上に移行する時、その一側を低い回転体４の皮
剥板５…が斜め下方に掻き下げるのに対し、他側
を高い回転体３の皮剥板５…上方へ掻き上げるの
で、重量が大で転動し難いにも拘らず、極めて良
好に転動して全周面を確実に剥皮することがで
き、しかも、該大径木は低い回転体４の皮剥板５
…が高い回転体３に押付けることと、後続の木材
が低い回転体４の皮剥板５…によつて大径木の下
部に押し込まれることと、高い回転体３は低い回
転体４より高速に回転していることとが相俟つ
て、高い回転体３上にスムーズに移行し、木材の
循環を良くしながら高性能に剥皮することができ
る。
なお、図面中、９は樹皮搬出コンベアであり、
収納体１の排出口には搬出コンベアを設け、その
側部から収納体１の始端上部に亘つてリタンコン
ベアが設けてある。
収納体１の排出口には搬出コンベアを設け、その
側部から収納体１の始端上部に亘つてリタンコン
ベアが設けてある。
本発明は前述のように機枠に固定した木材収納
体の下部に略全長に亘る幅広い開口部を設け、該
開口部の下部に平行な２本の筒状の回転体を近接
させて軸支すると共に該回転体の上部をそれぞれ
前記開口部から木材収納体内に挿入し、それらの
回転体の外周面に回転方向下手側が順次高くなる
多数の皮剥板を突設し、対をなす前記回転体の回
転方向を同一方向にすると共に剥皮作用方向下手
側の回転体を上手側の回転体より高くしたので、
低い回転体４及びその外周面に固定した皮剥板５
に支持されながら剥皮された木材は高い回転体３
及びその皮剥板５に高い位置で受継がれて斜め上
方へ掻き上げられることとなり、それにより重量
の大なる木材でも上手側へ容易に転落し、前記木
材容器内を円滑にかつ確実に循環させて高能率に
剥皮処理することができる。
体の下部に略全長に亘る幅広い開口部を設け、該
開口部の下部に平行な２本の筒状の回転体を近接
させて軸支すると共に該回転体の上部をそれぞれ
前記開口部から木材収納体内に挿入し、それらの
回転体の外周面に回転方向下手側が順次高くなる
多数の皮剥板を突設し、対をなす前記回転体の回
転方向を同一方向にすると共に剥皮作用方向下手
側の回転体を上手側の回転体より高くしたので、
低い回転体４及びその外周面に固定した皮剥板５
に支持されながら剥皮された木材は高い回転体３
及びその皮剥板５に高い位置で受継がれて斜め上
方へ掻き上げられることとなり、それにより重量
の大なる木材でも上手側へ容易に転落し、前記木
材容器内を円滑にかつ確実に循環させて高能率に
剥皮処理することができる。
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、
第１図は複胴型皮剥機の横断面図、第２図は回転
体の縦断側面図、第３図は同上側面図、第４図は
第３図のＡ〜Ａ矢視図である。 １……木材収納体、１ａ，１ｂ……側板、２…
…開口部、３，４……回転体、５……皮剥板、８
……軸。
第１図は複胴型皮剥機の横断面図、第２図は回転
体の縦断側面図、第３図は同上側面図、第４図は
第３図のＡ〜Ａ矢視図である。 １……木材収納体、１ａ，１ｂ……側板、２…
…開口部、３，４……回転体、５……皮剥板、８
……軸。
Claims (1)
- １ 機枠に固定した木材収納体の下部に略全長に
亘る幅広い開口部を設け、該開口部の下部に平行
な２本の筒状の回転体を近接させて軸支すると共
に該回転体の上部をそれぞれ前記開口部から木材
収納体内に挿入し、それらの回転体の外周面に回
転方向下手側が順次高くなる多数の皮剥板を突設
し、対をなす前記回転体の回転方向を同一方向に
すると共に剥皮作用方向下手側の回転体を上手側
の回転体より高くしたことを特徴とする複胴型皮
剥機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2142284A JPS60165204A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 複胴型皮剥機 |
| CA000468823A CA1225309A (en) | 1984-02-08 | 1984-11-28 | Drum barker |
| US06/675,871 US4685498A (en) | 1984-02-08 | 1984-11-28 | Barking machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2142284A JPS60165204A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 複胴型皮剥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60165204A JPS60165204A (ja) | 1985-08-28 |
| JPS63205B2 true JPS63205B2 (ja) | 1988-01-06 |
Family
ID=12054558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2142284A Granted JPS60165204A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 複胴型皮剥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60165204A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104249404A (zh) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | 江苏大唐机械有限公司 | 齿辊剥皮机梯形刀安装结构 |
| CN103522378A (zh) * | 2013-10-28 | 2014-01-22 | 江苏大唐机械有限公司 | 双齿辊式剥皮机 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588963A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-19 | 株式会社日立製作所 | 冷媒減圧器 |
| JPS591203A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-01-06 | 富士鋼業株式会社 | 皮剥装置 |
| JPS60104302A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | 株式会社大日製作所 | 木材剥皮バ−カ− |
| JPS60116520A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-24 | Suzuki Motor Co Ltd | 後２輪駆動車両のシヤフトドライブ装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6078404U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-31 | 浜崎 喜一郎 | 木材皮剥ぎ機 |
-
1984
- 1984-02-08 JP JP2142284A patent/JPS60165204A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588963A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-19 | 株式会社日立製作所 | 冷媒減圧器 |
| JPS591203A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-01-06 | 富士鋼業株式会社 | 皮剥装置 |
| JPS60104302A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | 株式会社大日製作所 | 木材剥皮バ−カ− |
| JPS60116520A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-24 | Suzuki Motor Co Ltd | 後２輪駆動車両のシヤフトドライブ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60165204A (ja) | 1985-08-28 |
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