JPS6154902A - 木材の剥皮装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ Ｃ−の発明は木材の剥皮装置に係り、更に詳述すれば突
起を有した回転円筒ににり木材をスムーズに撹拌させな
がら前記側板へ強引に押しつけて前記側板に形成した複
数の開口部より側板内に表出しかつ外周面にノツチを取
付番プに複数の回転円板によって木材の撹拌を補助しつ
つ木材の外皮を剥皮するようにした木材の剥皮装置に関
するものである。

［従来の技術］ チップ生産に当りその前工程としてチップ原木を剥皮す
る場合、一般にドラムバーカーと称する剥皮線が用いら
れている。このものでは缶体の四転運動によって持ら上
げられた原木が缶体内に取付けたノツチ上へ落下しかつ
木と木の摩擦によって剥皮される。ところがこのもので
は持ち上げられた原木が均等に缶体に取りつ【プたノツ
チに当るのではなく、一定の筒所（特に両端）に当り、
所謂端づきどなって原木の両端は破損し歩留りを悪くし
、落差が大きい為折損水が大ｍに発生したり、原木と原
木の間で缶体に取りつ【プたノツチに当たらない原木が
出たりして剥皮効果が少ないばかりでなく、缶体内の原
木の落下により大きなＶｉ音が発生したり、缶体内に大
量の原木を投入する為缶体を回転５ざぜるために大きな
動力が必要である等の欠点がある。

［発明の目的］ この発明は上述した欠点を除去し動力を少なくてかつ剥
皮効果が大きく歩留りの向上と騒音の発生が少ない木材
の剥皮）幾を促供することを目的どす゛るものである。

［発明のｌＩ！１ＩＪ この発明は上述した目的をｊヱ成Ｊるために、下部に開
口部を（１し、木材を収納する一対の側板と、これらの
両側板を保持する機枠と、この側板の下部開口部に木材
と撹）１−する突起を有する回転円Ｒ１を並ｉｒ２　シ
、前記側板の１ＩＩＩＩ面に形成された開口部より側板
内に表出し外周面にノツチを取付けた複数の回転円板と
前記回転円筒とを同時に回転させ原木の状（’ｆＪ　（
（ｉｉＪ種、形状、凍結。

乾燥）に対応して前記側板の側面に形成された開口部よ
り側板内に表出されｌζ回転円板の回転達磨を変化さＵ
で冬場の凍結材の表面皮をも強力に剥皮するようにした
。ｔ）のである。

［発明の構成］ この発明の木材の剥皮装首は第１図及び第２図に示す様
に基礎」二に賎枠１を介して木材を収納づ°る一対の側
板２．２を前記側板のＦ部開口部にはｕｌ！枠１に取付
けられ／ｊ　ＩＩイ１受３．３間に横設された回転軸４
に一対の側板２．２間に表出しかつ前記表面には木材を
撹拌するために突起物６．８を取ｆ」け側板２と同じ長
さの回転円筒５が取付けられている。

更にＣ１枠１には軸受１０を介して回転軸４の斜め右上
に前記回転軸と並行に回転軸１１が取イ」けられこの回
転軸には円柱状ノツチ１３と山形ノツチ１４とが交互に
取付けられた複ｖ１ｇの回転円板１２が取イ」けられて
いる。また回転円筒５の下方には剥離された皮の飛散を
防ぐホッパー１７が取付けられ両回転軸４．１１の一端
および変速モーター１８の出力軸には歯車１９〜２２が
取付けられ、これらの歯車間には動力伝達用のチェーン
２３．２４が掛けられ両回転軸４．１１は同期して回転
するようになっている。

［発明の作用］ この発明′の木材剥皮機は以上のように構成されており
、木材の皮剥ぎに当ってはまず変速モーター１８のスイ
ッチを入れ原木の状態（樹種。

形状、凍結、乾燥）によりその回転数を決定制御し、回
転円ｒ１５の長さＪ、り短い定尺に切断された原木Ｗを
側板２，２問より回転している回転円筒５上に一定Ｌｎ
入れる。

側板２．２間代−・定ｎ′ｉ入った原木Ｗは回転円筒５
おＪ：び回転円板１２の矢印方向への同門回転に伴って
移動づる。

原木Ｗは回転円筒５に取ｆＪ　ＩＪられた突起物６．８
によって回転円板１２へ均等に当るように腹圧され第１
図においで右へ移動する。その際回転円＠５上にある原
木Ｗ自転しながら持ら上げられ、その原木上にある他の
原木も同様に自転しながら持ち上げられ多数の原木全体
は第２図矢印で示すように自転しながら公転し、摩擦剥
皮される。

右斜め上に均等に当たるように移動した原木Ｗは回転円
板１２によって均等に剥皮されかつ原木を持ら土げ原木
全体の公転自転がスムーズに行なわれる。又回転円板１
２の外周面に斜めに取つ（すた円柱状ノツチ１３に回転
円筒５の軸線方向へ進行ダる原木Ｗが均等に当たる為剥
皮効果は非常に大きく、又回転円板１２の外周面に斜め
に取り付けた円柱状ノツチ１３にＪ：つてスムーズに進
行方向へ移動する。また原木全体の自転と公転を伴なう
回転の為折損本の発生もなく騒音も少なく動力も少なく
て済む。

原木の状態（樹種、形状、凍結、乾燥）が変っても原木
Ｗが回転円板１２へ均等に当たりかつ回転円板１２が原
木状態によって回転の変速が行なえるため常に最良にカ
セットでき剥皮効果が非常に大きい。

［発明の効果］ 以上述べたようにこの発明は下部に開口部を有し、木材
を収納する一対の側板と、この側板の下部開口部に木材
を撹拌する突起を有する回転円筒を並設し、外周面にノ
ツチを取付けた複数の回転円板を前記側板の側面！こ形
成された開口部より・側板内に表出させて剥皮手段とし
たので、原木の公転、自転がスムーズに行なわれ、この
間原木の持上げ、抄い上げと摩擦、引掻きを行なうため
原木の剥皮も容易に少ない騒音で行なえ、則材の１バ１
【１ち少なく、原木の投入も容易であるｔ９の効果を右
する。

４、図面の筒！１５む説明 図１；Ｌい７Ｆれしこの発明の一実施例を承りもので、
第１図は剥皮Ｗの１１而図、第２図は第１図のΔ−Ａ　
１１１線による断面図である。

１・・・機枠、２・・・側板、３，１０・・・軸受、４
．１１・・・回転軸、５・・・回転円筒、６．８・・・
突起物、１２・・・回転円板、１３・・・円）１状ノツ
ヂ、１４・・・山形ノツチ、１５・・・細孔、１６・・
・切欠、１７・・・ホッパー、１８・・・モーター、１
９〜２２・・・歯車、２３．２４・・・チェーン、Ｗ・
・・原木。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 下部に開口部を有し、木材を収納する一対の側板と、各
   側板の下部開口部に木材を撹拌する突起を有する回転円
   筒を並設し、外周面にノッチを取付けた複数の回転円板
   を前記側板の側面に形成された開口部より側板内に表出
   させて剥皮手段としたことを特徴とする木材の剥皮装置
   。