JPS5851728B2 - 二枚貝の表面処理装置 - Google Patents
二枚貝の表面処理装置Info
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- JPS5851728B2 JPS5851728B2 JP51008375A JP837576A JPS5851728B2 JP S5851728 B2 JPS5851728 B2 JP S5851728B2 JP 51008375 A JP51008375 A JP 51008375A JP 837576 A JP837576 A JP 837576A JP S5851728 B2 JPS5851728 B2 JP S5851728B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は二枚貝の表面処理装置に係わり、特に処理ごみ
を除去する放水管を備え処理装置に関するものである。
を除去する放水管を備え処理装置に関するものである。
二枚貝、特に食用に供する帆立貝などの養殖がさかんに
行なわれるようになって来たが、これらの二枚貝の表面
には通称つぼ貝と呼ばれる貝類や、針通し虫などと呼ば
れる害虫が耐着し、二枚貝の養分を奪い、その成長を妨
たげる。
行なわれるようになって来たが、これらの二枚貝の表面
には通称つぼ貝と呼ばれる貝類や、針通し虫などと呼ば
れる害虫が耐着し、二枚貝の養分を奪い、その成長を妨
たげる。
従って、養殖時においては定期的にこれらの貝類や、害
虫を除去する作業が必要不可欠であるが、従来はそのほ
とんどが手作業であるため、膨大な数の二枚貝の表面処
理は極めて繁雑なものとなった。
虫を除去する作業が必要不可欠であるが、従来はそのほ
とんどが手作業であるため、膨大な数の二枚貝の表面処
理は極めて繁雑なものとなった。
また、このような二枚貝の表面処理は二枚貝をそのまま
出荷するときの商品価値を高めるためにも必要であった
。
出荷するときの商品価値を高めるためにも必要であった
。
そこで、ワイヤブラシを回転させたり、研磨板を回転さ
せて二枚貝の表面処理を行なう方法が提案されたが、い
ずれも二枚貝の表面の完全処理を行なうことはできなか
った。
せて二枚貝の表面処理を行なう方法が提案されたが、い
ずれも二枚貝の表面の完全処理を行なうことはできなか
った。
本発明は以上のような事情に鑑みなされたものであり、
以下、図面に示す実施例とともにその詳細を説明する。
以下、図面に示す実施例とともにその詳細を説明する。
第1図は本発明装置の一実施例を説明する要部斜視図で
ある。
ある。
図において符号1および2で示すものは回転円板で、後
述するような構造の異なった駆動軸に対向して平行に取
付けられ相対的に異なった速度で回転される。
述するような構造の異なった駆動軸に対向して平行に取
付けられ相対的に異なった速度で回転される。
この回転円板1および2は第2図に示すようにその外側
縁部に複数個所の切欠部3が一定角度間隔で形成され、
この切欠部3を形成することにより円弧状の案内板4が
画成される。
縁部に複数個所の切欠部3が一定角度間隔で形成され、
この切欠部3を形成することにより円弧状の案内板4が
画成される。
円弧状の案内板4は回転円板1,20基準平面に対して
一定角度外方に傾斜されている。
一定角度外方に傾斜されている。
そして、回転円板1と2ではこの切欠部3、従って案内
板4の数は異なって形成されている。
板4の数は異なって形成されている。
一方、各回転円板1,2には処理刃体5が前記切欠部3
と対応した位置に取付けられる。
と対応した位置に取付けられる。
処理刃体5は第3図aybに示すように回転円板1,2
と平行な基板5aと、この基板5aからほぼ直角に折曲
げられ、かつ回転円板1,20周方向に延びている案内
板5bと、さらに、この案内板の基部において、前記基
板5aとほぼ平行に下方に向って折曲げられた折曲片5
aを有し、この折曲片5cの前記案内板5b方向の側縁
には刃部5dが形成されている。
と平行な基板5aと、この基板5aからほぼ直角に折曲
げられ、かつ回転円板1,20周方向に延びている案内
板5bと、さらに、この案内板の基部において、前記基
板5aとほぼ平行に下方に向って折曲げられた折曲片5
aを有し、この折曲片5cの前記案内板5b方向の側縁
には刃部5dが形成されている。
また、処理刃体5の基板5aの下端には回転円板1,2
に取付けるための回転軸6が溶接固定されるとともに、
基板5aのほぼ中央部には透孔5gが形成されている。
に取付けるための回転軸6が溶接固定されるとともに、
基板5aのほぼ中央部には透孔5gが形成されている。
さらに、前記案内板5bの内側の側縁はゆるいカーブを
持つ曲線状に形成され、第3図すに示すように前記折曲
片5cよりもわずかに突出した突部5eと、この突部5
eと折曲片5c間とを連絡する凹部5fとが形成されて
いる。
持つ曲線状に形成され、第3図すに示すように前記折曲
片5cよりもわずかに突出した突部5eと、この突部5
eと折曲片5c間とを連絡する凹部5fとが形成されて
いる。
一方、この刃体5は回転円板1,2の外側面に固定され
る2個の円筒状の軸受7に回転軸6を介して回転自在に
軸承される。
る2個の円筒状の軸受7に回転軸6を介して回転自在に
軸承される。
そして、回転円板1,2に形成された透孔8に回転円板
1,2の内側から挿入されたピン12が、処理刃体5の
基板5aに形成された透孔5gに挿入され、基板5aの
外側においてスプリング9を介してワッシャ10、止め
ピン11によって固定される。
1,2の内側から挿入されたピン12が、処理刃体5の
基板5aに形成された透孔5gに挿入され、基板5aの
外側においてスプリング9を介してワッシャ10、止め
ピン11によって固定される。
従って、処理刃体5はスプリング9によって前記回転円
板の切欠部3から内側方向へ嵌入しようとする回転摺性
を与えられたことになる。
板の切欠部3から内側方向へ嵌入しようとする回転摺性
を与えられたことになる。
このようにして、内側に向って処理刃体5を取付けられ
た回転円板1,2は第1図に示すように互に対向して配
置される。
た回転円板1,2は第1図に示すように互に対向して配
置される。
他方、回転円板1,2の外周には一定距離はなれて第1
図に符号13で示す案内体が案内円板1゜2を取囲むよ
うにして配置されている。
図に符号13で示す案内体が案内円板1゜2を取囲むよ
うにして配置されている。
この案内体13は硬質の合成ゴム等の弾性体から形成さ
れ内側面の中央部には軸方向にほぼV字状の溝14aを
有する案内ブロック14と、この案内ブロック14を固
定された取付板15とからなり、取付板15の一端の側
面には支軸16が突設されている。
れ内側面の中央部には軸方向にほぼV字状の溝14aを
有する案内ブロック14と、この案内ブロック14を固
定された取付板15とからなり、取付板15の一端の側
面には支軸16が突設されている。
そして、取付板15の支軸16を越えた一端と装置固定
部との間にはスプリング17が張架されており、案内体
13に対して支軸16を中心として回転円板1,2方向
に回動しようとする回動習性を与えている。
部との間にはスプリング17が張架されており、案内体
13に対して支軸16を中心として回転円板1,2方向
に回動しようとする回動習性を与えている。
しかし、案内ブロック14は回転円板1,2に取付げら
れた処理刃体5と接触しない位置において図示していな
いストッパによって係止されている。
れた処理刃体5と接触しない位置において図示していな
いストッパによって係止されている。
一方、第1図に符号18をもって示すものは二枚共役入
用のホッパで、回転円板1,2の頂部上方に位置され、
図示していないベルトコンベア等によって搬送されて来
た二枚貝19を回転円板1゜2間に投入する。
用のホッパで、回転円板1,2の頂部上方に位置され、
図示していないベルトコンベア等によって搬送されて来
た二枚貝19を回転円板1゜2間に投入する。
また、回転円板1,20回転方向を第1図において矢印
で示すように図中反時計方向であるとすると、頂部から
ほぼ270°回転した位置に処理された二枚貝の排出用
シュート20が配置されている。
で示すように図中反時計方向であるとすると、頂部から
ほぼ270°回転した位置に処理された二枚貝の排出用
シュート20が配置されている。
この排出用シュート20には選別シュート21が回転円
板1,2に平行な面に対して一定角度傾斜した状態で連
続している。
板1,2に平行な面に対して一定角度傾斜した状態で連
続している。
選別シュート21の出口近傍には段部を有する犬なる開
口部21aと小なる開口部21bを連続して開設してあ
り、最大の開口部である開口端21cとして終端してい
る。
口部21aと小なる開口部21bを連続して開設してあ
り、最大の開口部である開口端21cとして終端してい
る。
従って、選別シュート21を転動して来た二枚貝山」・
、中、犬の口径の順序に選別されて排出シュート21外
へ放出される。
、中、犬の口径の順序に選別されて排出シュート21外
へ放出される。
ここで、本発明装置に使用される伝動装置につい第4図
とともに説明する。
とともに説明する。
第4図において符号22で示すものは駆動部のケーシン
グで、その上端にはモータなどの駆動源から動力を伝達
される回転軸23が回転自在に軸承されており、この回
転軸23にはケーシング22内においてチェーンスゲロ
ケット24が固定されている。
グで、その上端にはモータなどの駆動源から動力を伝達
される回転軸23が回転自在に軸承されており、この回
転軸23にはケーシング22内においてチェーンスゲロ
ケット24が固定されている。
一方、ケーシング22の下方には軸受25を介して回転
筒26が回転自在に軸承されており、その一端部にはボ
ス27を介してチェーンスプロケット28が嵌合固定さ
れ、前記チェーンスプロケット24とこのチェーンスプ
ロケット28との間にはチェーン29が張架されている
。
筒26が回転自在に軸承されており、その一端部にはボ
ス27を介してチェーンスプロケット28が嵌合固定さ
れ、前記チェーンスプロケット24とこのチェーンスプ
ロケット28との間にはチェーン29が張架されている
。
このボス2γの周面には歯30が形成されており、この
歯30はケーシング22の内部に回転自在に軸承された
カウンタギヤ3102列に形成された一方の歯32と噛
合している。
歯30はケーシング22の内部に回転自在に軸承された
カウンタギヤ3102列に形成された一方の歯32と噛
合している。
また、他方の歯33は後述する回転軸の歯車と噛合する
。
。
回転筒26の他端にはフランジ部34が突設されており
、フランジ部34には筺体35がボルトによって固定さ
れている。
、フランジ部34には筺体35がボルトによって固定さ
れている。
フランジ部34と筐体35間には遊星歯車36が回転自
在に軸承され、遊星歯車36には2列の歯37.38が
形成されている。
在に軸承され、遊星歯車36には2列の歯37.38が
形成されている。
遊星歯車36の歯37は筺体35にベアリング39を介
して回転自在に軸承されたボス40の内側端に嵌合固定
された歯車41と噛合しており、他方の歯38は回転筒
26の内側に配置された固定筒42の一端に形成された
歯車43と噛合している。
して回転自在に軸承されたボス40の内側端に嵌合固定
された歯車41と噛合しており、他方の歯38は回転筒
26の内側に配置された固定筒42の一端に形成された
歯車43と噛合している。
一方、ケーシング22の下方の一部と前記ボス40間に
はベアリング44.45を介して回転軸46が回転自在
に軸承されている。
はベアリング44.45を介して回転軸46が回転自在
に軸承されている。
この回転軸460基端にはボス47が嵌合固着されてお
り、その周面に形成された歯車48は前記カウンタギヤ
31の歯車33と噛合している。
り、その周面に形成された歯車48は前記カウンタギヤ
31の歯車33と噛合している。
以上のように構成された伝動装置の筐体35に前記回転
円板1が、また回転軸46に回転円板2が固定される。
円板1が、また回転軸46に回転円板2が固定される。
従って、回転軸23に与えられた回転はチェーンスプロ
ケット24、チェーン29、チェーンスプロケラト28
を介して回転円筒26を回転させ、回転円板1を回転さ
せる。
ケット24、チェーン29、チェーンスプロケラト28
を介して回転円筒26を回転させ、回転円板1を回転さ
せる。
一方、回転円筒26、すなわち筺体35の回転は遊星歯
車36の公転を招き、ボス40を一定の割合で減速させ
て回転させる。
車36の公転を招き、ボス40を一定の割合で減速させ
て回転させる。
また、回転円筒26の回転はボス27、カウンタ、ギヤ
31を介してボス47に伝達され回転軸46を回転させ
、回転円板2を一定の割合で増速させて回転させる。
31を介してボス47に伝達され回転軸46を回転させ
、回転円板2を一定の割合で増速させて回転させる。
つぎに、以上のように構成された本実施例の動作につき
説明する。
説明する。
前述したように回転円板1と回転円板20回転速度は異
なり、具体的に言えば本実施例の場合第1図において回
転円板1の方が回転円板2よりも回転速度が遅く、回転
円板1側に取付げられた処理刃体5の数が回転板2側に
取付げられた処理刃体の数よりも多く、実際には回転円
板1側が6個、回転円板2側が5個となっている。
なり、具体的に言えば本実施例の場合第1図において回
転円板1の方が回転円板2よりも回転速度が遅く、回転
円板1側に取付げられた処理刃体5の数が回転板2側に
取付げられた処理刃体の数よりも多く、実際には回転円
板1側が6個、回転円板2側が5個となっている。
従って、第1図に示すように頂部において両回転円板1
,2の処理刃体5を同一位置に合わせてスタートさせか
つ、回転円板2側の回転速度を両回転円板1,2に取付
げられた処理刃体の取付角度差、上記例においては12
°に相当する分だけ早く回転させれば、画処理刃体は必
ず頂部において一致するようになる。
,2の処理刃体5を同一位置に合わせてスタートさせか
つ、回転円板2側の回転速度を両回転円板1,2に取付
げられた処理刃体の取付角度差、上記例においては12
°に相当する分だけ早く回転させれば、画処理刃体は必
ず頂部において一致するようになる。
このような状態で回転する回転円板1,2の頂部よりホ
ッパ18を介して二枚具19を投入すると、二枚具19
は2つの処理刃体5,50案内板5b間にはさまれる。
ッパ18を介して二枚具19を投入すると、二枚具19
は2つの処理刃体5,50案内板5b間にはさまれる。
この状態では第5図に模式的に示すように案内体13と
二枚具は接していない。
二枚具は接していない。
やがて回転円板1,20回転に伴ない処理刃体5の案内
板5b、5bに挾持された状態の二枚具19は第5図に
示すように案内体13に接するようになる。
板5b、5bに挾持された状態の二枚具19は第5図に
示すように案内体13に接するようになる。
すると、二枚具19は公転のほかに自転が加えられるよ
うになる。
うになる。
すなわち、第6図a1j a2に示すように処理刃体5
,5によって弾性的に挾持された矢印イ方向に回転する
二枚具19は、その周縁が図b2に示すように案内ブロ
ック14に圧接されるため、この案内ブロックの溝14
a内を転動し強制的に自転させられることになる。
,5によって弾性的に挾持された矢印イ方向に回転する
二枚具19は、その周縁が図b2に示すように案内ブロ
ック14に圧接されるため、この案内ブロックの溝14
a内を転動し強制的に自転させられることになる。
この自転により二枚具19の公転速度は、案内ブロック
14と二枚具19間に極端な滑りが生じないかぎり回転
円板1,2の周速より遅くなる。
14と二枚具19間に極端な滑りが生じないかぎり回転
円板1,2の周速より遅くなる。
したがって、二枚具19の表面上を相対的に速い速度で
旋回する処理刃体5,5が移動することになる。
旋回する処理刃体5,5が移動することになる。
なお、第6図b1.b2.c1およびc2に示すように
、二枚具190両表面の中心よりやや下方に処理刃体5
,5が間断なく摺接するため、回転円板1,2間に二枚
具19が落込むようなことはない。
、二枚具190両表面の中心よりやや下方に処理刃体5
,5が間断なく摺接するため、回転円板1,2間に二枚
具19が落込むようなことはない。
二枚具19と処理刃体5,5との関係を第6図を用いて
さらに詳細に説明すると次の通りとなる。
さらに詳細に説明すると次の通りとなる。
先ず、図a1 およびa2に示すように、ホッパ18よ
り落下してきた二枚具19は、相対向する処理刃5,5
0案内板5b、5b間に落込み、貝の中心よりや五下部
が挾持される。
り落下してきた二枚具19は、相対向する処理刃5,5
0案内板5b、5b間に落込み、貝の中心よりや五下部
が挾持される。
次に、この状態で、先にも述べたように二枚具19が案
内ブロック14に圧接され自転しだすと、貝19の公転
速度が処理刃体5,5の旋回速度より遅くなるため、貝
190表面は処理刃体によって摺接されることになる。
内ブロック14に圧接され自転しだすと、貝19の公転
速度が処理刃体5,5の旋回速度より遅くなるため、貝
190表面は処理刃体によって摺接されることになる。
処理刃体5の案内部5bには突部5eが設げられ、この
突部5eより幾分外側の位置に刃部5dが存在するため
、図b1 に符号5−1で示すように二枚貝190図
中右半部分には、案内部5bと突部5eが摺接するのみ
で、刃部5dが接触するようなことはない。
突部5eより幾分外側の位置に刃部5dが存在するため
、図b1 に符号5−1で示すように二枚貝190図
中右半部分には、案内部5bと突部5eが摺接するのみ
で、刃部5dが接触するようなことはない。
一方、摺動が進み例えば同図に符号5−2で示すように
突部5eが貝の左半部分にかかると、刃部5dが貝の表
面に近接し、そこに付着している貝類、害虫等を削除す
る。
突部5eが貝の左半部分にかかると、刃部5dが貝の表
面に近接し、そこに付着している貝類、害虫等を削除す
る。
なお、このとき刃部5dを貝190表面に直接接触する
ように突部5eの高さを設定してもよいが、むしろ貝の
表面の損傷を避けるために、刃部5dが貝の表面から僅
かに離れた位置を移動するように、刃部5dと突部5e
との相対位置を設定することが望ましい。
ように突部5eの高さを設定してもよいが、むしろ貝の
表面の損傷を避けるために、刃部5dが貝の表面から僅
かに離れた位置を移動するように、刃部5dと突部5e
との相対位置を設定することが望ましい。
第7図は二枚具190表面処理の状況を示す説明図で刃
部5dの接触した最初の位置から19a〜19dとして
斜線で示すようにうず巻状に、二枚具190表面の曲率
に応じて表面処理が進んで行く。
部5dの接触した最初の位置から19a〜19dとして
斜線で示すようにうず巻状に、二枚具190表面の曲率
に応じて表面処理が進んで行く。
なお、実施例に示す装置において、回転円板1,2の直
径を350mmとし、側円板1,2の回転速度をそれぞ
れ333rpmと40Orpmに設定した。
径を350mmとし、側円板1,2の回転速度をそれぞ
れ333rpmと40Orpmに設定した。
この結果、回転円板1,2の周縁部に設けられた処理刃
体5゜5は高速旅回されるため、前述したように処理刃
体5,50案内板5b、5bが貝の中心より下方に間断
なく摺接することになり、二枚具19が回転円板1,2
の中心方向に落込んだりするようなことはない。
体5゜5は高速旅回されるため、前述したように処理刃
体5,50案内板5b、5bが貝の中心より下方に間断
なく摺接することになり、二枚具19が回転円板1,2
の中心方向に落込んだりするようなことはない。
しかし、低速回転で運転する場合、または高速回転させ
る場合にも貝の運動をより円滑にするためには後述する
内側案内体49を備えておくことが望ましい。
る場合にも貝の運動をより円滑にするためには後述する
内側案内体49を備えておくことが望ましい。
また、同様に処理刃体5゜5が高速旅回するから、時を
違えて両側から接触する処理刃体5,5によって貝が非
接触側に逃げるようなこともない。
違えて両側から接触する処理刃体5,5によって貝が非
接触側に逃げるようなこともない。
このようにして、何回かの自転を繰返すうちに二枚具1
90表面の附着物は完全に除去されるとともに、挾持し
ている処理刃体5は回転円板1゜20回転速度差によっ
て次第にずれが生じ、やがて二枚具19を挾持し得ない
状態となる。
90表面の附着物は完全に除去されるとともに、挾持し
ている処理刃体5は回転円板1゜20回転速度差によっ
て次第にずれが生じ、やがて二枚具19を挾持し得ない
状態となる。
するとその位置において二枚具19は遠心力の作用によ
って処理刃体5間から放出されて排出シュート20中に
排出される。
って処理刃体5間から放出されて排出シュート20中に
排出される。
排出シュート20中に入った二枚具19は選別シュート
21中に入り、開口部21at21b側に傾斜した選別
シュート21の内側面に接して転動し、その直径に従っ
て、開口部21at21b、および開口端21cによっ
て選別される。
21中に入り、開口部21at21b側に傾斜した選別
シュート21の内側面に接して転動し、その直径に従っ
て、開口部21at21b、および開口端21cによっ
て選別される。
すなわち、小径の二枚具は開口部21bから、中径の二
枚具は開口部21aからそして、大径の貝は開口端21
cから放出されて、直径に従って選別が行なわれるわけ
である。
枚具は開口部21aからそして、大径の貝は開口端21
cから放出されて、直径に従って選別が行なわれるわけ
である。
もちろん、二枚具19は連続して投入されるため、常時
複数個の二枚具19が表面処理を受けている状態にある
。
複数個の二枚具19が表面処理を受けている状態にある
。
第8図〜第10図は本発明装置の他の実施例を説明する
もので、図中第1図〜第7図と同一部分ハ同−符号をも
って示しである。
もので、図中第1図〜第7図と同一部分ハ同−符号をも
って示しである。
本実施例にあっては回転円板1,2間に小口径の内側案
内体49が配置されている。
内体49が配置されている。
内側案内体 ご49は前記伝動装置のボス40のフラン
ジ部40aに固定される円板50と、この円板500周
面に固定される案内ブロック51とからなる。
ジ部40aに固定される円板50と、この円板500周
面に固定される案内ブロック51とからなる。
すなわち、円板500周縁部には透孔52が穿設され、
この透孔52に挿入されるボルト53によ こって、2
枚の取付板54が円板50を挾むようにして固定される
。
この透孔52に挿入されるボルト53によ こって、2
枚の取付板54が円板50を挾むようにして固定される
。
そして、この取付板54には比較的硬質の合成ゴムなど
から形成され、前記回転円板1,2間の間隔より狭い厚
みを有し、かつほぼV字状の溝51aを軸鹸方向に形成
されれ案内 4ブロツク51が固定されている。
から形成され、前記回転円板1,2間の間隔より狭い厚
みを有し、かつほぼV字状の溝51aを軸鹸方向に形成
されれ案内 4ブロツク51が固定されている。
この案内ブロック51は図示の実施例では複数個に分割
された状態で取付けられているが、全体を一体的に成形
した環状に形成されていてもよい。
された状態で取付けられているが、全体を一体的に成形
した環状に形成されていてもよい。
本実施例は以上のような構造を有する内側案内体49を
備えているため、第10図からも明らかなように二枚具
19の保持は左右を処理刃体5によって行ない、上下を
案内ブロック14,51によって挾持することによって
行なっているため、確実な保持を行なうことができると
ともに、案内ブロック14,510存在で、二枚具の自
転は確実に保証される。
備えているため、第10図からも明らかなように二枚具
19の保持は左右を処理刃体5によって行ない、上下を
案内ブロック14,51によって挾持することによって
行なっているため、確実な保持を行なうことができると
ともに、案内ブロック14,510存在で、二枚具の自
転は確実に保証される。
一方、二枚具の形状によっては処理刃体5間から容易に
抜は出しにくいものであるが、そのような場合には第1
図に符号55で示すような二枚具を強制排出するような
排出ローラを排出シュート20と回転円板1,2との間
に、回転円板1,2と同一方向に一定速度で回転する状
態で配置させることによって二枚具の排出を容易に出来
る。
抜は出しにくいものであるが、そのような場合には第1
図に符号55で示すような二枚具を強制排出するような
排出ローラを排出シュート20と回転円板1,2との間
に、回転円板1,2と同一方向に一定速度で回転する状
態で配置させることによって二枚具の排出を容易に出来
る。
すなわち、処理刃体5に挾持されて排出シュート20の
近傍にまで来ると回転円板1,2と同一方向に回転して
いる排出ローラ55の周面に接触し、二枚具を強制的に
排出シュート20方向に排出することができる。
近傍にまで来ると回転円板1,2と同一方向に回転して
いる排出ローラ55の周面に接触し、二枚具を強制的に
排出シュート20方向に排出することができる。
なお、排出ローラ55に代えて爪状の舌片を突出させて
おいてもよいことは明うかであろう。
おいてもよいことは明うかであろう。
他方、二枚具から切除された附着物は自由落下にまかせ
てもよいが、これを強制的に水により除去することもで
きる。
てもよいが、これを強制的に水により除去することもで
きる。
この場合には第1図に符号56で示すように、ノズルを
配置したり、あるいは鎖線で示すように円環状の水噴出
手段57を配置し、常時塩水等を噴出させればよい。
配置したり、あるいは鎖線で示すように円環状の水噴出
手段57を配置し、常時塩水等を噴出させればよい。
この水の噴射は処理刃体を冷却させるほかに、遠心力と
衝撃で脱水状態となり生存力が低下している二枚具を蘇
生させることができる。
衝撃で脱水状態となり生存力が低下している二枚具を蘇
生させることができる。
以上の説明から明らかな”ように、本発明によれば、二
枚具の表面処理装置の回転円板の側方に塩水等を放出す
る水噴射手段を配置した構造を採用シテいるため、回転
円板と案内体とで形成される貝の移送路を転動しつつ表
面の附着物を切除される貝に常時塩水等を噴付けること
ができ、切除物を強制的に除去できる。
枚具の表面処理装置の回転円板の側方に塩水等を放出す
る水噴射手段を配置した構造を採用シテいるため、回転
円板と案内体とで形成される貝の移送路を転動しつつ表
面の附着物を切除される貝に常時塩水等を噴付けること
ができ、切除物を強制的に除去できる。
また、高速回転による遠心力と、処理刃体による連続的
衝撃によって脱水状態にある二枚具は、塩水等をあびる
ことによって脱水状態をまぬがれ、生命力を回復できる
などの優れた効果が得られる。
衝撃によって脱水状態にある二枚具は、塩水等をあびる
ことによって脱水状態をまぬがれ、生命力を回復できる
などの優れた効果が得られる。
第1図は本発明装置の一実施例の要部斜視図、第2図は
回転円板の斜視図、第3図a、bは処理刃体の正面図お
よび平面図、第4図は駆動装置の縦断側面図、第5図は
動作説明図、第6図は二枚具と処理刃体との関係を示す
説明図、第7図は二枚具の処理状態を示す平面図、第8
図は本発明の他の実施例の斜視図、第9図は内側案内体
の分解斜視図、第10図は側面図である。 1.2・・・・・・回転円板、5・・・・・・処理刃体
、13・・・・・・案内体、14,51・・・・・・案
内ブロック、18・・・・・・ホッパ 19・・・・・
・二枚具、20・・・・・・排出シュート、21・・・
・・・選別シュート、22・・・・・・ケーシング、2
4.28・・・・・・チェーンスプロケット、26・・
・・・・回転円筒、31・・・・・・カウンタギヤ、3
5・・・・・・筐体、40・・・・・・ボス、46・・
・・・・回転軸、49・・・・・・内側案内体、50・
・・・・・円板。
回転円板の斜視図、第3図a、bは処理刃体の正面図お
よび平面図、第4図は駆動装置の縦断側面図、第5図は
動作説明図、第6図は二枚具と処理刃体との関係を示す
説明図、第7図は二枚具の処理状態を示す平面図、第8
図は本発明の他の実施例の斜視図、第9図は内側案内体
の分解斜視図、第10図は側面図である。 1.2・・・・・・回転円板、5・・・・・・処理刃体
、13・・・・・・案内体、14,51・・・・・・案
内ブロック、18・・・・・・ホッパ 19・・・・・
・二枚具、20・・・・・・排出シュート、21・・・
・・・選別シュート、22・・・・・・ケーシング、2
4.28・・・・・・チェーンスプロケット、26・・
・・・・回転円筒、31・・・・・・カウンタギヤ、3
5・・・・・・筐体、40・・・・・・ボス、46・・
・・・・回転軸、49・・・・・・内側案内体、50・
・・・・・円板。
Claims (1)
- 1 回転軸に取付けられた一対の回転円板と、これらの
回転円板の外周縁部に取付けられた複数個の処理刃体と
、前記一対の回転円板の半径方向外側に配置された案内
体と、前記回転円板と案内体とによって構成された貝移
送路に臨んで配置された水の噴出管とを備えたことを特
徴とする二枚貝の表面処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51008375A JPS5851728B2 (ja) | 1976-01-30 | 1976-01-30 | 二枚貝の表面処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51008375A JPS5851728B2 (ja) | 1976-01-30 | 1976-01-30 | 二枚貝の表面処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5293596A JPS5293596A (en) | 1977-08-06 |
JPS5851728B2 true JPS5851728B2 (ja) | 1983-11-18 |
Family
ID=11691472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51008375A Expired JPS5851728B2 (ja) | 1976-01-30 | 1976-01-30 | 二枚貝の表面処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851728B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0589605U (ja) * | 1992-05-14 | 1993-12-07 | 弘行 濱野 | 昇降自在な小規模建築物 |
-
1976
- 1976-01-30 JP JP51008375A patent/JPS5851728B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5293596A (en) | 1977-08-06 |
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