JPS5935073Y2 - 脱穀機における扱室の切刃構造 - Google Patents
脱穀機における扱室の切刃構造Info
- Publication number
- JPS5935073Y2 JPS5935073Y2 JP8550779U JP8550779U JPS5935073Y2 JP S5935073 Y2 JPS5935073 Y2 JP S5935073Y2 JP 8550779 U JP8550779 U JP 8550779U JP 8550779 U JP8550779 U JP 8550779U JP S5935073 Y2 JPS5935073 Y2 JP S5935073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handling
- cutting blade
- cutting
- handling chamber
- threshing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、脱穀機における扱室の切刃構造に関する。
すなわち、扱胴の軸心方向にそって扱室内に配設する多
数の各切刃を扱胴周囲の抜歯間にのぞむようそれぞれ扱
胴周囲側に向は突設して構成する脱穀機において、扱室
内に発生する穂切れや藁屑等を人口側より出口側にかけ
てじよじよに確実良好に切断できるようにし、人口側で
大半が発生するのに対し切刃を折損させたりしないよう
、また消費馬力を軽減させる扱室内の切断ができ、扱室
肉処理を良好に行なうことができ簡単な構造にして好適
に実施できるよう提供するものである。
数の各切刃を扱胴周囲の抜歯間にのぞむようそれぞれ扱
胴周囲側に向は突設して構成する脱穀機において、扱室
内に発生する穂切れや藁屑等を人口側より出口側にかけ
てじよじよに確実良好に切断できるようにし、人口側で
大半が発生するのに対し切刃を折損させたりしないよう
、また消費馬力を軽減させる扱室内の切断ができ、扱室
肉処理を良好に行なうことができ簡単な構造にして好適
に実施できるよう提供するものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第１図は脱穀機の側断面図を示し、周囲に抜歯３を多数
植設した扱胴１を扱胴軸１ａにより扱室２内に架設し、
扱胴１の下方から後方にかけてクリンプ網４を張設し、
扱室２の一例には供給板５の内側となる供給口６を装設
するとともに、他側方には排藁ロアを装設し、扱室２の
前方にそわせて上下にフィートチエン８と挾扼杆９を装
設し、クリンプ網４の下方には揺動選別体１０を装設し
て従来形同様に構成する。
植設した扱胴１を扱胴軸１ａにより扱室２内に架設し、
扱胴１の下方から後方にかけてクリンプ網４を張設し、
扱室２の一例には供給板５の内側となる供給口６を装設
するとともに、他側方には排藁ロアを装設し、扱室２の
前方にそわせて上下にフィートチエン８と挾扼杆９を装
設し、クリンプ網４の下方には揺動選別体１０を装設し
て従来形同様に構成する。
前記扱胴軸１ａの高さと同じ高さとなる取付台１１を扱
室２の後方でクリンプ網４の終端上部に連ねるようにし
て装設し、扱胴軸１ａにそうように設した該取付台１１
には４個の切刃ＡＩ、 Ａ２． Ａ３、Ａ４を並べて取
付けるが、各切刃を平面コ状に形成してそれぞれを取付
台１１に同様に接合し、各切刃に形成した複数の孔１２
に通してボルトナツト１３によりそれぞれ固定する。
室２の後方でクリンプ網４の終端上部に連ねるようにし
て装設し、扱胴軸１ａにそうように設した該取付台１１
には４個の切刃ＡＩ、 Ａ２． Ａ３、Ａ４を並べて取
付けるが、各切刃を平面コ状に形成してそれぞれを取付
台１１に同様に接合し、各切刃に形成した複数の孔１２
に通してボルトナツト１３によりそれぞれ固定する。
各切刃ＡＩ、Ａ２．Ａ３．Ａ４は平面コ状形で２枚の刃
板１４．１４を有するとともにそれぞれの刃板１４には
扱歯３の回転方向に対し傾斜する刃縁１５を形成し、ま
た全体の側面がナイフ刃先形となるように形成するが各
切刃ともに抜歯３間にのぞむよう突設する状態で、人口
側から出口側にかけての各切刃ＡＩ、Ａ２．Ａ３．Ａ４
の切削角度θ１゜θ２．θ３．θ４がじよじよに小さく
なり、それぞれの長さＬｌ、Ｌ２．Ｌ３．Ｌ４がじよじ
よに長くなるよう第５図に示すように形成する。
板１４．１４を有するとともにそれぞれの刃板１４には
扱歯３の回転方向に対し傾斜する刃縁１５を形成し、ま
た全体の側面がナイフ刃先形となるように形成するが各
切刃ともに抜歯３間にのぞむよう突設する状態で、人口
側から出口側にかけての各切刃ＡＩ、Ａ２．Ａ３．Ａ４
の切削角度θ１゜θ２．θ３．θ４がじよじよに小さく
なり、それぞれの長さＬｌ、Ｌ２．Ｌ３．Ｌ４がじよじ
よに長くなるよう第５図に示すように形成する。
したがって、抜歯３間には切刃ＡＩ、 Ａ２． Ａ３
、Ａ４の順序で深く突入するように取付けられる。
、Ａ４の順序で深く突入するように取付けられる。
しかして、フィートチエン８と挾扼杆９により稈元側を
挾持搬送される穀稈が供給板５上より供給口６を通して
扱室２内に供給されると、矢印イで示すように回転する
扱胴ト扱歯３により脱穀され、クリンプ網４を漏下した
被選別物は揺動選別体１０により選別され、排藁は排藁
ロアがら機外へ排出されて脱穀される。
挾持搬送される穀稈が供給板５上より供給口６を通して
扱室２内に供給されると、矢印イで示すように回転する
扱胴ト扱歯３により脱穀され、クリンプ網４を漏下した
被選別物は揺動選別体１０により選別され、排藁は排藁
ロアがら機外へ排出されて脱穀される。
その状態で、扱室２の人口側で大半の穂切れや藁屑が発
生して、それらは扱歯３にひっかけられる状態で供給口
６側から排藁ロア側へと扱室２内を回流される状態とな
り、切刃ＡＩ、Ａ２．Ａ３゜Ａ４の順序でそれらはこの
切刃により切断されるが、切刃ＡｌＡ２．Ａ３．Ａ４の
順序で切削角度θ１．θ２．θ３．θ４が順次小さく、
長さＬｌ。
生して、それらは扱歯３にひっかけられる状態で供給口
６側から排藁ロア側へと扱室２内を回流される状態とな
り、切刃ＡＩ、Ａ２．Ａ３゜Ａ４の順序でそれらはこの
切刃により切断されるが、切刃ＡｌＡ２．Ａ３．Ａ４の
順序で切削角度θ１．θ２．θ３．θ４が順次小さく、
長さＬｌ。
Ｌ２．Ｌ３．Ｌ４が順次長く形成されているので、穂切
れや藁屑等は順次小しずつ切断されていく状態となり、
全ての切刃が同様の切断を行なっていく状態となる。
れや藁屑等は順次小しずつ切断されていく状態となり、
全ての切刃が同様の切断を行なっていく状態となる。
このように本考案は、扱胴の軸心方向にそって扱室内に
配設する多数の各切刃を扱胴周囲の扱歯間にのぞむよう
それぞれ扱胴周囲側に向は突設して構成する脱穀機にお
いて、扱胴の人口側より排藁側にかけての各切刃の切削
角度が順次小さく長さが順次長くなるようそれぞれ形成
して配設固定し構成したから、扱室内に発生する穂切れ
や藁屑等を扱室内の人口側より出口側にかけて各切刃に
よりじよじよに確実良好に切断することができ、人口側
で大半が発生するので従来のように人口側の切刃に過大
の負荷がががって折損することはなく、また消費馬力も
軽減させることができ、扱室内での切断を確実かつスム
ーズに行なうことができ、各切刃は同様にして取付側に
取付けることができる簡単な構造にすることができ好適
に実施できる特長を有する。
配設する多数の各切刃を扱胴周囲の扱歯間にのぞむよう
それぞれ扱胴周囲側に向は突設して構成する脱穀機にお
いて、扱胴の人口側より排藁側にかけての各切刃の切削
角度が順次小さく長さが順次長くなるようそれぞれ形成
して配設固定し構成したから、扱室内に発生する穂切れ
や藁屑等を扱室内の人口側より出口側にかけて各切刃に
よりじよじよに確実良好に切断することができ、人口側
で大半が発生するので従来のように人口側の切刃に過大
の負荷がががって折損することはなく、また消費馬力も
軽減させることができ、扱室内での切断を確実かつスム
ーズに行なうことができ、各切刃は同様にして取付側に
取付けることができる簡単な構造にすることができ好適
に実施できる特長を有する。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は脱穀機の側断面
図、第２図はその一部の平断面図、第３図は切刃の斜視
図、第４図は扱胴と各切刃の平面図、第５図ａ、 ｂ
、 ｃお・よびｄは各切刃の側面図を示す。 １・・・・・・扱胴、２・・・・・・扱室、ＡＩ、 Ａ
２． Ａ３゜Ａ４・・・・・・切刃、３・・・・・・扱
歯、θ１．θ２．θ３゜θ４・・・・・・切削角度、Ｌ
ｌ、Ｌ２．Ｌ３．Ｌ４・・・・・・長さ。
図、第２図はその一部の平断面図、第３図は切刃の斜視
図、第４図は扱胴と各切刃の平面図、第５図ａ、 ｂ
、 ｃお・よびｄは各切刃の側面図を示す。 １・・・・・・扱胴、２・・・・・・扱室、ＡＩ、 Ａ
２． Ａ３゜Ａ４・・・・・・切刃、３・・・・・・扱
歯、θ１．θ２．θ３゜θ４・・・・・・切削角度、Ｌ
ｌ、Ｌ２．Ｌ３．Ｌ４・・・・・・長さ。
Claims (1)
- 扱胴の軸心方向にそって扱室内に配設する多数の各切刃
を扱胴周囲の抜歯間にのぞむようそれぞれ扱胴周囲側に
向は突設して構成する脱穀機において、扱胴の人口側よ
り排藁側にかけての各切刃の切削角度が順次小さく長さ
が順次長くなるようそれぞれ形成して配設固定し構成し
たことを特徴とする扱室の切刃構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8550779U JPS5935073Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | 脱穀機における扱室の切刃構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8550779U JPS5935073Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | 脱穀機における扱室の切刃構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS563748U JPS563748U (ja) | 1981-01-13 |
| JPS5935073Y2 true JPS5935073Y2 (ja) | 1984-09-28 |
Family
ID=29318696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8550779U Expired JPS5935073Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | 脱穀機における扱室の切刃構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935073Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006034245A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Iseki & Co Ltd | 脱穀装置 |
-
1979
- 1979-06-21 JP JP8550779U patent/JPS5935073Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006034245A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Iseki & Co Ltd | 脱穀装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS563748U (ja) | 1981-01-13 |
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