JPS627077Y2 - - Google Patents

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JPS627077Y2
JPS627077Y2 JP1699781U JP1699781U JPS627077Y2 JP S627077 Y2 JPS627077 Y2 JP S627077Y2 JP 1699781 U JP1699781 U JP 1699781U JP 1699781 U JP1699781 U JP 1699781U JP S627077 Y2 JPS627077 Y2 JP S627077Y2
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partition plate
handling
plate
mounting seat
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JP1699781U
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Description

【考案の詳細な説明】 脱穀機においては、その扱胴周囲に張設した受
網の彎曲面に沿い、弓状に形成した仕切板を扱歯
間にのぞませて配設し、該仕切板により、脱穀中
に発生する穂切類の穀稈移送方向への移送抵抗を
与え、扱室内で滞留作用を与えて、これを処理す
るようになされていた。しかるに、扱胴に植設す
る扱歯の隣接するもとの間隔は脱穀性能上、定め
られた一定範囲内に制約されており、その間隔内
で成可く中央部に仕切板を設けねばならなく、仕
切板の取付部分も制約されるために、従来は、例
えば第5図a及びbに示す如く、仕切板17はそ
の外縁部17aに直接、ねじ部の一端が溶接され
たボルト19により受網5に取付けられており、
仕切板17は受網5上では受網5の彎曲面に沿う
うすい外縁部で支持されるだけであるから、取付
強度が極めて弱く、扱室内に藁塊が充満してくる
と扱胴の揺れや、仕切板の倒れ等により、扱歯7
が仕切板17に摺接して、扱胴負荷が増大した
り、扱歯7が破損したりする欠陥があつた。これ
を改善するために次の様なものが考えられる。即
ち第6図a及びbに示すように、仕切板17の外
縁部を折曲げてその折曲部17bを取付座とし、
これに皿頭ボルト19を嵌挿して受網5に取付け
るようにしたものである。然るに、仕切板17を
前述した如く間隔が制約された扱歯7,7′の略
中央部に位置させると、取付部は偏在せざるを得
ないから、折曲部17bの端縁が扱歯7の先端に
近接する位置となり、扱胴の僅かな揺れにより扱
歯7の先端が折曲部17bの端縁に接触したり、
穀粒がその間隙にはさまれて損傷したり、穀稈が
はさまれて切断され長藁を発生したりする欠陥を
生ずる。又、折曲部17bを扱歯7,7′の略中
央部に位置せしめると今度は仕切板17が偏在し
てこれが隣接扱歯7′に近接するから前記同様に
扱歯7が仕切板17に摺接して欠陥を生ずる。特
に近年、脱穀機の小型高性能化に伴つて、扱胴の
長さを短かくしたものにおいては、扱歯がより狭
い間隔で植設されており、前記のような欠陥が一
層顕著に現れる。本考案はこのような従来の欠陥
に鑑み、これを改善することを目的とし、仕切板
の取付座板を広くして受網に強固に固定するもの
であり乍ら、扱歯が取付座板に接触又は近接しな
いよう特別の工夫をこらしたものである。
以下本考案の構成を図面に示した一実施例につ
いて説明すれば、1は脱穀機の扱室であつて、該
扱室1は前部機壁2、後部機壁3、天板4、及び
受網5に囲まれて形成されており、扱室1内には
多数の扱歯7を植設した扱胴6が前部機壁2と後
部機壁3との間に軸架した扱胴軸6aに軸着され
ている。8は前部機壁2に形成された穀稈供給
口、9は後部機壁3に形成された穀稈排出口であ
る。扱室1の側方にはフイードチエン10が張設
されており、これにより穀稈が穀稈供給口8から
扱室1内を通り、穀稈排出口9から排出されるよ
う構成されている。
受網5の供給側下方には機体後部の排塵口11
へ風選室12を経て吹き抜ける選別風路を形成す
る送風フアン13が設けてあり、上記選別風路に
は揺動選別体14が前後に揺動するよう架設され
ている。揺動選別体14の下方には一番受樋15
及び二番受樋16が併設されている。前記受網5
は扱歯7を介して扱胴6を囲撓するよう彎曲して
張設されており、17,17はその彎曲面に沿つ
て弓状に形成された仕切板で、隣接扱歯7,7間
において受網に1個又は数個配設されている。該
仕切板17は、その外縁部に切欠凹部17aが形
成されており、中央部に穿設した孔に、皿頭ボル
ト19をその上辺が突出しないようにして挿着し
た取付座板18を、上記切欠凹部17aに入り込
ませ、且つ仕切板17の両側に突出させた状態で
前記仕切板17に溶着されている。そして仕切板
17は、その内縁が扱歯7,7の回動軌跡の略中
央にのぞみ、且つ取付座板18の両側への突出量
l,lが夫々扱歯7と仕切板17との距離L,L
より小となる位置において、ボルト19により受
網5に螺着されている。尚前記取付座板18の底
部は、仕切板17の外縁と同じく受網5の彎曲面
に沿うよう形成されており、かつ前記のように取
付座板18は仕切板17の切欠凹部17aに嵌入
されていて両者の外縁は同一面であるため仕切板
17及び取付座板18と受網5とは間隙を有する
ことなく密着して強固に固定されている。尚図
中、20は受網5裏面に設けたボルト受座、21
はボルト19を螺着するナツトである。
第7図乃至第8図は別の実施例で、本考案の第
4図a,b及びcのものと比較し、ボルト19が
取付座板18に対し揺動し得るように、ボルト1
9の頭部より取付座板18の孔が大きめに形成さ
れ、且つ仕切板17の切欠凹部にボルト頭の動き
しろ分の切欠部17cを設けたものである。
本考案は上述の如く構成されており、フイード
チエン10によつて穀稈供給口8より扱室1内に
供給された穀稈は、扱胴6の回転に伴い扱歯7に
より脱穀され、穀稈供給口8から扱室1外へ移送
される。扱落された穀粒と小さな屑は受網5から
漏下して揺動選別体14上に落下し、選別される
と共に、一方扱室内で脱穀中に発生した穂切類
は、穀稈から分離されて扱室1内を回流し、仕切
板17,17により穀稈移送方向への移動抵抗を
与えられて扱室内に滞留する間に充分な脱穀処理
作用を受けるものである。
このように本考案は、脱穀機の扱胴周囲に張設
した受網の彎曲面に沿い、弓状に形成した仕切板
を配設したものにおいて、上記仕切板の外縁部に
切欠凹部を形成し、該切欠凹部内にボルトを挿着
した取付座板を、側面視で上記仕切板が扱胴に装
着した扱歯間の略中央位置で且つ取付座板の両側
への突出量l,lが夫々上記扱歯と仕切板との距
離L,Lより小となる位置に入り込ませて上記仕
切板の外縁部に溶着すると共に上記ボルトにより
仕切板を受網に密着固定するよう構成したことを
特徴とする受網仕切板取付装置であるから、仕切
板は、その取付座板が両側に突出しており、両側
から広い支持面で支持されるので脱穀作業中に穀
稈抵抗で容易に倒れるようなことがなく、受網に
強固に固定されると共に、従来のものに比し、仕
切板の高さをを高くすることも可能となるから、
これにより脱穀物の処理性能を一層向上させるも
のである。又取付座板はその側端部が扱歯の先端
と近接することなく受網に取付けられることによ
り、穀稈の取付座板とのはさまりによる長藁が発
生して扱胴負荷の増大を来したり、籾が損傷する
などの欠陥を生じたりすることがない。更に仕切
板に切欠凹部を形成し、これに取付座板を嵌合溶
着して仕切板の外縁と取付座板の外縁を同一面と
することにより、仕切板を受網に密着固定したも
のであるから、仕切板と受網上面とに間隙がない
為、藁屑の引掛りを生ずることなく、受網の目づ
まり、扱胴の抵抗の増大を防止し得て軽快な脱穀
作業を可能にする等の効を奏するものである。更
にまた本考案は第7図及び第8図に示すようにボ
ルトを揺動可能に設けた場合には受網に仕切板を
取付ける際、ボルトが揺動するから網目に合せ易
く、仕切板の取付を一層容易迅速にする効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置を施した脱穀機の実施例を示
すものであつて、第1図は脱穀機全体の側断面
図、第2図は正断面図、第3図は要部を分解して
示した斜視図、第4図aは要部平面図、第4図b
は要部正断面図、第4図cは要部側断面図、第5
図a及びbは従来例の要部説明図、第6図a及び
bは別の従来例の要部説明図、第7図は別の実施
例を示す要部分解斜視図、第8図は第7図に示す
例の要部正断面図である。 5……受網、7……扱歯、17……仕切板、1
8……取付座板、19……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀機の扱胴周囲に張設した受網の彎曲面に沿
    い、弓状に形成した仕切板を配設したものにおい
    て、上記仕切板の外縁部に切欠凹部を形成し、該
    切欠凹部内にボルトを挿着した取付座板を、側面
    視で上記仕切板が扱胴に装着した扱歯間の略中央
    位置で且つ取付座板の両側への突出量l,lが
    夫々上記扱歯と仕切板との距離L,Lより小とな
    る位置に入り込ませて上記仕切板の外縁部に溶着
    すると共に上記ボルトにより仕切板を受網に密着
    固定するよう構成したことを特徴とする脱穀機に
    おける受網仕切板取付装置。
JP1699781U 1981-02-09 1981-02-09 Expired JPS627077Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1699781U JPS627077Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1699781U JPS627077Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57129333U JPS57129333U (ja) 1982-08-12
JPS627077Y2 true JPS627077Y2 (ja) 1987-02-18

Family

ID=29814966

Family Applications (1)

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JP1699781U Expired JPS627077Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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