JPH0929712A - 皮剥装置の皮剥歯 - Google Patents

皮剥装置の皮剥歯

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JPH0929712A
JPH0929712A JP7207424A JP20742495A JPH0929712A JP H0929712 A JPH0929712 A JP H0929712A JP 7207424 A JP7207424 A JP 7207424A JP 20742495 A JP20742495 A JP 20742495A JP H0929712 A JPH0929712 A JP H0929712A
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JP
Japan
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engaging
tooth
peeling
debarking
base plate
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JP7207424A
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English (en)
Inventor
Seiya Ishizawa
誠也 石澤
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27LREMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
    • B27L1/00Debarking or removing vestiges of branches from trees or logs; Machines therefor
    • B27L1/10Debarking or removing vestiges of branches from trees or logs; Machines therefor using rotatable tools

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃先板の台板に対する取付状態をより強固な
ものとし、使用時に横荷重が作用しても容易に緩むこと
がなく、且つ、異物の侵入を防止することができる皮剥
装置の皮剥歯を提供すること。 【手段】 台板及び刃先板の何れか一方には任意個数の
係合凸部が形成されていて該係合凸部は先端に向かって
その横断面積が徐々に小さくなるようにテーパ状に形成
されているとともに、台板及び刃先板の何れか他方には
係合凸部に係合する任意個数の係合凹部が形成されてい
て該係合凹部は底部に向かってその横断面積が徐々に小
さくなるようにテーパ状に形成されていて、係合凸部を
係合凹部に係合させるとともに、刃先板側より台板側に
向かって固定用ネジ部材を螺合させることにより刃先板
を台体に取付・固定するように構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材の樹皮を剥ぐ
皮剥装置の皮剥歯に係り、特に、皮剥歯を構成する台板
と刃先板との取付構造を改良することにより、刃先板の
台板に対する取付状態をより強固なものとしたものに関
する。
【0002】
【従来の技術】皮剥装置としては、例えば、特公平4−
20761号公報に示すようなものがあり、該公報に示
されている皮剥装置の皮剥歯は、図21乃至図23に示
すような構成になっている。まず、皮剥歯201は、台
板203と、この台板203に着脱可能に重合・固定さ
れる刃先板205とから構成されている。上記台板20
3は、回転体207の外周面に固定されている。上記回
転体207は図示しない木材収納体内の下部に回転可能
に配置されている。上記台板203の刃先板205が取
り付けられる側の重合面には、図22に示すように、係
合凸部209が突設されている。一方、刃先板205の
重合面には、上記係合凸部209に係合する係合凹部2
11が形成されている。上記係合凸部209と係合凹部
211の嵌め合い公差は比較的緩やかに設定されてい
る。これは、嵌め合い公差を厳しく設定した場合に、両
者を容易に係合させることができないことが発生し、そ
れによって、組立作業が困難になってしまうからであ
る。
【0003】上記刃先板205の図21中上部には、複
数個(この場合には4個)の歯部205aが突設されて
いて、これら複数個の歯部205aによって所望の皮剥
作用をなす。又、台板203側の長手方向両端部の内、
回転体207の回転方向後端側の端部には、別部材の係
止部材215が溶接・固定されている。そして、使用時
には、回転体207の回転方向後端方向に荷重が作用す
ることになり、それを上記係止部材215によって受け
留構成になっている。
【0004】上記構成をなす刃先板205を台板203
に取付・固定する場合には、まず、刃先板205の係合
凹部211に台板203の係合凸部209を係合させ
る。これは主に位置決めのためである。その状態で、3
箇所において、刃先板205側より台板203側に向か
って、固定用ボルト217を螺合させる。それによっ
て、刃先板205を台板203に取付・固定するもので
ある。そして、このような構成をなす皮剥歯201が、
回転体207の外周部に複数個取り付けられいて、回転
体207を回転させることにより、そこに投入された木
材の樹皮を剥いでいくものである。尚、夏場は図21に
示すような刃先板205を使用し、冬場は図23に示す
ような刃先板205を使用する。夏場と冬場では、歯部
205aの形状が異なっているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、刃先板205を台板
203に取付・固定している3本の固定用ボルト217
に大きな横荷重(図20において紙面に直交する方向か
ら作用する荷重)が作用し、その結果、固定用ボルト2
17の健全性が損なわれ、ひいては、刃先板205が台
板203に対して緩んでしまったり、最悪の場合には離
脱してしまうようなことが懸念されていた。これについ
て詳細に説明すると、既に説明したように、刃先板20
5は台板203に対して、係合凹部211を係合凸部2
09に係合させる構成になっている。しかしながら、こ
の係合構造は主に刃先板205と台板203の位置決め
のためであり、そこで横荷重を受けるような構成にはな
っていない。そのため、上記3本の固定用ボルト217
に大きな横荷重が作用することになってしまう。このよ
うな横荷重の作用に対しては、固定用ボルト217の径
を大きくしたり、或いは、その本数を増加させることに
よって対応することが考えられる。ところが、皮剥板2
01自体の幅がそもそも制約を受けており、そのような
制約の中で、固定用ボルト217の本数を増加させた場
合には、皮剥歯201自体の機械的強度が損なわれるこ
とになってしまい、同様に、固定用ボルト217の径の
拡大についても、皮剥歯201自体の機械的強度を維持
する上で限界があった。そして、皮剥歯201自体の機
械的強度を維持できる範囲内で固定用ボルト217の径
を大きくしたり、本数を増大させたとしても、上記した
ような問題が発生してしまうものである。又、それとは
別の問題として、刃先板205と台板203との間(特
に、双方の重合面の間)に異物が侵入してしまい、それ
によって、刃先板205と台板203との強固な取付・
固定状態が損なわれてしまうことが懸念されていた。つ
まり、刃先板205側の係合凹部211と台板203側
の係合凸部とは、既に説明したように、ある程度余裕を
もった嵌め合い公差になっている(ある程度ガタを備え
た構成)。そして、上記のようなガタがある場合には、
刃先板205と台板203を組み込むときに異物が侵入
したり、或いは、使用している間に異物が侵入するよう
なことがあり、それら侵入した異物によって、刃先板2
05と台板203との強固な取付状態が損なわれるおそ
れがあるものである。
【0006】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、刃先板の台板に対する
取付状態をより強固なものとし、使用時に横荷重が作用
しても容易に緩むことがなく、且つ、異物の侵入を防止
することができる皮剥装置の皮剥歯を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による皮剥装置の皮剥歯は、木材収納体内に回
転可能に収容・配置された回転体の外周面に固定された
台板と、上記台板に着脱可能に取り付けられた刃先板
と、からなる皮剥装置の皮剥歯において、上記台板及び
刃先板の何れか一方には任意個数の係合凸部が形成され
ていて該係合凸部は先端に向かってその横断面積が徐々
に小さくなるようにテーパ状に形成されているととも
に、台板及び刃先板の何れか他方には上記係合凸部に係
合する任意個数の係合凹部が形成されていて該係合凹部
は底部に向かってその横断面積が徐々に小さくなるよう
にテーパ状に形成されていて、上記係合凸部を上記係合
凹部に係合させるとともに、刃先板側より台板側に向か
って固定用ネジ部材を螺合させることにより刃先板を台
体に取付・固定するように構成したことを特徴とするも
のである。その際、上記係合凸部として皮剥歯の幅方向
両側に一対の外側面を備えたものとし、少なくとも一方
の外側面を傾斜面とし、同様に、上記係合凹部として皮
剥歯の幅方向両側に一対の内側面を備えたものとし、少
なくとも一方の内側面を傾斜面とすることが考えられ
る。又、上記係合凸部として幅方向における一対の外側
面を同じ傾斜角度の傾斜面とするものとし、同様に、上
記係合凹部として幅方向における一対の内側面を同じ傾
斜角度の傾斜面とすることが考えられる。又、上記係合
凸部として皮剥歯の長手方向両側にも一対の外側面を備
えているものとし、少なくとも一方の外側面を傾斜面と
し、同様に、上記係合凹部として皮剥歯の長手方向両側
に一対の内側面を備えているものとし、少なくとも一方
の内側面を傾斜面とすることが考えられる。又、上記係
合凸部として長手方向における一対の外側面を同じ傾斜
角度の傾斜面とするものであり、同様に、上記係合凹部
として長手方向における一対の内側面を同じ傾斜角度の
傾斜面とすることが考えられる。又、上記係合凸部の幅
方向におけるテーパ角度を係合凹部の幅方向におけるテ
ーパ角度より大きく設定することが考えられる。又、上
記係合凸部の少なくとも幅方向一側に異物侵入防止用係
合凹部を形成して、上記係合凹部の少なくとも幅方向一
側に上記異物侵入防止用係合凹部に係合する異物侵入防
止用係合凸部を形成することが考えられる。又、台板の
長手方向であって回転体の回転方向後端に係止部を形成
して、刃先板を台板に取付・固定した場合に刃先板の端
が上記係止部に係合するように構成することが考えられ
る。又、台板と刃先板をロストワックス鋳造法によって
成形することが考えられる。
【0008】つまり、本願発明による皮剥装置の皮剥歯
の場合には、台板及び刃先板の何れか一方に形成された
係合凸部と他方に形成された係合凹部とによる係合構造
によって、使用時に作用する横荷重を受けるように構成
し、それによって、固定用ネジ部材に作用する横荷重を
軽減させるとともに、全体として横荷重に対する取付状
態をより強固なものにせんとするものである。すなわ
ち、係合凸部と係合凹部とを係合させた状態で固定用ネ
ジ部材を螺合させていくと、係合凸部と係合凹部とのテ
ーパ角度の違いによって、両者がより密着した状態で締
結されていき、その密着構造により使用時に作用する横
荷重を受けることになる。その結果、固定用ネジ部材に
作用する横荷重は軽減され、結局、全体として各部に作
用する横荷重が軽減されて、横荷重の作用に対して充分
な強度を備えた強固な取付・固定状態を得ることができ
るようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図17を参照して
本発明の第1の実施の形態を説明する。まず、図1乃至
図9を参照して本発明による皮剥装置の皮剥歯を備えた
皮剥装置の全体構成を説明する。図1に示すように、ま
ず、基台1があり、この基台1には、2基の皮剥ユニッ
ト3、3が直列に連結された状態で横架されている。上
記皮剥ユニット3、3は、夫々木材収納体5、5を備え
ていて、これら木材収納体5、5は、木材送出側(図
1、図2中左側)に向かって下り勾配の状態で連設され
ている。上記木材収納体5、5の下部には、図4に示す
ように、長手方向全長にわたって形成された開口部7、
7が形成されている。又、図1、図2に示すように、木
材送出側に向かって上手側(図1、図2中右側)には、
木材投入用ホッパー9が設けられている。又、図示しな
い木材投入用リフター(又は、木材投入用コンベア機
構)が設けられていて、該木材投入用リフター(又は、
木材投入用コンベア機構)によって、上記木材投入用ホ
ッパー9を介して、皮剥対象の木材を、図1、図2中右
側に示す皮剥ユニット3の木材収納体5内に投入する。
【0010】上記開口部7、7は、図4に示すように、
木材収納体5、5の中心線位置から側方(図4中左側、
これは、木材投入用ホッパー9の反対側になる)にずれ
た位置に形成されている。又、上記開口部7、7の下方
には、回転体11、11が回転可能な状態で配置されて
いる。上記回転体11はドラム状をなしていて、その上
端部が上記開口部7を介して、木材収納体5内に突出・
配置されたような構成になっている。上記回転体11の
外周面には、図5に示すように、複数個の皮剥歯13が
スパイラル状に取り付けられている。又、図4に示すよ
うに、木材収納体5の下部5b、5cには、上記複数個
の皮剥歯13が通過するためのスリット8が夫々形成さ
れている。つまり、上記木材収納体5の下部5b、5c
はいわゆる「櫛歯状」に構成されている。尚、上記皮剥
歯13自体の構成については後で詳細に説明する。
【0011】又、図1、図2、図3に示すように、木材
送出方向に向かって上手側(図1、図2中右側)に配置
された皮剥ユニット3については、回転体11を回転駆
動させる回転駆動機構15が同図中右端に設置されてい
る。すなわち、図3に示すように、まず、駆動モータ1
7があり、この駆動モータ17の出力軸にはスプロケッ
ト19が固着されている。上記スロケット19と離間し
た所定場所には別のスプロケット21が配置されてい
て、このスプロケット21が、回転体11に同軸に固着
されている。そして、上記スプロケット19、スプロケ
ット21には、チェーン23が巻回されている。よっ
て、駆動モータ17を回転させるこにより、スプロケッ
ト19、チェーン23、スプロケット21を介して、図
1、図2中右側に示す皮剥ニット3の回転体11に回転
が伝達されることになる。尚、図1、図2中左側に示す
皮剥ユニット3の回転体11も、同様の構成をなす回転
駆動機構15によって回転駆動されるようになってい
て、その回転駆動機構15は、図1、図2中回転体11
の左側に設置されている。
【0012】又、上記回転体11、11が相対する側の
端部の軸支構造を図4及び図5及び図6を参照して説明
する。図5中左側に配置された回転体11の端部(図中
右端)をみてみると、まず、回転体11の端部内周側に
は複数枚の矩形状をなす板体25が放射方向に延長形成
されていて(図4を参照)、これら板体25の中心位置
には軸部27が固定されている。この軸部27が基台1
に支持された軸受部材29によって軸支されている。
又、図5中右側に配置されている回転体11についても
同様の構成になっていて、図中左側に突出配置された軸
部27が軸受部材29によって軸支されている。但し、
こちら側においては、軸部27の端部が軸受部材29よ
りさらに図中左側に突出している。
【0013】上記二つの軸受部材29、29の図5中上
方にはカバー31が設置されていて、このカバー31は
円弧状になっていて、回転体11、11と面一の状態を
提供している。このカバー31の略中間位置にはスリッ
ト33が形成されている。又、回転体11、11とカバ
ー31との間の位置の夫々の軸部27には、皮剥円盤3
5、37が固着されている。又、図5中右側に位置され
ている回転体11の軸部27の端にも皮剥円盤39が固
着されている。この皮剥円盤39は上記カバー31のス
リット33より外側に突出・配置されるようになってい
る。又、皮剥円盤35、37は、各回転体11、11
と、カバー31との間の隙間41、43を介して、外側
に突出・配置されている。これら各皮剥円盤35、3
7、39の外周面には、既に説明した皮剥歯13と同様
の皮剥歯が取り付けられている。このような回転円盤3
5、37、39を設けることにより、図5中右側に配置
された回転体11側より左側に配置された回転体11側
への木材の橋渡しを行うとともに、その間にも皮剥作用
を行おうとするものである。
【0014】次に、図1、図2中左側に配置されている
回転体11の図中左側、すなわち、皮剥された木材を排
出する排出側の構成を、図7を参照して説明する。ま
ず、木材収納体5の端には木材排出口5aが形成されて
いて、この木材排出口5aの外側には、図1及び図2に
示す木材排出用ホッパ45が連結されている。上記木材
排出口5a及び木材排出用ホッパ45を介して排出され
た皮剥済みの木材は、木材排出用コンベア機構47上に
排出され、そこで選別される。そして、樹皮が一部皮剥
されずに残った場合には、そこからリターンコンベア機
構49に移送され、該リターンコンベア機構49を介し
て、再度、木材投入用ホッパ9内に投入される。又、図
2、図3に示すように、基台1の下部には剥がされた樹
皮を受けてこれを排出するための樹皮排出用コンベア機
構50が設置されている。
【0015】又、上記木材排出口5aの手前位置には、
図2、図7に示すように、カバー51が設置されてい
る。このカバー51は、既に説明したカバー31と略同
じ形状をなすものである。又、ガイド板53が溶接・固
定されていて、このガイド板53の作用によって、皮剥
された木材は上記木材排出口5aより円滑に排出される
ようになっている。
【0016】又、上記木材排出口5a位置には、図1、
図7に示すように、シャッター機構55が設置されてい
る。まず、駆動モータ57が設置されていて、上記駆動
モータ57の出力軸にはスプロケット59が固着されて
いる。上記スプロケット59の下方には別のスプロケッ
ト61が配置されていて、これらスプロケット59、6
1にはチェーン63が巻回されている。上記スプロケッ
ト61は軸部材65の一端に固着されていて、上記軸部
材65には別のスプロケット67、69が木材収納体5
を挟むような位置に離間した状態で固着されている。
又、上記スプロケット67、69の図中下方位置には夫
々スプロケット71、73が配置されている。上記スプ
ロケット67とスプロケット71にはチェーン75が巻
回されていて、スプロケット69とスプロケット73に
はチェーン77が巻回されている。そして、上記チェー
ン75、77にシャッター部材79の両端が固定されて
いる。よって、駆動モータ57を回転させることによ
り、上記シャッター部材79を適宜昇降させることがで
きる。そして、木材の皮剥処理時間を長期化したい場合
には、上記シャッター部材79を上昇させて木材排出口
5aに出現させ、それによって、木材の排出を規制する
ものである。
【0017】次に、上記皮剥歯13自体の構成を図10
乃至図18を参照して詳細に説明する。まず、図10に
示すように、皮剥歯13は、台板91とこの台板91に
着脱可能に取付・固定される刃先板93とから構成され
ている。上記台板91は回転体5の外周面に固定されて
いる。台板91の刃先板93が重合・固定される重合面
には、係合凹部97が形成されている。この係合凹部9
7は、図11乃至図15、特に、図15に示すように、
下方(回転体5側)に向かって徐々にその幅が狭くなる
ようなテーパ状に形成されていて、長手方向に延長され
た2個の傾斜面97a、97bと、底面97cとから構
成されている。そして、上記係合凹部97は比較的深い
位置まで延長されている。又、上記係合凹部97の幅方
向両側には異物侵入防止用係合凸部99、101が夫々
形成されている。
【0018】一方、刃先板93側の台板91への重合面
には、上記係合凹部97に係合する係合凸部103が形
成されている。この係合凸部103は、図17に示すよ
うに、台板91側に向かってその幅が徐々に狭くなるよ
うにテーパ状に形成されていて、長手方向に延長された
2個の傾斜面103a、103bと、先端面103cと
から構成されている。又、上記係合凸部103の幅方向
両側には、異物侵入防止用係合凹部105、107が夫
々形成されている。そして、上記係合凸部103が台板
91側の係合凹部97に係合し、異物侵入防止用係合凹
部105、107が台板91側の異物侵入防止用係合凸
部99、101に夫々係合する関係にある。
【0019】ここで、台板91側の係合凹部97と刃先
板93側の係合凸部103のテーパ角度について説明す
る。すなわち、係合凹部97のテーパ角度をα°とし
(図15に示す)、係合凸部103のテーパ角度をβ°
とすると(図17に示す)、α°とβ°との間には次の
式(I)に示す関係が成立する。 α°<β°−−−−(I) つまり、係合凸部103のテーパ角度β°の方が、係合
凹部97のテーパ角度α°よりも大きく設定されている
(具体的には、例えば、0.01°、0.02°程度の
角度差を設定している)。その趣旨については後で説明
する。
【0020】台板91側には3箇所において固定用ボル
ト109が螺合される雌ネジ部111が形成されてい
る。又、刃先板93側には、上記固定用ボルト109が
通る貫通穴113が形成されているとともに、該貫通穴
113の上部には段付部115が形成されている。
【0021】そして、刃先板93を台板91に取付・固
定する場合には、まず、刃先板93の係合凸部103を
台板91の係合凹部97に係合させていく。その際、異
物侵入防止用係合凹部105、107も、異物侵入防止
用係合凸部99、101に係合されていく。その際、図
18に示すように、係合凹部97と係合凸部103のテ
ーパ角度の差により、係合凹部97の傾斜面97a、9
7bの上端が、係合凸部103の傾斜面103a、10
3bに衝突した状態になる。そして、それらを係合させ
た状態で、3本の固定用ボルト109を貫通穴113を
通して挿入して雌ネジ部111に螺合させていく。その
際、上記したように、刃先板93側の係合凸部103の
テーパ角度β°が台板91の係合凹部97のテーパ角度
α°より大きいために、固定用ボルト109を締め付け
ていくにしたがってより強固に締結されていくことにな
る。すなわち、図18において、固定用ボルト109を
徐々に締め付けていくと、係合凹部97の傾斜面97
a、97bを図18中矢印で示す方向に押し広げていく
ようになり、それによって、係合凸部103の傾斜面1
03a、103bと、係合凹部97の傾斜面97a、9
7bが強固に密着していくようになる。それによって、
より強固な取付・固定状態を得ることになる。
【0022】又、台板91の長手方向であって、回転体
5の回転方向後端側には、係止部119が形成されてい
て、刃先板93を台板91に重合・固定した場合に、刃
先板93の端が、上記係止部119の内側面に係合する
ことになる。それによって、使用時に回転体5の回転方
向後端に向かって作用する荷重に対向しようとするもの
である。又、刃先板93の先端面には、複数箇所(この
例の場合には3箇所)にわたって歯部123が形成され
ている。
【0023】ここで、上記構成をなす台板91と刃先板
93の製造方法について説明する。本実施の形態におい
ては、台板91と刃先板93は、いわゆる「ロストワッ
クス鋳造法」によって鋳造成形されている。この種のロ
ストワックス鋳造法によれば、比較的複雑な形状のもの
であっても容易に成形することができ、よって、台板9
1と刃先板93の夫々の重合面についても、本実施の形
態においては、比較的複雑な形状になっているが、それ
らについても容易に鋳造・成形することができる。
【0024】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、台板91側にテーパ上の係合
凹部97を設け、一方、刃先板93側にテーパ上の係合
凸部103を設け、これらを係合させるとともに、固定
用ボルト109によって締結・固定するようにし、その
際、係合凹部97と係合凸部103のテーパ角度が異な
るために、固定用ボルト109を螺合させていくにした
がって、係合凹部97と係合凸部103がより強固に密
着していくようになる。そして、それら係合凹部97と
係合凸部103との密着部によって使用時に作用する横
荷重を受けることになり、使用時の横荷重の作用に対し
て充分な強度を備えた構造を提供することができる。
尚、この実施の形態においては、係合凹部97と係合凸
部103のテーパ角度に差を設定したが、テーパ角度を
同じにした場合であっても、両者が高い精度で加工され
れればその傾斜面が密着することになるので、それでも
横荷重に対向することは可能である。又、係合凹部97
と係合凸部103の係合構造によって使用時の横荷重を
確実に受けることができるので、固定用ボルト109に
作用する横荷重が大幅に軽減されることになり、従来の
ように、固定用ボルト109の部分にのみ横荷重が集中
することをなくすことができる。そして、使用時の横荷
重を係合凹部97と係合凸部103との係合構造部、3
本の固定用ボルト109の部分によって分散して支持す
ることができ、横荷重の一部への集中作用をなくし、全
体としてより強固な支持構造を得ることができる。又、
固定用ボルト109を螺合して締結・固定した状態で
は、係合凹部97と係合凸部103との間に隙間が生じ
ることはないので、使用時に横荷重が作用しても、係合
凹部97と係合凸部103が不用意に移動することもな
い。よって、そのような移動に伴う摩耗の懸念もない。
【0025】又、台板91側の異物侵入防止用係合凸部
99、101と、刃先板93側の異物侵入防止用係合凹
部105、107との係合構造により、台体91と刃先
板93との間への異物の侵入を効果的に防止することが
できる。異物の侵入を防止することにより、台板91と
刃先板93との強固な取付・固定状態を確実に維持する
ことができるようになった。又、台板91の係合凹部9
7と刃先板93の係合凸部103がテーパ状に形成され
ているので、組立時には両者を容易に係合させることが
でき、組立時に困難な作業を強いられるようなことはな
い。
【0026】次に、図19及び図20を参照して本発明
の第2の実施の形態を説明する。尚、前記第1の実施の
形態の場合と同一部分には同一符号を付して示しその説
明は省略する。まず、第板91側には、長手方向両側端
に、係合凹部131、133が形成されていて、これら
係合凹部131、133は、前記第1の実施の形態で説
明した係合凹部97の一部に相当するようなものであ
る。上記係合凹部131は、傾斜面131a、131b
と、底面131cから構成され、係合凹部133は、傾
斜面133a、133bと、底面133cから構成され
ている。
【0027】又、上記係合凹部131と133との間に
は、別の係合凹部135、137が形成されている。こ
れら係合凹部135、137は、四角錐状に凹ませて形
成された形状になっている。そして、係合凹部135
は、傾斜面135a、135b、135c、135d
と、底面135eから構成されている。又、係合凹部1
37は、傾斜面137a、137b、137c、137
dと、底面137eから構成されている。
【0028】一方、刃先板93側には、長手方向両端に
係合凸部141、143が形成されていて、これら係合
凸部141、143は、前記第1の実施の形態で示した
係合凸部103の一部のような形状をなしている。係合
凸部141は、傾斜面141a、141bと、先端面1
41cとから構成されている。又、係合凸部143は、
傾斜面143a、143bと、先端面143cとから構
成されている。
【0029】又、上記係合凸部141と143との間に
は、別の係合凸部145、147が形成されている。こ
れら係合凹部145、147は、図20に示すように、
四角錐状に突出させて形成された形状になっている。そ
して、係合凸部145は、傾斜面145a、145b、
145c、145dと、先端面145eから構成されて
いる。又、係合凸部147は、傾斜面147a、147
b、147c、147dと、先端面147eから構成さ
れている。
【0030】又、上記各係合凹部と係合凸部において、
幅方向におけるテーパ角度については、前記第1の実施
の形態の場合と同じように、角度差が設定されている。
そして、この場合には、係合凹部と係合凸部を長手方向
に分割して設けているので、長手方向に幾つかの係合面
が提供されることになり、それによって、回転体5の回
転方向後端に向かう荷重に対向することができる。つま
り、前記第1の実施の形態の場合には、係止部119の
みによって、回転体5の回転方向後端に向かう荷重に対
向していたが、この実施の形態の場合には、3箇所の係
合面がそのような機能を発揮することになり、それだけ
より強固な支持構造になる。
【0031】尚、本発明は前記一実施の形態に限定され
るものではない。まず、皮剥歯13が取り付けられる回
転体11を始めとするその他の皮剥装置の構成について
は、これを特に限定するものではなく、図示したものは
あくまでその一例を示すものである。又、前記一実施の
形態では、台板91側に係合凹部97を形成し、刃先板
93側に係合凸部103を形成したが、台板91側に係
合凸部103を形成し、刃先板93側に係合凹部97を
形成するようにしてもよい。その場合には異物侵入防止
用係合凸部99、101と、異物侵入防止用係合凹部1
05、107も相互に逆になる。又、前記一実施の形態
では、係合凸部103と係合凹部97とを1個ずつ設け
るようにしたが、幅方向に2個以上設けるようにしても
よいし、又、第2の実施の形態に示したように、長手方
向に複数に分割して設けるようにしてもよい。又、係合
凹部と係合凸部の形状に関して、幅方向の一対の側面、
長手方向の一対の側面について、どの側面を傾斜面とす
るかについては任意に設定すればよい。又、固定用ボル
ト109、すなわち固定用ネジ部材のし緩い、本数につ
いても図示したものに限定されない。その他各部の構成
については、本願発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変
更可能である。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明よる皮剥装置
の皮剥歯によると、台板側と刃先板側の何れか一方にテ
ーパ状の係合凹部を設け、他方にテーパ状の係合凸部を
設け、これらを係合させるとともに、固定用ネジ部材に
よって締結・固定するようにしたので、それによって、
より強固な取付・固定状態を得ることができる。その
際、係合凹部と係合凸部のテーパ角度を異な等ならせた
場合には、固定用ネジ部材を螺合させていくにしたがっ
て、係合凹部と係合凸部がより強固に密着していくよう
になる。そして、それら係合凹部と係合凸部との密着部
によって使用時に作用する横荷重を受けることになり、
使用時の横荷重の作用に対して充分な強度を備えた構造
を提供することができる。又、係合凹部と係合凸部の係
合構造によって使用時の横荷重を確実に受けることがで
きるので、固定用ネジ部材に作用する横荷重が大幅に軽
減されることになり、従来のように、固定用ネジ部材の
部分にのみ横荷重が集中することをなくすことができ
る。そして、使用時の横荷重を係合凹部と係合凸部との
係合構造部、複数本の固定用ネジ部材の部分によって分
散して支持することができ、横荷重の一部への集中作用
をなくし、全体としてより強固な支持構造を得ることが
できる。又、固定用ネジ部材を螺合して締結・固定した
状態では、係合凹部と係合凸部との間に隙間が生じるこ
とはないので、使用時に横荷重が作用しても、係合凹部
と係合凸部が不用意に移動することもない。よって、そ
のような移動に伴う摩耗の懸念もない。又、台板側と刃
先板側の何れか一方に異物侵入防止用係合凸部を形成
し、他方に異物侵入防止用係合凹部を形成し、両者を係
合させるようにした場合には、台体と刃先板との間への
異物の侵入を効果的に防止することができる。異物の侵
入を防止することにより、台板と刃先板との強固な取付
・固定状態を確実に維持することができるようになっ
た。又、台板の係合凹部と刃先板の係合凸部がテーパ状
に形成されていので、組立時には両者を容易に係合させ
ることができ、組立時に困難な作業を強いられるような
ことはない。又、台板と刃先板とをロストワックス鋳造
法により成形することにより、複雑な形状であっても容
易に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、皮剥装
置の全体の構成を示す上面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、皮剥装
置の構成を示す正面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図2の
III-III 矢視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図2の
IV-IV 断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、一対の
回転体の相対する側の軸支構造を示し、一部を切欠いて
示す正面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図5の
VI-VI 断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図2の
VII-VII 断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示す図で、回転体
の外周面の様子を示す斜視図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態を示す図で、回転体
の外周面の様子を示す側面図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態を示す図で、皮剥
歯の構成を一部切欠いて示す正面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1
0のXI-XI 矢視図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1
2のXI1-XI1 断面図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態を示す図で、台板
の正面図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態を示す図で、台板
の上面図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1
4のXV-XV 断面図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態を示す図で、刃先
板の正面図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1
6のXVII-XVII 断面図である。
【図18】本発明の第1の実施の形態を示す図で係合凹
部と係合凸部の係合構造を示す断面図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態を示す図で台板と
刃先板の分解斜視図である。
【図20】本発明の第2の実施の形態を示す図で図19
のXX-XX 矢視図である。
【図21】従来例を示す図で、皮剥歯の構成を一部切欠
いて示す正面図である。
【図22】従来例を示す図で、図21のXXII-XXII 断面
図である。
【図23】従来例を示す図で刃先板の構成を示す正面図
である。
【符号の説明】
5 木材収納体 11 回転体 13 皮剥歯 91 台板 93 刃先板 97 係合凹部 99 異物侵入防止用係合凸部 101 異物侵入防止用係合凸部 103 係合凸部 105 異物侵入防止用係合凹部 107 異物侵入防止用係合凹部 109 固定用ボルト(固定用ネジ部材) 111 雌ネジ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材収納体内に回転可能に収容・配置さ
    れた回転体の外周面に固定された台板と、上記台板に着
    脱可能に取り付けられた刃先板と、からなる皮剥装置の
    皮剥歯において、 上記台板及び刃先板の何れか一方には任意個数の係合凸
    部が形成されていて該係合凸部は先端に向かってその横
    断面積が徐々に小さくなるようにテーパ状に形成されて
    いるとともに、台板及び刃先板の何れか他方には上記係
    合凸部に係合する任意個数の係合凹部が形成されていて
    該係合凹部は底部に向かってその横断面積が徐々に小さ
    くなるようにテーパ状に形成されていて、 上記係合凸部を上記係合凹部に係合させるとともに、刃
    先板側より台板側に向かって固定用ネジ部材を螺合させ
    ることにより刃先板を台体に取付・固定するように構成
    したことを特徴とする皮剥装置の皮剥歯。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の皮剥装置の皮剥歯におい
    て、上記係合凸部は皮剥歯の幅方向両側に一対の外側面
    を備えていて、少なくとも一方の外側面を傾斜面とする
    ものであり、同様に、上記係合凹部は皮剥歯の幅方向両
    側に一対の内側面を備えていて、少なくとも一方の内側
    面を傾斜面とするものであることを特徴とする皮剥装置
    の皮剥歯。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の皮剥装置の皮剥歯におい
    て、上記係合凸部は一対の外側面を同じ傾斜角度の傾斜
    面とするものであり、同様に、上記係合凹部は一対の内
    側面を同じ傾斜角度の傾斜面とするものであることを特
    徴とする皮剥装置の皮剥歯。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の皮剥装置の皮剥歯におい
    て、上記係合凸部は皮剥歯の長手方向両側にも一対の外
    側面を備えていて、少なくとも一方の外側面を傾斜面と
    するものであり、同様に、上記係合凹部は皮剥歯の長手
    方向両側に一対の内側面を備えていて、少なくとも一方
    の内側面を傾斜面とするものであることを特徴とする皮
    剥装置の皮剥歯。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の皮剥装置の皮剥歯におい
    て、上記係合凸部は一対の外側面を同じ傾斜角度の傾斜
    面とするものであり、同様に、上記係合凹部は一対の内
    側面を同じ傾斜角度の傾斜面とするものであることを特
    徴とする皮剥装置の皮剥歯。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の
    皮剥装置の皮剥歯において、上記係合凸部の幅方向にお
    けるテーパ角度を係合凹部の幅方向におけるテーパ角度
    より大きく設定したことを特徴とする皮剥装置の皮剥
    歯。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の
    皮剥装置の皮剥歯において、上記係合凸部の少なくとも
    幅方向一側には異物侵入防止用係合凹部が形成されてい
    て、上記係合凹部の少なくとも幅方向一側には上記異物
    侵入防止用係合凹部に係合する異物侵入防止用係合凸部
    が形成されていることを特徴とする皮剥装置の皮剥歯。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の
    皮剥装置の皮剥歯において、台板の長手方向であって回
    転体の回転方向後端には係止部が形成されていて、刃先
    板を台板に取付・固定した場合に刃先板の端が上記係止
    部に係合するように構成したことを特徴とする皮剥装置
    の皮剥歯。
  9. 【請求項9】 木材収納体内に回転可能に収容・配置さ
    れた回転体の外周面に固定された台板と、上記台板に着
    脱可能に取り付けられた刃先板と、からなる皮剥装置の
    皮剥歯において、 台板と刃先板をロストワックス鋳造法によって成形した
    ことを特徴とする皮剥装置の皮剥歯。
JP7207424A 1995-07-21 1995-07-21 皮剥装置の皮剥歯 Pending JPH0929712A (ja)

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