JPS6215085Y2 - - Google Patents

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JPS6215085Y2
JPS6215085Y2 JP18837682U JP18837682U JPS6215085Y2 JP S6215085 Y2 JPS6215085 Y2 JP S6215085Y2 JP 18837682 U JP18837682 U JP 18837682U JP 18837682 U JP18837682 U JP 18837682U JP S6215085 Y2 JPS6215085 Y2 JP S6215085Y2
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JP18837682U
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JPS5991959U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は紡績工程において、梳綿機へ予備ラツ
プを搬送するラツプ運搬車に係り、殊更複数のラ
ツプを一挙に塔載しつつ、安定良く搬送し或いは
そのまま貯蔵できるようにすると共に、婦女子で
も1人で重量物のラツプを安楽に運搬車へ載せる
ことができ、又その運搬車から梳綿機のラツプ仕
掛台へ、ラツプを軽快・高能率に移載作業できる
よう改良したものである。
以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を詳述すると、第1〜11図では合計6個の予
備ラツプが左右2列の上中下3段づつに塔載され
る形態を例示しており、1は移動台車であつて、
アングル鋼付の溶接などにより四角形に枠組みさ
れた台枠2と、その底面4隅に軸支された自在車
輪3とから成り、その台枠2の前後両端部から立
設された一対の手押し杆4によつて、前方又は後
方から手押し操作される。
5,5,6,6は台枠2の前部と後部に位置し
つつ、左右2列の合計4個として垂立固定された
支柱ケースであり、その左側の前後一対5,6と
右側の前後一対5,6とが、互いに正しく向かい
合う「組」をなしている。そのケース5,5,
6,6の各個は何れも基板7と、これへ着脱自在
に止着されたカバー板8とから断面四角形に組立
てられていると共に、その外側面が受金具導出用
の長窓9として、上下方向に細長く開口されてい
る。10はその長窓9に正しく臨むよう裏当て固
着された断面チヤンネル型の規制板であり、後述
するリフトチエンの撓みを防止する。合計4個並
列されたケース5,5,6,6のうち、その四角
形台枠2の対角線上に沿い向かい合う2個のケー
ス5,6には、後述する減速機構用のギヤボツク
ス11が張り出し連成されており、勿論開閉でき
るようになつている。
又、前部に位置する左右一対のケース5,5同
志と、後部位置に並列する左右一対のケース6,
6同志は、各個に上部バー12,13で固定連結
されていると共に、その両上部バー12,13は
更に前後方向へ延在する固定バー14によつて連
結一体化されてもいるため、ここにその背高さに
も拘らず、全体として剛性・安定な架構状態が達
成されることとなつている。Sはその前部位置の
両ケース5,5相互間並びに後部位置の両ケース
6,6相互間に、各々開口された透視空隙であ
り、これによつて塔載状態のラツプ群に左右され
ることなく、前方を透視し乍ら手押し操作できる
ようになつており、その移動時の安全性が昂めら
れている。
15,16は各ケース5,5,6,6に内蔵さ
れた上下一対のスプロケツトホイールであり、そ
の下部ホイール16は回転支軸17へ一体回転す
るよう固設されている。この支軸17は、組をな
す前後一対づつのケース5,5,6,6相互間を
貫通する如く、前後方向に沿つて長く延在してお
り、従い下部ホイール16はその組のケース5,
5,6,6相互間において、一緒に回転作用する
こととなる。他方、上部ホイール15は固定支軸
18に対して遊転する。19はその支軸18のハ
ンガー、20はハンガー19に溶接されたスタツ
ドボルトであり、これがケース5,5,6,6の
上方外部から昇降操作されることによつて、これ
に吊り下げられた上部ホイール15を介し、チエ
ンの緊張とその掛脱作用が行なわれるようになつ
ている。
21はそのボルト20の固定ナツトである。
22は上下一対の上記ホイール15,16へ循
環回走自在に捲き掛けられた無端なリフトチエン
であり、これにはその屈折リンクの枢結ピンを兼
用して、複数のラツプ受金具23が等間隔おきに
固定されている。この受金具23はチエン22の
回走過程において、各ケース5,5,6,6の上
記長窓9から外側方へ張り出す状態にあり、その
張り出し先端爪部によつてラツプMの芯棒24を
支え持つ。
25は上記ギヤボツクス11付きケース5,6
の途中高さ位置に挿入横架されたハンドル軸であ
り、その回転操作ハンドル26によつて外部から
回転される。27はその回転ハンドル軸25上に
固設された原動ギヤ、28は下部ホイール16の
上記回転支軸17上にやはり固定された従動ギヤ
であつて、その相互は複数の中間ギヤ29,3
0,31,32から成る減速機構を介して、噛合
連動されている。中間ギヤ29,30,31,3
2は何れも、ギヤボツクス11内に平行横架され
た固定支軸33,34に対して遊転し、このよう
なギヤ群の噛合により下部ホイール16に減速回
転が与えられるようになつている。但し、このよ
うなギヤ群の噛合手段に代えて、ベルトやチエ
ン、その他の伝動手段による減速機構を採用して
も良い。
上記チエン22はその回走方向を正逆変換でき
るようになつていると共に、常時には塔載された
ラツプMの重量によつて、そのラツプMの降下方
向へ回走しないよう停止ロツクされるようになつ
ている。35はそのための逆転機構であつて、第
10,11図に拡大抽出するように、上記ハンド
ル軸25上の原動ギヤ27へ係止する爪杆36
と、その爪杆36のホルダー37並びに爪杆36
を常にギヤ27へ押圧すべく、ホルダー37内に
封入されたコイルバネ38とから成つており、そ
の爪杆36をギヤボツクス11の上方外部からバ
ネ38に抗して引き上げ、且つ180度廻すことに
よつて、そのギヤ27を左回転と右回転に変換す
ることができ、延いてはチエン22の回走方向を
切り替え得るようになつている。39はその爪杆
36の途中に貫通された固定ピンであり、ホルダ
ー37の対応する凹溝40内へ係合するようにな
つている。もつとも、上記変換作用を営なめる限
り、図示以外の機構を採用してもさしつかえな
い。
更に、41は上記ケース5,5,6,6の前後
両面にその左右一対を横断する如く固着された上
下一対づつのバー受け入れ管であり、これにはス
ライドガイド長孔42が開設されている。その場
合、上部受け入れ管41は図例において、ケース
5,5,6,6のカバー板8に、他方下部受け入
れ管41は同じく基板7に各々固定されている
が、勿論これに限らない。43は各受け入れ管4
1内へ左右方向への水平スライド自由に挿通され
たラツプ支持バーであり、その操作摘まみ44が
長孔42から導出されているので、これにより上
記スライドと回動の操作を行なうことができる。
この支持バー43は、常時には左右一対のケース
5,5,6,6から、その左右外側方へ張り出さ
ぬようその長さが定められており、これを左側又
は右側の外方へ張り出すようスライドさせた時に
は、上記受金具23に支持されたラツプMの芯棒
24と直交し、これと相互に干渉し合うよう関係
設定されている。
上記の構成において、先ずラツプMを運搬車へ
搬入するに当つては、その下部支持バー43を支
柱ケース5,5,6,6から張り出すよう、左右
方向へ水平にスライド操作して、これにラツプM
の芯棒24が下方から支持されるように、そのラ
ツプMの転がし込む。そして、回動ハンドル26
により第5図の矢印P方向へ、リフトチエン22
を回走させれば、その芯棒24が支持バー41上
からチエン22の受金具23に受け渡され、その
まま自動的に上昇されることとなる。そのため、
この操作を複数のラツプMについて、順次操り返
すことにより、図例のような合計6個のラツプM
をことごとく運搬車へ塔載させることができる。
その塔載状態では、ラツプMの自動落下力によ
り、チエン22の不慮に回走するおそれが、上記
逆転機構の爪杆36により停止ロツクされている
ため、その支持バー43を非張り出し状態に退避
させて、手押し杆4により安全に目的地へラツプ
Mを移動させることができ、そのまま倉庫などに
貯蔵することも可能である。次に目的地におい
て、運搬車からそのラツプMを梳綿機のラツプ仕
掛台へ移載するに当つては、今度は上部支持バー
43を上記と同じようにスライド操作し、これを
支柱ケース5,5,6,6から張り出した上、リ
フトチエン22を上記と逆な方向へ回走させるの
である。そうすれば、ラツプMの芯棒24はチエ
ン22の受金具23上から支持バー43上へ自ず
と受け渡されることになり、そこで芯棒24を支
持バー43から滑らせる如くに、そのラツプMを
梳綿機へ押し移せば足る。
このような操作を上段のラツプMから下段のラ
ツプMへと反復することにより、そのすべてを高
能率に且つ軽労力で移載完了することができる。
つまり、ラツプMを運搬車へ搬人する時には、下
部の支持バー43を使い、他方運搬車からラツプ
Mを搬出して、梳綿機へ移載する時には上部の支
持バー43を使うわけである。尚、図例では合計
4個の支柱ケース5,5,6,6における左側と
右側の両方を活用して、左右2列の上中下3段づ
つに合計6個のラツプMを塔載できる形態に定め
ているが、その積み上げ段数を増減することは勿
論自由であり、又その片側の1列のみに数段とし
て、複数のラツプMを塔載するよう定めることも
可能である。
何れにしても、本考案のラツプ運搬車は移動台
車1上に、少なくとも前後一対として固定立設さ
れた複数の支柱ケース5,5,6,6と、その各
ケース5,5,6,6へ循環回走自在に内蔵設置
され、且つその回走方向を正逆変換できるリフト
チエン22と、ラツプMの芯棒24を支持すべ
く、そのチエン22に固定された複数の受金具2
3と、支柱ケース5,5,6,6に左右方向への
水平スライドできるよう止着された上下一対づつ
のラツプ支持バー43とから成り、上記受金具2
3に支持される芯棒24と直交状に干渉し合う如
く、その支持バー43を支柱ケース5,5,6,
6からの張り出し状態にスライド操作すると共
に、リフトチエン22を正逆方向へ回走させるこ
とにより、ラツプMの芯棒24を受金具23上か
ら支持バー43へ、又はその逆に自ずと移載でき
るよう定めてあるため、通常約20〜25Kgという重
いラツプMを婦女子が1人でも、極めて軽快に且
つ能率良く搬送できるのであり、その作業性乃至
は省力化に優れた実用向きの考案と言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体概略正面図、第2図は同
じく概略側面図、第3図は第2図の要部拡大側面
図、第4図は同じく拡大正面図、第5,6図は第
3図のA−A線及びB−B線の各断面図、第7図
は同じくC−C線の拡大断面図、第8図は第5図
のD−D線断面図、第9図はラツプ受金具の取付
状態を示す拡大正面図、第10,11図は逆転機
構を示す一部破断の拡大正面図である。 1……移動台車、5,6……支柱ケース、1
5,16……スプロケツトホイール、22……リ
フトチエン、23……ラツプ受金具、24……芯
棒、26……回動ハンドル、35……逆転機構、
43……ラツプ支持バー、M……ラツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動台車上に少なくとも前後一組として固定立
    設された複数の支柱ケースと、その各ケースへ循
    環回走自在に内蔵され、且つその回走方向を正逆
    変換できるリフトチエンと、ラツプの芯棒を支持
    すべく、そのチエンに固定された複数の受金具
    と、支柱ケースに左右方向への水平スライド可能
    として止着された上下一対づつのラツプ支持バー
    とを備え、上記受金具に支持される芯棒と直交状
    に干渉し合う如く、その支持バーを支柱ケースか
    らの張り出し状態にスライド操作すると共に、リ
    フトチエンを正逆方向へ回走させることにより、
    ラツプの芯棒を受金具から支持バー又は支持バー
    から受金具へ、自動的に移載できるよう設定した
    ことを特徴とするラツプ運搬車。
JP18837682U 1982-12-13 1982-12-13 ラツプ運搬車 Granted JPS5991959U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18837682U JPS5991959U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 ラツプ運搬車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18837682U JPS5991959U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 ラツプ運搬車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5991959U JPS5991959U (ja) 1984-06-22
JPS6215085Y2 true JPS6215085Y2 (ja) 1987-04-17

Family

ID=30406399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18837682U Granted JPS5991959U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 ラツプ運搬車

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JP (1) JPS5991959U (ja)

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JPS5991959U (ja) 1984-06-22

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