JPS62149788A - 青色顔料被覆蛍光体 - Google Patents

青色顔料被覆蛍光体

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JPS62149788A
JPS62149788A JP29070985A JP29070985A JPS62149788A JP S62149788 A JPS62149788 A JP S62149788A JP 29070985 A JP29070985 A JP 29070985A JP 29070985 A JP29070985 A JP 29070985A JP S62149788 A JPS62149788 A JP S62149788A
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JP
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phosphor
pigment
coated
blue pigment
blue
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JP29070985A
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Yoshiyuki Nakada
中田 善幸
Kiyoshi Inoue
清 井上
Masao Asada
浅田 正男
Tomoharu Tomura
智治 戸村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はカラーテレビジョン用青色顔料被覆蛍光体に
関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年カラーテレビジョン用ブラウン管では画面のコント
ラストを向上させる為に蛍光体の発光色を透過し他の可
視光を吸収する顔料を蛍光体表面に被覆したいわゆる顔
料被覆蛍光体が使用されている。
顔料被覆蛍光体の顔料として現在知られている顔料には
青色としてコバルトブルー顔料1郡青。
赤色としてベンガラ、硫セレン化カドミニウム。
硫化インジウムなどがあり、何れも平均粒径が0.05
μmから3μm程度の粒径に調整され4Itmから15
μmの蛍光体に付着させる。これらカラーブラウン管用
蛍九体に使われる顔料としては蛍光体の発光スペクトル
にマツチングしたもので、顔料の着色力がすぐれている
程良い顔料とされている。しかし実際の使用段階になる
と、青色顔料におし)では上記顔料特性の良い群青が使
われずコバルトアルミネートが使用されている。これは
■群青が酸により退色する為蛍光体表面に被覆する場合
中性からアルカリ性にかけて限定された範囲でしか作業
をする事が出来ない事。■群青は熱に対し退色をおこす
為、ブラウン管製造工程における封着等の温度に酎えき
れない事。■蛍光体の膜形成時に用いる重クロム酸塩は
酸化作用が激しくw量の6価クロムが含まれていると、
比較的低い温度でも群青の退色が起こる事などがあげら
れる。これら群青の退色のうちブラウン管製造工程にお
ける群青の退色を大きくそこなう事なく、発光輝度を向
上させる方法として、特開昭57−207675号公報
のように群青顔料に30%弱のコバルトブルー顔料を混
合して使用する技術が知られている6 しかし最近さらに高品質のカラーテレビ用ブラウン管を
得るため■コントラストのアップ(■を密な蛍光)漠の
形成■ライフ特性の向上など蛍光体の改良が要求されて
いる。すなわち■のコントラスト特性における顔料被覆
蛍光体パウダーの特性においてのコントラストは顔料濃
度を一定にした場合反射率及び着色力のすぐれている群
青単独で使用する事が最も良く、コバルトブルー顔料は
それに比しはるかに劣る。したがって群青とコバ用1−
ブルー顔料の両者を混合して用いた時全顔料中のコバル
トブルー顔料の量が増えるとコントラストも悪くなる。
又コントラストを一定にした場合においては蛍光体に被
覆する顔料濃度の少ない群青の方が輝度が高く1両者を
混合した場合、コバルトブルー顔料が増すごとに輝度が
低下する。しかしブラウン管にすると群青は、前記した
ように退色をおこす事になり特開昭57−207675
号公報の蛍光体の方が輝度及びコントラストが有利にな
ってくる。■緻密な蛍光膜の形成においてはある一定面
積中の蛍光体量が多い緻密な蛍光膜程発光輝度特性にお
いて有利になる事は云うまでもない。もしも蛍光膜が粗
面になりピンホール状に孔がおいていると発光輝度を低
下させる事はもちろんの事、次の工程で塗布される蛍光
体がピンホールに入りやすく、混色の原因となり青色蛍
光体を発光させた時、同時に発光しブラウン管の品質低
下につながる。緻密な蛍光膜を形成するには蛍光体の分
散性を良くする事が必要である。蛍光体を分散させるに
はビーズミーリングなどの分散が必要であるが、ビーズ
ミーリングを長時間かけ分散させると輝度が低下する。
蛍光体製造工程においてできるだけ少ないビーズミーリ
ングで分散をさせるためには、顔料を蛍光体表面に被覆
する接着剤をできるだけ少くした方が分散性の良い蛍光
体を得る事ができる。しかし接着剤の使用量は顔料の表
面積と比例関係にあり蛍光体の分散性を良くする為に顔
料濃度を一定にし接着剤だけを少なくすると顔料が剥離
する。このような蛍光膜及び前記したコン1−ラストを
考えると特開昭57−207675号公報は非常に優れ
ている。しかしブラウン管のライフ特性の向上を考える
と群青単独よりも改善されているがさらに特性の向上が
要求されるに至った。
〔発明の目的〕
本発明は群青とコバルトブルー顔料の混合比を適正にす
る事によりハイコントラスト及び緻密な蛍光膜形成によ
る高品位なカラーブラウン管を得るだけでなく、ライフ
特性の優れた青色顔料被覆蛍光体を提供することを目的
とする。
〔発明の概要〕
本発明は群青及びコバルトブルー顔料を被覆した青色顔
料被覆蛍光体において、コバルトブルー顔料が全顔料の
30〜70重景%の範囲内にあることを特徴とする青色
顔料付蛍光体である。30%未満ではカラーブラウンの
蛍光面としての寿命が十分でない。70%を越すと一定
のコントラストを得るために多量の顔料を被覆すること
になり、蛍光体スラリーを調合するとき、m科の剥離が
生じやすい。コバルトブルー顔料が全顔料の43〜56
重量%の範囲内である場合が最も好ましい。
輝度及びコントラスI〜の点から顔料被覆量は全顔料の
43.5〜10重量%の範囲内にある方がよく、2〜7
重量%の範囲内であることが最も好ましい。
本発明に好適な蛍光体はZnS : AgCQおよびZ
nS :AgAQ等である。
第1図は群青顔料とコバルトブルー顔料との混合顔料に
おけるコバルトブルー顔料の割合と、その混合顔料をZ
nS : AgCQ蛍光体に2重量%被覆した顔料被覆
蛍光体を用いて、カラーブラウン管に用いたときの相対
輝度との関係を示す図である。
曲線(a)はカラーブラウン管動作0時間1曲線(b)
は1000時間後、曲線(C)は2000時間後の特性
である。
この図が示す通り、0時間ではコバルトブルー顔料の割
合が少ない方が相対輝度が比較的大きいが、1000時
間、 2000時間ではコバルトブルー顔料の多い方が
相対輝度が大きい。コバルトブルー顔料が30重量%に
おいて実用的特性を示している。
〔発明の実施例〕
実施例〔1〕 群青100 g  を秤量し純水に分散して全量をIi
lにする。コバルトアルミネートi 00gを秤量し純
水に分散した後全量を10とする。これら溶液を群青分
散溶液及びコバルトブルー顔料溶液とする。
別に銀及び塩素付活硫化亜鉛蛍光体1kgをIORの純
水に分散し撹拌しながら群青分散溶液200++tQの
(#青として21g)を徐々に加え30分間撹拌する。
次に蛍光体と顔料の接着剤のポリアクリルアミド0.1
パ一セント溶液82m1を徐々に加え群青を蛍光体表面
に付着せしめる。次にコバルトブルー顔料溶液210a
Q (コバルトブルー顔料として21g)を徐々に加え
さらにポリアクリルアミド0.1パ一セント溶液82m
Qを群青同様添加し蛍光体表面にコバルトブルー顔料を
付着させる。蛍光体を純水で洗浄した後ガラスピーズを
用い20分間分散した後、乾燥し篩別する。このように
して得られた蛍光体は蛍光体中の顔料被覆量が4.2重
量パーセントであり全顔料中のコバルトブルー顔料の濃
度が50重量パーセントの青色顔料被覆蛍光体である。
これをポリビニルアルコール、重クロム酸塩及び分散剤
を添加し蛍光体スラリーを調整し塗布する。次に通常の
ブラウン管製造工程を通し、ブラウン管製を試作しライ
フテストを行った。実施例[13で得られた蛍光体は表
1に示す通り高品質の蛍光膜が得られライフテストにお
いてもすぐれている。
実施例〔2〕〜〔7〕 実施例〔1〕と同様の製造工程で顔料濃度及び樹脂量を
変化させて試作した蛍光体を用いブラウン管を作成しラ
イフテストを実施したにれらの蛍光体は表1に示す通り
高品質の蛍光膜が得られライフテストにおいてもすぐれ
ている。
実施例(1)〜〔7〕の比較としては特開昭57−20
7675号公報に示される群青中のコバルトブルー顔料
濃度が33.3パーセントにあたる配合比(本発明の表
現で云い変えると全顔料中のコバルトブルー顔F) 1
度が25パーセン1〜)で各実施例における反射率と同
一になるように顔料濃度を変化させ試作した。又、輝度
τこおいては群青単独を被覆した、実施例と同一反射率
を有するように試作しイニシャル、1000時間後、 
2000時間後のライフ時間における輝度を100とし
た時の相対比較である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の青色顔料被覆蛍光体は、特
にライフテストにおいて効果があり特にカラーブラウン
管用青色被覆蛍光体として優れた蛍光体である。
表1において、実施例(1) 、 (2)及び〔3〕に
おいては顔料を被覆しない蛍光体を用いブラウン管を試
作した時、そのブラウン管の外光反射率を100とした
ときの相対値が50パーセントの時。
(4)、 (5]は外光反射率相対値が60パ一セント
時。
(6)、 [7]は42.5パーセントの時である。ラ
イフ特性における輝度は群青単独被覆蛍光体のイニシャ
ル、 1000時間後、 2000時間後の輝度を10
0とした時の相対輝度である。この実施例〔表1〕に示
す通りハイコントラストにおけるブラウン管用蛍光体の
特性は膜の緻密さを大きくそこなう事なく、ライフ特性
を向上させる事が出来た。
以下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は群青顔料とコバルトブルー顔料との混合顔料に
おけるコバルト顔料の割合とその混合顔料を2重量%被
覆したZnS : Ag(4蛍光体をカラーブラウン管
に用いたときの相対輝度との関係を示す図である。 代理人 弁理士  則 近 憲 佑 同  大胡典夫

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 群青及びコバルトブルー顔料を被覆した青色顔
    料付蛍光体において、コバルトブルー顔料が全顔料の3
    0から70重量パーセントの範囲内にある事を特徴とす
    る青色顔料被覆蛍光体。
  2. (2) コバルトブルー顔料が全顔料の43.0から5
    6.0重量パーセントの範囲内にある事を特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の青色顔料被覆蛍光体。
  3. (3) 顔料被覆量が被覆される蛍光体に対し0.5か
    ら10.0重量パーセントの範囲内にある事を特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の青色顔料被覆蛍光体。
  4. (4) 顔料の被覆量が被覆される蛍光体の重量に対し
    2から7重量パーセントの範囲内にあることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の青色顔料被覆蛍光体。
  5. (5) 蛍光体は、銀及び塩素,銀及びアルミニウムい
    ずれか付活の硫化亜鉛蛍光体であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の青色顔料被覆蛍光体。
JP29070985A 1985-12-25 1985-12-25 青色顔料被覆蛍光体 Granted JPS62149788A (ja)

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JPS62149788A true JPS62149788A (ja) 1987-07-03
JPH0572437B2 JPH0572437B2 (ja) 1993-10-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4774291A (en) * 1985-12-26 1988-09-27 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Polymer composition

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57207675A (en) * 1981-06-15 1982-12-20 Toshiba Corp Fluorescent material coated with blue pigment

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JPH0572437B2 (ja) 1993-10-12

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