JPS62147948A - リニアパルスモ−タの磁極作製法 - Google Patents

リニアパルスモ−タの磁極作製法

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JPS62147948A
JPS62147948A JP28695885A JP28695885A JPS62147948A JP S62147948 A JPS62147948 A JP S62147948A JP 28695885 A JP28695885 A JP 28695885A JP 28695885 A JP28695885 A JP 28695885A JP S62147948 A JPS62147948 A JP S62147948A
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JP
Japan
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magnetic pole
pulse motor
chemical etching
linear pulse
magnetic
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Application number
JP28695885A
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English (en)
Inventor
Mutsuji Kobayashi
小林 睦司
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 高透磁性の厚板に化学的エツチングにより磁極歯の溝部
分を除去して、磁極歯を作製することにより、磁極歯の
位置精度向上と原価低減を図る。
更に、同時にエツチングにより位置決め用の基準孔を設
は後工程の作業性と精度の向上を図る。
〔産業上の利用分野〕
この発明は、リニアパルスモータの磁極の作製法に係わ
り、さらに詳しく言えば高透磁率材料の厚板に化学的エ
ツチングにより磁極歯列と位置決め用基準孔を加工し、
磁極の位置精度と作業効率の改善の方法に関する。
第6〜7図に従来のリニアパルスモータの代表的な1例
を、第8図にその固定子の磁瓶を、第9図に該固定子磁
極の断面図を示す。図において、30は固定子、31は
可動子、9〜12は磁極、9−1〜12−1は磁極9〜
12の磁極歯であって、磁極歯9−1に対しそれぞれτ
/2、τ/4.3τ/4ずつ位相がずれている。13は
永久磁石、14は励磁コイル、18は高透磁性の背板、
19は非磁性体のフレーム、20は回転輪で固定子の平
坦部21上を転動しながら可動子と固定子の磁極歯間の
間隙寸法22を保持する。
23はフレームにその軸を取りつけられた回転輪であっ
て固定子の側面27に当接して可動子の直進案内をして
いる。24は両面エツチングで磁極歯の溝を抜いて作ら
れた磁極歯板、25は固定子の磁極基板、26はその磁
極歯、27はエツチングで抜かれた溝、τは磁極歯のピ
ッチである。
固定子の磁極歯26は厚さ0.3〜0.7mmの高透磁
率板24を両面エツチングにより歯間の溝部分を溶解除
去したものを磁極基板25に接着剤28にて接着してい
る。ピッチτは0.75〜1.5mm 、対向磁極歯と
の間隙22は50μmである。
ここで言う化学的エツチングとは、被エツチング材の表
面にフォトレジストと呼ばれる感光性保護膜の塗布、エ
ツチングを行う部分を黒色にしたフィルム膜を該塗布面
に密着、露光により保護部分を硬化、非露光塗布膜の洗
浄剥離、主として強酸による非保護面のエツチングによ
る溶解除去、保護膜の洗浄工11離の工程により行われ
る周知の技術によるものを意味している。
尚、可動子の磁極9〜10と11〜12とそれらの磁極
歯はプレス或いは化学的エツチングによりコの字形に形
成した薄板の積層或いは一体のブロック材料を機械加工
して構成されている。
永久磁石13はバイアス磁界を与え、コイル14の1個
に印加されたパルス電流による磁界と該バイアス磁界と
が合致した磁極の歯が、該磁極歯の対向する固定子の磁
極歯と一致する所迄互いに吸引しあい、永久磁石の磁界
によりそこに留まる。その後順次、コイルと印加電流の
方向を選択することにより、τ/4即ち約180μmの
ステップで可動子31は回転輪20により固定子30上
を直線的に情動する。
リニアパルスモータはこのように直線上の高精度の位置
決めが、回転・直進変換機構を用いず、負荷の直結駆動
により行え、装置の小型低価格化が可能になることから
、シリアルプリンタのキャリジ送りやフロッピーディス
クドライブのヘッド送りなどに使用され始めてきた。
従って、更に位置決め精度の高く、低価格のリニアパル
スモータが要望されている。
〔従来の技術〕
従来の技術では、生産性を高めるため、第8図に示すよ
うに、厚さ0.3〜0.7mmの高透磁率の板を板の両
面から化学的エツチングにより磁極歯の溝部分と、外周
部を溶解除去して切り取った磁極板24を作製し、該外
周部を基準として、厚板の固定子磁極基板25に接着剤
28にて接着す°ることにより固定子の磁極歯を形成し
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の従来の方法では、第10図に示すように、磁極板
24を磁極基板25に接着する際、接着剤28の層26
の厚さに不均一が生じ、磁極歯の平面度が低下し、可動
子の磁極歯との間隙の不均一を生じる。
また、接着強度の不十分な部分があると、その部分の磁
極板が磁気吸引力により可動子側に吸引され、変形し可
動子側磁極歯との間隙を局部的に小さくする。この間隙
は元来、50μm程度と非常に小さく設定されているの
で、これらの欠陥により該間隙が不均一になると、可動
子の位置決めの精度が低下する。
また一方、接着剤の層が厚い場合は、磁気抵抗が増加し
、その結果磁束が減少し、モータの推力が低下する。
さらに、磁極板作製のエツチングの作業性は高いが、接
着工程は長時間を要するので、固定子全体の生産性は低
いと言う問題点があった。
また、磁極板24の外周部をエツチングにより切断する
と、その断面の平坦度は良くないため、該切断面と磁極
基板25の側面29との位置合わせの精度、ひいては回
転輪23の当接による直進案内の精度が低下する。
この発明はこのような点にかんがみて考案されたもので
、節易な措成と短い加工工程で、対向した磁極歯間の間
隙が均一であって、直進案内の精度が高く、その結果モ
ータとして精度の高い位置決めが可能なリニアパルスモ
ータの磁極の作製法を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
高透磁性の厚板の1面の所定の個所を化学的エツチング
法により所定の深さまで溶解除去し、残された部分を磁
極の歯とする。さらに、上記化学的エツチングと同時に
、少なくとも1個以上の円形の孔を、化学的エツチング
法により所定の深さ迄溶解除去し、後程、該円孔を位置
合わせの基準として磁極歯列の外周部の切断加工を行う
上記の問題点は厚板を所定の深さ迄化学エツチングを行
って磁極歯を作製する方法よりなる本発明のリニアパル
スモータの磁極歯の作製法によって解決される。
〔作 用〕
従来、磁極板を磁極基板に接着していたところを、一体
化したため、接着にともなう問題点、すなわち平面度不
良、剥がれ浮き上がり不良、接着剤過大による磁束不足
、それらの結果としての、位置決め精度の低下が全て排
除される。
また、案内用丸孔を基準とした外周部の機械的切断によ
り、磁極基板の側面の精度が向上し、直進案内用回転輪
の当接の精度、即ち直進の精度が向上する。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例により本発明の要旨を具体的に説
明する。全図を通じ同一符号は同一対象物を示す。
第1〜4図は固定子の磁極歯作製の1実施例を図で示す
もので、第1図は平面度の高い高透磁率材料の厚さ3■
の仮に、ピッチ0.75mm、幅0.4mm、深さ0.
25mm、長さ18mmの溝を3列と、それぞれの列の
中心線の延長線上に円形の基準孔4と長円形の基準孔5
を片面のみ化学的エツチングで同時に加工し終えたとこ
ろである。その基準孔4と5を結ぶ中心線における断面
図を第2図に示す。
化学的エツチングによる加工は孔の直径や長円孔の幅等
の絶対寸法の精度は低いが、同一生産ロットの内のばら
つきは少ない。しかしリニアパルスモータとして、停止
の位置決めの精度にはむしろ相対的な寸法精度が必要で
、本発明の方法によれば特にピッチ、第1図のA’PB
に対するB/2の中心線などの相対寸法については、例
えば±10μm以下の高精度の加工が可能になる。
第3図は基準孔4と5に適合するように先端部にテーパ
を設けたピン6を工作機械側に予め準備しておき、これ
らを基準孔4と5に押し当てて磁極板1の位置を固定す
る。その状態で磁極板1を所定の幅、即ち切断面32.
32′にて高精度の切断或いは打ち抜きが行われて、第
4図の固定子の形状になる。
外周部が切断されて出来た側面8は化学的エツチングに
よる仕上がり面よりも遥かに精度の高い面である。さら
に、基準孔4.5は固定子内に残っているので、切断後
も基準孔として利用できる。
例えば、必要に応じて固定子の側面8の研磨仕上げ加工
に用いたり、シリアルプリンタへの固定子取りつけの基
準孔としても利用できる。
尚、所定の深さ迄しかエツチングされてないこれら基準
孔4や5はリーマなどの機械的加工によって貫通孔にし
て、取り付は用基準孔やネジ止め用の孔としても利用で
きる。
第5図に他の実施例を示す。これは、本発明者等が先に
出願した特願昭60−171617のフロッピーディス
クのヘッド駆動用のリニアパルスモータであるが、磁極
歯間隙保持機構と直進案内機構は第6図と同じであるの
で省略しである。このリニアパルスモータはストローク
が短いので、シリアルプリンタ用リニアパルスモータと
は逆に、質星が軽い、磁極歯をエツチングした厚板17
を可動子とし、永久磁石13、コイル14と磁極9〜1
2の側を固定子としている。
固定子の磁極9の磁極歯と可動子17の磁極歯15の位
相を一致させて基準とすると、磁極10〜12の磁極歯
とそれに対向する可動子の磁極歯との位相差はそれぞれ
、τ/2、τ/4.3τ/4である。換言すれば、固定
子の磁極9と10.11と12は互いに同相であり、ま
た可動子の磁極歯の列15と16は互いにτ/4の位相
差を有する。この可動子17は第1〜4図の本発明の方
法によって作製されている。
この種の磁気回路を有するリニアパルスモータは磁極歯
配列が可動子の滑動方向に対して直角の線からずれると
、モータの推力や過渡応答にばらつきを生じて、不都合
があったが、本発明の方法を適用することにより、磁極
歯と外周部との位置関係が高精度に仕上げられ、上記不
都合を解決することが出来た。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、極めて簡易な工程
により磁極歯先の平面度が高く、対向磁極歯間の均一な
間隙を維持でき、その結果高い位置決め精度が得られ、
また加工工程の短縮による工程の効率化が達成でき、そ
の工業的効果は頗る大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例、 第2図は第1図の実施例の断面図、 第3図は本発明の特許請求の範囲第2項の実施例、 第4図は本発明により作製された固定子、第5図、は本
発明による磁極板の使用例、第6図従来の技術によるリ
ニアパルスモータの正面図、 第7図は同側面図 第8図は従来の技術による磁極、 第9図は第6図の磁極の断面図、 第10図は従来技術の問題点の説明図である。 図において、 1は磁極板、 2は磁極歯間の溝部分、 3は磁極歯、 4と5は基準孔、 6は位置決めピン、 手発明のt実測例 @1図 オ■凹寛橙タ゛J耐眸面図 第 2 図 秘@、、JFぜ15し1−nA’JJH2r!y /1
fJeF−41’J第 3 閃 第4図 15茄隨」 不実gJ4の籍檜液の4火朋勅 @ 5 図 26χl冶t @ 9 図 25イを塊基板 貸禾謝打/1月看更北明凹 @10図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高透磁率材料よりなり、平面上規則的に形成され
    た磁極歯の列を有し、パルス信号に応じて、所定の距離
    を直線的に移動するリニアパルスモータにおいて、 高透磁性の厚板(1)の1面の所定の個所を化学的エッ
    チング法により所定の深さまで溶解除去し、残された部
    分を磁極歯とすることを特徴とするリニアパルスモータ
    の磁極作製法。
  2. (2)上記磁極歯の作製と同時に、少なくとも1個の円
    形の孔(4)を、化学的エッチング法により所定の深さ
    迄溶解除去し、 該円孔を位置合わせの基準として磁極歯列の外周部加工
    を行うことを特徴とする特許請求の範囲の第1項記載の
    リニアパルスモータの磁極作製法。
  3. (3)少なくとも1個の位置決め用円孔(4)を厚板(
    1)の外周加工の内側に設けることを特徴とする特許請
    求の範囲の第2項記載のリニアパルスモータの磁極作製
    法。
JP28695885A 1985-12-19 1985-12-19 リニアパルスモ−タの磁極作製法 Pending JPS62147948A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02114850A (ja) * 1988-10-20 1990-04-26 Gunma Nippon Denki Kk リニア・パルス・モーター次鉄心磁極歯位置決め方法
JPH0522927A (ja) * 1991-07-10 1993-01-29 Nec Gumma Ltd リニアパルスモータの可動子の製造方法
WO1999043073A1 (en) * 1998-02-20 1999-08-26 Northern Magnetics, Inc. Linear stepper motor
WO2013009730A3 (en) * 2011-07-11 2014-06-05 Abb Oy Secondary for linear drive motor comprising sheet of highly permeable magnetic material having synchronized motor teeth, encoder teeth, and commutation tracks integrally formed therein

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