JPS6214712A

JPS6214712A - コンバインにおける刈高さ自動調節装置

Info

Publication number: JPS6214712A
Application number: JP15043785A
Authority: JP
Inventors: 弘喜小野
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1985-07-09
Filing date: 1985-07-09
Publication date: 1987-01-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はコンバインにおける刈高さ自動調節装置に係る
ものである。

（従来技術）従来所望の高さにある刈取部が刈高さ設定位置に向けて
下降するとき、高い位置から連続的に下降し、低い位置
ではパルス起動により段階的に下降するようにしたもの
は公知である。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、パルス起動による段階的の下降は。

相当の振動を発生するので、この点が問題であった・（問題を解決するための手段）よって本発明は、所望の高さにある刈取部４が刈高さ設
定位置１２に向けて下降するとき、低い位置から下降す
るときはパルス起動により段階的に下降し、高い位置か
ら下降するときは連続的に下降し、かつ、高い位置から
の下降は幾分早めに停止するように構成したコンバイン
における刈高さ自動調節装置としたものである（実施例
）本発明の一実施例を図面により説明すると、１は機体で
１機体１の下部に走行装置２を設け、機体１の上部に自
動送込式脱穀装置３を設け、機体１の前側に刈取部４を
設け、刈取部４は上げソレノイド５及び下げソレノイド
６により上下動自在に形成し、刈取部４の所望の位置に
は突っ込み防止用の高さセンサー７を設ける。

８は自動刈高さ制御装置、９はセットボリューム、１０
はコントロールボックスである。

しかして、セットボリューム９を操作して刈高さ設定位
置１２を所望の位置に決めたとき、路地面１１と刈高さ
設定位置１２の間隔に等しい分位上方位蓋がパルス起動
開始ライン１３となり、地面１１とパルス起動開始ライ
ン１３の間にパルス起動ゾーン１４とニュートラルゾー
ン１５とパルス起動ゾーン１６をそれぞれ設ける。前記
ニュートラルゾーン１５は刈高さ設定位置１２を挟んで
格上下に等しい幅設けられ、およその基準としてはパル
ス起動ゾーン１４゜ニュートラルゾーン１５、パルス起
動ゾーン１６により１／３ずつこれを分ける。

そして、刈取部４は上げソレノイド５、下げソレノイド
６、自動刈高さ制御装置８、コントロールボックス１０
の作用で普通はパルス起動開始ライン１３より遥かに高
い所望の位置上方位置１７あたりまで上昇し、これより
パルス起動開始ライン１３を目がけて連続状に落下し、
パルス起動開始ライン１３になると止って、パルス起動
開始ライン１３からニュートラルゾーン１５に至る間、
一定の間隔をおいてパルスの動作に従い下降する。その
間、運転席にはその振動が伝わるから、極めて不快の振
動が運転者に与える。従来のものは、そのように形成さ
れており、ニュートラルゾーン１５に達すると、ニュー
トラルとなり、その間で刈取り作業が行なわれるのであ
る０本発明の装置は、その前記パルス起動ゾーン１４に
相当するものが設けられてはいるが、前記ニュートラル
ゾーン１５に相当するニュートラルシー７１８はニュー
トラルゾーン１５より大きく、且つ、パルス起動開始ラ
イン１３、地面１１の範囲より小さい範囲で決められ、
且つ、上方位置１７に相当する上方位置１９より下降す
るときはニュートラルゾーン１８の上限に至りまでパル
ス起動は全くなく、ニュートラルゾーン１８に連続到達
するようにする。前記のようにニュートラルゾーン１８
をニュートラルゾーン１５より大きくしたのは上方位置
１９より下降する刈取部４は連続降下するから危険を避
けるために幾分早めにニュートラルゾーンに達するよう
に工夫したものであり、前記ニュートラルゾーン１８が
前記ニュートラルゾーン１５のように幅が狭いと勢い余
って刈取部４が地面１１に激突することを防１ヒしたも
のである。ところが、刈取部４の位置がパルス起動開始
ライン１３より上方の上方位置１９ではなく、パルス起
動開始ライン１３とニュートラルゾーン１８の上限との
間２０に最初から位置していて、そこを起点に下降する
ときは、従来とおり、パルス起動ゾーン１４．ニュート
ラルゾーン１５、パルス起動シー７１６の各ゾーンとな
るようにする。

つまり、パルス起動開始ライン１３より上方から下降す
るときは、第４図ゾーン配置図の右側で作動し、起動位
置がパルス起動開始ライン１３より下方のときは従来ど
おりのゾーンとなる。

（作用）次に作用を述る。

走行装置２により前進すると刈取部４により刈取り、自
動送込式脱穀装置３で脱穀する。しかして、殻稈が途切
れると自動刈高さ制御装置８の信号で上げソレノイド５
が作動し、刈取部４は上方位置１９の位置まで上昇する
。そして、手動で下げソレノイド６に信号を送ると刈取
部４は下降するが、このとき、刈取部４はパルス起動開
始ライン１３を越えてニュートラルゾーン１８の上限ま
で連続して下降し、ニュートラルゾーン１８の範囲内に
おいて刈取りするものである。

しかして、前記刈取部４の下部の高さセンサー７は地面
１１に接触することがあり、刈取部４は高さセンサー７
が接触することにより急上昇して上方位置１９に達する
。上方位置１９に達すると高さセンサー７の操作で上昇
したときは、直ちに下降するのであるが、本発明はニュ
ートラルゾーン・１８の上限まで段階的に下降する場合
と、パルス起動ゾーン１４では段階的に下降する場合の
二種類があるから、それぞれに適した取扱いができる。

（効果）前記したように、従来所望の高さにある刈取部が刈高さ
設定位置に向けて下降するとき、高い位置から連続的に
下降し、低い位置ではパルス起動により段階的に下降す
るようにしたものは公知である。しかし、パルス起動に
よる段階的の下降は、相昌の振動を発生するので、この
点が問題であった。

よって本発明は、所望の高さにある刈取部４が刈高さ設
定位置１２に向けて下降するとき、低い位置から下降す
るときはパルス起動により段階的に下降し、高い位置か
ら下降するときは連続的に下降し、かつ、高い位置から
の下降は幾分早めに停止するように構成したコンバイン
における刈高さ自動ｙ４１！′５装置としたものである
から、刈取部４を円滑に下降させて機体振動を発生させ
ない効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体の側面図、第２図は回路図、第３図は説明
図、第４図は刈高さ制御のフローチャート図である。符号の説明１・・・機体、２・・・走行装置、３・・・自動送込式
脱穀装置、４・・・刈取部、５・・・上げソレノイド、
６・・・下げソレノイド、７・・・高さセンサー、８・
・・自動刈高さ制御装置、９・・・セットボリューム、
１０・・・コントロールボックス、１１・・・地面、１
２・・・刈高さ設定位置、１３・・・パルス起動開始ラ
イン、１４・・・パルス起動ゾーン、１５・・・ニュー
トラルゾーン、１６・・・パルス起動ゾーン、１７・・
・上方位置、１８・・・ニュートラルゾーン、１９・・
・上方位置、２０・・・間。

Claims

【特許請求の範囲】

所望の高さにある刈取部４が刈高さ設定位置１２に向け
て下降するとき、低い位置から下降するときはパルス起
動により段階的に下降し、高い位置から下降するときは
連続的に下降し、かつ、高い位置からの下降は幾分早め
に停止するように構成したコンバインにおける刈高さ自
動調節装置。