JPS6214705A - 苗移植具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の目的〉 （１）　　産業上の利用分野 本発明は、苗床より、個々の苗の根部を培養土塊をくず
すことなく掘り取り移植するための苗移植具に関するも
のである。

（２）従来の技術 従来、苗床よりの苗の移植に当たっては、移植小手を苗
周辺の培養土に！二ケ所差し込んでから、出来るだけ根
部の土塊がくずれないように注意して掘り取り、苗運搬
箱に静かに移し、菌数をまとめて移植地に移動して植え
つけていた。この為、どうしてら根部の培養土塊がくず
れ易く、いわゆる植え傷みが起きていた。

従って、この植え傷みを防ぐために、播種又は小苗の段
階で育苗ポットを使い育苗することを余儀なくさせられ
ており、又、育苗ポットを使わないで苗床でそのまま育
苗したものを出荷する場合は、その根部を一々紙やビニ
ル布で梱包していた。

（３）発明が解決しようとする問題 本発明は、その欠点を除いて、移植する苗の根部を５培
養土塊が全くくずれない様に掘り取り、そのままの状態
で根部を保護して移動し、根傷みのないように移植させ
様とするものである。

〈発明の構成〉 ＜１）　　問題を解決するための手段及び実施例本発明
の実施例を図面に従って述べると、第１図に示す様に、
下すぼみに形成した筒体１の側面の１ケ所を、縦に分割
した形状のもので、その縦分割端２は、通常、左右突合
又は重合し、若干力を加えれば、必要間隔量（ことがで
きる、そして、その肉厚は、上下同−でもよいが、理想
的には、上縁３を厚くし下縁４は内側に向けて斜めにカ
ット、必要に応じて内側に僅かに湾曲した斜角面５を設
ける。

又、本苗移植具の縦方向の強度を大にするため、第３・
４図に示すように、縦波６、又は、縦筋７を設けてもよ
いし、必要に応じて小穴をうがって網状体の筒体１を形
づくってもよい。

（２）作用 以上の様な構造であるので、その使用に当たっては、本
苗移植具の上縁３を持って、その縦分割端２を拡げる様
に開き、移植する苗８を略中心にして、下縁４を苗床面
９に押しつけ、そのまま本苗移植具を土中に押し込んで
いく、この時、縦分割端２を拡げる様にしていた力は、
苗移植具を土中に押し、込む過程で抜いていけば、上縁
３が苗床面７近くに達した時、下縁４の斜角面５の働き
と本体自身の弾力で、縦分割端２は自然に突合もしくは
重合する状態になる。

しかる後、縦分割端２が拡がらないようにしてこの苗移
植具を持ち上げると、苗の根部はその周りの培養土と一
緒にそのまま取り上げることができる。

従って、この苗移植具を数多く準備し、運搬箱と併用す
れば、大量の苗を苗床から、殆ど植え傷みしない状態で
能率よく移植することができる。

又、市場とか店頭で苗を出荷又は販売する場合も、縦画
分割端２を輪ゴム、セロハンデープ等で閉じるとか、簡
単な係止具を付設することで、従来の移植ポットと同様
に苗の根部を保護することができる。

植付けの際は、植付は穴の中に、この苗移植具で保護さ
れた苗を置いた後、縦分割端２を開く様にして苗移植具
をはずし、周りの土を寄せて植付けを完了させる。

従って一従来の移植ポット使用の時の様に苗を逆さにし
て移植ポットからはずすといった面倒さや、移植小手使
用時の様な様々な植え傷み要素は、全て解決される効果
も有する極めて筒便有効なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の斜面図。 第２図は、本発明実施例の断面図。 第３図は、本発明実施例の一部切欠斜面図。 第４図は、本発明実施例の斜面図。 第５図は、本発明の使用説明図。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 下すぼみに形成した中空弾性筒体の側面一部を縦分割し
   たことを特徴とした苗移植具。