JP2890038B2 - 移植ポット用パッド - Google Patents
移植ポット用パッドInfo
- Publication number
- JP2890038B2 JP2890038B2 JP9177686A JP17768697A JP2890038B2 JP 2890038 B2 JP2890038 B2 JP 2890038B2 JP 9177686 A JP9177686 A JP 9177686A JP 17768697 A JP17768697 A JP 17768697A JP 2890038 B2 JP2890038 B2 JP 2890038B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- pad
- transplant
- pad body
- root
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移植ポット用パッ
ドに関し、植物の苗をポットに移植する際にそのポット
の底面に載置され、前記ポットの排水孔から当該植物の
根が進出するのを防止するために使用されるものであ
る。
ドに関し、植物の苗をポットに移植する際にそのポット
の底面に載置され、前記ポットの排水孔から当該植物の
根が進出するのを防止するために使用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、植物の苗をポットに移植する際
に、ポットの底面に合成樹脂製パッドを載置することに
よって、前記ポットの排水孔(底面の)から植物の根が
進出するのを防止し、ひいては、根に対する通気性を確
保して根腐れ又は病気の感染を防止していた。
に、ポットの底面に合成樹脂製パッドを載置することに
よって、前記ポットの排水孔(底面の)から植物の根が
進出するのを防止し、ひいては、根に対する通気性を確
保して根腐れ又は病気の感染を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のパッド本体は土壌中において分解されるものでな
いため、根の延びを良くする必要上定植の際に取り外さ
なければならず、この結果、定植の作業に手間がかか
り、その作業能率を向上させにくいという不都合を有し
た。
従来のパッド本体は土壌中において分解されるものでな
いため、根の延びを良くする必要上定植の際に取り外さ
なければならず、この結果、定植の作業に手間がかか
り、その作業能率を向上させにくいという不都合を有し
た。
【0004】この発明の課題はかかる不都合を解消する
ことである。
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係る移植ポット用パッドは、排水孔を有
する移植用ポットの底面にパッド本体を載置し、このパ
ッド本体によって前記排水孔から植物の根が進出するの
を防止する移植ポット用パッドにおいて、前記パッド本
体を生分解性樹脂によって形成したため、パッド本体は
土壌中において自然分解され、根の成長を妨げることは
ないものである。
に、この発明に係る移植ポット用パッドは、排水孔を有
する移植用ポットの底面にパッド本体を載置し、このパ
ッド本体によって前記排水孔から植物の根が進出するの
を防止する移植ポット用パッドにおいて、前記パッド本
体を生分解性樹脂によって形成したため、パッド本体は
土壌中において自然分解され、根の成長を妨げることは
ないものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0007】図1はこの発明に係る移植ポットの使用状
態の断面図、図2は図1において子苗が成長した状態で
の移植ポットの使用状態の断面図、図3は図2における
移植ポット用パッドの平面図である。
態の断面図、図2は図1において子苗が成長した状態で
の移植ポットの使用状態の断面図、図3は図2における
移植ポット用パッドの平面図である。
【0008】図1において、10は定植ポットであり、土
壌11が詰められている。この土壌11には例えばいちごの
親株20が植えられている。21はこの親株20から延びたラ
ンナーであり、その先端には子苗22が生育している。な
お、12は排水孔である。
壌11が詰められている。この土壌11には例えばいちごの
親株20が植えられている。21はこの親株20から延びたラ
ンナーであり、その先端には子苗22が生育している。な
お、12は排水孔である。
【0009】次に、30は移植ポットであり、底部には排
水孔31が形成されている。又、50はパッド本体であり、
前記移植ポット30の底面内側に載置されている。このパ
ッド本体50は図2及び図3に示すように所要数の透孔5
1,51,…を有し、その下面には、脚部52,52,…が突設さ
れた状態で一体成形されている。このパッド本体50は従
来存在する生分解性樹脂によって形成されているため、
土壌中において自然分解可能である。
水孔31が形成されている。又、50はパッド本体であり、
前記移植ポット30の底面内側に載置されている。このパ
ッド本体50は図2及び図3に示すように所要数の透孔5
1,51,…を有し、その下面には、脚部52,52,…が突設さ
れた状態で一体成形されている。このパッド本体50は従
来存在する生分解性樹脂によって形成されているため、
土壌中において自然分解可能である。
【0010】32は土壌であり、前記移植ポット30内に詰
められている。60はV字状のランナー用ピンであり、前
記移植ポット30の土壌32の表面に突き刺されている。こ
のランナー用ピン60によって、前記ランナー21を掛け止
めすることにより、前記子苗22が前記土壌32の表面に接
触した状態を維持することができる。なお、前記ランナ
ー用ピン60も前記パッド本体50と同様に、従来存在する
生分解性樹脂によって形成されているため、土壌中にお
いて自然分解可能である。
められている。60はV字状のランナー用ピンであり、前
記移植ポット30の土壌32の表面に突き刺されている。こ
のランナー用ピン60によって、前記ランナー21を掛け止
めすることにより、前記子苗22が前記土壌32の表面に接
触した状態を維持することができる。なお、前記ランナ
ー用ピン60も前記パッド本体50と同様に、従来存在する
生分解性樹脂によって形成されているため、土壌中にお
いて自然分解可能である。
【0011】そして、図2に示すうように、子苗22が前
記移植ポット30の土壌32中で生育を始め、根23を延ばし
始めたとき前記ランナー21を切断して子苗22を親株20か
ら独立させる。なお、この子苗22の根23が発育しても、
前記パッド本体50が存在するため、当該根23は前記移植
ポット30の排水孔31から進出しにくくなる。このため、
根23に対する通気性は確保され根腐れおよび病気の感染
を防止することができるものである。
記移植ポット30の土壌32中で生育を始め、根23を延ばし
始めたとき前記ランナー21を切断して子苗22を親株20か
ら独立させる。なお、この子苗22の根23が発育しても、
前記パッド本体50が存在するため、当該根23は前記移植
ポット30の排水孔31から進出しにくくなる。このため、
根23に対する通気性は確保され根腐れおよび病気の感染
を防止することができるものである。
【0012】なお、前記パッド本体50の脚部52,52,…は
必ずしも必要とするものではないが、存在する場合に
は、さらに排水性をあげ、通気性をよくする効能を発揮
することができる。
必ずしも必要とするものではないが、存在する場合に
は、さらに排水性をあげ、通気性をよくする効能を発揮
することができる。
【0013】
【発明の効果】この発明に係る移植ポット用パッドは、
排水孔を有する移植用ポットの底面にパッド本体を載置
し、このパッド本体によって前記排水孔から植物の根が
進出するのを防止する移植ポット用パッドにおいて、前
記パッド本体を生分解性樹脂によって形成したため、パ
ッド本体は土壌中において自然分解され、根の成長を妨
げることはないものである。
排水孔を有する移植用ポットの底面にパッド本体を載置
し、このパッド本体によって前記排水孔から植物の根が
進出するのを防止する移植ポット用パッドにおいて、前
記パッド本体を生分解性樹脂によって形成したため、パ
ッド本体は土壌中において自然分解され、根の成長を妨
げることはないものである。
【0014】よって、この発明に係る移植ポット用パッ
ドを使用すれば、定植の際にパッド本体を取り外す必要
がないため、定植の作業が簡易にできる結果、定植作業
の作業能率を向上させることができる。
ドを使用すれば、定植の際にパッド本体を取り外す必要
がないため、定植の作業が簡易にできる結果、定植作業
の作業能率を向上させることができる。
【図1】この発明に係る移植ポットの使用状態の断面図
である。
である。
【図2】図1において子苗が成長した状態での移植ポッ
トの使用状態の断面図である。
トの使用状態の断面図である。
【図3】図2における移植ポット用パッドの平面図であ
る。
る。
31 … 排水孔 30 … 移植用ポット 50 … パッド本体(移植ポット用パッド) 22 … 子苗(植物) 23 … 根
Claims (1)
- 【請求項1】 排水孔を有する移植用ポットの底面にパ
ッド本体を載置し、このパッド本体によって前記排水孔
から植物の根が進出するのを防止する移植ポット用パッ
ドにおいて、前記パッド本体を生分解性樹脂によって形
成したことを特徴とする移植ポット用パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9177686A JP2890038B2 (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 移植ポット用パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9177686A JP2890038B2 (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 移植ポット用パッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH114628A JPH114628A (ja) | 1999-01-12 |
JP2890038B2 true JP2890038B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=16035340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9177686A Expired - Fee Related JP2890038B2 (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 移植ポット用パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2890038B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101327216B1 (ko) * | 2012-10-23 | 2013-11-13 | 김동한 | 식물재배용기와 식물배지가 일체화된 텃밭팩 |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP9177686A patent/JP2890038B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH114628A (ja) | 1999-01-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |