JPS62146392A

JPS62146392A - シ−ルド掘進機

Info

Publication number: JPS62146392A
Application number: JP28441085A
Authority: JP
Inventors: 阿部　晄; 岡　義彦; 義幸高橋
Original assignee: Mitsui Construction Co Ltd
Current assignee: Mitsui Construction Co Ltd
Priority date: 1985-12-19
Filing date: 1985-12-19
Publication date: 1987-06-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はトンネル掘削を行うシールド掘進機に関し、特
に急曲線の１〜ンネル掘削時に機長を短縮できる構造を
備えたシールド掘進機に係るものでおる。

（従来の技術）急曲線部を掘る１〜ンネル掘削用のシールド掘進機とし
て、機長の短いものや中間部分で二つ折り又は三つ折り
できるようにして曲線に出来るだけ沿わせるようにし、
余掘量を少なくさせるシールド掘進機が採用されている
。この場合、急曲線に適合できるようにセグメントの巾
も通常のＱＱｃｍ巾より短尺で４５〜５Ｑｃｍ巾のもの
が多く使用されている。前者は、短尺のセグメントに合
せてテール長を短くして機長を短くしたものであるが、
このために直線推進時には９Ｑｃｍ巾のセグメントが使
用できず、曲線推進時と同様に短尺のセグメントを使用
せざるを得ない。後者は、テール長が通常のシールド掘
進機と同様の長さを有し、直線推進時には９０ｃｍ巾の
通常のセグメントを使用することができる。しかし後者
の場合、推進ジヤツキ１０１のピストン’１０２に隣接
配備されたエレクタ−装置（図示せず）で新たなセグメ
ント１０３を既設のセグメント１０４に連設させようと
すると、シールドのテール１０５の後端側が既設のセグ
メント１０４に妨げられるので、当該位置でのセグメン
ト１０３の組立作業が不可能である。

そこで第４図で示すように、エレクタ−装置に適当なア
クッチメン１〜（図示せず）を取イ」ける等してテール
１０５の後端側で新たなセグメント１０３の組立作業を
行うようにし、既設のセグメント１０３との干渉を避（
プるように工夫されていた。

尚、後者の場合は推進用ジヤツキ１０１のピストン１０
２とセグメント１０３間に広い空間を生じるので、推進
ジヤツキ１０１を伸長させてシールド掘進機を推進させ
る際に反力受けとなる仲介部材が挿入される。

（発明が解決しようとする問題点）前記した従来技術によると、前者の場合には直線推進時
に通常の９Ｑｃｍ巾のセグメントの組立使用ができない
ので、当該セグメントを反力受とするシールド掘進機の
推進効率が低下する。また後者の場合には、テール長が
長いために曲線推進時に前記エレクタ−装置のアタッチ
メントや反力受は用仲介部材を用いなければならず、し
かもシールド掘進機を曲線推進させるための余掘り量が
多くなると共に、セグメントとのクリアランスを大ぎく
する必要があり、掘削や衷込め作業等の能率を低下させ
るものであった。

そこで、本発明では前記した従来技術の欠点を改善し、
トンネルの直線部および急曲線部の双方に共用しても充
分機能を発揮できるシールド掘進機の提供を目的とする
ものである。

（問題点を解決するための手段〉本発明の要旨は、前後に二分割した各シールドの内端部
を互いに重合させ、当該各シールド間をジヤツキ等の伸
縮自在な継手部材を介して連結せしめたことにある。

（作用）これによって、トンネルの直線推進時にはジヤツキを伸
長させて機長（特にテールの長さ）を通常の長さとし、
トンネルの曲線推進時にはジヤツキを縮小させてテール
を短縮させるようにする。

（実施例）以下に本発明の実施例を第１図および第２図に基づいて
説明する。

シールド掘進機１は、通常のシールド掘進機の場合と同
様にカッターヘッド２とシールドおよび推進用ジヤツキ
３を備えている。従来のシールドでは、地山に食い込ま
せるための鉄板の刃口を形成したフードと、シールドの
推進用シャツ４：や山止め用ジヤツキ等を装備するリン
グガーダと、エレクタ−装置によってセグメントの組立
作業を行うテールとが一体構成されているが、本実施例
のシールドは前後に二分割されている。

すなわち、Ｊｆｆ進用ジヤツキ３が装着されたリングガ
ーダを含む前方のフード側シールド部４と、後端にシー
ル材５が付設された後方のテール側シールド部６に分割
されている。前記したフード側シールド部４は、リング
ガーダ部分が肉薄に形成されると共に、リングガーダ部
分の外周面をテール側シールド部６の内周面が摺動可能
な状態で各シールド部４，６の内端部が重合されている
。

そして推進用ジヤツキ３とは別に前記各シールド部４，
６間の継手部材としてテール伸縮用ジヤツキ７を設け、
該ジヤツキ７のシリンダ８側を前記フード側シールド部
４の内面に取着させると共に、ピストン９側を前記テー
ル側シールド部６の内面に着脱可能に取着させる。

以上の構成によるシールド掘進機１は、テール伸縮用ジ
ヤツキ７を油圧や空気圧等の流体によって伸縮作動され
る。そして直接推進時には、第１図のようにジヤツキ７
を伸長させてテール側シールド部６を後方へ延ばすと通
常のシールド掘進機と同程度の機長となり、通常の９Ｑ
ｃｍ巾のセグメントを使用できる。又、急曲線や曲線推
進時には、第２図のようにジヤツキ７を縮小させてゾー
ル側シールド部６をフード側シールド部４のリングガー
ダ部に重合させると機長が短くなり、曲線に適合しうる
短尺のセグメントが使用される。

すなわち伸長時のテール長Ｑ１から縮小時のテール長Ｑ
２の間で機長を任意に可変して直線推進と曲線推進の双
方に適応しうる。

尚、図示しないか必要により可変した位置でピンやボル
ト等の固定手段を併用することもできる。

また前記実施例では伸縮自在の継手部材として流体圧等
によるジ（・ツキを用いたが、同様の機能を有する公知
の他の継手部材を用いるようにしても良い。

（発明の効果）前記した実施例でも明らかなとおり、本発明のシールド
掘進機によると次のような効果が得られる。

直線推進時と曲線推進時とで機長を容易且つ自由に可変
できるので、曲線推進時に機長を短くさせて急曲線に沿
った推進が行われ、余掘り量が少なくてすむ。

また、直線推進時には機長を長くすると、通常の９Ｑｃ
ｍ巾のセグメントが使用できるので掘進能力が向上する
。

その他前記した従来技術の問題点を改善できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるシールド掘進機で、機長を伸長さ
せた状態における縦断面図、第２図は同じく機長を縮小
させた状態における縦断面図、第３図および第４図は、
従来例によるシールド掘進機の部分縦断面図である。［符号の説明］１・・・シールド掘進機　　２・・・カッターヘッド３
・・・推進用ジャツギ　　４・・・フード側シールド部
５・・・シール材　　　　　６・・・テール側シールド
部７・・・テール伸縮用ジヤツキ８・・・シリンダ　　　　　９・・・ピストン第１図第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】１、シールドを前後に二分割し、該分割されたフード側
シールド部とテール側シールド部の各内端部を重合させ
ると共に、前記の両シールド間を伸縮自在の継手部材で
連結させ、機長を可変できるようにしたことを特徴とす
るシールド掘進機。２、前記伸縮自在の継手部材がジャッキである請求の範
囲第１項記載のシールド掘進機。