JPS621456A - 燃焼排ガスの窒素酸化物含有量を減少させる触媒 - Google Patents

燃焼排ガスの窒素酸化物含有量を減少させる触媒

Info

Publication number
JPS621456A
JPS621456A JP61127424A JP12742486A JPS621456A JP S621456 A JPS621456 A JP S621456A JP 61127424 A JP61127424 A JP 61127424A JP 12742486 A JP12742486 A JP 12742486A JP S621456 A JPS621456 A JP S621456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
catalyst according
exhaust gas
oxides
active ingredient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61127424A
Other languages
English (en)
Inventor
ミカエル シュナイデル
カール コッホロイフル
ゲルト マレッツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sued Chemie AG
Original Assignee
Sued Chemie AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sued Chemie AG filed Critical Sued Chemie AG
Publication of JPS621456A publication Critical patent/JPS621456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/16Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium
    • B01J23/24Chromium, molybdenum or tungsten
    • B01J23/30Tungsten
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
    • B01D53/86Catalytic processes
    • B01D53/8621Removing nitrogen compounds
    • B01D53/8625Nitrogen oxides
    • B01D53/8628Processes characterised by a specific catalyst
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/16Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium
    • B01J23/24Chromium, molybdenum or tungsten
    • B01J23/31Chromium, molybdenum or tungsten combined with bismuth
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/16Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium
    • B01J23/32Manganese, technetium or rhenium
    • B01J23/34Manganese

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の要約〕 燃焼排ガスの窒素酸化物含有量を減少させる触媒につき
開示し、その有効成分は一般式:%式% 〔式中、EはBi、 Ce、 Cr、 Sn、  Zr
Mnよりなる群から選択される少なくとも1種の元素を
示し、その原子価段階は4を越えることがなく、次の比
: a:b:c=  (0,1−15)  :1:  (0
,1−25)を有する〕 に相当する。この触媒は、金属酸化物および/またはこ
れに変換しうる出発化合物の内部混合によって製造する
ことができ、出発化合物は固体としてまたは溶解した状
態で使用することができる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、燃焼排ガスの窒素酸化物含有量を減少させる
ための触媒に関するものである。
〔従来の技術〕
化石燃料の燃焼に際し、窒素含有成分からも空気窒素か
らも窒素酸化物(NOx)が生成され、この窒素酸化物
は大気中に放出されて重大な環境汚染をもたらす。特に
光化学スモッグの形成はNOxに起因する。近年増大し
続けているNo  の放出に鑑み、燃焼排ガスのNO2
含メ 含浸を減少させることに大きな関心が寄せられている。
窒素酸化物はNH3によりN、とH工0とに変換させる
ことができ、かつこの反応は幅広い温度範囲にわたって
かなり選択的であり、すなわち一般に燃焼排ガス中に存
在するよりも大過剰の酸素の存在下で酸化の結果として
殆んどアンモニアの損失なしに進丘し、したがって比較
的少量の還元剤しか必要としないことが知られている。
さらに、アンモニアによるNO3還元用の種々の触媒が
既に知られている。
ドイツ特許第2619662号並びにドイツ特許第26
39848号公報には、有効成分として酸化鉄を含有す
る触媒が記載されている。しかしながら、この触媒の用
途は殆んど、硫黄酸化物(Soメ)を含有しない排ガス
の脱窒素に制約されている。何故なら、これら触媒は硫
黄酸化物と好適に反応して硫酸塩を形成すると共に、触
媒活性を低下させるからである。
さらに、硫酸鉄もアンモニアによるNOx還元に際し触
媒作用を有するが、これはその著しい水溶性のため発電
プラントなどに使用するには適していないことがドイツ
特許第2525880号から知られている。何故なら、
特にプラントの始動および停止に際し凝縮水の生成を考
慮せねばならず、触媒物質の損失を伴なうからである。
同様な問題が銅含有触媒にも生ずる。たとえばヨーロッ
パ特許第0024061号公報に記載されているように
、これら触媒は無駄ではあるが、周期的に再生せねばな
らない。
さらに、ドイツ公告公報第2458888号公報から、
排ガス中における窒素酸化物の還元分解方法も知られて
おり、この場合窒素酸化物と分子状酸素とアンモニアと
を含有するガス混合物を触媒組成物と接触させ、この触
媒組成物は実質的成分として(A)酸化物としてのチタ
ンを、(B−1)酸化物および/または硫酸塩としての
鉄、および/またはCB−2)酸化物としてのモリブデ
ン、タングステン、ニッケル、コバルト、銅、クロムお
よびウランと内部混合して含有する。
これら触媒組成物は、煙道ガス中に含有される503に
対し、或いはSO3と水蒸気とから生成される硫酸に対
し顕著な耐性を有する。しかしながらこれら触媒組成物
は、その選択性がまだ充分でなく、すなわちSOユに対
するその酸化活性がまだ比較的高いという欠点を有する
さらにドイツ公告公報第2410175号から、次の金
属原子比: V +z−x −y M O% W y〔式中、0≦X
≦8.0≦y≦5 および0.3≦)(+y≦8 であ
る〕 を有するバナジウム、モリブデンおよび/またはタング
ステンの酸化物からなる触媒も知られている。
この触媒は、バナジウム酸化物−錯体もしくは塩をモリ
ブデン酸化物、錯体もしくは塩またはモリブデン酸およ
び/またはタングステン酸化物、錯体もしくはタングス
テン酸の塩と混合することにより、必要に応じエタ、ノ
ールアミンアミンまたは錯体形成剤としてのオキサル酸
の存在下で製造される。しかしながら、硫黄酸化物に対
する挙動については全く記載されていない。
公知触媒の使用に際しSolの非選択的酸化によって生
ずるS03 (およびそれから生ずる硫酸)の有害作用
はNoイの除去に使用する触媒のみに限らず、この触媒
の後のプラント部分(たとえば空気予熱器の熱交換器な
ど)にも及び、これら装置はSO3或いは未反応のNH
から生ずるアンモニウム塩によって侵食されることがあ
る。
燃焼排ガスの全硫黄酸化物含有量に対するSO3の割合
は一般に数%に過ぎないが、五酸化バナジウムまたはV
2O5/Ti01を含有する触媒系は良好な酸化触媒と
なり、これをたとえば0−キシレンから無水フタル酸を
製造するために使用しうろことが知られている。しかし
ながら、公知の酸化活性触媒を使用すると、SO2から
SO3への酸化が生じて上記の望ましくない結果をもた
らすという危険がある。さらに、これら公知触媒は、酸
素の存在下でNH3の酸化を触媒して、この還元剤の損
失をもたらす。
〔発明が解決しようとしている問題点〕したがって、本
発明の目的は、特に硫黄酸化物の存在下でNH,により
選択的にN0%をNよおよびH,Oまで還元するための
高触媒活性を有すると共に一8o2.およびNH3に対
する酸化活性が低いような燃焼排ガスの窒素酸化物含有
量を減少させる触媒を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
驚ろくことに、上記目的は、触媒の有効成分が一般式: %式% 〔式中、EはCe、Cr、Sn、Zr、Mnよりなる群
から選択される少なくとも1種の元素を示し、その原子
価段階は4を越えることがなくかつ次の比: a:b:c= (0,1−15)  : 1:  (0
,1−25’)を有し、dはW、VおよびEの原子価を
飽和するのに要する酸素原子の個数である〕を有し、金
属酸化物および/またはこれに変換しうる出発化合物の
内部混合によって製造され、出発化合物を固体としてま
たは溶解状態で使用したことを特徴とするWおよび■の
酸化物を含有する触媒により達成される。
本発明による触媒の好ましい性質は、特に上記比が: a:b:c= (0,8−12):1:  (0,3−
6)である場合に顕著となる。
No、、30%、02およびNH,に対する本発明によ
る触媒の活性もしくは選択性とその組成との関係につい
てのメカニズム上の説明はまだ充分でないが、主として
酸化物の形態で存在する金属成分の原子比がバナジウム
の場合に4価と5価との間で存在する中間的酸化段階を
安定化させ、触媒の表面で生□する過程が特に好適とな
ることが予想される。成分Eが元素クロムを示す場合、
陰イオンの欠乏した金属酸化物(n−半導体)と過剰の
陰イオン含有酸化物(p−半導体)との組合せが特に重
要となる。
一般に、この点に関し三酸化タングステンおよび五酸化
バナジウムの成分と、より低い酸化段階(≦4)の金属
酸化物との本発明による組合せが好適であると判明した
成分Eとしては好ましくはクロム、セリウムまたはマン
ガンが使用される。
本発明による触媒を製造する出発物質としては、一方で
は対応する金属酸化物を使用し、他方ではこれら金属酸
化物に変換しうる物質、たとえば金属、水酸化物、塩お
よび錯体化合物および/またはW、V、MnおよびCr
の場合には酸素酸或いはこれらの酸から誘導される塩お
よび他の誘導体を使用する。たとえば、WO3゜W、o
 0JL9 、 W4 、 Oll 、 W O,Lの
ような酸化タングステン、モノ−およびポリタングステ
ン酸。
ヘテロポリ酸、タングステン酸塩、ハロゲン化およびオ
キシハロゲン化タングステンが適している。バナジウム
の場合、特にv2.os、vo2゜VzC)3.VOが
適する出発化合物となり、さらにオルト−およびポリバ
ナジン酸或いはバナジン酸塩、ハロゲン化およびオキシ
ハロゲン化バナジウム、たとえばVOCl3.各種のバ
ナジウム塩もしくはバナジル塩も通している。適するク
ロム化合物の例はCrO3,Cr (OH)3゜Cr 
203 、 クロム酸塩またはジーおよびポリ−クロム
酸塩、クロム酸またはその無水物、ハロゲン化クロミル
およびハロゲン化クロム、並びにクロムと各種のりガン
トとの錯体である。
マンガンは特にその酸化物としてMn(OH1)。
MnC1! 、MnSO4,Na3 MnO4。
K2Mn04またはK M n 04として使用するこ
とができる。セリウムとしては、たとえばCe2 os
、CeO2,Ce  (SO4)2 。
Ce 2 (CO3) 3およびCe 2 (Cz 0
4)3を使用することができる。
これら出発化合物は、必要に応じ還元剤および/または
錯体形成剤として作用する添加剤と一緒に使用すること
ができる。
出発物質から本発明による触媒への変換はそれ自体公知
の方法で行なうことができ、たとえば沈澱もしくは共沈
、加水分解或いは好適水溶液の蒸発で行なうことができ
、続いてたとえばボールミルにおける摩砕によって成分
を内部混合する。
有効成分を完成材料として存在させる場合、すなわち担
体を使用しない場合、有効成分は特に球体、タブレット
紐状圧縮物、長形もしくは扁平な蜂巣体(これは「チャ
ンネル格子」とも呼ばれる)、リング、車輪状または枝
状物体の形態の成形体として存在させることができる。
これら成形体は、たとえば触媒材料のタブレット化また
は圧縮によって得ることができ、この場合必要に応じ成
形性を改善する添加剤を混合することもできる。この種
の添加剤は、たとえばグラファイトまたはステアリン酸
アルミニウムである。さらに、機械耐性を向上させる添
加剤も混合することができる。これには、たとえばカオ
リンおよびベントナイトのような結合剤が挙げられる。
さらに、表面構造を改善する添加剤も混合することがで
きる。これには、たとえば有機物質が挙げられ、後の焼
成に際し多孔質構造を残存させながら焼却される。
一般に、成形は水或いはたとえば一価もしくは多価アル
コールなどの有機溶剤を添加して行われる。
さらに、本発明による触媒は、有効成分を担体に含浸さ
せ或いは担体上に層として施こすことにより得ることが
できる。担体への触媒成分の含浸は、既製のまたは予備
成形した担体材料に触媒成分の溶液(好ましくは水溶液
)を含浸して行われ、これら成分をそれぞれ単独で或い
は一緒に担体に含浸させることができる。場合によって
は、噴霧含浸も有利である。
しかしながら、有効成分は担体上へ層として(洗浄被覆
)施こすこともできる。この塗布技術は、特に非多孔質
担体の場合に使用される。
さらに、有効成分は担体中へ侵入させても或いは担体上
へ塗布してもよい。担体の細孔内に存在する触媒材料は
、担体の表面に存在する物質と良好に結合する。
担体材料としては、特に酸に対し充分耐性を有するもの
が挙げられる。典型的な例としては次のものが挙げられ
る:α−A 1203 、コージーライトムライト、ア
ルミ/珪酸塩、モレキュラシーブ、好ましくは高Si/
Al比を有するもの、および炭化珪素。さらに、有効成
分を金属担体(たとえば耐腐食性のブリキ板)に施こす
こともできる。
これらブリキ板は触媒有効成分を塗布する前に、たとえ
ば蜂巣体に成形することができる。
本発明による触媒は、好ましくは有効成分を金属酸化物
および/またはこれに変換しうる出発化合物を約200
〜700℃、好ましくは約300〜550℃の温度で焼
成して得ることを特徴とする。焼成に際し、金属酸化物
または出発化合物の組成に応して、酸化雰囲気、還元性
雰囲気または不活性雰囲気のいずれかで個々の場合に処
理することができる。さらに、焼成は減圧下に行なうこ
ともできる。
この焼成により触媒は活性化され、特に上記の温度範囲
で得た場合には好適性質が得られる。
たとえば、クロムを使用する場合、この焼成を低過ぎる
温度で行なえば、酸化クロムの変化を生じ、これは窒素
酸化物含有量の減少に際し高活性(説窒素活性)を有す
るが、耐酸性およびSOz酸化については最適とならな
い。他方、高過ぎる焼成温度を選択すれば、望ましくな
いSO1酸化を促進せずかつ高い耐酸性を有するが、脱
窒素活性の低い触媒が得られる。
本発明による触媒の製造における典型的な操作方法を、
後記実施例1〜14に記載する。
さらに、本発明の目的は、本発明による触媒を通常の排
ガス成分の他に硫黄酸化物(SOX)をも含有する燃焼
排ガスの窒素酸化物含有量を還元して減少させるために
使用することである。
還元剤としては、好ましくはNH,を使用するが、たと
えばメタンもしくはメタノールなどの有機還元剤も通し
ている。
アンモニアによる還元の場合、燃焼ガスの窒素酸化物含
有量は、N およびH,Oを生成することにより低下す
る。窒素酸化物(NOX)としては窒素の種々の酸化化
合物が挙げられる。
たとえばNo、N2o=、Noz、N:LO,があるが
、主としてNoおよびNoz、特にN。
が重要である。
精製すべき排ガスのNo〆濃度は広範囲で変化すること
ができ、一般に100容量ppm〜5容量%の範囲であ
る。NH3:No、のモル比は0.3〜3.好ましくは
0.8〜1.5であり、これは制御手段によって、でき
るだけ低いNH3描失にて最大のNoバ変換を達成する
ように設定することができる。この場合、還元剤(NH
3)は、ガス状としても或いは水溶液としても投入する
ことができる。
反応器の構造上の特徴が高煙道ガス容積の流れに対応す
る生産性である躍り、脱窒素反応には原則として一般に
不均質触媒による気相反応で使用される反応器が全体と
して適している。
許容しうる空間速度(SV)は触媒11当り毎時500
〜20.0007!、好ましくは1 、000〜15,
0002のガスの範囲であり、この空間速度は0℃かつ
1バールのガスにつき計算される。この空間速度は、以
下簡明にするため、h−7のディメンションで示す、適
する反応温度は約200〜600℃、好ましくは270
〜430℃の範囲である。特に好適には、触媒を300
〜400℃の反応温度で使用する。何故なら、この温度
範囲において触媒成分の共働作用によりほぼ均一の高N
O%変換が達成されて、正確な温度制御が必要でなくな
るからである。著しい高温度においてアンモニアの部分
的酸化が生じ、これにより窒素酸化物との反応が奪われ
て、脱窒素程度が低下する。
〔実施例〕
以下、本発明による触媒の製造例および使用例につき説
明する。    ′ 特に、酸素および硫黄酸化物をも含有するガス混合物か
ら窒素酸化物を除去する触媒の効果を触媒とガス流との
接触により確認し、このガス流は触媒をバルクとして含
有し外部から電気加熱されるチューブに導入される。使
用したガス混合物は次の組成を有する; 0ユ      3容量−% H2,010容量−% No     750容量−ppl Noz    50容量−ppm NH,800容量−ppm So、    950容量−ppm So3    50容量−ppm N2   100容量%にする残部。
混合ガスにおける成分No、No、および必要に応じS
oユの濃度は、触媒バルク屓に通す前後に化学螢光法(
No、Noよ)または非分散赤外スペクトル分析法(S
02.)に従って走査する適当な分析により連続的に測
定した。窒素酸化物の還元並びに望ましくないSO□酸
化の抑制に関する触媒の効果に対する尺度として、定常
状態の設定後における成分No、No2およびSo工の
変換度を使用し、次の関係式により規定する: この場合、記号cyo  、CA/6.およびc So
はそれぞれNo、Noよおよび5O7Lの濃度を示し、
EおよびAは触媒に通す前後におけるガス混合物の状態
を示している。
実施例1 86.4gのタングステン酸と、450°Cにてバナジ
ン酸アンモニウムの熱分解により得た16、Ogの五酸
化バナジウムと、硝酸クロムの溶液からNH3により新
たに沈澱させた43.5gのクロム(III)水酸化物
とをボールミル中で1時間摩砕した。次いで、4:lの
比におけるベントナイトとカオリンとの混合物32.0
g並びにグリセリン5mlを添加し、さらに摩砕過程を
1時間続けた。得られた物質を直径3■の円筒伏の紐状
圧縮物に成形し、150℃にて3時間乾燥させた後、先
ず350℃にて1時間焼成し、次いで450℃にて3時
間焼成した。この触媒はその活性成分に関し組成W1.
I V Crx、s 0114を有した。約5mmの長
さまで粉砕した紐状圧縮物を上記条件下で効果試験にか
け、その結果を第1表に示す。
実施例2〜5 実施例2〜5の触媒を実施例1の手順と同様に作成し、
この場合勿論クロム(III)水酸化物の代りに次の成
分を使用した: 54.5gのビスマス(III)硝酸塩(実施例2)。
32、0 gのセリウム(IV) !化物(これは炭酸
セリウム(実施例3)の焼成によって 製造する)。
32.0gの錫(IV)酸化物(実施例4)。
32.0gのジルコン(■)酸化物(実施例5)。
第工表は有効触媒成分の組成並びに試験結果を示してい
る。実施例2〜5はビスマス、セリウム、錫並びにジル
コンの酸化物を含有する触媒を本発明にしたがって使用
することにより高度の効果が得られることを示している
実施例 触媒組成   5VTUU No   Ne)λ 〃〃10000  350  85 100〃〃100
00  300  82 100〃〃5000  35
0  86 1002   hl、yvBr、、go、
、  10000  400  71 100〃〃10
0003506890 〃〃100003006090 〃〃500035080100 3     J4VCe、、1011,1  10 0
00    400    73   100〃   
  〃      10000   350   73
  100〃      10000   300  
 63  100〃     〃       500
0  350  83 1004  Wl、IVSn2
!40.、、y 10000  400  66 10
0〃     〃      10000   350
   64   90〃     〃       1
0000   300   60   80〃    
 〃       5000  350  81 10
05   Wl、qVZr2.y011+、t 100
00  400  66 100〃     〃   
   10000   350   65  100〃
     〃       10000   300 
  61   90/y     −50003508
2100実施例6〜10 実施例6〜10の触媒を実施例■に記載したと同様に作
成した。ただし成分は次の量で使用した: 実施例 タングステ 五酸化バナ クロム(I[I)6
   100.2g     3.2g    43.
5g7    95.0g    18.0g    
43.5g8   112.3g    16.0g 
   10.6g9   103.7g    16.
0g    21.1g10   77.8g    
f6.0g    52.8g得られた組成並びに活性
試験の測定値を第■表に要約する。本発明による触媒は
、広範な温度範囲において窒素酸化物の還元に際し高活
性を示すことが確認された。
実施例 触媒組成   5VTUU P10NOJL 6   w、、、、ver、、、O,、、100004
0083100〃〃10000  350  82 1
00〃〃1000030078100 〃〃5000  350  85 1007   W+
MVCr、70.、.210000  400  81
 100〃     〃      10000   
350   82  100〃10000   300
   80  100〃〃5000   350.  
86.  1008   W、VCr6,1oII−1
to ooo   400  79 100〃    
 〃      10000   350   77 
 100〃〃10000   300   71  1
00〃〃5000   350   85  1009
   町、ver、、、o、、、4 10000  4
00  78 100”      〃      1
0000   350   79  100〃    
 〃      10000   300   75 
  90〃     〃       5000   
350   86  1001   W+、gVCrz
、30+bc 1o 000  400  84 10
0〃     〃      10000   350
   85  100〃     〃      10
000   300   82  100〃     
〃       5000   350   86  
10010  W)、9VCr;)、70.g4 io
 ooo   400  74 100〃      
       10000   350   77  
 90〃     〃      工0000  30
0  75 100〃     〃       50
00   350   81  100実施例11 43.2gのタングステン酸と、21 、8gの新らた
に沈澱したクロム(I[r)水酸化物と、80.0gの
珪藻土と、40gのベントナイトおよびカオリンの4:
1の比における混合物とを、10.2gのメタバナジン
酸アンモニウムおよび16.0gのオキサル酸のHλ0
50m1中における溶液を添加した後に充分磨砕した。
約15%の珪酸ゾルの溶液160m1を添加し、かつ内
部混合した物質を押し出した。この紐状圧縮物を先ず3
00℃にて2時間、次いで450℃にて3時間空気中で
焼成した。生成物はタングステンとバナジウムとクロム
との酸化物を実施例1に一致してW 1.q V Cr
 !、s O++ 、t の割合で含有し、勿論この活
性成分の含有量は80%でなく僅か32%であった・ 実施例1に対応する触媒物質を使用して得られたNo変
換率は400℃にて86%であり、350℃にて91%
かつ300°Cにて83%であり、かつ5V=5000
h  であって、活性成分の含有量は比活性の低下なq
に明らかに減少しうろことを示した。
実施例12 H,Oの150m1中における10.5gのメタバナジ
ン酸アンモニウムと16.5gのオキサル酸とから得ら
れた緑色溶液に21.5gのクロム酸と43.0gのパ
ラタングステン酸アンモニウムとヲ滴加し、13%アン
モニアの添加によって生成タングステン酸を溶解させた
。60℃にて10分間攪拌し、次いで直径5HのS 1
01球体としての触媒担体に添加し、かつ攪拌をさらに
15分間続けた。このようにして含浸した触媒を上澄溶
液から分離し、120°Cにて3時間乾燥させ、かつ上
記実施例に記載したと同様に焼成した。
組成%tr V C’z、3011.g の活性金属酸
化物の含有量は20.2%であった。第1表は、脱窒素
反応で測定された変換度を示している。
実施例13 担体としてコージーライトリング(5X 5 X30)
を使用して実施例12に記載したと同様に触媒を作成し
、これは前記組成の活性金属酸化物17.3%を有した
。得られた結果を第1表に要約する。
第一■−糞尤 実施例 触媒担体   SV    T   U、v、
  UNoL12    SiOよ   10000 
 400  75 100〃〃10000  350 
 75 100〃〃100003007290 〃     〃       5000   350 
  84  10013  コージーライト 6000
40083100〃             600
0   350   75  100〃       
      ’6000   300   56   
90実施例14 実施例1にしたがって作成した触媒を350℃の反応温
度かつ5000h  の空時速度にて耐久試験にかけた
。次の測定値は、触媒が長時間の使用でもその効果を維
持することを示している。
反応時間     UPJ□      UyoL(h
) 比較例1 特許公報(特許公告第2410715号公報)から公知
のバナジウム/タングステン−触媒(原子組成■11.
7 WO,303゜、2)をこの記載通りに作成し、実
施例1〜13と同様に活性試験にかけた。
酸化活性の尺度としてSO□−変換率を測定した。
第7表には、実施例1の記載にしたがい作成した本発明
による触媒を使用して得られた結果に対比して測定値を
示す。
比較触媒も窒素酸化物含有量の減少には成る程度適して
いるが、全温度範囲において有害な三酸化硫黄の生成を
もたらす。この触媒の不利な酸化活性は、アンモニウム
還元剤についても表われ、特に高反応温度におけるNo
、変換率は明らかに低下する。
第V表: 触媒組成   5VTLIA/。 USOよWL?vc
r、、3o、、、、  5000  300 84  
<1.0/15000  350 86  <1.0’
/    5000  400 86  <1.0W、
、、V、、、70.、、  5000  300 77
  2.5、    5000  350 79 6.
6r、5000  400 72 11.0〔発明の効
果〕 本発明によれば、特に硫黄酸化物の存在下でNH5によ
るN2およびH,Oへの選択的Noにの還元に対し高触
媒活性を有し、S02.およびNH3に対する酸化活性
が低い触媒が得られる。
特許出願人  ジュート−ヒエミー 手続補正書彷式) %式% ■、事件の表示 昭和61年1ろ許願第127424号 2、発明の名称 j嘴非ガスの窒素酸化物含有量を減少さゼる耐煤3、?
lIi正をする者 事件との関係   特詐出1gυ\ 名称 ジュート−ヒエミー アクチェンゲゼルシャフト
((2者 ミカエル シュナイデル 同  ハンス ヨアヒム クレメル σ可gI)      (トイ・ンj車月S共不I垣の
4、代理人

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)WおよびVの酸化物を含有する燃焼排ガスの窒素
    酸化物含有量を減少させるための触媒において、触媒の
    有効成分が一般式: W_aV_bE_cO_d 〔式中、EはCe、Cr、Sn、Zr、Mnよりなる群
    から選択される少なくとも1種の元素を示し、その原子
    価段階は4を越えることがなく、かつ次の比: a:b:c=(0.1−15):1:(0.1−25)
    を有し、dはW、VおよびEの原子価を飽和するのに要
    する酸素原子の個数である〕 を有し、金属酸化物および/またはこれらに変換しうる
    出発化合物の内部混合により製造され、出発化合物を固
    体としてまたは溶解状態で使用することを特徴とする触
    媒。
  2. (2)次の比 a:b:c=(0.8−12):1:(0.3−6)を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の触
    媒。
  3. (3)元素Eがクロムであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の触媒。
  4. (4)元素Eがセリウムまたはマンガンであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の触媒
  5. (5)出発化合物が金属酸化物に変換しうるW、Vおよ
    びEの塩類、錯体化合物および/または酸類、またはこ
    れら酸類から誘導された塩類であり、かつ必要に応じ還
    元剤および/または錯体形成剤として作用する添加剤と
    一緒に使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第4項のいずれかに記載の触媒。
  6. (6)有効成分を完成材料として存在させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
    載の触媒。
  7. (7)有効成分が特に球体、タブレット、紐状圧縮物、
    長形もしくは扁平な蜂巣体、リング、車輪状または鞍状
    の形態の成形体として存在することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の触媒。
  8. (8)成形体が必要に応じ成形性、機械耐性および/ま
    たは表面構造の改良用添加剤を混合してタブレット化ま
    たは圧縮によって得られたことを特徴とする特許請求の
    範囲第7項記載の触媒。
  9. (9)有効成分を担体に含浸させまたは担体に対し層と
    して施こしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第5項のいずれかに記載の触媒。
  10. (10)有効成分が、金属酸化物および/またはこれに
    変換しうる出発化合物を200〜700℃、好ましくは
    300〜550℃の温度で焼成して得られたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第9項のいずれかに記
    載の触媒。
  11. (11)通常の排ガス成分の他に硫黄酸化物をも含有す
    る燃焼排ガスの窒素酸化物含有量を還元減少させるため
    の特許請求の範囲第1項乃至第10項のいずれかに記載
    の触媒。
  12. (12)200〜600℃、好ましくは270〜430
    ℃の温度範囲かつ触媒1l当り毎時500〜20,00
    0lのガスの範囲の空時速度にて使用する特許請求の範
    囲第11項記載の触媒。
  13. (13)還元剤としてNH_3を使用することを特徴と
    する特許請求の範囲第11項または第12項記載の触媒
JP61127424A 1985-06-04 1986-06-03 燃焼排ガスの窒素酸化物含有量を減少させる触媒 Pending JPS621456A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3520024.3 1985-06-04
DE19853520024 DE3520024A1 (de) 1985-06-04 1985-06-04 Katalysator zur verringerung des stickoxidgehalts von verbrennungsabgasen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS621456A true JPS621456A (ja) 1987-01-07

Family

ID=6272417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61127424A Pending JPS621456A (ja) 1985-06-04 1986-06-03 燃焼排ガスの窒素酸化物含有量を減少させる触媒

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0204064A3 (ja)
JP (1) JPS621456A (ja)
DE (1) DE3520024A1 (ja)
DK (1) DK264086A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2682628B2 (ja) * 1987-12-28 1997-11-26 バブコツク日立株式会社 窒素酸化物除去方法および除去用触媒
FR2684899B1 (fr) * 1991-12-16 1994-03-25 Rhone Poulenc Chimie Catalyseur de reduction selective des oxydes d'azote contenus dans un flux gazeux et application desdits catalyseurs.
US6033640A (en) * 1998-05-27 2000-03-07 Electric Power Research Institute, Inc. Method for the reagentless removal of nitrogen oxides from exhaust streams
DE19844758C1 (de) * 1998-09-29 2000-07-06 Siemens Ag Verfahren zur Herstellung eines Katalysatorkörpers

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5456091A (en) * 1977-10-13 1979-05-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Catalyst composition
JPS56166943A (en) * 1980-05-27 1981-12-22 Babcock Hitachi Kk Preparation of catalyst for removing nitrogen oxides

Also Published As

Publication number Publication date
DK264086A (da) 1986-12-05
EP0204064A3 (de) 1987-01-28
EP0204064A2 (de) 1986-12-10
DE3520024A1 (de) 1986-12-04
DK264086D0 (da) 1986-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4466947A (en) Denitration catalyst and denitrating method
US4221768A (en) Catalyst for purifying exhaust and waste gases
RU2531195C2 (ru) Каталитическая композиция для селективной каталитической нейтрализации отработанных газов
US4952545A (en) Process for removing nitrogen oxides from exhaust gases
RU2556207C2 (ru) Состав катализатора для селективного каталитического восстановления выхлопного газа
CA1267882A (en) Catalyst for decreasing the content of nitrogen oxides in flue gases
JP2682628B2 (ja) 窒素酸化物除去方法および除去用触媒
CA1299343C (en) Method of cleaning exhaust gases
CN1917955B (zh) 尾气催化剂
US5283055A (en) Process using novel catalysts for the selective reduction of nitrogen oxides
JPS6211892B2 (ja)
Morikawa et al. Improvement of V2O5–TiO2 catalyst for NOx reduction with NH3 in flue gases
KR20190068173A (ko) 탄소 재료에 촉매 활성물질이 담지된 선택적 촉매환원반응용 탈질촉매 및 그 제조방법
JPS5820303B2 (ja) チツソサンカブツノカンゲンヨウシヨクバイソセイブツ
WO1989003366A1 (en) Vanadium/tungsten catalyst and process
JP4346706B2 (ja) 触媒用担体、その製造方法、脱硝触媒及び脱硝方法
US4225462A (en) Catalyst for reducing nitrogen oxides and process for producing the same
JPS621456A (ja) 燃焼排ガスの窒素酸化物含有量を減少させる触媒
KR20030078258A (ko) 넓은 활성온도 대역을 갖는 질소산화물 및/또는 다이옥신제거용 삼산화 바나듐을 포함한 바나듐/티타니아계 촉매
KR20200080446A (ko) 탈질 촉매의 제조방법 및 이에 의해 제조된 탈질 촉매
JPH0438455B2 (ja)
JP7278555B1 (ja) 排ガスの脱硝方法
JPH0417091B2 (ja)
JP2548756B2 (ja) 窒素酸化物の除去用触媒
JPS6013750B2 (ja) 窒素酸化物除去用触媒およびその製造法