JPS62145356A - 給油カ−ド管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａｌ技術分野 この発明は、予め払い込まれた金額に対応するガソリン
等の油量を記憶した給油カードによる取引を管理する給
油カード管理システムに関する。

（ｂ１発明の概要 この発明に係る給油カード管理システムは、予め払い込
まれた金額に対応するガソリン等の油量を記憶した給油
カードの使用毎に、その使用データ（取引データ）を記
憶する取引データ記憶手段を取引処理装置内に設け、こ
の取引データで前記給油カードの使用状況等を集中管理
するマスタファイルを更新するマスタ更新手段を設けた
。これによって、各給油所（ガソリンスタンド）で使用
される給油カードのマスタファイル管理を速やかに、且
つ、正確に行うことができるようにしたものである。

（Ｃ１従来技術とその欠点 従来、ガソリン等の給油前売券としては、一定量り例え
ば１０１）毎に切り離すことのできる券片を綴ったもの
があり、この給油前売券の管理システムは、その前売券
による取引時に、取引した商品の数量に対応する券片を
回収し、その券片をセンタに持ち込んで券片」二に印刷
されている番号等から取引者や商品を読み取って管理用
のマスタファイルを更新するものであった。

しかし、このような従来の給油前売券管理システムにお
いて、マスタファイルを更新するためには、使用された
券片を回収しその券片のデータを一枚一枚読み取る手作
業が必要であったため、ファイル管理に手間が掛かるう
え、電話回線等を用いて自動化することができない欠点
があった。

（ｄ）発明の目的 この発明は上記欠点に鑑み、給油前売券として残油量を
記憶する給油カードを用い、給油所においてこの給油カ
ードの取引を処理する取引処理装置に取引データ記憶手
段を設け、この取引データ記憶手段に記憶される取引デ
ータでセンタのマスタファイルを更新するようにして、
マスタファイルの更新を自動的に正確に行える給油カー
ド管理システムを提供することを目的とする。

（ｅ）発明の構成及び効果 この発明は次のように構成される。

給油を前売するための手段として、予め払い込まれた金
額に対応する油量が最初に記憶される残油量記憶エリア
を有する給油カードを用いる。

各給油所には、給油時に前記給油カードを受け入れて、
前記残油量記憶エリアに記憶されている油量から給油量
を差し引いて更新する取引処理装置を設置する。

また、システムの中心には、発行された給油カードに記
憶されている残油量等の取引データを集中管理するマス
タファイルを有するセンタを設ける。

このようなシステムであって、さらに、取引データを蓄
積して記憶する取引データ記憶手段を前記取引処理装置
に設けるとともに、また、前記センタのマスタファイル
をこの取引処理装置に記憶された取引データで更新する
マスタ更新手段を設ける。

以上の構成において、給油カードに最初に記憶された油
量は、取引毎に減少してゆき、取引処理装置は、取引毎
にその減少した油量（残油量）を給油カードに書き込む
とともに、取引データを取引データ記憶手段に蓄積して
記憶してゆく。また、センタのマスタファイルは、マス
タ更新手段によって人手を介さずに前記取引データ記憶
手段に記憶されている取引データによって自動的に更新
される。

この発明は上記のように構成したことにより、給油の取
引データを取引データ記憶手段に自動的に記憶してゆ（
ことができるようになり、従来のように、給油前売券の
券片を回収して、一枚一枚そのデータを手作業で人力す
る必要がなくなる。

また、マスタ更新手段によってセンタのマスタファイル
も前記取引データ記憶手段に記憶されている取引データ
により人手を介することなく自動的に更新することがで
きる。

これによって、多くの人手を介さずにマスタファイルを
最新データで保守することができ、従来の給油前売券の
管理のように回収した券片を手作業で集計する必要がな
くなり、作業効率が格段に向上するうえ、集計を正確に
行うことができる利点が生じる。

（ｆｌ実施例 第１図はこの発明の実施例であるカード給油システムの
構成を示す図である。このシステムは複数の給油所Ａと
、１つのセンタＢと、顧客の所持する給油カードく第３
図参照）とで構成される。

給油所Ａの店内にはＰＯ３Ｏ３端末装置１置され、給油
を行う店外には給油係員操作用の外設リ−ダ／ライタ２
および給油量を計量する計量機３がそれぞれ複数台設置
されている。これらＰＯ８端末装置１．外設リーダ／ラ
イタ２および計量機３がこの発明の取引処理装置に対応
する。

前記ｐｏｓ端末装置１には、制御装置であるＣＰＵ５と
、このＣＰＵ５に接続され、プログラム等を記憶するＲ
　ＯＭ　６　、カードデータのハンファ等が設定される
ＲＡＭ７．制御用のキーボード８、表示器９．制御デー
タ等をリード／ライトするカードリーダ／ライタ１０．
集計表等を印字するプリンタ１）．取引データファイル
が設定されるフロッピィディスク１２２回線を介してセ
ンタＢと交信するための通信制御部１３．前記計量機３
を制御する計量機コントローラ１４および前記外股リー
ダ／ライタ２を制御するインターフェイス１５が設置さ
れている。

一方、センタＢには制御装置であるセンタコンピュータ
１６と、このセンタコンピュータ１６に接続され、前記
ｐｏｓ端末装置１と通信するための通信制御部１７．マ
スタファイルが設定される記憶装置１８．プリンタ１９
および表示器２０が設置されている。

第３図は前記給油カード４の構成を示す図である。この
給油カードは上記給油所Ａ等で販売されるもので、給油
可能な油量と略同額の価格で販売される。例えば、ガソ
リン２００１分の代金で２００！を給油することができ
る給油カードが販売される。

同図ＣＡＩは給油カード４の外観図であり、カード表面
にはカード番号、残油量等が記録される磁気ストライプ
４０およびこの給油カードによる給油経歴等を印字する
ための印字欄４１が設定されている。

同図（Ｂ）は前記磁気ストライプ４０の部分構成図であ
る。磁気ストライプ４０にはこの給油カードの発行番号
であるカード番号（エリア４０ａ）。

カードの有効期限（エリア４０ｂ）、油種（エリア４０
ｃ）および残油量（エリア４０ｄ）が記録される。なお
、油種とは、レギュラーガソリン。

ハイオクタンガソリンまたはディーゼル用軽油等の種別
を示し、コード化して記録される。また、残油量はこの
給油カードで給油できる油量のリットル数であり、カー
ド購入時には、その額面（例えば、２００β）の数値が
記録されている。この給油カードは、前記給油所Ａで給
油を行う毎に前記外股リーダ／ライタ２に挿入され、そ
の給油量が前記残油量から差し引かれる。

また、印字６４１にはカード発行時にカード番号１発行
日、有効期限、額面油量等が印字され、給油毎にその日
付、給油量および残油量が印字される。

第２図は上記外設リーダ／ライタ２の外観図である。装
置正面には係員の操作パネルが設置されている。この操
作パネル面には、表示器２５．キーボード２２．プリン
タ２３．前記給油カード４を受け入れるカードリーダ／
ライタ２Ｉおよび従来のクレジット給油カードがスキャ
ンされるカードリーダ２４が設置されている。前記キー
ボード２２は、計量機を選択する計量機選択キー２２０
、売上商品を入力する商品選択キー２２１．売上数量を
手入力するテンキー２２２および動作モードを設定する
機能キー２２３を有する。この機能キー２２３は後処理
キー２２３ａを含む。

給油カード４による給油時には、顧客の給油カードを受
け取った係員がカードリーダ／ライタ２１にその給油カ
ードを挿入し、給油を行う計量機３を計量機選択キー２
２０を押下して選択する。

こののち、給油カードは一旦排出される。これは、給油
中に他の給油カードを受付可能にして、一台の外設リー
ダ／ライタ２で複数の計量機３を管理できるようにする
ためである。給油完了ののち後処理キー２２３ａが押下
されて給油カード４が再挿入されると、プリンタ２３に
よる伝票の印字とともに、給油カード４の磁気ストライ
プ４０に記憶されているデータの更新、印字欄４１への
印字が行われる。排出された伝票および給油カード４は
係員によって顧客に手渡され、取引が完了する。

第４図は上記ＲＡＭ７の部分構成図であり、人出カバソ
ファを示す図である。前記外股リーダ／ライタ２のカー
ドリーダ／ライタ２１に給油カードが挿入されると、そ
のカードデータはインターフェイス１５を介してこの入
出カバソファに記憶される。入出カバソファはカード番
号記憶エリア（エリア間１：以下、「エリアＭｉＪを「
Ｍｉ」という。）、有効期限記憶エリア＜Ｍ２）、油種
記憶エリア（Ｍ３）、残油量記憶エリア（Ｍ４）からな
り、前記カード４の磁気ストライプ４０の記憶内容に対
応している。また、給油量記憶エリア（Ｍ５）は給油量
を計量した計量機３から送られてきた給油量を記憶する
エリアである。残油量記憶エリア（Ｍ４）に記憶された
残油量からこの給油量を差し引いて新たな残油量を算出
し、この新たな残油量を再び前記エリアＭ４に記憶する
。

後処理のためカードリーダ／ライタ２１に再挿入された
給油カード４の磁気ストライプ４０の残油量データ（エ
リア４０ｄ）を前記エリアＭ４のデータで更新する。

第５図は前記取引データファイルの構成を示す図である
。このファイルは前記ＰＯ８端末装置１のフロッピィデ
ィスク１２に設定されるとともに、ＰＯ３端末装置１か
らこのファイルデータを受信したセンタＢの記憶装置１
８に設定される。取引データファイルには、取引を行っ
た給油所（ＳＳ）番号（ＭＩＯ）、給油ｉｉ（Ｍｌｌ）
、給油に使用された給油カード番号（Ｍ１２）および残
油ｉ（Ｍ１３）の記憶エリアが設定され、ＰＯ８端末装
置１内の取引データファイルには、給油カードによる取
引毎このデータが記憶される。

ＰＯ３端末装置１側の取引データファイルは一定数の取
引データが記憶されたときＯｌまたは、一定期日毎に、
センタＢへそのデータを入力しくこの入力は、回線を介
する通信で行われてもよく、フロッピィディスクを直接
センタへ持ち込んでセンタコンピュータ１６に接続され
た装置で読み取ってもよい。）、センタＢ側の取引デー
タファイルへデータを移す。センタＢ側の取引データフ
ァイルは、マスタファイル更新処理時にマスタファイル
を更新する。

第６図は前記センタＢに設定される給油カードのマスタ
ファイルの構成を示す図である。マスタファイルは一枚
の給油カードに対応するデータをルコードとし、カード
番号（Ｍ２Ｏ）、発行日（Ｍ２１）、有効期限（Ｍ２２
）、油種（Ｍ２Ｓ）、残油量（Ｍ２４）からなる。給油
カードの発行または販売毎に、その発行または販売の事
実がセンタＢに報告され、それに基づいてそのカードに
対応するレコードが設定される。

第７図は前記給油カード発行時の前記ｐｏｓ端末装置１
の動作を示すフローチャートである。まず、ステップｎ
ｌ（以下、ステップｎｉを単にｎｉと言う。）で売上の
数量がキーボード８から入力され、未登録の新しいカー
ドがカードリーダ／ライタ１０に挿入される（ｎ２）と
、入力された数量を残油量としてカードに記録すると同
時にカード番号や有効期限等のカードデータを記録する
（ｎ３）。このカードデータを新たに発行された給油カ
ードのデータとして取引データファイル（フロッピィデ
ィスク１２）に記憶しくｎ４）、こののち、カードを排
出して（ｎ５）動作を終える。係員は代金と引き換えに
この給油カードを顧客に対して交付する。

第８図は前記給油カードによる給油時の前記ＰＯ８端末
装置１の動作を示すフローチャートである。ｎｌｏでカ
ードリーダ／ライタ２１に給油カード４が挿入されると
、そのカードデータを読み取って前記人出カバソファに
そのカードデータを記憶する（ｎｉｌ）。入出力バッフ
ァは複数の計量機３を管理するため、すなわち、外設リ
ーダ／ライタ２に挿入される複数の給油カードのカード
データを記憶するために複数設定されるが、そのそれぞ
れは記憶される給油カード番号を識別番号として区別さ
れる。このカードデータから挿入された給油カードが有
効であるか否か（有効期限内か、残油量はＯでないか等
）のチェックを行い（ｎ１２）、有効カードであればｎ
１３の判断でｎ１４に進む。ｎ１４では計量機選択キー
２２０による計量機の選択を受け付け、選択された計量
機に計量機コントローラ１４を介して給油許可信号を出
力する（ｎ１５）。こののち、一旦給油カードを排出す
るようカードリーダ／ライタ２１に指示する（ｎ　１６
）。給油カードは排出されるが、この給油カードのカー
ドデータを記憶した人出力バッファは保持される。ｎ１
７で給油が完了するまで待機し、給油が完了すると給油
量を計量機３から受信しくｎ１８）、給油量を差し引い
た新たな残油量を算出する（ｎ１９）。この残油量はｎ
１）で割り当てられた人出カバソファの残油世紀４ｇエ
リア（Ｍ４）に記憶される。すなわち、挿入された給油
カード４のから読み込んだ残油量を前記新たな残油量に
書き換える。ここで、前記給油カードの再挿入を要求し
、後処理キー２２３ａの押下とともに前記給油カードが
再挿入されると、前記新たな残油量を磁気ストライプ４
０のエリア４０ｄに書き込む（ｎ２１）。すなわち、人
出カバソファの残油量記憶エリア（Ｍ４）内容を四き込
む。取引に関するデータ（取引データ）を取引データフ
ァイル（フロッピィディスク１２）に書き込んで（ｎ２
２）、カードを排出した（ｎ２３）のち動作を終える。

第９図（５）は前記ｐｏｓ端末装置がセンタに対して取
引データファイルの内容を送信する動作を示すフローチ
ャートである。通信制御部１３を動作させて通信回線を
接続しくｎ３０）、センタＢを呼び出す（ｎ３１）。セ
ンタコンビエータ１６の応答ののちフロッピィディスク
１２上に設定されている取引データファイルの内容をセ
ンタに送信しくｎ３２）、全データの送信ののち回線を
切断して（ｎ３３）動作を終える。

同図（８１はセンタコンピュータ１６の動作を示すフロ
ーチャートである。センタコンピュータ１６はｐｏｓ端
末装置からの取引データの入力、係員によるマスタファ
イル更新命令または給油カード検索命令があるまで待機
ルーチン（ｎ３５〜ｎ３７）で待機し、ｐｏｓ端末装置
から取引データが入力されると、ｎ３５の判断でｎ３８
に進んでその取引データを記憶する取引データファイル
を記憶装置１８中に作成して記憶し、待機ルーチンに戻
る。

マスタファイル更新命令が係員によって入力されると、
ｎ３６の判断でｎ３９に進み、設定されている全ての取
引データファイルでマスタファイルを更新しくｎ３９）
、取引データファイルをクリアして待機ルーチンへ戻る
（ｎ４０）。なお、取引データファイル中に新たに発行
された給油カードのデータがあった場合は、その給油カ
ードのために新たにルコードエリアを設定する。

また、給油カード検索命令が入力されると、ｎ３７の判
断でｎ４１に進み給油カード番号の入力を受け付け、入
力された給油カード番号でマスタファイルを検索する（
ｎ４２）。検索の結果得られたデータを表示器２０に表
示するとともに（ｎ４３）、プリンタ１９で印字出力し
て（ｎ　４４）待機ルーチンへ戻る。

本実施例においては、外設リーダ／ライタ２は給油カー
ド４を受け入れてカードデータのパフファリング等を行
ったのち、この給油カードを一旦排出し、給油終了後、
この給油カードの再挿入を受け付けて残油量の更新等を
行うようにしている。これによって、外設リーダ／ライ
タ２は一台の計ｆｆ１ｉ３による給油を処理する間（給
油中）に他の計量機３による給油を受け付けることがで
き、少ない台数の外設リーダ／ライタ２で多（の計量機
３による給油を処理することができる。

ｎ２２がこの発明の取引データ記憶手段に対応し、第９
図囚の動作およびｎ３６．ｎ３９．ｎ４０がこの発明の
マスタ更新手段に対応する。なお、ＰＯ８Ｏ８端室装置
ロンビイディスク１２を人手によって直接センタに持ち
込む場合は第９図ＣＡ＋の動作は不要である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例であるカード給油システムの
構成を示す図、第２図は上記カード給油システムを行う
給油所の外設リーダ／ライタの外観を示す図、第３図（
Ａｌ、　ＣＢ＋は上記カード給油システムの給油カード
の外観およびその磁気ストライプの構成を示す図、第４
図は上記給油所に設置されるｐｏｓ端末装置のＲＡＭの
部分構成図、第５図は前記ｐｏｓ端末装置およびセンタ
の記憶装置に設定される取引データファイルの構成を示
す図、第６図は前記センタの記憶装置に設定されるマス
タファイルの構成を示す図、第７図、第８図は前記ｐｏ
ｓ端末装置のそれぞれ給油カード発行時夕をセンタへ送
信する動作を示すフローチャート、同図ｆＢｌはセンタ
の動作を示すフローチャートである。 Ａ−給油所、Ｂ−センタ、 １−ＰＯ３端末装置、２−外設リーダ／ライタ、３−計
量機、４−給油カード、 １２−フロッピィディスク、 １８−記憶装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）顧客が所持し、予め払い込まれた金額に対応する
   油量が最初に記憶される残油量記憶エリアを有する給油
   カードと、 各給油所に設置され、給油時に前記給油カードを受け入
   れて、前記残油量記憶エリアに記憶されている油量から
   給油量を差し引いて更新する取引処理装置と、 発行された前記給油カードに記憶されている残油量等の
   取引データを集中管理するマスタファイルを有するセン
   タと、 を有する給油カード管理システムであって、さらに、 取引データを蓄積して記憶する取引データ記憶手段を前
   記取引処理装置に設けるとともに、この取引データ記憶
   手段の記憶内容で前記センタのマスタファイルを更新す
   るマスタ更新手段とを設けたことを特徴とする給油カー
   ド管理システム。