JPH02234296A - 情報サービスシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は，情報サービスシステムに関し、特に提供者よ
り収集した情報をデータ通信網に送出する情報集配装置
（販売情報源）と、データ通信網から受信した情報を、
メモリカードなどの記憶媒体に出力して販売する情報販
売装置とから構成されるところの、情報サービスシステ
ムに関する．〔従来の技術〕 従来、データ通信網を利用した情報サービス装置として
は、例えば雑誌ビジネス・コミュニケーション、Ｎｎｌ
　Ｏ，Ｖｏｌ２．２５．２７ページ〜８６ページに記載
されている、キャプテンがある。

キャプテンは、利用者が要求した情報を、ビデオテック
ス網を介して、画面情報の形態で利用者端末に提供する
システムである。利用考は各画１ｆ１１ごとのその情報
の料金、及び、通信料金を支払うものである． 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術の情報サービス装置は、情報の提供形態と
して端末画ｍ１を用いていたため，（１）利用者に提供
できる情報量に制約がある、（２）利用者が、購入した
情報を好きな所で、繰返し、じっくりと読むことができ
ない、　（３）情報の購入代金を支払っても、購入物と
しての実体が残りにくいため、損をしたという印象を利
用者に与え易い、という問題点があった．また、すべて
の端末に印刷装置（プリンタ）や印刷用紙を設けると、
システム全体としてコストがかさむことになり、更に、
その印刷用紙やインク等の補給のようなメインテナンス
も必要となるといった問題点があった．したがって、上
記問題点のため，従来のサービス装置に新聞や雑誌とい
ったマスメディア情報を流通させることは困難であった
。

本発明の目的は、上記問題点を解決し、サービス情報，
特にマスメディア等の情報をデイジタルデータの形態で
流通販売するのに適した情報サービスシステムを提供す
ることにある。

ｃａｍを解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明における情報サービ
スシステムは、情報源と、データ通信網を介して上記情
報源から販売情報を供給される情報販売装置とから構成
し、上記情報販売装置が、データ通信網から入力される
販売情報を受信する手段と、受信した販売情報を記憶す
る手段と、記憶された服売情報の種類と販売価格を表示
する手段と、購入者が上記販売情報の１つを指定するた
めの手段と、上記購入者から代金を受けとるための手段
と、所定の記憶媒体に上記指定された販売情報を電子的
に書き込み、購入者に提供する手段とを有することを特
徴とする。

〔作用〕

本願発明によれば、情報源は、データ通信網を用いて、
例えば新聞や雑誌等のマスメディア情報をタイムリーに
供給するので，情報販売′ＪＡ置は、最新の情報を迅速
に販売することが可能となる．また、販売情報を記録す
る媒体として、例えば、かさばらない磁気カード等のメ
モリカードを用いることができる６情報販売装置内にメ
モリカードを備えていない場合には、購入者から用意さ
れたメモリカードに情報を書き込むようにするので、紙
などの消耗品を用いることなく情報の販売が可能となる
． 〔実施例〕 第１の実施例 以下，第１の実施例を第１図〜第２４図を用いて説明す
る． 第１図は、第１の実施例のシステム全体構成を示す図で
あり，複数の情報収集装置１０，１１，１２、及び、複
数の情報販売装置２０，２１．２２がデータ通信，１１
１１によって互いに接続されている．各情報収集装置に
は、情報の提供者のために情報入力装置３０，３１，３
２，３３，３４，３５．３Ｂ，３７．３８が接続されて
いる．また、情報販売装置が販売情報を書き込むメモリ
カード４０，４１、及び、メモリカード内の情報を表示
する携帯表示装置５０．５１は、本発明システムの利用
者が携帯するものである．以下、情報人力装置で提供者
により情報が人力されてから、利用者が情報販売装置で
購入した情報を携帯表示装置にて表示するところまでを
，順を追って説明する，情報入力装置３１は、第２図に
示すように、ＣＰＵ３００，メモリ（ＭＭ）３０１．情
報収集装置１１への回線３０７を制御する通信制御装置
（ＣＣＵ）３０２，提供する情報のバックアップを格納
するディスク３０８とディスク制御装置（ＨＤＣ）３０
３，フロッピーディスク入出力装置３０９とト”Ｄ制御
装置（Ｆ’ＤＣ）３０４，イメージリーダー３１０とそ
の制御装置（ＩＭＣ）３０５，端末３１１と端末制御装
置（１’Ｍｃ）３０６、そして、上記ＣＰＵ，ＭＭ，Ｃ
ＣＵ，ＨＤＣ，ＦＤＣ，ＩＭＣ，ＴＭＣを接続するバス
３１２とから構成される６ メモリ３０１の中には、情報入力処理プログラム３２０
が格納されており，提供者はこのプログラムを起動して
端末３１１から情報を人力する、情報入力処理プログラ
ムの処理フローを第３図に示す。情報人力処理プログラ
ムは端末より起動されると、提供者の識別コードである
ＩＰ　　ＩＩ），パスワード，提供する情報のジャンル
漱，タイトル，バージョンＨａ、及び、価格，そして，
情報の入力方法を対話形式で端末３１１から読み込む（
処理３０００〜処理３００４）．ここで、ジャンル島と
は、ジャンルを識別するための番号である．情報の入力
方法がキーボードと指定された場合は、端末から、Ｆ’
　Ｄと指定された場合は上記ＦＤＣを経由して、また、
イメージリーダーと指定された場合は上記ＩＭ．Ｃ経出
で、それぞれ人力された情報を読み込む（処理３００６
，３００７，３００８）．次に、入力された情報を端末
に表示して提供者に見せ（処理３００９），内容が正し
いか否かの確認をとる（処理３０１０）．提供者がＮＧ
を入力した場合は、上記処理３００５に戻り、再入力さ
せる．提供者がＯＫを入力した場合は、バックアップの
ため上記ディスク３０ｇに入力情報を格納し（処理３０
１１）．第４図に示すフォーマットの入力情報メッセー
ジを作成して上記ＣＣＵ３０２と回線３０７経出で情報
収集装置１１に送信して（処理３０１２）処理を終了す
る．第４図で、エリア３１００は、メッセージのデータ
長ＤＣをセットするエリア，エリア３１０１は送信元ア
ドレスＳＡ（＝当該情報人力装置のアドレス）をセット
するエリアであり、エリア３１０２，，３１０３，３１
０４，３１０５，３１０６．３１０７には，前述の情報
人力処理で提供者から取り込んだ、ＩＰ　　ＩＤ，パス
ワード，ジャンル＆，タイトル，バージョンＮα，そし
て，情報の価格をそれぞれセットする。また、エリア３
１０１１Ｌこはエリア３１０９にセットする提供情報の
ページ数をセットする．エリア３１０９の内容はページ
ごとのデータ３２００，３２０２，３２０５とページの
区切りを示す改行コード３２０１，３２０３．３２０４
とから構成される． 上記情報入力装置から送信された人力情報メッセージは
情報収集装置２１が取り込み、情報販売装置に配送する
．情報収集装置は第５図に内部構成を示す如く、ＣＰＵ
ＩＯＯ，メモリ（ＭＭ）１０１ｔ各情報入力装置中のＣ
ＣＵ　３　０　２に接続される回，１１１１０５．１０
６，１０７とそれらを制御する通信制御装置（ＣＣＵＩ
）１０２．上記データ通信網１への回線１０８とそれを
制御する通信制御装置（ＣＣＵ２）１０３、及び、ＣＰ
Ｕ，ＭＭ，ＣＣＵＩ，ＣＣＵ２を接続するバス１　０４
から構成される。第６図は上記メモリ１０１の内部構成
を示したもので、情報集配信処理プログラム１０００，
情報集配信処理プログラムが処理で参照するＩＰ　　Ｉ
Ｄ管理テーブル１００１と情報販売装置アドレス管理テ
ーブル１００２とから構成される。ＩＰ　　ｆＤ管理テ
ーブル１００１の詳細な構成を示したのが第７図で、情
報の提供者ごとにエンｌ−りーを設け、各エントリーは
、工ＰＩＤをセットするフィールド１　０　Ｉ．　０　
，情報人力装置が接続されている回線の番号（回線ＮＧ
）をセットするフィールド１０１１．そして、パスワー
ドをセットするフィールド１０１２から構成される．ま
た情報販売装置アドレス管理テーブル１００２は詳細な
構成を示したのが第８図であり、情報販売装置ごとにエ
ントリーを設け、各エントリーは、装置ＮＱをセットす
るフィールド１０２０とデータ通信網上の送信先アドレ
スをセットするフィールド１０２１とからなる。これら
のテーブルを用いる情報集配信処理プログラムのフロー
が第９図である。情報人力装置から入力情報メッセージ
を受信すると本情報集配信処理プログラムが起動される
。まず、第４図のフォーマットを持つ入力情報メッセー
ジをＣＣ：Ｕ　１　０　２内のバツファから取りだし（
処理１０３０）．メッセージ内のＩＰＩＩ）とパスワー
ドを読み出す．次に、上記１１’　　ＩＬ）管理テーブ
ルを参照し、メッセージ内の工ＰＩＩ）ト同一（７）Ｉ
Ｐ　　ＬＤがフィールド１　０　１　０　４：セットさ
れているエントリーについて、フィールド１．　０　１
．　１の回線Ｎａと，実際にメッセージが送られてきた
回線のＮαが一致するかどうか、また、メッセージ内の
パスワードとフィールド１０１２にセットされているパ
スワードが一致するか否かをチェックする（処理１０３
１）．回線Ｎα、あるいは、パスワードのいずれかでも
一致しない場合は、不正な入力情報メッセージと判断し
、受信したメッセージを消去して（処理１　０　３　３
）処理を終了する。回線嵐とパスワードの両方が予め登
録されたものと一致した場合は、正しい入力情報メッセ
ージと判断し、第１０図に示す提供情報メッセージに編
集する（処理１０３４）とともに、上記情報販売装置ア
ドレス管理テーブル１００２に登録されている情報販売
装置に向けてデータ通信網に送出し（処理１０３５）．
処理を終了する．尚、第１０図で、エリア１１００は、
メッセージのデータ長ＤＣをセットするエリア、エリア
１１０１は送信先アドレスＤＡ（＝情報販売装置のアド
レス）をセットするエリア，エリア１１０２は送信元ア
ドレスＳＡ（＝情報収集装置のアドレス）をセットする
エリア、エリア１１０３はメッセージの種類をあらわす
メッセージ種別（＝提供情報）をセットするエリア，エ
リア１１０４は情報入力装置から受信した入力情報メッ
セージ内のデータをセットするエリアであり、具体的に
は、図に示す如く、ＩＰ　　ＩＤ１２００、ジャンルＮ
α１２０１，タイトル１２０２，バージョンＨａ　１　
２　０　３　，価格１２０４，ページ数１２０５、そし
て提供情報１２０６をそれぞれセットする。尚、本実施
例においては、例えば、情報収集装置は、情報人力装置
から受信したメッセージ（第４図）にメッセージ種別が
含まれていない場合に、そのメッセージは、情報を程供
するためのものと判断し、そのメッセージ種別エリアに
提供情報であることを示す符号をセットする。

また，情報入力装置からのメッセージにメッセージ種別
が含まれている場合については第２実施例以後において
後述する。

さて，上記情報収集装置１１が送出した提供情報メッセ
ージはデータ通信網１を介して、情報販売装置に配送さ
れる．情報販売装置は配送されてきた提供情報を取り込
んで利用者に販売する装置であり、例えば第１１図に示
す外観を持つ．即ち、情報販売装置には，販売する情報
を表示する大型のディスプレイ２００，利用者が情報購
入時の操作で使用するスタートキーやテンキーなどのキ
ーボード２０１，代金の投入口２０２とおつり返却口２
０３、そして、販売する情報を書き込むメモリカードの
投入口２０４が備え付けられている。

第１２図は上記情報販売装［１ｉの内部構成を示した図
であり、ＣＰＵ２１０，メモリＭＭ２１１、上記データ
通Ｇｔｍｌへの回＠２Ｌ９を制御する通信制御装置（Ｃ
ＣＵ）２１２，提供情報を格納記憶するディスク２２０
とディスク制御装１ｉｌ（ＨＤＣ）２１３、上記ディス
プレイ２００やキーボード２０１を制御する入出力制御
装置（ＩＯＣ）２．：１４，メモリカードリーダー／ラ
イター２２２．２２３とそれらの制御装置（ＭＣＣＬ，
ＭＣＣ２）２１５，２１６，投入された貨幣の勘定，格
納，おつりの返却等を行う現金入出力装置２２４とその
制御装置（ＣＤＣ）２１７、そして、ＣＰｔＪ，ＭＭ．
，ＣＣＵ，ＨＤＣ，ＩＯＣ，ＭＣＣＩ，ＭＣＣ２，ＣＤ
Ｃを互いに接続するバス２１８とから構成される．尚、
メモリカードリーダー／ライターのうち，一つ（ＭＯＣ
Ｉ）は利用者が入力したメモリカードに販売する情報を
書き込むためのものであり、もう一つ（ＭＣＣ２）は後
述する売上情報収集で使用するもので、利用者が使用で
きないものである． さて、上記メモリ２１１には、第１３図に示す如く、販
売情報管理テーブル２０００，売上金額管理テーブル２
００１，提供情報受信処理プログラム２００２，情報販
売処理プログラム２００３、そして、売上金額出力処理
プログラム２００４が格納されている．ここで、販売情
報管理テーブルとは第１４図に示す如く、販売する情報
ごとにエントリーを設け、各エントリーが、情報提供者
のＩＰ　　Ｉｔ）２０１０．，ジャンルＮα２０１１．
タイトル２０１２，バージョンＮＱ２０１３，価格２０
１４．ページ数２０１５、そして、情報の格納アドレス
２０１６をそれぞれ設定するフィールドから構成される
テーブルである。また、売上金額管理テーブルとは第１
５図に示すように、情報の提供者ごとにエントリーを設
け、各エン１へり一が、ＩＰ　　ＩＤ２０２０と売上金
額２０２１を設定するフィールドから構成されるテーブ
ルである。

尚，以上のテーブルやプログラムは、ダウンに備えて、
バックアップをディスク２２０内レこ取つておく． 次に、提供情報受信処理プログラム２１１の処理フロー
を第１６図に示す．本プログラムはデータ通信網１から
提供情報メッセージを受信した際、実行されるプログラ
ムである。まず，上記ＣＣυ２１１内の受信バツファ−
から第１０図のフォーマットの提供情報メッセージを取
りだし（処理２　０　３　０）、メッセージにセツ１・
されているＩＰ　　ＩＤ，ジャンル島，タイトルを読み
出すとともに、上記販売情報管理テーブル２αＯｏをサ
ーチし、フィールド２０１０，２０１１．２０１２に、
同一のｘｉ−ＩＩｔ），ジャンル−，タイ１〜ルがセツ
１−されたエントリーが存在するか否か、つまり、同一
のＩＰＩＬ）．ジャンルＲｃ１，タイトルを持つ情報が
すでに格納されているか否かをチェックする（処理２０
３１）．もし、同一のＩＰ．ｉＤ，ジャンル＆，タイト
ルを持つ情報が格納されていなければ，受信した提供情
報メッセージ内のエリア１２０６にセットされている提
供情報をディスク２２０の空きエリアに格納する（処理
２０３７）とともに、販売情報管理テーブル内の空きエ
ントリについて，新たにＩＰ　　ＩＤ，ジャンルＮα，
タイトル，バージョンＮα，価格，ページ数、そして，
提供情報の格納アドレスを、それぞれフィールド２０１
０，２０１１，２０１２，２０１３，２０１４，２０１
５．２０１６に設定し（処理２０３８）．処理を終了ス
ル．上記処理２０３１のチェックの結果，同一のＩＰ　
　ＩＤ，ジャンルＮｎ，タイトルを持つ＋＃報がすでに
格納されている場合は，販売情報管理テーブル内フィー
ルド２０１３のバージョンＮαと提供情報メッセージ内
のバージョンＮａとを比較する（処理２０３２）．もし
．提供情報メッセージ内のバージョン勲が販売悄帷管理
テーブル内の１＜　−ジョンＮαよりも旧いか、或いは
同じ場合は、受信した提供情報メッセージを消去し（処
理２　０　３　３　）、処理を終了する．また、提供情
報メッセージ内のバージョン島が販売情報管理テーブル
内のノベージョンＮＱよりも新しい場合は、既に格納さ
れている旧バージョンの情報を消去し（処理２０３４）
、新バージョンの提供情報をディスクに格納するととも
に（処理２０＝３５）、販売情報管理テーブルのフィー
ルド２０１３，２０１４，２０１５．２０１６に受信し
た提供情報メッセージ内にセットされているバージョン
Ｎα，価格，ページ数、そして、ディスク内の格納アド
レスを設定し（処理２　０　３　６）、処理を終了する
． 以上示した提供情報受信処理により、情報人力装置にて
提供者により入力された情報が、情報販売装置内に格納
され、利用者への販売が可能となる。

次に、情報販売処理プログラム２００３の詳細な処理フ
ローを、第１７図を用いて説明する．尚、本プログラム
は、情報販売装置は電源がＯＮになると、自動的に起動
されるようにしておく．まず，スタートキー（第１１図
２０１）のキーインを促す初期画面をディスプレイ２０
０に表示し（処理２０４０），キーインを待つ（処理２
０４１）。

スタートキーが入力されたら、格納している提供情報に
ついて，情報＆（販売情報管理テーブル内のエントリー
Ｎａ）　，　ＩＰ　ｊＤ，ジャンル魔，タイトル，価格
を販完情報管理テーブルより検索し、さらに、ディスク
より提供情報の第１ページ目の一部分（例えば先頭から
２０文字）を検索して、それぞれディスプレイ２００に
表示（処理２０４２）するとともに、購入する情報の情
報島の指定を促す表示を行って，キーインを待つ（処理
２０４３）．購入する情報の情＠１＆が指定されたら、
現金人出力装置（第１２図２２４）に既に投入されてい
る貨幣の合計金額を、上記ＣＤＣ（第１２図２１７）経
由で読み込み、指定された情報の価格と比較する（処理
２０４４）．比較の結果、投入金額が不足している場合
は、不足分の金額をディスプレイに表示し（処理２０４
５）　、貨幣が投入されるのを待つ（処理２０４６）．
貨幣投入の報告をＣ　Ｉ）　Ｃから受けると、再び上記
処理２０４４を行う。

次に、上記処理２０４４の結果、投入金額が利用者の指
定した情報の価格以上の場合は、メモリカードの入力を
促す画面をディスプレイ２００に表示し、上記ＭＣＣＩ
　（第１２図２１５）からのメモリカード入力報告を待
つ（処理２０４７）．ＭＣＣＩからのメモリカード入力
報告を受けたら、・メモリカード内の未使用メモリ容量
情報を読み込み、指定された情報を書き込めるだけの空
きエリアが残っているか否かをチェックする（処理２０
４８）．ここで、メモリカードには、第１８図に示す如
く−ヒ述の未使用メモリ容量情報エリア４００、購入し
た情報格納エリア４０１、そして、エリア４０１に格納
している情報のインデックステーブル４０２がそれぞれ
格納されている。また、インデックステーブル４０２内
には、エリア４０１に格納されている情報ごとに、ＩＰ
　　ＩＤ，ジャンルｈ，タイトル，バージョンＮＱ，価
格，ページ数、そしてエリア４０１内の格納アドレス、
がそれぞれフィールド４０００，４００１，４００２，
４００３，４００４，４００５．４００６に設定されて
いる。

但し，初期状態（メモリカード販売時）には、これらフ
ィールドにはＮ　Ｕ　１１値（例えば“Ｏ”）を設定し
ておく． さて、上記処理２０４８の結果、空きエリアがない場合
は、メモリカードが濶杯であることを示す画面をディス
プレイ２００に表示し（処理２０４９）　．メモリカー
ドの返却コマンドをＭＣＣＩに人力し（処理２　０　５
　０）、さらに、投入されている金額の返却コマンドを
ＣＤＣに送信して（処理２０５１）、再び初期画面の表
示処理（処理２０４０）にもどる．上記処理２０４８の
結果、指定された情報を書き込めるだけの空きエリアが
ある場合は、情報書込み中を示す画面をディスプレイに
表示し（処理２０５２）、指定された提供情報をディス
クより検紫し、ＭＣＣＩとメモリカードリーダー／ライ
ター２２２を経由して、利用者が人力したメモリカード
内のエリア４０１に書き込むとともに、エリア４００の
未使用メモリ容址の更新、及び、インデックステーブル
４０２の空きエントリーに、Ｉ１）ＩＤ，ジャンル島，
タイ１−ル，バージョンＮα，価格，ページ数、そして
エリア４０１内の格納アドレスを設定する（処理２０５
３）．メモリカードへの書き込みが完了したら、その旨
を示す画面をディスプレイに表示し（処理２０５４）、
メモリカードの返却コマンドをＭＣＣＩに入力する（処
理２０５５）。次に、投入金額と指定情報の価格を比較
し、おつりが必要か否かをチェックする（処理２０５６
）．おつりが必要な場合のみ、上記ＣＤＣ　（第１２図
２１７）におつり分の金額返却コマンドを送信し（処理
２０５７）、指定情報のＩＰ　　ＩＤについて，上記売
上管理テーブル内の売上金額を表すフィールド２０２１
に指定情報の価格を加算した後（処理２０５８），初期
画面表示処理（処理２０４０）にもどる．次に，上記情
報販売装置でメモリカードに書き込んだ情報を表示させ
る携帯表示装置５１について説明する，第１９図は携帯
表示装置の外観を示した図であり、メモリカード４１の
差し込み口５００，ディスプレイ５０１，リセットキー
５０２，ページ指定キー５０３，インデックス表示キー
５０４，次ページ表示キー５０５，前ページ表示キー５
０６．そして，テンキー５０７が設けられている． 携帯表示装置の内部構成は第２０図に示す如く，ＣＰＵ
５１０，メモリ（ＭＭ）５１１，メモリカ一ドリーダー
／ライター５１５の制御装置（Ｍ（：（：）５１２、上
述の各種キー（第１９図５０２〜５０７）からなるキー
ボード５１６の制御装ｆｌ　（ＫＢＣ）５１３、そして
，上記ディスプレイ５０１の制御装置（Ｌ）ＰＣ）５１
４が、バス５１５によって接続されている． メモリ５１１は第２１図に示すような構成になっており
、メモリカード内の情報格納エリア４０１とインデック
ステーブル４０２をそれぞれローデイングするエリア５
２０とエリア５２１，表示中の情報が上記インデックス
テーブル５２１のどのエントリーＮαに対応するのかを
示す表示中情報Ｎαの設定エリア５２２，表示中のベー
ジ嵐を設定するエリア５２３、そして、情報表示処理プ
ログラム５２４とから構成される。

第２２図に、上記情報表示処理プログラム５２４の処理
フローを示す。本プログラムは携帯用表ボ装置の電源が
Ｏｎされると自動的に起動され、ＭＣＣ　（第２０図５
１２）からのメモリカード入力報告待ちとなる（処理５
０２０）。ＭＣＣからメモリカード入力の報告を受ける
と、メモリカード内のインデックステーブルをメモリ内
のエリア５２１にローデイングし（処理５０２１）、次
に、インデックステーブル内の格納アドレスに基づいて
、情報本体をエリア５２０にローデイングするとともに
、インデックステーブル内の格納アドレスを実際にロー
ディングしたアドレスに変更する（処理５０２２），そ
して、インデックステーブルの各エントリーについて、
エントリー＆，ＩＰＩＤ，ジャンル島，タイトルをディ
スプレイ５０１に表示し（処理５０２３）、表示する情
報のエントリー＆（＝情報Ｎα）の入力を促す表示を行
い、テンキーからの入力待ち状態に入る（処理５０２４
）．エントリー島が入力されたら，メモリ内の表示中ペ
ージ数５２３に“１″を設定し（処理５０２５），指定
された情報について、上記表示中ページ数５２３レこ設
定されているページ（＝１ページ）のデータエリア５１
０から読み込んでディスプレイ５０１に表示する（処理
５　０　２　６）．次に，上記各種キー５０２〜５０７
のキーイン待ち状態に入る（処理５　０　３　７）。こ
こで、ページ指定キー５０３が押下された場合は、表示
するページ番号の読み込み処理（処理５０２８〜５０３
９）を行い、テンキーから指定されたページ番号を表示
中ベージ弘エリア５１３に設定して（処理５０３０）、
上記処理５０２６に戻り、指定されたページの内容を表
示する．次ページキー５０５、あるいは、前ページキー
５０６が押下された場合は，表示中ページ島エリア５２
３内の値を＋１、あるいは、一エした後（処理５０２８
〜５０３１）、上記処理５０２６にもどり、やはり指定
されたページの内容を表示する．そしてインデックス表
示キーが押下された場合は処理５０２３に戻り、インチ
ックステーブルの表示を行う．尚、処理５０３１におい
て、ページ数が０になったり、或いは、最終ページを超
える場合は、表示中ページの更新は行わず、処理５０２
６に戻る．また、リセットキー５０２が押下された場合
は、ＭＣＣにメモリカード返却コマンドを入力し、上記
処理５０２０に戻って、メモリカード人力待ちとなる。

以上の情報表示処理プログラムにより、利用者は見たい
情報を自由に表示させることができる。

最後に、情報販売装置での売上悄籟の収集について説明
する。これは、情報提供者に各情ｓｉ売装置での売上を
正しく分配するために必要となるものであり、各提供者
ごとの売上金額を各情報販売装置から収集する処理であ
る。

売上収集は情報販売装置内のメモリに格納されている売
上金額出力プログラム（第１３図２００４　）を用いて
行う．この売上金額出力プログラムは、売上収集用メモ
リカードが情報販売装置の第２のメモリカードリーダ／
ライター（第１２図２２３）に入力されると実行される
ようにしておく。ここで、売上収集用メモリカートは第
２３図に示す構成となっており、情報提供者ごとにエン
１−りーが設けられ、各エントリーはＩＰ　　ｉＤと売
上金額をセットするフィールド２０７０と２０７１から
なる．第２４図に、売上金額出力プログラムの処理フロ
ーを示す．まず、情報販売サービスの中断を示す画面を
ディスプレイに表示し（処理２０８０）、売上金額管理
テーブル２００１の各エントリーについて、ＩＦ　　Ｉ
Ｄと売上金額を読み込み、メモリカード内の同一ＩＰ　
　ＩＤのエントリーをさがして、その売上金額に上記読
み込んだ売上金額を加算する（処理２０８１）。売上金
額管理テーブルの全エントリーについて売上金額のメモ
リカードへの加算が終了したら、売上金額管理テーブル
の売上金額をすべてＯにし（処理２０８２）．サービス
中断解除を示す画面をディスプレイに表示し（処理２０
８３）．メモリカード返却コマンドをＭＣＣ２に入力し
て（処理２０８４）処理を終了する． 第２の実施例 第１の実施例では、提供情報ごとに価格を付加して情報
販売装置に配送しでいた．しかしながら、情報の種類に
よっては、価格がほとんど変更されないものもある。そ
のような情報については、提供情報とその価格を対応づ
けた価格情報を各情報販売装置に前もって送っておき，
提供情報自体を送る時は、価格を付加しない方法が可能
であり、第２の実施例として以下で説明する。

第２５図は、情報人力装置３１から情報収集装置１ｊに
上述の価格情報を送る時のフォーマットを示したもので
，エリア６０００〜６００３は第１の実施例第４図のエ
リア３１００〜３１０３と同じであり，エリア６００４
は本メッセージの種別（＝価格情報）をセットするエリ
ア、エリア６００５〜６００８は、ジャンルＮｎ　，タ
イトル，バージョンＮｎ，そして価格をそれぞれセット
するエリアである。尚、この価格情報メッセージにセッ
トするデータは、各情報人力装随の端末を用いて、情報
提供者から対話形式で取り込むものである． さて、情報収集装置１１に送られた上記価格情報メッセ
ージは、第２６図にそのフォーマットにして、各情報販
売装置に配送する。第２６図で、エリア６０２０はデー
タ長ＤＣをセッ１・するエリア、エリア６０２１は送信
先アドレスＤＡ　（＝情報販売のアドレス）をセットす
るエリア、エリア６０２２は送信元ア１ｚレスＳＡ　（
＝当該情報収集装置のアドレス）をセットするエリア、
そして、エリア６０２３〜６０２８は、第２５図のエリ
ア６００２、及び、６００４〜６００８のデータをセッ
トするエリアである。

情報販売装置２１は、上記価格情報メッセージをデータ
通信網１から受信すると、価格情報受信処理プログラム
を起動する．この価格情報受信処理プロクラムは情報販
売装置２１内のメモリ２１１に格納しておくプログラム
であり、第２７図に承すフローの処理を実行する。まず
、上記ＣＣＵ内の受信バツファーから第２６図のフォー
マットの提供情報メッセージを取りだし（処理６０３０
）、メッセージにセットされている１１’　　１１），
ジャンルｋ，タイトルを読み出すとともに、上記販売情
報管理テーブル２００１のフィールド２０１０，２０１
１．２０１２をサーチし、同一のｉ｝’　　ＩＯ，ジャ
ンルＮｎ，タイトルを持つ情報がすでに格納されている
か否かをチェックする（処理６０３１）．もし、同一の
ＩＦ　　ＩＤ，ジャンルｈ，タイトルを持つ情報がすで
に格納されていなければ、販売情報管理テーブルの空い
ているエントリに、新たにＩＦ　　ＩＤ，ジャンルＮα
，タイトル，バージョンＮＣｈ，価格を、それぞれフィ
ールド２０１０，２０１１，２０１２，２０１３．２０
１４に設定し、また、フィールド２０１５と２０１６の
ぺ一ジ数と格納アドレスにはそれぞれＮｕｌｌ値（例え
ば“Ｏ″）を設定して（処理６　０　３　６）処理を終
了する．上記処理６０３１のチェックの結果、同一のＩ
Ｐ　　ＩＤ．ジャンル勲，タイトルを持つ情報がすでに
格納されている場合は，販売情報管理テーブル内のバー
ジョンＮａと価格情報メッセージ内のバージョンＮαと
を比較する（処理６０３２）．もし、価格情報メッセー
ジ内のバージョン島が取売情報管理テーブル内のバージ
ョンＮαよりも旧いか、或いは、同じ場合は、受信した
価格情報メッセージを消去しく処理６０３３）．処理を
終了する。また、価格情報メッセージ内のバージョンＮ
αが販売情報管理テーブル内のバージョン勲よりも新し
い場合は、既に格納されている旧バージョンの情報を消
去し（処理６０３４）．販売情報管理テーブルのフィー
ルド２０１３．２０１４に受信した価格情報メッセージ
内にセットされているバージョン翫，価格を，そしてフ
ィールド２０１５と２０１６のページ数，格納アドレス
にＮｕｌｌ値を設定して（処理６０３５）．処理を終了
する．次に、提供情報の本体を送信する際の、情報入力
装置からのメッセージフォーマットを第２８図に示す．
第２８図で，エリア６０４０〜６０４３は第１の実施例
第４図のエリア３１００〜３１０３と同じであり，エリ
ア６０４４は本メッセージの種別（＝提供情報）をセッ
トするエリア、エリア６０４５〜６０４９は、ジャンル
ＮＱ，タイトル，バージョンλα，ページ数、そして、
提供情報の内容をそれぞれセツ｛一するエリアである。

尚，この提供情報メッセージにセットするデータも、各
情報入力装置の端末を用いて、情報提供者から対話形式
で取り込むものである． 上記，情報入力装置からの入力情報メッセージは、情報
収集装誼２１によって第２９図に示す提供情報メッセー
ジに変換された後、データ通信網を経由して、各情報販
売装置に配送される．尚、第２９図で，エリア６０５０
〜６０５３，エリア６０５４〜６０５７、及びエリア６
０５８，δ０５９、はそれぞれ第１０図のエリア１１０
０〜１１０３，エリア１２００〜１２０３、及びＺ　Ｉ
Ｊ　７１　２　Ｑ　５　，１２０６と同じ内容である． 提供情報メッセージ受信時の情報販売装置での処理フロ
ー（＝メモリ２１１内の提供情報受信処理プログラムが
実行）を第３０図に示す。まず、上記ＣＣＵ内の受信バ
ッファーから第２９図のフォーマットの提供情執メッセ
ージを取りだし（処理６０６０）．メッセージにセット
されているＩＰ　　ＩＤ，ジャンル隘，タイトル，バー
ジョン翫を読み出すとともに、上記販売情報管理テーブ
／Ｌ／２　０　０　０（７１７イ−）Ｉ．ｔド２０１０
．２０１１，２０１２．２０１３をサーチし，ＩＰＩＤ
，ジャンル恥，タイトル，バージョンＮαが全て一致す
る情報がすでに格納されているが否かをチェックする（
処理２０６１）．もし、一致する情報がすでに格納され
ていなければ、販売価格が未定と判断し、受信した提供
情報メッセージを消去し（処理６０６２）．処理を終了
する．また．ＩＰ一ＩＤ，ジャンルＮＱ，タイトル，バ
ージョンぬが全て一致する情報がすでに格納されている
場合は，提供情報をディスク２２０内に格納しく処理６
０６３）、販売情報管理テーブルのフィールド２０１５
に受信メッセージ内エリア６０５８のページ数を、また
フィールド２０１６格納アドレスにディスク内の格納ア
ドレスをそれぞれ設定して（処理６０６４）処理を終了
する． 以上の処理により、情報販売装置での情報の賑売が可能
となる． 第３の実施例 第１の実施例では、情報販売装置は情報収集装置から送
られてくる提供情報を全て取り込んでいた。しかしなが
ら、情報提供者が増加し、提供される情報の種類が増え
てくると、１台の情報販売装置で全ての提供情報を格納
，販売することがメモリの制約から難しくなってくる．
また、利用者にとっても、購入したい情報を膨大な情報
の中から検索しなくてはならず、使い勝手が悪くなる。

この問題を解決策として、情報販売装置が提供情報をあ
る程度選択して販売する方法が考えられる．選択基準と
しては、例えば、情報提供者，ジャンル，販売価格があ
る。本第３の実施例では、情報提供者に応じて提供情報
を選択する場合を示す。

また、後述の第４、及び第５の実施例では、それぞれ，
ジャンル，価格に応じて提供情報を選択する場合を示す
。

本実施例では、情報提供者に応じて、第１０図の提供情
報メッセージの受信，格納を行うか否かを判断するため
、情報服売装置内のメモリ２１１に新たに第３１図に示
す情報提供者登録テーブルを設ける．このテーブルの各
エントリー６０７０，６０７１，６０７２には、当該情
報阪売装置で販売する情報の提供者の１．ＰＩＩ）を登
録しておく。

登録は当該情報販売装置のジェネレーション時に行う．
第３２図は、本実施例における提供情報受信処理プログ
ラムの処理フローであり、データ通信網から提供情報メ
ッセージを受信した時に実行するものである。まず、上
記ＣＣＵ内の受信バッファーから第１０図のフォーマッ
トの提供情報メッセージを取りだし（処理６０７３）．
メッセージにセットされているＩＰ　　ＩＤを読みだす
く処理６０７４）。次に、読みだしたＩＰ　　ＩＤが上
記情報提供者登録テーブルに登録されているか否かをチ
ェックする（処理６　０　７　５）。もし登録されてい
なければ、受信した提供情報メッセージを消去し（処理
６０７７）．処理を終了する。

また、読みだしたＩＰ　　ＩＤが上記情報提供者登録テ
ーブルに登録されていれば、第１６図のフローと同じ処
理を実行し（処理６０７６）．処理を終了する． 第４の実施例 前述の如く、本第４の実施例では、ジャンルに応じて提
供情報を選択する場合を示す。ジャンルに応じて、第１
０図の提供情報メッセージの受信，格納を行うか否かを
判断するため、情報販売装置内のメモリ２１１に新たに
第３３図に示すジャンル９．＃テーブルを設ける．この
テーブルの各エントリー６０８０．３０８１．３０８２
には、当該情報販売装置で販売する情報のジャンルＮα
を登録しておく６登録は当該情報販売装置のジェネレー
ション時に行う．第３４図は、本実施例における提供情
報受信処理プログラムの処理フローであり、データ通信
網から提供情報メッセージを受信した時に実行するもの
である。まず、上記ＣＣＵ内の受信バツファーから第１
０図のフォーマットの提供情報メッセージを取りだし（
処理６　０　９　０）、メッセージにセットされている
ジャンルＮαを読みだす（処理６０９１）．次に、読み
だしたジャンル翫が上記ジャンル登録テーブルに登録さ
れているか否かをチェックする（処理８０９２）．もし
登録されていなければ、受信した提供情報メッセージを
消去し（処理６０９３），処理を終了する．また、読み
だしたジャンルＮａが上記情報ジャンル費録テーブルに
登録されていれば、第１６図のフローと同じ処理を実行
し（処理６０９４），処理を終了する． 第５の実施例 前述の如く、本第５の実施例では価格に応じて提供情報
を選択する場合を示す。価格に応じて、第１０図の提供
情報メッセージの受信，格納を行うか否かを判断するた
め、情報版完装首内のメモリ２１１に新たに第３５図に
示す価格上−ト限イ１録テーブルを設ける。このテーブ
ルの各エントリー６０９０．６・０９１には，それぞれ
当該情輔Ｉ仮売装置で販売する情報の最小価箱と最大価
格を登録しておく。登録は当該情報販売装置のジエイ・
レーション時に行う．第３６図は、本実施例における提
供情報受信処理プログラムの処理フローであり、データ
通信網から提供情報メッセージを受（ｇ　Ｌた時に実行
するものである．まず、上記ＣＣＵ内の受信バッファー
から第１０図のフォーマットの提供情報メッセージを取
りだし（処理６　１　０　０）、メッセージにセットさ
れている価格を読みだす（処理６１０１）．次に、読み
だした価格が、上記価格上下限登録テーブルに９．録さ
れている最小価格以上、かつ、最大価格以下であるか否
かをチェックする（処理６１０２）．もし範囲外ならば
、受信した提供情報メッセージを消去し（処理６１０３
）、処理を終了する．また、読みだした価格が上記範囲
に入っていれば、第１６図のフローと同じ処理を実行し
（処理６１０４）．処理を終了する．第６の実施例 第１の実施例では、提供情報を受信したとき、そのＩＰ
　　ＩＤ，ジャンル、及び、タイトルが全て一致する情
報がすでに当該情報販売装置内に格納されており、かつ
、すでに格納されている情報のバージョンの方が旧い揚
合に、既格納済み情報を消去する方法をとった．しかし
ながら、旧バージョンの情報でも購入したい利用者が存
在する場合もある．そこで、本第６の実施例では，記格
納済みの旧バージョンを消去せず、代わりに、その価格
を割り引く方法をとることにする．第３７図は本実施例
における提供情報受信処理プログラムの処理フローであ
る６このフローの中で、処理６１１４が第１の実施例第
１６図のフローと異なるところであり、旧バージョンに
ついて、その価格を前もってきめられた率で割引き、そ
の値を販売情報管理テーブル内のフィールド２０１２に
再設定する． 尚、本実施例の変形例としては、（１）旧バージョンの
割引きを行わない（依然と同じ価格で販売する）、（２
）旧バージョンの販売価格を値上げする、方法がある。

第７の実施例 第１の実施例における情報販売装置では、情報の代金を
現金にて支払うシステムになっていた。

これに対し本第７の実施例では、いわゆるプリベイドカ
ードによる代金支払が可能な情報販売装置について説明
する。

第３８図は本実施例における情報販売装置の内部楕成を
示した図であり、第１の実施例第１２図の現金人出力Ｖ
ｉ置２２４とその制御装置（ＣＯＣ）２１７の代わりに
，プリペイドカードリーダー／ライター６１２１とその
制御装霞（ＦＣＣ）　６１２０を組み込んである． 第３９図はプリベイドカードを使用する場合の情報販売
処理プログラムの処理フローを示したもので，処理６１
４０から、処理６１４３までは第１の実施例の第１７図
処理２０４０から処理２０４３と同じである．処輝６　
１　４　３で利用者が指定した情報動を読み込んだ後、
プリペイドカードの入力を促す画面を表示し、制御装置
ＰＣＣ６１２０からのカード入力報告を待つ（処理６１
４４）．カード入力の報告を受けたら、カード内の残金
情報を読み込み、指定された情報の価格以上の残金か否
かをチェックする（処理６１４５）．もし、残金が不足
していれば、その旨を画面に表示し（処理６１４６）．
カード返却コマンドをＦＣＣに人力し（処理６１５７）
．初期画面表示処理（６１４０）に戻る． 上記チェック処理６１４５の結果、ブリベイドカード内
の残金が、指定された情報の価格以上の場合は、メモリ
カードへの情報の書込みと返却，及び、売上管理テーブ
ルの更新処理を行った後、（処理６１４７〜６１５５）
．上述のプリペイドカードの返却処理を行い（処理６１
５７）．初期画面の表示処理（処理６１４．０）に戻る
。尚、処理６１４７〜６１５０、及び、処理６１５１〜
６１５５は、第１７図の処理２０４７〜２０５０−及び
、処理２０５２〜２０５５，２０５８と同じ処理である
． 以上の処理により、ブリペイドカードでの情報の購入が
可能となる． 第８の実施例 これまでの実施例では、利用者が入力したメモリカード
に対して、情報販売Ｍ置が指定された情報を書き込んで
いた。しかしながら、利用者によっては、メモリカード
を持ち合わせていない場合もありうる。そこで、本実施
例では、メモリカードを情報販売装置に格納しておき、
そのメモリカードに利用者が指定した情報を書き込んで
出力する場合について説明する． 第４０図は、本第８の実施例における情報販売装置の内
部構成を示した図であり、第１の実施例第１２図の構成
に，メモリカードフィーダー６１８１とその制御装！　
（ＭＦＣ）６１８０を新たに追加した構成となっている
。このメモリカードフイーグーには前もって十分な斌の
メモリカードを入れておく． 第４１図は本第８の実施例における情報販売処理プログ
ラムの処理フローを示したもので、処理６１９０から、
処理６１９６までは第１の実施例の第１７図処理２０４
０〜２０４６と同じである．処理６１９４の投入金額チ
ェックがＯＫになった場合、本実施例では上記ＭＦＣ６
１８０経由で、メモリカードフィーダー６１８１内のメ
モリカードの在庫をチェックする（処理６　１　９　７
）。チェックの結果、メモリカードの残量がＯの場合は
，メモリカード在庫切れを示す画面を表示し（処理６１
９８）、投入された金額の返却コマンドをＣＤＣ　（第
４０図２１７）に入力して（処理６１９９）、販売処理
を異常終了する．また、上記在庫チェックの結果、メモ
リカードの在庫がある場合は、ＭＦ’Ｃ６１８０にメモ
リカードを一枚、メモリカードリーダー／ライター（第
４０図６　１　８　３）にフイードするコマンドを人力
しく処理６２００）、フイードが完了したら、利用者が
指定した情報の書込みとメモリカードの出力（処理６２
０１〜６２０４）、おつりの返却（処理６２０５〜６２
０６）、売上管理テーブルの更新（処理６２０７）を順
次行った後、初期画面表示処理（処理１１９０）に戻る
．以上の処理により、メモリカードを内臓した情報販売
装置が実現できる． 第９の実施例 これまでの実施例では、利用者が人力したメモリカード
に対して，空きエリアがあれば、情報販売装置が無条件
に指定された情報を書き込んでいた．しかしながら，利
用者が指定した情報と同一の情報が既にメモリカード内
に書き込まれている場合もありうる．そこで、本第９の
実施例では，メモリカードに指定された情報を書き込む
ときに、同一情報の二重書きを防ぐ処理を情報販売装置
内の情報販売処理プログラムに追加した。第４２図はそ
の情報販売処理プログラムの処理フローである， 第４２図で、処理６２２０から処理６２３１までは，第
１の実施例の第１７図の処理２０４０から処理２０５１
までと同じである．処理６２２８のメモリカード空きエ
リアチェックの結果，空きエリアがある場合は、メモリ
カード内インデックステーブル（第１８図４０１）につ
いて、ＩＰ一ＩＤ，ジャンル＆，タイトルがすべて一致
するエントリーが存在するか否かをチェックする（処理
６２３２）．一致するエントリーが存在すれば、指定さ
れた情報について販売情報管理テーブル内のバージョン
虱とメモリカード内のバージョン翫とを比較し（処理６
２３３），メモリカードの，情報のバージョンと同一の
場合は、同一バージョン格納済みを示す画面を表示しく
処理６　２　３　８）、メモリカード返却処理，投入現
金の返却処理を行って、初期画面表示にもどる．また上
記処理６０３２でＩＦ　　ＩＤ，ジャンル凪，タイトル
がすべて一致するエントリーがない場合、あるいは、処
理６２３３でメモリカード内の情報のバージョンと販売
情報管理テーブル内のバージョン血が一致しない場合は
、第１の実施例と同様に、利用省が指定した情報の書込
み（処理６２３４〜６２３７），おつりの返却（処＠６
　２　３　８〜６２３９），売上管理テーブルの更新（
処理６　２４　０）を順次行った後、初期画面表示処理
（処理６２２０）に戻る。

第１０の実施例 第１の実施例では，情報を購入する時点で情報の代金を
支払う方法を取った．これに対し、本第１０の実施例で
は、利用者ごとにそのＩＤと購入金額を記憶する売上管
理装ｎを新たに設け、利用者が情報を購入した時、情報
販売装置かその金額と利用者のＩＤ．及び、購入した情
報のＩＰＩＤからなる売上メッセージを売上管理装置に
送信する方法をとることにする。

第４３図は本第１０の実施例におけるシステム全体の構
成を示したものであり、第１の実施例の構成に対して、
上述のデータ通信網に接続された売上管理装置６３００
が新たに追加する．第４４図は、上記売上管理装置６３
００の内部構成図であり、ＣＰＵ６３０１，メモリ（Ｍ
Ｍ）６３０２，データ通信網１への回線６３０７を制御
する通信制御装置（ｃｃｕ）６３０３，デイス’）　６
　３　０　８　トソ（７）ＩＩａｌｌＭ置（ＨＤＣ）６
　３　０　４　，　端末６３０９とその制御装置（’ｌ
’Ｍｃ）　６　３　０　５、そして、ＣＰＵ，メモリ，
Ｃ（；ｔＪ，ＨＬ）Ｃ、及び、’ｌ’　Ｍ　Ｃを接続す
るバス６３０６とから横成される。

メモリ６３０２内には第４５図に示す如く，情報購入金
額管理テーブル６３２０，売上金額管理テーブル６３２
１、そして、売上情報受信処理プログラム６３２２が格
納されている． 第４６図は，本実施例における情報販売装直２１での情
報販売処理プログラムのフローであり、処理６３３０か
ら処理６３３３までは第１，の実施例の第］，７図処理
２０４０から処理２０４３と同じである。処理２０４３
で情報翫を読み込んだ後、ＩＤカードの人力を促す画面
を表示し、ＭＧＣ　ｌ（第１２図２１５）からカード人
力完ｒ報告を待つ（処理６３３４）．ここでｉｔ）カー
ドとは、利用者が本システムの利用契約を結んだ時に、
システムの管理者が発行するもので、ユーザＩＤを書き
込んだメモリーカードである。さて、カード人力完了報
告を受けたら、利用者にユーザＩＩ）をキーインするよ
う案内画曲を表ｊ３＜Ｌ／、キーインを待つ（処理６３
３５）．ユーザーＩＤがキーインされたら、ＩＬ）カー
ド内のユーザＩＤとキーインされたＩＤとの比較チェッ
クを行い（処理６　３　３　６）、一致しない場合は不
正なＩＤが入力されたと判断して，その旨をディスプレ
イに表示し（処理６３３７）、１　１３カードの返却コ
マンドをＭＣＣｌに送信し（処理６３３８）．初期画面
の表示にもどる。また，Ｉｔ）カート内のユーザＩＤと
キーインされたＩ　ｌ）が一致した場合は．ＩＤカード
の返却コマンドをＭＣＣＩに送信する（処理６３３９）
とともに．メモリカード人力案内，指定情報の書込み、
及び、メモリカードの返却（処理６３４０〜６３４７）
を行った後、第４７図に示すフォーマットの売上メッセ
ージを編集して，データ通（−ｇ網経由で、ト記売上管
理装置６３００に送信し、再び、初期画面表ボにもどる
。第４７図で、エリア６３６０はメッセージのデータ長
Ｌ）Ｃを設定するエリア、エリア６３６１と６３６２は
それぞれ送信先アドレス、および、送信元アドレスを設
定するエリアで，具体的には上記売上管理装置６　３　
０　０、及び、当該情報販売装置のアドレスがそれぞれ
セットされる。エリア６３６３には、メッセージ種別（
＝売り上げ）をセットするエリア，エリア６３６４はユ
ーザＩＤ（Ｕ　　ＩＤ）をセットするエリア、エノア６
３６５は指定された情＋ＵのＩＰ　　ＩＤをセットする
エリア、そしてエリア６３６６は販売した情報の価格，
即．ち，売り上げ金額をセットするエリアである， 売り上げメッセージをデータ通信網から受信した売り上
げ管理装置６３００は、上記売り上げ情報受信処理プロ
グラムを起動する。第４８図は売り上げ情報受信処理プ
ログラムの処理フローを示した図であり、まず、ＣＣｔ
Ｊ内の受信バツファから第４７ｗＪのフォーマットの売
り上げメッセージを取り出す（処理６３７０）とともに
、メッセージ内にセットされているＵ．ＩＤとｒｐ−■
ｏを読み出し（処理６３７１）．情報購入金額管理テー
ブルの更新（処理６３７２）と売り上げ金額管理テーブ
ルの更新（処理６３７３）を行つ・た後、処理を終了す
る。ここで、情報購入金額管理テーブルは第４９図に示
す如く、利用者ごとにエントノ一を設け、各エントリー
はＵ　　ＩＬ）セットするフィールド６３８０と購入し
た情報の金額総計をセットするフィールド６３８１とか
ら構成されており，上記処理６３７２では、売り上げメ
ッセージ内のＩＪ　　ＩＤが一致するエントリーについ
て、フィールド６３８１の購入金額総計の値にメッセー
ジ内の売り上げ金額の加算を行うものである，また、売
り上げ管理テーブルは、第５０図に示す如《、情報提供
者ごとエントリーを設け、各エントリーは、ＩＰ　　Ｉ
Ｄセットするフィールド６３９０と売り上げ金額をセッ
トする，フィールド６３９１とから構成さわており、上
記処理６３７３では、売り上げメッセージ内のＩＰ−ｌ
Ｌ）が一致するエントリーについて，フィールド６３９
１の売り上げ金額の値にメッセージ内の売り上げ金額の
加算を行うものである。

以上の処理により、売り上げ管理装置は、利用者の情報
の購入金額を管理することができるとともに、分散した
情報販売装置が個々に行っていた売り上げ管理を一括し
て行うことができる．尚、購入代金については、例えば
月極めで利用者に請求したり、あるいは、あらかじめ利
用者に指定された銀行口座から引き落す方法がある。

第１１の実施例 第１の実施例では、各情報販売装置ごとに、人手で売り
上げ情報を収集する必要があり，手間がかかるという問
題がある。これに対する一つの解決策として、第１０の
実施例で示したように，売り上げ管理装置を設け、情報
販売装置は、情報を販売する度に売り上げ金額を，売り
上げ管理装置に報告する方法がある。別の解決策として
は、定期的に売り上げ管理装置が各情報販売装覧から売
り上げ情報を定期的に（例えば一ケ月ごと）収集する方
法があり、本第１１の実施例として説明する。

第５１図は、第４３図の売り上げ管理装首６３００が各
情報販売装置２１に送信する売り上げ収集メッセージの
フォーマットであり、エリア６４００はメッセージのデ
ータ長ＤＣを設定するエリア、エリア６４０１と６４０
２はそれぞれ送信先アドレスＬ）Ａ、および、送信元ア
ドレスＳＡを設定するエリアで、具体的には情報販売装
置２１、及び、売上げ管理装置６３００のアドレスがそ
れぞれセッ１・される．エリア６４０３には、メッセー
ジＰＩｉ別（＝売り上げ収集）をセットするエリアであ
る。

売り上げ収集メッセージをデータ通信網から受信すると
、各情報販売装置は第５２図に示すフローの売り上げメ
ッセージ送信処理プログラムを実行する。この売り上げ
メッセージ送信処理プログラムは情報販売装置のメモリ
（第１２図２４１）内に、売り上げ金額出力プログラム
（第」３図２００４）の代わりに格納されているもので
ある。

まず、ＣＣＵ内の受信バツファから売り上げ収集メッセ
ージをとりだしく処理６４１０）．サービス中断を知ら
せる画面を表示するとともに（処理６４１１）、売り上
げ金額管理テーブルより第５３図に示すフォーマットの
売り上げメツセーシを編集し、データ通信網を経由して
売り上げ管理装置に送信する（処理６ｔＬ２）。第５３
図で、エリア６４２０はメッセージのデータ長ＤＣを設
定するエリア、エリア６４２ｌと６４２２はそれぞれ送
信先アドレスＤＡ、および、送信元アドレスＳＡを設定
するエリアで、具体的には売上げ管理装置６３００、及
び、情報販売装置２１のアドレスがそれぞれセットされ
る。エリア６４０３には、メッセージ種別（＝売り上げ
）をセットするエリア、そして、エリア６４２４は売り
上げ情報をセットするエリアであり、具体的には．ＩＰ
−ＩＤをセットするエリア６４２５．６４２７，６４２
９、と売り上げ金額をセットするエリア６４２６，６４
２８．６４３０からなる．これらのデータは売り上げ金
額管理テーブルの内容そのものである。次に、売り上げ
金額管理テーブル内の売り上げ金額を設定するフィール
ド（第１５図２０２１）に“０″をセットし（処理６４
１３）．サービス中断解除をボす画ａロを表示した（処
理６４１４）後、処理を終了する。

売り上げ管理装置は、上記売り上げメッセージを受信す
るごとに、第１０の実施例と同様に，売り上げ金額管理
テーブルの更新を行う。

第１２の実施例 これまでの実施例では、情報収集装置が提供情報を各情
報販売装置に個別に配送していた。これに対し、例えば
、第５４図に示すように，テータ通信網として衛星通信
網を使用し、その同報通信機能を利用すれば、一回の通
信で同時に複数の情報販売装置に提供情報を配送するこ
とができる。

尚、第５４図で、７０００〜７００２、及び、７０１０
〜７０１２は衛星通信用の通信制御装置であり、７００
３〜７００５、及び、７００７〜７００９はアンテナ、
そして、７００６は通信衛星である． 第１３の実施例 これまでの実施例では、各情報販売装置がディスクを持
つ構成がとられた。しかしながら、情報販売装置が設置
される環境は必ずしも、計算機にとって好ましいもので
ない場合もありうる。そのような場合、ディスクのよう
な精密ハートを情報販売装置内に置くと故障や事故に即
つながることが考えられる．また，情報販売装置の台数
が増加してくると、全販売装置をこれまでの実施例のよ
うな構成にするのは、コストの而からも問題となる． 以上の問題に対する一つの解決策として、情報販売装置
にもたせる機能をできるだけ単純にする一方、第５５図
に示すように、複数の情報販売装置７２００．７２０１
．７２０２を回線経由でまとめて管理する装置で、計算
機センターのようなＲ境の良い所に設置される装置７１
００　（以後、情報販売装置管理プロセッサと呼ぶ）を
設ける方法が考えられる．情報へ売装置管理プロセッサ
は、第５６図に内部横成を示す如く、Ｃｌ’Ｌｌ７１０
１．メモリ７１０２，データ通信網への回線７１０７と
通信制御装置（ＣＣｔＪ１）７１０３，情報阪売装買へ
の回線’００８，７１０９，７１１０と通信制御装置（
ＣＣＵ２）７１０４，提供情報を格納するテイスク７１
１１とその制御装置７１０５、そして、バス７１０６と
から構成する。また、情報販売装置は第５７図に示す如
く、Ｃ　｝’　０７２１０，メモリ７２１１，情報販売
装置管理プロセッサへの回線７２１７と通信制御装置（
ＣＣｔＪ）７２１２、ディスプレイ７２１８やキーボー
ド７２１９とその制御装置（ＩＯＣ）７２１３，メモリ
カードリーダ／ライター７２２０とその制御装置（ＭＣ
Ｃ）７２１４，現金入出力装置７２２１とその制御装ｖ
ｉ（ＧＤＣ）７２　１　５を，ソシテ、バス７２１６と
から掃成される。

機能的には、データ通信網からの捉供情報受信処理，及
び、売り上げ金額の管理は情報ｊ仮売装置管理プロセッ
サで行い，情報の販売処理は、情報販売装置にて行うこ
とにする．また、販売情報管理テーブルは情報廐売装置
で持ち、売り上げ管理テーブルは情報販売装置管理プロ
セッサでもつことにする。尚、販売情報管理テーブルの
変更が発生した場合は、情＃Ｔｈ売装置管理プロセッサ
がその旨を各情報鈑完装ｈ＜ｘに知らせ，情報販売装首
ではそれに応じてテーブルの更新を行うものとする。

第５８図は、本第１３の実施例における、情報販売装置
での情＋＋１販売処理プログラムのフローを示したもの
で、第１の実施例の第１７図のフローのうち，処理２０
５３の情報書込み処理、及び、処理２０５８の売り上げ
管理テーブル更新処理の代わりに、処理７２４３の情報
間合せ応答処理、及び、処理７２４８の売り上げ情報送
信処理が人っている．ここで、情報間合せ応答処理とは
、利用者が指定した情報を、回線７２１７を経由して情
報賑売装置管理プロセッサに間合せて、所望の情報をデ
ィスク７１１１から検索，返信してもらい、それを、メ
モリカードに吉き込むという処理である．また，売り上
げ情報送信処理とは、販売した情報のＩＰ　　ＩＤと価
格からなる売り上げメッセージをはやはり回［７２１７
経由で情報販売装置管理ステーションに送信する処理で
あり、このメッセージを受信した情報販売装置管理ステ
ーションはメッセージに基づき、売り上げ金額管理テー
ブルを更新する， 第１４の実施例 これまでの実施例は全て，メモリカードに飯売する情報
を書き込んでいた．これに対し、情報販売装置と携４ｉ
Ｆ表示装置を直接接続して、情報を携帯表示装置内のメ
モリに書き込む方法が考えられる。そこで、第５９図に
示すように、情報販売装置には、第１２図のＭＣＣＩ、
及び、メモリカードリーダー／ライター２２２の代わり
にＣ　Ｃ　Ｌｌ　”７　３　（１０とコ不クタ７３０１
を、また、携帯表７５装置には、第２０Ｌｌ２１ＭＣＣ
、及び、メモリカードリーダ／ライターの代わりに、Ｃ
ＣＩＪ７３０２とコネクタ７３０３を、それぞれ設け、
コード７４００にて互いに接続する。

第６０図，及び、第６１図は、利用老が指定した情報を
携帯表示装置のメモリに転送するために５情報販売装置
と携帯表示装置がそれぞれ実行する処理フローである．
まず、情報販売装置は，転送開始メッセージを送＜１（
処理７５００）．受信準備完了メッセージの受信を待つ
（処理７５０１．７５０２）．受信準備完！メッセージ
を受信したら、利用各に指定された情報を順次送信し（
処理７５０３）、最後に転送完ｒメッセージを送信して
（処理７５０４）．情報の転送処理を終了する．一方、
携惜表示装置側では，転送開始メッセージの受信を待ち
（処理７５０５，７５０６）．転送開始メッセージを受
信したら、情報をローデイングするエリアの確保を行い
（処理７　５　０　７）、受信＄備完了メッセージを送
信し（処理７　５　０　８）、メッセージ受信待ちの状
態にはいる（処理７　５　０　９）。

そして、転送完了メッセージを受信するまで、順次送信
されてくる情報をメモリに格納し（処理７５１０，７５
１１）．転送完Ｙメッセージを受信したら、情報受信完
了を示す表示を行って（処理７５１２），処理を終了す
る．尚、本処理は、第１７図の情翰販売処理フローの情
報書き込み処理２０５３の代わりに実行する処理である
。また，本実施例の場合、メモリカードが不要なので、
第１７図の情報販売処理フローでの処理２０４７〜２０
５１、及び、処理２０５５は不要となる．第１５図の実
施例 これまでの実施例で述べた本発明の利用方法は、情報販
売装置で購入した情報を携帯表示装！ｉｆで表示させる
というものであった。この他の利用方法としては，購入
した情報をワードプロセッサやパソコンに入力して再編
集することにより、別の新たな情報を作成するという利
用方法が考えられる。

そこで、本第１５の実施例では、購入した情報の再利用
を可能とする手段をワードプロセッサに設ける場合につ
いて説明する。

第６２図は，本実施例におけるワードプロセッサの内部
構成図であり、ＣＰＵ７６００，メモリ７６０１，メモ
リカードリーダー／ライター７６ｏ６とその制御装置７
６０２，キーボード７６０７やディスプレイ７６０８を
制御する入出力制御装置７６０３、ＦＬ）人出力装置７
６０９とその制御装ｌｆ’７　７　６　０　４、そして
、バス７６０５とから構成する。

第６３図は、上記メモリ７６０１の内部横成を示した図
であり、情報販売装置で購入したメモリカード内の情報
のフォーマットをワードプロセッサのフォーマットに変
換する変換プログラム７７０ｏ、及び、フォーマット蛮
換処理で変換プログラムが使用する入力データエリア７
７０１と変換データエリア７７０２．そして、通常の文
書編集処理を行う編集プログラム７７０３とそのワーク
メモリである編集用作業エリア７７０４とから構成され
る。

情報販売装置で購入したメモリカードの情報を利用する
場合，先ずメモリカードを上記メモリカードリーダー／
ライター７６０６に人力する。メモリカードが入力され
ると、上記変換プログラム７　’７　０　０が起動され
、第６４図にシバされたフローの処理を実行する．まず
、メモリカード内のインデックステーブル（第１８図４
０２）を読み出し、順次その内容を表示する（処理７７
１０）．次に、読み込む情報のＮＱ（＝情＋ＩＩＩＮｃ
１）がキーボード７６０７から人力されるのを待ち（処
理’７７１１）．人力されたら、ページカウンタの値を
４１　１　１＋として（処理７７１２）．入力された情
ＩＮαの情報をメモリカードの格納エリアから１ページ
分、上記人力データ格納エリアに読み込む（処理７７１
３）．次に、人力データ格納エリアの情報についてフオ
ーマット変換を行い（処理７７１４）．その結果を変換
データ格納エリア７７０２、制御装置７６０４、及び、
Ｆ　Ｌ）入出力制御装置７６０９経由でＦ’　Ｄに書き
込む（処理７７１５）。以上の処理を読み込む情報のペ
ージ数回繰り返した後（処理７７１３〜７７１７）．読
み込んだ情報の文書名称をキーボードから人力してもら
い（処理７７１８）、人力された文書名称を上記格納し
た情報に対応付けてＦ’　Ｄに格納し（処ＩＪｌｉ７７
１９）．処理を終了する３本変換プログラムの処理によ
り，情報販売装置で購入したメモリカード内の情報が、
ワードプロセッサで編集可能な文書としてｌ−’　Ｄに
格納され、再利用が可能となる。

〔発明の効果〕

本発明の効果を、利用者側と情報提供者側にわけ以下に
述べる。

（１）利用者側の効果 記憶媒体に書き込まれた形態で情報を購入できるため、
従来の新聞や雑誌のようにかさばらず持ち運びに便利で
ある。

また、携帯表示装置により、購入した情報を利用者の好
きなところで、繰返し，じっくり見ることができる。ま
た、情報を紙にプリントアウトする必要がなくなるため
、不要になった場合にゴミにならない。

（２）情報提供者側の効果 データ通信網を利用して、デイジタルデータの形態で情
報を各販売装置に配送するため、情報の配送の手間や時
間やコストを大幅に軽減することができる．また、タイ
ムリーな情報を利用者に提供することができ、販売装置
での情報の売り切れや売残が発生せず、利用者の需要の
変化に柔軟に対応できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、システム全体の構成図、第２図は、情報入力
装置の内部構成図、第３図は、情報人力処理のフローチ
ャート、第４図は、人力情報メッセージのフォーマット
、第５図は、情報収集装置の内部構成図、第６図は、情
報収集装置のメモリの構成図、第７図は、ＩＰ　　ＩＤ
管理テーブルの構成図、第８図は、情報販売装置アドレ
ス管理テーブルの構成図、第９図は、情報収集配信処理
プログラムのフローチャート、第１０図は、提供情報メ
ッセージのフォーマット，第１１図は、情報販売装置の
外観図、第１２図は、情報販売装賀の内部構成図、第１
３図は，情報販売装置内メモリの構成図，第１４図は、
販売情報管理テーブルの構成図、第１５図は，売上金額
管理テーブルの構成図、第１６図は、提供情報受信処理
プログラムのフローチャート、第１７図は、情報販売処
理プログラムのフローチャート、第１８図は、メモリカ
ードの内部構成図、第１９図は、携帯表示装ｈｆの外観
図，第２０図は、携帯表示装置の内部構成図、第２１図
は、携帯表示装置内メモリの構成図、第２２図は、情報
表示処理プログラムのフローチャート、第２３図は、売
上金額管理テーブルの内部構成図，第２４図は，売上金
額出力処理プログラムのフローチャート、第２５図は、
第２の実施例において、情報人力装置が送出する価格情
報のフォーマット、第２６図は、第２の実施倒における
価格情報メッセージのフォーマット、第２７図は、第２
の実施例における価格情報受信処理プログラムのフロー
チャート、第２８図は、第２の実施例における人力情報
メッセージのフォーマット、第２９図は、第２の実施例
における提供情報メッセージのフォーマット、第３０図
は、第２の実施例における提供情報受信処理プログラム
のフローチャート、第３１図は、第３の実施例における
情報提供者登録テーブルの構成図，第３２図は、第３の
実施例における提供情報受信処理プログラムのフローチ
ャート、第３３図は、第４の実施例におけるジャンル登
録テーブルの構成図、第３４図は、第４の実施例におけ
る提供情報受信処理プログラムのブローチャート、第３
５図は、第５の実施例における価格上下限登録テーブル
の構成図，第３６図は、第５の実施例における提供情報
受信処理プログラムのフローチャート、第３７図は、第
６の実施例における提供情報受信処理プログラムのフロ
ーチャート、第３８図は、第７の実施例における情報販
売装置の内部構成図、第３９図は、第７の実施例におけ
る情報販売処理プログラｌ１のフローチャート、第４０
図は、第８の実施例における情報販売装置の内部構成図
、第４１図は、第８の実施例における情報販売処理プロ
グラムのフローチャート、第４２図は、第９の実施例に
おける情報販売処理プログラムのフローチャート、第４
３図は、第１０の実施例における装置の構成図、第４４
図は、第１０の実施例における売上管理装置の内部構成
図、第４５図は、第１０の実施例における売上管理装置
内メモリの構成回、第４６図は、第１０の実施例におけ
る情報販売処理プログラムのフローチャート、第４７図
は、第１０の実施例における売上げメッセージのフォー
マット、第４８図は，第１０の実施例における売上情報
受信処理プログラムのフローチャート、第４９図は、第
１０の実施例における情報購入金額管理テーブルの構成
図、第５０図は、第１０の実施例における売上げ金額管
理テーブルの構成図、第５１図は、第１１の実施例にお
ける売上げ収集メッセージのフォーマット，第５２図は
、第１１の実施例における売上メッセージ送信処理プロ
グラムのフローチャート，第５３図は、第１１の実施倒
における売上げメッセージのフォーマット、第５４図は
、第１２の実施例におけるデータ通？？１網の構成図、
第５５図は、第１３の実施例における情報販売装置と情
報販売装置管理プロセッサの構成図、第５６図は、第１
３の実施例における情報販売装置管理プロセッサの内部
構成回、第５７図は、第１３の実施例における情報賑売
装置の内部構成図、第５８図は、第１３の実施例におけ
る情報販売処理プログラムのフローチャ−１−、第５９
図は、第１４の実施例における情報販売装置と携帯表示
装置の内部構成図、第６０図は、第１４の実施例におけ
る情報販売装１１″−１の情報転送処理のフローチャー
ト、第６１図は、第１４の実施例における携偕表示装置
の情＠ｉ転送処理のフローチャ−１・、第６２図は、第
１５の実施例におけるワードプロセッサの内部構成図、
第６３図は、第１５の実施例におけるワードプロセッサ
内メモリの構成図，第６４図は、第１５の実施例におけ
る変換プログラムのフローチャートである。 １・・・データ通信網、１０〜１２・・・情報収集装置
、２０〜２２・・・情報販売装置、３０〜３８・・・情
報人力装置、４０〜４１・・・メモリカード、５０〜５
１・・携帯表示装置、２００・・ディスプレイ，２０１
・・・キーボード、２１０・・・Ｃ　Ｐ　Ｕ、２１１・
・・メモリＭＭ、２１２・・・通信制御装置（ＣＣＵ）
　、２　１　３・・・ディスク制御装置（ＨＤＣ）　、
２１４・・・入出力制御装置（ＩＯＣ）、２」５・・・
制御装置（Ｍｃ（１）、２１６・・・制御装置（ＭＣＣ
２），２１７・・・制御装置（ＣＤＣ）　、２　１８・
・・バス、２１９・・・回線，２２０・・・ディスク、
２２２・メモリ力−｛〜リーダ２２３・・・メモリカー
ドライター、２２４−・・現金人出力装置。 ？・イコ 冫／〔 一７４７− 第７図 第８図 第１１図 第１６図 Ｚ　’Ｌ 第１９図 第２２図 第２０図 第２３図 第２４図 第３２図 第３６図 第３７図 第４７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、情報源と、データ通信網を介して上記情報源から販
   売情報を供給される情報販売装置とからなる情報サービ
   スシステムにおいて、上記情報販売装置が、データ通信
   網から入力される販売情報を受信する手段と、受信した
   販売情報を記憶する手段と、記憶された販売情報の種類
   と販売価格とを表示する手段と、購入者が上記販売情報
   の１つを指定するための手段、上記購入者から代金を受
   取るための手段と、所定の記憶媒体に上記指定された販
   売情報を電子的に書き込み、上記購入者に提供する手段
   とを有することを特徴とする情報サービスシステム。 ２、データ通信網を介して相互に接続された販売情報源
   と情報販売装置とからなる情報サービスシステムにおい
   て、上記情報販売装置が、上記販売情報源から受信した
   販売情報の販売価格を表示するための手段と、購入者が
   販売情報の１つを選択するための手段と、購入者から投
   入された貨幣を受領するための手段と、少なくとも一つ
   の記憶媒体を格納するための手段と、購入者によつて指
   定された販売情報の販売価格と投入された貨幣の金額と
   を比較する手段と、投入された貨幣の金額が指定された
   販売情報の販売価格以上のとき、上記販売情報を上記記
   憶媒体に電子的に書き込み、購入者に提供する手段とを
   有することを特徴とする情報サービスシステム。 ３、前記販売情報情報源が、販売情報収集手段と、収集
   された販売情報を前記データ通信網に送出する手段とを
   有することを特徴とする請求項第１項記載の情報サービ
   スシステム。 ４、前記記録媒体は、予め購入者から投入されたもので
   あることを特徴とする請求項第１項記載の情報サービス
   システム。 ５、特許請求範囲第３項記載の情報サービスシステムに
   おいて、前記販売情報源が、収集された販売情報にその
   販売価格を付加して前記データ通信網に送出する手段を
   有し、前記情報販売装置が、上記販売情報に付加されて
   きた販売価格の表示を行う手段と、購入者により指定さ
   れた販売情報の価格と、購入者から投入された貨幣の金
   額との比較を行う時、上記販売情報に付加されてきた販
   売価格を販売情報の価格として比較する手段とを有する
   ことを特徴とする情報サービスシステム。 ６、特許請求範囲第３項記載の情報サービスシステムに
   おいて、前記販売情報源が、情報提供者から提供された
   販売情報にその提供者を識別するための第１のコードを
   付加して前記データ通信網に送出する手段を有し、前記
   情報販売装置が、上記第１コードごとに販売情報の売上
   金額　を記憶するための手段と、購入者より指定された
   販売情報を記憶媒体に書き込む時に、上記第１コードに
   対応して記憶してある該売上金額を、販売情報の販売価
   格に基づいて更新する手段と、該売上金額を上記データ
   通信網に出力する手段とを有することを特徴とする情報
   サービスシステム。 ７、特許請求範囲第６項記載の情報サービスシステムに
   おいて、前記情報販売装置が前記第１コードごとの売上
   金額をデータ通信網に出力した後、記憶している該売上
   金額を０にする手段を有することを特徴とする情報サー
   ビスシステム。 ８、特許請求範囲第３項記載の情報サービスシステムに
   おいて、前記販売情報源が、提供者から入力された販売
   情報に、ジヤンルを識別するための第２コードを付加し
   てデータ通信網に送出する手段を有し、前記情報販売装
   置が、販売情報に付加されてきた上記第２コードを販売
   情報の一部とともに表示する手段を有することを特徴と
   する情報サービスシステム。 ９、特許請求範囲第３項記載の情報サービスシステムに
   おいて、前記販売情報源が、提供者から入力された販売
   情報にその提供者を識別するための第１のコードと販売
   価格を付加して該データ通信網に送出する手段を有し、
   前記情報販売装置が、上記第１コードごとに販売情報の
   売上金額を記憶するための手段と、販売情報に付加され
   てきた販売価格を表示するための手段と、上記販売価格
   と該購入者により投入された貨幣の金額との比較を行う
   時、上記販売価格を販売情報の価格として比較する手段
   と、購入者から指定された販売情報を記憶媒体に書き込
   む時に、上記第１コードに対応して記憶してある該売上
   金額を、上記販売価格に基づいて更新する手段と、該売
   上金額を上記データ通信網に出力する手段とを有するこ
   とを特徴とする情報サービスシステム。 １０、特許請求範囲第９項記載の情報サービスシステム
   において、前記情報販売装置が、前記第１コードごとの
   売上金額を前記データ通信網に出力した後、記憶してい
   る売上金額を０にする手段を有することを特徴とする情
   報サービスシステム。 １１、特許請求範囲第５項記載の情報サービスシステム
   において、前記情報販売装置が、第１の販売価格の上限
   値と下限値の少なくとも一つを記憶する手段と、該デー
   タ通信網から販売情報を受信する時に、上記販売情報に
   付加されている第２の販売価格が上記第１の販売価格の
   上限値以下、或いは、下限値以上か否かを識別する手段
   と、上記第２の販売価格が上記第１の販売価格の上限以
   下、或いは、下限以上の場合のみ上記販売情報を記憶す
   る手段とを有することを特徴とする情報サービスシステ
   ム。 １２、特許請求範囲第６項記載の情報サービスシステム
   において、前記情報販売装置が、販売情報提供者を示す
   第２のコードを記憶する手段と、前記データ通信網から
   販売、情報を受信する時に、上記販売情報に付加されて
   いる前記第１コードが上記第２のコードと同じか否かを
   識別する手段と、上記第１のコードが上記第２のコード
   と同じである場合のみ、上記販売情報を記憶するための
   手段とを有することを特徴とする情報サービスシステム
   。 １３、特許請求範囲第８項記載の情報サービスシステム
   において、前記情報販売装置が、販売情報のジヤンルＮ
   ｏ．を示す第３のコードを少なくとも一つ記憶する手段
   と、該データ通信網から販売情報を受信する時に、販売
   情報に付加されている前記第２のコードが上記第３のコ
   ードと同じか否かを識別する手段と、上記販売情報に付
   加されている第２のコードが上記第３のコードと同じ場
   合のみ、該販売情報を記憶する手段を有することを特徴
   とする情報サービスシステム。 １４、特許請求範囲第３項記載の情報サービスシステム
   において、前記販売情報源が、販売情報にその履歴を表
   わすバージヨンコードを付加して該データ通信網に送出
   する手段を有し、前記情報販売装置が、該データ通信網
   から受信した第１の販売情報を記憶する際に、上記第１
   の販売情報に付加されてきた第１のバージヨンコードを
   上記第１の販売情報とともに記憶する手段と、該データ
   通信網から第２の販売情報を受信したとき、上記第２の
   販売情報に付加されてきた第２のバージヨンコードと、
   第１のバージヨンコードとを比較して販売情報の新旧を
   判断する手段と、上記第２の販売情報が、既に記憶され
   ている第１の販売情報より新しい場合、既に記憶されて
   いる上記第１の販売情報を消去し、代わりに上記第２の
   販売情報をそれに付加されてきた第２のバージヨンコー
   ドとともに記憶する手段とを有することを特徴とする情
   報サービスシステム。 １５、特許請求範囲第３項記載の情報サービスシステム
   において、前記販売情報源が、提供者から入力された販
   売情報にその履歴を表わすバージヨンコードを付加して
   該データ通信網に送出する手段を有し、前記情報販売装
   置が、該データ通信網から受信した第１の販売情報を記
   憶する際に、該第１の販売情報に付加されてきた第１の
   バージヨンコードを販売情報とともに記憶する手段と、
   該データ通信網から第２の販売情報を受信したとき、第
   ２の販売情報に付加されてきた第２のバージヨンコード
   と、上記第１のバージヨンコードとを比較して販売情報
   の新旧を判断する手段と、上記第２の販売情報が、上記
   第１の販売情報より新しい場合、上記第１の販売情報の
   販売価格を割り引く手段とを有することを特徴とする情
   報サービスシステム。 １６、特許請求範囲第１項記載の情報サービスシステム
   において、前記情報販売装置は、購入者に指定された販
   売情報を、前記記憶媒体に書き込むとき、該記録媒体に
   空エリアが存在するか否かを検出する手段を有し、該記
   憶媒体に空きエリアが存在する場合は、上記販売情報を
   該記憶媒体に電子的に書き込み、空きエリアが存在しな
   い場合は、該記憶媒体への書き込みを中止するようにし
   たことを特徴とする情報サービスシステム。 １７、データ通信網を介して相互に接続される販売情報
   源と情報販売装置と情報販売管理装置とからなる情報サ
   ービスシステムにおいて、上記情報販売管理装置は、該
   情報販売装置に記憶されている売上金額を収集する場合
   に、売上収集メッセージを、それぞれの情報販売装置に
   送出する手段と、その情報販売装置からの売上金額を受
   信する手段と、受信した売上金額を記憶する手段とを有
   し、前記情報販売装置は、該データ通信網より上記売上
   収集メッセージを受信したとき、記憶されている売上金
   額を上記販売管理装置に送出する手段を有することを特
   徴とする情報サービスシステム。 １８、特許請求範囲第１７項記載の情報サービスシステ
   ムにおいて、前記情報販売装置が、前記売上金額を送出
   した後、記憶している該売上金額の値を０にする手段を
   有することを特徴とする情報サービスシステム。 １９、情報源と、衛星通信網を介して接続される複数の
   情報販売装置とからなる情報サービスシステムにおいて
   、上記情報源は、販売情報を上記複数の情報販売装置に
   同時に送信するための手段を有し、上記情報販売装置は
   、衛星通信網から入力される販売情報を受信する手段と
   、受信した販売情報を記憶するための手段と、記憶され
   た販売情報の種類と販売価格とを表示する手段と、購入
   者が上記販売情報の１つを指示するための手段と、購入
   者から代金を受けとるための手段と、所定の記憶媒体に
   、上記指定された販売情報を電子的に書き込み、購入者
   に提供する手段とを有することを特徴とする情報サービ
   スシステム。 ２０、特許請求範囲第１項記載の情報サービスシステム
   において、前記記録媒体は、該記録媒体に書きこまれた
   販売情報を読み出し表示する情報表示装置に適合したメ
   モリカードであることを特徴とする情報サービスシステ
   ム。 ２１、データ通信網を介して相互に接続される販売情報
   源と情報販売装置とからなる情報サービスシステムにお
   いて、上記情報販売装置は、上記販売情報源からデータ
   通信網を介して受信した販売情報を記憶するための手段
   と、購入者が上記販売情報の１つを指定するための手段
   と、購入者から代金を受けとるための手段と、上記指定
   された販売情報を購入者が保持する表示装置内のメモリ
   に電子的に書き込む手段とを有することを特徴とする情
   報サービスシステム。