JPS62144672A - ソリツドゴルフボ−ル - Google Patents

ソリツドゴルフボ−ル

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Publication number
JPS62144672A
JPS62144672A JP60285648A JP28564885A JPS62144672A JP S62144672 A JPS62144672 A JP S62144672A JP 60285648 A JP60285648 A JP 60285648A JP 28564885 A JP28564885 A JP 28564885A JP S62144672 A JPS62144672 A JP S62144672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
golf ball
carbon black
surface area
oil absorption
solid golf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60285648A
Other languages
English (en)
Inventor
町田 守久
邦夫 影山
猪俣 好弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP60285648A priority Critical patent/JPS62144672A/ja
Publication of JPS62144672A publication Critical patent/JPS62144672A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は反撥弾性、コンプレッション(硬度)および耐
久性が均衡してすぐれると共に、とりわけ高い強度を具
備したソリッドゴルフボールに関するものである。
〔従来技術〕
ゴルフボールには飛球性、フィーリング性(打撃感、グ
リップなど)および耐久性などの種々の機能が要求され
るが、これらの機能の多くは、ボール自体を構成する各
部材が持つ特性、たとえば反撥弾性、硬度および衝撃特
性などに依存する。
しかし、これらのボール特性において配合設計上、ゴル
フボール機能と背反性を有するものが少なくないため、
これらのバランスをたくみに調整することが重要な要素
であるとともに、ゴルフボールの性能を改善する上で大
きな制約となっていた。
さらに実用レベルの硬度と高反(n弾性を保持したまま
、破壊強度を向上させることも困難な課題とされており
、そのためには素材としてのゴムに配合する共架橋剤や
開始剤などの選択が、従来から数多く試みられている。
しかしながらソリッドゴルフポールの場合に、たとえば
反1B弾性の向上をはかると強度の低下を招いたり、ま
た反撥弾性と強度の両者を共に向上し得たとしても、逆
に硬度が低下するなど、ある特性の改善にともなって他
の特性の犠牲を招くため、満足すべき十分なゴルフボー
ル性能を得ることが困難であった。
〔発明の目的〕
そこで本発明者らは、これまでそのすべてを満足せしめ
ることが困難であった反撥弾性、硬度および耐久性が均
衡してずぐれ、しかも高い強度を具備したソリッドゴル
フボールの取得を目的として鋭意検討した結果、従来シ
リカや硫酸バリウムなどと同様にゴルフポール素材であ
るゴム組成物に対する重量調整剤として用いられている
カーボンブラックの性状に着目し、これを特定化するこ
とにより、上記目的が効果的に達成できることを見出し
、本発明に到達した。
〔発明の構成〕
すなわち本発明は、ゴム組成物100重量部に対し、B
ET比表面積が90nr/g以下で、かつジブチルツク
レート(以下DBPと略称する。)吸油量が140m 
l!/100 g以下のカーボンブラックを15〜50
重量部配合した組成物によりコアを構成したことを特徴
とするソリッドゴルフポールを提供するものである。
本発明で用いるゴム組成物とは、ゴムに対し共架橋剤、
金属酸化物および開始剤の必要量、およびさらに必要に
応じて老化防止剤などの添加剤を配合し、調整した組成
物を意味する。
ここでゴムとしては、たとえばシス−1,4ポリブタジ
エンを単独で用いることが好ましいが、必要に応じて、
従来からのソリッドゴルフボール用基材として用いられ
ているゴム成分、たとえば天然ゴム、イソプレンゴムお
よびスチレン−ブタジェンゴムなども適宜配合してもよ
い。
共架橋剤としては、たとえばα、β−エチレン性不飽和
カンボン酸またはその金属塩などが好適に用いられる。
α、β−エチレン性不飽和カンボン酸としては、アクリ
ル酸およびメタクリル酸などが、また、その金属塩とし
ては、アクリル酸亜鉛およびメタクリル酸亜鉛などが挙
げられる。
金属酸化物としては、酸化亜鉛が好適であり、これはと
くに上記共架橋剤としてアクリル酸またはメタクリル酸
を使用する場合、組合せて用いられる。
開始剤としては、たとえばジクミルパーオキサイドなど
の有機過酸化物が好ましく用いられる。
本発明で用いるカーボンブラックはそのBET比表面積
、DBP吸油量およびゴム組成物に対する配合量が特定
の条件を満たしていることが重要である。
まずBET比表面積は、90 rd /gg以下好まし
くは80nf/g以下であることが、またDBP吸油量
は14軸ρ/100 g以下、好ましくは125m l
! /100g以下であることが必要である。BET比
表面積およびDBP吸油量が夫々90rd7gおよび1
40m1 /100 gを越えるカーボンブラックを用
いる場合には、ゴムとの相溶性が良好となって、両成分
が一体化した挙動を示し、カーボンブラックの持つすぐ
れた補強効果がより有効に発揮されて高強度を示すこと
になるが、反面ゴムの持つ高い反撥性能が阻害され、ポ
ールの反撥弾性や硬度が低下するために好ましくない。
ここでBET比表面積とは、ASTM、D−3037に
したがって窒素吸着から測定され、rrr7gで表現さ
れるカーボンブラックの比表面積である。
また、DBP吸油量とはJIS、に6221により測定
されるカーボンブラックのDBP吸油量を表わし、カー
ボンブラックのストラフチャーを評価するものである。
通常100gあたりの吸油量、111 /100 gで
表現される。
次にカーボンブラックの配合量は、基材であるゴム組成
物100重量部に対し15〜50重量部、好ましくは2
0〜40重量部の範囲に制限される。
カーボンブラックの配合量が15重量部未満では硬度お
よび強度が不十分であり、また50重量部を越えると強
度の低下が著しくなるため好ましくない。
上述のゴム組成物とカーボンブラックとの配合組成物か
らコアを形成する方法としては、たとえば有機過酸化物
(開始剤)を除いて、それぞれの配合成分を配合し、均
質に混練した後、それに先に除いておいた有機過酸化物
を加えてさらに混練し、加圧下で加熱加硫して一体成形
する方法が挙げられる。このようにして形成したコアに
カバーを被せることにより二重構造を有するソリッドゴ
ルフボールを製造することができる。カバーの材質とし
ては、バラタ、ポリウレタン、ナイロン、アイオノマー
等が挙げられるが、特に限定されるものではない。通常
は、アイオノマーを約1.0〜3.0鶴の厚さで使用す
る。なお、上述のゴム組成物とカーボンブラックとの配
合組成物はツーピースゴルフボールのみならず、スリー
ピース以上の多層構造のソリッドゴルフボール等のコア
に利用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のソリッドゴルフボールは
反撥弾性、硬度および耐久性が均衡してすぐれると共に
、とりわけ高い強度を具備したものであり、高機能ゴル
フボールとしての適用が大いに期待される。
〔実施例〕
ポリブタジェン(ゴム)、アクリル酸亜鉛(共架橋剤)
、亜鉛華(金属酸化物)、シリカ(重量調整剤〜標準用
)、老化防止剤、ジクミルパーオキシド(開始剤)およ
び種々の性状を有する5種のカーボンブラックを第1表
に示した割合(重量部)で配合した組成物を調整した。
これらの組成物の調整は、ニーダ−の如き通常の密閉型
混合機等により、ジクミルパーオキサイドを除く配合成
分を5〜10分間混合した後、これにジクミルパーオキ
サイドを50〜70℃で混合することによって行なった
得られた未加硫コンパウンドの板状シートをコア用金型
により140〜160℃で20〜30分加硫し、固化さ
せてコアを形成した。このコアを射出成形法または圧縮
成形法によりアイオノマーで被覆し、ツーピースゴルフ
ボールを得た。これらのゴルフボールの物性(コンプレ
ッション指数、反撥弾性指数および耐久性指数)を次の
基準にしたがって測定した結果を第1表に併せて示す。
コンプレッション指数: 2.54m圧縮時の強力を測
定し、標準例1を100とした指数で表示。
反撥弾性指数: JIS J7005に準拠。20℃、
120■の高さから落下させて反撥した高さ を測定し、標準例1を100とした指数で表示。
耐久性指数:破壊にいたるまでの圧縮強度を測定し、標
準例1を100とした指数で表示。
(本頁以下余白) 表1から明らかなように、カーボンブラックとして、本
発明の要件を満たすHAF (BET比表面積;79r
+?/g、 DBP吸油量;I02+nβ/100g)
 。
FEF (BET表面積;42M/g、DBP吸油量;
 105m (t /100g)およびSRF (BE
T比表面積: 22n?/g、  D B P吸油量:
63m 12 /100g)を配合した実施例1〜5の
ゴルフボールは、標準例1に比べて良好なコンプレッシ
ョンおよび反撥性能を有すると共に、きわめてすぐれた
耐久性を保有していることが判る。また、BET比表面
積の大きいSAF (BET比表面積H163rrr/
g、  DBP吸油量; 116m 7!/100g)
を配合した比較例1〜4では、配合量を変量しても耐久
性は向上するもののコンプレッションが顕著に低く、実
用に供し得ない。
比較例5はSRF (BET比表面積:22M/g+D
BP吸油量;63m j! /100g)を少量配合、
比較例6は多量配合したものであるが、いずれも耐久性
の低下が大きい。
また、比較例7は吸油量の大きいカーポンプラックHA
F−VH3(BET比表面積、88rrr/g、DBP
吸油量F 150m l /100g)を配合したもの
であるが、耐久性は向上するものの、コンプレッション
が低下してしまう。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゴム組成物100重量部に対し、BET比表面積が90
    m^2/g以下で、かつジブチルフタレート吸油量が1
    40ml/100g以下のカーボンブラックを15〜5
    0重量部配合した組成物によりコアを構成したことを特
    徴とするソリッドゴルフボール。
JP60285648A 1985-12-20 1985-12-20 ソリツドゴルフボ−ル Pending JPS62144672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60285648A JPS62144672A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 ソリツドゴルフボ−ル

Applications Claiming Priority (1)

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JP60285648A JPS62144672A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 ソリツドゴルフボ−ル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62144672A true JPS62144672A (ja) 1987-06-27

Family

ID=17694253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60285648A Pending JPS62144672A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 ソリツドゴルフボ−ル

Country Status (1)

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JP (1) JPS62144672A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0394782A (ja) * 1989-09-08 1991-04-19 Bridgestone Corp ソリッドゴルフボール及びその製造方法
JPH05220239A (ja) * 1992-02-17 1993-08-31 Toray Ind Inc ゴルフボール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0394782A (ja) * 1989-09-08 1991-04-19 Bridgestone Corp ソリッドゴルフボール及びその製造方法
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