JPH0884788A - 糸巻きゴルフボール - Google Patents

糸巻きゴルフボール

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JPH0884788A
JPH0884788A JP6252815A JP25281594A JPH0884788A JP H0884788 A JPH0884788 A JP H0884788A JP 6252815 A JP6252815 A JP 6252815A JP 25281594 A JP25281594 A JP 25281594A JP H0884788 A JPH0884788 A JP H0884788A
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rubber
center
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thread
metal salt
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JP6252815A
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Mikio Yamada
幹生 山田
Kazue Sugimoto
和重 杉本
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センターカバー内に液体を充填したリキッド
センターを用いる糸巻きゴルフボールにおいて、良好な
打球感と優れたコントロール性を保持しつつ、ボールを
高反撥弾性にして、飛距離を向上させる。 【構成】 上記リキッドセンターのセンターカバーを、
シス−1,4−ポリブタジエン10〜80重量%と天然
ゴムまたはシスイソプレンゴム90〜20重量%との混
合物を基材ゴムとするゴム成分100重量部に対して、
メタクリル酸もしくはアクリル酸からなる不飽和カルボ
ン酸を3〜20重量部と少なくとも上記不飽和カルボン
酸と金属塩を形成する量の金属酸化物を配合するか、ま
たはメタクリル酸金属塩もしくはアクリル酸金属塩から
なる不飽和カルボン酸金属塩を不飽和カルボン酸換算で
3〜20重量部配合し、かつ開始剤として過酸化物を配
合したゴム組成物を架橋したゴム架橋物で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センターカバー内に液
体を充填したリキッドセンターを有する糸巻きゴルフボ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフボールは、大別すると糸巻きゴル
フボールとソリッドゴルフボールになる。前者の糸巻き
ゴルフボールは、打球感(打撃時のフィーリング)およ
びコントロール性が良好で、後者のソリッドゴルフボー
ルは、高反撥弾性で飛距離が大きいものの、打球感やコ
ントロール性が悪いという欠点がある。
【0003】上記糸巻きゴルフボールは、センターの周
囲に糸ゴムを延伸状態で巻き付けて糸巻きコアを形成
し、その糸巻きコア上にカバーを被覆してなるものであ
るが、この糸巻きゴルフボールのセンターには、溶液状
またはペースト状の液体をセンターカバーと呼ばれるゴ
ム製の袋内に充填したリキッドセンターと、高反撥弾性
のゴム架橋物からなるソリッドセンターとの2種類があ
る。
【0004】このうち、ソリッドセンターは、作製が容
易で、かつ比較的安価であり、主として中級から上級ゴ
ルファー用の糸巻きゴルフボールのセンターとして使用
されている。
【0005】これに対して、リキッドセンターを用いた
糸巻きゴルフボールは、通常のソリッドゴルフボールに
比べてはもとより、上記ソリッドセンターを用いた糸巻
きゴルフボールに比べても、打球感が良好で、かつコン
トロール性が優れていることから、プロやトップアマの
ような最上級ゴルファーに好まれている。しかし、この
リキッドセンターを用いた糸巻きゴルフボールは、製造
がむつかしいため、リキッドセンターは最高級の糸巻き
ゴルフボールにのみ適用されているのが現状である。
【0006】ここで、リキッドセンターとそのリキッド
センターを用いた糸巻きゴルフボールの製造方法につい
て説明すると、次の通りである。
【0007】まず、リキッドセンターの作製は、センタ
ーカバー内に充填する液体を冷媒で冷やした金型内に注
入し、冷凍して球形芯を作製し、この球形芯に架橋によ
りセンターカバーとなる未架橋のゴム袋をかぶせ、金型
で加熱架橋成形するか、あるいはセンターカバーとなる
架橋済みゴム袋の中に液体を注射器などで注入し、その
注射跡を封止することによって行われる。
【0008】そして、上記のようにして作製されたリキ
ッドセンターを冷凍し、リキッドセンターが硬くて形状
保持性を有する状態にして、その周囲に糸ゴムを延伸状
態で巻き付けて糸巻きコアを作製し、その糸巻コアの周
囲をカバーで被覆し、要すれば、その表面にペイント塗
装を施すことによって、糸巻きゴルフボールが製造され
る。
【0009】このリキッドセンターを用いて製造された
糸巻きゴルフボールは、打球感が良好で、かつコントロ
ール性が優れているという特性を有するものの、リキッ
ドセンターの反撥弾性がソリッドセンターの反撥弾性よ
り低いため、飛距離が小さくなり、飛距離を重視するア
ベレージゴルファーからは必ずしも好まれない傾向があ
る。そのため、高反撥弾性で飛距離の大きい糸巻きゴル
フボールとするには、高反撥弾性の糸ゴムを使用する必
要があり、コストアップを招くことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、リキッ
ドセンターを用いた糸巻きゴルフボールは、打球感が良
好で、かつコントロール性が優れているという特性を有
するものの、飛距離が他のゴルフボールに比べて劣るた
め、飛距離を重視するアベレージゴルファからは必ずし
も好まれないという傾向がある。
【0011】したがって、本発明は、リキッドセンター
を用いた糸巻きゴルフボールの有する良好な打球感や優
れたコントロール性を保持しつつ、かつ初速制限範囲内
で、アベレージゴルファーにも好まれる飛距離の大きい
糸巻きゴルフボールを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意研究を重ねた結果、リキッドセンタ
ーのセンターカバーを、シス−1,4−ポリブタジエン
に天然ゴムまたはシスイソプレンゴムを混合(ブレン
ド)した混合物を基材ゴムとするゴム成分に架橋剤とし
てメタクリル酸亜鉛などのメタクリル酸金属塩またはア
クリル酸亜鉛などのアクリル酸金属塩からなる不飽和カ
ルボン酸金属塩と、開始剤として過酸化物を含有させた
ゴム組成物を架橋したゴム架橋物で形成するときは、良
好な打球感や優れたコントロール性を保持しつつ、高反
撥弾性で飛距離の大きい糸巻きゴルフボールが得られ、
上記目的を容易に達成できることを見出し、本発明を完
成するにいたった。
【0013】本発明において、リキッドセンターのセン
ターカバーを形成するためのゴム組成物のゴム成分の基
材ゴムとしては、シス−1,4−ポリブタジエン10〜
80重量%と天然ゴムまたはシスイソプレンゴム90〜
20重量%との混合物(ブレンド物)が用いられる。そ
して、センターカバー形成用のゴム組成物は、上記シス
−1,4−ポリブタジエンと天然ゴムまたはシスイソプ
レンゴムとの混合物を基材ゴムとするゴム成分に、メタ
クリル酸またはアクリル酸からなる不飽和カルボン酸ま
たはその金属塩と、開始剤として過酸化物を配合し、そ
の他必要に応じ、酸化亜鉛などの金属酸化物、重量調整
剤としての硫酸バリウム、炭酸カルシウムなどの充填剤
を配合することによって調製される。
【0014】本発明の糸巻きゴルフボールにおけるリキ
ッドセンターのセンターカバーは、上記のようにシス−
1,4−ポリブタジエンと天然ゴムまたはシスイソプレ
ンゴムとの混合物を基材ゴムとするゴム成分を、過酸化
物を開始剤としたメタクリル酸金属塩またはアクリル酸
金属塩からなる不飽和カルボン酸金属塩で架橋したゴム
架橋物で形成することに特徴があり、それによって、従
来のイオウ加硫したゴム加硫物で形成したセンターカバ
ーより、高反撥弾性で、大きな飛距離を生み出すことに
なる。
【0015】上記ゴム成分の基材ゴムにおいて、シス−
1,4−ポリブタジエンを10〜80重量%とし、天然
ゴムまたはシスイソプレンゴムを90〜20重量%とす
るのは、シス−1,4−ポリブタジエンが10重量%よ
り少ない場合は、高反撥弾性が得られず、シス−1,4
−ポリブタジエンが80重量%より多くなると、成形性
が悪くなり、センターカバーの作製がむつかしくなるか
らである。これらの特に好ましい割合は、シス−1,4
−ポリブタジエンが15〜60重量%で、天然ゴムまた
はシスイソプレンゴムが85〜40重量%である。そし
て、センターカバー形成用のゴム組成物のゴム成分は、
上記シス−1,4−ポリブタジエンと天然ゴムまたはシ
スイソプレンゴムとの混合物からなる基材ゴムのみで構
成してもよいし、また上記基材ゴムに他のゴムを混合し
た混合物で構成してもよい。そのような他のゴムとして
は、例えば、スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピ
レンジエンゴム(EPDM)、上記シス−1,4−ポリ
ブタジエン以外のブタジエンゴム、ブチルゴムなどが挙
げられる。ただし、上記基材ゴムに他のゴムを混合して
ゴム成分を構成する場合は、上記基材ゴムがゴム成分中
の80重量%以上を占めていることが好ましい。
【0016】架橋剤となるメタクリル酸金属塩またはア
クリル酸金属塩からなる不飽和カルボン酸金属塩として
は、メタクリル酸亜鉛、アクリル酸亜鉛、メタクリル酸
マグネシウム、メタクリル酸カルシウムなどが好適なも
のとして例示されるが、このメタクリル酸金属塩または
アクリル酸金属塩からなる不飽和カルボン酸金属塩はゴ
ム組成物の調製時にはメタクリル酸またはアクリル酸か
らなる不飽和カルボン酸と酸化亜鉛、酸化マグネシウ
ム、酸化カルシウムなどの金属酸化物として配合し、ゴ
ム組成物中でメタクリル酸亜鉛、アクリル酸亜鉛、メタ
クリル酸マグネシウム、メタクリル酸カルシウムなどが
形成されるようにしてもよい。また、上記メタクリル酸
金属塩またはアクリル酸金属塩からなる不飽和カルボン
酸金属塩は、単独でもよいし、2種以上の混合物であっ
てもよい。
【0017】ゴム成分に対するメタクリル酸金属塩また
はアクリル酸金属塩からなる不飽和カルボン酸金属塩の
配合量は、メタクリル酸またはアクリル酸からなる不飽
和カルボン酸の量として規定すると、ゴム成分100重
量部に対して3〜20重量部である。これをメタクリル
酸金属塩またはアクリル酸金属塩からなる不飽和カルボ
ン酸金属塩の量として表すと、ゴム成分100重量部に
対してメタクリル酸金属塩またはアクリル酸金属塩から
なる不飽和カルボン酸金属塩が4〜40重量部である。
そして、メタクリル酸またはアクリル酸からなる不飽和
カルボン酸として配合する場合は、そのメタクリル酸ま
たはアクリル酸からなる不飽和カルボン酸と反応して金
属塩を形成するために酸化亜鉛や酸化マグネシウム、酸
化カルシウムなどの金属酸化物を配合することが必要で
あり、また、この酸化亜鉛や酸化マグネシウム、酸化カ
ルシウムなどの金属酸化物は重量調整用の充填剤として
も働くので、その両作用を兼ねて、酸化亜鉛や酸化マグ
ネシウム、酸化カリウムなどの金属酸化物はゴム成分1
00重量部に対して5〜100重量部配合するのが好ま
しい。
【0018】また、架橋剤をメタクリル酸金属塩または
アクリル酸金属塩からなる不飽和カルボン酸金属塩とし
て配合するときは、酸化亜鉛などの金属酸化物はゴム成
分100重量部に対して5〜30重量部が好ましい。
【0019】上記のように、メタクリル酸またはアクリ
ル酸からなる不飽和カルボン酸として配合するときは、
ゴム成分100重量部に対して3〜20重量部必要であ
り、メタクリル酸金属塩またはアクリル酸金属塩からな
る不飽和カルボン酸金属塩として配合するときは、ゴム
成分100重量部に対して4〜40重量部必要である
が、上記不飽和カルボン酸または不飽和カルボン酸金属
塩の配合量が上記範囲より少ない場合は、硬さがでにく
く、補強性が少ないので、耐久性が低下し、また上記範
囲より多い場合は、硬くなりすぎて、打球感を損なうお
それがある。好ましくはメタクリル酸またはアクリル酸
からなる不飽和カルボン酸がゴム成分100重量部に対
して5〜18重量部で、メタクリル酸金属塩またはアク
リル酸金属塩からなる不飽和カルボン酸金属塩の場合は
ゴム成分100重量部に対して7.5〜27重量部であ
る。
【0020】過酸化物としては、例えばジクミルパーオ
キサイド、1,1−ビス−3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサンなどが用いられ、これらの過酸化物はゴム成
分100重量部に対して0.3〜3重量部配合すること
が好ましい。過酸化物の配合量が上記範囲より少ない場
合は、硬さが不足し、耐久性などが低下し、上記範囲よ
り多くなると、硬くなりすぎて、打球感を損なうおそれ
がある。
【0021】このリキッドセンターのセンターカバー用
のゴム組成物には、上記ゴム成分、架橋剤、過酸化物な
ど以外にも、色粉、しゃつかい剤、ステアリン酸亜鉛な
どを配合してもよい。
【0022】リキッドセンターのセンターカバー内に充
填する液体としては、従来同様のものを用いることがで
き、例えば、水、水に塩化亜鉛を溶解した溶液、水に硫
酸バリウムを分散させたペーストなどが用いられる。
【0023】代表的なリキッドセンター用のペーストを
例示すると、例えば次のものが挙げられる。 水 88重量部 グリセリン 12重量部 クレー 20重量部 硫酸バリウム 50〜150重量部
【0024】硫酸バリウムの量を適宜変え、ペーストの
比重を適宜調整するが、通常、ペーストの比重は1.1
以上、特に1.3以上が好ましい。
【0025】リキッドセンターを作製する際のセンター
カバー用ゴム組成物の架橋は、150〜160℃で15
〜30分間程度の加熱で行われ、センターカバーの厚み
は1〜3mm、特に1.5〜2mmが好ましい。そし
て、架橋後のセンターカバーの硬度はJIS−A型硬度
計による硬度で40〜60が好ましい。リキッドセンタ
ーの大きさは、従来と同様でよく、通常、25〜34m
m、好ましくは27〜32mmである。
【0026】糸巻きゴルフボールとするには、このリキ
ッドセンターの周囲に糸ゴムを延伸状態で巻き付けて糸
巻きコアを作製し、その糸巻きコア上にカバーを被覆す
る。糸ゴムとしては、従来同様のものを用いることがで
きる。その代表的なものを例示すると、例えば、天然ゴ
ムまたはシスイソプレンゴムあるいはそれらのブレンド
ゴム製で、巾0.4〜0.6mm、厚さ0.13〜0.
16mmの高弾性の糸ゴムが用いられる。
【0027】カバーにはバラタ系カバー、アイオノマー
樹脂を主材とする樹脂系カバーのいずれも用いることが
できる。バラタ系カバー用組成物の代表的な一例を示す
と、例えば次の通りである。
【0028】バラタ系カバー用組成物: エラストマー 90重量部 天然ゴム 10重量部 充填剤 18重量部 イオウ+促進剤 2重量部
【0029】上記エラストマーには、合成トランスポリ
イソプレン、ガッタパーチャ、バラタ(トランスポリイ
ソプレン)、ハイスチレンレジン、1,2−ポリブタジ
エン、トランスポリブタジエンなどが挙げられる。現
在、最も汎用されているエラストマーは、クラレ社製の
合成トランスポリイソプレン(商品名:TP−301)
である。そして、カバーの好ましい硬度はJIS−C型
硬度計で測定した硬度で70〜85である。
【0030】糸巻きコアにカバーを被覆する方法として
は、従来同様に、カバー用組成物をあらかじめ半球殻状
のハーフシェルに成形し、それを2枚用いて糸巻きコア
を包み、金型で加圧成形するか、またはカバー用組成物
を直接糸巻きコア上に射出成形してコアを包み込む方法
を採用することができる。カバーの厚みは通常1〜4m
m程度である。そして、カバー成形時、必要に応じて、
ボール表面にディンプルの形成が行われ、また、ペイン
ト仕上げ、スタンプなども必要に応じて施される。
【0031】つぎに、本発明の糸巻きゴルフボールの構
造を図面を参照して説明する。図1は本発明の糸巻きゴ
ルフボールの一例を模式的に示す断面図である。この図
1において、1はリキッドセンターであり、このリキッ
ドセンター1はセンターカバー1a内に液体1bを充填
したものである。上記センターカバー1aはシス−1,
4−ポリブタジエンと天然ゴムまたはシスイソプレンと
の特定割合の混合物を基材ゴムとするゴム組成物を架橋
したゴム架橋物で形成されていて、その詳細は前記した
通りである。そして、上記液体1bとしては水、溶液あ
るいはペーストなどが用いられる。
【0032】2は糸ゴムであり、この糸ゴム2は上記リ
キッドセンター1の周囲に延伸状態で巻き付けたもので
あり、3はカバーで、このカバー3は上記リキッドセン
ター1と糸ゴム2からなる糸巻きコアを被覆している。
そして、このカバー3には、ディンプル3aが適数個設
けられている。
【0033】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
【0034】実施例1〜2および比較例1〜2 表1に示す配合組成のセンターカバー用ゴム組成物およ
び表2に示す配合組成のペーストを用い、リキッドセン
ターを作製した。なお、表1中の配合量は重量部による
ものである。
【0035】
【表1】 ※1:日本合成ゴム社製JSR01(商品名) ※2:クラレ社製IR−2200(商品名) ※3:N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジル・スルフェンアミド
【0036】
【表2】
【0037】リキッドセンターの作製にあたっては、ま
ず、表2に示すペーストを冷媒で冷却した金型内に流し
込み、冷凍して直径約27mmの球形芯を作製した。
【0038】つぎに、表1に示す4種類のセンターカバ
ー用ゴム組成物をそれぞれシート状に成形し、そのシー
トを上記の冷凍球形芯にカバリングし、打ち抜き、それ
を金型内に入れ、155℃で30分間加熱圧縮成形して
直径約31mmのリキッドセンターをそれぞれ12個ず
つ作製した。
【0039】つぎに、各リキッドセンターを冷凍し、上
記リキッドセンターに糸ゴムを外径が約39.6mmに
なるまで巻き付けて糸巻きコアを作製し、その糸巻きコ
アにバラタ系カバーを被覆し、ペイント塗装して、外径
42.7mmの糸巻きゴルフボールを作製した。使用し
た糸ゴムは、天然ゴムとイソプレンゴムとのブレンド比
30:70(重量比)のブレンドゴム製で、厚み0.5
mm、巾1.5mmのものであり、また、カバー用組成
物は表3に示す通りである。
【0040】
【表3】 ※4:商品名、クラレ社製の合成トランスポリイソプレン
【0041】上記のようにして作製した実施例1〜2お
よび比較例1〜2の糸巻きゴルフボールについて、ボー
ル重量、圧縮変形量、ボール初速、スピン、飛距離(キ
ャリーおよびトータル)、耐久性および打球感を調べ
た。その結果を表4に示す。
【0042】なお、圧縮変形量、ボール初速、スピン、
飛距離、耐久性の測定方法および打球感の評価方法は下
記に示す通りである。
【0043】圧縮変形量:ボールに初荷重10kgをか
けたときから終荷重130kgをかけたときまでの変形
量を測定する。表4には、その結果を12個の平均値で
示す。
【0044】ボール初速:回転ホイール式ボール初速測
定機(米国特許第3509736号明細書に準拠した測
定機)にて、ボールをヘッドスピード180ft/sで
打撃した時のボール初速を測定する。表4には、その結
果を12個の平均値で示す。測定温度は23℃である。
【0045】スピン:ツルーテンパー社製スイングロボ
ットを用い、ウッド1番クラブでボールをヘッドスピー
ド45m/sで打撃し、打撃されたボールを写真撮影し
て求める。表4には、その結果を12個の平均値で示
す。
【0046】飛距離:ツルーテンパー社製のスイングロ
ボットを用い、ウッド1番クラブでボールをヘッドスピ
ード45m/sで打撃して飛距離を測定する。表4に
は、その結果を12個の平均値で示す。キャリーは落下
点までの距離、トータルはキャリーにラン(ころがった
分)を加えた距離である。
【0047】耐久性:エアガン式ボール耐久性試験機
(エアガンによりボールを発射し、剛体平板に衝突させ
る方式の耐久性試験機)により、ボールを50m/sの
スピードでエアガンにより繰り返し発射して剛体平板に
衝突させ、ボールのセンターカバーが破裂するまでの回
数を記録する。各ボールを12個ずつテストし、発射回
数100回までにセンターカバーが破裂したボール個数
を記録する。表4には、試験に供した全ボール個数を分
母に、センターカバーが破裂したボール個数を分子に示
す態様で表示する。
【0048】打球感:プロ10人によりボールをウッド
1番クラブにより実打して調べる。
【0049】
【表4】
【0050】比較例1のゴルフボールは、従来のリキッ
ドセンターを用いた糸巻きゴルフボールに相当するゴル
フボールであり、比較の基準となるものであるが、表4
に示すように、実施例1〜2のゴルフボールは、比較例
1のゴルフボールに比べて、飛距離が大きく、かつ耐久
性が優れていた。また実施例1〜2のゴルフボールは、
比較例1のゴルフボールより、ボール初速が大きくなっ
ているが、それでも規格値上限の255ft/s以下に
とどまっていた。
【0051】また、実施例1〜2のゴルフボールは、打
球感が良好であり、スピンが大きく、スピン性能も良好
であって、比較例1のゴルフボールと同等の優れたコン
トロール性を保持しており、高反撥化に伴う打球感やコ
ントロール性の低下は認められなかった。
【0052】これに対し、比較例2のゴルフボールは、
飛距離や耐久性は良好であるが、メタクリル酸の配合量
が多いため、きわめて硬いセンターカバーに仕上がり、
そのため、打球感が石のように感じられるほど硬いフィ
ーリングになり、好ましくなかった。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、リキ
ッドセンターを用いる糸巻きゴルフボールにおいて、良
好な打球感や優れたコントロール性を保持しつつ、ボー
ルを高反撥弾性にして、飛距離の大きい糸巻きゴルフボ
ールを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糸巻きゴルフボールの一例を模式的に
示す断面図である。
【符号の説明】
1 リキッドセンター 1a センターカバー 1b 液体 2 糸ゴム 3 カバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 過酸化物としては、例えばジクミルパー
オキサイド、1,1−ビス(t−ブチルペルオキシ)
3,3,5−トリメチルシクロヘキサンなどが用いら
れ、これらの過酸化物はゴム成分100重量部に対して
0.3〜3重量部配合することが好ましい。過酸化物の
配合量が上記範囲より少ない場合は、硬さが不足し、耐
久性などが低下し、上記範囲より多くなると、硬くなり
すぎて、打球感を損なうおそれがある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターカバー内に液体を充填したリキ
    ッドセンターを有する糸巻きゴルフボールにおいて、上
    記リキッドセンターのセンターカバーが、シス−1,4
    −ポリブタジエン10〜80重量%と天然ゴムまたはシ
    スイソプレンゴム90〜20重量%との混合物を基材ゴ
    ムとするゴム成分100重量部に対して、メタクリル酸
    もしくはアクリル酸からなる不飽和カルボン酸3〜20
    重量部と少なくとも上記不飽和カルボン酸と金属塩を形
    成する量の金属酸化物を配合するか、またはメタクリル
    酸金属塩もしくはアクリル酸金属塩からなる不飽和カル
    ボン酸金属塩を不飽和カルボン酸換算で3〜20重量部
    配合し、かつ開始剤として過酸化物を配合したゴム組成
    物を架橋したゴム架橋物で形成されていることを特徴と
    する糸巻きゴルフボール。
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