JP2988872B2 - 糸巻きゴルフボール及びその製造方法 - Google Patents

糸巻きゴルフボール及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソリッドセンター
を用いた糸巻きゴルフボールに関し、さらに詳しくは、
ソリッドセンターの変形がなく、安定した品質を有する
とともに、大径かつ低硬度のソリッドセンターを有し、
大きい飛距離が得られる糸巻きゴルフボール及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】糸巻きゴルフボールは、球形のセンター
に糸ゴムを巻き付けて形成した糸ゴム球をカバーで被覆
したものであり、上記センターにはリキッドセンターと
ソリッドセンターの2種類がある。リキッドセンターは
球形のゴム製の袋に液体を封入したものであり、ソリッ
ドセンターはゴムを球形に成形したものである。糸巻き
ゴルフボールは、ツーピースボールに較べて打感がソフ
トであり、またスピン性能に優れている(スピンがかか
りやすい)ため、プロや上級者に好まれているが、飛距
離の点でツーピースボールよりも劣るとされている。
【0003】これに対し、ソリッドセンターを用いた糸
巻きゴルフボールにおいては、従来より、ソリッドセン
ターの径を大きくしたり、ソリッドセンターを低硬度に
したりすることにより、打撃時のスピン量を減少させて
飛距離の向上を図ることが提案されており、このような
糸巻きゴルフボールとして、例えば下記〜のものが
公知である。
【0004】直径30〜38mm、比重1.10以
下、圧縮強度がひずみ量で1.0〜2.0mmのソリッ
ドセンターを用いた糸巻きゴルフボール(特開昭59−
129072号)。 1.62インチサイズボールのときには外径27〜3
0mm、JIS−A硬度75〜85、重量20.5〜2
3.5gのソリッドセンター、1.68インチサイズボ
ールのときには外径28〜32mm、JIS−A硬度7
0〜80、重量17.5〜21.0gのソリッドセンタ
ーを用いた糸巻きゴルフボール(特公平4−25029
号)。 JIS−C硬度65〜90、直径33〜38mmのソ
リッドセンターを用いた糸巻きゴルフボール(特公平6
−4104号)。 1.68インチサイズボールにおいて、外径23.5
〜25.5mm、重量13.0〜15.0g、JIS−
A硬度70〜95、圧縮破壊強度450kgf以上のソ
リッドセンターを用いた糸巻きゴルフボール(特開平5
−317458号)。 油状物質を含有した架橋構造を有するゴム成分で形成
され、かつ反発弾性が90cm以上であるソリッドセン
ターを用いた糸巻きゴルフボール(特開平5−3372
17号)。 表面硬度がJIS−A硬度で60以下、500g荷重
負荷時の歪が0.5mm以上のソリッドセンターを用い
た糸巻きゴルフボール(特開平6−54930号) 油状物質を含有した架橋構造を有する内核ゴムセンタ
ー部の外側を耐油性物質で被覆してなるソリッドセンタ
ーを用いた糸巻きゴルフボール(特開平7−39607
号) 直径30〜35mm、初期荷重10kgをかけた状態
から終荷重30kgをかけたときまでの歪み量が1.2
〜2.5mmであるソリッドセンターを用いた糸巻きゴ
ルフボール(特開平7−313630号)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リキッドセンターを用
いた糸巻きゴルフボールの製造では、センターの形状保
持のためにリキッドセンターをドライアイス、液体窒素
等で凍結してから糸ゴムの巻き付けを行っている。これ
に対し、ソリッドセンターを用いた糸巻きゴルフボール
の製造では、糸ゴム巻き付け時にソリッドセンターを凍
結することは通常行われていないが、前述したように飛
距離向上を目的として低硬度のソリッドセンターを用い
る場合には、常温のソリッドセンターに糸ゴムの巻き付
けを行うとソリッドセンターが変形することがあるた
め、センターの形状保持のためにソリッドセンターをド
ライアイス、液体窒素等で凍結してから糸ゴムの巻き付
けを行っている。
【0006】しかし、低硬度のソリッドセンターを用い
た糸巻きゴルフボールの製造では、前記のごとくソリッ
ドセンターを凍結してから糸ゴムの巻き付けを行った場
合でも、糸ゴム巻き付け時にソリッドセンターの変形が
生じて品質が低下することがあり、このようなソリッド
センターの変形を防止する手段が求められていた。この
場合、本発明者らの検討によれば、ソリッドセンターが
大きく、かつ軟らかくなるにしたがい、ソリッドセンタ
ーの変形頻度が高くなり、品質の低下が生じやすくなる
ものであった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ソリッドセンターの変形がなく、安定した品質を有
するとともに、大径かつ低硬度のソリッドセンターを有
し、大きい飛距離が得られる糸巻きゴルフボール及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために、ソリッドセンターが大きく、かつ軟
らかくなるにしたがい、糸ゴム巻き付け時におけるソリ
ッドセンターの変形頻度が高くなるという前述した知見
に基づいて鋭意検討を行い、まず、ソリッドセンターの
外径、及び、ソリッドセンターの外径と硬度(具体的に
は常温時における30kg荷重時のたわみ量、以下この
たわみ量を単にソリッドセンターの硬度ということもあ
る)との関係を特定の範囲に設定することにより、糸ゴ
ム巻き付け時におけるソリッドセンターの変形を防止す
ることに想到した。さらに、本発明者らは、ソリッドセ
ンターの凍結性(凍結時における硬度、解凍しにくさ
等)の指標として、ドライアイスにより凍結したソリッ
ドセンターに常温下で50kg荷重を加えた後1分経過
時のソリッドセンターのたわみ量(以下このたわみ量を
ソリッドセンターの凍結性指標値ということもある)を
採用し、ソリッドセンターの外径と上記凍結性指標値と
の関係を特定の範囲に設定することにより、凍結したソ
リッドセンターの糸ゴム巻き付け時における変形を防止
することに想到した。この場合、凍結性指標値として凍
結したソリッドセンターに荷重を加えてから1分経過後
のたわみ量を採用しているのは、糸ゴムの巻き付けに要
する時間が約1分又はそれ以下だからであり、荷重を加
えてから1分経過後の硬度によって凍結したソリッドセ
ンターに糸ゴムを巻き付ける際のソリッドセンターの変
形し易さを評価できるからである。
【0009】より具体的には、本発明者らは、ソリッド
センターの外径をα(mm)、ソリッドセンターの常温
時における30kg荷重時のたわみ量をβ(mm)、ド
ライアイスにより凍結したソリッドセンターに常温下で
50kg荷重を加えた後1分経過時のソリッドセンター
のたわみ量をγ(mm)としたときに、αが特定の範囲
の値であり、かつαの値とβの値とが特定の関係を満た
し、しかもαの値とγの値とが特定の関係を満たすよう
なソリッドセンターを用いることにより、凍結したソリ
ッドセンターに糸ゴムを巻き付ける際のソリッドセンタ
ーの変形を防止することができ、その結果、大径かつ低
硬度のソリッドセンターを有し、かつソリッドセンター
の変形のない糸巻きゴルフボールが得られることを知見
し、本発明をなすに至ったものである。
【0010】したがって、本発明は、ソリッドセンター
に糸ゴムを巻き付けた糸ゴム球をカバーで被覆してなる
糸巻きゴルフボールにおいて、ソリッドセンターの外径
をα(mm)、ソリッドセンターの常温時における30
kg荷重時のたわみ量をβ(mm)、ドライアイスによ
り凍結したソリッドセンターに常温下で50kg荷重を
加えた後1分経過時のソリッドセンターのたわみ量をγ
(mm)としたときに、ソリッドセンターが下記式
(1)〜(3)を満たすことを特徴とする糸巻きゴルフ
ボールを提供する。 α=26〜34(mm) …(1) 10−0.25α(mm)<β<13.0−0.25α(mm) …(2) γ/α<0.11 …(3)
【0011】また、本発明は、球形のソリッドセンター
に糸ゴムを巻き付けて糸ゴム球を得た後、該糸ゴム球を
カバーで被覆して糸巻きゴルフボールを製造するに当た
り、ソリッドセンターの外径をα(mm)、ソリッドセ
ンターの常温時における30kg荷重時のたわみ量をβ
(mm)、ドライアイスにより凍結したソリッドセンタ
ーに常温下で50kg荷重を加えた後1分経過時のソリ
ッドセンターのたわみ量をγ(mm)としたときに、前
記式(1)〜(3)を満たすソリッドセンターを用いる
とともに、該ソリッドセンターを凍結してからソリッド
センターへの糸ゴムの巻き付けを行うことを特徴とする
糸巻きゴルフボールの製造方法を提供する。
【0012】本発明は、下記(a)〜(c)の技術的手
段を複合することにより、凍結したソリッドセンターへ
の糸ゴム巻き付け時におけるソリッドセンターの変形が
なく、したがって安定した品質を有するとともに、大径
かつ低硬度のソリッドセンターを備え、大きい飛距離が
得られる糸巻きゴルフボールを得るものである。 (a)ソリッドセンターの外径αを26〜34mmの範
囲の大径にすることにより、打撃時のゴルフボールのス
ピン量を減少させる。 (b)ソリッドセンターの硬度βを式(2)を満たす低
硬度範囲とすることにより、打撃時のゴルフボールのス
ピン量を減少させる。 (c)凍結性指標値γをソリッドセンターの外径αの
0.11倍以下とし、凍結したソリッドセンターに糸ゴ
ムを巻き付ける際のソリッドセンターの硬度を高くする
ことにより、糸ゴム巻き付け時におけるソリッドセンタ
ーの変形を防止する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明で用いるソリッドセンター
は、外径αが26〜34mmのものである。外径が26
mmより小さいと、低スピン化が達成されず、飛距離が
低下する。外径が34mmより大きいと、糸ゴム層が少
なくなって良好な反発性が得られなくなり、また糸ゴム
の伸張率を高めて反発性を確保しようとすると耐久性が
低下する。ソリッドセンターの外径のより好ましい範囲
は28〜34mm、特に30〜32mmである。
【0014】また、本発明で用いるソリッドセンター
は、常温時(20〜25℃程度)における30kg荷重
時のたわみ量β(mm)が[10−0.25α(m
m)]より大きく、[13.0−0.25α(mm)]
より小さいものである。βが[10−0.25α(m
m)]以下であると(センターが硬いと)、センターの
反発性が低下し、ゴルフボールの反発性が低下するとと
もに、ゴルフボールのスピン量が増加し、飛距離の低下
を招く。βが[13.0−0.25α(mm)]以上で
あると(センターが柔らかいと)、糸巻き時の変形頻度
が高くなる。βの値のより好ましい範囲は、[10.5
−0.25α]〜[12.5−0.25α]、特に[1
1.0−0.25α]〜[12.5−0.25α]であ
る。
【0015】さらに、本発明で用いるソリッドセンター
は、ドライアイスにより凍結してから常温下(20〜2
5℃程度)で50kg荷重を加えた後1分経過時のたわ
み量、すなわち凍結性指標値γ(mm)と外径α(m
m)との比[γ/α]が0.11より小さいものであ
る。[γ/α]が0.11以上であると、凍結したソリ
ッドセンターに糸ゴムを巻き付ける際にソリッドセンタ
ーの硬度が不足し、ソリッドセンターが変形し易くな
る。[γ/α]のより好ましい範囲は、0.05〜0.
10、特に0.05〜0.08である。また、γの好ま
しい範囲は、2.0〜3.5、特に2.0〜3.0であ
る。
【0016】本発明に用いるソリッドセンターの材質は
必ずしも限定されないが、加硫ゴムによって形成するこ
とが好適である。この場合、基材ゴムとしては、例えば
ポリブタジエンゴム、又はポリブタジエンゴムとポリイ
ソプレンゴムとの混合物などを用いることができ、高反
発性を得る点でシス構造を90%以上有する1,4−ポ
リブタジエンゴムを特に好適に使用することができる。
加硫ゴムからなるソリッドセンターは、基材ゴムに加硫
剤(架橋剤)、加硫促進剤、加硫促進助剤、活性剤、充
填剤、改質剤、老化防止剤等の添加剤を適宜加えて加
硫、成形することにより得ることができる。
【0017】ソリッドセンターの加硫、成形に有機過酸
化物及び共架橋剤を用いる場合、有機過酸化物として
は、例えばジクミルパーオキサイドや、ジクミルパーオ
キサイドと1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサンとの混合物など
を使用することができる。有機過酸化物の配合量は、通
常、基材ゴム100重量部に対し0.5〜1.5重量部
程度である。また、共架橋剤としては、メタクリル酸、
アクリル酸等の不飽和脂肪酸の亜鉛塩又はマグネシウム
塩や、トリメチルプロパントリメタクリレート等のエス
テル化合物などを用いることができ、高反発性を得る点
でアクリル酸亜鉛を特に好適に使用することができる。
共架橋剤の配合量は、通常、基材ゴム100重量部に対
し5〜30重量部程度である。
【0018】本発明において、ソリッドセンターの凍結
性指標値γ(mm)と外径α(mm)との比[γ/α]
を0.11より小さくする手段としては、(イ)ゴム成
分100重量部に対して流動点が−10℃以上のプロセ
スオイルを5〜10重量部、好ましくは6〜8重量部配
合する手段、又は、(ロ)ゴム成分の内の0〜10重量
%、好ましくは3〜8重量%を天然ゴムとする手段を好
適に採用することができる。
【0019】前記手段(イ)において、プロセスオイル
の種類に限定はなく、例えばパラフィン系プロセスオイ
ル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイ
ル等から選ばれる任意のものを用いることができる。ま
た、プロセスオイルとしては、流動点が−10℃以上、
特に−5〜10℃のものを用いることが適当である。プ
ロセスオイルの流動点が−10℃より低いと、配合して
も[γ/α]が0.11より小さくならないことがあ
る。さらに、流動点が−10℃以上のプロセスオイルを
用いた場合でも、プロセスオイルが5重量部より少ない
とその添加効果が少なく、[γ/α]が0.11より小
さくならないことがあり、10重量部より多いとソリッ
ドセンターの低温時における反発性が低下することがあ
る。また、前記手段(ロ)においては、天然ゴムが10
重量%より多いとソリッドセンターの低温時における反
発性が低下することがある。
【0020】また、本発明に係る糸巻きゴルフボールの
製造方法は、前記式(1)〜(3)を満たす前述したソ
リッドセンターをドライアイス、液体窒素等で凍結し、
次いで凍結したソリッドセンターに糸ゴムを巻き付けて
糸ゴム球を作製した後、糸ゴム球に圧縮成形や射出成形
によってカバーを被覆するとともに、ディンプルを形成
するものである。この場合、糸ゴム及びカバーの材質及
び種類や、糸ゴム球及び製品ゴルフボールの外径及び重
量等は、適宜選択することができる。
【0021】例えば、糸ゴムとしては、天然ゴム又は天
然ゴムとポリイソプレンゴムとのブレンドゴムを加硫、
成形して得た糸ゴムなどを用いることができる。カバー
は、アイオノマー樹脂、バラタ、熱可塑性ポリウレタン
等によって単層あるいは多層に形成することができる。
この場合、カバーの厚みは1.0〜2.5mm程度とす
ることが適当である。また、本発明の糸巻きゴルフボー
ルの大きさ及び重量はゴルフ規則に従うものであり、直
径42.67mm以上、重さ45.92g以下に形成す
ることができる。また、ボール硬度は100kg荷重時
のたわみ量が2.6〜3.6mmであることが打感、反
発性、耐久性の点から好ましい。
【0022】
【実施例】次に、実施例によって本発明を具体的に示す
が、本発明は下記実施例に限定されるものではない。ま
ず、表1〜3に示すソリッドセンターA〜Oを製造し
た。これらのソリッドセンターは、表1〜3の配合のゴ
ム組成物を155℃で15分間加熱して加硫することに
より成形した。この場合、プロセスオイル−1としては
出光興産社製ダイアナプロセスオイルAH−58(流動
点10℃)、プロセスオイル−2としては三菱石油社製
ライトプロセスオイル20(流動点−32.5℃)、ジ
クミルパーオキサイドとしては日本油脂社製パークミル
Dを用いた。
【0023】ソリッドセンターの外径α、重量、硬度
β、凍結性指標値γを表1〜3に示す。硬度βは、30
kg荷重時におけるセンターのたわみ量である。凍結性
指標値γは、ドライアイスにより凍結したソリッドセン
ターの50kg荷重負荷後1分経過時におけるたわみ量
である。
【0024】次に、上記ソリッドセンターA〜Oに糸ゴ
ムを巻き付けて外径40.4mmの糸ゴム球(糸巻きコ
ア)を作製した後、糸ゴム球にカバー(単層)を圧縮成
形により被覆して表4〜6に示す製造例1〜15の糸巻
きゴルフボールを得た。ソリッドセンターへの糸ゴムの
巻き付けは、ボールミルにソリッドセンターとドライア
イスを入れ、回転させながら2時間凍結してから行っ
た。糸ゴムとしては下記配合の比重0.93のものを用
いた。糸ゴムの巻き付け時間は約1分間であった。
【0025】カバーとしては下記配合Aのバラタカバー
及び下記配合Bの熱可塑性ポリウレタンカバーを用い
た。配合Aのバラタカバーの比重は1.10、JIS−
C硬度は75度であった。配合Bの熱可塑性ポリウレタ
ンカバーの比重は1.18、JIS−A硬度は91度で
あった。この場合、バラタカバーを用いた糸巻きゴルフ
ボールの製造では、糸ゴム球に配合Aのバラタカバー材
から形成した一対のハーフシェルを被せ、約85℃で1
0分間加熱圧縮成形した後、48時間浸漬加硫を行って
表に示す外径の糸巻きゴルフボールを得た。熱可塑性ポ
リウレタンカバーを用いた糸巻きゴルフボールの製造で
は、糸ゴム球に配合Bの熱可塑性ポリウレタンカバー材
から形成した一対のハーフシェルを被せ、約160℃で
5分間加熱圧縮成形を行って表に示す外径の糸巻きゴル
フボールを得た。なお、配合Bの熱可塑性ポリウレタン
としては、大日本インキ化学工業(株)製のパンデック
スT−7890を用いた。
【0026】 [糸ゴム配合] ポリイソプレンゴム 70重量部 天然ゴム 30重量部 亜鉛華 1.5重量部 ステアリン酸 1重量部 加硫促進剤 1.5重量部 イオウ 1重量部
【0027】 [カバー配合A] 合成トランスポリイソプレン 75重量部 ハイスチレンレジン 15重量部 天然ゴム 10重量部 亜鉛華 10重量部 酸化チタン 10重量部 ステアリン酸 1重量部 加硫促進剤 0.5重量部 イオウ 1重量部
【0028】 [カバー配合B] 熱可塑性ポリウレタン 100重量部 酸化チタン 5.3重量部 ステアリン酸マグネシウム 0.5重量部 加硫促進剤 0.5重量部 イオウ 1重量部
【0029】ソリッドセンターにおける[10−0.2
5α(mm)]、[13.0−0.25α(mm)]、
[γ/α]の値、センター変形率、糸巻きゴルフボール
の性状を表4〜6に示す。センター変形率は、糸巻きゴ
ルフボールをX線で透視し、センターの真球性を目視に
より評価して、各50個の糸巻きゴルフボール中のセン
ターが真球でないと評価されたものの割合を示した。ゴ
ルフボールの硬度は、100kg荷重時のボールのたわ
み量である。
【0030】製造例1〜15の糸巻きゴルフボールの飛
び試験を行った。飛び試験は、打撃試験機を用いて1番
ウッドによりヘッドスピード45m/sで打撃試験を行
い、そのときの初速度、スピン量、仰角(打出角)、キ
ャリー飛距離、トータル飛距離を調べた。初速度につい
てはボール温度5℃及び23℃において測定を行い、ス
ピン量、仰角、キャリー飛距離及びトータル飛距離につ
いてはボール温度23℃のみにおいて測定を行った。結
果を表4〜6に示す。
【0031】製造例1〜6、8、11〜13のゴルフボ
ールは、ソリッドセンターが前記式(1)〜(3)を満
たしている。そのため、これらのゴルフボールは凍結し
たソリッドセンターへの糸ゴム巻き付け時におけるセン
ター変形率がゼロであり、したがってソリッドセンター
の変形がなく安定した品質を有するとともに、大径かつ
低硬度のソリッドセンターによって大きい飛距離が得ら
れるものであった。ただし、製造例8のゴルフボールは
プロセスオイル(流動点10℃)をゴム成分100重量
部に対して15重量部配合してあるため、低温時の反発
性(5℃における初速度)がやや劣っていた。また、製
造例11のゴルフボールは、ゴム成分の内の天然ゴムの
割合を15重量%としてあるため、やはり低温時の反発
性がやや劣っていた。
【0032】これに対し、[γ/α]の値が0.11以
上のゴルフボール(製造例7、9、10、14)は、凍
結時のたわみ量γ(mm)が大きいため、凍結したソリ
ッドセンターへの糸ゴム巻き付け時におけるセンター変
形率が高く、安定した品質を有さないものであった。ま
た、ソリッドセンターの硬度β(mm)が[13.0−
0.25α]以上のゴルフボール(製造例10、14)
は、センターが軟らかすぎるために打撃時のスピン量が
少なくなりすぎ、スピン性能に優れているという糸巻き
ゴルフボールの特長が損なわれていた。一方、ソリッド
センターの硬度β(mm)が[10.0−0.25α]
以下のゴルフボール(製造例15)は、ソリッドセンタ
ーが硬すぎるためにスピン量が多く、飛距離が劣ってい
た。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】
【表6】
【0039】
【発明の効果】本発明の糸巻きゴルフボールは、ソリッ
ドセンターの変形がなく、安定した品質を有するととも
に、大径かつ低硬度のソリッドセンターを有し、大きい
飛距離が得られるものである。また、本発明に係る糸巻
きゴルフボールの製造方法によれば、上記糸巻きゴルフ
ボールを良好に製造できるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63B 37/00 A63B 45/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソリッドセンターに糸ゴムを巻き付けた
    糸ゴム球をカバーで被覆してなる糸巻きゴルフボールに
    おいて、ソリッドセンターの外径をα(mm)、ソリッ
    ドセンターの常温時における30kg荷重時のたわみ量
    をβ(mm)、ドライアイスにより凍結したソリッドセ
    ンターに常温下で50kg荷重を加えた後1分経過時の
    ソリッドセンターのたわみ量をγ(mm)としたとき
    に、ソリッドセンターが下記式(1)〜(3)を満たす
    ことを特徴とする糸巻きゴルフボール。 α=26〜34(mm) …(1) 10−0.25α(mm)<β<13.0−0.25α(mm) …(2) γ/α<0.11 …(3)
  2. 【請求項2】 ソリッドセンターにおいて、ゴム成分1
    00重量部に対して流動点が−10℃以上のプロセスオ
    イルを5〜10重量部配合した請求項1記載の糸巻きゴ
    ルフボール。
  3. 【請求項3】 ソリッドセンターにおいて、ゴム成分の
    内の0〜10重量%を天然ゴムとした請求項1記載の糸
    巻きゴルフボール。
  4. 【請求項4】 球形のソリッドセンターに糸ゴムを巻き
    付けて糸ゴム球を得た後、該糸ゴム球をカバーで被覆し
    て糸巻きゴルフボールを製造するに当たり、ソリッドセ
    ンターの外径をα(mm)、ソリッドセンターの常温時
    における30kg荷重時のたわみ量をβ(mm)、ドラ
    イアイスにより凍結したソリッドセンターに常温下で5
    0kg荷重を加えた後1分経過時のソリッドセンターの
    たわみ量をγ(mm)としたときに、下記式(1)〜
    (3)を満たすソリッドセンターを用いるとともに、該
    ソリッドセンターを凍結してからソリッドセンターへの
    糸ゴムの巻き付けを行うことを特徴とする糸巻きゴルフ
    ボールの製造方法。 α=26〜34(mm) …(1) 10−0.25α(mm)<β<13.0−0.25α(mm) …(2) γ/α<0.11 …(3)
  5. 【請求項5】 ソリッドセンターにおいて、ゴム成分1
    00重量部に対して流動点が−10℃以上のプロセスオ
    イルを5〜10重量部配合した請求項記載の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 ソリッドセンターにおいて、ゴム成分の
    内の0〜10重量%を天然ゴムとした請求項記載の製
    造方法。
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