JPS6214442Y2 - - Google Patents

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JPS6214442Y2
JPS6214442Y2 JP17130578U JP17130578U JPS6214442Y2 JP S6214442 Y2 JPS6214442 Y2 JP S6214442Y2 JP 17130578 U JP17130578 U JP 17130578U JP 17130578 U JP17130578 U JP 17130578U JP S6214442 Y2 JPS6214442 Y2 JP S6214442Y2
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JP
Japan
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support means
pulley
drive wire
chassis
spring support
Prior art date
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JP17130578U
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JPS5589845U (ja
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばビデイオデイスクプレーヤの
ターンテーブル等を往復運動するための駆動ワイ
ヤー緊張機構に関する。
従来、ビデイオデイスクプレーヤのターンテー
ブルを往復運動するための駆動ワイヤーの緊張機
構としては第1図に示すものがある。即ち、コイ
ルバネ50を介して無端状に接続された駆動ワイ
ヤー11′をプーリ9′,9″間に張設し、しかも
デイスク51を載置するためのターンテーブル5
2を駆動ワイヤー11′に固着し、そして駆動ワ
イヤー11′はモータシヤフト53に装設したプ
ーリ54によつて駆動される。
この従来例においては、駆動ワイヤー11′が
コイルバネ50を介して無端状に接続されている
ことから次のような欠点があつた。即ち、プーリ
54が時計方向に回転する場合はターンテーブル
52は直ちに右方向に移動を開始するが、プーリ
54が反時計方向回転する場合はコイルバネ50
が伸びるだけで、ターンテーブル52はその慣性
のために直ちには移動せず遅延が生ずる。その結
果、プーリ54の回転角が時計方向と反時計方向
とで同じであつたとしても、ターンテーブル52
の移動量は左右で過渡的に差異が生ずる。
しかも、駆動ワイヤー11′自体の張力はコイ
ルバネ50の張力に起因するため、コイルバネ5
0自体を交換しなければ強弱を調整できない。
本考案は上述の如き点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところはモータの駆動力を
駆動ワイヤーを介してターンテーブルに遅延する
ことなく伝達できるようにすると共に駆動ワイヤ
ーの初期張力の調整も可能な駆動ワイヤー緊張機
構を提供するにある。
以下、本考案の詳細を第2図乃至第4図に示す
一実施例につき説明する。
1はシヤーシ、2は枢動下板、3は枢動上板で
あり、この駆動下板2と枢動上板3とは各別に枢
動可能に重合すると共に同軸にシヤーシ1に枢着
されている。同軸に枢動下板2を枢動上板3に枢
着する手段としては、例えばフランジ4aの上下
に上部嵌入部4bと下部嵌入部4cとを形成した
スペーサ4の上部嵌入部4bを枢動上板3の嵌入
孔3a内にしかも下部嵌入部4cを枢動下板2の
嵌入孔2a内に嵌入し、そして、シヤーシ1に立
設したピン1aを前記スペーサ4の中央に穿設し
た挿入孔4d内に遊挿すると共にワツシヤ5と有
端環状の止金6とを前記ピン1aに嵌合すること
により行うが、之に限らずボルト・ナツトにて枢
動下板2と枢動上板3とを枢着してもよい。3b
は枢動上板3に形成した略U字状の摩擦リブで、
この摩擦リブ3bは枢動下板2に押付けられてい
る。7は調整ネジで、この調整ネジ7はシヤーシ
1に起立した取付板1bと之に対向する枢動下板
2の取付板2bとにそれぞれ設けたネジ挿通孔1
b1とネジ孔2b1とに螺入することにより枢動下板
2の一側をシヤーシ1に固定するためのものであ
る。8は枢動下板2と枢動上板3との下方一側に
各々突設したバネ固定片2c,3cに両端を固定
した引張バネで、この引張バネ8の引張作用によ
り枢動下板2に対して枢動上板3を一方向へバネ
附勢している。3dは枢動上板3の一側に突設し
たガタツキ防止用の突片で、この突片3dは前記
取付板2bに連設した側板部2dの長孔2d1内に
移動可能に差込まれる。2f,2gは摺動下板2
に形成された嵌入孔2aを中心とした略円弧状の
ガイド孔であり、このガイド孔2f,2g内には
前記シヤーシ1に形成したガイド1c,1dが挿
入されている。9は回転自在のプーリで、このプ
ーリ9は回転軸10を枢動上板3に穿設した挿入
孔3e内に遊挿され、しかも枢動下板2に穿設し
た逃孔2e内に前記回転軸10を遊挿することに
より枢動上板3が回動自在になるよう取付けられ
る。11はプーリ9の外周に張設する駆動ワイヤ
ーである。
本考案の一実施例は上述の如く構成されてい
る。駆動ワイヤー11には引張バネ8による張力
が枢動上板3、回転軸10、プーリ9を介して与
えられる。これにより駆動ワイヤー11には、従
来例のコイルバネ50によるような張力が不要と
なるので、駆動ワイヤー11にはコイルバネが接
続されていない。このように構成されることによ
つてモータ(図示せず)の回転は直ちにターンテ
ーブル52に伝達され、ターンテーブル52の左
右方向での移動量に過渡的な差異も生ずることが
ない。
更に以下に述べるようにして駆動ワイヤー11
の緊張の度合を調整することができるが、このと
き、枢動上板3に形成した摩擦リブ3bが枢動下
板2との摩擦を少くしているので引張バネ8の張
力を円滑に駆動ワイヤー11に伝えることができ
る。
プーリ9に捲回している駆動ワイヤー11の緊
張の度合を調整するには調整ネジ7を螺進する
と、枢動下板2はピン1aを中心にシヤーシ1の
上面を反時計方向に枢動するため、これに伴つて
引張バネ8の引張力が増加する。この場合、シヤ
ーシ1に形成したガイド1c,1dが枢動下板2
に形成した略円弧状のガイド孔2f,2g内に挿
入されているため枢動下板2はガタ付きなく円滑
に枢動する。
こうしてプーリ9を第3図において反時計方向
に枢動することによりプーリ9に捲回している駆
動ワイヤー11をより強く緊張する。
調整ネジ7を螺退すると、枢動下板2はピン1
aを中心にシヤーシ1の上面を時計方向に枢動す
るため、引張バネ8の引張力が弱くなりプーリ9
に捲回している駆動ワイヤー11の緊張を弱める
ことができる。
上述の様に本考案によれば、コイルバネによる
ことなく、駆動ワイヤーに初期張力を与えるよう
にしているので、モータの駆動力を駆動ワイヤー
を介してターンテーブルに遅延することなく伝達
することができると同時に、初期張力の調整も容
易に行うことができる。更に、回転軸を遊挿した
枢動上板3と調整ネジにより枢動可能な枢動下板
との間に引張バネを掛渡すようにしているので、
小さなスペースで円滑に初期張力の調整ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデイオデイスクプレーヤのターンテ
ーブルを往復運動するための従来の駆動ワイヤー
の緊張機構を説明的に示した側面図、第2図は本
考案の一実施例を示した分解斜面図、第3図は同
じく組立状態を示した平面図、第4図は第3図の
A−A拡大断面図である。 1……シヤーシ、2……枢動下板、3……枢動
上板、3b……摩擦リブ、2c,3c……バネ固
定片、7……調整ネジ、8……引張バネ、9……
プーリ、11……駆動ワイヤー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ワイヤーを張設したプーリと、シヤーシに対
    して枢動自在に枢着されると共に該プーリを回
    転自在に支持するプーリ支持手段と、該プーリ
    支持手段に対する相対位置が移動自在になるよ
    うに前記シヤーシに設けられたバネ支持手段
    と、前記プーリ支持手段と該バネ支持手段との
    間に設けられ該プーリ支持手段を介して前記プ
    ーリを前記ワイヤーのたるみを除去する方向に
    付勢するバネ部材と、前記バネ支持手段と前記
    シヤーシとの間に設けられ該バネ支持手段の前
    記プーリ支持手段に対する相対位置を調整する
    調整手段を有することを特徴とした駆動ワイヤ
    ー緊張機構。 (2) 前記バネ支持手段は前記プーリ支持手段と同
    軸に枢動自在になるように前記シヤーシに枢着
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の駆動ワイヤー緊張機構。 (3) 前記プーリ支持手段と前記バネ支持手段とは
    摩擦係合し、その何れか一方に摩擦リブが設け
    られていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項又は第2項記載の駆動ワイヤー緊
    張機構。 (4) 前記プーリ支持手段と前記バネ支持手段の何
    れか一方にはガタツキ防止用の突片が、他方に
    は該突片が差込まれる長孔が設けられたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、第
    2項、又は第3項記載の駆動ワイヤー緊張機
    構。 (5) 前記バネ支持手段と前記シヤーシの一方には
    該バネ部材の位置移動を規制するガイドが、他
    方には該ガイドが挿入されるガイド孔を夫々設
    けていることを特徴とした実用新案登録請求の
    範囲第1項、第2項乃至第4項記載のうち何れ
    かの駆動ワイヤー緊張機構。
JP17130578U 1978-12-15 1978-12-15 Expired JPS6214442Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17130578U JPS6214442Y2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15

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JP17130578U JPS6214442Y2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15

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Publication Number Publication Date
JPS5589845U JPS5589845U (ja) 1980-06-21
JPS6214442Y2 true JPS6214442Y2 (ja) 1987-04-13

Family

ID=29175076

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JP17130578U Expired JPS6214442Y2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15

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JPS5589845U (ja) 1980-06-21

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