JPS62144328A - X線マスク及びその製造方法 - Google Patents

X線マスク及びその製造方法

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JPS62144328A
JPS62144328A JP60286807A JP28680785A JPS62144328A JP S62144328 A JPS62144328 A JP S62144328A JP 60286807 A JP60286807 A JP 60286807A JP 28680785 A JP28680785 A JP 28680785A JP S62144328 A JPS62144328 A JP S62144328A
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JP
Japan
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ray
mask
absorption band
pattern
ray absorption
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JP60286807A
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Hiroki Shimano
裕樹 島野
Nobuyuki Yoshioka
信行 吉岡
Kiichi Nishikawa
毅一 西川
Nobuo Fujiwara
伸夫 藤原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、軟X線源を光源としたXvA露光において
使用するX線マスクとその製造方法に関するものである
〔従来の技術〕
第3図は、従来のX線マスクであり、図において、1a
はシリコン等よりなるX線マスクの支持台、2はX線透
過膜、3はAu等よりなるX線吸収帯パターンである。
従来、X線マスクを製造するにおいて、そのX線吸収帯
パターン3は、5jffN4.BN等のX線透過膜2上
に形成したレジストパターンを使うAuメッキ法、ある
いは)l透過膜2上に蒸着したAuの膜の反応性イオン
エツチング(RIE)、スパッタエッチ等によって形成
していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
X線マスクのコントラストを高めるためには、Au等の
X線吸収帯の膜厚を0.5μm〜1.0μm以上の厚さ
にする必要があり、そのためにはAuメッキ法がすぐれ
ているが、これでは微細パターン形成が難しい。又RI
 E、スパッタエッチ等の方法によるX線吸収パターン
の形成は微細パターン形成には良いが、膜厚をあまり厚
くできず十分なマスクコントラストを得られないという
問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、膜厚が厚くなくても十分に高いマスクコン
トラストを有し、かつ微細パターンを形成することので
きるX線マスク及びその製造方法を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るX線マスクは、XvA吸収帯パターンを、
XvA吸収係数の大きい物質からなる薄膜とx線透過性
物質からなる薄膜とが交互に重畳した多層膜構造とした
ものである。
また、本発明の別の発明に係るX線マスクの製造方法は
、X線透過膜上にレジストパターンを形成し、その上に
X線透過性物質とX線吸収係数の大きい物質とを交互に
複数回蒸着して多層膜のX線吸収帯を形成し、その後上
記レジストパターン及びその上のX線吸収帯を除去する
ものである。
〔作用〕
本発明のxvAマスクにおいては、XvA吸収帯パター
ンはXwA吸収物賞と透過性物質との多層膜構造である
ので、該吸収物質と透過性物質との境界面が入射X線を
反射するX線ミラーとして機能して上記境界面を節とす
る、下層はど振幅の小さい定在波が上記各吸収物質層内
で形成され、上記吸収帯パターンを透過する入射X線束
は著しく少なくなってXVAマスクのマスクコントラス
トが高まる。
また、本発明の別の発明のXVAマスクの製造方法にお
いては、X線透過膜上にレジストパターンを形成した後
、その上にX線透過性物質と吸収物質とを交互に複数回
蒸着し、その後上記レジストパターンを除去するので、
多層膜構造のX線吸収帯パターンの形成されたX線マス
クが得られる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の別の発明の一実施例による多層膜構造
のX線吸収帯パターンを有するX線マスクの製造方法を
工程順に示し、第1図(d)に示す最終生成物が本発明
の一実施例によるX線マスクである。図において、1.
1a、2は従来例と同一符号は同一ものである。4はレ
ジストパターン、5は多層膜構造のX線吸収帯、5aは
そのパターンである。
第2図はX線吸収帯パターン5aの多N膜構造を示す。
図において、6はX線吸収係数の大きい物質からなる薄
膜で、これはAuPd合金膜、W膜、ReW膜等である
。7はC(炭素)等のX線透過性物質からなる薄膜、8
は入射するX線、9は上記薄膜6,7の境界面を節とす
る定在波である。
次に本実施例によるX線マスクの製造方法について説明
する。まず第1図(alに示すように、X線透過膜2上
にレジストパターン4を形成する。次に第1図(b)に
示すように上記レジストパターン4を形成したものの上
にMBE、  イオンクラスタビーム等によって(Au
Pd、C)、  (W、C)。
(ReW、C)等の薄膜6.7を適当な間隔で交互に蒸
着していき多層膜構造のX′!f!A吸収帯5を形成す
る。次に第1図(C1に示すように、上記レジストパタ
ーン4及びその上のX線吸収帯5を除去し、第1図(d
)に示すように基板1を支持台1aを残すようにエツチ
ングする。このようにして、多層膜構造を持ったX線吸
収帯パターン5aを有するX線マスクが形成される。
このような多層膜構造のX線吸収帯パターン5aでは、
第2図で示すように、これにX線8が入射すると、X線
吸収物質からなる薄膜6と透過性物質からなる薄膜7と
の境界面で上記入射X′gA8の何割かが反射され、上
記薄膜6内で上記境界面を節とする定在波9が形成され
、しかも該定在波9は下層はど振幅の小さいものである
。したがってX線吸収帯パターン5aを透過するX線束
は、入射XvA束−(反射X線束+吸収X線束)となり
、このX!l、i!吸収帯パターン5aを透過するX線
は極めて少なくなるので、マスクコントラストの高いX
線マスクが得られる。また、これによりX線吸収帯パタ
ーンの膜厚を厚くしなくても、急峻なエツジプロファイ
ルを持った微細なレジストパターンが得られる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、X線吸収帯パターンを
、X線透過性物質とX線吸収係数の大きい物質とが交互
に重畳した多層膜構造としたので、より高いマスクコン
トラストを持つ、たX線マスクが得られ、より急峻なエ
ツジプロファイルを持った微細なレジストパターンを形
成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の別の発明の一実施例によるX線マスク
の製造方法を示す工程別断面図、第2図は本発明の一実
施例によるX線マスクのX線吸収帯パターンを示す断面
図、第3図は従来のX線マスクを示す断面図である。 図において、1は基板、1aはX線マスク支持台、2は
XvA透過膜、3はAuからなるX線吸収帯パターン、
4はレジストパターン、5は多層膜構造のX線吸収帯、
5aはそのパターン、6はX線吸収係数の大きい物質か
らなる薄膜、7はX線透過性物質からなる薄膜、8は入
射X線、9は定在波である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マスク基板上にX線吸収帯パターンを形成してな
    るX線マスクにおいて、 上記X線吸収帯パターンが、X線透過性物質とX線吸収
    係数の大きい物質とを交互に重畳した多層膜構造からな
    ることを特徴とするX線マスク。
  2. (2)上記X線透過性物質は炭素(C)であり、上記X
    線吸収係数の大きい物質はレニウムタングステン(Re
    W),タングステン(W)又は金パラジウム(AuPd
    )であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    X線マスク。
  3. (3)マスク基板上にX線吸収帯パターンを形成してな
    るX線マスクの製造方法において、 X線吸収帯パターンを形成する工程が、 X線透過膜上にレジストパターンを形成する工程と、 上記レジストパターンを形成したものの上に、X線透過
    性物質とX線吸収係数の大きい物質とを交互に複数回蒸
    着して多層膜を形成する工程と、上記レジストパターン
    を除去する工程とからなることを特徴とするX線マスク
    の製造方法。
  4. (4)上記X線透過性物質は炭素(C)であり、上記X
    線吸収係数の大きい物質はレニウムタングステン(Re
    W),タングステン(W)又は金パラジウム(AuPd
    )であることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    X線マスクの製造方法。
JP60286807A 1985-12-18 1985-12-18 X線マスク及びその製造方法 Granted JPS62144328A (ja)

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JPH031821B2 JPH031821B2 (ja) 1991-01-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0294421A (ja) * 1988-09-30 1990-04-05 Toshiba Corp X線露光マスク
JP2005505930A (ja) * 2001-10-04 2005-02-24 カール・ツァイス・エスエムティー・アーゲー 光学要素及びその製造方法、並びにリソグラフィー装置及び半導体装置の製造方法
JP2007255125A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Sekisui Plastics Co Ltd 融雪装置

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JP2005505930A (ja) * 2001-10-04 2005-02-24 カール・ツァイス・エスエムティー・アーゲー 光学要素及びその製造方法、並びにリソグラフィー装置及び半導体装置の製造方法
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